
より、
一般公式
部分積分の公式

をn次の整式とするとき、

がn次以上の整式、または指数関数、または
三角関数である場合、
ただし、

は

のk階微分を表し、

は

をk回積分したものを表す。
不定積分
三角関数
分数関数
ネイピア数を含む関数
循環型
数列型

を式変形すると、

という階差数列が成り立つ。
これを解くと、
ちなみに、

は単調増加で、

を満たしているので、
より、

は明白であるから、さきほどの式より、

とわかる。
定積分
置換と一般性

のとき、

であれば、

の範囲で一般性は保たれる

であれば、

の範囲で一般性は保たれる
定数法

が積分できない場合、
g(x)が単調に変化するのであれば、あらかじめg(x)のとりうる最大、最小の値を代入しておき、
これを
定数化することで、容易に積分できるf(x)によって大小を決められる。

とすると、

の大小は、g(x)に着目して、

より、
ここで、

とおくと、
基本型

とすると、
分数関数
ネイピア数型
三角関数型
根号型
指数関数
特殊な定積分

の上側より、
この式は半円を意味する。したがって、その半分に相当するから、
循環型定積分からのあぶり出し
となるとき、

とおくと
とあらせるので、
という関係式が成り立つから、
以上より、
(例)
同様にして、
これらより、
これをそれぞれCとSの式に代入する
変数を含む定積分

とあるとき、f(x)はこれを微分すれば、

と求まる。
最終更新:2012年06月23日 09:14