曲線


楕円

\frac{x^2}{a^2}+\frac{y^2}{b^2}=1(a>b>0)のとき、
x軸半径a,y軸半径b,焦点のx座標\pm\sqrt{a^2-b^2}の楕円となる。

双曲線

\frac{x^2}{a^2}-\frac{y^2}{b^2}=1のとき、
x軸との交点(a,0)(-a,0),焦点のx座標\pm\sqrt{a^2+b^2},漸近線y=\pm\frac{b}{a}xとなる。

直線と点の距離

直線ly=mxと定点A(a,b)(a>0,b>0)を定めるとき、
定点を中心として直線に接する円を考える。
この円と直線との交点をPとするとき、
mを正の範囲で動かした場合できる図形を考える。
このとき、∠OPA=90°が常に成り立つので、
OAを直径にした円の一部であることがわかる。

円と点の距離

円の中心をO,半径をr,点をPとする。
円の外部に点があるとき、d=OP-r
円の内部に点があるとき、d=r-OP
2円C,C'からの距離が一定な点Pを考えると、
(ⅰ)2円の外部にあるとき、d=d'⇔OP-O'P=r-r'より、
  小さい方の円の中心を焦点とする双曲線の片割れとなる
(ⅱ)2円の内部にある時、同じ結果
(ⅲ)一方の円の外部にあり、一方の円の内部にある時、
   d=d'⇔OP+O'P=r+r'より楕円となる
(ⅳ)(ⅲ)と逆の関係にある時も同様
また、この楕円と双曲線は互いに連続であるから、Pによって描かれる図形は
楕円と双曲線の一方となる。

PA+PB=k,A(-a,0),B(a,0)のとき、
PA+PB=Kを満たすとき、
短半径はA,Bからの距離が等しい位置にPが来た時三平方で求める。
長半径k \over 2,短半径\sqrt{\left( \frac{k}{2} \right)^2 - a^2}の楕円

PA-PB=k,A(-p,0),B(p,0)のとき、
原点Oからの最短距離が\frac{k}{2}の双曲線



球と点の距離

球の外部に点があるとき、d=OP-r
球の内部に点があるとき、d=r-OP
これは円と点の関係と同じである。

楕円・双曲線の接線

楕円\frac{x^2}{a^2}+\frac{y^2}{b^2}=1
の楕円上の点(\alpha,\beta)における接線は、
\frac{\alpha}{a^2}x+\frac{\beta}{b^2}y=1

また、双曲線\frac{x^2}{a^2}-\frac{y^2}{b^2}=1
上の点(\alpha,\beta)における接線は、
\frac{\alpha}{a^2}x-\frac{\beta}{b^2}y=1

(xx→αx,yy→βy)

楕円の面積

正円の面積を考えたあと、へこんでる割合を掛ける。
縦1,横2の円なら、縦2横2を考えたあと×1\2をする。


楕円どうしの交点

\frac{x^2}{a^2}+\frac{y^2}{b^2}=1,\frac{x^2}{c^2}+\frac{y^2}{d^2}=1
のとき、
\left( \begin{array}{cc} a^{-2} & b^{-2} \\ c^{-2} & d^{-2} \end{array}\right)\left( \begin{array}{c} x^2  \\ y^2 \end{array}\right)=\left( \begin{array}{c} 1 \\ 1 \end{array}\right)
より、x^2,y^2の値が求まる。

対数螺旋

極座標(r,θ)で、
r=ae^{b\theta}
これは直交座標で、
x=ae^{b\theta}\cos\theta,y=ae^{b\theta}\sin\theta
という媒介変数で表される。
これは言いかえれば、半径r(t)=e^tの円だと言える

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最終更新:2012年02月09日 23:28
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