熱運動によって与えられる運動エネルギーは、その絶対温度に比例する。
よって、原子1個に着目した場合、以下のことが言える。
次に、原子1mol、つまり原子

個に対して同じ考察をすると、
平均運動エネルギーを、

、平均速度を

と表すと、
ここで、
![m[g]\cdot N_A=M[g/mol]](http://chart.apis.google.com/chart?cht=tx&chf=bg,s,ffffff00&chco=000000ff&chs=25&chl=m%5Bg%5D%5Ccdot%20N_A%3DM%5Bg%2Fmol%5D)
より、
ところで、熱運動のエネルギーとは内部エネルギーのことである。
以下で内部エネルギーを求め、上の証明をする。
内部エネルギー
半径rの球形容器を考える。
分詞の質量はm,早さはv,入射角は常にΘとする。
分子の数はN個である。
まず、分子1つが1回衝突した時の力積は、
次に、次に衝突するまでに分子が移動する距離は
と表されるので、時間tの間に衝突する回数は、

回である。
次に、すべての分子による力積を考える。
よって、分子による力は以下のようになる。
また、圧力は
以上より、内部エネルギーは次のようにあらわせる。
よって単分子原子に於いて、
は示された。
最終更新:2012年08月24日 01:40