お茶目な悪霊

お茶目な悪霊

(プレイヤー)
うっ、寒っ!この気配って
崇徳院
ククク……久しぶりだな?(プレイヤー)よ
(プレイヤー)
やっぱり崇徳院さんでしたか、相変わらずの瘴気ですね
崇徳院
出会い頭に褒められるとはな、お前、また私と遊んで欲しいのか?
(プレイヤー)
相変わらずの瘴気ですね、って褒め言葉になるんでしょうか……
崇徳院
ああ、何とも悪霊冥利に尽きる褒め言葉じゃないか!現に私は気分が良くなったぞ
(プレイヤー)
褒める褒めないはさて置き喜んで頂けたなら何よりですが、僕に何かご用でしょうか
崇徳院
別に用がある訳ではない、城の中をあても無く散策しているだけだ
(プレイヤー)
なるほど、ではたまたまお会いしただけだったんですね
崇徳院
まあな、それとも何か?貴様、また私の玩具にでもなりたいか?
(プレイヤー)
あっ、いえ、それはその……止めておきましょう、また罪悪感に苛まれるので
崇徳院
では散策に戻るとしよう、行く先々でお前のような怖がりが驚くので退屈せんのだ
(プレイヤー)
崇徳院さんは悪霊としての格が違いますからね、驚くのは仕方ないと思います
崇徳院
風呂場の壁より頭だけを出した時など、蜂の巣をつついたような大騒ぎでな
崇徳院
ククッ、あの光景は思い出しただけで笑いがこみ上げてくるわ……
(プレイヤー)
(崇徳院さん、悪霊の割にはお茶目な事やってるんだぁ……言うと怒られそうだけど)


最終更新:2021年06月10日 11:17