屍鬼-食欲旺盛な掃除屋-
妖魔や人間の死体を好んで食する鬼であるが、火葬の習慣が広まる関係から、姿を見かける事は少なくなっていた。長く続く戦乱は彼らにとって良質の【餌場】を提供する事にもなり、昨今は目撃される屍鬼の数も増えつつある「うめえ!うめえなぁ……こいつはいい、人と妖魔が派手にやればやるほど俺の腹が満たされるって寸法だ」
分厚い爪も獰猛な牙も、自衛の手段に留まり積極的に他者を襲う事が無い。それは屍鬼の習性によるものか、それとも個々の矜持の問題なのかは不明であるが、彼らに出くわした際も必要以上に刺激をしなければ命が助かる事例も珍しくは無い「殺しはやらねえな、だってよ、手を下しちまったら恨まれるのは俺だろ?それがいけねえ、味に雑味が混じっちまうんだよ、だから俺が手を下すのはまずいんだ、二重の意味でな」
マイページ(未進化) |
むしろ俺の方が餌になって食われちまうのか!? 何だよ、もっと戦に連れてってくれよ! どうした、俺の顔はもう見飽きたか? 俺は準備万端だ、いつでも呼んでくれよ お前に付いてきゃ食い扶持には困らなさそうだぜ 食えるもんだけ食えりゃ、後の扱いはどうでもいい おい、女に会えなかったから嫌そうな顔すんなよ! 露骨に顔をしかめられると俺も落ち込むぜ…… 俺って意外とおしゃべりだろ? 口が悪いだと?悪食だから仕方ねえさ |
マイページ(最終進化) |
俺をここまで育てるたぁ、殿様も物好きな奴だよな この力も殿様が色々と動いてくれたおかげだ、感謝してるぜ 俺様が恩義なんて物を感じてるんだ、殿様は相当な奴だぜ 殿様の頼みってんなら、この爪も牙も存分に使う覚悟だ よお!お前の忠臣が来てやったぞ! 別に俺が出てきてもいいじゃねえか! 待たせたな、お前の懐刀の登場だ 別に待ってねえ?堅いこと言うなって 俺もすっかり美食家だ、何か美味い物食わせろよ もう死肉なんざ食えんな、ありゃカラスの餌だ |
バトル開始 |
もっとだ、妖魔も人の争いが広がれば俺の腹はいつだって満たされるんだ 食事の時間だぜぇ、片っぱしから平らげてやるからお前ら頑張れよ |
進軍時 |
お前の魂には興味がねえ、肉をおいてけ お前が今日の晩飯か? 無駄に抵抗すんなよ お前の寿命もここまでだったな 我らが殿様の為だ、死んでくれや 殿様よぉ!帰ったら美味いもん頼むぜ この力も殿様のおかげだぜ 俺もそろそろ必殺技が必要か? |
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