紫式部×首無し-深淵に魅入られし歌仙-
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いくら月日を重ねようとも夫を失った空白は埋まらず、日に日に絶望の度合いを深くする。いつしかその矛先は狂気の色を帯び、自らの夫を奪った世界そのものに向けられた「あの方が居ない現世に私が見るべき所は何も無く、光を失えるのであればむしろ好都合です」
求めに応じたのは魂を刈る異形の者。死の象徴とも言える存在が今後引き起こされるであろう、殺戮の匂いを嗅ぎ取らない訳がなかった「もうこんな穢れた世などもう眼にしたくはない……世界は私の物語の中に収まってこそ完全な物となるのです」
人の命も吹けば飛ぶこの暴乱の時代、連続怪死事件が起こった所で今更珍しい訳ではない。夫を奪った時代の流れが皮肉にも、紫式部の編纂作業を手助けする事となる「ああ、全身を巡るこの力……死の香りとはこんなにも甘美で抗いがたい物だったのですね」
そいつは音も無く現れる。対象に老若男女や身分の区別は無い。極め付けには肉感的な女の姿をしている。市中を賑わす存在を背ひれ尾ひれの産物と侮った男が、今その人生に幕を下ろした「現世の出来があまりに稚拙で酷ければ私の物語がそれに取って代わってもおかしくは無いでしょう?」
マイページ(未進化) |
死は等しく訪れるわ……例え大切な人であっても あの方が居ない世界に何の価値があると言うの……? 何の因果やら……貴方の世話になるとはね 物語か……もう筆を折ろうかしら |
マイページ(中途進化) |
何も見えない方が気が楽よ。あの方がいない世界の移り変わりを見ないで済むもの (プレイヤー)の優しさが辛いのよ…… もう私は空っぽよ、好きに使って…… あら、(プレイヤー)は私の物語の読者だったの? 忘れる必要はない、受け入れろ、か…… 慰めはいらないと言ってるのに…… 首無しが腹を空かせるから、戦には呼びなさい この世に価値を見出すのは難しいわ…… |
マイページ(最終進化) |
償いを気取る訳じゃないけど…力は貸してあげる 私は、幸せになっても許されるの? (プレイヤー)がこう煩いと、落ち込んでもいられないわ 光を失うこの姿は何故か創作意欲が増すみたいね (プレイヤー)も言葉巧みよね、作家を目指してみたら? 同情でも憐憫でもない…(プレイヤー)は不思議な人よね 首無が腹を空かせるから、戦には呼びなさい (プレイヤー)の側なら、この世も少しは輝いて見えるかしら? 深入りし過ぎると、後が辛くなるのに私は…… (プレイヤー)は、奥さんを大切にしてあげるのよ? |
バトル開始 |
もうこんな世の中、嫌になったでしょう? 声を出す程度なら許してあげる 逃れる事は無理よ、決してね 未練?そんな物からはすぐに開放されるわ |
進軍時 |
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