丙子椒林剣-古神剣-
丙子椒林剣 | 丙子椒林剣+ | 丙子椒林剣++ | [救剣]丙子椒林剣 |
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古来より特に質の高い刀剣類には魂が宿るとされている。そして、それを裏付けるように、武具が発する声なき声を聞きとれる刀精と呼ばれる種族がおり、その者達は自らが宿るべき相方を探していた。一匹の刀精が地中深く埋没する名剣、丙子椒林剣(ヘイシショウリンケン)の声を聞いた日より、運命に翻弄される一人の少女に、また大きな転機が訪れる事となる「かすかに、うっすらとですが……確かに聞こえます!」
丙子椒林剣は太古の偉人、聖徳太子が所有していた剣となる。反りの無い直刀の刀身には所有者が起こした数々の奇跡を裏付けるような、神秘の力が宿るとされている。時は流れ、幾多の戦乱と混乱の最中に失われたとされるその一振りは、地中深くへの埋没を余儀なくされ、そのまま剣としての生涯を終えるはずであった「今の私じゃ小さい動物くらいしか操れないし、発掘難易度は高そうですねぇ……」
刀精の努力の甲斐あってか、丙子椒林剣は無事掘り出され再び歴史の表舞台に現れる。長年土中に埋もれていたにも関わらず、その刀身に腐食の影は一切見えず、少し土を落とせば打ち立ての一振りとみまごうばかりの輝きを放つ程である。丙子椒林剣の目的はただ一つ、再びかつての主人の手に握られる事である「ご主人様にねぇ……あれ?でも人間だったら生きてる訳が無いの思うのですが」
例えどんな偉人であるとしても、当時の人間が今も存命な訳は無い。それでも剣は、確かに主人の息吹を感じると言って譲らず、彼女達は丙子椒林剣の主人を探す旅に出る事となった。それからまたいくつかの月日が巡り、(プレイヤー)陣営に流れついた際、剣が今までとは比較にならない程に強く訴えかけて来る、確かに主人がここ居ると「だから気のせいですよ、遺品が安置されてるとかじゃないですか?」
マイページ(未進化) |
なるほどですね、太子さんの子孫さんがここにいらしたと…… 太子さんの子孫さんじゃ長いので、太子さんとお呼びした方がいいですか? この子は昔の主人にまた会いたいって、一途で泣かせる剣なんですよ この子の力は本当に凄いんですよ、だって、私が実体を得られる程ですもん |
マイページ(中途進化) |
悪のエロ天狗を成敗して、早く太子さんを正気に戻さないとですね 昔の太子さんの事はあまり知りませんが、こちらの太子さんは良い子さんなんですね 悪のエロ天狗、なかなか隙を見せないんですよ……あれは強敵です なるほど、いくらお殿様でも解決出来る問題と出来ない問題があるんですね ここまで来たからには絶対、この子を太子さんの元に送り届けますよ 今の太子さんにこの子を渡すのは危ないですね、第二の犠牲者が生まれそうです 太子さん、いい子ですよね……早く元の太子さんに戻してあげたいです 魔刀も今の私と似たような存在なんですよね、自分で自分を使ってしまう、みたいな |
マイページ(最終進化) |
悪のエロ天狗ですが、話せば分かるような手応えなんですよ ええ、まんまと騙されるつもりはありませんが、あの天狗も何か事情が…… 力の強い宿主が見つかった場合、刀精自らがでしゃばるのは珍しくないんです 魔刀も今の私と似たような存在なんですよね、自分で自分を使ってしまう、みたいな 太子さんの救出も平和的な解決に終わりそうです、ちょっと拍子抜けですね 太子さん、いい子ですよね……早く元の太子さんに戻してあげたいです もう少しです、もう少しでこの子にとって最高の到達点に辿りつけます 私単体でも戦えると言えば戦えますが、流石に元の主人と比べれば劣りますよ なるほど、いくらお殿様でも解決出来る問題と出来ない問題があるんですね ここまで来たからには絶対、この子を太子さんの元に送り届けますよ |
バトル開始 |
本来の目的とはちょっと外れますが、これも大事なお仕事ですから! 早く敵を片付けて、悪の天狗を成敗に行きませんと! |
進軍時 |
この子の肩慣らしにはちょうど良さそうです てーいっ!成敗っ! いかにも悪党な顔をしていますね まだまだあっ! |
丙子椒林剣 | 尋ね人、尋ね続けて、幾千里……この子のご主人様はいつ見つかるのでしょうか? |
(プレイヤー) | 急にそんな事を言われても反応が難しいのですが |
ひまり | ほう、貴様が宿るそれは丙子椒林剣(ヘイシショウリンケン)か、珍しい宿主を見つけたな |
丙子椒林剣 | そうなんですよ!この子は地面の奥底に埋まってましてね、掘り起こすのも一苦労でした |
丙子椒林剣 | でも聞こえたんですよこの耳に、助けてくれー、俺にはまだやり残した事がーって |
(プレイヤー) | 刀精は刀の声を聞く事が出来るらしいですが、ちゃんとした言葉として聞こえるんですね |
丙子椒林剣 | ええ、それに一度宿れれば心は一つですから、小粋な会話なども楽しめたりします |
丙子椒林剣 | っと、こんな事を話してる場合では無かったっ!このご主人様、知りませんか? |
(プレイヤー) | ひまり様はお詳しい様子ですが、何かご存知です? |
ひまり | 丙子椒林剣はな、あの聖徳太子が生前に使っていた剣なのじゃ |
ひまり | この地に届いたのは運命、因果の巡り合わせとでも言うべきか…… |
(プレイヤー) | えっ、それって、今ウチに居る聖徳太子さんのご先祖様にあたる方ですよね |
丙子椒林剣 | 聞こえたー!この子のご主人様の名を高らかに呼ぶ声が!ご存知なんですか!? |
ひまり | 流石に本人は生きてはおらんが、子孫にあたる者ならこの城におるぞ |
ひまり | 子孫でも何でも大丈夫です!関係者にさえこの子を託す事が出来れば! |
(プレイヤー) | でも、今の聖徳太子さんはちょっと大変な事になってるので難しいかもしれません |
丙子椒林剣 | 大変な事?それって何のお話しでしょ? |
ひまり | 悪の天狗に心を縛られ、ほんのりとエロい事になっているような気がするな |
丙子椒林剣 | 分かりました、では私とこの子でそのエロ天狗を成敗します!とりゃー!って |
ひまり | あの次郎坊を簡単に成敗出来るとは思えんが、まあ、やるだけはやってみよ |
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