森の知恵袋を訪ねて
雪妖姫の使い アオイ
あの何かと面倒な狼の方、実は物知りだったんですね!
ひまり
穏紅狼とは本来、森の知恵袋と呼ばれる程に知識を蓄えている種族じゃからのう
(プレイヤー)
ウチ
穏紅狼さんの場合は知識を蓄え過ぎたためか、妙な言葉遊びにのめり込んでますけどね
ひまり
城での暮らしが浅かった頃は大人しかったんじゃがな……と、確かこの辺におったような
穏紅狼
はあ……いかん、なぜこうも……
(プレイヤー)
穏紅狼さん、今ちょっとよろしいですか?
ひまり
さあ緋緋色金の在り処を吐け!おぬしが情報を握っているのは既に知っておるぞ
雪妖姫の使い アオイ
鮮華様のためにもお願いします狼さん!貴方の知恵袋の封を解いてください!
(プレイヤー)
ひまり様にアオイさんも、それは流石に唐突過ぎますって
穏紅狼
緋緋色金その物の在り処は分からんが、原石の在り処なら分からん事も無い
ひまり
おお!流石は知恵袋じゃ、頭の回転が速いのう
穏紅狼
分からん事も無いが……今は駄目だ、頭が上手く回らず知識を取り出せぬ
(プレイヤー)
そう言えば、何かをお悩みでしたよね?それが原因でしょうか
穏紅狼
うむ、どれだけ頭を捻っても、新作が思い浮かばん……どうすればいいのだ
ひまり
ど、どうでもいいのう……
雪妖姫の使い アオイ
ど、どうでもいいですね……
(プレイヤー)
確かにどうでもいいんですが、
穏紅狼にとっては大きな問題かもしれないじゃないですか
穏紅狼
(プレイヤー)こそはこの気持ちを理解してくれると信じていたぞ
穏紅狼
別に意地悪をしているのではなく、悩みが邪魔を本当に知識を取り出せんのだ……
ひまり
さて、ここに来て良く分からん足止めを食らったか、どうしたもんかのう
最終更新:2021年05月27日 13:26