ここではティンクル(
カービィ)族に関与する生体や能力等を説明する。
≪生体≫
元々ティンクル族は小さくてボールのように丸いのが特徴。
しかし近年、特別な生体を持つティンクル族が続々と新たに発見された。下記に記された種以外に、また新たに判明される物も少なくない。
本格系(リニエル)
一般の、ボールの様に丸々としたティンクル族はこれに値する。
下記の種と比較すると特別な潜在能力は有さないが、これがティンクル族としての最もスタンダードな種であり、且つ全体的なステータスで万能とされる。
カービィや
シルヴィなど。
機械系(ゼルバーグ)
人間界で言う「サイボーグ」や「サイバネティックス」。
全身、或いは体の一部が機械で出来たティンクル族はこれに値する。
肉体改造を経て機械化されたこの種は、あらゆる兵器や機関を搭載することでより強力な戦闘能力を得ることができるが、情報処理機能が満遍なく発達していなければその力を制御することができず、返ってオーバーヒート状態を引き起こすのが弱点とされる。
魔法や能力による拘束(例えば幻術など)が一切通用しない体を持つが、この個体は能力と魔法が使えない。
しかし50%以上の肉体を有していれば能力も魔法、そして
アンビションも使用できる。
カイルーンや
ウベイルなど。
猛獣系(ベスティア)
動物特有の角・牙・爪・体毛・尻尾・翼といった箇所が生えている、或いは動物への変形能力が身に付くティンクル族はこれに値する。魚介類もこの類に属する。
グレイターの身体能力が純粋に強化される唯一の種であり、身体能力は生まれながらにして本格系の3倍以上を有する。
しかしその反面、思考力がどの種よりも向上しにくく、また鍛えることも難しいとされるのが弱点。
イーグルや
エメルなど。
環境系(インヴィー)
身体が自然物そのものに変化した
カービィ族はこれに値する。
体を原形を留めない自然物に変える事で物理的攻撃を受け流し無効化する絶対的な防御力から、種の中でも特化された力を有する。
己が有する属性に合った自然物と一体化することで更なる力を得ることができるが、この種に限り平均寿命が一般よりも大きく下回っており、それ故激しい動きを行えば体内で爆発したような激痛が迸る。
また、属性と相性の悪い攻撃は受け流すことができないなど、多くの弱点を併せもつ。
トルネイドや
ニューガなど。
不定系(アンノウン)
上記の四つに相当しないティンクル族はこれに値する。種の中では最も稀少。
その潜在能力は謎に包まれてはいるが、強い訳でもなければ弱い訳でもないなど、
外見を除いては本格系と差ほど変化が見られないとされている。
ゴーストや
パペットなど。また、生体の良く分からないキューや
ジグザグカービィもこれに値する。
ただしこれから派生した種が多く、以下のように巨人種や長種などが発見されている。
一般のティンクル族より一回り大きい、或いはそれ以上の巨体を誇るティンクル族はこれに値する。
外見は普通のカービィ族と変わらないが、その巨体故に生まれながらにして圧倒的なパワーを有する。
しかし動作に必ず一瞬の隙が生じてしまうのが弱点。
サキヘルなど。
非常に長い手足や身体を持つティンクル族はこれに値する。
長さは人間の手足と同じかそれ以上を誇り、従来のティンクル族には出来ない挙動を可能とする唯一の種。
しかし戦闘においては、その長さが仇となってしまうのが弱点とされる。
≪能力≫
ティンクル族の中でも特有の力を持つ能力者の事を「グレイター」と呼ぶ。
グレイターは以下に挙げる5つに区分され、また更に特有の能力を司るが、彼らの能力についてはそれぞれの紹介ページを参照。
一つの能力値には必ず100%の力が潜在している。
安定型(バランスモデル)
攻撃値25%+防御値25%+速度値25%+特殊値25%=100%
全体的に偏りの無い安定に優れるグレイター。
攻撃型(オフェンスモデル)
攻撃値100%
肉弾戦などの直接攻撃に優れるグレイター。
防御型(ディフェンスモデル)
防御値100%
身の守りに優れるグレイター。
速度型(スピードモデル)
速度値100%
高速移動に優れるグレイター。
特殊技能型(テクニカルモデル)
特殊値100%
魔法や超能力の類の技を持つグレイター。
鍛錬次第で応用が利くのでほとんどのカービィ族はこれに値する者が多い。
応用は以下の三種類。
特殊攻撃型(オルティ・アッドモデル)
特殊値50%+攻撃値50%=100%
攻撃型と特殊技能型の特性をそれぞれ半分併せ持つグレイター。
特殊防御型(ディルティ・アッドモデル)
特殊値50%+防御値50%=100%
防御型と特殊技能型の特性をそれぞれ半分併せ持つグレイター。
特殊速度型(スールティ・アッドモデル)
特殊値50%+速度値50%=100%
速度型と特殊技能型の特性をそれぞれ半分併せ持つグレイター。
≪形態≫
【最終完成体能力者】(レットイレイツァ・アルジェントグレイター)
古代ティンクル族の戦闘民族が編み出し、
未来軍が完成させた、戦闘能力を飛躍的に上昇させる形態。発動時は全身から銀色のオーラが放出する。
この形態を維持し続けている限り戦闘能力もそれに比例し高くなっていくが、そのリスクと引き換えに肉体に負担がかかり限界にまで達すると三日間に及ぶ全身麻痺に陥る為、使用時間が限られている。
鍛練次第で備わることができる。
また、この形態に限りなく近づいてはいるものの完全に備わっていない能力者を『未完成体能力者』(日本語)とも呼ぶ。
【究極完全体能力者】(イクストリーアシュテインディヒ・オーログレイター)
戦闘能力を超爆発的に上昇させる究極形態。編み出した人物、完成させた人物が全て謎に包まれている。発動時は全身から金色のオーラが放出する。
当時(ドラマにてこの能力が初披露された際)は、あまりにも名称が長い為『リミッター』と称されていた。
最終完成体能力者との違いは、鍛練次第で誰にでも使用可能となれるのではなく天賦の才によるもので、その能力の所有者は非常に稀である。
最終完成体能力者のリスクは解消され、完全に戦闘能力が上昇するなど性能が向上しているのが利点である。
この形態を発動している能力者は自身が使用している属性と同じ自然物質を体に取り込むことでより技の威力を一時的に高められる。
また、生まれながらにしてこの形態が備わっていても、完全に力を発揮しきれていない能力者を『不完全体能力者』(日本語)とも呼ぶ。
【神域完結体能力者】(ハイリガージッヒャアーハイト・エンデグレイター)
神のティンクル族のみに与えられた一族に備わる形態の"神"骨頂。
最終完成体能力者、究極完全体能力者とは次元の異なる形態であり、言うまでもなくその二つより遥かに凌ぐ戦闘能力を上昇させる事が出来る。発動時に放出オーラは、己の持つ属性や気質によって異なる。
最終更新:2015年09月02日 17:45