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雰囲気付けにどうぞ ※音量注意!
エスカルゴン「さぁて、もう此処にいても意味がないでGESし…っと、妙に強い風でGESな」
ブォォ…ッ(一瞬強い風が吹く)
エスカルゴン「絶対「ワシのほうがもっと悪さができるZOY」やら言って乱入するのが目に見えるでGESな。それにしても陛下は何処へ行かれたんだか…
マホロアの奴の証言によれば命だけは無事のようでGESが」
ワドルドゥ「しかし…これだけの事件があっても陛下の足取りさえ見えないのはどういった事なんでしょうか?陛下の性格を考えると、全く動かないということはまず考えられません」
エスカルゴン「ふむ、突然の自体にも対応できるとは…流石でGES、平和ボケしてるププビレッジの連中にはまず無理な話でGES」
ワドルドゥ「しかしホール内の住民への被害は、早急な避難警告によってかなり減ったようです」
エスカルゴン「ニュースによると死傷者もかなり出たらしいでGESし…ふぅ~、この世界に安全地帯なんて存在しないんでGESなぁ…」
ワドルドゥ「はい、この世界で最も有名な施設…
カオスホールが、何者かの襲撃を受けた模様です…。」
エスカルゴン「まさかあの陛下が野宿する訳もないでGESし、どっかの家にでも上がりこんでるんでGESかねぇ…そういや最近、また大騒動が起きたらしいでGESな」
ワドルドゥ「この世界の街のほぼ全ての宿泊施設を偵察しましたが、陛下の足取りはつかめませんでしたし…それでも、商店には何度か訪れているとの情報がありました」
エスカルゴン「やれやれ、手がかりも何にも見つからないんじゃ何とも言えないでGESなぁ…」
ワドルドゥ「
ワドルディ兵士達が全ての廃棄物・残留物を処理致しましたが…陛下は見つかりませんでした…。」
エスカルゴン「ふぅ~…もう此処の瓦礫もすっかり無くなったでGES。城の跡形も無いただの平野になっちまったでGESな…。(跡地に立っている)」
ヒュォォォォ…(城の瓦礫はワドルディ達の手により全て取り払われ、何も無い地になっている)
ワドルドゥ「はっ!了解でありますっ!(敬礼) 」
エスカルゴン「いやいや、会社というものは社員あっての物でGESからな。社員が居なくなるのは、手足を捥がれる様なもんでGES。くれぐれも無理はせず、身体は大事にするでGESぞ? 」
ワドルドゥ「いえ、私目らのご心配をなさって頂いて…お喜び申し上げます(ペコッ)(頭を下げる) 」
エスカルゴン「ああ、そういう事でGESか…まぁ、私がププビレッジに勤めた時からずっとあんな感じでしたからなぁ…お前たちがそれが一番らくだと感じるならそれでいいでGES、余計な口出しをして悪かったでGESな 」
ワドルドゥ「閣下、お気持ちは分かりますが…。ワドルディ達はこの様に動くことが日常となっているのです、寧ろこう動くことが一番負担がかからないようになっているので… 」
エスカルゴン「…(…分かってるんでGESかねぇ)」
ワドルディ「…?(エスカルゴンに向かって首をかしげる)」
エスカルゴン「あー…お前たち、お前たちはもう「兵士」じゃなくて戦闘員でもない「社員」なんでGESから、もう少しくらいはマイペースに行動してもいいでGESぞ?」
ワドルディ×多数「(ワニャワニャワニャワニャ)(綺麗に並んで席に座って行く」
ワドルドゥ「ワドルディ兵士、全体~…着席!」
エスカルゴン「はいよ、今向かってるでGES…よっこらせ(椅子に座る)」
星野桃「皆、今持ってくるから…先に座っててくれる? (食堂から聞こえてくる)」
エスカルゴン「(やれやれ、奴等も休日のときくらいはもう少し楽にしてもいいもんなんでGESがねぇ…)(食堂へ向かう)」
ワドルディ×多数「(てててててて…) (ワドルドゥの後を追うように食堂へ走っていっている)」
ワドルドゥ「ワドルディ部隊、出動~!(剣を掲げて食堂へ走る)」
エスカルゴン「奴はこの世界に来て「1日」で慣れたみたいでGESからな、「1秒」で慣れた大王様よりはまだマシでGESが…とんだ順応力の高さでGES。はいはい、今行くでGESよー…さっきもかなり食ったでGESから、そこまで大量には作らなくてよかったんでGESがなぁ…カロリーは控えめでGESが(社長室を出る)」
カービィ「 ぽよぉ~♪(同時に聞こえてくる)」
星野桃「エスカルゴン、皆~、(新年会)二次会の料理…もうすぐできるよ~!さっきみたいに沢山作ったから、たくさん食べていいよ~(扉越しに聞こえてくる)」
エスカルゴン「この世界の奴らも、我々と同じように日常があるでGESからな…毎日仕事なり、戦いなり、遊びなり…ちと変わっている部分もあるでGESが、普段の状況を見ていればこの世界に来たこともそう嘆くことも無いんでGESかねぇ…」
続いて明日のお天気です… 朝は晴れていますが、昼ごろから曇り空になり、雨か雪が降る地方も・・・(テレビの天気予報)
エスカルゴン「この世界は何かと騒ぎで慌しいでGESが、ププビレッジだって今まで何度も危機に陥ってきた訳でGESから、そう変わったもんじゃないかもしれないでGESな」
さらさら…(外には冬の雪景色が見える)
エスカルゴン「新年早々物質不明の隕石が落ちてきたと思いきや、
マルクまでこの世界にやってきて… …正直、そこまで驚きはしなかったでGES。私もこの世界に慣れてきちまったでGES、これは良いことなのかただ感覚が麻痺しただけなのか…(私室の外視カメラから映るモニターにて外を見ている)」
エスカルゴン「 …ついに元の世界に返れないまま年越しを迎えてしまったでGES。新年の睦月も残り僅か、ざっと半年でGESか…」
カオス界 最東端にて…
エスカルゴン「あぁ、もう言っちまったでGESか…次にあった時にでも知らせるでGESかね(自室に戻る)」
エスカルゴン「まぁ、それはお前の行動しだいで分かることでGESからな…よし、採用でGES。詰め所はあっちだから、早速明日から研修を受けてくれでGES、怪我だけはしないように頼むでGESぞ~」
和戸「ヒョイッ(今日に結論をとは申しませんので、どうかご検討の程よろしくお願いします)スタスタ…」
和戸「ヒョイッ『そういった連中の噂はよく耳にしますが、あくまでも私は無関係ですので…』」
エスカルゴン「…また以前の様に密談会議場にする気じゃあないでGESな?今度の監視はそこまでは甘くは無いでGESぞ」
和戸「ヒョイッ『私めもワドルディですので。主を必要としている身なのです』」
エスカルゴン「…つまり、早い話が此処に雇用しろって事でGESか?」
商品名:和戸(わと)種族・ワドルディ種 用途・アイテム、情報の伝達及び傭兵家業 給与 毎日の鮭おむすび十個
エスカルゴン「どれどれ、カスタマーみたいなボッタクリならお断りでGESぞ…(和紙に目を通す」
茶バンダナワドルディ「ヒョイッ『つきましてはコチラに』(和紙を差し出す)」
エスカルゴン「(…社員証が無いでGES、と言う事はまた新たなワドルディでGESな…) 奇妙な情報、貴重な戦力…いかにも裏情報に詳しそうな家業でGESな(まぁ、この世界じゃ裏情報も危機の察知になるかもしれないでGESな)、それで…費用はいかが程でGES?」
茶バンダナワドルディ「ヒョイッ(カンペを持ち上げる)『ちわー。世にも珍しい商品、世にも奇妙な情報、世にも貴重な戦力を売り歩いている万屋でございます』(このワドルディ、どうゆらエスカルゴンの顔すら知らない様である)」
エスカルゴン「おぉっ、ワドルディ兵士だけで部屋に来るとは珍しいでGESな?どうかしたでGES?(武装を殻に収納)」
ドアを開けた先には風呂敷を背負い、茶色いバンダナを巻いたワドルディが佇んでいた
エスカルゴン「はいはい、誰でGES…?・・・何かノック音が独特でGESな(ジャキンッ)」
コンコンスッコンコン(異質なノック音が聞こえる)
エスカルゴン「(…こんな御時世だから、武装が必要なんでGESなぁ…) 燃料良し、装弾数良し、エネルギー残量良し、スコープ焦点誤差無し、よし、こんなもんでGESかね(キリキリッ)」
エスカルゴン「(やれやれ、武器の手入れも楽じゃないでGESな…)ジャキジャキジャキッカチャカチャジャキンッキリキリ・・・バチッ!ガチャッカチッシャッシャッ (自前の武装のメンテナンスをしている)」
ベグーン「武器を持て!歯を食い縛れ!志を高く!!そして胸を張れ、我ら正義の集団よ!!――――いくぞッ!!悪の完全消滅を成す為にッ!!!!」
ウオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォオオオオオオオオオーーーーーッッッッ!!!!!!!!!
ベグーン「(高台へ登り、そこから見渡す限り大勢の兵士を見下ろす)諸君!!これより
ディステルⅫ鎮圧に向けてDDDラジオ塔へ進行する!!全国民に恐怖を齎す悪の権化を、我々正義の
政府軍が完全に根絶やしにしてやるのだ!!!」
~政府軍本部・大広間~
26、31、72部隊は至急大広間へ集合せよ!!繰り返す!26、31、72部隊は至急大広間へ集合せよ!!
????「…31だ。」
カンプ 「申し訳ありません、遅れてしまいました・・・・・・元帥、本官はどの隊に?」
?????「ふ…くく、く…。……なんとも浅はかなことをされたものだ。まったく…ブツブツブツ(元帥の部屋で呟いてて、聞かれたとしても大抵「何か言ったか?」とか言われる程度の独り言を呟きながらあとにする)(声‐小杉十郎太) 」
ベグーン「はっ!ありがとうございます!!(颯爽と部屋を出ていく)」
????「26、31、72の部隊を連れていけ。
未来軍を包囲したあの時の様に予期せぬアクシデントを回避する為にも、念の為にお前が指揮を執るのだ。…いいな?」
?????「やれやれ…いったい何事ですかな。騒々しい。(元帥の部屋に)(声‐小杉十郎太)」
ベグーン「はっ!この中将ベグーン、組織ディステルⅫの鎮圧に全うします!!」
????「(腕を組み苦い表情を浮かべている)……今回の事態の鎮圧は、お前たちに任せるぞ。」
~政府軍本部・元帥の部屋~
ヴィー!! ヴィー!! ヴィー!! 緊急集合命令、緊急集合命令!
~政府軍本部~
報復者「…さあ、貴様等の無様に抗う姿を見せてくれ。かつての私の様に…!(両手を広げ、夜空に浮かぶ月の光を直に受けて高らかと笑う)」
執行者「…では適当に3名を外に待機させておく。(螺旋階段を下りていく)」
報復者「3名でいい。先月、大将の一角が未来軍の策略により行方不明に陥ったようだ。政府の者も無暗に大将を出向かせる事に悔悟を示した、それからは余ほどの事が無い限り大将を出向かせない様になった。未来軍にはある意味で感謝したいものだ。……大将が来なければ、同胞たちにとって他は雑魚だ。」
執行者「では、6名ほど出向かせようか?」
報復者「同寸の復讐は存在しない。それぞれ宿す復讐心を胸に、常に奴らに刃を向けろ。……さて、そろそろ向こう(政府)から進撃してくる頃だろう。」
執行者「分かっている。だから私はあの日以来、お前に尽くしてきたのだ。同じ復讐を掲げた者同士として。」
報復者「その通り、だが…同じ思いを抱いているのは私だけではあるまい。そうだろ、執行者。お前もまた―――――いや、言うまいか。」
執行者「だから、お前は、我々を連れ…この世界に来たのだな。」
報復者「ならば我々はこの一時を護れねばならない。彼らの手によりこの一時を焦土と化される訳にはいかない…。13年前、
ネザリアで起こったあの"悲劇の連鎖"を、ここで目の当たりにしたくないが故にも。」
執行者「……。(黙って耳を傾けている)」
報復者「(クククとほくそ笑んでまた天を仰ぐ)しかしこの静けさの中で、何処からか歓喜が聞こえてくる。鳥か、風の音か?違う、血肉に飢えた愚かな輩共の咆哮だ。いつかはこの至福の一時も、誰かにとってのこの日常も滅ぼされてしまうだろう…彼らにより、な。」
執行者「(報復者の背後に立ち、腕を後ろに回している)……平和、か。」
報復者「…見ろ、執行者。混沌世界の空は憎たらしいほど気持ちの夜空が広がっている。この廃墟を軸とした静けさにこの夜は私にとって乾いた至福を齎す。この静けさこそ、世界のあるべき姿だと思わないか。」
星野桃「うん、またね~♪僕達はまた散歩に行ってこようっと(工場を出て行く) 」
エスカルゴン「出会い頭の脳天砕きだけは勘弁して欲しいでGESがね…。さぁて、もうぼちぼち始めるでGESか…そんじゃオサラバでGES(研究室に入っていく) 」
星野桃「大王がそんな簡単に倒れちゃう筈が無いし、その内きっと会えるよ♪ 」
エスカルゴン「いくら陛下がアホで前向きでも料理くらいじゃあんな真似はしないでGES。まぁ、無事ならばそれで結構な話でGESがねぇ 」
カービィ「 ぽよぉ~♪ 」
星野桃「あっはは、美味しい物を沢山食べさせてもらっているのかな?羨ましいよ~ 」
エスカルゴン「富裕層なほど下位の役職の扱いが酷い場合も多いでGESがね。どっちにしろ陛下がそこまで従っているのには何か理由があるでGESな 」
星野桃「うーん…何処に遣われているのかな?正装なんて着るって事は、立派な所に住ませて貰ってるのかもしれないね 」
エスカルゴン「私も姿形自体は見ていないんでGESが…どうやら正装でどっかに遣われている様子だったでGES。あの超エゴイストがよく従っているもんでGES 」
カービィ「 ぽよぽよぉ(頷く) 」
星野桃「生きてるって…エスカルゴンはもう見たの?僕は一回も見てないの 」
エスカルゴン「
メタナイトの奴なら一人でも問題無く生きてられそうな気もするでGESがなぁ… 陛下も何処にいったんだか…とりあえず生きては居るのは確かでGES 」
星野桃「うん、それにメタナイトと大王も無事だといいんだけど… 」
エスカルゴン「奴等も結構サバイバルの素質があるでGESからな…他の奴等も無事だといいんでGESがねぇ 」
星野桃「うん、北の山脈で食べ物を探していたら見つけたよ?中くらいの洞窟の中で仲良く元気そうに暮らしていたよ~ 」
エスカルゴン「しかし今までは洞窟で8匹、草原で4匹、街で6匹…(略) 今度は何処で見つけたんでGESか?10匹以上もいっぺんに戻ってきた事は初めてでGES 」
星野桃「行動でも元気そうだね♪これで安心だよ~ 」
ワドルディ×15「(バタバタバタバタバタ) (ドゥに付いて行く) 」
ワドルドゥ「はっ!ワドルディ部隊・出動~!(剣を掲げて詰め所に走る) 」
エスカルゴン「そりゃ良かったでGES、お前達も色々あって疲れているだろうからしばらく休んでから研修を受けてくれでGES。ワドルドゥ、こいつらを詰め所に案内してくれでGES~ 」
ワドルドゥ「陛下、「大丈夫です、バッチリ元気です!」だそうです! 」
ワドルディ×15「(コクコク パタパタ) (手足を動かして健康である事を証明する) 」
エスカルゴン「おぉ、お前達!よく戻ってきてくれたでGES!体の方はどうだ、怪我や病気は無いでGESか? 」
ワドルディ×15「(ザッザッザ…ビシッ)(ぞろぞろとエスカルゴンの前に並んで敬礼) 」
カービィ「 ぽよぉ♪ 」
星野桃「あっはは、ごめんね…それより、またワドルディが見つかったよ~♪ 」
エスカルゴン「お前達、毎度毎度…ノックくらいしろでGES 」
星野桃「ただいま~、エスカルゴン♪(社長室に入る) 」
カービィ「 ぽよ~♪(エスカルゴンの傍に走ってくる) 」
エスカルゴン「あぁ、鉄や鋼みたいな安くて硬い材料とほんの少しのオリハルコンやチタン等といった硬質物質があれば耐久面には問題がない材が造れるでGESし、必要な材料はお前達の頑張りのお陰で揃っているでGESからな。その辺りは私がサンプルを作るからお前達は何時もどおりそれに従って造っていけばOKでGES 」
ワドルドゥ「しかし、経費の方は大丈夫ですか?先程余裕があると聞きましたが… 」
エスカルゴン「最近は各所でワドルディ達もちらほら見つかって、(アイフォンの画面を見る)…105匹まで増えたでGESからな。大量生産も可能になってきた分工事期間もそこまで長引かないでGES 」
ワドルドゥ「はっ、ではその案で行く事に致します」
エスカルゴン「ああ、奴等には特別休暇を与えておくでGES。いきなり本店の工事を手伝わせるのは奴等にはまだハードルが高すぎるでGESからな」
ワドルドゥ「しかしワドルディ兵士はまだしも、あの妖精達も作業員として扱って良いのでしょうか…?今日の業務内にも、繊維の種類を間違えたりと少々ミスが出ています」
エスカルゴン「あぁ、鉄や鋼みたいな安くて硬い材料とほんの少しのオリハルコンやチタン等といった硬質物質があれば耐久面には問題がない材が造れるでGESし、必要な材料はお前達の頑張りのお陰で揃っているでGESからな。その辺りは私がサンプルを作るからお前達は何時もどおりそれに従って造っていけばOKでGES」
ワドルドゥ「経費の方は大丈夫ですか?たった今余裕があると聞きましたが…」
エスカルゴン「ええ、問題ないでGES。ワドルディ達もちらほら見つかって…105匹まで増えたでGESからな。大量生産も可能になってきた分工事期間もそこまで長引かないでGES」
ワドルドゥ「工場新設ですか…今の兵士の数で大丈夫でしょうか?」
エスカルゴン「あぁそれから、ついでに聞いておくでGESが…大分資金に余裕ができてきたんで、工場を新設しようと思うんでGESが、どうでGESか?いつまでも岩の中でこんな秘密基地みたいにしている訳にも行かないでGES。どうせこの世界の化け物連中の目を欺くことは無理でGES」
ワドルドゥ「はっ!了解であります!」
エスカルゴン「うむぅ…ネットで何処かを探して、何とかやりくりするでGES。お前たちは何時も通りの業務についてくれでGES」
ワドルドゥ「はっ、しかし形として残っている放送局は其処だけしかありませんでした。その局を利用する事もまず不可能な上にリスクが高すぎます…。どう致しましょうか?」
エスカルゴン「やれやれ、前々から妙な密談をしているグループが居ると思ったらやっぱりそうでGESか…。少なく見積もっても今は物資も奴等に太刀打ちできる程には無いでGES。今にも後にも手出しをしない事が最善でGESな…」
ワドルドゥ「あの放送局周辺にもワドルディ兵士が何匹か目撃されている様ですが、雰囲気が違いすぎます。恐らく別勢力側に就いたのではないかと」
エスカルゴン「表向きは廃墟で、裏では怪しげな連中が何かロクでもない計画を立てていて、たまに電波ジャックによる生放送をやっているって感じでGES。もうあそこもマトモな放送局じゃないでGES」
ワドルドゥ「仰るとおりです、あの塔には近づくだけで何やら不穏な雰囲気が漂っています…。」
エスカルゴン「あぁ、あの殺意がモニター越しに伝わってきたアレでGESか…どうもありゃ、宣戦布告といった感じでGESな。そもそもあのラジオ塔は…怪しさが満点でGES。いや、もう怪しいを通り越して完全に裏組織の巣窟になっているでGES」
ワドルドゥ「はい、それにもう一つ気になる事があります。数週間前にこの世界のテレビ・ラジオが全て電波ジャックされた事がありました…あれは何だったのでしょうか?」
エスカルゴン「あぁ、確かにあそこはもう草もボッサボサで老朽化もひどく進んでいるでGES。…なのに人が使っていた形跡は数多く見つかったでGES」
ワドルドゥ「名前自体は『DDDラジオ塔』となっていますが、現在は廃墟となってしまって居る様です…。」
エスカルゴン「ラジオ局も前の大王様が作ったって言うラジオ塔以外見当たらなかったでGESからな…あそこはテレビ局としても活用されれている様でGESが」
ワドルドゥ「それが問題です、放送してはいるものの電波先の情報もよく掴めませんでした…」
エスカルゴン「ほほぉ、これは中々結構なもんでGESが…スポンサーとして受け入れてくれるテレビ局を探さないといけないでGES。そもそもこの星に「テレビ局」なんてあったでGESか?見た所テレビ自体はある様でGESが肝心のテレビ局がひとつたりとも見当たらないでGES 」
CM「信頼の高品質! 環境対応も抜群! 低価格・高精度の商品を毎日ご用意しております! 愛と信頼と技術のエスカルゴン・テクノロジー♪(星がアピールしている後ろでワドが製品を掲げている) (出演:星野桃・ワド数匹)
エスカルゴン「おぉっ、もうできたんでGESか?どれどれ…(映像を見る)」
ワドルドゥ「はっ、では改めまして…エスカルゴン閣下、報告します!我が社の新CMが完成致しました!(ipadでサンプル映像を見せる)」
エスカルゴン「うーん…暫く言われ続けてから言うのも何でGESが、その「社長」ってのはなーんかしっくり来ないでGESな…ワドルドゥ、これからも前みたいに閣下と呼んでくれでGES 」
ワドルドゥ「エスカルゴン社長、失礼致します!(コンコンッ ガチャッ)」
エスカルゴン「さぁて、もうこの世界でも初雪が見られる頃でGES…もう暖房器具もそこそこ売れ始めてきたでGESな、そろそろ暖房器具の製造を中心とするで頃合でGESなぁ…(社長室に戻る)」
ブロロロロ…パチッ(積み込み作業が終わり、
トラックがハッチの様に開いた崖壁から出て行く)
ワドルディ×数匹「(こくこく) (てきぱきてきぱき)(頷いて、トラックに荷物を積み込む)」
エスカルゴン「お前達、中央区域の
カオス街支店に商品を輸送してくれでGES~」
ワドルディ×数匹「(ぱたぱたぱた…ピシッ) (エスカルゴンの前で敬礼し、整列)」
エスカルゴン「これから年末までの間位は、気楽に生きたいもんでGESよ…おっと、観照に耽っている場合じゃなかったGES(電話に出る)ハイハイ、此方「エスカルゴンテクノロジー」でGES。…また完売したでGESな?よし分かった、直ぐに商品を送るでGESぞ!(電話を切る) ワドルディ!何人かこっちに来てくれでGES~(手をひらひらさせる)」
エスカルゴン「やれやれ、今年ももう師走でGES、2012年ももうすぐ終わりでGESな…。今年はこの世界に来た事を頭に…最近じゃネット情報によればこの世界の大国「マイテイ」が一つ消滅したそうじゃないでGESか、真実か虚実かは知らないでGESがあの武道派集団が大勢居るあの国がこうもあっさりと滅びるもんでGESかねぇ… 最初から最後まで本当に色々な事がありすぎたでGES…とりあえず、今五体満足で生きている事に感謝でGESな…」
西の果てのとある(絶壁内の)工場にて…
混沌界・季節は―冬 北地域以外にも霜が降りる程の寒気が、世界を覆う時期となった―
最終更新:2013年05月07日 03:32