REWRITE編

REWRITE(リライト)(へん)/THE REWRITE》


信頼、誠実、思いやり────
この世界には、たくさんの“光”を持つ言葉や概念が存在し、構成されていた───────筈だった。

しかし、女神は知る

真実の愛など、どこにも存在しないということを───────




カオス界にて裏道を彷徨っていた聖王国の王女・キュウカは、見知らぬ男性二人に暴行されてしまう。
その時の映像が彼女の故郷に流れ込み、人々は彼女を淫らな女だと罵った。
人々から好かれ、助けられ、支えられてきた日々とはなんだったのだろうか……
信じていたもの全てが壊され、虚像となった彼女は、一人の男に出会う。

世界ヲ違ウ色ニ染メテミマセンカ――――?



その言葉が……彼女には、自分を救う一筋の光に見えた。












しかし、それは光ではなく闇だった―――




人々から裏切られ、呪われた魔女は今――――――――何を願うのか。









たった一人の少女が創った、残酷な物語が今――――――いや、既に―――――始まっている─―─―――──。















主題歌
オープニング


登場人物
~ケイオス~
本編の主人公にしてヒロイン。
聖王国の第二王女であり、家出の目的としてカオス界に来ていたが、
姉の一件にて故郷に戻ろうと試みる。しかし時空の扉が聖王国へのルートを閉ざしてしまっていたせいで戻ることができなかった。
現在、彼の父親であるヴェンデルを探している模様。

カオス界を放浪している旅人。
ディーヴの唯一の相談役(?)であり、彼女や聖王国のことを知り尽くしている。
過去に何があったのかは不明だが、身体にいくつか傷跡が残っているらしい。

ディーヴの最愛の親友。
友のために何ができるのか…友と在るにはどうすれば良いのか… そんな友への想いから、ディーヴの力になりはじめた。

ディーヴの夫。

魔族の血を引きながらも神を信仰し続けた神父。
そのおかげか光と闇、両方の魔法を使いこなすことが可能だが、
キュウカの発言によって“魔王ベルリア”の仲間だった頃の記憶を呼び覚ましてしまい、
闇の魔法を多く使うようになった。彼に感情がなかったのは、その頃の記憶と決別するためであったと考えられる。
教会にて“再生”の結晶を管理していたが、彼女に奪われ時空の彼方に閉じ込められてしまった。

元混沌の女神。
"維持"の結晶の管理者で、無論結晶に関しては誰よりも詳しい。
結晶をめぐる事件が渦巻く中、弟のウィノと共に事件の真相を探る。

ナナの弟で、元混沌神下七神衆の一人。
ナナと共に結晶をめぐる事件の解決に勤しみ、陰で彼女をしっかりと護る。

~ネオ・アルカディア~
ケイオスを滅ぼし、新たなる理想郷を創造するという新理想郷計画(ネオ・アルカディアスキーム)を掲げ、
女神「キュウカ」を筆頭に結成された巨大な犯罪組織。

聖王国第一王女。
帰る場所を失った彼女には、世界というものがどれほど残酷なものに見えているのだろうか。
全ての世界に革命を起こすべく、新たなる“女神”として生まれ変わる。


聖王国の王。キュウカの父であり彼女を信頼していたが、この件によりキュウカに斬りつけられてしまう。
その後、洗脳され彼女の味方をしていたが、わずかに残っていた善の意識が彼を呼び覚まし、ディーヴに危険を知らせに行こうとする。
だがその企みは見破られてしまい、現在行方不明のままである。


ネオ・アルカディアを結成した張本人である政府の科学者。
神出鬼没で素性が一切掴めない謎多き人物だが、キュウカの望む理想郷創造のために計画を提案したり
数多くの兵器を開発するなど組織に大きく貢献している。



~混沌神下七神衆~
ネオ・アルカディアに仕える最強の戦闘集団。

かつて自身の開発に携わっていた因縁の敵、アウシュビッツの勧誘を拒んだことで
彼に洗脳されてしまう。

アウシュビッツの勧誘にそそのかされ、彼に洗脳されてしまう。

~その他~




用語
★結晶
ケイオスに存在する秘宝の一つで、ケイオスのバランスを保つために必要不可欠なエネルギー体である。カオスエネルギーとの関連性は不明。
『創造』 『破壊』 『再生』 『維持』 の四つが存在し、それぞれは創造神や世界政府、あるいは神聖な場所に厳重に保管されている。
形状は結晶それぞれに異なるが、蒼く透き通っていているのが特徴的。
それぞれに固有の能力が秘められており、それを手にした者は生命エネルギーを吸収される代償として結晶の持つ能力を発動させることができる。
太古の人々がこれらを使い大地を創り上げたという伝説が残っている。

創造
正十二面体の結晶体。
"無"の空間から"有"を生み出すことができる。

破壊
正八面体の結晶体。
"有"を破壊し"無"に帰すことができる。
もともとは世界政府本部が厳重に保管していたがアウシュビッツの工作により強奪される。
現在、ネオ・アルカディアの手中にある。

再生
正二十面体の結晶体。
壊れた"有"を元通りに復元することができる。
もともとはミズキが自身の教会内に封印していたがそれをキュウカに解かれ、強奪される。
現在、ネオ・アルカディアの手中にある。

維持
正六面体の結晶体。
上記三つのバランスを保つことができる。
維持が存在しなければ、残りの三つはそれぞれに反発し合い暴走を引き起こす。
現在、ナナの手中にある。

★エクリプスキャノン
アウシュビッツが造り上げた、地上に向けて構える巨大な光学式の巨砲。通称「エクリプス」。
発射時には砲身が4つに開いてエネルギーをチャージし、その後中央の穴から
被弾した個所に結晶化(下記)を引き起こすレーザー光線、通称"クリスタルレイ"が放たれる。
新理想郷計画に基づき、星自体を破壊せずに初期化を実行させていく事が可能となる。

★結晶化現象
もともと『結晶』は、生命が直接触れていると生命エネルギーを徐々に吸収する性質がある。
アウシュビッツはその性質を応用化し、"クリスタルレイ"と呼ばれるレーザー光線を完成させる。
クリスタルレイによって生み出された巨大結晶はその場にいる生き物の生命エネルギーを吸収するが、
たとえ触れていないとしても、結晶を中心にその周辺の生命もエネルギーを徐々に吸収していくのである。
ケイオスの全地殻をこの巨大結晶で覆い尽し、世界から生命を絶滅させることが新理想郷計画の狙いである。



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最終更新:2015年01月10日 22:33