レオネ「は? 女子力?」
姫川「そーそー。お前進学してからもずっとその調子なんだろ、いい加減やばいと思わねーの?」
レオネ「何が」
姫川「その内適例年齢過ぎちまうぞってハナシ。もう良い年齢っていうか普通はお年頃の年齢やん」
レオネ「(身体能力は確かにピークに近い年齢ではあるな)…君に心配される程無いって訳じゃない」
姫川「マジでか! え、なになに!具体的にどゆことよ!」
レオネ「試せばわかる」ガシッ
姫川「えっ、ちょ…なにこれ腕すm」ガシッ
レオネ「ふっ!」バァンッ
姫川「それ女子力カッコ物理ィィィィィィィィッ!!!!」ギャアアアアア
炬(あー、ありゃどうしようもないわ)
レオネ「っという訳で、女子力ってなんだと思うよ」
小夜「お兄さん、これなんて説明したらいいんですか」
紅夜「とりあえず笑ってみなよ」ヘラヘラ
レオネ「うん」ヘラヘラ
紅夜「なんだ、普通に良い笑顔できるじゃないですか。いいね(棒)」ヘラヘラ
レオネ「なんだ、女子力ってつまり…なんなんだよ」ヘラヘラ
小夜「それ真似したらあかん笑顔だから!目が笑ってないこわい!!」
紅夜「こら小夜、さり気なく兄をこわいとか内心真っ黒とかDisるんじゃありません!」
小夜「口に出そうと思ってたけど我慢してたのに!わざわざそっちから言わないでくださいよ私の我慢はなんだったのよさ!」
レオネ(表情筋がいたい)ヘラヘラ
紅夜「そうですね……」
紅夜「今から『人の心が読める事が起因し不幸な過去を背負った転校生』っていう設定の顔になってみてください」
レオネ「ごめん何言ってるか解らない」
紅夜「切り刻んでやろう」ブィィィン
レオネ「!?」
レオネ「で、早速聞きたいんだが女子力ってなんだと思う」
ケビン「っていう訳でだな、マイズナー効果により弾丸を弾くには極限まで冷却状態を保たなくてはならず実用性は…」
ロミオ「それはおかしい、それ程までの冷却状態を発生させられるという時点で有力な武器としての実用性が…」
レオネ「おい、女子力ってry」
ケビン「冷却効果を促すには熱を奪うしか無い。だが考えても見ろ、失われた熱は何処へ行く?」
ロミオ「そ、そのためのベクタートラップだろうが!今やってるのは科学であって兵法じゃないんだぞ発想を変えろ発想を!」
レオネ「いい加減こっち向けッ!」ジャーマンスープレックス
ケビン「いっヅァ…ッ! て、てめ…義妹とはいえして良い事と悪い事があるだろうが!」
レオネ「その義妹をシカトしたのはどこのクソ兄貴だ、おん?」
ロミオ「お前の妹分こわいな」
ケビン「だろ、女子力を聞く権利なんてないよな。ていうか女子力ってなんなの、俺が聞いてみたいよそんなの」
ロミオ「だよなー」
レオネ「まあ男に聞いても確かにね、しかたないね」
ケビン「悪いなー力になれなくてな」
ロミオ「女子力に該当するかどうか知らないけど試してみたい事はある」
レオネ「はい?」
ロミオ「ちょっとこの紙持って上目遣いしてみ」
レオネ「こうか」ジトー
ロミオ「……ケビン」
ケビン「おう」
ロミオ「俺保健室行くわ(震え声)」
ケビン「おういってら」
レオネ「おい待ってこれどういうこと」
ケビン「まあいいから。そうだな、なんか欲しいものあったら言ってみろよ、思いっきり要求してみろ」
レオネ「はあ? そ、そうだな…そろそろヘカートの弾薬のストックg」
ケビン「じゃあな、まあ頑張れよ」スタスタ
レオネ「なんなの!?なんなのこの扱いッ!!」
レオネ「無表情なのになんか腹立つなあんたのとこのメイドさん!」
アンジュ「いやあ…君もそういうのを気にする年頃になったのね、お兄ちゃん嬉しいですヨ(爆)」
レオネ「揃いも揃ってロクなのいないんですけどこの館!」
アンジュ「まあまあそう言わずに。折角解決しようも無いような悩みを聞くだけはしてあげてるんだから」
エイダ「遺言と受け取ってよろしいですか? あ、縄は物置に用意しておりますのでご用件が済みましたらいつでもご自由に釣ってくださいませ」
レオネ「UZEEEEEEEEE!!! 今更過ぎるけどこんな連中と一緒に暮らしてたの私!なんか凄い忍耐力がある気がして来た!!」
エイダ「まあスイーツ(笑) この程度メイドのたしなみにすら入りません ウォーミングアップにすらならないので出直してくださいね、滞納してた家賃も添えて」
アンジュ「まあまあそう言ってあげないでよ。まあ強いて言えばその癖っ毛を直す術ぐらいは身につけてこようね」
レオネ「ぶっ殺す!やっぱりここで即殺す!!」
アンジュ「女子力(物理)」
エイダ「女子力/Zero(笑)」
アンジュ「ヘア/ストレートジャナイト(爆)」
エイダ「UAW(頭はアホ毛でできている)」
レオネ「うわああああああ!!うわあああああァァァァァァ!!!!!」トリガーハッピー
ロゼ「えっと…僕の後任の騎士とメイドが大変失礼を」
レオネ「いい、返り討ちにされてから記憶が曖昧になったからヘーキヘーキ」
ロゼ「(それ平気とは言わないんですけど)それで、なんでまたあんな鬼畜しか居ない城へ足を運んだので?」
レオネ「いや、あんな奴でもあそこの騎士は恩人だからさ、顔見知りだし聞いてみよっかなって」
ロゼ「女子力を……ですか?」
レオネ「うん」
ロゼ「この娘を参考にされてはいかがでしょうか、だいたいの問題は解決すると思います、します、しました」
レオネ「自信過剰過ぎじゃね あらかわいい子」
ロゼ「でしょう!?この娘ったらこういうふわふわした服も似合えば露出が高いのだって着こなせるし何よr」
ー6時間後ー
レオネ「あの、そろそろ帰りたいんですけど(涙目)」
ロゼ「え、まだ魅力の114514分の1しか…」
レオネ「ひぃっ!?」
ルーシー「あ、この前お仕事をお願いしたエージェントさん」
レオネ「おや、こんにちは」
ルーシー「お久しぶりです」ユサッ
レオネ「!?」
ルーシー「ビクッ ど、どうしました!腹痛ですか!」ユサッ
レオネ(これか…ひょっとしてこれなのか!?)
Alvis「なんで僕がわざわざ女装なんだよ!
アルメルでいいじゃないかアルメルでッ!」
オリヴィエ「最近縮んでしまって犯罪臭がするという事ですので代理を」
オリヴィエ「も、申し訳ございません…あの、ところでなんで私はスーツなのですか」
サイラス「女装と思われるから」
オリヴィエ「ひどいっ!?」
サイラス「まあなんでもいいから二人で呼び込み行って来て、なんでもいいから早く」ユエツ
Alvis「(もうやだこの店)」
Alvis「とりあえずどこか適当な場所見つけて着替えちゃお…こんなの知り合いにでも見られたら一ヶ月はネタにされそうだもんなぁ…」
レオネ「あの、すいませーん」
Alvis「ひぃっ!? は、はひなんでしょう!」
レオネ「(普通に可愛いなこの娘)女子力ってなんですか(直球)」
Alvis「………はっ?」
レオネ「いや知り合いにロクな連中がいないものでね、いっそのことかわいらしい女性から片っ端に聞き込みしようかと…」
Alvis「」
レオネ「あ、あのー…もしもーし」
Alvis「あ、あはは…えーっと……」
サタナエル「今日の天気は晴れ!木曜日の午後13時!昨日『明日から頑張る』って言っちゃったし今日こそ頑張って人類を侵略するゾ★」ガラーッ
ギャ− 市街地で銃撃戦ガー
テロダ コレハテロダ!!
ジュウゴバンチ デ カサイハッセイ タダチニ ショウボウ シュツドウセヨ
ドゴーン
サタナエル「お外が賑やかだね!僕もう寝るね!」
Alvis「な、なんで撃ってくるんですか!あなたは…… あ な た は 僕 の 敵 で す か ッ ! ! 」
レオネ「君は… 私 の 敵 だ 」ドゴーン
おわれ
最終更新:2015年01月24日 21:51