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ヒロ「…おう、またなー(去っていくキャルトに)…さて、俺も帰るか(歩いていく) 」
キャルト「えへへ…♪(撫でられつつも)…っと、私はそろそろ行かにゃいと……。…またニャ~ン♪(シストルムを振りながらその場を去って行く) 」
ヒロ「お、そうか……髪も結構触り心地がいいんだな(髪を掻き撫でながら). 」
キャルト「……(撫でられて)…み、耳じゃなければ別にいいにゃぁ…。(ヒロに) 」
ヒロ「そうだな。……ついに毎度おなじみになったか(他人事のように言いながら髪を撫でる) 」
キャルト「…にゃっ!?(手をかけられて)…ま、毎度おなじみのおさわりかにゃぁ…?(ヒロに) 」
ヒロ「…神に捧げる、音色か…神々しいんだな(キャルトに近づき、頭に手をかける) 」
キャルト「…ヒロも、そう思うにゃぁ?……そりゃあ、神様に捧げる音色でもあるし…綺麗じゃないといけないにゃあ…。 」
ヒロ「………綺麗な、音色だな(キャルトに) 」
キャルト「……。(夜の空に輝く月を見つつも)…今夜も、月が綺麗だにゃぁ…♪――――――――シャンッ!シャンッ!(シストルムを鳴らしつつも目を閉じて祈る。この楽器は、神に祈りを捧げる時にも使われたという…) 」
ヒロ「誰が真似するんだよそんなこと……(汗) 」
キャルト「…そうニャン♪…でも、さっきみたいな使い方はあくまで『誤用』だから――――良い子は絶対真似しないように!(この場にはいない誰かに向けて警告してるようだが、正直、そんな風に使用する人はいないだろうw) 」
ヒロ「毎食そのカップ麺だぞ俺………ピラミッドの有名……あ、エジプトか!? 」
キャルト「…今じゃカップ麺も出てる程の人気者にゃぁ♪(シストルムを鳴らしつつも)…ちなみに『コレ』は…ピラミッドの有名な国で太古に使われていたと言われた楽器だにゃぁ…。(ヒロに) 」
ヒロ「…いや、つい心癒されてしまったよ、やっぱ凛ちゃんかわええわ~……… 」
キャルト「…ちょっと気に入ったフレーズを口ずさんでみただけニャ♪特に深い意味は無いにゃ~(ヒロに) 」
メタルプリム「し、死ぬかと思った……が…助かったぁ……。(生命の危機を脱し、安心したかの様にその場に崩れ落ちて) 」
ヒロ「……りんがべー……(癒しを与えられる)…ふぅ(完全大破した
サイバーレックウザを見る) 」
キャルト「ニャニャニャニャ~ニャ~ニャ~ニャッニャニャ~ッ♪勝利のファンファーレにゃ~♪(大破したサイバーレックウザを見つつも、シストルムを鳴らし、『F』で始まる某RPGの勝利ファンファーレを歌いながら) 」
サイバーレックウザ「ドギュンッ…!! ドグァン…ッ…!! ズギャアァッ!!!(全身のパーツが徐々に破損し…)―――――アオオオオオオオォォォォーーーーーーーン…ッ…!!!! (ボッカアアアアアアアアアアァァァァァァァァーーーーーーーンッッ!!!!!!)(完全大破される) 」
キャルト「…心配ご無用ニャ♪(叫んだヒロに目がけてウィンクして)……せめてもの情けニャ…。最期に"鎮魂歌(レクイエム)"を捧げてやるにゃ。―――シャンッ!!シャンッ!!(そう言うと、シストルムを振る事によって音をかき鳴らし…)小さなシグナルにゃけど――――君にはこれで十分にゃ。…はいっ!りんりんりんがべ~♪(シストルムから放たれる音色はヒロに癒しを与え――――サイバーレックウザの部位を更に破壊していく…) 」
ヒロ「………つ、強い……!?(キャルトを見て愕然としている) 」
サイバーレックウザ「ドギュアアアアアアアアァァァァァァアアアアアッッッ!!!!!!!(キャルトの攻撃で撃沈し、地面に激しくめり込んだ。サイバーレックウザを中心に大きな陥没ができ上がり、砂塵が舞った)ギッ……ギュ…ギ…ッ……!! ギ、ギュゥーン…ッ…!!!(全身の至る部位から火花が飛び散る) 」
キャルト「……。(エネルギーを収束集束させたサイバーレックウザを見つつも)――――ギュンッ!!!(破壊光線が放たれた時には既に彼女の姿はそこには有らず――――)――――こっちニャ…!! ト ゙ン ゴ ォ ッ!!(いつの間にかサイバーレックウザの背後をとっており、シストルムの柄の部分で殴りつけ――その威力は大地を凹ませる程であった…) 」
ヒロ「…(土爆弾をレックウザに放ろうとした瞬間、キャルトの姿が目に入る)…キャルト、ちゃん……!?(出てきたキャルトを見て)危ないぞ!!! 」
サイバーレックウザ「アオオオオオオオォォォォォオオオオオオオーーーーーンッッ!!!!(キュアアァァーー…ッ……!!!)(キャルトの認識と同時に大地をも抉る勢いの咆哮を放ち、再び口内に高エネルギーを集束させる。そして―――)―――― ド ッ ! ! ! (零距離でキャルトに、あの破壊光線を解き放った) 」
キャルト「――――――全く…。『夜』は私にとっても、そして全ての動物達にとっても神聖な時間にゃ…。…そんな夜に周りを考えずに騒ぎ立てる輩は――――――放っておけないにゃぁ。(そして、その凶器を止めている主である1人の小さき少女は、手に持つシストルム状の武器を回し、猫耳と尻尾を動かしつつもそう言った…。) 」
サイバーレックウザ「アグォンッ…!!!(阻止されたことで攻撃の活動が一時的に停止する) 」
――――ガ キ ィ ン ッ!!!!(メタルプリムを貫こうとする鋭い爪が、突如間から割り込んだ1本のシストルムの様なものによって止められたのであった…。)
サイバーレックウザ「――――――――――(鋭い爪をもってメタルプリムを貫こうとするが…) 」
ヒロ「……あれ、機械の体か……直接攻撃するのも、危険だな……)……土爆弾が、効くか……?(土を浮き上げさせながらレックウザを見る) 」
メタルプリム 「 ――――――!や、殺られるッ…!!(サイバーレックウザが目の前に迫って来るのを見て)……(こ、こうなりゃ……イチかバチかだッ…!!)…だ――――ダレカタスケテー!!!!(渾身の叫び) 」
ヒロ「……あっぶねぇ……(土が盛り上がり、ヒロが出来上がっていく)…あやうく死ぬところだったぜ……さて、どうするか……?(サイバーレックウザを見据えながら) 」
サイバーレックウザ「アオオオオオオオォォォォォーーーーーンッ!!!!!!(けたたましい咆哮を上げ、鋭い爪を構えてメタルプリムに襲いかかろうとする) 」
メタルプリム「 くそっ…!!(破壊光線から逃れつつもサイバーレックウザを見据えて)…少なくとも、俺が太刀打ち出来る相手じゃ無さそうだ…。……こんな時に、"英雄"でも居てくれれば……ッ! 」
ゴゴゴゴゴ…(ヒロを吹き飛ばすためにやったと思われたが、ヒロの姿はどこにも見えない)
ドオオオォォォォォォォオオオオオオーーーーーーーーンッッッ!!!!!!!!(破壊光線が地上を食い破り、そのまま地下水路へと到達する)
サイバーレックウザ「グプン…ッ…――――――バ ア ァ ボ オ ォ ッ ッ ! ! ! (蓄積されたエネルギーを一度口内に閉じ込め、そして開口の勢いに合わせて先程の破壊光線を地上に向けて解き放った) 」
ヒロ「……やるしかねぇのかよ、クソが……!(地下に隠れたまま)……夜中関係なしに大声で騒ぎたいっつったがそういうことじゃねえぞこの野郎! 」
メタルプリム「は―――――――そげぶっ!?(急激な高速体当たりに対応する事が出来ず、吹き飛んで壁に叩き付けられる)……め、メタルボディじゃなかったら即死だった…。…って何かチャージしてるうううぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!(サイバーレックウザを見て) 」
サイバーレックウザ「 ド ゴ ォ ッ ! ! (しかしメタルプリムが交わした時には既に彼の目と鼻の先に迫っており、高速体当たりを仕掛けそのまま振り抜き、天へと飛翔する)グゥン…ッ… カパ…!(キュアアァァーー…ッ……!!!)(ある程度の高さで停止し地上を俯瞰する。そしてメタルプリムごと地中に潜ったヒロを吹き飛ばすためか、再び高エネルギーのチャージを開始する) 」
メタルプリム 「 ……!!(危険を察知し、ひらりと身をかわし、後ろにあった壁が粉々に粉砕されたのを見て)……アカンこれ…。……ガチでヤヴァイヤツだ…!(滝汗) 」
ヒロ「……うわ、撃ってきた!……見つかったよ……(破壊光線を見てズズズと土の中に隠れる) 」
サイバーレックウザ「(機械化された胴体… その頭部にあるレーダーの施された両目でヒロとメタルプリムの二名の存在を認知する)アオオオオォォォォーーーーンッ!!!!(キュアアァァーー…ッ……!!!)(大きく開口し、口元に高エネルギーの粒子が集束し始める。そして…)――――――― バ ア ァ ボ オ ォ ッ ッ ! ! ! ! (凄まじく強烈な極太の破壊光線をヒロたちに目がけ一直線上に解き放った) 」
ヒロ「………あ!!??(飛び出したサイバーレックウザを見て)……なんでこんなバケモンが出てくんだ……!? 」
メタルプリム 「 な……何か来やがったああああぁぁぁぁぁぁ!!!!(飛び出して来たものを見て驚愕して) 」
サイバーレックウザ「――――ドギュアアアアァァァァアアッ!!!!(ヒロたちのすぐ傍の足元から勢いよく出現し、砂塵を捲き上げて夜空にその巨大な姿を露わにした)グゥン… グン…ッ…―――――アオオオオォォォォオオオオーーーーーンッッ!!!!!(けたたましい咆哮により砂塵や木々が吹き飛び、大地が抉れる) 」
ヒロ「…はぁー…なんなんだよ、一体、何が出てくるんだ…?(下を見ながら) 」
ゴ ゥ ン ッ … ゴ ゥ ン ッ … ―――――――――― ズ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ … ッ … ! ! ! (巨大な何かが、地下より這い上がろうとしている)
ヒロ「…その地図が胡散臭いな、どこで見つけたんだよ……あ?(振動を感じる) 」
――――――――――― ゴ ゥ ン … ッ … ! (地下水路に異変が起きる。その異変からなる振動が、僅かながらも地上まで聞こえた)
メタルプリム「 …おかしいなぁ…。……確かにこ↑こ↓の地下通路にあるってこの宝の地図に書いてあったはずなんだがなぁ……(宝の地図を出しつつも) 」
ヒロ「なるほどね……そんなの地下水路で見つかるもんなのかよ? 」
メタルプリム「 ああ…。…今探してるお宝が伝説の金属と言われた『オリハルコン』なんだが……全く見つからなくてよ…。 」
ヒロ「なんだ、お宝探してるのか? 」
メタルプリム「 そ、そうだったのか…(汗)…しかし、地下水路にはこれと言って良いお宝は無かったな…。 」
キャスター「ん~、好きなモノを好きなだけと言われると。ふふふ、いざという時に迷ってしまうのがヒトの性というものですねぇ。では・・・・オードソックスにハンバーグでもいただきますか。 」
ジュリル「わぁ…!はっやーい♪(キャスターを見つつも)―――っと!やっと着いた…♪(店の前まで来て)…ほら、好きな物を好きなだけ食べていいよ…♪―――だぁ~れもなんにも言わないし、怒らないから…♪(店の中には、一部は屍となり―――そして残るは恐怖に震えて何も出来ない店員達のみであった…。) 」
キャスター「 おや、梨ですね?―――ガリガリ。(食べ始めて数秒で平らげる)ふぅ、多少の腹ごなしにはなりましたか。 」
ジュリル「えへへへ…♪(キャスターと歩いて微笑みつつも)…あ!丁度いいところに親切な人(?)がいたよ!(梨を受け取りつつもキャスターに渡して) 」
ふなっしー「 なしゃ!?(数少ない生き残りの梨妖精がジュリルの姿を見て震えて)…ふ、ふなっしーはお金持って無いなっしー!!代わりに梨あげるから命だけは助けてなっしいぃぃぃぃぃぃ!!!(1つの梨を手に持ちつつも) 」
キャスター「 んっふふふふふふ。それは是非とも。アナタのような素晴らしい御方のお仲間なら、しっかりと挨拶をせねばなりませんねぇ。 」
ジュリル「…うんっ!たくさんいるよ~!!…今度青髭おじさんにも紹介してあげよっか? 」
キャスター「 ほう、つまりは己の感性の赴くがまま、というわけですか。ん~やはり私の眼に狂いはない。貴女は立派な芸術家になれるでしょう。(うれしそうに笑いながら)ほう、それはまた壮大な。・・・・アナタのほかにもお仲間がいらっしゃると? 」
ジュリル「…うーん、そだねぇ…。…『なんとなく』かなっ♪…でも、もうすぐこの世界の全部が、私達の物になるんだよっ♪ 」
キャスター「 よろしくお願いしますぅ。ところでジュリルは何故この町を?今しがたきた私には今一つ・・・。 」
ジュリル「…えへへへ…♪だいじょーぶ!私と一緒にいれば皆タダで食べ物をくれるから…♪(キャスターを連れて店の方に歩いていきつつも) 」
キャスター「 はい、よろしくお願いします。――あの、卑しいようですが、私お腹ペコペコで今にも倒れそうで・・・。(ショボーン) 」
ジュリル「…うんっ!―――私ジュリル♪…よろしくねっ!青髭おじさん!(ステッキを回してはしゃぎつつも) 」
キャスター「おお、これはありがたい。配慮痛み入ります。―――あ、自己紹介をしておきましょう・・・・私のことは・・・そうですねぇ、ん~・・・『青髭』と御呼びください。 」
ジュリル「そうなんだ~♪(関心しつつも)…ねーねーおじさん!お腹空いたならあそこでご飯食べに行こうよ♪…勿論、お金なんて全くかからないよ♪(キャスターに) 」
キャスター「 えぇその通り、人間であれ魔物であれ、内臓はあります。それらを有効に使ったり、その宝石類を使い飾り立てる事もまた良いでしょう。芸術とは深い思慮と清らかな感性によってより美しくなるのです。
ジュリル「…ほえぇ…。じゃあ、これで飾り付けしたらよくなるかなっ♪(先程戦闘で使用し、地面に転がってる宝石を拾い上げて) 」
キャスター「 えぇ、屍と言い街の状態と言い、自然体で無駄がありません。芸術に目を向けて見られては?そうすれば更に貴女は伸びると思いますよぉ?(ニッコリ) 」
ジュリル「かにばー…ってなぁに?(首を傾げつつもまだまだ幼い少女は聞きなれない単語に頭上に『?』を浮かべて)…え?センスいいって…!?褒められちゃったっ♪(褒められて上機嫌のようで、消えて行ったルイル達には気づかずに…) 」
キャスター「 カニバリズムは私の主義ではないのですが・・・。なるほど、道中、街の雰囲気が聊かおかしかったのも・・・・あなた方で。しかし・・・・ん~、あの店といい、無数に転がる屍と言い・・・中々よいセンスです。(賛美) 」
ジュリル「ほえぇ~…(聞きつつも)…お腹空いたんだ♪…じゃあ、この辺りから取ってくるといいよ♪…もうこの街は私達の物だし…あそことか…♪(ステッキで一つの店を指すと、そこには大量の屍が転がっており、実質無人となっていた…。) 」
キャスター「 あぁ御淑女、私は当てもなく彷徨う流浪人、食うや食わずで・・へとへとで・・・・(ジュリルに) 」
ジュリル「……?(フラフラと歩いてくるキャスターを見て首を傾げて)…どったの…? 」
キャスター「 お腹がすきました・・・何日も歩くと疲れます。誰か・・・誰かお恵みを・・・。(フラフラ) 」
ジュリル「うん!助けてくれてありがとね!
ロゼリーちゃん♪(去り行く魔女に手を振りつつもその名を口にして)」
白薔薇の魔女「私は先に戻ってますわ…♪…では、ごきげんよう…。(周囲を彩る様に白い薔薇の花弁を大量に撒き散らしつつもその場から消えて) 」
白薔薇の魔女「――――ッ!!(辺りに発生した白い煙を手に持った白薔薇で払い飛ばすも、その場に彼女達の姿は無く…)…賢明な判断ですこと…♪…しかし、少し残念ではありますわね…♪…はぁ…ん…♪(チェリンの事を考えつつも若干息を荒くしていて) 」
チェリン「ふぇ、ルイルさ―――ふぁ…っ…!?(ルイルに手を取られ、共に逃げだした) 」
ルイル「チッ… (魔女の憎悪を含んだ言葉に、屍だらけの周囲を見渡す)……(…敵方の実力が未知数である以上、ここは―――――)――――ギャルン !(背に帯びたアコースティックギターを前へ構える) ボムッ!!プシュァァアアアァ…ッ……!! (ギターのネック先端から「ケムリ玉」を放ち、辺り一面に白い煙が霧散する)逃げるぞ、チェリン!(展開される煙の中でチェリンの手を取ってその場から逃げだした) 」
チェリン「……!(そう言えばいつも… ……ルイルさん、きっとまだ『あの事』を引きずって…)(ルイルのどこか切なげな横顔を見て心配そうに両手を胸に添える) 」
白薔薇の魔女「…随分と威勢のよろしい事で……んふっ…♪でも―――喧嘩を売る相手は、よく考えた方が長生き出来ますわよ…。 」
ルイル「ずんだから全部聞いたよ。あれほど「戦うことだけはやめろ」と言ったのに… お前という奴は…(呆れるような口調でチェリンに呟くが、その表情は真剣さを増していた) …るっせぇよ。仮にもこいつとは苦楽を共にした仲なんだ。お前たちの勝手にはさせねえよ。 」
チェリン「……!ルイルさん…!!(縛られていた何かから解放されたように、足早にルイルの元へ逃げ込む)はぁ……はぁ… どうして、ここに…(少々息を荒くして) 」
白薔薇の魔女「………。(先程のチェリンを見ていた瞳とは一転し、まるで汚物でも見るかの様な視線をルイルに向けて)――――不愉快ですわ…。…折角の私の秘密の花園を……台無しにした罪は重くてよ…?(ルイルに) 」
ルイル「ズザザァーー…ッ… ! ! (大量の屍と人形、そして三人女性の元に滑りこむように颯爽と現れる)お前たち… チェリンから離れろ…!!(普段のルイルらしからぬ険悪な顔つきで白薔薇の魔所を睨む) 」
チェリン「っ……!?(ぁ… か、体が動けない……! この人は、一体……!)(徐々に忍び寄る魔女に一種の戦慄を覚えたためか、体が硬直してしまっている)――――――――!(突然聞こえた聞き覚えのある声にピクリと微動する)(この声…まさか……!) 」
――――――――『チェリン』!!(一同の場に男性の大声が響いた)
白薔薇の魔女「…あらあらぁ…♪(チェリンの顔を間近で見つめ、恍惚の表情を浮かべつつもその頬に触れて)――――容姿も中々麗しいですこと…。…貴女が"欲しく"なってしまいますわ…ジュルリッ…♪(妖艶に舌を舐めずりしつつもチェリンを見つめるその瞳は――――まるで"捕食者"の『それ』であるかの様な雰囲気を漂わせる…) 」
チェリン「……!貴女は…――――!(白薔薇の魔所との距離が縮む度に、鼻腔をくすぐる様な甘い香りを感じ取る) 」
白薔薇の魔女「…んふっ♪お見事ですわ…♪――中々の腕前と見ましてよ…。(チェリンの見た方角には、まるで白き華を思わせる様な高貴な雰囲気を漂わせた1人の少女がおり、チェリンの方へ歩いて来て) 」
チェリン「―――――!!(飛来してきた白い薔薇に反応し、すんでのところで攻撃の手を止める)……!(薔薇の飛んできた方角を見据える) 」
―――――バシュンッ!!!(魔法を放とうとしたチェリンの足元に一本の白い薔薇が刺さる…)
チェリン「(当たった…!)パラパラパラ…!(ジュリルと距離を保ったまま魔道書のページを開きながら魔力を練り込める)次はもっと早いですよ。“エルサンダー”―――――――(魔道書を突きつけ、彼女に魔法を放とうとしたが…) 」
ジュリル「…ふぇっ!?は、はわーっ!!!(襲い来る電気を浴びて)…痛いってばぁ!!(うるうると涙目になりつつもチェリンを見つめて) 」
チェリン「タッ―――(横ステップで人形を避けるように移動しジュリルの横一直線上に立つ)――――“サンダー”!(黄色く発光する魔道書を彼女に突き付けると電流が大気中を迸り彼女に襲いかかる) 」
ジュリル「…んじゃ、いっくよ~♪やっちゃえ!!(生成した宝石の像をチェリンの方に向かわせ、元々屍が持っていた剣で攻撃を仕掛けさせて) 」
チェリン「……! ええ、とっても…お上手だと思いますよ…(焦燥からなる汗が頬を伝う) 」
ジュリル「…え~とじゃあ……(少し考え事をして)…こんなのはどっかな♪プシューッ!!(ステッキを一つの屍の方に向けると、先端から煙が噴出され、煙を浴びた屍がみるみるうちに宝石の像へと変わっていき…)…えへへっ♪私の作品、上手く出来てるでしょ?(一つの宝石の像と化した屍を起こして立たせ、チェリンに見せつけて) 」
チェリン「(今度は反射を…!)クル――――タ…ッ…!(身を翻して火球を回避し、ジュリルから少し離れた地点に移動する)……(触れたものを宝石に変え…そしてその宝石を自在に操ることができる能力のようですね…)(静かにジュリルの様子を窺う) 」
ジュリル「…うわぁ……あっつそ~……(自らに飛んでくる火球を見て)―――でも、甘いよっ!"ミラーシールド"!…キィーン!!(火球が直撃する寸前に今度は先程のとは違う輝きを放つ宝石の壁が張られ、放たれた火球をチェリンの方へと反射した) 」
チェリン「――――ッ!?(防御壁…!!)(攻撃を塞がれたことで僅かな隙が生じる)ひゃん…っ…!く…っ…!(右肩を殴打された後、素早く距離を取った)バッ―――――“ギガファイアー”! ボォワアァッ!!(赤く発光する魔道書を突きつけると、着弾した個所に火柱を上げる火球を放った) 」
ジュリル「…バリヤーッ♪カァンッ!!!(杖を振りかざすと、目の前に光り輝く宝石の壁が現れ、チェリンの剣を弾く)…えへへ~♪今度はこっちの番だよっ!!(ステッキの宝玉でチェリンを殴打していく) 」
チェリン「遊びに付き合う暇はないと―――― タ ン ッ ――――言ったはずです! ズァ…ッ…!! (跳躍からの斬り下ろしを繰り出そうとする) 」
ジュリル「ふえ~…(取り出された剣を見て)…ダーツは気に入らなかったのかなぁ?…じゃ、チャンバラごっこする~!?(ステッキを回しつつもチェリンに) 」
チェリン「ピク――――(「
四皇帝」というワードが耳に入った時、確信したかのように溜息をつき、眦を決した)そうでしたか… それならば私がやるべきことは決まりました。……貴女方を全力で倒します。テロ活動なんて、絶対に許しません…! バッ―――――シャキィー…ン…ッ…!!(菫色のローブを靡かせるとその懐から青銅の剣を取り出した) 」
ジュリル「――ジャンジャジャーン☆…今明かされる衝撃の真実ぅ~♪…可愛い女の子だと思った?…まぁそだけど♪――実は"
四皇帝配下"の一員でしたぁ~♪(楽しそうにはしゃぎつつもチェリンに) 」
カキィンカンキィンカンッ…!!!(ダーツの矢と風刃が絡み合うようにぶつかり合い、相殺された)
チェリン「……!(『
ザキラ』って… 確か、以前のラジオで聞いた…テロリストのリーダー!?)じゃあ、貴女は――――――!(迫りくるダーツの矢を確認し、魔道書を突きつけて構える)“エルウィンド”!!(魔道書が緑色に発光し、周囲に肉眼で目視できるほどの風がいくつも渦巻く。そしてそれぞれが風の刃へと形成されていき、ダーツに向かって飛ばされた) 」
ジュリル「…ふぅ~ん…。何が許されないの~?…こうやって好き勝手遊んでも、ザキラは笑って許してくれたよ♪…この世界はもうザキラの物だから―――――ザキラが『良い』って言えば、全部良いんだよっ♪(手元に握られた宝玉のダーツをチェリンの手足を狙い、今度は一本ではなく、複数投擲していく) 」
チェリン「私はお遊びに付き合っている暇はありません。そうやって―――(周囲に転がる屍たちを一瞥し)―――遊びで人を殺してきたんですか…!?(怒号を露わにし)許されないことですよ……っ…!ト――――――(あるページで親指を押さえる) 」
ジュリル「あはははっ♪お姉ちゃんこそ、さっきの人達みたいに簡単に壊れないでね?いっぱい、いっぱぁ~い楽しみたいから…♪(チェリンに微笑みながら更に足元に転がってるゴミを拾いつつも、手元でそれらをあっと言う間に輝く宝石に変えていって)…えへへっ♪当てた部位によって貰える得点が変わって来て…多く得点を取った方が勝ちだよっ♪…例えば…手足は10点、背中が20点――――頭と胸は…100点♪(無邪気故に恐ろしい笑みを浮かべつつも、今から行われる殺人ゲームの内容を平然と語って) 」
VS 【四皇帝】ジュリル
チェリン「――――――!(その場で緊急回避を行い、投擲された『宝石』をかわした)反省の色もないですか… わかりました。泣いて謝っても許しませんからね!?(パラパラパラ…!!)(勢いよく構えると魔道書のページが素早く捲られる) 」
ジュリル「…そだねぇ~♪(そう言った直後、足元の石ころを拾いあげると、彼女の手の中で石ころがみるみるうちに形を変え、刃物の様に鋭く輝く、細長い一つの『宝石』となり…)―――――ダーツとかどうかなっ♪…ヒュンッ!!(そして顔色一つ変えずに手元に握られた"それ"をチェリンに向かって投擲して) 」
チェリン「遊ぶって…一体何を―――――― 」
ジュリル「…ほぇぇっ?(頭上に『?』
マークを浮かべつつも首を傾げて)…こーふくってなぁに?私、難しい事わかんないけど、チェリンお姉ちゃん、遊んでくれるの!?(目を宝石の様に輝かせつつも興味津々にチェリンを見つめて) 」
チェリン「私はチェリンといいます。 ジュリルさん…今すぐ降伏してください。さもないと痛い目を見ますよ。(魔道書を構える) 」
????→ジュリル「…ふぇっ?私?……クスッ♪(名を聞かれて小さく微笑み、ステッキを回しながら得意気にポーズを決めて)――――私、ジュリルって言うの♪…お姉ちゃんだれ?(ステッキの宝玉の部分に刻まれた『J』の紋章を輝かせ、それをチェリンに突きつけつつも) 」
チェリン「(相手は幼い少女、それでも、この気迫… ただの子じゃない…!)(周囲の屍から漂う生々しい血の臭いに鼻元を手で覆いながら、????と対峙する)やっぱり… いったいどうしてこんなことを…!貴女は一体…!?(詰め寄る) 」
????「ほえぇ~……(チェリンに睨まれつつも彼女の顔を凝視しながら)…そだけど、どうしたの?そんな怖い顔して…。ダメだよぉ!そんなにぷんぷんしてたら、折角の可愛いお顔が台無しだよぉ~?(目の前の少女は、まるで悪意など全く無いかの様に無邪気にチェリンに接していた…) 」
チェリン「ハタハタ…―――――(建物の屋上で風に煽られながら、地上にいる????を見下ろしている)―――――パタン…! はっ…!(片手に持っていた魔道書を閉じると、身を乗り出して地上に降りる)…… …… ……すべて貴女の仕業ですか?(着地後、細い目で周囲の屍たちを見据える。そしてゆっくりと起き上がり????を睨みつける) 」
????「ほぇ…?(降って来た風刃をステッキの宝玉のついた部分で弾きつつも)…なになに?何か御用ですか~?(風刃が飛んで来た方を振り返りつつも) 」
―――――ビュオワァ…ッ…!! (その時、????の頭上に一つの風刃が垂直に落下した)
????「(一方…)…う~(大量の宝石が装飾されたドレスの少女が大量の屍の中心に立ち、不満そうな顔をして)…暇だからちょ~っと遊びに来たんだけど―――――皆すぐ壊れちゃってつまんない!もっと遊んでくれる人はいないの~!?(手に持ったステッキを回しながら) 」
チェリン「(ずんだもちを見送った後、安堵したようにほっと溜息を吐いた)さて… ……ダッ…! (振り返ると同時に魔道書を手にとり、声のした方へと駆け出していく) 」
ずんだもち「…… ……スタタタタタ…(チェリンとしばらく見つめ合った後、無表情を保ったまま踵を返し、小走りで去っていく) 」
チェリン「…大丈夫だよ。私だって、やればできるからね。(ずんだもちの視線に優しい微笑を見せる) 」
ずんだもち「ぽえー……?(足元に下ろされた後、不思議そうに彼女の顔を見上げた) 」
チェリン「(ピク―――)―――――!(背筋が凍るような断末魔に戦慄し、歩みを止める)……(今の声は……!)………ずんちゃん、先にルイルさんのもとに帰っていって。(ずんだもちを足元に下ろす) 」
―――う、うわああぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」ズシャァァッ!!!「ダレカタスケテー!!!」―――ザクザクッ!!!(それは、唐突に起きた出来事であった。遠くの方から何かが突き刺さった様な痛々しい音と、人々の断末魔が遠くの方からチェリンの耳へと入るのであった…)
チェリン「ずんちゃん聞いてないでしょ。(ぷくっと頬を膨らませてずんだもちを見下ろす)この前のラジオにもあったように、最近は物騒なんだから、気をつけなきゃだめだよ―――――― 」
ずんだもち「もひもひ…(´~` )(チェリンの腕の中で三色団子を口に銜えたまま頬張っている) 」
チェリン「もぅ… 勝手に何処かへ行っちゃったら心配するよ。(ずんだもちを両腕に抱えたまま、彼(?)と会話しながら歩いている) 」
~某街~
最終更新:2015年11月08日 14:23