閃劇のリベリオン過去ログ Ⅷ.2

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BGM♪



氷冬「真なる力が顕現された…あれが、そのクロリアーなの…っ……?(剣としての面影を失ったそれに驚きながらも、本体から迸る邪気に「クロリアーだ」と確信し、警戒態勢に入った) 」

ゼロリア「ズズ…ッ…――――――― ヒ ュ ド ド ド ド ド ド ド ド ド ァ ッ ! ! ! ! (球体に開眼した無数の眼が一斉に閉じ、そして眼より無数の斬撃が光線状に、四方八方に解き放たれた) 」

メタナイト「むっ――――いかんッ!!(ザァンッ、ザァンッ ! ! )(ゼロリアの攻撃に合わせ腰元のギャラクシアを引き抜き、迫る斬撃の雨を斬り裂きながら回避する) 」

氷冬「ッ……!(瞬く間に四刀を抜き出し、疲弊して倒れ込んでいるスカーフィを庇うように刀を振って斬撃を弾き返す)しっかりしなさい、スカーフィ…!(背後の彼女に一瞥を与え、すぐにゼロリアに向き合う) 」

スカーフィ「う~ん……うにゃ…!?(自らを庇った氷冬に我に返る)かぅ…ありがとう、氷冬……!うんっ、もう、大丈夫だよ…!(よろよろと立ち上がる) 」

フーナ「ブ ワ ァ ッ ! ! (強風と共に手中にチャクラムを出現させ、虚空を裂くと同時に放たれた旋風を利用して攻撃を吹き飛ばす)…まさか…暴走している…!?(闇雲に攻撃を繰り出すゼロリアの行動を見て大きく目を見開く) 」

プルスト「まさか………こんな馬鹿な話―――!!!  ヒュンッッ――――(高く飛翔し、斬撃を回避して)………っ!(………こいつは………本当にヤバい………こんな禍々しい殺意を持った奴は、初めてだ――――――)ヂャリヂャリヂャリヂャリッッ―――!!(ローブの袖から鎖鎌を出し)こいつだけは――――  何が何でも止める……!! 」

氷冬「…っ……(敵は上空…剣士にとって相性が最悪の相手ね…ならここは――――)―― フーナ、スカーフィ!手を貸して!!タタタタタッ…――――ズザァ… ! (スカーフィから一旦遠くに離れ、踵を返す)―――― ダ ン ッ ! (そして、四刀を両手にスカーフィに向かって駆け出す) 」

謎の魔剣士「……もはや言葉など、通ずる相手ではないようだ………―――――平伏すがいい。(背面から禍々しい感じの剣を抜き、ゼロリアと対峙する)―――――――ハァッ!(剣を大きく振るい、斬撃波で斬撃と相殺させる) (声‐小野大輔) 」

フーナ「……!わかった!(氷冬の意を汲み取り、彼女の後に続くように自らも駆け出した) 」

スカーフィ「かぅ~~っ!任せてよ! バ ッ (そう言うと向かってくる氷冬を見据え、彼女が目と鼻の先に迫ったタイミングでバク転し、緩慢化された空間の中でゆっくりと両手を地面に着け、逆立ちの状態となる―――) 」

カイ「………!(観客席から、ゼロリアの姿を見据えて)………こいつは、まずいなぁ…………   たかが数人程度の力で、どうにかなる問題じゃねぇかもしれねぇ………だが………(懐から銃を取出し)………敵を前にして何もしないなんざ、軍人として恥ずべき行為ってもんだ―――――――!! ――――ズドンッッ!! ズドンッッ!! ズドンッッ!!(特製の改造弾を装填し、ゼロリアに向けて発砲する 」

氷冬「タタタタタッ…―――――ストン…―――― タ ァ ン ッ ! ! ! (バク転によって一瞬逆さ立ちとなったスカーフィの両足を、踏み台の要領で飛び乗り、真下より押し上げられた彼女の爆発的な脚力を利用し、上空へと高く翔んだ) 」

ゼロリア「  オ  ォ  ン  ッ  (一斉開眼された眼のすべてがプルストを捉え、彼に対し容赦の無い幾重の斬撃の礫を解き放った) ガキュンッ、ガンッ、キュンッ… ! ! (カイが発砲した弾丸が全身に炸裂する。一見は効いていないようにも見えるが、被弾した部位の眼が潰れていることから、少なくともダメージを負っているのが確認できる) 」

スカーフィ「フォンッ…タンッ―――――(氷冬を飛ばした後、再び距離を置いてバク転の態勢に入る)―――― いいよ、フーナ!! 」

フーナ「スカーフィ!(自らも氷冬と同様にスカーフィが逆さ立ちする瞬間を見計らって彼女の両足へと飛び乗り、彼女の脚力によって上空へと翔んだ)――――行くよ、氷冬!!(ビュオワアアアァァッ ! ! ! )(真上にいる氷冬に対してチャクラムを振うことで、上昇気流の強風を巻き起こし、彼女を更なる高みへと吹き飛ばした) 」

プルスト「!!……来いよ、クソッタレが――――――(自身の体を浮遊させ、ゼロリアの放った斬撃に向けて、猛スピードで特攻していき)そんなもんで折れるほど………―――――ブワァッッ――――!!!(二刀の鎖鎌が、青白い炎を纏い)――――貧弱じゃ、ねぇんだよっ!!!!  ズバァッッッッ―――――!!!!(炎を纏った鎖鎌から放った渾身の斬撃で、ゼロリアの斬撃を相殺する 」

氷冬「 ド ゥ ン ッ ! (スカーフィとフーナの協力を得て、上空のゼロリアへと迫る)シュボ…ボォァ…ッ… ! ! !(「夏鬼」の発火能力で四刀の刀身に炎を纏う)――――“刄刀羅『熱火山』”ッ!!!( ホ ゙ グ オ ォ ン ッ ! ! ! )(ゼロリアに四刀で何度も薙ぎ払い、攻撃後に爆撃を見舞った) 」

雛菊「っ……(大事な試合…刀剣武祭がこんなことになるなんて…)ギリィ…――――― タ ン ッ (悔しさや憤りを露わに刀の柄を強く握りしめ、ある方向へと駆け出した) 」

謎の魔剣士「――――――ドルモーア!(ゼロリアのもとに闇の球体のようなものを発生させ、それが思いっきり爆発する) (声‐小野大輔) 」

ゼロリア「 ズ ガ ア ア ア ァ ァ ァ ン ッ … ! ! ! (氷冬の一撃に巨体ががくんと揺らぐ) ズ オ ォ ―――――― ブ ォ ン ッ ! ! ! (攻撃を受けた反動を利用するかのように、鋭利な翼の表面で彼女を地上へと叩き落とした) ブ ォ ン ッ ! ! ! (そしてもう一対の翼を振い、プルストも地上へと叩きつける) 」

カイ「………(アイセンサーでゼロリアを拡大して)………被弾はしている………おそらく微かだがダメージも与えているはず………だが、こんな調子じゃ弾薬が幾つあっても足りやしねぇ………  仕方ない、”こっち”を使うか――――(右手の手袋を外し、人差し指と中指の銃口を開き)………エネルギーの消費がきついから、あまり乗り気じゃねぇんだがな………そうも言ってられねぇよな………!! 」

メタナイト「氷冬ッ!!(叩き落とされた氷冬を見るや否や翼を広げて勢いよく飛翔し、彼女の腕を掴んで救出し、ゆっくりと地上へ降り立つ)大丈夫か…!?(なかなか良い連携だった…この三人なら…きっと……) 」

氷冬「きゃん…ッ…!!(攻撃後に生じた隙…と言うよりは、無防備な空中で次の態勢を整えることができず、成す術もなく叩き落とされる)……!…ありがとう、メタナイト。(メタナイトの援護を受け、地上へと降り立った)……っ…参ったわ…(二人の協力を得たとしても、結局空中に一人身を投げ出せばどうすることもできない…っ…)(頭上のゼロリアを、攻めあぐねた様にただじっと睨みあげる) 」

ゼロリア「 ボグゥァアアアアンッ ! ! ! (闇の球体の爆撃に巻き込まれる…しかし…)――――― ブ ワ ァ ッ ! ! (爆煙を振り払い、再び戦士たちの前に姿を露わにする) 」

プルスト「―――――――!!!!  ズギャァァァーーーーーーーンッッ!!!!(地上へと叩き落され)……………か……はっ……………やって……くれんじゃねぇか………!!(血だらけになりながらも立ち上がり 」

雛菊「タタタタタタッ… ! ! ヒュォ――――スタン… ! (いつの間にかステージ上から客席へと移動し、そして…闘技場の天辺にある細い壁上へと飛び乗る)―――――はあああぁっ!!(勢いづけるのが難しい不安定な足場から身を投げ出し、ほぼゼロリアと並行の高さの空中で刀を構える)ザキィィ―――――ン…ッ… ! ! ! (すれ違いざまに居合斬りを繰り出し、反対側の客席へと優雅に降り立った) 」

フーナ「プルストさん…!!(傍に落下した彼のもとへと駆け寄り、心配そうな表情で彼の起立を手助けする) 」

謎の魔剣士「やはり一筋縄ではいかぬか……斯くなる上は………(声‐小野大輔) 」

モララー「…不味い事態だが…いや、ここは俺が出るまでもねえ…(これはお前たちの戦いだ。俺は観客。今から何が起ころうと…俺はお前たちの行く末を、信じて見守るさ。)(頑なな表情で腕を束ね、彼女たちの戦いを見つめている) 」

八頭身ギコ侍「…ふむ、ここは某も助太刀しようぞ…!(抜き出した刀身に指を添える)――――― 【 卍 解 】 ―――――( ド オ ォ ゥ ン ッ ! ! ! )(解号と共に煙に包まれ、刀が輪刀に変形する)――― 魅せろ、『雪花鳥風月光丸』!!! 」

カイ「ヴゥゥゥゥゥゥゥゥン―――――――(構えた指先の銃口に、エネルギーを溜めて行き)…………!おぉ…………良いねぇ、お嬢ちゃん………だが、スタイリッシュなだけじゃ意味が無いぜ………こんだけの手練れが揃ってて、この有様なんだからよ―――――――!(雛菊の姿を見て呟いた後、エネルギーが完全に充填されたのを確認し、ゼロリアに標準を定め)――――食らいやがれ、化け物が――――!! ―――バシュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッッッ!!!!!!!!!(指先の銃口から、極太のレーザー光線を発射し、ゼロリアにぶつける 」


キ ラ ン ――――――― ゴ   ォ   ゥ   ッ   !   !   !   (天空より、八頭身ギコ侍が呼び起こした光柱が現れ、上空のゼロリアの頭上に落下した)


プルスト「……!フーナ………心配、いりません………この程度の攻撃………怪我しても、死にはしませんから…………  ………それにしても、良い連携プレーだったんじゃないですか……?(微笑みを浮かべながらフーナに 」

ゼロリア「 ヒ ュ ガ ア ア ァ ァ ァ ァ ア ア … ッ … ! ! ! (雛菊の一閃に断末魔の様な叫びを上げてぐらりと揺らぐ)ズズズッ……―――――   ド   ォ   ゥ   ッ   !  (両翼を重ね合わせて地上より解き放たれた極太閃光を防ぐ…しかし――――)  ズ  ン  ッ  !  !  !  (カイの攻撃に気を取られ、頭上から迫る光柱を無防備の状態で喰らい、そのまま押されていき――――)―――ズシャアアアアアアアアアァァァァァァァアアアアアアーーーーーンッ ! ! ! ! !(ステージ上に激突落下する) 」

フーナ「へ…っ… …や、そんな……(憧れの先輩の評価を得て、思わず表情が綻ぶも…)――――――!?(ゼロリアの落下衝撃に思わず腕を構え、その衝撃に耐える)……っ…!?(クロリアーが落下している…叩くなら、今しかない…ッ…!)(チャクラムを構え、一目散にゼロリアへと駆け出す) 」

謎の魔剣士「(その場でゆっくりと浮遊していき、ゼロリアの付近へ至る)――――――――フンッ!!(剣に闇の力を強く込め、勢いよく振り払いゼロリアに向けて剣に込められた魔力を一気に放出)(声‐小野大輔) 」

スカーフィ「わわっ…!?(地上へ落下したゼロリア、そして落下衝撃に思わず驚き飛び跳ねる)…かぅ……!今の内…かな…!?(フーナが動き出したのをよそ目に自らもゼロリアへと駆け出す) 」

プルスト「Σおわっ………!! ヒュォンッッ――――(ステージから客席の手すりに飛び移り)………おぉ………なんとか、効いてるみたいですね………だったら、今のうちに――――(両手をかざし、ゼロリアに標準を定めて)――――砕け散れ―――――    ビュゴォォォォォォォォォォォッッッ―――――――!!!!!!(凍てつくような冷気を凝縮し、ゼロリアに向けてぶつける 」

ゼロリア「―――― オ  ゥ  ン  ッ ――――(地上にめり込み、活動が停止していると思われたその時、無数の眼が妖しく開眼する) 」

カイ「!!………お……おぉっ!!!(落下したゼロリアを見て)ラッキー………効いてんじゃねぇか、しっかりと………これはチャンスだぜ―――――――――――   !?(その時、ゼロリアの眼が一斉に開眼する瞬間を目の当たりにし)―――ウソだろ、おい――――  お前ら、ヤベェぞぉっ!!!!(客席からステージに向けて叫ぶ 」


キ ュ ガ ァ ァ ア ア … ッ … ――――――― ガ キ ョ ォ ン ッ  !  !  ! (ゼロリアの開眼と共に、フーナ、スカーフィ、プルスト、カイ、八頭身ギコ侍の五名の身体の周辺が眩く輝きだし―――― 五人の身体が瞬く間に光輪に捕えられてしまう。また、不思議な力を宿すその輪は…五人の能力を封じる効果を齎した)



ゼロリア「 ブ  オ   ワ  ァ  ッ  !  !  !  (全身を地面から抜き出すと同時に両翼を素早く振い、双方より繰り出された魔力と冷気を吹き飛ばし、相殺した) ズ ゥ ン ッ … ! ! (若干飛び上がり、戦闘開始時より低い位置で浮遊する) 」

プルスト「なっ――――!?(光輪に体を拘束され)……………申し訳ありませんが………  遅かったみたいです―――(カイの叫びに対し、小さく呟き 」

フーナ「きゃっ……!(眩しい―――)―――――!!?(眩い光と共に、自分が光輪に捕えられたことに驚愕を露わにする)あう…ッ…!(バランスを崩し、その場に転倒する)…ぅ…ッ……(だめ…力を出せない…な、なんで……っ…?) 」

謎の魔剣士「…何………!(封じられた5人を見て)……小賢しい真似をしてくれる…… (声‐小野大輔) 」

スカーフィ「まぶしっ―――――きゃう…っ…!?(光輪に捕えられ、バランスを崩して転倒する)うぅ~~ッ…!離せぇ~~~!!……かぅぅ……(横たわった状態でジタバタ暴れ回るが、やがて体力の消耗によって抵抗が弱体化していく) 」

カイ「―――そうだな、遅かったわ――――――(自身も拘束されていた事に気づき、その場に崩れ落ち)…………ヤバいな…………コアのエネルギーに………関渉してきてらぁ………俺………どうやら………――――(エネルギーを光輪に封じられたことにより、全身の機能が停止してしまい、動かなくなる 」

八頭身ギコ侍「なん―――――だと…ッ…!?(瞬く間に光輪に全身の自由を奪われる)こんな奇術…我が卍解をもってすれば―――――(パキャアァァン…ッ… ! ! ! )―――――!!??(光輪の効果により、卍解が強制解除される)…む、無念……トサァ… ! (うつ伏せに倒れ込む) 」

氷冬「―――――!!フーナ!スカーフィッ!!(二人の友、そして彼女たちと同様に囚われてしまった戦士たちを見て愕然とする)……私が…私たちが、何とかしないと… …っ……(上空のゼロリアに刀を構えるが、その存在感に圧倒され、思うように踏み込めないでいる) 」

プルスト「……!フーナ………スカ―――――  !!………ぁ………(光輪に力を封じられた事で、ただの子供の体になってしまった事を確信して)…………マズイ…………このままじゃ………………  死――――(先ほど受けた傷の影響もあり、じわじわと恐怖の感情が込み上げて来る 」


”俺は運命<オマエ>に囚われた” ―――


メタナイト「く…ッ……(瞬く間に脱落していく戦士たちをよそ目に、ゼロリアにただならぬ警戒心をむき出す)…斬撃を"飛ばし"、こちらの攻撃を防ぐ…攻防共に優れているといえよう。その上…相手の動きと共にその能力さえも封じる力…罪剣「クロリアー」とは思えない強さだ…! 」

謎の魔剣士「……已むを得ん……… ――――――進化の秘法!(すると、彼の姿に変化が…)グッ……グゥッ……………――――――――グゥゥゥゥゥゥォォォォォォォォォォォッッッッッッ!!(人型だったものから突然、顔が2つ存在する緑色の巨大な怪物のような姿へ) (声‐小野大輔) 」

大剣使いの男「…不味いな…(しかし、私が出たところで…足手纏いになるだけだ…悔しいが…ここは見守るしかない……)(客席から、剣柄に手を添えたまま事態を窺っている) 」


タッタッタッタッ―――(遠くから、足音が聞こえてくる)


”長い宿命<クルシミ>の中を、宛もなく彷徨った” ―――


雛菊「ヒュンッ――――― ザキィィィインッ ! ! ! (高速移動と共にプルストの頭上に現れ、“アンビション”を纏った刀を勢いよく振り降ろして彼を拘束する光輪を破壊した)……おそらくその体では、まだあの光輪の効果が続いていると思います…しばらく休んでいてください。(プルストにそっと呟き、氷冬のもとへと駆け寄る)大丈夫ですか…!?協力します…っ。(彼女の横で、ゼロリアと対峙したまま納刀した刀を構える) 」

謎の魔剣士→?????「グオオオオオオオオオオオッ!!(変化を遂げ、ゼロリアの前で強烈な雄叫びを発する)グゴゴゴ……………我の名は〝デスピサロ〟………今はそれだけしか思い出せぬ。 」

フーナ「スカーフィ…!プルストさん…!!(力を失っていく二人に精一杯の声で叫ぶも、自分の置かれた立場を把握し、悔しそうに唇を噛みしめる)……氷冬!!私たちのことなら、大丈夫…!だから…氷冬はしっかり前だけを見て!! 」


―――”藻掻き、嘆き、足掻き続け、約束<コタエ>の果てを求め続けた”


―――ガガガガガガガガキィンッ!!!(急速に、周囲から灰色の水晶が幾つも発生し、翡翠色の粒子が漂い始める)


氷冬「……!(この声…まさか――――)(聞き覚えのある声に反応し、その声と共近づく足音の方へと振り返る)…!ええ、ありがとう…心強いわ。(雛菊と並列に、ゼロリアと対峙する)…フーナ…… ……わかった…!(彼女の想いを受け止め、しっかりと四刀を身構える) 」


”故に、俺の剣<ジンセイ>に剣戟<コタエ>から得た全てを込めよう” ―――


プルスト「ひっっ……!!………ぁ……(振り下ろされた刀に驚き、悲鳴を上げそうになるも、すぐに自身が解放された事を察して)………あなたは…………  ありがとう、ございます―――――――――――(雛菊に向け、微かに震えが残る声でお礼の言葉を返し、その場に倒れ込み)…………冥界神とも、あろうものが……………   情けない………………(小さな声で、呟く 」


ダンッ―――!!!(声の主、水晶の鎧を纏う影が飛び込んでくる!)


ゼロリア「 ズ ズ ズ ズ ズ ズ … ッ … ! ! (怪物デスピサロを前に、彼をも上回るその巨体で威圧するかのように君臨する) オ オ オ オ オ ォ ォ ォ ォ ン ッ ! ! ! ! (雄叫びと共に無数の眼が力強く開眼し、両翼を勢いよく展開することで空間に衝撃が迸る) 」

AS「”―――奥義『忌械機撃<キカイキゲキ>・黒ク染マレ幻ノ見セル彼岸<ハズ ア マイインスティンクト>』!!!”(飛び込んでくるや否や、ゼロリアとの距離を零まで詰め、―――狙うは翼の全て。一瞬で全ての翼に向けて、神も法則も全てを斬り殺す『剣の理』が駆ける―――) 」

?????→デスピサロ「グルォッ………グオオオオオオオオオオオオオオンッ!!(ゼロリアの強大な雄叫びに対し、再び雄叫びをあげ、同時に〝いてつく波動〟を辺り一面に放つ) 」

ゼロリア「 ヒ ュ ガ ア゛ ア゛ ア゙ ア゛ ア゛ ア゛ ァ゛ ァ゛ ァ゛ ァ゛ ッ゛  !  !  !  !  !  (ASが放つ強烈な斬撃に四翼の羽刃がボロボロに破壊される)ズズン…ッ… ! ! (飛翔能力を失い、今にも落下しようとするが…―――) ガ キ ョ ン ッ ! ! ! (鋭利な尻尾を地面に突き刺すことで受け身を取り…)バチ…バチバチィ…ッ…バリバリバリバリィ…ッ… ! ! !  バ ギ ュ ア ア ア ア ァ ァ ァ ァ ッ !  !  !  ! (地面と一体化した状態で翼が帯電し、エルキドラを彷彿させる凄まじい放電を全方向に解き放った) 」

シグマ「……(機能停止したカイをよそ目に平然としていながらも…何処か憤怒が籠った鋭い目つきでゼロリアを見据える)…貴様を野放しにするわけにはいかん、荒れ狂う者よ――――(左手に握った剣と共に、悠然とした足取りで、足跡に"怒り"を残しながらゆっくりと迫る) 」

雛菊「……!(これは…!)(以前観戦した試合から、見覚えのあるその放電に咄嗟に飛び退いた)危なかったです…(今度は地面と一体化…しかし、まともに近づけばあの電撃の餌食に…)(冷静な表情でゼロリアの様子を窺う) 」

氷冬「――――AS!(推測は確信と変わり、彼の姿に表情が少し和らぐ)…ッ…!(放電から逃れるようにバク転する) はあぁっ!!(果敢にもゼロリアへと立ち向かい、地面に突き刺さったその尻尾に剣戟を叩き込む) 」

AS「ガッ―――キキキキィンッ!!(『幻影なる意思』で自分を空中に固定し、放出された電撃そのものを刃のみで弾き)クルッ―――スタッ(氷冬の前に降り立つ)・・・錆びず、折れず、ただお前の剣を信じて戦え。怖気づくな、震えるな、お前が剣を信じるように、お前の友もまたお前を信じている。(振り返らず、背中を向けたまま語る)―――さあ、剣戟をするのに無粋な翼は折ってやった、後はお前たちの世界だ、俺もまたお前を信じよう。(そして、後方へと飛び、腕を組んで見守る) 」

デスピサロ「―――――――ヴゥンッッッ!!(ゼロリアに、大きな両腕を叩きつけるように振り下ろす) 」

ゼロリア「パキパキパキィ…ッ… ! !(デスピサロの放つ波動に尻尾から徐々に凍結していくが…) グ ゥ ン ッ ―――――― パ キ ャ ァ ン ッ ! (尋常ではない機動力に凍結を振り払った)ガキン、ガキン、ガキンッ ! ! ! ガキン、ガキン、ガキンッ ! ! ! (その後、ASによって破壊された羽刃が生え戻り、再び翼が復活する) ブ ォ ン ッ ! ! (尻尾に攻撃しようとする氷冬に、先手を取って尻尾を振って薙ぎ払い、再び上空へと飛翔する。その際、デスピサロの攻撃を回避した) 」

氷冬「ええ…ありがとう、AS…!スゥ…ハァ……(ASに鼓舞され、冷静さを取り戻す様に深呼吸する)……ッ…!(カウンター…!)(咄嗟に平行に構えた二刀で尻尾による薙ぎ払いを防ぐが、吹き飛ばされる)ズザザァ…ッ… ……く…ッ…!(また上空に…!) 」

メタナイト「……(奴の行動力、機動力を削ぎ落すには…肝となるあの翼を破壊するに限る。しかし…なんという回復能力だ… このままでは、奴の攻撃を許すだけに……――――)……むっ…?(ゼロリアの球体の身体を、じっと凝視する) 」


キ ラ … (ゼロリアの球体状の身体の表面に、僅かながら白い罅が入っている。カイとギコ侍の二人が放った閃光を受けた部位、その交差点に…)


AS「―――(翼を再生させるのを見て、目を細める)そこまでして、剣を拒むか・・・『剣』としての矜持はなく、既に殺意のみの絡繰―――ならば遠慮はいらないな。(右手を振り上げ)高度制限だ、その先は俺の領空としよう。(勢い良く振り下ろす) 」


ググググ―――ズドドドドドドッ!!!(ゼロリアの真上、その一部に舞い散る水晶と粒子が集まり、巨大な楔となって降り注ぐ!)


メタナイト「あれは…(…もしも奴に、本当に回復能力があるとするならば…破壊された翼や凍結された尻尾を修復したように、本体に受けた衝撃も解消できるはず… あの表面に入った「罅」…もしかすると奴の弱点は―――――)……試すしかあるまい…!(翼を展開し、鋭い軌道を描きながらゼロリアの頭上へと飛翔する) 」

デスピサロ→謎の魔剣士「シュゥゥゥゥゥゥゥゥ…(怪物の姿から人型へ姿が戻る)ぐふっ……クッ……もはや、抗いきれぬようだ……… (その場にて横たわる) (声‐小野大輔) 」

ゼロリア「 ブ ワ ッ ―――――― ズ ズ ン ッ …  ! ! ! (両翼を重ね合わせ、頭上より落下するその神々しい輝きを帯びた楔を受け止める) 」

雛菊「(タンッ―――)はっ――――せいっ―――やぁっ!!(楔を受け止めたことで空中停止したゼロリアの隙を突く様に跳躍し、がら空きとなった表面に高速剣技を炸裂させる) 」

シグマ「ゆくぞ―――― ブ ォ ン ッ ! (一度の踏み込みと同時にゼロリアの真下に出現し、地上にすれすれに降ろされている尻尾を尋常ではない握力で掴み取る)んんんんんッ!!!(右腕の身を力強く振り下ろし、掴んだゼロリアを地面に叩きつける) 」

ゼロリア「ガキィンッ、ズァンッ、ズシャアァッ ! ! ! (雛菊の剣舞が全身に炸裂し、表面に少しずつ罅が入っていく)グゥンッ――――― ズ シ ャ ア ア ア ア ア ア ア ァ ァ ァ ァ ァ ン … ッ … ! ! ! ! (シグマのありえない怪力によって地上へと叩きつけられ、横たわる) 」

氷冬「――――やあああぁぁッ!!!(叩きつけられ、横たわるゼロリアを跳躍からの二刀袈裟斬りを繰り出し、深い爪跡を残す) 」

メタナイト「ヒュバッ――――“鬼撃”!!(上空からの垂直落下と共にギャラクシアの柄で殴打を炸裂させる。その凄まじい衝撃がゼロリアの全身を迸った) 」

AS「それでいい、そのナリでも剣ならば、剣らしく拒まず剣戟を為してこそ。(氷冬が戦う様を、見守りながら、ゼロリアを見据える) 」

謎の魔剣士「む……形勢が、逆転している…だと……?ふ……やはり、計り知れぬものだ……(声‐小野大輔) 」

ゼロリア「 ズ シ ャ ァ ン ッ ! ! ド ゴ ォ ッ ! ! ! (斬撃と打撃を同時に受け、その衝撃が全身に蓄積され―――)…ビキ…ィ…ッ…パキ…ッ… ! ! (更なる亀裂が生じる) ゴ ゥ ン … ッ … ! ! (巨体を起こし、掴まれたままの尻尾を勢いよく振るってシグマを客席へと吹き飛ばし、更に振って雛菊も薙ぎ払う) 」

シグマ「むっ―――――!?(ドオオオォォーーーンッ… ! ! !)(思わぬ反撃に吹き飛ばされ、客席へと激突し、土煙に包まれる)……チッ…抑えが利かんものだ…(瓦礫を払い、ゆっくりと起き上がる) 」

雛菊「スタ…クルン―――――!(斬撃後に着地し、踵を返して追撃を仕掛けようとするが…)くぁ…っ…!(蛇の様にうねる尾の攻撃の防御に間に合わず、薙ぎ払われてステージ上に転げ倒れる)……はぁ…はぁ… …っ……!(額から鮮血が滴り落ちる) 」

碧の海賊龍・キャプテンキッド「 どわぁああ!!(シグマが客席に突っ込んできて驚きのあまり後ろに転倒)ぬぐぐぅぅ……気づけばこの修羅場よ、あの乙女剣士供が劣勢になる相手など勝てるはずなかろうて!! 」

氷冬「……っ…(強い…っ…でも、着実に攻撃は届いているはず…!)(罅割れを起こしたゼロリアの身体を見据え、勝機を見出す)……クロリアー…(…もともとはたの剣…それが、持ち主の底知れない憎悪によって…それがここまで膨れ上がったのかしら…だとすれば…その怨念の矛先は、一体――――) 」

ミレアドネ「――――あらあらあら~ん…?貴方たちの実力は、そんなものだったかしらぁ~ん?♪(客席より、華麗に身を乗り出し、舞う様な六刀剣舞でゼロリアに急襲を仕掛ける) 」

Tボーン「ここは正義を貫く時なりィッ!!!直角飛鳥“ボーン大鳥”(ボーンオオドリー)ィィィーーーッ!!!!(カクンッ、カクンッ、カクンッ――――ズシャアアアァァァッ ! ! ! )(ミレアドネ同様に、客席から剣を振って螺旋を描く斬撃をゼロリアに放った) 」

真庭蝙蝠「きゃっはきゃっきゃっはぁ!!感謝するぜえぇ~、雪女のお嬢ちゃん。俺様の絶刀「鉋」を取り返してくれてよぉ~~!!!これは少なからずのお礼だ、とっておいてくれよなぁ?――――“報復絶刀”ォッ!!!(絶刀「鉋」を駆使しした鋭い突きを、ゼロリアに繰り出した) 」

ランドルフ「……ザッ…(槍を手に、鶴の背に乗り、戦場に赴く)出番が欲しくてやってきました…って、こいつが言ってたから…(鶴に視線を落としながら)(鶴「いやお前の本音だろそれ!!?」)…仕方ないな。(両刃槍を回転させ、他の選手たちと共にゼロリアへと攻撃を仕掛ける) 」

エゴ猫「ち、ちきしょう…!どいつもこいつも目立ちたがりな大バカ者共が…!!……俺様が誰よりも目立つべきだろゴルァッ!!?(流れに便乗するかの如く、背負った刀を抜刀しゼロリアへと襲撃する) 」

ふなっしー「 ふなっしぃぃぃいいいーーー!!!ふなっしーも!せめて応援くらいは、するんだな!!!ナシジルブシャアアアアアアアアァァァァ!!!!!!! 」

氷冬「あなたたちは…!(かつて試合で戦い、そして目にした新世界の猛者たちの応援に思わず仰天する) 」

大剣使いの男「あいつら…!!(客席より、ベールを脱ぐ…かつて試合で敗れた刀剣者たちの参戦に目を丸くする)…くっ…なんて無謀な…だが…… 」

ロックマンゼロ「…無謀かどうかは、確かめてみなければわからん。(大剣使いの男の真横に現れ、Zセイバーを手にする)…俺たちはただ、俺たちがあこがれた『この場所』を…得体の知れない輩に汚されたくないだけだ。(そう言って獲物を握ったままステージ上へと降り立り、ゼロリアへと接近する) 」

碧の海賊龍・キャプテンキッド「 ぐぐぐっ……!乗りかかった船というべきか、えぇいもう知らん!固定砲台設置ィ!(手をあげ、頭上に空間砲台を生成)目標大罪剣!発射ァ!!(ゼロリアへと鉄球の嵐を観客席から繰り出す) 」

マルス「みんな、見ていてくれ!(空間を貫く勢いで高速移動し、ゼロリアに強烈な斬撃を見舞う) 」

全力者「『限界解放』全力を超えて、ぶちかますぜ。空間を伝わる『刃』だッ!『全力パンチ!』(ステージにあがるや否や、事態の把握などまともにせず、刃と形容しても可笑しくはない空間断裂級の拳波動を繰り出す) 」

AS「無謀と思うのは、真に剣を信じていないから―――己を己で錆びつかせ、そうして目を逸らした時に剣は何も切れない鈍らになる。・・・剣はお前そのものだ、故に信じるが良い、お前の剣はそれに応えるだろう。(大剣使いの男に、背中を向けたまま語る。迷いは一抹すらも無い。) 」

ソードプリム「 ぼ、僕だって…僕だってやってやるんだ…!憧れの柊木さんみたいに…強く、気高く…剣を振るんだあああぁぁぁぁーーーーっ!!!(ビームソードを手に、果敢にも選手たちと共に向かう) 」

大剣使いの男「…… ……(ロックマンゼロとASの言葉に、今一度改めて自分の両手を見降ろす。傷つくことを何処かで恐れた、その傷なき両手を、血が出るほどに強く握りしめる)……ダンッ ! ! (客席から身を乗り出し、背に帯びた大剣を振り抜く)…不思議なものだ…こんな俺にも、「力」は呼応するのだな……ふっ、ならば…ッ!!!(大きな獲物を振り上げ、ゼロリアへと強烈な一撃を繰り出す) 」

実力者「『限界突破』弟よォォ!先陣切りやがって!いくぜテメェら!ネザリアンの力ってもんを見せつけてやろうぜ!『実力カッター!!』(手刀で袈裟斬りとすると、真空を発生させる轟々しい勢いの衝撃刃をゼロリアへと繰り出す) 」

剣四郎「日の足が不自由な人は殺す奥深い意義を生んであります!!意地になって争って秘孔の事を刺すことを入れることをすることにふれることができません 将軍は落ちるべきです!!(観客席の最上部から飛び降り、流星が如く推参。それと同時に周囲の砂利、瓦礫を弾くほどのオーラを纏い)北斗の神の剣!アァァ沢山経過するアァァァア–––––––––ッッッ!!!!(流星群が如く闘気が形をなした無数の巨大な手刀がゼロリアへ降り注ぐ) 」

観客者「「「「「観客ビィイイイイイイイイム!!!(力を合わせて作った光線を、観客者全員で放つ)」」」」 」

八頭身ギコ侍「むぅ…これは…っ…―――― 異界の兵(つわもの)たちの雄姿…!!(光輪に捕えられたまま、その状況に驚嘆している) 」

モララー「ったく…しょうがねえ奴らだぜ…(…だがよ、これがいいんだ。そうだろ、ハルシオン?お前が言ってた「絆」の力ってもん…ちゃんと世に伝わってるじゃねえか。)(客席で腕を組んだまま、様子を静かに俯瞰している。かつて刃を交えた者同士が、今は互いに一致団結して、一つの強大な敵に立ち向かおうとしているその姿に、思わず笑みがこぼれる) 」

プルスト「す、すごい…これほどの戦士たちが……!(少し離れた個所で休息しており、ステージ上に集まりゼロリアへと立ち向かう大勢の戦士たちに圧倒される) 」

被害者「オロロロロロやべぇ普通に訳ワカンねぇ隠し玉みんな持ってて草吐いた。いやあのすいません、俺にできることはないです隠し玉もクソもないっす。まあ強いて言えば俺にできることといえば……(殆ど死にそうなやつれた目でゼロリアを見上げ、両の掌を合わせ後方に構え、闘気が青い光彩を放ってそこに集中し)かめはめ波ぐらいだ(極太の青白い波動を両手からゼロリアへ放った) 」

ヒロ「……こうやっていつまでも見てるままじゃ……誰も守れねぇ……!!!(客席から場内に飛び込む)……ぬぉぉぉおおぉぉぉぉぉ!!!!(日本刀を持ってゼロリアに切り込む) 」

ゼロリア「―――――――(数多くの戦士たちの連携攻撃を受け続けるが…)―――――――― ビ    ュ    オ    ワ    ア    ァ    ッ    !    !    !    !   (両翼を勢いよく展開し、その衝撃で彼らを一斉に吹き飛ばす) ヒュドドドドドォッ ! ! ! !  バギュアアアアアアァァァァァアアアッ ! ! ! ! ! ブワンッッッ ! ! ! !(そして、無数の眼より斬撃の礫を、全身より放電を、広範囲に及ぶ尻尾による薙ぎ払い、暴れ狂う様に反撃を開始し、応援に駆けつけてきた戦士たちを返り討ちにする) 」


うわあああああぁぁぁぁーーーッ!!! ぎゃあああぁぁぁーーーッ!! ぐわあああぁぁッ!!! チクショーッ!! やめてくれェーッ!!! フナシィィィィイイイイイイッ!!!!!!!! (ゼロリアの反撃に、多くの戦士たちが悉く返り討ちにされていく)


実力者「もう一発いくぞ!実力――ヌグウゥォァアアアアアアアアアアアアア!!!!(ゼロリアの厖大な一撃に体は飛ばされ、ステージ外の観客席の壁に叩きつけられる) 」

大剣使いの男「ぐぅ…ッ…!!!(壁に激突し、力なく崩れ倒れる)……やはり、凄まじいものだ…な…(……だが、悔いはない…俺は、俺に出来ることを…成し遂げた……) 」

観客者「ウウオォァアアアア!!」「やめてくれぇェェェエエエ!」「あ、ふなっしーだ」「グオァアアアアア!!! 」

被害者「あっやべぇやべぇ普通にだめだこれ、いやまぁわかってたんですけどね。うんよしわかった降参だ、無理無理。これ絶対無理、頭割れそう。被害者はクールに去るぜ(猛者達の攻撃が直撃した際の所感で仕留めきれなかったという愚を悟り、肩をすくめ首を横に振り踵を返し逃げ帰ろうとする) 」

トランクス「ギャアアアアアアアアアアアアァァァァァァァァァーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!(地平の彼方まで吹き飛んでいった) 」

剣士「 こらーっ!!無茶すんなーーー!!あぎゃああああぁぁぁぁーーーッ!!! 」

ヒロ「ぐおおっ……!!!!(吹き飛ばされ、壁の方まで飛ばされる) 」

婚約者・保護者・扶養者「\オギャァー/\イタイヨー、オカーサーン/\アナターシッカリシテー/ 」

メタナイト「……!!お前たち…!!(応戦に駆けつけてきた者たちが、瞬く間に返り討ちにされていく現状に耐えきれず、思わず身を乗り出そうとするが…)……――――――!!!(あれは…!!)(ふと、ゼロリアを見る) 」

AS「ぬ―――カキキキンッ!(数多の暴威を、剣一つで弾き、ゼロリアの姿を見据える)未だ、足りぬと・・・未だしがみ付くというのか、まるで亡霊だな・・・ 」


ピキィ…ッ…バキィッ… ! ! ビキッ、バキッ…ピキピキヒビキィ…ッ… ! ! !(ゼロリアの黒い表面に、白い亀裂が更に増え、より顕著なものになっていく)


被害者「あ、いや俺何も見てないっすよ。うん知らねー知らねー…… あ、はい大丈夫っすよ。みんな落ち着いてね、こんなん擦りむいたぐらいの怪我だからね。さっさと帰ってねうん(見るに見かね婚約者達を強引にかつぎ込み)ヨットソーラセット ドゴン(医療用のタンカに乗せ会場の外へ蹴り転がす)手荒だけど許してねっと。さーて俺もさっさとおさらばしましょうかn––––––––– 」

カイ「Shit!シブといものだな……おっ?(ゼロリアの表面に入った幾つもの罅割れに思わず目を丸くする)……はっ、どうやら…勝負がつくのも時間の問題だな。(光輪に囚われたまま、その様子を不敵な笑みを浮かべて見据えている) 」

全力者「ブフォアッ……ッ……(俺の、俺の全力を超えた全力を持ってしても……この殺戮兵器の一撃を受け止め切れないっていうのか………ッ!?)カッハァッ……!(血反吐を幾戦重ね、汚れきったステージに吐き捨てる)だが、まだ、まだだ……全力で、あと一撃だけでも耐えてやろう!俺を倒したあの女が!この俺に苦戦したなどと笑われないように!!(血まみれになりながらも、ステージに残りその強大な敵の変化を視界に納める) 」

白鷺「(全身に包帯を巻かれた姿でふらふらと現れ)……あっれー?あんな人参加者に……人じゃねえですねあれ 」

氷冬「みんな…っ……――――――!!(吹き飛ばされる選手たちを一人一人見つめる最中、ふと視界に入ったゼロリアの身体の表面に異変が生じているのを見逃すことはなかった)…クロリアー…貴方の憎悪が、どれほど強くて、黒くて、深いものなのかはわからない…でも――――― 『私たち』はそれを照らしてみせる!!私たちは…諦めないッ!!( ダンッ ! ! ! )(四刀を一度納刀し、居合の態勢に入ったままゼロリアへと駆け出した) 」

雛菊「 ス …(ゼロリアに視線を向けたまま、全力者の肩にそっと手を添えたまま真横に立つ)―――― 貴方の『全力』を、私が届けます。(そう彼に呟き、颯爽とゼロリアに迫った) 」

AS「さあ、みせてみろ氷冬、俺は見届けよう。(腕を組み、氷冬とゼロリアを見据え続ける) 」

シグマ「…これが人間たちの真の力…か…(依然厳かな表情を保ったままだが、何故か胸が空いた様に、ふっと笑みを一つ零した)…人間に後れを取るわけにはいかん。俺は、ただ…一人の剣士として…この研ぎ澄ました剣を振うのみ――――(左腕に仕込まれている禍々しい形状の剣を構え、ゼロリアへと迫る)むんッ!!!!!(そして、その巨大な翼を削ぎ落す勢いで力強く剣を振り下ろした) 」

全力者「――(「お前はもう少し俺を頼れ、全力者」「肩の力抜けよ。いいか、力みすぎて全部自分でやろうとすんな」「お前の『全力』は代わりにやってやるよ!」)―――――あぁ、『全力』で任せた――――― 」

氷冬「四刀流居合――――― 」

雛菊「参刀流居合――――― 」

碧の海賊龍・キャプテンキッド「やれ!!! 」

フーナ「届いて―――――!!! 」

スカーフィ「いっけえええぇぇぇええええ――――――氷冬ああああぁぁぁぁーーーーっ!!!! 」


氷冬/雛菊『――――― “雅琶黎走登”/“華蝶風月” ―――――』


―――― ザ  ギ  ャ  ア  ァ  ン  ッ  !  !  !   ザ  ァ  ン  ッ  !  !  !   ズ  バ  ァ  ン  ッ  !  !  ! ――――(三人が同時に繰り出した強烈な斬撃が、今――――ゼロリアに届いた…)


ヒロ「やったか………!? 」

ゼロリア「――――― ヒ ギ ュ ア゛ ア゛ ア゛ ア゛ ア゛ ア゛ ア゛ ア゛ ア゛ ア゛ ア゛ ア゛ ア゛ ア゛ ア゛ ァ゛ ァ゛ ァ゛ ァ゛ ァ゛ ァ゛ ァ゛ ァ゛ ァ゛ ァ゛ ー ー ー ー ー ッ゛ ! ! ! ! ! ! ( 断 罪 ―――――真っ黒な身体に、*状の白く大きな亀裂が生じ、割れ目から激しい閃光が迸る) 」


パキィビキィ…ビキ…ッ…ビキィッ…ピキ…―――――――――――    パ   キ   ャ   ア   ァ   ン   ッ   !   !   !  ( 大 罪 が 砕 か れ た )

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最終更新:2017年07月31日 13:14