地の国 -ティエラシア-

螺旋煉獄 -ティエラシア-

(全項目追記修正自由 出演者・ゲストの縛りなし)

概要

カオス界北東に位置する経済大国。欲望と思惑が錯綜する社会の縮図をより象徴化したかのような国
全世界に開かれた市場、独自の通貨を要いた経済システムによって目覚ましい発展を続け、世界各国から資本家を集めている
国土は2,188 km²。東京のそれと一致し、主に【地下】と【地上】の二つの都市に大きく分断されている(後述参照)
入国、移住に対する制限は世界中においても随一の寛容性がありこの国における入国時の掟にさえ従っていれば重犯罪者であれ王族であれ拒むことはない
また、この国には【王族】が存在せず、国政などは全て【機関】が取り仕切っているため統治者の全容は明らかになっていない

【地上都市】

  • 高層ビルがサンゴ礁のように地表を埋め尽くし、その間を掻い潜る立体道路のみが人々の足場となっている近未来都市
 その全てが彫りの深い渓谷の上に立った高層建造物と柱に支えられた足場で、地上に接触する土地は存在しない
 主に外来者かこの国で【成功】を収めた起業家、資本家、総じて富裕層がこちらに住居を置いている
 ティエラシアを統治する【機関】の総本部も地上に存在している
 立体高層空路は他国と直通で繋がっているため陸路で入国可能

龍ノ口

  • 後述の地下都市から地上都市まで繋がっている螺旋型の塔
 地下都市は独自の経済体系を持っているため人種、来歴での入国拒否こそされないものの所有物などの厳しい入国検査を受けることになる

龍ノ頭

  • 地上都市の中心部分に聳え立つ、国内最大規模の超高層ビル
【機関】総本部としての役割の他に富裕層のみを対象とした会員制の各種施設が存在する


【地下都市】

  • 地の国を経済大国足らしめている重要なファクター
 人工的な足場で成り立っている地上を見上げるかのように、椀型に抉れた土地の最下層、地上に直に触れる土地に位置する
 この地表に存在する土地における生活領域は僅かで、主に【地下】へ通ずる入口、【龍ノ口】に勤務する職員の宿舎が殆どを占める
 地下都市は人類生活領域外に貴重な資源が豊富に存在し、地上の資産家が地下のギルドへ依頼を申請し資源を取り寄せたり、
 地下で自身の地位を確立しギルドを経営する等幅広い【成功】への手段が用意されている

 都市部は竜ノ口を中心に広がった巨大な天窓だけが陽の光を受け入れる間口。それより先は街灯だけが頼りの完全な地下空間となっている
 都市部はまだ未開拓池が多く日夜問わず開拓工事が進められている。開拓作業の求人は常にギルドに舞い込みんでおり人手不足は解消されない
 また好戦的な【鬼】が多く生活しており、彼、彼女らを怒らせず”楽しませず”戦闘に発展しないように生活することが一般人には求められる

グランサイドジム

地下都市で幅を利かせている裏格闘団体。
観客は地下都市の住民に限らず、地上都市や、他国の一般人、富豪に至るまで幅広い。
地下都市に拠点を置く素地機内では異例の知名度を誇る。

地下の経済システム

 ティエラシアの地下は地上に存在する通貨、その全てを使用することはできず、”外貨交換も適応されない
 地下都市に訪れた者達は必然的に無一文でここでの生活を始めることとなる(地下都市での通貨を既に所持している者は例外)
 期間限定で一時的に宿泊できるギルドがあるため初日から野宿にはならない 
 ギルドには地上都市の資本家からの依頼や、地下都市に住む住民、ギルド経営者、さらには【機関】からの公務補助など様々な依頼が舞い込み、
 ギルド登録者はこれを合意の元受諾し、成功することで地下都市線用の硬貨を報酬として受け取るというシステムになっている
 ちなみに、この地下都市における硬貨は【魔結晶】。地上においては金銀宝石よりも根が張る素材なためこの硬貨を地上に持ち帰るのが目的て地下に訪れる労働者は少なくない


人物



【地上都市】



龍の頭

  • ノーマン
 某巨大産業グループを実質的に支配している大富豪であり、【機関】の有力者の一人。
 ティエラシアの経済基盤に大きく影響しており、地下都市を視察する事も多い。

一般人


【地下都市】




一般人

  • 向日葵 竜衣
 宿屋【向日葵亭】を経営する【鬼】の女性
 他の鬼と比較して戦闘には消極的。自慢の親善料理で客の舌をもてなすのを何よりの喜びとしている良心の持ち主
 たまに食材となる敵性生物の討伐などをギルドに依頼することがあり、依頼達成者には報酬に加えて無料で料理をふるまってくれる
 家出した弟がいるようで申し出ればその場で捜索の依頼を前金付きで出す

竜ノ口職員と愉快な仲間達


  • 四季映姫ヤマザナドゥ
 【竜ノ口 入国審査官】を務める最高責任者。本業は紛れもなく地獄の閻魔様。こっちは副業
 罪人が生きたまま更生しにくる場所があるという噂を聞いてすっ飛んできた
 欲深い者の不正に厳しく、居場所なき罪人に慈悲深い。地下都市において罪人が真っ当にやり直せる居場所が見つかればいいと生温かい目で地下を見守っているとかなんとか

ギルド経営者

(常に人手不足です)

地底四天王

  • 当然のようにどの国にもいる初登場時は当然のようにシルエットだけの当然のように姿の知れぬ強者達
 地下において莫大な富を収め、自らの傘下に労働者を取り込み報酬の山分け、人員の派遣などを行っている勢力達
 “派閥”と称されることもある。ギルドへの依頼を出すことも多い

リトルベニス


ディミトリアスが経営するギルド
地下都市に展開された自由貿易を利用しここ5年で急速に拡大を遂げた。開拓、戦闘員代行に特価している
地の国の通貨は『魔結晶』出会った点を利用し、地上より魔結晶を大量投入、最初に設備投資に1/4を費やす
拠点を急遽完成させると次は地上で活躍する彼の息がかかったPMCスタッフを編入し、
さらには実戦経験のない一般市民上がり、或いは地下都市という掃き溜めに寄せ集められた経済弱者に無償研修を行うことで兵力として育て上げ、
スタッフの『質<Quality>』『量<Quantity>』を短期間で完備させる
以後はティエラシアの『国境に縛られない』『”世界政府”に束縛されない』特性を最大限に利用
『世界政府』からの規制がない市馬において地下都市において資金源となる『魔結晶』を貯蓄、相場の高い国外へ輸出し、
国外で彼が抱えるPMC産業の兵力を更に拡大するなど、ディミトリアスの組織運営における資金源となっている

敵性生物


  • デーモン
 野生のデーモン
 よく勘違いしたハンターが首を取ってくるが必要なのは心臓である

用語


  • 魔結晶

『魔素』を内包し、その一片が特殊な構築式で結晶体として成り立っている資源
現代科学における『非科学現象』を『科学』に置き換え普遍のものとする可能性を秘めた、現在兵器開発に注目を置かれる物質
現状『金塊』や『ダイヤモンド』『石油』などより価値がある物質として認知されており、これを巡った紛争なども勃発するケースが実在する
世界政府とて例外ではなく、暗部ではこれを独占するため非世界政府加盟国を掌握する動きがある

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最終更新:2021年10月09日 01:09