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フーナ「(病院から出てくる)はふぅ…」
スカーフィ「かぅ~☆やっと退院できてよかったね、フーナ♪(フーナの後から出てくる)」 氷冬「そうね。(微笑して二人を見つめる)」 フーナ「うん…! ……その、二人とも…ありがとうね。 」 氷冬「付き添うのは当然のことよ、礼なんかいらないわ。(フッと笑みをこぼす)」 スカーフィ「うん♪とにかくフーナが元気になってよかったね! ねぇねぇー!退院祝いに何処か食べにいこーよー!」 氷冬「…食べに行きたいだけでしょ?(苦笑してスカーフィに)」 フーナ「……あ、ごめん、二人とも。祝ってくれるのは嬉しいんだけど…ちょっと、行かなくちゃならないところがあるから…。」 スカーフィ「えへへー…(てへぺろ)かぅ?そうなんだ。じゃあまた今度にしようね♪」 氷冬「……!(フーナを見て)……フーナ、貴女まさか…。」 フーナ「うん、そうだね。(スカーフィに微笑み)…うん、大丈夫。もう―――――何も見失わないから。(氷冬の耳元でそう囁き、一人颯爽と何処かへ走っていく)」 氷冬「フーナ……。(彼女を見送る)…もう、無茶はしないみたい…。(呟く)」 スカーフィ「かぅー……?」 氷冬「さ、私たちは先に家へ帰ろうね。 」
その時、遥か遠くの南の方角から微かに黒い雲が天を覆い尽くしているのが見えた
氷冬「……?(あれは…)(黒い雲を一瞥し歩みをとどめる)……スカーフィ、私ちょっと体鈍ってきたから少し運動してくる。先帰ってて…!ダッ(その方角へと駆け出していく) 」
スカーフィ「ふぇ?あ、氷冬ー!……かぅー…(´・ω・`) 」 星野桃「やっほ~♪(スカーフィの背中をぽんと叩く) こんばんは~♪今日は皆居るね~ 」
~South・M・Land 躊躇の大橋「ノット・ノット」~
ザシュ…ッ!! ブシャァァーーッ!!! ザンッ!!!ズズズズ……ズッシャアアァァァーーーン……ッ!!!!!!(大橋「ノット・ノット」の周辺にある街では、血飛沫が至る所で発生し、巨大な建造物が一刀両断され、崩れ落ちていく)
氷冬「(橋の中央まで走ってきて、そこから見渡す街並みを見て顔が青ざめる)なによ…これ…ッ! 」
赤コートの男「ヒュンッ…!(崩壊寸前の街の方から人影らしき物が橋の方へ大きく飛んでくる)…スタ…ッ(氷冬のかなり離れた前方に着地し、彼女を睨みつける) 」
氷冬「……!(男が現れると否や警戒し刀の柄に手をやる)…あれ、全部貴方の仕業なの…!?(叫ぶように問いかける)」
赤コートの男「(古みを帯びた赤いコートやすらりと伸びた銀の長髪、そして顔面には、返り血が所々に付着している)……余所者が訪れて来たか。貴様は実に運が良いと言える。(普通に口にしているので聞こえづらい) 」 氷冬「え…なに?何か言ってる…のかな。(離れている為聞き取れなかった) 」 赤コートの男→リュウギン「…詰まらぬ物を斬るのは飽いてきた。あの子娘で仕上げにして一服したいものよ。―――――リュウギン、押して参る。タンッ!(地面を蹴って一直線へ駆け出す) 」
VS マイテイ人【リュウギン】
氷冬「(来た…!)タッ…!(こちらも迎え撃つように駆け出し、その最中で二本抜刀する)“飛出”――――――(二本を横平行に構える)」
リュウギン「ジュワキンッ!!!(だぶだぶの袖からそれぞれ刃先が鋭い醜悪な鉤爪が出現し、跳躍して攻撃を仕掛ける)」 氷冬「“鴎”!!(同じように跳躍し横切りを繰り出す)」
ガキィィィーーーー……ン…ッッッ…!!!!!(互いの斬撃が相打ちとなり、空中で火花が散る)
氷冬「くッ…(離れて着地する)(鉤爪…やはり、あいつがこの騒ぎを起こした張本人ね。)」
リュウギン「―――――我が斬撃を見切るとは中々面白味のある子娘だ。(一瞬で氷冬の懐に潜り込んでいる)だが――――――ぬるい。(鉤爪による斬り上げ)」 氷冬「(早い―――!)…ッ!?(咄嗟に二本の刀を平行に構え直し斬撃を防ぐ)…貴方、何が目的でこんなことを…!?」 リュウギン「言うなれば―――スンッ!!ザンッ!!!(隙を与えず早い足取りで接近し斬りかかっていく)暇つぶしの為であり ザンッ!!!!(一閃を繰り出す) ただの気まぐれであり ズッ、ザンッ!!!!(続けての二閃) 見せしめでもある。 ズンッ、ズンッ!!ズバァンッ!!!!!(最後に三閃を繰り出す)」 氷冬「あ…んッ!!(凄まじい連撃に耐えきれず何度か切り裂かれる)はぁ…ふぅ… ふぅ……見せしめ、って…なによ…!」 リュウギン「――――我ら、『マイテイ人』の絶対的な強さ。ズワンッ、ズッ…ズズ…(鉤爪をひっこめると、今度は袖から大量の黒鞭(先端にはナイフや剣に槍など斬撃性のある武器を装着)が出現する)生身の人間には、その真骨頂を目の当たりにする前に絶ってしまうがな。ズオッ!!!(黒鞭が氷冬に向かって襲いかかっていく)」 氷冬「(武器を変えた…。)…ス…チャキン、ガッ!!(二本の刀を一度納め、四刀流になる)四刀流“金閣寺”!(突進して黒鞭の先端部分を切り落としていき、リュウギンの目前に迫ったところで斬り伏せる)」 リュウギン「――――!(胸部に斬り込まれる)」 氷冬「(今だ…全部叩き込んで――――)」 リュウギン「………!!(ギンと氷冬を睨み上げ、袖から出現した剣を手に取り一撃を与える)」 氷冬「え…きゃ…ッ!!(大きく吹き飛ばされ地面に落下する)死角…打ち……!(起き上がる)」 リュウギン「スッ(もう片方の袖からは刀を出現させて抜刀し、刀と剣による突きと斬りの連撃を行っていく)」 氷冬「(剣と刀…あいつも剣士なのね…!)なら…(身構える)負けてられない…ッ!!(リュウギンの斬撃に対抗しこちらも四本の刀で迎え撃つ)」
AS「(空間を砕き、そこから出てくる)随分賑やかじゃないか・・・混ぜろ。」
ガキンッ!!キンッ、カンッ!!!ガキィーンッ、カィンッ!!カンッ、キンカンッ!!!ガキィンッ!!! ズオッ、ズバンッ!!!! ガキィィーーンッ!!!!(互いの凄まじい斬撃が激しくぶつかり合う)
氷冬「あ…ッ!(ぶつかり合いの中で軽く吹き飛ばされそうになったのではなれる)…強い…でも、久々の感覚…! …貴方は…AS!!(少し驚いた表情)」
リュウギン「……。(なかなか、なかなか死んでくれない。久々の感覚…血の滾るこの、衝動感。実に良き余興だ…!)……また一人余所者か。」 AS「(マントの右袖を振り上げ、振り下ろすと同時にミラージュブレイドを出す)・・・お前は確か大会で会ったな・・・。」 氷冬「うん、前に戦ったわね。(以前の対決がフラッシュバックされる)……。(四本の刀を構え、リュウギンの様子を伺う)」 リュウギン「一人二人増えたことで良き余興が行われる。…さあ、血肉に飢えたこの我を冥土へ送ってみせろ。(手中に赤い気弾を生み出す)ブンッ!!!ギュルルルルッッ!!!(それを放つと回転を帯びて肥大化し、切断を伴う気弾となって二人に襲い掛かる)」 氷冬「四刀流…“集慧薙”!!ガキィィーーンッ!!!(強烈な横薙を繰り出して気弾を弾き落とし、リュウギンの元へ駆け出す)」 AS「ぬんっ。(ミラージュブレイドを振り気弾を弾き一歩ずつ進む)」 リュウギン「…“オクトパスⅡ”…。(先程の黒鞭が袖から出現するが、さっきとは比べ物にならないほどの速さで乱舞に氷冬を襲う)」 リュウギン「…“Ⅲ”。(背後から更に、より醜悪な武器が装着された黒鞭が出現しASに襲い掛かっていく。速さはオクトパスⅡをも凌ぐ)」 AS「ふん。(マントについたヒモを引っ張る、するとマントに貼り付けられた剣がマントを破り背後へ突き出す、まるでハリセンボン。) 」 氷冬「いッ…う…ぅッ!!(攻撃に耐えながら徐々に距離を詰めていく)…今だッ!四刀流“深数”ッ!!(素早い連続斬りしたのち×状にリュウギンとオクトパスⅡを切り裂く) 」
リュウギン「―――――!!!(オクトパスⅡ&Ⅲごと強烈な斬撃を受け、背後へ飛ばされる)……クフ…グッ、良きかな良きかな…。こうも追い詰められては気分が良い…。見せてやろう…我が力の真骨頂を…。(懐から黒い液体の入ったカプセルのようなものを取り出し、それを口の中へ注ぐ)」
カズネ「凄い 戦い 大丈夫…かな 氷冬(陰から見守る)」 AS「・・・薬か何かか?(突き出した剣をマントに縫い付ける)・・・ならばこちらも。(マントから八本の剣を取り出し掴む)」 リュウギン「 ドッグン…ッ!! グ……ッ…!!?オオオォォォ……ッ!!!(全身に激しい異変が起こり、血走った眼へ変化する)……ガションッ!!(袖からそれぞれ黒銀の銃剣を思わせる武器が出現する)ダンッ!!!(二発ずつ発砲する)」 氷冬「えっ…何が起こって―――――ッ!!(咄嗟に横へ転がりこんで回避する)」 AS「・・・油断するな、とだけ言っておく。(弾を剣で貫く)」
ズッガアアアァァァァアアアアアアーーーーーンッ!!!!!!!!(氷冬に回避された銃弾は橋の上部に直撃し、爆発を引き起こした。巨大な破片が全員に向かって落下してくる)
氷冬「(爆発した…!?)あの銃弾絶対普通じゃない…ッ!!(破片から避難する)」
リュウギン「……ズダンッ、ズダンッ!!!(被弾した個所に爆発を引き起こす銃弾を止めどなく発砲していく)」 カンナギ「ははは、こんなところでも戦いがあったか。(宙に浮きながら)」
ドッカアアアアアァァァァアアアアーーーーーンッ!!!!!!! ズガアアァァァァアアアーーーンッ!!!!!!!! (無数の銃弾により、被弾したあちこちで爆発が発生する)
AS「(破片を切り刻む)・・・戦闘方法が大きく変わったな。(倒れ掛かるように右に傾き、そこから凄まじい速さで駆け出しリュウギンに強烈な九重斬り)」
リュウギン「―――――!!!?(ASの九重切りが炸裂し、橋に激突する)……ク…フフ… グフフ…良きかな、良きかな…!(銃剣を捨て、再び袖から刃先が鋭い醜悪な鉤爪を出現させる)抗いを求めろ!我らマイテイ人に…ッ!!(地を這う剣圧を三連続で飛ばす)ズババババババッッ!!!!!!(剣圧は橋の地面に深い斬り跡を残し全員に襲い掛かっていく)」 氷冬「そう、ね…ッ!剣士じゃないのかしら…!?(銃弾や爆発を切り伏せていく)―――四刀流“幻葉怒武”ッ!!(刀が燃えている状態で剣圧に乱斬りを繰り出し相殺する)」 AS「(抵抗もせず攻撃を受ける)・・・たまにはこうもせんと、抵抗が落ちてしまうな。(胸に大きな切り裂き傷ができる) 」 氷冬「……!AS!!(リュウギンに目を払いながら駆け寄る)大丈夫…?今の、ヤバかったんじゃ…。」 カンナギ「欲深きは罪?否!・・・欲こそこの世の真理だ。神が与えた唯一の真理・・。」 リュウギン「生き残る術は無し――――――“デストロブレイク”ッッ!!!!ドッパアアァァァーーーッッ!!!!!!(全身から剣や回転鋸に手裏剣などの武器を放出させ、氷冬に絶大的な攻撃を与えようとする)」 AS「・・・「露払い」!(氷冬の前に出て、九本の剣を凄い速さで振り回し武器を弾き飛ばす)」 氷冬「(ASの援護を受け、武器が飛び散る中でキッとリュウギンを睨みつける)貴方はもう…許せない。…ス…(「陰秋」を先頭にし構える)――――四刀流“紅恐重(ぐくえ)”ッ!!ズオッ、ザンッ!!!ズババババッッ!!!!!(薙ぎ払いと斬り下ろしの連続攻撃を行い、最後に黒い衝撃波を放つ)」 リュウギン「――――――!!!!(黒衝撃波を真正面から受ける)ぬおおぉぉぉオオォォォォ……ッ!!!??ドオオオォォォーーーーンッ!!!!!!(その後遥か彼方の方角へ力なく吹き飛ばされていった)」
カンナギ「ん?なんだ・・・・吹き飛ばされたか・・・。(リュウギンを見て)」
AS「勝負は決した。(剣や槍を軽々と弾く)」 氷冬「はぁー…!(腰をつく)やった…。…ぁ…(ASの方へ振り返る)…ありがとう…(微笑む)」 AS「・・・俺はただ戦いを満喫しただけだ。(九本の剣を仕舞う)」 氷冬「…今度はまた、貴方と手合わせしたいな。(起き上がり刀を全て鞘に納める)…Σあっ!……スカーフィ一人にしたままだった。(汗)い、急がないと…。(去る間際にふととどまり、またASの方へ振り返る)……またね!(そう言って走っていった)」 AS「昔の癖でな・・・俺は人切り包丁だ、常に身を返り血で染める・・・な。(マントを縫う)・・・構わん、次はお前と真剣勝負をしたいものだ・・・。」 カンナギ「ふん・・あのマイテイ人め・・・・もう少し粘ればよいものを・・・・。」
フーナ「……。(夜の道を抜け土手沿いに出る)」
ザッザッザザ…(フーナが歩く土手沿いの道なり、反対方向からズルズルと歩いている人影が見える)
フーナ「……?……。(その人影を見て不思議そうに傾げ、じっと目を凝らして見つめる)」
白バンダナの男「……(死体を肩に背負い、片手で引きずり、血を地面になすり付けながら歩いている)……(緩い目付きでフーナに視線を送り、ゆっくりと顔をあげる)」 フーナ「……!!貴方は…ッ!(その正体を確認した直後、とっさに身構える)」 白バンダナの男「……ドササ…(死体を土手坂に捨て、頭を掻きながらフーナを見つめる)……生きてたのか…アンタ…」 フーナ「(その横の死体にも目を通す)…まだ殺戮を繰り返してる…(呟く)…そうよ。貴方を拘束するまで倒れる訳にはいかないから。(きっと睨みつける)」 白バンダナ→レグィ「……(一息、白い息を宙に出し、そのままコツコツと歩み寄る)」 黄色いローブの男「ヒュー…(木の枝に座って、口笛を吹き)こんな世の中じゃ…俺らが手を下さずとも自然とこの世界は滅んじまいそーだな…ま、そこまでは分からねーもんだしな、そこの期待はしてねーけどよ…」 フーナ「……。(レグィに合わせ同じ速度で歩み寄る)」 レグィ「スッ…(…が、フーナの横をそのまま歩き抜ける)」 フーナ「…えっ…?(懐から大型手裏剣を構えようとするがレグィの行動に唖然となる)……。(ゆっくりと振り返る)」 レグィ「アンタに何が出来る……(振り返ったフーナの目先には月光で鋭く輝く剣先があった)…殺すか?」 フーナ「(剣を向けられた事に動じず、まっすぐとした目で睨みつける)…これは私がしなくちゃいけない事……ううん(首を左右に振る)――――私にしか出来ない。(強い眼差しを浮かべる)」 レグィ「………!(その態勢から剣をあげ、フーナ目がけ振り下ろす)」 フーナ「ガキィィーーーン…ッ…!!(振り下ろされた斬撃を手裏剣で受け止める)…もう、誰にも負けない!貴方にも…私自身にも…ッ!!(離れてレグィの周辺を走り回る)」 レグィ「鬱陶しい女だ……(走り回るフーナを目で追っている)…マイテイ人をなめるなよ…!」 ピカチュウの中の人「ん、あいつは…!(レグィをみて)」
VS マイテイ人【レグィ】
リオ「サシであいつと殺り合ってるのか。あの女の子やるじゃん」
カズネ「あっちで 戦い やってる あれは マイテイ人…かな」 フーナ「タタタ…ッ! シュッ!!(レグィの死角に入り勢いをつけた跳び蹴りを繰り出す)」 レグィ「ダンッ!(片足を地面に強く叩き付ける、すると、丁度フーナの真下の地面が強烈に破裂する)…死角に入られてたのか… …そっちがこねぇなら俺はなにもしねぇ」 カズネ「むー マイテイ人 あんなに 好戦的な人も 多いのかな」 フーナ「―――――!(破裂した地面を見て飛び蹴りを空中で咄嗟に中止し、手中に生み出した小さな竜巻で空へ避難する)片足だけで…あんな、やっぱりただ者じゃない…!」 レグィ「パシッ(破裂して飛び散った岩石を手にもち、槭に”かなり痛い”程度に投げつける)”見る”なら”死ぬ”覚悟もあるよな… ……バッ!(空中に舞うフーナを追いかけるようにジャンプし、勢いをつけたまま剣を突き出す)」 ピカチュウの中の人「あいつ、こないだの…(レグィをみて日本刀を取り出す)」 リオ「賭けてもいい、束でかかってもアレには勝てない」 リオ「やめといた方がいいと思うけどな?(ピカ中に苦笑いで)」 フーナ「シュルルル…ッ!!(空中横回転からの薙ぎ払いで剣を弾き返す)…貴方がマイテイ人だっていうのは、もう分かった。けど、だからって私も負けるわけにはいかない…!(もう片方の手に手裏剣を握り、レグィに斬撃波を浴びせ地面に叩きつける)」 ピカチュウの中の人「でもなぁ…俺はやられっ放しで終わるような男に育った覚えはないんだよな…(日本刀を研ぎながらリオに)」 AS「(空間が歪み、そこを砕いて出てくる)どうやら、やっているようだな・・・。」 カズネ「ぁぅー 大丈夫かな(レグィとフーナの激戦を近くで見る)」 リオ「まだリベンジしたら敗けだと思ってる。ま、止めはしませんけどね」 黄色いローブの男「…お、アイツを『的』にでもしてみるか…?(手にナイフを持ち、回転させてピカ中の方向に投げる)」 レグィ「な、何…!?(斬撃波が腹に直撃し、回転しながら地面に叩き付けられる)……(…油断だ、油断しただけだ…)(スーッと立ち上がり、斬り掛かってきた奏に烈火斬り) ……見てるだけってのは気に食わない、獲物を持ってるならこいよ…来ないならこっちからテメェをぶち殺す…」 フーナ「スタ…(着地)……!(二つの手裏剣を平行に構えたまま接近する)」 ピカチュウの中の人「(ナイフを日本刀で弾く)何だ?(ナイフの方向を向く)」 AS「・・・(ミラージュブレイドを取り出してレグィに歩み寄る)」 レグィ「…お前、俺にもうこれ以上誰も殺させないんだったな…(フーナが走ってくるのに対して、槭に手の平を向ける)だったら、護ってみろよ、人を…(グッと握り拳をつくり、槭の真下の地面を破裂させる)」 レグィ「一回斬り掛かるごとに一回斬ってやるよ」 リオ「じょーだんじゃないって。遊びで死にかけたら洒落にならないし(レグィの付近から後ずさりローブの男とぶつかる)おっとゴメンネ 」 カズネ「周りの人も 巻き込む 見られるの 好かないのかな」 黄色いローブの男「(ナイフをキャッチ)(…中々のカモだな)いやぁ、すいませんすいません…(ピカ中の場にやって来る)つい、出し物の芸の練習で手が滑ってしまってね…」 フーナ「…“天澪花雲”!(槭の元へ助けに行かず、レグィの腹部を交差するように思いっきり切り裂く)」
赤城「ほう、やっとるやっとる……いやぁ、まいてい人とやらは大した御仁が揃っておるのう」
槭「あぁ、赤城サン。因縁つけられてんだけど、どうにかしてくんない?友人の友人のよしみでさ…ッ!(間一髪で破裂したその場からは一歩退くが、飛び散った石などが皮膚を切っていく) 崇めたら今のこの俺の状況助けてくれるかね」 ピカチュウの中の人「出し物?なかなか面白い出し物をするんだな、気をつけろよ?(黄色いローブの男に)」 AS「何回でも・・・斬り掛かって来い。(地面を抉るような斬撃を放つ)」
黄色いローブの男「はい、以後気をつけますよ。 …その『以後』があればだけどな…(最後に一言呟き、砂嵐の中に消える)」
槭「俺じゃない、俺じゃない…あっちの外人さんさ。どうやら俺ァ危ないみたいだ、どいてた方が身のためかもな(引きつった笑みを浮かべて)」 赤城「ほう、あても助けを求められる程度には信を置かれておる様じゃのう、まあ下がっておれ、少年。丁度新しい芸も披露しとうてな(軽く、かつ素早いステップで槭の前に出る) 」 リコル「…怖い怖い、本当に怖いよ……(汗(目の前で槭の真下の地面が破壊され驚く) なれないのか………(´・ω・`)ちぇっ」 槭「そりゃま、クレアの知り合いだからな。普通で普通な普通の男子高校生より腕が立たないワケがない…たのんますよ」 ピカチュウの中の人「・・・?(黄色ローブを見て)」 レグィ「(冗談だろ、コイツ、真っ先に俺に…)ザシュ!(斬撃により、肉体が抉れる)…!(が、そのまま痛みに耐えフーナの首もとに鋭い手刀を繰り出す) ペッ…(槭の方向に唾を吹きかける)死にたくねぇなら最初から観察云々は…隠れてやりな ……おらよ(望み通り、奏を斬る) …それはこっちの台詞だ(ASに)」 真庭鳳凰「ふぅむ・・・しばらくせん間にここまで戦火がおよんでいたとはな・・・・。(いつのまにかフーナの後方に)」 立華奏「………っ… ………(やがて、とうとう仰向けに倒れる)………これで………もう………(悲観的な表情で呟き)」 赤城「良し、任された……ほれ、まいてい人とやら、腕が一本しかない老婆で済まぬが、相手になって貰おうかの(刀を鞘ごと地面に突き刺し、その上に座るという奇妙な格好)」 槭「少なくとも、獲物の一つでも持ってないんならこの場から退きな それもお断りだ、隠れてやるのは非常に観察し辛くて敵わないんでな(へらっと笑って) おうおう、年頃の女性二人に守られる男子高校生の図ねぇ…ありがたいことだよ」 AS「どっちの台詞でも・・・結果は同じだ。(>の形をした斬撃をレグィに瞬時に放つ)」 フーナ「決定的なミスがあるよ、貴方。…それは人を見くびり過ぎている事だよ。ここに住む人たちはみんな、貴方が思う以上に強いんだからね!…あぅ…ッ!?(手刀により軽々と吹き飛ぶ)…守るのは大事な事だと…ずっと思ってたけど。(よろよろと立ち上がる)自分自身を守ろうとする人がいる、それを見て私…もうすべて抱え込む事は止めた。だから私も、今度は自分自身を守りたい…ッ!」 ピカチュウの中の人「ん?君は初対面だな?(赤城に)」 槭「強くない普通だ!!」 レグィ「ギャイン(剣で斬撃を相殺) ……………ドンッ!(小さく跳躍して超スピードで槭の目の前に移動し、頭と刀を持っている手を掴む)自殺願望、受け取りました…」 槭「Oh my god...くはっ(頭と手を掴まれ、苦笑が漏れる)」 立華奏「…………(そして、意識が徐々に薄れゆく)」 赤城「年頃で無くて済まんの、後失礼させて貰うぞ、まいてい人とやら(地面に突刺した刀を引き抜き、レグィに向かって跳躍、居合い斬りを放つ)」 AS「(衝撃波を三つ、遅いものと早いものと普通の速度のものを飛ばすと同時にレグィの後ろへと現れ斜めに斬り裂く)」 真庭鳳凰「おぉ、地震か。だが、忍びたるもの・・・あらゆる地形に慣れておかんとな。(対応)」 リオ「どういう事だいこれは、天も地もあべこべだ(バランスが崩れても余裕の様子)」 レグィ「自分自身を…護りたい…???ふざけた事抜かす小娘だ……いいだろう、試してみろよ、俺に、自分を護りながら、勝って見ろよ!! あばよ、兄ちゃん――!?(居合い斬りと地震により槭を離す)…すれすれだったな…(服がきられ)」 立華奏「………ぁ……が………とう………(薄れゆく意識の中で、涙が流れながら、レグィに)」 ピカチュウの中の人「でりゃ!(レグィにナイフを数本投げる)」 シルバー「 …あ~、こう思っちゃ始まんねぇのよ、なりたいもんは試練をこなしゃ意味ないのよ…!(兜を被る)」 赤城「援護が入って、虚を突いてこれとはのう、全く恐れ入るわい(刀を再び鞘に納める)」 槭「―――!(離された瞬間にレグィの喉元めがけて突きを仕掛ける)」 フーナ「ダンッ!!(レグィの発言と共に力強く地面を踏み込み跳躍する)…“風分身”…!(恋風で生み出した分身を二人背後に出現させ、三人同時に手中に小さな竜巻を生み出す)くらいなさい…ッ!!(一斉に放った小さな竜巻が合体してハリケーンとなり、レグィに迫っていく)」 レグィ「(衝撃波はステップ回避し、その勢いでバク転して斜め斬りを難なく回避する)ガシッ(投げられたナイフをキャッチし、ASの足に投げつける) …礼言われるのは苦手だ」 真庭鳳凰「ははは、マイテイ人が少々押され気味か?・・・あの分身の術を使っているのは・・・忍びか?(フーナを見て)」 レグィ「ギャイン!(突きを歯で止め、その態勢から槭を蹴りとばす) くらいな…ッ!(ハリケーンに対して、レグィ独特の波動を拳から放ち、ハリケーンと撃ち合いになる)」 リオ「………知らね。僕みかん食べてただけだし……知らね、知らねーから(とか言いながら身の丈程ある長剣を出現させる) 」 AS「(地震を物ともせず、ナイフを全て正確にレグィの手に蹴り飛ばす)(剣を八本取り出し、手と口で取る)九刀流「芭蕉扇」!(九本の剣を扇に見立て四本を振るい強烈な旋風を放ち、それに残りの五本を振るい放つ強烈な一閃を乗せて放つ) 」 逸見「む…無茶しやがって馬鹿…こ…こいつら……。人間じゃねえ!!!」 槭「んなっ…!?(数メートルは蹴り飛ばされる)……ってぇ………そんなんアリかよ、自信無くすぜ…(顔に引きつった笑みを張りつかせて)」 ピカチュウの中の人「でいやぁー!(レグィに日本刀で斬りかかる)」 赤城「っと、これこそ勝機かの(撃ち合いの中、レグィの懐に潜り込み…目にも留まらぬ速さで居合斬りで一閃する)」 立華奏「………でも…………(意識は少し保たれ)……いきて…いる、いみは……あるの…かな……(レグィに)」 フーナ「ッ…!!(ハリケーンの撃ち合いとなり、抑え込むのに精一杯である)お願い…私を、あの中へ!(背後の分身二人に)」 真庭鳳凰「マイテイ人・・・・我にとっては商売敵以上の邪魔ものだ・・・。忍法断罪円!!(神速の手刀技をレグィに)」 ガラハッド(シルバー)「 …あぁ、ここの生活も慣れてきたものだが、結構気味が悪かったりするな…例えば、こんな野郎共とか…なッ!(と言い、上半身程の大きさの両刃の剣を鞘から引き抜く) 」 フーナ(分身×2)「(フーナに小さく頷き、互いにフーナの両手を掴んで勢い良くぶつかり合いの中へ放り投げる)」 槭「……でもま、これはこれで収穫。実際に立ち会うって体験は観察に勝るからな(メモメモ)」 リオ「サシで勝てないのが情けないが……借りは返すぞ(←当時のマフラーの人)うるああああああ!!(全身を発火させに加速し高速でレグィに斬りかかる) 」 逸見「ば…バカ野郎が~…お前何カッコつけてんだよバカが…生きてんのかよ~…(カエデに)」 レグィ「ガチッ!(蹴り飛ばされたナイフを全て指に挟み、捨てる)アビリティ自体は俺の方が上だ、数と能力に身任せてんじゃねえぞ…(手の平をASに向け、波動を送り攻撃全般を地面に叩き付ける) 撃ち合いの邪魔はさせねぇ…(地面を㌧と片足で叩くと、赤城の足下の地面が破裂し、態勢を崩す) …(自信なくすといった槭に無表情で睨む) ……もっとマシな正方はないのか…(中の人の斬り掛かりには蹴りで対応) 」 フーナ「く…ッ…!!(投げられぶつかり合う波動とハリケーンを貫き抜け出す)―――やああぁぁっ!!(思いもしないところからレグィの前方に現れ、細長い風刃による一閃を繰り出す)」 槭「あぁ、なんとかな(苦笑)プライドってのは厄介なもんだ、あってもなくてもな (睨まれてやれやれといった表情で肩をすくめる)」 レグィ「次から次へと攻撃が来る…(腹の傷口からどばどばと血が流れてる中、真庭鳳凰やリオの攻撃をバックステップで避ける)」 赤城「っ…と!どういう技かの、今のは!(喪失している左手代わりに刀を器用に使い、跳ねて体制を立て直す)」 ピカチュウの中の人「マシな正方?(30)」 AS「こっちだ・・・(一閃を囮に、レグィのすぐ側に)数だけでない事を教えてやろうか・・・(瞬時にギアを3に切り替え、レグィに九重斬り、一閃よりも遥かに威力がある)」 逸見「無理すんなよなカエデ…言っとくが今のお前スゲーカッコつけ野郎ってカンジでメッチャかっこ悪いからな…!?軽く引くぞお前!俺別にお前と今日あったばっかだけど正直こりゃあキツイぞ色々よー! 」 ガラハッド(シルバー)「 …! "レディックス"!(剣を前方に突き出し、レグィに『|』の形のエネルギー弾を発射)」 レグィ「もういい、ハリケーン事テメェをぶち殺――!!!(目の前に現れた所で、フーナを突き放そうと肩に手を回すが、腹部に強烈な一閃が加えられ、体が密着するまで突き抜ける) 」 リオ「(避けた…!?)軽々と受け止めるかと思ったけど……好機かな?(長剣を捨て、拳の火力を上げる)」 真庭鳳凰「我の忍法をかわすか・・・だが、これしきどうということはない!(クナイを両手に持ち音もなく瞬時にレグィの前に現れクナイで剣舞)」 槭「赤城サン、無理すんなよ! うるせぇ、男にはカッコ悪かろうが何だろうが退きたくねぇ一線ってもんがあるだろ。無ければそんなんは人間じゃねぇ、畜生だ」 赤城「…良し、今じゃな…(レグィに再度駆け寄り、負傷した腹目掛けて一閃)」 レグィ「…カハッ…!(血を噴き出しながら、フーナを突き放す)…グッアガッぁ…!(息が荒くても尚、戦おうと意思からASの九重斬りを剣を振り落として無理に地面に叩き付け、シルバーのエネルギー弾をよろけながら蹴りで弾き返す)」 逸見「うわあッ マジィ!?引きたくねえ一線とか俺もメッチャ判るけどさー!お前スマートじゃないぜ全然!」 ピカチュウの中の人「ていっ!(一瞬でレグィの前へ)(29)」 フーナ「うッ…(突き放される)まだ……殺しを続けるつもりなの…?天を掴む為に…。」 リオ「苦い過去ごと消えてしまえ!『ソドム』ッ!(レグィに拡散する券の形をした火炎を撃ち出す)」 槭「お、死ぬかな…強者の死、こりゃアイツも喜ぶぞ 阿呆、俺は普通で普通な普通の男子高校生だ。スマートである必要なんか微生物ほどもねぇよ」 AS「九刀流「九頭竜九閃」!(九つの頭があるかのようなうねりを帯びた一閃をレグィに放つ、それぞれが巨大で凄まじい威力) 」 レグィ「カイン!キャインカン!(よろけた手つきで尚、クナイの乱舞を弾き続けるが、傷が増えて行く) ん”ん”ぁあああ!(剣を叩き付けるように赤城の一閃を相殺し、武器を亡くす) 火炎…!?(片手で火炎を防御し、火傷を負う) ……ゴホゴホ…(振り返ってフーナの背中を見つめる)……畜生……コノヤロォォォォォオオオオオオ!!!(フーナに駆け出し、殴り掛かる) 」 ガラハッド(シルバー)「 お、かなりの痛手負ってるか…! 後続で、しかも大人数であるから有利ではあるが…その分連帯責任になっちまう事は仕方ねぇな…!"パニキッツィ"!(レグィに駆け寄り、曲線を描く様に切り裂きながら通り過ぎる) 」 ピカチュウの中の人「はああああ…(青いオーラをレグィの前に集中させて爆発させる)(27→24) 」 ディーヴ「(奏を見て、表情を変える)…やっぱり、何かあったんだ…!!喰らえッ!!(レグィにファイヤーボール) 」
フーナ「(一瞬寂しそうな目でレグィを見たが、瞬き我に返る)――――ズサンッ!!!!(レグィの拳をしゃがんで回避し、再び“天澪花雲”を繰り出す)」
赤城「無理等しておらん!そういう意味の老人扱いはやめんか! っと、この機を逃す程甘くもないわ(斬撃の勢いそのままに一回転し、フーナに向かって走るレグィの背中目掛け弾丸のような勢いで刀を投げつける)」 真庭鳳凰「む!?(フーナに駆け出し殴りかかりに行くのを見て)・・・・・忍びに背を向けるとは。忍法断罪円!!(レグィの首に 先ほどとは比べ物にならないほどの威力により空間まで裂ける)」 槭「それよりもそろそろ決着が着きそうだから漁る準備でもしな(氷砂糖を口に含む)」 レグィ「グシャァ!ドシャァ!(殴り掛かっている最中に、AS、シルバーの斬撃が肉体を抉っていき、ファイヤボールにより腕が更に燃え広がる) ………!(天澪花雲をまともに受け、後ろに回転しながら仰向けに地面に叩き付けられる)」 リオ「休憩中悪いな、そこは噴火するぜ(拳を地面に叩きつけレグィが倒れた場所を爆破させる)」 立華奏「………やっぱり………きえ…ない……(呟いて立ち上がり、レグィのほうへと足を進める)」 AS「(倒れたレグィに歩み寄る)」 槭「あーあ…ありゃひでぇや、さすがにちと哀れよなぁ(苦笑)」 フーナ「はぁ……はぁ…… カラン、カララン…(手裏剣を手放し、倒れ込んだレグィを荒い息を立てながら見つめる)」 リコル「おいっ……!敵を煽ってどうする気だ!?(ディーヴに)」 ガラハッド(シルバー)「 …やっぱ、後続の役目はこんなもんだったか…(レグィの方向を向き、レグィを見つめる) 」 レグィ「(爆発しても尚、倒れた場所で体を起こそうと地面に手がついている)……どうする、ここまで血が夥しく出てんだ…(周囲は血の海)…殺すか…?(見つめ、歩んできている全員に) 」
フーナ「―――――――みんな止めて…ッ!!!(突然全員に向け叫ぶ)」
レグィ「――(フーナの叫びに耳が傾く)」 ディーヴ「煽ってなんかないわ。これは友を守る為の正当防衛よッ!……?!(フーナの言葉に反応し) 」 真庭鳳凰「・・・何故止める?(フーナに) 」 リオ「止めたくなくても限界です。もう動けもしません(ちなみに爆発は煙が出る程度だった) 」 ピカチュウの中の人「ど、どうしたんだ、嬢ちゃん・・・?(フーナに) 」 立華奏「…………(レグィの側まできて)………あたしは……愉悦を、求めてきた。探しても…探しても……見つからない。だけど……今、それを……見つけた 」 ガラハッド(シルバー)「 …止めるだろうな、こんなんなら…(剣を鞘に納め、レグィの方へ) 」 赤城「あてらからすれば、殺した方が良かろうの。此処の連中を敵に回す気は無いがの(刀を回収し、レグィの頭上で構える) 」 AS「・・・。(歩みを止める) 」 フーナ「………ザ… …ザ…(重い足を引きずってレグィの元へ歩み寄っていく)………ギュ…(レグィの上半身を軽く起こし、そして…強く抱きしめた) 」 槭「殺すならせめて綺麗に殺してやれよ、死体が滅茶苦茶じゃ浮かばれねぇや」 真庭鳳凰「(抱きしめたのを見て、スッと視線を満天の空に向ける)」 レグィ「……は…?(抱きしめられ、左目だけが大きく開く) 」 ピカチュウの中の人「・・・・?(抱きしめたのをみて) 」 リオ「(死ねば皆仏だもんな……無理に追い打つ事はない……)…………もう立つ力もないわ 」 フーナ「(いつのまにか瞳には溢れんばかりの大粒の涙が浮かんでいた)……本当は、分かっていたはずなのに…っ… ……どんな大罪を犯しても、理由があったはずなのに… ……わ、私…貴方の事、分かろうとしなかった…… ぅ…っ、だから、貴方に謝りたい… そして償ってもらいたい…っ… 」 ピカチュウの中の人「・・・・(フーナを見て元に戻る)」 槭「(もし生き残るような事があったらさっきの一発のぶん殴らせて貰おーっと)」 カンナギ「ふーん・・・もう終わりか(光の粒子が集束しフーナとレグィの前に現れる)」 立華奏「…………(レグイの体に、刺し込んでいた…)」 レグィ「…俺は後何人殺せばいいんだ……(償ってほしいと言われ、急にフーナに)」 AS「・・・。(ただ、二人を見つめる)」 フーナ「…もう、止めて…。それは、絶対貴方の為にならない…。貴方にとって誤りなんだよ…?…もう…止めてよ……っ」 真庭鳳凰「げぇ!?カンナギ・・・。」 レグィ「…………(目尻に血の涙が浮かぶ)……俺がして来た事は無意味だっていうのか?過ちだったのか……?何万も殺したんだぞ、人間を、動物を、建物を、植物を……それを償えって…どうすりゃいいんだよ……」 ガラハッド(シルバー)「 さて、円卓の騎士も御眠の時間だ…寝床に就くとするよ(砂漠の方向に去っていく)」 カンナギ「(鳳凰を一睨みする)・・・・自分では何も考えず生きてきた結果だな。(レグィに)」 槭「……参った、こういう雰囲気はどうにも苦手だ…(ガリガリと氷砂糖を口の中で噛み砕く)」 フーナ「……(レグィと顔を合わせ、静かに瞼を閉じる)…だから、生きてほしい。彼らの分まで、貴方には長く生きてほしいの……。(レグィの衣服に溢れた涙が付着する) 」 AS「・・・生きて償えば良い、俺もそうしている。(レグィに)」 火愚病「( ーωー)・・・俺もだぜ?(カエデの隣に)」 赤城「償うも償わぬもなれの勝手じゃ、まいてい人とやら。死んだ者相手に何をしようとも、貴様の気の問題でしかないわい」 リオ「加勢した分……なんか後ろめたいな……うん……(みかんの皮をむくが手付かず)」 ピカチュウの中の人「(凄いな…下手したら自分が斬られるかもしれないのに…)(フーナを見て)」 火愚病「( ーωー)ただし、アンタは一生・・・・アンタらが理不尽に殺してきた人々・・・そしてその関係者の人たちに恨まれ疎まれ蔑まれ・・・呪われて、いきていかなくちゃならんよ?(レグィに)」 槭「…なァ火愚病よ、アイツに殺された人間達の声ってのは聞こえるのかい?」 レグィ「………(目をそらし、満身創痍の体でフーナから離れ、震えながら立ち上がる)…………それが償いなら、やってやるよ…(白いバンダナを軽くパッパと叩く)……だけど俺はもう一人じゃ生きていけねぇよ……」 火愚病「( ーωー)ん?あぁ聞こえるよ・・・・。っていうか、見えてる。スゲェ見えてる。やばいな、お前が見たら確実に発狂死するレベル。」 フーナ「……?(立ち上がったレグィを見上げる)」 レグィ「……(ASや赤城、火愚病に黙ったまま俯く)」 AS「・・・お前が望むならば、この世界の住人は受け入れるさ・・・。(レグィに) 」 火愚病「( ーωー)アンタに殺された人々・・・みぃんな泣いてるぜ?泣いて・・泣いて・・怒って・・・呻いて・・・もう鬼の形相だ。(レグィに)」 レグィ「……烏滸がましいだろ?でもな、人間、誰しも支えが必要なんだよ…すっげぇ自分勝手だ……(よろよろとした目付きでフーナを見たまま)……その分、生きるから俺を後押ししてくれ………」 カンナギ「(鳳凰め・・・どこへいった・・・・)己が業を悔いているのか?(レグィに)」 レグィ「…鬼の形相?そりゃ、申し訳ないな…」 レグィ「あぁ、後悔してるよ…最高にな」 リオ「(勝者の言葉は受け入れられる……か。戦いの常と言えばそれまでだけど……この場合は彼女の言葉が真に届いた)……と信じたいね 」 立華奏「…………うん……。でも、さがしている物の、ひとつにすぎないけど……(ディーヴに)」 フーナ「……!(袖で涙を拭く)…うんっ!分かった。(微笑む)」 火愚病「( ーωー)<■■■■■■■■■!!!■■■■■■!■■■■■■■■■■■■!!!!(亡者たちの声を再現、最早この世すべての怨念がつまったかのような言葉の羅列と声)」 AS「後押しなど・・・幾らでもしてやろう。(ほんの少しだけ笑ってレグィに)」 カンナギ「ふん、ならばこれから死ぬほど後悔するがいい・・・今の貴様では天と地で天秤にかける価値すらない・・・。そうやって己だけの道を歩むがいい。 」 槭「……だよなぁ(火愚病の発した言葉を聞いて苦笑)(人類の敵であったこいつを、そう簡単に受け入れられるわけがない。まったくおめでたいな……)」 レグィ「……(微笑む事の無かった彼の顔に、一つ、小さな笑みがフーナとASの前に浮かぶ) ………(声を聞いて、目が大きくなる)……だろうな 」 火愚病「( ーωー)・・・先ほどの声は今あのレグィという男にまとわりついてる怨霊たちの声だ・・・世界中にはもっとひどいのがあるだろうよ。ま、俺の知ったこっちゃない・・・・・が、もし依頼してくれるなら・・・・何とかしてやらんでもないケド。(ニヤニヤとたくらんでいる顔) 」 シャル「―――――償うことを決心する強さ、全てを受け入れる優しさ…君たちの全てを、見せてもらったよ。(いつの間にかその場に居合わせていた)」 レグィ「耐えられなかったら頼むわ…こいつらの怨念とかは死んだ時に全部貰い受けるよ… 」 ピカチュウの中の人「な、なんだ…?(シャルを見て) 」 AS「・・・俺の怨霊供は、見えるか?(火愚病に)・・・その決心があれば十分だ。(レグィに) 」 フーナ「あ…笑った…♪(レグィが小さく笑んだのを見て釣られるようにまた微笑み、立ち上がる)うん、これから…これからだね。貴方にとっての新しく、本当の人生が始まるね。……?(シャルの方へ振り返る)」 火愚病「ふふふふふ、アンタは今現世にいるからそんなことがいえるんだ。アンタが想像してる以上に怖いし、暗いし、恐ろしい・・・怨霊怨念悪霊邪神・・・なめちゃぁいかんぜ? 」 赤城「かっ、甘いのう。 奴を許すのは手を出した者でないというに・・・・・・・」 槭「(……どいつもこいつも麻痺してやがる。『人を殺した』ってことの罪の大きさに、結局誰も気づいてないじゃねーか…気づいてないフリをしてるだけ、か?イカれてやがる、どいつも、こいつも……)」 レグィ「…(シャルを見据えて) ……あぁ…十分…かもな… ……ひひ…笑えるうちに笑っとくさ…(勿論血塗れ)」 火愚病「( ーωー)ん?そりゃあ見えますぜ。アンタだってアレだろ?そのヤッパでやっちまってんだから。(ASに)」 シャル「みんな、この星のみんなはいつの時代も強く、優しく…本当にそれだけが変わらないんだ。嬉しいんだ…世界はまたこんなにも輝いているんだってことが…!」 火愚病「( ーωー)・・・剣は所詮凶器、剣術は殺人術。どんな大義名分があろうともそれは紛れもない事実。剣に限ったことじゃない、この世のすべての殺人術・・・それは、殺した分だけ奈落へと落ちるこの世で最も愚かな業だ。」 レグィ「………もう限界か…(くらくらっとして、フーナに寄りかかる)ちょっと頼む…死なないうちに運んどいてくれ…(完全に意識が消え) 」 ピカチュウの中の人「そうだよ、この世界の輝きはそんな簡単にゃあ消えないさ。(シャルに)」 AS「(傷薬をレグィに投げ渡す)選別だ、染みるがよく効く俺のお手製だ・・・。(いかにも、な香り)・・・そうさ、俺はあの研究所の生物という生物を全て殺した。(火愚病に)」 立華奏「………(シャルを見て)」 フーナ「(あの人…何だろう…。とっても不思議な感じ…。)(シャルを不思議そうに見つめる)…あ!そうだ、すごい怪我負ってるじゃん。ぁ、先ずは安静にしてないと傷口が開いちゃうよ…?」 火愚病「( ーωー)・・・それだけじゃないだろ?アンタ・・・生きるって名分でどんだけやったかね?いや、別に旦那を責めてるわけじゃないよ(ASに) 」 フーナ「……うん、任せて。(レグィの腕を自分の首元に回し、何処かへ歩いていく) 」
AS「・・・どうやら気絶したようだな、塗っておいてやれ。(フーナに)・・・数え切れぬ。(火愚病に) 」
火愚病「( ーωー)だろうな・・・・。なぁ・・・教えておくれよ。生きるってだけに・・・・アンタは刀を抜く必要はあったのか?それで殺す必要はあったのか?逃げればいいだけじゃないのか?(ASに)」 シャル「(去りゆく二人の背を見送る)……大丈夫さ、何もかも。だって君は君なんだから…フーナ。…フフッ、やっと見つけたようだね…本当の自分を。(呟く)……ふぅ…」 立華奏「………『────』……(シャルを見ていて、とある名を呟く)」 AS「・・・愚かだよ昔の俺は、・・・復讐などの為に全てを殺して回った・・・。」 シャル「…?その名で呼ばれたのは随分久しぶりだ。また会ったね、奏。(口元が緩み」 火愚病「( ーωー)そう、アンタの手は復讐と言う名の殺戮に飢えていた・・・・そして今、アンタの手は未だ殺戮に飢えている。そう感じるね(ASに)」 立華奏「………!……ええ……そうね。(こちらもちょっぴり緩んでシャルに)」 AS「・・・結局、昔を振り切るには時間がまだ必要だと言うのか・・・。」 シャル「あ、そうだ。何か飲むかい?せっかく会ったし…飲み物でも。」 立華奏「……え…?……うん……ありがとう。それに…少し、話しておきたい。(シャルに)」 火愚病「( ーωー)今の俺には・・・旦那はまだ、戦いを望んでいるようにしか見えないねぇ~。(ASに)」 シャル「…?まあ、ちょっと待ってね。(自動販売機で温かいお茶を二本購入する)ほい、温かいので良かった?(ペットボトルのお茶を差し出す)」 立華奏「……えぇ…ありがとう。(お茶を受け取り)………あたし……もう、自分が保てるか…わからない。なんていうか……不安定に、なっている。(飲みながらシャルに)」 AS「戦わずしては腕が鈍り襲われた時に死ぬかもしれぬ、かと言って戦いすぎると昔と同じ・・・戦いは避けられぬ。」 シャル「不安定…?何か、心に淀みが出来てるんだね。……それほど深刻に抱え込んだことがあるんじゃないのかい?それを、話してみてよ。ング…(とりあえず飲む)」 火愚病「( ーωー)ひっひっひ、誰もが剣を取って戦っていなさるか?そうではない・・・避けようと思ったら避けられる、気持ちの問題じゃないですかい?アンタは・・・死ぬ生きる以前に・・・・怖がってる。アンタの心の中で童が泣いていなさるぞ?ふぇっふぇっふぇ♪(ASに)」 立華奏「………。……いつからか……みんな、ぱったりと行方が眩んでしまった。少し待とう…もう少し待とう……そうして時を、重ねてきた。それでもだめなら、もう少し、もう少し、待ってみよう……。でも………(シャルに)」 シャル「……でも?(傾げる)」 立華奏「………一向に、現れなかった。どれだけ待っても…あの人は、来なかった。それから段々……あたしが、あたしじゃなくなっていくみたいに………(シャルに)」 AS「気持ちの問題か・・・。(少し何かを思ったように空を見る)」 火愚病「( ーωー)ふぇっふぇっふぇ・・・アンタは他人と距離を置きすぎる。もうちょっと寄ってみたらどうかね?1mmだけでいい、それだけでも景色は変わるもんさ(ASに) 」 シャル「…「待つ」ことって…とても難しいよね。いつも心の何処かで期待して、明日なら…明日ならきっとって、時が重なるにつれ強く希う。でも、待つことが無意味に思えて来た時が一番怖い。だって初めて、そこで"その人"の事を疑ってしまうんだから。…気長に待てってよく言うけどさ、はっきり言って無理だよ、そんなの。我慢にも限度ってのがあるからね。…君はもう、我慢が頂点までいっているから、やがて自分自身までもを疑ってしまうんだよ。…気持ちは分かる。」 AS「・・・俺はもう近付き過ぎて、目の前で死ぬのはもううんざりだ・・・。」 火愚病「あまったれんない旦那、死なない奴がどこにいる?言っておくがね、俺だってアンタに負けないくらい死に様を見てきたんだ・・・死んだ人たちの声を聴いてきたんだ!それとも何か?アンタはそれほどまでにヘタレだってのかい?そんなアンタに霞って御人はホレたのかい・・・。聞いてあきれらぁ!(ASに)」 AS「何と言われようと・・・俺は近付き過ぎない。」 立華奏「………そう…ね。でもそしたら……あたしは、どうすれば……(シャルに)」 シャル「…ただひたすらに生きればいい。単純さ♪…僕もずっとそうしてきた。長い年月をかけて待ち、ようやく僕もそういう人に会えたんだから。…それにね、長い時間空いて、もの凄く久しぶりに会った時の方が、初めて"その人"の存在がいとおしく感じられるかってのが、良く分かるから。だから、「待つ」んじゃなくて…ただ生きるんだ。それだけでいい。」 火愚病「霞って御仁は・・・ずっと生きてまでアンタにそんなことしてほしくねぇンだよ・・・・。わかってやれよ、彼女の気持ち・・・・。」 立華奏「……!……ただ、生きる………そうね。 ……ありがとう…(最後呟く)」 AS「・・・大切な者を失った、その二の舞は・・・起こしたくも起こさせたくも・・・ない。」 シャル「(少し俯く)…ごめんね、まともなこと言えなくて。ただ僕の経験上、こんなことしか言えないや。(微笑)(飲み干したお茶のペットボトルをゴミ箱に入れる)…そろそろ行かなくちゃ。僕にはやるべきことがたくさんある。世界を変える為にも…"彼女"にも、そして君にもちゃんと顔向けできるように、この時代を塗り替えなくちゃいけない。……奏、また会おうね♪(夜の道へと消える)」 火愚病「・・・・ハァ、今のアンタぁ・・・腐ってるよ。とても・・・・戦士どころか・・・生き物って感じがしない。そうやって・・・いつまでも餓鬼みたいにウジウジしてな、旦那。(・・・旦那がおもいつめるなんてな、だが・・・。)」 立華奏「……!……うん……!(シャルを少し明るく見送る)」 AS「何と言われても・・・俺は近寄れない。」 AS「・・・俺は、もう・・・愛する者を殺したく・・・ない・・・。(右ストレートで空間を砕き、そこに入って消える)」
~West・D・Land 風車の街「ビコーズ」~
06「37564…(皆殺し)。バンバンバンッ!!(二丁拳銃『ドレッド』を手に住民共に無差別発砲を行っている)」
キャアアァァァァー……!! ヤアァァァ…ッ!! バンバンバンッ!! ウワァァーー……ッ!!! バンバンッ!!(発砲音と断末魔が交わり街は赤く染め上がっていく)
負傷者男性「ゲホッ…(何故… 何故わけのわからん小娘一人に… ふざけるな…こんなことが…! …政府は、何をやっているんだ…ッ!!?)(意識朦朧としながらうつ伏せに倒れ込んでいる)」
06「564(殺す)。バンッ!! 564 564。バンバンッ!!!(動きを緩めることなく殺戮を繰り返している)」 負傷者男性「グッ…(足元に転がっていた鉄パイプに手を伸ばしそれを利用して起き上がる)……!(しめた…奴は今背後には気づいていない…!所詮相手はただの小娘…だがその中身は悪魔…ッ!殺して当然……!!)(06にふらふらと近づき鉄パイプを振りかざす)……死ね、悪魔め!!」 06「―――――42215…8(死に行こう…や)。バンッ!!(振り返らず背後の男に発砲する)」 負傷者男性「づぁあ…ッ!?(ばか…な…っ)トサァ…(仰向けにゆっくりと倒れていく)(く…っ、何故……なぜ、だ…)」 06「(振り返り倒れた男に銃口を向ける)……8181。バンッ!!」
~North・S・Land 繁華街「マンシェテイン」~
大規模な広さを誇る繁華街は全面的に崩壊しており、あちらこちらの建物が崩れ落ち、空には雷雲が漂っていた…
ザックス「フゥー…(建物の残骸に腰を下ろし、無残な街並みを不敵な笑みを浮かべながら見渡している)…弱ぇ…人間ってのは貧弱だなぁ…おい。」
××××「(そんな繁華街に訪れてきた)……おいおい、どうなってんだよこの街は…。(唖然としながらも、落ち着いた足取りで街を見渡している)」 ザックス「こぉんなに広いシャバも、一日足らずでこの程度か。退屈しのぎにもならねえ…!次の街に行くか……お?(遠くから××××の姿を確認)んだよぉ…まだゴミ虫が生きてたのかよぉ。軽く捻り潰していくか!シュドンッ!!(凄まじい速さで消え、××××の頭上へ跳躍する)」 ××××「(音がした方角を見据え、そして頭上を確認する)……あ?」 ザックス「ギィヒヒヒ…ッ!死ねぇ…ッ!!!(ハンマーフックを繰り出す)」 ××××「……!! シュンッ!!(素早い身のこなしで回避する)」
ドッガアアアアアアァァァァァアアアアアーーーーン……ッ!!!!!!
ザックス「(土煙の中から不敵な笑みを浮かべ××××を見る)ほー…テメェ、ここの住人じゃねえらしいなぁ。この俺の攻撃を避けるたぁ…大した野郎だ。」
××××「(なんだこいつ…気に満ち溢れてやがる…。)…これ全部おめえの仕業かよ。(両手を広げ)」 ザックス「ギッヒヒ…!ああ、そうだ。まあ退屈しのぎにもならないほどだったがな!(へらへら笑って)」 ××××「(酷ぇあり様だ…こりゃ…。此処を抜けなきゃペガサスに行けねーってのに…面倒なこった…。)……ちょうどいい、ここでおめぇをぶっ飛ばしてやんよ。」 ザックス「……はぁ?この俺を…ぶっ飛ばすだぁ!?ギッヒヒヒ…!!冗談の過ぎたことをぉ!!てめぇ生意気なんだよぉ!!!」
―――――ドゥンッ!!!!(刹那の時、ザックスの腹部に重い一撃が食い込んだ)
ザックス「か――――――ッ!!? ドッゴオオォォーーーンッ!!!!(一撃により大きく吹き飛び瓦礫の山に激突する)」
××××→モララー(TURBO)「シュゥゥゥ…(全身から蒸気が溢れだしている)…この先に用があるんでね。悪ぃが、通してもらうぜ。(不敵な笑みを浮かべ)」 ザックス「(頭を抑え込み土煙の中から出現する)――――――おもしれぇ…ッ!!俺を喰らってみろよ…猫野郎ぉッ!!!」
????(赤鎧の男)「く…またしても、間に合わなんだか……(町を訪れ)」
ウィンガル「……いったい、何ゆえにこのような暴動を起こすのか。」 ????(赤鎧の男)「…だが過ぎたことを言っていても始まらん。この地域一帯に、兵を置く。…警戒を怠るな。」 ウィンガル「……はっ。(片膝をついて)」
シャル「……。(ゆっくりとした足取りで、夜風にローブが靡かれながら現れる)」
シャル「風が吹いていない…こんなことって…。(ふと辺りを見渡してみる)」 兵士「止まれ!(シャルを足止め)」 シャル「(…やはり、"世界の裏側"の影響は此処まで―――)ΣWhat!?(兵士を見て)」 兵士「貴様…怪しいやつだな。(シャルを見て)おい!貴様、何の用だ(シャルに)」 シャル「ぼ、僕はなにも怪しい者じゃ…(いや、あからさまに怪しいよね)ゲフンゲフン 失礼、何でもないよ。いや、僕はただの風来坊でね。ちょっとこの街に足を踏み入れただけなんだが…もしかして、立ち入り禁止…なのかい?」 カンプ「(シャルの後ろから歩いてくる) えー……政府軍伍長、カンプです。私は立ち入り可能でしょうか」 兵士「なに?…そうか。 ここだけの話だが…少しばかり、騒ぎがあったようでな。だから、何者も通すなとの上からの指示だ。」 シャル「……。(フードの隙間からカンプの姿を確認する)へぇ…そうだったんだ。んー…宿を取りたかったんだけど、仕方ないね。(苦笑)(……参ったな…此処を抜ければ近道になるんだが…。仕方がない、遠回りするか。)」 兵士A「だめに決まっているだろう、帰れ帰r──」 兵士B「お、おい!今…政府、って言わなかったか? 兵士A「政府だと?なんだって奴等が…」 ざわざわ」 兵士A「ン゛ン゛ッ(咳払い)…失礼しました。どうぞ、お通りください。ただ…くれぐれも目立った行動は控えるように。よろしいですね?(なんやかんやあってシャル達に)」 カンプ「いえ、彼は……まあ、良いか。失礼、この場所で起きた事件について、少々調べさせて頂く」 シャル「Σえっ、いいの!?(ラッキー♪)…では、お言葉に甘えて…。(……それにしても今の人、政府の者。…出来るだけ距離を置いておこう)」 兵士A「あぁちょっと!(シャル達を呼び止め)…念の為ですが、持ち物チェックを行いますので。失礼を…(シャル達の体中を衣服ごしに触る)」 シャル「あはは…かなり厳重だね。(苦笑(持ちもはナップサックだけであり、中にはお菓子と飲料のみ)」 兵士A「ふむふむ……異常なし!」 兵士B「異常なぁぁぁし!」 カンプ「(携帯していた巨大な拳銃と大鋏を兵士の目の前に出す)軍装備だ、使用するつもりは無いが、預けないと駄目か?」 兵士A「むっ、いや待て!これは…(銃や大鋏をみて)」 シャル「うしうし…。(ナップサックを背負い直し、町へ入る)……何があったんだろうね。(町並みを見渡しながら歩いて)」 兵士A「む、むう……これは、あまりにも。…失礼ながら、お預かりすることになるかと。(カンプに)」 兵士B「(心:「こ、これはっ…!持ち帰れば結構な額になるに違いないな」)(おい」 シャル「……。(一度カンプの方へ振り返り、歩みを速め彼の視界から消え失せる)」 カンプ「では、後程回収に参りますので。 (兵士に背を向け、シャルを追うが、見失う) …チッ、あの男……見逃したか」
シャル「タタタ…(町の中央部へ逃げ込む)……つい先日、晴れて僕もお訪ね者になった訳だ…。ピラ…(変体刀所有者:シャル 懸賞金:30億)…やれやれ、刀を持っているだけで指名手配犯か。これなら昔の政府の方がよっぽど良かったよ。(そう独り言をつぶやき、裏通りの闇へと消え失せる)」
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~West・D・Land 風車の街「ビコーズ」~
長閑な風景で平和なひと時が漂う風車の街は、瞬く間に地獄絵図と化し、あちらこちらに血だまりが出来上がっていた
一般人女性「いや…っ!だ、誰か助け――――ダンッ!!…ドサァ(脳天が何かに貫かれる)」
06「(風車の上に器用に立っている)37(皆)…564(殺す)。(銃口から煙が出て、冷たい瞳で女性の死を確認)」 男性「はぁ……はぁ……!(その街の中、足を引きずりながら必死に06から逃れようと走っている)」 06「22(フフ)…8181(バイバイ)。(逃げ行く男性に目がけ引き金を引こうとする)」
ドシュッ!スパン!(男性の背に放たれた銃弾が放物線上に弾かれる)
06「ピクッ……!(放った銃弾が弾かれた事に仰天し、音のした方へ振り返る)」
ラクト「(リゼルド拳銃で銃弾を弾いたか、右手が横に振り切った状態で男性の背を護っていた)……(その態勢のまま06に視線をおくる)」 ピカチュウの中の人「…ん?(通りかかった所で06を見る)何をしてるんだ、嬢ちゃん!」 06「……20(邪魔) タンッ(風車からラクトの前に降りる)」 ラクト「……(黙って周囲の死体や血の海を目に移し、月光で少しだけ輝くYシャツのボタンを強く締める)……マイテイ人の生き残りですね…私と同じ……(巧みに銃身を動かしながら腰のガンケースに収納する)」 06「(目に光が全くなく、生気が感じられない冷たい瞳でラクトを見続け、一定間退ける)…37564、37564、37564375643756437564!!ダンダッ、ダンダンッ、ダンッ!!!(二丁拳銃「ドレッド」をラクトに向け連射する)」
VS マイテイ人【06】
ラクト「それも書物で読んだ……あの古代の……!(横ローリングで近くの崩壊した建物に身を潜め、銃弾から逃れる)…あの銃の性能…明らかにリゼルドを上回っている…さて、これは少し頭を抱える…」
06「171171(いないいない)―――(いつの間にかラクトの傍に移動していた)――8(ばぁ)。チャキッ(銃口を向ける)」 ラクト「――(ゾッとした表情で06を横目で確認し、暫く硬直した状態から銃口を向けられ)……!(引き金を引くであろうタイミングで銃を吹き飛ばす為に蹴り上げを繰り出す)」 06「……!ダンッ!(蹴り上げられると同時に誤って天へ発砲するが…) チャキッ、ダンッ!!(怯まずにもう一丁の拳銃を構え、発砲する)」 住民「ああぁ……もう、だめだ…おしまいだ。(家の中で怯えている)」 ピカチュウの中の人「…まだ誰かいる…?(その家の中へ)」 ラクト「バシュッ!(大きく仰け反って腹部に被弾する)ブッ…!(歯を食いしばりながらも、あげていた足でそのまま踵落としとして利用し、06の頭上目がけ降ろす)」 住民「!?ひっ、ひぃぃっ!や、やめてくれぇ!これ以上、俺達を苦しめないでくれ!!(勝手に入ってきたピカ中を敵と思って怯える)」 ピカチュウの中の人「ま、待て、俺は怪しいものではない!落ち着いてくれ!(住民に)」 06「――――!!ヴィヨヮンッ!!(摩訶不思議な音を立て、ラクトの踵落としを高速移動“881”で回避)―――ヴィンッ、ビョン…ッ!!(瓦礫の道を、目に留まらぬ速さ駆け回っていく)」 ガイアス「(ラクトのいる現場に到着し)!これは…。……皆の者!我らが来たからにはもう安全だ!恐れおののく民達よ、もはや恐れることはない!(声‐置鮎龍太郎)」 ラクト「トスッ!(空ぶった足を地面につけ、06を視認し、片手で移動する06目がけ4発発砲)これは…早めに勝負を切り上げないと…(腹部の傷を押さえながら追いかける)」 住民「で、出ていってくれぇ!!(ピカ中に) …!お、おお…!王が、助けにきてくださった…!」 06「――――!!(銃弾によりベレー帽が吹き飛び、右肩に被弾する)―――ザザァーー…ッ!!…パチンッ☆(移動を止め、指を鳴らす)」 ピカチュウの中の人「わかりましたよ、不法侵入したことは謝りますとも(出て行く)しかしひどいなここは…」 星野桃「あっはは、ちょっと変わった運動会…って感じじゃないね(06の傍に着地)」
ボカンッ!!ドッカァンッ!!!ボボボボボッカアアアァァァアアーーーンッ!!!!(06の合図により、彼女が先程まで走っていた道筋が爆発していき辺りを爆炎で包み込んでいく)
ガイアス「…ゆけ!これ以上、好き勝手をさせるわけにはいかん!なんとしても食い止めるのだ!(多くの兵士を引き連れていて兵士に命じ)(声‐置鮎龍太郎)」
ラクト「バン!ババンババン!(更に片方のリゼルドから5発発砲しながら接近していく)…!(指を鳴らされたところで足を止める)」 ラクト「なっ…!(目をつぶり、顔を護るように手をクロスして爆炎に包み込まれていく)」 兵士達「ウオオオオオオオオオオオッ!!(剣や槍など様々な武器を構え、一斉に06に向かっていき)」 ピカチュウの中の人「あ、桃ちゃん、ここはあぶなっ…!?(爆炎に飲まれる)」 06「ヴィヨワンッ!!(再び“881”を使用し銃弾を回避してラクトの背後に回り込む)」 ラクト「……(回り込んだ06の視線からは、炎が背景に映る彼の姿と、腐心なオーラが漂いはじめる)」 カンプ「成程、私の考えは間違っていなかったようですね。いや、良かった・・・ どうです?赤鎧の軍勢を追いますか?」 星野桃「わっ!歩いただけで爆発するなんて凄い♪」 ピカチュウの中の人「げふっ、げふっ…(爆炎から出てくる)何だ、今のは…まさかあの嬢ちゃんが…(06を見て)」 06「……??(ふとラクトの姿を見て警戒し、天高く跳躍する)……6741(虚しい)。(鋭い軌道で空を"走る")」
ラクト「………(天に跳躍した06にゆっくり振り替えり、見上げると、目が赤く変化した彼の姿)……ニッ…(爆炎で傷ついた体を者ともせず、リロードをして06の様子を見ている)」
06「……22(フフ)…ヒュルルル……ダダダダダンッ!!!(そこから錐揉み落下をし、半径10mに及ぶ凄まじい弾丸を四方八方へと放つ)」 兵士達「ぐっ、ぬわっ!がはっ(06に向かっているも、まるで歯が立たずやられるばかり)」 ラクト「ビシュンビシュ!(頬や衣服を裂いていく銃弾に対して、一切動かず…)ひひ…久しぶりに体動かすぜ…!(リゼルドを持って、06目がけ銃弾が飛び交う中回転しながら上昇し体当たり)」 06「ドンッ!!―――!?(身体が非常に小柄の為、体当たりだけで人形の様に吹き飛び瓦礫に激突する)」 ガイアス「女子供一人(06)になにをてこずっている…!むう…(長刀を腰から抜き)(声‐置鮎龍太郎)」 ラクト「ガシンッ!(激突した06に間髪入れず蹴りによる追撃を繰り出し、身動きを封じる)死になっ!(口でスライドして、カチャンと鳴らして銃口を06に向ける)」 ガイアス「…待て!(ラクトに)(声‐置鮎龍太郎)」 06「!!パチンッ☆(蹴りによる追撃を受けた途端、再び指を鳴らす)ボッカアアァァーーーンッ!!!(自身も巻き添えにラクトを爆発で吹き飛ばす)」 ピカチュウの中の人「な、自分を巻き添えにして…!?(06をみて)」 ラクト「…!?(爆発で回転しながら吹き飛ぶが、空中回転しながら爆発地帯に6発発砲し、地面に華麗に着地)」 ガイアス「ぬっ、小癪な…!(爆発を見て、長刀のガードで防ぎ)(声‐置鮎龍太郎)」 06「(再度遥か上空へ飛び銃弾を回避する)ジャコンッ!!ズダダダダダッ!!!!(その上空から何処からともなくガトリング砲を出現させ、地上にいる全員に向けて乱射する)スタ…ッ ジャキンッ!!ズドドドドォーーーンッ!!―――――ヒュゥゥーーー……ドドドドドドッカアアアアアアアァァァァアアアアーーーーン……ッッ!!!!!!!!(そして着地後、一切の隙を見せず天に向けて高性能ミサイルを放つとそれが折り返し、雨の如く全員に降り注ぐ)」 ラクト「パンパパパパンバババンパン!(リゼルドを何発も発砲しながら、回転したりステップしたりでガトリングを回避していき)ファイナルブレイク…!(リゼルドからミサイルを超光線で空中大破させる)」 06「……!!!…041(惜しい)…。」 ラクト「これだから人間はよえぇんだよ…古代だかなんだかしらねぇけど所詮霊にはかてねぇんだよ!(大きく跳躍し、06目がけ、また回転アタック)」
06「――――!!ドッゴォーーンッ!!(建物を貫通しながら吹き飛んでいく)………9841(悔しい)…(激突した個所で吐血)…881(ヤバい)… ス… コク…(懐から黒い液体の入ったカプセルのようなものを取り出し、先端を開きそれを口の中へ注いだ)」
ピカチュウの中の人「!?(刀でミサイルを斬るが、爆発する)ぐっ!?(爆風で吹き飛ばされる)」 ガイアス「スタタタタタッ、ズザーッ ぬんッ!はッ!(06に素早く走り向かい、長刀で斬撃を行う)(声‐置鮎龍太郎)」 ラクト「ガシャン…(弾倉を捨て、弾倉を取り入れる)カシャン(リロードが完了し、スライドを口でする)……ひひ…くひひ……ちいせぇ娘相手になると…すげぇ興奮するもんだな……やりがいがある…ひひひ…(手中で拳銃を回しながら)しかも薬を使用するなんて…何処までいじめられてぇんだコイツぁよ…」 06「 ドッグン…ッ!! …!!!?(全身に激しい異変が起こり、赤く変色された眼はより赤みを増し、血走った眼になった)……ガチンッ ガチッ カッ ガッチンッ!!! ボォンッ!!!!(二丁拳銃「ドレッド」の互いの銃口を打ちつけると銃口が激しく燃えだした)―――――ズダンッ!!(斬撃を浴びる前に、凄まじい銃弾がガイアスを鎧ごと貫く)」 ピカチュウの中の人「ミサイルは刀で斬るものではないな、不発弾でない限りは…(※不発弾でも斬ったら爆発します)(戦いをみながら)」 ガイアス「ぬっ… カキィンッ!!(銃弾を長刀の表面の部分で防ぐ)(声‐置鮎龍太郎)」 06「(一息つく)……31010(さてと)、514(来いよ)…5641086(殺してやろう)。―――ズダンッ、ズダンッ、ズダァンッ!!!(轟々と燃えだす銃口から発射されたのは炎を帯びた弾丸であり、速度、破壊力と共に通常のよりも桁違いに高くなっている)」 ラクト「俺も本気でいかせてもらうぜ…お前も本気でいかしてやるよ…(ウルフのような構えから銃を振り上げると、ビームサーベルが銃口から飛び出し、向かってくる弾丸を超合金で出来たサーベルで弾いていく)…罅が入るなんて…相当つえぇ弾丸使ってんじゃねぇの(片方のリゼルドから06目がけミサイル弾を発射)」 ガイアス「……どうやら俺は、貴様を甘く見ていたようだ。もはや手加減など不要…(06に) ハァァァァァァ…(赤く禍々しい覇気が全身に纏う)(声‐置鮎龍太郎)」 ピカチュウの中の人「何だ…?あの嬢ちゃん、何かの薬を飲んでから桁違いに強くなったぞ…?」
06の放った銃弾が草原の道を這うと瞬時に焼け野原と化し、建物や巨大な岩石は粉々に砕け散った
ラクト「……!?(崩れた建物を見て少し目が大きく成る)……こいつぁ…避けるのがベストみてぇだな…(焦り)」
06「ガチッ、ガチンッ…!(ガトリング砲の銃口にも着火させる)―――17970(いなくなれ)!!ズゴォンッ!!ブオオオオォォォッッッ!!!!(ガトリング砲を地面に突き刺すと同時に三人の真下から螺旋状の業炎を生み出し焼き尽くす)」 ラクト「うぉ!?(業火に纏われ、一瞬動きが鈍くなったが業火の流れに乗って螺旋状にスケートボードのように上がっていく)霊力使えりゃ…こんなん怖くねぇ怖くねぇ…!(炎から姿を出し、06目がけ急降下しながら回転蹴り)」 ガイアス「ァァァァ……… 覇ァァァァ!!(もろ全身から凄まじい覇気が解放され、業火を掻き消しながら06のほうに直線状に)(声‐置鮎龍太郎)」 06「シュダンッ!!(力強く跳躍し、回転蹴りに対し空中回し蹴りで対抗する)…グググ…ッ!!(その力はラクトとほぼ互角)」 06「ギュイン…ッ!!(高速移動と飛翔能力で覇気を回避し、着地する)」 ラクト「ジリジリジリ…(蹴り同士だと言うのに火花が散る)ぉぉぉぉぉおおおおおおお!(気合い入れに、声をあげながら押して行く)」 ガイアス「やはり、一筋縄ではいかぬようだな。だが…それでこそ、我が敵となるに相応しいというもの…(覇道滅封を回避され、06に)(声‐置鮎龍太郎)」 06「5004(ごり押し)…!!(蹴りのお試合に負け軽く吹き飛ぶが態勢を取り戻す)ヴィヨワンッ!!ギュリュルルルル…ッッ!!!!(その直後、三人の周辺を高速で駆け回る事でその大きな摩擦により炎の渦が生じる)キキーー…ッ!!……パチンッ☆ボッカアアアアアアアアァァァァアアアーーーーーーーンッッ!!!!!!!!(合図と同時に炎の渦が爆炎柱となって大爆発し、三人を上空へと吹き飛ばす)」 AS「(高い木の上に空間を裂いて現れる)・・・あっちか。(流星剣を取り出す)」 ラクト「マシ締めするのにも時間かかんな…よし、一気に決着つけ――!?(大爆発によって錐揉み回転しながら大きく上空へ飛ぶ)」 ガイアス「ぬぅ…!(吹き飛ばされるが戦闘能力を駆使し着地)(声‐置鮎龍太郎)」 06「ボオォ…ッ…!!!(銃口に着火した炎が拳を纏う)…5010…315(これで…最後)…!!(空中へ打ち上げられ無防備となったラクトに凄まじい連撃を繰り出そうとする)」 AS「・・・GO!(流星剣を構える、すると凄まじい距離を一瞬の推力で一気に進んで06に強烈な突撃斬りをする)」
06「―――――!!?(ASに不意の一撃を突かれ二丁拳銃を手放してしまう)」
ラクト「…ちっ…!(空中で一回転し、炎の連撃を3発受けるも、肉弾戦に持ち込まれた為、半ば無謀に空中の06の腹に顔を埋める感覚で抱き捕まえる)」 06「……!!(その直後にラクトに抱き捕まえられ、身動きが取れなくなる)」 06「……!!(その直後にラクトに抱き捕まえられ、身動きが取れなくなる) 」 AS「(そして素早く閃光剣を取り出し、まるで閃光が煌くかのような連続攻撃で追撃)」 ラクト「ひひひ…女の体はいつになっても柔らけぇな……!(06を空中で押し倒し、地面におもっくそに叩き付ける)」 ガイアス「む…! はっ!(06が拳銃を手放した瞬間、長刀を拳銃の引き金のところの間に通すようにして二丁を回収。という巧みのテクをお披露目する)(声‐置鮎龍太郎)」
06「(ASの連続攻撃を受けながら落下する際、涙目になって首を思いっきり左右に振るが…)――――!!!!ズゴオオォォォーーーーンッ!!!!(叩きつけられた個所に大きなクレーターが出来上がる)……100…4、10…?(どう…し、て…?) ……――――――――(静かに目を瞑り、死亡)」
ガイアス「ん、やったか…!(06の様子を窺い)(声‐置鮎龍太郎)」
ピカチュウの中の人「終わったか……(叩きつけられた06の様子をみて)」
AS「・・・よくできているじゃないか、奴の製作物だったから少し不安だったが・・・。(流星剣、閃光剣をマントの内側にくくりつける)」
ラクト「……(立ち上がって服を払い、血反吐をペッと出す)逝っちまったなぁ…人間……銃と技術だけがガンナーの強さじゃないぜ…(徐にタバコを取り出し、火をつけて夜空に煙を吐く)ま、ガキンチョだからここまでやれて…一人前だろ…(タバコをピンと捨て、目の色が戻る)」
―――――サアアァァァァ………(06の遺体は風に吹かれると灰色の砂となっていき、やがてすべて何処かへ吹かれ消滅した)
ラクト「…(灰と散った06の位置にて、ただ敬礼をしている)……同じ射撃型…お疲れさまです、06様…(切なげな笑みを浮かべ、その場から去る)」
VS マイテイ人【ザックス】
モララー(TURBO)「……!!(身構える)」
ザックス「シュン…ッ(素早い動きでモララーに接近する)おらおらおらおらぁッ!!!(連続パンチによりラッシュを浴びせる)」 モララー(TURBO)「うおッ…!!(最初の何発か喰らって途中高速移動で離脱する)シュンッ!(ザックスの背後に回り込む)“TURBOガトリング”!!ドダダダダダッ!!!!(両手で高速パンチによる連打を叩きこむ)」 ザックス「――――ニヤ (連打をまともに受けると身体が岩石の様に粉々に砕け散った)」 モララー(TURBO)「なっ……!!(汗)」 ザックス「(砕けた破片が一点に集結し、元の姿に変形する)あーぁー…かったるぃ。悪ぃがよ、俺にはどんな攻撃も通用しねえんでね。ギヒ…分かったか?(邪悪な笑みを浮かべモララーを見下す)」 モララー(TURBO)「……はーん…(とくに先程の様に苦い表情を浮かべる訳でもなく、いつの間にかしらけている)」 ザックス「だからよぉ――――テメェが勝つ術は万の一つもねぇーんだよぉッ!!! ズダンッ!!(跳躍する)」 モララー(TURBO)「(物理攻撃も魔法も、全て通用しない、か…。なら、あれしかねえな。)…“アンビション”、効果!!ドギンッ!!(拳に見えない何かが纏われる)」 ザックス「ハッ!無駄だぜ猫野郎。今目にしただろうがよ!この俺に物理的攻撃は効かねえんだよぉッ!!(急降下しながら襲いかかる)」 モララー(TURBO)「―――どうかな?(不敵な笑みを漏らし、拳を引く)…“TURBOナックル”ゥッ!!(高速パンチを向かってくるザックスに目がけ繰り出す)」 ザックス「ギィヒヒ…ッ!!馬鹿かテメェ?無駄だというのが分かんねえ―――――――ッ!!?? ドォーーンッ!!(岩石に激突する)」
モララー(TURBO)「シュゥゥゥ……(溢れだす蒸気でモララーの周辺が白く染まりゆく)……悪ぃが、積んだ経験が違うんでね。(バンプ、エクロシア、ユークなどの強豪との戦いが次々にフラッシュバックされる)立てよ、そのヘラついた面凹ませてやんよ。(拳を前に突き出し身構える)」
(モララーの回想)
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ザックス「ドゴォン…ッ!(岩石の破片を横へ吹き飛ばし、殴られた腹部を抑えながら土煙の中から姿を現す)…この俺を…直で、殴っただと…ッ?…ッ、テメェ何もんだオラァッ!!(血走った眼で睨みつけ)」
モララー(TURBO)「…モララー、今はフリーターだ。シュンッ!(神速の如く速さでザックスの視界から消える)」 ザックス「っ~~~(後頭部を掻きながら目を瞑る)(力、速さだけじゃねえ…この俺の、あらゆる攻撃を受け流す絶対的な防御力をも無視するたぁ…。…ンヘヘッ…久々に血が疼く…ッ!この俺に傷を負わせたのは、『あの男』とのバトル以来だ。存分に楽しませろよ…!?)」 モララー(TURBO)「(ザックスの懐に出現)――――“TURBOブレッド”ォッ!!(高速アッパーを繰り出す)」 ザックス「くお――――ッ!!(上空へ吹き飛ぶが…)…んなろぉッ!!(身体を“コウリキ”で硬質化させ凄まじい重心をかけて踏みつぶそうとする)」 モララー(TURBO)「―――――!(直感的にザックスの異変を察知し、高速移動で回避)」
ドオオオォォォォオオオオーーーーーン……ッ……!!!(ザックスを一点に大きなクレーターが生じた)
ザックス「ちッ、ちょこまかちょこまかと…猫の分際でよぉッ!!」
モララー(TURBO)「っるせぇ…これでも喰らいやがれ!“TURBOナックル”――――――」 ザックス「ろっとぉ…!?そうはさせるかってんだ!ジャキンッ!!ズザザザザザァーーッ!!!(大量のコンクリート刃を地面から出現させモララーが攻撃を仕掛ける前に迎え撃つ)」 モララー(TURBO)「ぐッ…!!?あ…ッ!!(咄嗟の行動に回避もままならず切り裂かれる)」 ザックス「攻撃を与えられる手段を持っているからと言って、この俺に勝てると確信されちゃあ困るな?俺はマイテイ人だぞ?至高の種族を舐めるなよ!?(セメントを纏い凝固させた鋼鉄の強度を越える拳でモララーを強打しようとする)」 モララー(TURBO)「――――ッ!!(高速移動で緊急回避する)…“フルメタルレーザー”!!(緑色の魔法陣を出現させ、そこから極太レーザーを零距離でぶっ放つ)」 ザックス「おおおぉぉッ!!??(両手をクロスしレーザーを持ち堪える)へっ、ギィヒヒヒ…甘っちょるいレーザーだな。次は俺からいくぞオラァッ!!(拳や蹴りによる素早い連撃を与えていく)」 モララー(TURBO)「…ッ!!(早い…ッ!)(回避を繰り返す)」 ザックス「馬鹿め…ギュルルル…ッ!!(右手がセメントとなってモララーの身体を纏い凝固させる)」 モララー(TURBO)「んな――――ッ!!!(動けねぇ…ッ!?)(汗)」 ザックス「ニィ…(不敵な笑みを浮かべる)―――おらああぁッ!!!バッコオォーーンッ!!!(身動きが取れないモララーに凝固したセメントごと、拳による強烈な一撃を叩きこむ)」 モララー(TURBO)「がは…ぁッ!!(壁に激突する)」 ザックス「ギィヒヒヒヒ…ッ!!どうだ俺の渾身のパンチは!?一溜まりもねえだろうがよぉッ!!ギィヒャハハハハ!!!!」 モララー(TURBO)「(土煙を払う)…あ?何の事だよ。(吐血で汚れた口元を腕で拭き、ザックスに向けて不敵に笑んでいる)」 ザックス「ちッ…死に底ないの猫が。まだ喰らい足りねぇ様じゃねえか!!おかわりいただくか?ダンッ!!(駆けだす)おらああああぁぁッ!!!」 モララー(TURBO)「いいや、結構だ。シュダンッ!!(跳躍し、虚空を蹴ってザックスに接近する)うおおおぉぉぉーッ!!!」 ザックス「ドダダダッ!!ドンッ、ダッ、ダッダダダダッ!!!!!(モララーとぶつかった瞬間、凄まじく素早い猛攻ラッシュを叩きこんでいく)」 モララー(TURBO)「ズダダダッ!!シュドンッ!!ドゴッ、ドゴンッ!!ドッドッドドドドドッ!!!!!(相手の猛攻に合わせこちらも絶大的な速さによるラッシュを叩きこんでいく)」
ドゥン…ッ!!ドゥンッ、ドゥンッ!!!!ドオォゥン…ッ!!!!!(互いの猛攻が波動となり、辺りの地形を嵐の如く吹き飛ばしていく)
モララー(TURBO)「―――“TURBOツインナックル”ッ!!ドゥンッ、ドゥンッ!!(高速パンチを二度叩きこみ…)“TURBOバズーカ”ッ!!(両手を後ろに伸ばした後、勢いを利用した掌底をザックスに高速で打ち込む)」
ザックス「ずお、あ…ッ!!??ズザザザザザァー……ッ!!!!(“コウリキ”をかけ受けたダメージを半減させ、何とか持ちこたえる)ゼェー……ゼェー……ッ ここまでた……本当に大した猫野郎だ。人間よりかなり歯ごたえがあるな…だがッ!!(懐から黒い液体の入ったカプセルのようなものを取り出す)」 モララー(TURBO)「あん…?(カプセルを一瞥)(あの薬…似たようなもん前に見たな…)(ガブルーズとの戦いが思い出される)」 ザックス「俺は今、最高にハイに達している…ッ!!テメェに見せてやらぁ…マイテイ人の、この俺の――――――――――真骨頂をなぁぁッ!!!(カプセルの先端を開きそれを口の中へと注ぐ)」 モララー(TURBO)「……!(…どーにもここからっぽいな…。けど…いつまでもこんな奴に構っている訳には……!)」 ザックス「 ドッグン…ッ!! ギ……ッ…!!?ウオオオォォォオオオォォォ…ッ!!!!(全身に激しい異変が起こり、赤く変色された眼はより赤みを増し、血走った眼になった)来た来た来た来た来た来たアァー…ッ!!!!ギィヒャハハハハハハハハッ!!!!(激しい邪気を放出させる)」 モララー(TURBO)「くッ…!(吹き飛ばされぬよう持ち堪える)やはり、な…あの薬、俺が見たのと同じドーピング効果を得られるチートもんじゃねえかよッ!!」
ズズズズズズ……ッ…!!!!!ズッゴオオオォォオオオーーーンッ!!!!!!!!(ザックスの放った一撃によりモララーの真下の地面から棘岩が出現する)
モララー(TURBO)「――――――!!!んなろぉー!!串刺しになんのは御免だ…ッ!!(跳躍からの空中回転で棘岩に掴まって何とか危険から逃れられた)」
ザックス「―――おっせぇなぁ…オイ。ドゴォンッ!!(モララーの頭上に移動しており、棘岩の横部分を貫通させる勢いでモララーに拳による一撃を叩きこむ)」 モララー(TURBO)「しま――――ぐあああぁぁッ!!!(棘岩に激突し、そのまま貫通して地面へ叩きつけられ転がっていく)」 ザックス「スタッ…(棘岩の先端分を器用に乗って移動し、モララーの元へ着地する)ふぅー……俺の真の力はこんなもんじゃねえ。更なる絶望はここからだぁッ!!!(両手を合わせる)」 モララー(TURBO)「(よろけながら起き上る)……。(一か八かだ…奴が次の攻撃を繰り出す前に、何とか仕留めねえと。)―――――俺はぁ、こんなところでくたばる訳にはいかねえ…ッ!!ドゥンッ!!!(全身から更に蒸気が溢れだす)」 ザックス「ギィヒヒヒヒッヒッヒヒ!!…この俺を…ッ、この俺を此処まで狂わせたのは…ッ!!テメェで"二人目"だぜ…ッ!!!!(血走った両目で睨みつける)…『奴』はこの技を受け切れず死んだが、テメェはどうだろうなぁ…!!?見せてやる…星を滅ぼすほどの絶大的な真の力、“カタストロフィ”ッ!!! ドッグンッ!!!!(両手を合わせた事で全身に赤い稲妻が迸り、またも激しい異変が起こる)」 モララー(TURBO)「――――シュダンッ!!(ザックスに向けて高速移動で駆けだす)」 ザックス「無駄だってんだァッ!!カタストロフィを全身にかけたこの俺に、どんな凄まじい攻撃も完全に通用しねぇ…ッ!!この姿こそ最強の防御であり、最凶の攻撃なんだよぉッ!!!!」 モララー(TURBO)「(やってみなきゃ分かんねえ…! 果たしてうまく成功するか……来いッ!!!)―――――“TURBOリジェクト”ッッ!!!!ドオオオォゥゥゥン…ッ…!!!!!(ザックスに向け、非常に凄まじく殺傷力の高い衝撃波を掌から放つ)」 ザックス「ドオオオォゥゥゥン…ッ…!!!!!―――――!!!!!!!!!!!!(凄まじい衝撃波が身体を貫通し、それが突き抜けた瞬間大きく吐血し、断末魔をあげる間もなく光の速さでモララーの目の前から吹きとんでいった)」
モララー「プツン……(元に戻る)……ぐッ…ふ…!(完成した新技とは言え、この反動はキツいな…)(リジェクトの反動で僅かに吐血する)」
ザックス「ガ… ガァ…ッ アガ…ガ……ッ…―――――サアアァァァァ………(墜落した先で白目を向いて仰向けに倒れ込んでおり、やがてザックスの身体は風に吹かれると灰色の砂となって何処かへ吹かれ消滅した)」
モララー「ぜぇ…はぁ…ぜぇ……はぁ……! ……随分と時間を食っちまった…。待ってろ……レインド…。(口元を腕で拭い、マフラーを巻き直して繁華街を抜けていく)」
~ペガサス国 ヘリポート~
ロバート「………ククク……あのムッシュ(赤コートの男)に借りた、古代の同胞達はよく働いてくれた………野放しにしていた甲斐があったものだ…死人は何万と出ただろうか…(夜空に向けて不適な笑みを浮かべる)」
影丸「取るに足らないでござろう。死人(しびと)の数などよりも、奴らの破壊は街をも滅ぼした。マイテイ人らしい破壊衝動ではござらぬか(ロバートの後ろで姿勢よく立ち尽くしている)」 ロバート「……破壊か……生命の破滅とは無縁に、建築物を奴らは破壊していったな…(口元の笑みが消え、目が一段と細くなる)」 影丸「貴殿は破壊は気に食わないようだな」 ロバート「俺が求めるのは生者の殺戮だ…死人がだらりと並べば、街はひっそりと明かりが消える…だが街自体が無ければそこにあるのは単なる破壊衝動……死体という玩具に罅が入るだけだ…粗方、レグィも”修行”の内容を”破壊”と誤認してたのだろうな…」 影丸「(ロバートの台詞に眉が動く)何とも、卑劣で苛烈な者だな。死体を絵画のように扱い、建築物を背景に描くとは、芸術家気取りもいい所でござるよ」 ロバート「貴様も同類だ、影丸……忍びらしく、標的を静かに殺すその残忍性……貴様は俺より尚も苛烈だろう」 影丸「………どういう意味でござる(緩い目付きから鷹のように鋭い目付きを、黒いおこそ頭巾の隙間から覗かせる)」 ロバート「殺戮に娯楽を感じていない貴様だ。無意味に殺傷を続けるのは些かタチが悪いだろう?(クククとほくそ笑みながら影丸の方に顔を向ける)」 影丸「…任の為あらば、我が身死しても尽くすまで。故に標的の殺傷は拙者にとって任の為にあるもの。決して無意味ではござらん」 ロバート「それが俺の娯楽の為となる…か……ククク…他人の娯楽の為に殺傷を行う。滑稽ながらも敬意を表そう影丸……(相変わらずの暗黒微笑で再度街に体を向ける)…破壊衝動を持つ我々の下衆な同胞を倒した者は、そろそろ乗り込んでくるだろうな…その時は貴様が楽しめ、影丸」 影丸「それが任であれば、承知いたそう…御免!(忍のポーズをとり、風と共にその場から姿を消す)」
ロバート「……(姿を消したのを確認もせず、ただそのまま冷たい夜風が身を凍らせながら、立ち尽くす)」
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+ | ... |
~ペガサス国・コールドビルへと続くハイウェイ~
モララー「ぜぇ……ぜぇ……!(ハイウェイを駆け出しながら、その先に見えるビルとの距離を確認する)まだ、遠いな…ッ!」
夜空からあの時と同じ雪が降り注いだ…
モララー「……!(立ち止まり天を仰ぐ)この雪………!(雪を手にとって確認し、咄嗟に目前を見る)」
キセル「コツ……コツ……(前方の道から姿を現す)」 モララー「ヘン… でやがったな……キセル!!(拳を突き出し身構える)」 キセル「…少しは己自身を知ったか?(鋭い眼光がモララーを突き刺す)」 モララー「ああ、お蔭様でな…。(前回キセルに強打された胸部が僅かに痛む)」 キセル「……そうか、それがお前の答か。自分の命を犠牲にしてまで友の救出を選択するのか。」 モララー「嘲笑うってなら勝手にしな。とにかく、そこ退けよ。本当に時間がねえんだ…!」 キセル「……チャキ…(背負った刀を抜きモララーに突き付ける)」 モララー「…わーってらぁ…テメェをブッ飛ばさなきゃ先へは進めねえんだろ?……ドゥンッ!!(全身から蒸気が溢れだす)……。(とは言え、奴とまともに戦って勝てる気はしねえ…。ましてやこれから本戦に向かうってのに、こんな所で無駄な体力を消費する訳にも…!)(表情に僅かな焦りが見えている)」 キセル「……。(ゆっくりと降り注ぐ雪の間からモララーの様子を表情一つ変えず伺う)」 モララー(TURBO)「(行くぜ…俺…ッ!!)シュン…ッッ!!!(数秒間に地面を思いっきり何度も蹴り、今までにない絶大的な速さによる瞬間移動を繰り出す)」 キセル「……。(構えた刀を降ろし、咄嗟に腕だけを動かして刀を横へ構える)」 モララー(TURBO)「――――ずぐッ…!?(そのままキセルの真横を通り抜けようと試みたが、刀に遮断され顔面に激突してしまう)冗談じゃ…ねぇ…ッ!!シュンッ!!(体制を整え直す為、高速で背後へ退ける)」 キセル「――――――(しかしモララーが出現した個所に既に移動しており、彼が現れると同時に鞘で叩きつける)」 モララー(TURBO)「(こうなりゃ自棄だ!攻撃を与えて隙をつくるしか――――)―――――ッ!!!ぐあああぁッ!!(頭上に一撃を喰らう)」 キセル「だがお前はまだ無知でしかない。ドンッ!(蹴り飛ばす)」 モララー(TURBO)「うぐ…ッ!(後方へ吹き飛ばされる)俺が…無知だと…?何を言ってやがる…!」 キセル「……お前はまだ"自分"というものを自覚した事はない。無知なお前がこれから何をしたところで、全て無意味なだけだ。友を救う事も、愛する者を護ることもできない。」 モララー(TURBO)「っるせぇ…!オメェに、俺の……なにが分かるってんだああぁぁーーーッ!!!!(高速でキセルの頭上に出現し、目に留まらぬ速さで蹴りによる連続突きを繰り出す)」 キセル「(目を瞑りその突きの雨を悉く、踊るように回避していく)……これからお前が成そうとすることは無謀でしかない。それに気付かずただ、我武者羅に駆け行くお前だからこそ、無知でしかないのだ。今のお前は空虚、何をしても無駄だ、諦めろ。」 モララー(TURBO)「(何かがモララーの頭ではち切れた)テンメェは俺が諦めるのを諦めろよぉッ!!!!(ザックス戦の様に通常の蒸気の倍が身体から噴出し、全身が赤く染め上がっていく)」 キセル「……。(無駄なだけか…。)(哀れんだような冷たい眼で一瞥し、瞑る)」 モララー(TURBO)「……TURBO――(一瞬にしてキセルの懐に潜り込む)――ブレッドォッ!!!(これまでにない高速パンチによる一撃を叩きこむ)」 キセル「……!“転送能力(トランスファート)”。シュピンッ(ハイウェイの隅で止まっていた車と転換する)」 モララー(TURBO)「ドカン…ッ!!(パンチ一つで車を真っ二つに割り、吹き飛ばしてそのまま一直線へと駆けだそうとする)」 キセル「(目前に現れる)“切貼能力(デコパージュ)”…。」
ガンガンガンガンガンガン……ッ!!!!!(キセルの見えない斬撃によりハイウェイが不規則に切り刻まれ、それから天へと浮上して摩訶不思議なオブジェを作り出す)
モララー(TURBO)「うぉ…ッ!!?(そのオブジェに乗っている)(やはりこいつはヤベェ…化け物染みてやがる。何とかこの場を振り切れる策は………!!)(何か閃いた様子で、マフラーから聖剣アロンダイトを取り出す)そぉらぁ…ッ!!(その剣をキセルに目がけ投げ飛ばす)」
キセル「ス…(体を右へ反って回避)」
ヒュンヒュンヒュン……ザクン…ッ!(キセルから遠く離れた背後にアロンダイトが突き刺さる)
キセル「……ス…(刀を鞘から"抜刀させた")…“集結爆破(グルッポノヴァ)”。(刀で空振りの一閃を繰り出す)」
キラキラキラキラ……(一閃から繰り出された斬撃が光の礫となり、天に浮かぶオブジェの周辺を飛び交う)―――――――ボッカアアアアアアアァァァァァーーーーーーーン……ッッ!!!!!!!!!!(やがて徐々に輝きを増して大爆発を引き起こした)
キセル「……。(白銀の世界に輝く花火の様な爆発を見上げる)」
モララー(TURBO)「――――シュタ…ッ!(あの凄まじい爆発の中からなんとか抜け出した様で、地面に着地する)…うおおらあぁぁーーっ!!(素早い踏み込みから殴りかかる)」 キセル「(終わりだな。)……シュッ、ドゴォッ!!(しゃがんで回避し、指を折り曲げ頭上に来たモララーを天へ打ち上げるように強打する)」 モララー(TURBO)「ぐはぁ…ッ!!(天高く吹き飛ばされる)」 キセル「“転送能力(トランスファート)”。(先程の爆発で残骸となった道の破片を降り注ぐ雪と転換させ、モララーに向けて高速で飛ばす)」 モララー(TURBO)「―――――!!(来た…ッ!!)ギュオン…ッ!!!(全身が激しく光り出し消滅する)」 キセル「……!(それを見て表情が若干だが変わった)」 モララー(TURBO)「ギュオン…ッ!!!(出現した個所はなんと、先程キセルに目がけ投げ飛ばしたアロンダイトの元であり、剣を即座に回収しそのまま神速の如くハイウェイを駆け出していく)」 キセル「……。(走り行く彼の後ろ姿を、目を細くして見送る)……無知だったのは俺の方か。馬鹿の考える事は理解しがたいものだ。(呆れた表情で刀を鞘に納め、モララーとは正反対の道へと歩いていく)」
キセルが一歩進む度に破壊されたハイウェイが何事もなかったかのように自然に復元されていった
モララー「(走っている最中にTURBO解除)(まさか奴を相手に上手く決まるとは思わなかった…!だが……これであいつの元に行ける。―――――待ってろ…ッ!!)」
~マイテイ国 廃墟した住宅街~
タキシードの男「(瓦礫と黒くなった血溜まりしかない廃墟の中、黙々と瓦礫をどけて何かを探索している)」
カァ!カァ!(暗い雲が舞う中、カラスの声が不気味にも響く)
タキシードの男「ガララ……!(瓦礫をどかすと、何かを見つけたか、目が大きくなる)……ロバート…(吐息混じりにロバートの名を声にし、瓦礫から罅の入った写真ケースを取り出す)」
写真にはタキシードの男の若き頃、妻と思われる女性。そして女性の腕に抱かれて、まだ赤ん坊であった頃のロバートが写っていた)
タキシードの男「(ゆっくりと、白い手袋をした手でケースについている砂埃などの汚れを、拭う)……ッ(写真を胸ポケットに入れ、淡々とした足取りでその場から去る)」
~コールドビル ヘリポート~
ロバート「……(冷たい夜風に当たる中、普段の暗黒微笑がまるで無く、いつになく表情が強張っているように見える)」
影丸「ロバート殿、今日もまた、多量の殺しが出来たでござるよ……?(ロバートの背中を見て、雰囲気が違う事を感じる)……どうされた…」 ロバート「何、野犬に噛まれそうになって、少しばかし苛立っただけだ…」 影丸「野犬……(ヘリポートに佇む、一つの小屋を見る)……あのマイテイ人でござるか」 ロバート「…奴はマイテイ人ではない………(意味深に呟き、フゥとため息をつく)」 影丸「一体何を申されてるか、拙者には分からぬが……(小屋の方に足取りを進める)少々様子を見るでござるよ」 ロバート「……近い内、このビルに訪問者が来るな……(影丸が小屋に向かって行く最中、街灯が光る街を見渡しながら呟く)」 影丸「失礼するぞ(小屋の扉を開け、中に入る)相変わらず異臭が漂っておられるな…光ぐらい灯したらどうなのだ(スイッチを押し、小屋の豆電球を点ける)さて、御主に聞きたい事が――」 レインド「(相変わらず拘束されていて目が潰れて見える程、瞼の上の出来物が晴れ上がっており、腕の間接が明らかに可笑しい方向に曲がっている。Yシャツの色も赤の混じった黒や黄色といった、汚らしい染みがまばらについている)…(ゆっくりと影丸の方向に首をあげる)」 影丸「……(殺しに対しては何の躊躇いも無く、そういった訓練をされてきた拙者が…惨いと思わせるような惨劇…)…その調子では口も聞けぬよな…」 影丸「ロバートに何を言ったかは分からぬが、御主も不幸よな……カイルの息子、それだけでこの有様故に…(哀れみの表情でレインドを凝視し、首を振る)何、ロバートが飽いれば、死が許されるはずだ。それまでの辛抱。辛抱よ…(聞きたい事を言わず、電気を消して小屋から出る)」 レインド「…ペッ…(唾を吐き、折れかけている歯を舐める)(…恋人の名前が頭に浮かんでいる俺は…もう限界か…)」
過去出会ってきた友や仲間といった知り合い達の姿がフラッシュバックされる
~コールドビル~
ロバート「自身の罪を償おうと、悔い、嘆き、苦しむ…だがそれは報われない自身を助ける為の自己満足に過ぎん(ビルの端で夜風に当たりながら、独り呟き始める)」
コツ…コツ…コツ…(ビルの階段を踏み続ける音がビル全体だけでなく、風に乗って街全体に響きはじめる)
ロバート「だがその自己満足の支えになるのが罪人を救った救世主…特別、他とは違う目線で物を言い、罪人を助け、希望を与える…ファンタジーでしか有り得ない夢物語だが、実際にあり得るとはな…」
コツ…コツ…コツ、コツ!コツ!(一歩一歩、力強い足音とコンクリートの音が大きく響きだす)
ロバート「しかし、救世主以外の目から見れば罪人は所詮罪人、存在を認められない愚かな存在。その非存在を認める救世主という存在もまた非存在として見られるというのに…救世主というのはまた真っ直ぐで低能な輩だ…(階段を上ってくる音にはまだ反応せず)」
コツ! バンッッッ!!! コツコツ…(そして屋上の扉が開かれ、戦士は冷たいコンクリート床の上にしっかりと立ち尽くす)」
ロバート「なぁ……親父…(満月をバックに、屋上に上がって来た男性に顔を向け、暗黒微笑)」
タキシードの男「……(以前、瓦礫と化したマイテイ国で家族写真を手にとった男性)……ロバート……(渋い顔の何処かに、哀しみや切なさが入り混じった表情が隠されている)」 ロバート「ククク…今更何をしにきた……(顔の笑みが消えていき、最終的には無表情に成る)売国奴め………」 タキシードの男「……(黙ったままロバートとにらみ合いになり、しばらくして一歩踏み出す)」 ロバート「……(同じ様に一歩踏み出し、歩みはじめる)」 タキシードの男「ロバート、私は確かに、父親として失格だ。お前には何もしれやれなかった、させてやれなかった…(タキシードの裾が燃え始める)」 ロバート「ぬけぬけと…マイテイの国家機密を外部に通達した裏切り者が今更何をいっている」 タキシードの男「アレは妻とお前を護る為の取引だったのだ…(裾で火照っている炎は燃え広がることはなく、常に裾で燃え続けている)」 ロバート「……(足取りを止め、同表情でタキシードの男を睨み続ける)」 タキシードの男「私は紛争地帯で多くの人間を嬲り殺してきた…国の為、家族の為…戦い続けた。しかし国は我々の小隊が紛争地帯から帰還する事を拒否した…国の命令が絶対だったが故に、私は止む終えず紛争地帯に残されたのだ…無論、仲間の体力も限界だ。長く続いた戦闘で、我々は捕らえられた……(裾の炎は弱くなりつつあり、夜風が左右に揺れる)」 タキシードの男「死を覚悟したよ。恐怖は全くなかった。国の為に尽くせたのだからな……だが敵は私の「家族」の安全と引き換えに、こちらの内部情報を教えろと詮索してきた…絶対に家族には手を出さないと……そんな護られもしない約束に、私は思わず希望を感じてしまったのだよ……国よりも家族を優先してしまった愚かな国家騎士だ……(哀しげな目付きでロバートと目を合わせたまま)」 ロバート「……」 タキシードの男「お陰で、”ジェダ”は売国奴だと罵倒され続けた……返す言葉もない、その通りだったからな………許してくれとはいわん、ただ、わかってくれ…ロバート」 ロバート「…ククク…家族の為?笑えん冗談を言うな……(両手がフリーになる)今、俺は貴様の許否など、どうでもいい……何故ここに来たのかも問わん……」
ジェダ「……やはり、選ばれたマイテイ人か……人情に浸たることなど有り得ないのだな…(裾で燃えていた炎が一瞬にして体全体を包み込み、タキシードを燃やす)親として、お前の愚行は止めなければならない…」
ロバート「昔話は終わったか?何、今から起こる事も昔話になるさ…永遠進む事の無い…昔話にな…(マントが急激に靡き始め、ばたばたと音を鳴らす)」 ジェダ「(タキシードが完全に燃えきると、ダブルタイプのレザージャケットに鎖がX型に巻かれた衣装が露になる。鎖の余分に長い分は彼自身が手に持っており、その部分は常に炎が舞っている)親に昔話を語る時は死ぬ前にしろ…(鎖を手にとり、振り回しながら急接近)」 ロバート「抜かせ…(不適に笑みを零し、接近してきたジェダの横を”いつの間にか”すり抜ける)」 ジェダ「……フンッ!(すり抜けたロバートの方を異常な反射神経で振り向き、鎖を投げつける)」 ロバート「その鎖で何万もの命を葬ってきたらしいな…その記録はここでおしまいだ…(投げつけられた鎖は、剣撃が一つ加わっており、切断される)」 ジェダ「私の鎖を…!?(険しい表情になり、近接しているロバートにアッパーカットを素早く入れる)」 ロバート「舞え…(アッパーカットよりも速く、鋭い蹴り上げをジェダの顎に噛まし、浮いた体に手の平から闇の波動を放ち、吹き飛ばす)」 ジェダ「ぬぉ…!?(闇の波動を腹部に直撃し、屋上に繋がる扉に背中がぶつかる)」 ロバート「狭い地形だ…爆破させなかった事に感謝するんだな…!(既にジェダの目の前に移動しており、背中がぶつかったジェダの反動で浮いた体を利用し首根っこを捕まえ、そのまま同じ箇所に強打させる)」
ズガァァァン!(屋上へと続く扉は無惨にも木っ端みじんになる)
ジェダ「くがぁ!(首を掴む手を解こうともがきながら、吐血)」
ロバート「貴様は恐れていたんだろう、俺の超特化型としての素質が開花するのを……思えば親父は俺を避けていたな…(クククと笑いながらジェダを捨てるように投げる) 」 ジェダ「…!(投げられた所で、前転しながら態勢を立て直し、速攻にロバートの方に大きく跳躍して逆サマーソルトを繰り出す)」 ロバート「ふんッ!(サマーソルトに対して、こちらも上段の蹴りを繰り出す)」
ズドンッ!(お互いの蹴りで衝撃波が発生し、足と足を中心に強風が舞う)
ジェダ「ストッ(着地後、近接にいるロバートに対して鋭く、それも高速な打撃乱舞を繰り出す)」
ロバート「うぉっとっと…!(乱舞を全てスウェイで回避していき、隙を見てボディブローをジェダに噛ます)」 ジェダ「ぶぉっふぉ!!(「く」の字になって仰け反り、動きがとまる)」 ロバート「乱舞攻撃というのはこうするものだ!ズダダダダダダダダダダダダダ!!!(動きがとまったジェダに対して、ジェダが行った乱舞攻撃の何倍もの早さで乱舞を繰り出す)これで終わりだ…!(両手を合わせ、ジェダの目の前で強烈な衝撃波を発生させ、吹き飛ばす)」 ジェダ「――ッ!(衝撃波によって吹き飛ばされ、ビルの外へと飛ばされそうになるが、急いで手を伸ばし崖に捕まりぶらさがった状態になる)」 ロバート「俺を止めにきた?寝言は寝て言え…貴様には俺と戦う技量すらなかった(ジェダが捕まっている崖を足踏みが破壊)」 ジェダ「ロバート…!(崖が破壊された事により、103階の高さから落ちて行く)」 ロバート「悲鳴もあげずに消えるとは……興醒めだ(つまらなさそうな顔をして屋上の有様を見る)……さて、そろそろ飽いた所だ、場所を変えるか……」
~ペガサス国・コールドビル~
…………ダダダダダダダダダ……ッ……!!!(ビル内にて僅かに大きな揺れが発生している)
影丸「(忍者立ちをしながら首に巻いているマフラーが夜風と地響きによって靡く)」
―――――――ダンッ!!!!…ダンッ、ダンッ、ダンッ!!!!!(木端微塵となった屋上へと続く扉の奥で凄まじい音が轟く)―――――ドゴォーーン…ッ…!!!!!!!(瓦礫が大きく吹き飛ばされる)
影丸「(飛んで来た破片が体にぶつかったりで散々だが、元々扉があった方向に、マスクの間から目を覗かせて見つめる)」
モララー「――――――(瓦礫と煙の中から跳び蹴りのモーションで現れ、着地する)…何処だ……何処だレインド…!?(険しい表情で辺りを見渡す)」 影丸「……訪問者よ、よくぞ来たな…」 モララー「あ”…?(影丸の方へ振り返りその姿を確認する)…おめぇ誰だよ。…!!ッ…お、まさかお前がレインドを…ッ!!」 影丸「思い込みの激しい猫だ……拙者とて、貴様と今同じ立場だ(足音を鳴らさず、モララーとは距離を変えず横に歩き出す)…最も、任務は授かっているが故…(置き手紙と思われる用紙を見続け、モララーの足下に投げつける)」 モララー「…??どういうこった……ん?(足元の手紙を拾い上げ、内容を見る)」
手紙には「此処に足を踏み入れた者は殺せ」という血文字が描かれ、自然とモララーの心に”恐怖”の文字が突きつけられる
カズネ「(不穏の気 また 何かが 動く…のかな) (屋内の物陰から二人を見ている)」
モララー「―――――ッ!(な…なんだ…?!この手紙…いや文字から漂う殺気…ッ!……だが…)……つーことは、レインドをさらったのはお前じゃないんだな。(冷静さを取り戻し)」 影丸「左様…悪い事は言わぬ……今からでもここから去れ。今感じたであろう。自身が敵にする者の強大さが……… …(手元の手裏剣をカズネの頭部目がけ、”軽く”だが”高速”で投げつける)」 モララー「………(冷や汗をかき、より強張った表情に…口元が僅かに緩んだ)…どーやら…いや、"どーりで"あいつが捕まったわけだ。……んで、誰だよ。アイツを連れ去った野郎ってのはよ。」 カズネ「(ビルの音 聞こえたけど また 何かを感じて 進入―…)きゃっ!(手裏剣を屈んで擦れ擦れで避ける)気付いていたの でも 此処まで 不穏の気 感じて 何も見ずに 帰る訳にも…いかない」 影丸「…(暫く沈黙を挟み、無を思わせる目付きのままマスクの下の口を動かす)ロバート(ぽつりと名前を口に出す)拙者はその男に雇われ、今ここに居る…」 モララー「うおっ、カズネ…! ……ロバー…ト…。(目のハイライトがビルのライトアップで輝きを増す)はー…ん…… ……そしてお前は、ここに来た俺たちを殺すのか。その男に下された命令のままに。(拳を突きつける)…此処へたどり着いた時、いや…今さっきまでお前と会話していた時、此処にレインドはいないと分かった。あいつの気を感じなかったんでね。」 カズネ「こんばんは こんな所で 会った(モララーにお辞儀) ロバートに 雇われて この施設 情報 護ってるのね」 影丸「無論…しかし拙者の忍道の心得として、動物の殺生は好まぬ……このまま身を引けば拙者からは勿論、ロバートからの敵意も発生せぬ…友の為とは言えど、そこまで尽くす必要もなかろう…(忍者立ちのまま)」 モララー「ぁ、挨拶ならまた後でだ…。(汗)(相変わらず律儀だなぁ…)…ハッ、馬鹿言ってんじゃねえよ。ダチの窮地をみすみす放っておけるかよ。分かってんだろ?退く訳がないってことを…!」 カズネ「レインド 此処にも居ない じゃあ 何処に いったのかな…」 影丸「………任の為あらば、忍道も曲げようぞ(腰に差していた忍刀をものの僅かで抜き取り、逆手持ちをしながら、逆の手で忍のポーズをとる)…かかってくるがよい」 モララー「……フゥー…(大きなため息を吐く)生憎時間がねえんでね……ス…(開いた掌を影丸に向ける)……5分だ。5分でケリ着けてやんよ。(ロケット団時代のモララーの姿が幻となって現れ、モララーと重なる)―――――ダンッ!!(右寄りに駆け出す)」
VS マイテイ人【影丸】
カズネ「5分 短期決戦 」
影丸「シュン!(駆け出したところで影を纏いながら飛び上がり、夜空に姿を隠す)」 モララー「ダダダダ……ッ…!(駆け出しながらマフラーから聖剣アロンダイトを取り出す)……。(消えた影丸に動じず、常にヘリポート内で疾走している)」
キャイン!キャインキャイン!(疾走中のモララーの後を追う様に、幾つものくないがコンクリートの上に弾き飛ばされていく
モララー「ダダダダダ……ッ…!! キィー…ッ! ダンッ!!(疾走中踵を返し、壁を蹴って登っていく)」
カズネ「逃壁 地形を 利用してる」
ドスッ!(なんの前触れもなくカズネの背後から忍刀が突き刺さり、貫通する)
モララー「ドッパリパリパリパリィーー…ン…ッ……!!!!(疾走跡のガラス製の壁にいくつものくないが突き刺さり割れていく)…トッ…!(ある程度登りつめた所で大きく蹴り、剣を構え、ガラスの破片と共に影丸に向かって垂直に落下していく)」
カズネ「ぃっ… 逃げなくても 背中の保障 無かった(ズッ) (忍刀を引抜く)」 影丸「(ぎこちない動きで落下してきたモララーの攻撃を防ごうと、刀を横にして防御を試みる)」 影丸「拙者が忍である事を晒していなかったな…最も、風貌で分かるとおもったが…(夜空に姿を消している最中に、影分身をつくり、モララーを影分身で誘導させ、その間にカズネの背後に回っていた)そして例え女子供であろうとも任は絶対故…!(カズネを蹴りで押し倒し、腹部から起き上がれない様に踏み続ける)」 モララー「……ぃぃぃー…ッはぁ!!!(大きく振りかぶり、叩きつける要領で剣を思いっきり振り下ろす)」 影丸?「ブシャァ!ビヒョン(剣が体に触れた途端、煙となって姿が消える)」 カズネ「がぅっ… やっぱり 私も 侵入者 許しては くれないのね」 ピカチュウの中の人「何の騒ぎかと思って来てみれば…いきなり修羅場かよ…(ビル内に入ってくる)」
メシメシメシ!(カズネの腹部から骨がじわりじわりと折れて行く)
モララー「なっ――――のわぁ…!?(勢い余って転がるように着地する)にゃろぉ…分身かよッ!!(振り払い、影丸を睨みつける)」
影丸「さらばだ、侵入者よ(なんの情けもかけず、何の戸惑いも晒さず、身動きが取れないカズネの首元に刀をあて、そのまま一気に刀を振り切る)」 影丸(影分身)「ガッ!(影分身は一人だけでなく、モララーの背後から突如現れ、腹部を両手で抱え込み飛び上がる)」 ピカチュウの中の人「っ!?(影丸を見る)やめい!(影丸が振り切る前に刀を持っている腕をつかみ、影丸の後ろへやる)」 モララー「てめ…ッ!カズネに何を―――――ッ!!」 影丸(影分身)「スォォォ…(かなり高い位置まで跳躍し、体を半回転させ、分身事頭部を地面に叩き付ける勢いで急降下)」 カズネ「でも 私も そう簡単には 殺されない(ガキィンッ!) (口で咥えた血小刀を素早く薙ぎ、斬首を防ぐ)」 カズネ「高く上がった 今度は 急降下 重さも使って 攻撃…かな(起き上がる) ありがとう(中の人にお辞儀)」 影丸「ぬっ…(腕を止められるが、後ろへやられることはなく中の人の胸元に隠し持っていたクナイを突き刺し、蹴り上げる) …(冷たい目線でカズネを見下ろし続け、”にらみ合い”に持ち込む)」 モララー「―――――!!(にゃろ…ッ!洒落になんねぇっての…!!…いや待て、こいつは分身…。)……“アンビション”、効果!!(落下中見えない鎧に纏われる)………!!!(一度目を瞑り、かっと開かせることで凄まじい覇気が分身を貫通し、消滅させる)」 影丸(影分身)「ビヒュン!(分身が消滅し、モララーの身を抱え込む者が消える)」
――――――00:02:23
カズネ「眼差しで 突き刺す つもりなの?(虚無の眼で) 分身 多くて 厄介」
モララー「スタ…(華麗に着地する)……電撃魔法、“エンドリ”ッ!!!バチッ、バリリ…バリバリバリリリ…ッ!!!!(全身に青い電撃が迸る)」
ズシャァ!(にらみ合いに持ち込んでる最中、またもやカズネの背後から刀が伸び、突きさす)
ピカチュウの中の人「へへっ、助けに来たぜ!(カズネに向かってにこっとする)…なっ!?(胸を刺されて蹴り上げられる)」
カズネ「二度も 同じ手は 喰わない(シュルッ ブンッ) (背中の傷口から出た血の鞭が刀を掴み、投げ返す)」 影丸「戦闘中、口を開く暇があれば隙を与えるな…(カズネを心底呆れたような表情で愚弄する)……むむ…雷(いかづち)…!?」
ガシッガシッ!(カズネが投げ返す瞬間、両足が人物の手によって固定され、身動きが封ぜられる)
影丸(影分身)「(地面から身を出して、カズネの両足を両手で完全固定している)」
モララー(エンドリ)「…バチッ…バリリッ…!!(常に全身に蒼い電撃が迸っている)…随分弄ばれてしまったな…。だがよ、これで終わりにしてやんよッ!!――――バチンッ!!!(雷の速さの如く、一瞬にして姿が消えた)」 影丸「拙者はマイテイ人だ。何処の小娘の攻撃を一切れとも受けるわけにはいかぬ(人差し指と中指で投げ返された刀を掴み、それを逆手にもってカズネの腹部を切り裂く)」
――――――00:01:13
カズネ「ぁぅっ 本当に 一瞬の隙 見逃さない…(足縛りになり)」
ピカチュウの中の人「(着地する)貴様、何をしてやがる!(影丸(影分身)の腕を炎のオーラを纏わせた刀で斬る)(30)」 影丸「――その速さ、まさに雷神の如く(忍刀を腰にあて、精神統一) 」 カズネ「ぃぁぅっ… そう 私も 積極的には 攻撃 しない…(切り裂きをまともに受け)」 影丸「ズシャ!(影分身を消した中の人の心臓部位に刀を突き刺す)ヒーロー気取りもいい加減にするでござる…ここに来た時点で最早”自身を助ける”事すら出来ぬのだからな…」
―――――ゴォゥン…ッ!!!!!!(凄まじい雷轟と共に分身が一人、また一人と黒焦げとなって消滅していく)
影丸「ならば死ね(まともに攻撃を受けた所で、また首もとをかっ切るように回転斬り)」
影丸「…!(隠していた分身を消滅させたか…)……どうやら、拙者が直々に相手せねばならぬようだな…」 ピカチュウの中の人「ぐはっ!?(心臓部を刺されて膝をつく)んなこたぁやってみなきゃわかんねえだろ!(フラフラとしながら立ち上がり日本刀を取り出す)(29)」 影丸「刀を捨てろ。心臓には最早穴が開かれた…時期に死が訪れるだろう(中の人に哀れんだ視線で)」 モララー(エンドリ)「―――バシュンッ!!!(影丸の前に姿を現す)さしで勝負しようぜ。お前の忍術と、俺の魔法でな…ッ!!!(掌に収束した雷エネルギーを影丸に放出させる)」 カズネ「私は 致命傷さえ 避けられれば 良い…かな(回転斬りを血盾で受け流す) 」
――――――00:00:45
ピカチュウの中の人「あいにく心臓に穴あけられたくらいじゃ死なねぇんだよなぁ…下手したらバラバラになっても死なないと思うぜ?(オーラが大きくなり、心臓部の穴がふさがって行く)(28→24)」
コールズ「確かに死なない…けど彼は一定のダメージまで来たら気絶してしまうのよね…(不死鳥の形態で飛んで、窓から戦いを見ている)」 影丸「ブシャァ!(血盾を突き抜ける威力を追加し、血盾を破壊してそのまま回転斬りを続けた後、モララーの方へと体を向ける)………(雷エネルギーが目の先まで飛んで来た瞬間、手を横に振り切る)”浮流断列”(雷エネルギーが全て振り切った手に吸収されていき、稲妻がやがて消える)…あまりにも見くびりすぎだ…拙者は”マイテイ人”だぞ」 モララー(エンドリ)「ああ。(いつの間にか影丸の目と鼻の先に"移動していた")知ってるぜ。ドゴォッ!!(腹部に電撃を纏った蹴りによる重い一撃をめり込ます)俺はここへ来る途中、一度マイテイ人を名乗る奴とやりやった。その時の野郎と、お前同じ気を出しているな。」 カズネ「―! (ザンッ)(僅かに体を動かして首から肩に攻撃を逸らす) ぃッ… 威力は やっぱり 私では 敵わない…かな この カウントダウン 何が…」 ピカチュウの中の人「カズネちゃん、傷は大丈夫か?(カズネに)(心臓部の穴がふさがる)さて、そろそろ本気だすか…(23)」 カズネ「肩 骨まで 背中 真皮まで… うん 致命傷は 無い」 影丸「そうか……あの古代マイテイ人とやりあったか…(モララーが一撃を減り込ませたのはやはり影分身で、既に背後に移動)しかしあの程度の力をもったマイテイ人と拙者を同じ線に立たせるなぁ!(デスパンチをモララーの背後から、心臓部目がけ噛まそうとする)」 モララー(エンドリ)「同じたぁ思ってねえぜ。だが――――――(振り返らず体を僅かに左へ反って回避する)…お前等には分かりやすい癖ってもんがある。ガシッ、ブンッ!!(影丸の腕を掴み、上空へ投げ飛ばす)…エンドリ解除、TURBO!!ドォウンッ!!!(全身から蒸気が溢れだし、上空の影丸に狙いを定める)」
――――――00:00:10
影丸「ぬっ!(上空に飛ばされ、回転しながらも態勢を立て直し忍の構え)」
ピカチュウの中の人「致命傷はない…ねぇ…(だとしても相当の重傷みたいだな・・・後で治療してやるか…) さて…(日本刀を取り出す)(22)」 カズネ「あと 10秒 大丈夫…かな (ザッ) (足縛りを斬って取る)」 モララー(TURBO)「(こいつで決める…ッ…)――――“TURBOリジェクト”!!(地面に向かって衝撃波を放ち、影丸と同じ上空へ飛ぶ)がは…ッ…(反動により吐血するが、狙いがズレる事はなく)うおおおぉぉぉーーー!!!!」 カズネ「ふぇ どうしたの いきなり 叫んで」 影丸「キェェェエエエエイ!(気合いの入った雄叫びと共に、接近してきたモララーを斬ろうと刀を一気に振り切る)」 モララー(TURBO)「――――ヅ…ッ!!!ブシャァーッ!!(胸部が一閃され、力尽きたように両腕が落ちるが……)―――――“TURBOギベック”ゥッ!!!!(両足に力を込め、影丸に高速カウンターとして思いっきり二度蹴り上げる)……ドシャァーーンッ…!!!(そのままヘリポートへ墜落くする)」 影丸「ブォンッ!!!……ヒュー、ヅダァァン!(超絶なスピードで夜空へと舞いあがり、時間をかけて回転しながらヘリポートに墜落する)」
――――――00:00:00
モララー「(元に戻る)ぜぇ…ッ、はぁ…ッ!ぜぇ…はぁ…ッ…!(いつも以上に荒い息を立てる)…はぁ…はぁ…はぁ…5分……切ったぜ…。」
影丸「クォァ…グバァ!(吐血しながらも痙攣しながら立ち上がろうと腕に力を入れる)」 モララー「(全身に力が入らないのか、大の字で倒れ込んだまま動かない)……聞いていなかったな。(影丸に)」 影丸「…(立とうとするも、地に身を伏せ、キッとした目付きで大の字のモララーを見上げるように首をあげる)」 モララー「…ロバートって野郎は…何処へ行きやがったんだ……。(夜空を見上げなら、白く荒い息が暗闇にへと消えていく)」 影丸「……奴は愛国者だ………自身の国に帰らぬはずがない…(消えかけの声で)」 モララー「…ぜぇ……はぁ…… ぜぇ……はぁ……―――――――そうか…。(徐々に目が虚ろになっていく)」 カズネ「レインド 故郷に…」 影丸「……ペッ(マスクを外し、血反吐を飛ばす)ガタタ…(立てるはずもないその体で身を起こし、疲労しきったモララーに足を引きずりながら近寄る)拙者の秘奥義を出せば、貴殿など容易かったというのに…!(忍刀をひきずりながら歩みよっていく)任は最期まで、貫き通すぞ…ロバート…!(刀を突き刺そうと、モララーの傍で刀を持ち上げるが……)」 モララー「―――――限界はお互い様だ。(口元が緩む)」 影丸「……(持っていた刀はモララーの頭部スレスレを通り過ぎ、地面に突き刺さる、本人もそれと同じ様に倒れ込み、白目になって息を引き取った)」 モララー「……後世に伝えてやんよ……お前等の輝いた生き様をな。(目を瞑り、しばらくして上半身だけ起き上がる)ふぅ……エンドリの効果は絶大的、だが…多用するもんじゃねえな…いつつ…。(切り裂かれた胸部を抑え込む)」 カズネ「…ヒールウォーター(モララーをの傷を癒す)」 モララー「おぉ…軽くなった。サンキューな、カズネ。(大きな傷が癒え、立ち上がる)……ヒュォォ……(夜風でマフラーが大きく靡く)……目指すは『マイテイ』、今度こそ…行くぜ、レインド。(アロンダイトをマフラーにしまい込み、ヘリポートから街の方へと飛んでいく)」
カズネ「レインドの 故郷 今度こそ レインドとあえる…かな(ビルを後にする)」
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アオ「――――。(目を大きく開け、瞳孔が開く)(偶然。本当に偶然、先ほど
AS「・・・消えろ、「空間斬裂」・・・(叩きつけられた矢先にロバートの腕を掴む、そして腕が一瞬紫に発光すると掴んだ腕含め周囲の空間ごと消滅する)」 ロバート「……ほぉ(ラタトスクの速さに感嘆の声を漏らす、が)どうということはないな(突進してきたラタトスクを片手を伸ばして平然とした顔で受止める)Good dai(ラタトスクを受止めている手から極太の光線がぶっ放される)」 ラタトスク「ΣWhat!?NOOOOooooooーーーー!!!!(消滅)」 ???「グッ……やはり、多少の衰えは、響いているか。だが…ッ!(仰向け状態でロバートの…大変えげつないが、股部に裏剣ファルシオンを持つ腕を伸ばして斬り込もうと試みる)」 リオ「ハァ……なろッ…!……ハァ…アンタには負けたくない…アンタには!!(爪先で地面を二三度蹴り、火力が増加する)」 モララー「Shit!!(ラタトスクが消滅したのを確認するとマフラーから聖剣アロンダイトを取り出す)うおおおぉぉー!!!(剣を平行に構え何度も切りかかる)」 ロバート「運がよかったな、アオ…(といっても、本人はよろける事を分かっていて発射したということが分かる様な笑みで) ……その盾は何を護る為にある?(盾にまず一発銃弾を発射) 惜しいな、実に残念だったな……(腕を掴まれ、消滅する範囲にある腕が普通に存在している)しかし自身の技を自慢気に、それでも淡々と見せている所を見ると滑稽で仕方ない…故に面白い……(腕を鳴らしながら拳銃をリロード)」 ロバート「ククク…そういった攻撃は反抗して来た女にしかやられた事がない…(足でファルシオンを踏みつけ、動かせない様に固定) そうだ、燃えろ。火力を上げろ、全身全霊俺にぶつかってこい…(リオに楽しそうに笑みを浮かべ、口から小さな吐息を出てくる) どうした、腰が引けているぞ?(モララーの切り込み攻撃に対して、片腕の銃身だけで弾いて行く)」 アオ「(あの笑み…まさか、偶然だったはずなのに俺が助かると分かっていて!?)……お陰さまで。(苦い表情でロバートに)――はぁッ!!(ロバートへ向かいククリを振り上げて跳躍する)」 クレッペ 「 (盾を貫通するが、顔を掠めて飛んでいく) 我が国だ・・・!私の・・・故国だッ!(盾を斧に変化させ、ロバートに切り掛かる)」 AS「・・・写れ、俺の進むべき道・・・!(左目が緑色に輝く)・・・(ロバートの背後に瞬時に現れると同時に一閃を瞬時に五回放つ)」 ???「なに……。貴様……!ふんっ!!…っく、っ……!(もはやどうにもならぬと状況にまで迫られてしまった)」 モララー「ッ…!(んだ…こいつ…ッ!!)一刀流…“シノ”!!(剣をその場で何度も振るい、無数の斬撃波を放っていく)」 ピカチュウの中の人「さて、どうするか…(日本刀を構えながら戦いをみている)」 ロバート「デッドリィ!(振り上げ跳躍と同時に、足を大きく振り上げてアオの体を空中に蹴り上げ、無防備になった所で闇の波動弾を腹部に打ち込んで吹き飛ばす) 無駄口を叩くようで悪いが、俺は今まで何度も背後を取られてきた……無論、敵に油断させる為でもあり、学習するためでもある…(ASの一閃が全て体スレスレで通り過ぎる)後ろ取れたからといっていい気になるなよといいたいだけなんだがな…(裏拳でASの顔面をぶっ飛ばし、距離を開ける)」 クレア「……(ピカ中の近くで戦いを見ている)……やれ、どうすべきか……あまり大勢に正体を晒すと言うのも、な……(ふぅと溜息をつく)」 AS「見える・・・この目は、俺の道を移す・・・!(裏拳が来る事が分かっていたかのようにロバートの拳を受け止める)」 モララー「(ASの野郎……まさか…!)(ASの様子を横目で伺っている)」 ロバート「いいか、剣を収めろ…そうすれば苦痛なく殺してやる(???に) …仕方ない…(拳銃をしまい、サーベルを取り出す)ふん…!(一振り、一振りした波動だけで斬撃波は全て空気中に散って行った) 同じ種族だと想いたくない戦闘力だな…(クレッペの斧攻撃をサーベルの柄で受止める)」 ???「く………ふッ!(仰向け状態からすぐさま立ち直り、ファルシオン無しの状況でロバートに体当たりをかます)」 リオ「(お前が世界を壊せば壊す程あの人が悲しむんだよ……!)carmine shell!!(駆け出すと同時に爆発が発生し、高速でロバートとの距離を縮め0距離射程で発火した拳を鳩尾へ繰り出す)」 ロバート「good dai(体当たりが来たところで???の頸もとをサーベルで一気にかっきる) ……俺の攻撃を受止めたか…それだけでも褒めてやろう(ASに)」 ピカチュウの中の人「ん?(クレアを見る)君も戦いを見てるのかい?(クレアに)」 モララー「……!!…面白ぇ…ッ、新技見せてやんよ!一刀流……キュイイイィィィーーーン…ッ!!!!(剣に強大なエネルギーが注ぎ込まれる)―――“アマザラシ”!!(天に打ち上げてそれを解き放つと、ロバートの頭上に斬激の礫が降り注ぐ)」 ロバート「ドンッ!(リオの発火した拳は見事、見事鳩尾にクリーンヒットする…が)……クク…我に拳を当てた事は褒めよう…!(一切、一切態勢は崩れず、そのままリオにアッパー寄りの鳩尾パンチ)」 クレア「……そんなところだ。貴様は戦わんのか?(演技せず)」 ???「ふっ…そうは、いかない………!(なんと、サーベルの刃部分を手掴みして応戦する)」 クレッペ 「(これが、特化型・・・・・・!)それは、こちらの・・・台詞だ!(一度斧を引き、一回転しながらもう一度切り付ける)」 AS「舐めるな・・・(そのまま拳の空間を引き千切るように破壊する)」 アオ「ッぶ――(ぼ、防御が間に合わな…)――あがァあッ!!(闇の波動弾を受け放物線を描いて瓦礫の山に落ちる) 届かない…どうしてもアイツに、届かない…ッ(浅い呼吸を繰り返しながら瓦礫の山から降りる。鋭利になっていた瓦礫が点々と背中に刺さっている)」 ロバート「…その程度の力だろうに、リンゴを潰せる握力で俺の剣撃を止めたと想うなよ?(地道に力を入れ、???の手を切っていく)」 カンナギ「天地が響くと思ったら・・・随分と凄まじい宴だ(宙に浮きながら酒を飲み観戦)」 リオ「!?……効いてな――(ドゴッ)がっ!!(加速した勢いで退けず板挟みになり本来よりも大きいダメージを負う)」 ピカチュウの中の人「どうしようか迷ってんだよね・・・戦うべきか見ているべきか…(裏…あるいはこれが素なのか…)(日本刀を研ぎながらクレアに)」 ???「…っく……くく……貴様は、豆腐を潰せる力で……十分だ。…!(ずっと手掴み状態で押さえている)」 ロバート「……ほー…”ジェノサイドグローバル”!!!!!!(高らかに技名を口にだし、手を天にかざすと、手の平から極太光線が飛び出て、斬激の礫を事細かく粉砕する)面白い攻撃だな、猫にしては勿体ない それはこちらの台詞だ…!(急加速し、いままでにないスピードでASの足に蹴りを入れ腕を離す)今までどれだけの余裕を保ったかはしらんが(態勢を崩したASの後頭部を足で踏みにじり、地面に顔面を叩き付ける)同じレベルで見ていると貴様はショートすることになる(そして何度もハウンドによる連射をASの体にぶつけ)さっさと本気を出せ(腹を蹴ってASを転がり倒す) 」 レイヴン「いやー派手にやってるねぇ、連中。(寝転がって酒瓶を喇叭飲み形式で酒を飲みながらカンナギと同じく傍観してる)(声‐竹本英史) 」 ロバート「どうする、英雄(友達)よ……貴様は友を救いたくはないのか(アオを挑発するように嘲笑) 安心しろ、加減はしてある。骨が折れる気分はどうだ(リオをその態勢のまま持ち上げており、耳元で囁く) ……(???を蹴り、小さく笑う) 」 モララー「……!?全弾…消滅だと…!!(驚)……っくそ!!(投げやりにアロンダイトを遠くへ投げ飛ばす)……ス…(掌をロバートに構える) 」
その頃、とある林道にて…
ローブ服の男「タタタタ…ッ…!!(夜の林道を駆け抜け、ある場所へと向かっている模様)息切れて無いかい…?(走りながら)」
ローブ服の少女「それより、急いでよ!全然私たちについて来れてないじゃん…。(走りながら背後にいる男の方に)」 ローブ服の男「ははは…そろそろ老いてきたのかな、僕も。(苦笑)」 ローブ服の少年「(少女と並んで走っている)…それはないと思います。(ぴしゃりと男に)」 ローブ服の男「結構冷たいね君たち…。 」 ローブ服の少年「…貴方と我々は"かつて一度対立していました"が、まさかこんな形で再開するなんて…。 」 ローブ服の少女「昔は昔、今は今だよ。ほら、二人とも速く走って。 」
カンナギ「戦況は一人に対して5人6人・・・ここまで戦って死者一人出ぬとな。(レイヴンに)」
ロバート「自分が相手にした者がわかったか…?(拳を構えたモララーに赤い瞳を見せる)どんなに攻撃を繰り出しても、擦りもせず、体力も削れない……それでも立ち向かうのは何故だ? 」 クレア「そうか……戦うも、戦わぬも、そこに思惑があるのなら自由だ。だが、奴の行いを許せぬのならば……やはり、いつまでも静観はして居られんな。……雷光、招来…!(突如として雷がクレアに落ちる) 」 AS「(攻撃を受けたASが砂となり消滅する・・・どころか、まるでテレビの映像のように砂嵐状態となり消える)お前は何を攻撃していた?(ただロバートの背後に立っている、その時のASは右目が赤く光っていた) 」 ???「!ぐはっ…─!(隙を見てファルシオンを取り戻して再びロバートに構え)」
ザク…ッ…!(アロンダイトがその辺の地面に突き刺さった)
ロバート「セイセイしたさ……貴様の殺し方の予行練習が出来たのだよ…そしてやはり背後に立つ辺り…学習能力に乏しいただの機械のようだな…(小さく笑うと……)」
レイヴン「んー…なーんででしょ。 ま、"死なないようにできてる"んじゃないかねぇ…ヘラヘラ(カンナギに)(声‐竹本英史)」
ズバシャッ!(ASの腰から頸もとに欠けて背後から剣撃が走る)
アオ「友…ッ(ドクンと鼓動が強く打たれる)…くう……救う……救うに決まってるッ!!(目付きが変わる)(全ての神経をロバートを倒す為に使うんだ…極限まで感覚を研ぎ澄ませ!!!)(これまでより数倍の速さでロバートに接近する) 」
モララー「はぁ……はぁ……お前が何者だろうと知った事じゃねえ。俺は、ダチを救う…ッ!!それだけなんだよッ!!!! ドグゥンッ!!!!!(その発言が終えると同時に、ロバートの胸部に重い一撃がいつの間にか繰り出されていた) 」 リオ「(何処が手加減だ……骨がイカれる!!……だが……)……っく……くくく……さ……サイコーにhighさァァァ!!(発火した指でピストルの形を作りロバートの眼に向ける) 」 ピカチュウの中の人「…雷?(クレアを見る) 」 クレッペ 「圧倒的、過ぎる・・・・・・だが・・・ッ!(斧を野太刀に変え、ロバート目掛け薙ぎ払う) 」 AS「幻影を操る能力・・・侮ってくれるな。(斬撃が走るが、傷が付いただけで何とも無い) 」 クレア「……其は力の奔流なり、未来を願う力となりて、牙無き者の牙となれ……!(落ちた雷を体に纏っている。戦闘能力が大幅に上昇している)……私は行く、貴様は好きにするがいい(ピカ中を一瞥して戦いの最中へ) 」 カンナギ「やれやれ・・・男というのは頑丈だな(汗)(レイヴンに)」 ???「…─────(ロバートに剣を構えたまま、目を瞑って大きく呼吸する)」 ロバート「クレッペだとかいったな…(斧を取り上げるように柄を掴み、蹴り飛ばす)何故お前は居もしない主人を慕う?(意味深に) それはよかった、俺も今上機嫌でな(眼に撃って来いといわんばかりの余裕) ほー、速くなった速くなった…!(アオの接近に少し警戒した模様) ドグィン!(胸部に攻撃が繰り出され、一瞬だが静まる) 」 カンナギ「(ロバート・・・か。殺すには惜しい哉。)」 ロバート「幻影など、所詮精神に眩みが在るものだけが引っかかるブービートラップよ……俺に幻を見せる事自体、無理な話しだ 」 クレア「全力でやらせて貰う、悪いとは思わんぞ!!(拳に纏った雷を巨大なドリル状に変化させ、一瞬だが静まったロバートに打ち込む) 」 レイヴン「ま、中にゃひ弱なぼんくらも…ん、おっと、酒が尽きちまった。こっちもこっちで大問題、ってな。(カンナギに)(声‐竹本英史) 」
モララー(エンドリ)「バチ…ッ!バチ、バチ…ッ(全身に青い電撃が迸っている)テメェ…自信過剰に余裕ぶっこいてるから理解できねえかもしんねーけどよぉ……"攻撃されるなんて今までに一度も思ったことねえだろ"。(ロバートを睨みつける) 」
???「………。(瞑想していると、やがて全身に蒼く輝かしい気が纏ってくる)」 カンナギ「・・ふ(酒をグラスに注ぎレイヴンに)」 アオ「――ビュンッ(コートがバサリとはためき、ロバートの眼前に現れる)はぁッ!!(ククリをレイピアのように持ち、刺突を繰り出す)」 AS「俺の能力を只の精神攻撃だと思うな・・・(ロバートに突っ込む、と同時に頭上にASがもう一人現れ同時攻撃)」 レグィ「入った……入ったぞ!あの攻撃、あの打撃、あのロバートに…クリーンヒットした!!!!(驚きが覚醒のか、痛みも忘れ声を上げる) 」 レイヴン「お、気が利くねぇ。サンキュ~♪…グビグビ、っぷは~(カンナギに)(声‐竹本英史) 」 クレッペ 「居もしない、だと・・・?(蹴り飛ばされ、斧を離す)・・・・・・からかって、居るのか・・・貴様・・・ 」 リオ「!……(何だよこの余裕は!?ヤバイッこれは退いたほうが……)ッ……コメットォ!!(掌を広げ対象をロバートの顔に変更、炎を被せ視界を塞ぎ自分を掴む手を蹴って飛ぶ) 」 ピカチュウの中の人「確かに奴(ロバート)の行動は許せないな…さて、俺もいくか…(体を黄色い光が覆う) 」 ???「………カッ───!(ぱっと目を開き) …はぁぁぁぁぁぁぁぁ…!(凄まじい蒼く輝かしい気を纏った状態で、再びロバートに向かっていき裏剣ファルシオンで斬り込む。遥かに力やなにやら様々なものが上昇を起こしている) 」 カンナギ「ホントにしょうがないなこの飲んだくれオヤジは・・・(汗)(レイヴンに)」
ロバート「ズババ!ズバシャ!(幾多の攻撃が肉体を削り、ついに”血液”が流れ出す)………貴様は、今まで体験してきたようだな…(モララーの攻撃をうけたモーションのまま、モララーの耳元で)幾度も絶望の最中、僅かな希望を見つけ、その希望を糧に絶望に立ち向かい、見事勝ちを得て来たのを………だがな、俺は違うぞ?(ニィーっと笑った顔をモララーの目の前で見せる、今までにない、あの文通以上の恐怖が一気に全身を奮い立たせる)波が貴様らにのったと想うか?変わらない、何も変わらない……(口元の血液を嘗めとって) 」
火愚病「Fuck you♂(太子をシュート) ん?なんだあのローブ服の人たち」 火愚病「(なぁんかきな臭いな・・・。)おー、こんなところでなにやってんすかい?(ローブ服の男に)」 レイヴン「…んじゃ、あとヨロシク♪っとっとっと…(カンナギに。酒のせいでか少々よろけながらどっか歩いていく)(声‐竹本英史)」 モララー(エンドリ)「…けッ、何とでも言えや。―――――レインドは返してもらうぜえええぇぇぇーーーッ!!!!!!(電撃が激しく逆流し、全機能が大幅に活性化される)」 クレア「戯言なら幾らでも聞いてやる、聞いてやるだけだがな(ロバートから一歩退いて)雷光招来、降り注げ鉄血の楔!(ロバートを正真正銘光の速度の雷が襲う)」 カンナギ「(レイヴンを見送る)さて、妾も・・・行くか!(戦場に舞い降りる) 」 AS「・・・言葉は不要だ。(リミッターのメモリを3から「5」へと変更する、すると体のあちこちから蒸気が噴き出す) 」 カンナギ「(ロバートめ・・・しくじらぬだろうな・・・・?)」 ロバート「”死”の宣告だ…(雷を前にしてサーベルに手を添える)」 ピカチュウの中の人「(体を黄色いオーラが纏う)俺もいくか!(オーラを目の前で溜めながらロバートの方へ向かう) 」 よっちゃん「一応3年ぐらいこの『よっちゃん』この地に名前を響かせた。先輩の力を見せてやるぜてめーら。(ロバートにクソ熱い味噌汁をぶちまける) 」 レインド「―――ダメだ!お前ら逃げろおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!(満身創痍の体で、喉が潰れているのにも関わらず、その場にいる全員に対して命がけで叫ぶ) 」 リオ「これじゃ……くたばりぞこないだ……(地面を殴り)何とか一矢報えないのか!?」 アオ「変わるまで…友達を助けるまで、生き足掻いてやる…ッ!!(数分前より段違いに上がった身体能力でロバートの腹部へ左フック)(うっすらとだが白い蒸気、いうなればオーラのようなものが体から滲み出始めている) 」 ???「…はあッ!せぇいッ!(全身に気を纏った状態でロバートに激しく斬り込んでくる)」 クレア「――ッ!?(レインドの声を聞いて反射的に後方へ飛び退く)」 ロバート「友を救う志……結構だ…(左フックと雷、みそ汁を体に浴びると―――)――――――シャキッ 」 クレッペ 「(体制を立て直し、槍を構える) レインド様!? 何・・・を」 アオ「レインドさんッ!!?(絶叫のような声を聞く)…くッ!!(何が起こる…!頼む、間に合え――!!)(ロバートを注視したまま反対方向へ駆け出す) 」 AS「・・・言葉に、従っておこう。(自分の真下の空間を砕きそこに逃げ込む)」 ピカチュウの中の人「逃げる・・・?何かありそうだ!(その溜めたオーラを球状にしてロバートに向かって撃ち、飛び退く) 」
――――――(ただ、無音が数秒、世界を包み込む)――――――
よっちゃん「ざっっっっっっけんなオォォォイゴルァぁぁぁっっ!!その味噌汁で何人の命救えると思ってんだあぁん!?てめー今すぐカンボジア行って土下座してこいやコラ!!んなに零してんだよおい!!おい!!食べ物無駄にすっとか氏ね!!(精神攻撃)」
カンナギ「ふん・・・・そんな大技が出せる元気があるなら大丈夫だなッ!(高速で遠くへ飛ぶ)」 ???「──!?くっ……また、逃げおおせろというのか……!(一旦後方にバックステップで下がり呟く)」 リオ「(何だ…また何かやるのか!?)くそッ……立て……な…い」 ピカチュウの中の人「ん?(リオを見る)リオ、大丈夫か?(リオの方へ)」 モララー(エンドリ)「ぶっ飛ばしてや―――――!!れ…レインド……?―――――――――――」 リオ「馬鹿……来るな!巻き込まれ……―――」 ロバート「”ディケイワールド”(フッと笑う、すると――)」 クレッペ 「(ロバートに盾を向けながら距離を取る)」 ピカチュウの中の人「何っ…!?(ブレーキを踏む)」 丹下段平「立てぇぇぇぇぇぇぇ!!立つんだぁぁぁジョぉぉぉぉぉぉぉーーー!!(リオに怒鳴る)」 カンナギ「(異様なエネルギーを感じた・・・『天地乖離す開闢の星』とどちらが上・・・か。)(途中で止まる)」 モララー(エンドリ)「―――――――――ッ!!?(間一髪高速で退却する)ッ…何が起こって――――!!??(荒れ果てた目の前の光景を見て仰天)」 リオ「(遠ざけられ)!?……なん…だよこの技…!?……(そのまま気を失う) 」 レインド「…!(粉みじんになった岩石から自由を取り戻す)やめろロバート!今すぐ剣を止めろおおおおおおおおおおおおお! 」 ???「───!!なっ…。これは、いったい…… 」
―瓦礫だった国には 地面も何も 空間と呼べるものすら 全て消え去った―
カンナギ「(これは・・・だが、これなら・・・・・。)(ディケイワールドをみて)」
よっちゃん「先輩…チッ ベチャ(頭から真っ二つになって内腑をブチまけて死ぬ) 」 ピカチュウの中の人「や、やばっ…!(空間が断裂しているのを見て思い切りジャンプして飛び退く)」 よっちゃんの後輩「せ、先輩!!しっかりしてください先輩!!帰ったら一緒にUNOやろうなって、約束してたじゃないすか!!先輩!!! 」 クレッペ 「(盾もろとも構えて居た腕を切り裂かれる) な・・・・・・あ・・・・ッ 」 クレア「くっ……!!(ギリギリで範囲から退く、一部の皮膚の薄皮が剥がされる)……何と言う………ことだ…………いや、どういう、ことだ……!これほどまでの力が揃っていても、勝てんのか……!?(目の前の惨状を見てギリッと歯を噛みしめる) 」 ロバート「……(空間断列の中、何も無い、無の世界)劣ったな、この剣技……(レインドの前に移動し、見下す)お前を救おうとした奴は全員どこへいったのだろうな……死んだかもしれん… 」 よっちゃん「いや…無理でしょ。ちょいと…無理っすね…俺UNOできねえんだ。 」 カンナギ「ロバートめ・・・あの様な技を・・・一体・・・。 」 レインド「………(ボッコボコの顔つきでロバートをキッと睨む) 」 モララー(エンドリ)「(全身にはいつの間にか無数の切り跡が出来上がっているが、目の前の光景にあまりにも圧倒され過ぎて痛みを感じていない)……………。(ただ口を開け、呆然と立ち尽くしている) 」 ロバート「まぁいい、いずれにせよ、全員あの世に送ってやる、ここで死ね…(サーベルを振り下ろそうと腕をあげる) 」 AS「(ロバートそのものの空間を引き裂き、そこから出てくる)誰が死んだと言った? 」 アオ「――――えっ…?(何もかも全てが消え去った、無の世界を揺蕩っている)……ウソだろ…?(声が震えている) 」
ドガンッ!(ロバートがサーベルを振り下ろそうとしたところで、ロバートの顔面を何者かが蹴りとばす)
モララー(エンドリ)「―――――――ああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーッッッ!!!!!!!(雷の如く高速で消え、ロバートの背後に現れ、高速パンチを叩き込もうとする) 」
???「また……なにも、することが…できなかった。僕は……いや、私は………非力…っ(両膝ついて) 」 レグィ「これが……奴の力の一部…(何も感じず、ただ目の前の惨劇に口をあけるだけ) 」 クレア「やれやれ……駄目だな、私ではどうやら力不足か……私自身のタイムリミットも近い様だし、な(長髪を掻き上げ、体を纏う雷を消失させる) 」 ロバート「…!?(蹴りをサーベルで防ぐが、高速で現れたモララーのパンチで一気に体が吹き飛び、空間の中舞う)…誰だ…! 」 レインド「も、モララー!!!それに………」 モララー(エンドリ)「くッ………!?(ロバートに蹴りを繰り出した張本人の方へ振り返る)」 不死鳥「(空間断裂から逃げながら、遠くへ行き、リオを下ろす)」
レイジェ「俺、参上!」
ひひひと純粋な笑みを浮かべながら登場するロバートを蹴った人物はレイジェであった
レイジェ「よーロバート…相変わらずぶっとばしてんな」
クレッペ 「(半分千切れた右手を抱え、盾の残骸を左手で拾う) まだ・・・・・・だっ・・・」 よっちゃん「うわああああああああああ!!かっけえええええええ!!」 モララー(エンドリ)「………あああぁぁーー!!!お、お前は…!!(レイジェを指し目が飛び出る)」
空中を舞ったロバートに、もう一つの閃光が瞬いた
クレア「奴の好きにさせておいては、この世界に平和はない……だが、私では奴は倒せん。私が死んでしまっては世界に平和をもたらせない……後は頼んだぞ、英雄たちよ(そう言って無念そうに去っていく)」
アオ「あっ、えっ……あぁぁ!?(雰囲気が似てる、そう…フードを被っていた彼に…!)(レイジェを見て驚愕)」 ???「なんだ…っ? …!? あれは……!まさか、しかし……(レインドとレイジェを見比べ)」 ロバート「―――(歯を食いしばり、今までにない屈辱を表情)どういう事だ……何故貴様がいる、何故貴様がこの世界にいる!(レイジェに対して殺意を示す)……!(もう一つの閃光の方に視線を向ける) 」 カンナギ「ふふふ・・・ふふふふふふ♪(楽しそうに去っていく)」 クレッペ 「モララーさん、それに、あの時の・・・・・・!」 ピカチュウの中の人「グッ、思ったより凄まじいな…(飛びのいたが、空間断裂で身体の部分にものすごい切り傷ができている) 」 フレイミス「エア・ドライヴ!!(ロバートに加速飛び蹴りをぶちかます) 」 レイジェ「何故か?そうだなー、分からないけど此処は一つ……”世界を救いにきた”って答えんのがヒーローってもんだろ?(今までにない余裕の表情をロバートに見せ、辺りを見渡す)ありがとなお前ら…俺…いや、”レインド”の為によ 」 レインド「……(立ち上がり、血を拭いてレイジェを見据える)…複雑だ…複雑だが… 」 AS「・・・ああ、やはりお前はお前だな・・・(レイジェを見て、少しだけ微笑んだように見える) 」 クレッペ 「やはり・・・あれは、レインド・・・様・・・?が、二人・・・? 」 ???「…っ?(……動揺している…?それなら、今なら……。しかし……)(ロバートの様子を窺い) 」 ロバート「ダンッ!(フレイミスの飛び蹴りを腕で防ぎ、振りほどく)……この俺が…ここまで深手を負うとは…… ……世界を救いに来た?ふざけた事を…(地に立ち、サーベルを再度抜き取る) 」 不死鳥→コールズ「(リオを下ろした後、人間の形態に戻る)・・・ふぅ…(戦いを見る) 」 モララー(エンドリ)「…いやぁー…しかし、同一人物じゃねえってのは分かってたが…。(唖然) 」
―――――ビュォワァァ……ッ!!!!!(突然凄まじい突風が吹き荒れ、更なる追い打ちとしてロバートが"吹き飛ばされた")
レイジェ「んだよ、なに口開いてんだっちゅーの!(モララーを小突いて指が火傷)あちちちち!熱いな… よ、アオ…(アオに小さく笑みを見せる、どことなく懐かしい) 俺は俺、そんなもん、誰でもしってらぁ。俺はレイジェだ ……あぁ、複雑だが、やるっきゃねぇよな 」
フレイミス「(レインドの前に着地)…よっ、着いて来ちまったよ。まぁ親父なら同じことするだろうけどな(ニッ 」 ロバート「何っ…!?(吹き飛ばされ、再度宙に舞う) 」 ローブ服の男→シャル「(月の光に照らされ、その姿があらわとなる)夜宴は終いだよ――――――――――『ロバート』。(緩んだ口元を見せ、ロバートから全員に視線を移す) 」 ローブ服の少女→ナナ「間にあった…のかな?(シャルに続き背後からやって来てローブを脱ぎ捨てる) 」
ローブ服の少年→ウィノ「…そのようですね。(ナナに続きローブを脱ぎ捨てる) 」
???「─!(吹き飛ばされた時の一瞬の隙を突こうと試み、ロバートに斬りを仕掛ける) 」 レインド「…マスターの息子…(フレイミスを見て目が大きくなる。開かないけども)」
レインド「……あぁ、お前と 」
レイジェ「テメェと 」
レインド「あのクズ野郎を 」
レイジェ「あのカス人間を 」
レインド「叩っきのめして 」
レイジェ「ボッコボコにして 」
レインド「制裁してやる 」
レイジェ「後悔させてやる 」
レインド&レイジェ「俺達の手でな!!!!!!(ロバートに同時に指さし、威圧を与える)」
アオ「……いつぶり、だっけ。(何故だろう、このなんとなく懐かしい感じ…この笑顔に、俺達は救われるんだ)(言葉を言いながら目頭が熱くなってくる) 」
モララー(エンドリ)「はは…(苦笑)こ、今度は何だぁ…!? 」 ピカチュウの中の人「(切り傷が修復され、黄色いオーラが消える)ぐっ…あの空間断裂、強すぎるな… 」 ローブ服の少年→ウィノ「…そのようですね。(ナナに続きローブを脱ぎ捨てる) 」 アオ「つ、次々と…本当にすごい夜だ…!!(フレイミス、シャルやナナを見て驚きで目を見開く) 」 フレイミス「詳しいこたぁ分かんねぇけど……要はぶっ潰せばいいんだよな?(ザッとアオに歩みより) 」 AS「・・・全く、随分と豪華じゃないか・・・。(レイジェやらの面々を見て、少しだけ嬉しそうだ・・・) 」 ロバート「なんだ…なんなんだ…!?(シャルやナナ、ウィノといった参加者が現れ歯をより食いしばる)何故だ、何故…力では貴様等は全員倒せるというのに…! 」 ナナ「アオ君もレインド君も久しぶりだね。……でも、再開の挨拶は、また後でね。(ロバートに身体を向け) 」 ジョージ「お嬢さん達を口説いていたいところだけど、そうもいってられねぇみたいだな…(ニッとした顔つきで面々の後ろで) 」 ウィノ「革命とは随分掛かってくれますね。元・七神衆の恐ろしさ、とくとご覧あれ。 」 レグィ「あんなロバート、初めてみた……そしてこれが英雄か 」 シャル「もう止まんないよ、この衝動。(ナップサックを放り投げる) 」 クレッペ 「は・・・・・・ははっ・・・レインド様、レイジェ様、皆様・・・こんなに・・・ 」 ???→ルキナ「……ふぅ(一息)…まったく、久方ぶりだ。(ジョージの横位置にきて仮面を取る) 」 モララー(エンドリ)「うーし……締まっていこうぜ、野郎ども。バシッ(両の拳をぶつける) 」 ピカチュウの中の人「俺の身体もそろそろ限界のようだ、あの英雄達に託すとしよう…(と言い残し気絶する) 」 スノウ「おーし、やってやろうぜ!作戦名は、えーと…(いつの間にアオ達のところにいた) 」 ジョージ「お、お前…やっぱり…(ルキナを見てグラサンがずれる)…まぁいいさ、よくがんばったな…後は締めだぜ 」 リオ「ん……やべ……意識が飛んでたかぁ……。ははっ、何だか…貫禄のある面子が揃ってるね…これが、英雄…… 」 AS「・・・アオ、やるぞ。(合図を送り、アオの後ろに下がる) 」 アオ「…ッ!!(レインド&レイジェの掛け合い、フレイミスやシャル達の登場、そして気圧されているロバートを見る)…流れが変わっている…やれる、いけるぞ……!! …うん、つまりはそういうことさ。(フレイミスへ返答して立ち上がる) ああ、本当…久しぶり。…そうだね、まずは、これだ(ナナに) 」 よっちゃん「泣いていいんですかね・・・? 」 ロバート「ふざけるな…力では貴様らに勝っているというのに、何故押し負ける…何故…!(サーベルを握りしめ、怒りの表情を全員に向ける) 」 フレイミス「なら迷いはねぇ…此処に居る奴ら全員の考えは同じって訳だ!!(構えを取り力を溜める) 」 ルキナ「ふっ…お久しぶりですね。 …やはり、私のお力では…彼らのお役に立つに、及びませんでしたが…(ジョージに) 」 レインド「今まで俺にしてきた拷問、全部一括払いにして返してやるよ(拳を作る) 」 アオ「…うん、やってやろう(モララーに) かっこいいのにしてよ、作戦名(にっと笑ってスノウに) …何をするのか見当もつかないけど、何とか合わせるよ。ASさん(身構える) 」 コールズ「体の負担が大きかったようね…(中の人を担いで木にもたれさせる)さて、英雄が揃ったこの戦い、どうなるのかしら…(戦いを見る) 」 レイジェ「全部はだめだ。半分残せよ、俺も払ってやるぜ(腕をぼきぼき鳴らす) 」 ジョージ「いや、十分だろ…俺よりかは役に立ってたぜ 」 シャル「(カオスソード「エメルカルメ」を出現させる)集団リンチは好かないけどね……これで天秤が釣り合うんだ、悪く思わないでね。 」 スノウ「あ、あー…ゴホン!…『ぶっ潰す!』(安直) 」 アオ「君が誰かもわからないけれど…ああ。みんなの考えてる事は絶対に違(たが)わない!(フレイミスに) 」 モララー「ッ…(エンドリの効果時間が切れる)ヤベ……でも、いいか。今これだけいりゃあ…行ける…っ!! 」 クレッペ 「私では・・・・・・力不足、か・・・(負傷し、ちぎれかけた腕を抱え、うずくまる) 」 ウィノ「絆の力……あの頃の我々になかった『力』ですね、姉さん。 」 AS「俺にも少し残してもらおうか・・・散々舐められたものでな。(ミラージュブレイドをロバートの目線に合わせる「人の構え」) 」 ナナ「うん。みんながいれば大丈夫…絶対! 」 ルキナ「い、いえ、そのようなことは…。私などでは全く歯が立たず。しかし……これでようやく、形勢は逆転しましたね。(ジョージに) 」 アオ「ナイス、実に簡単でかっこいい…ッ!(スノウに) ……そろそろ、甘ちゃんも卒業しないとな(自覚は無いがうっすらと白いオーラが滲み出始める) 」 ロバート「―――(眼を見開き、冷静になる)勝てるはずがない。今までどれだけの相手をしてきても俺は傷すらつかなかった…死ぬはずがない…!!(サーベルを一振りしてかかってこいよといわんばかりのサイン) 」 フレイミス「今この場に、そんな言葉は無用だぜ(力を溜めながらクレッペに手を差し伸べる) 」 レインド「スゥゥゥ…いくぞ!奴のキルライフに終わりの鐘を鳴らせるぞおおおおおおおお!!!!! 」 スノウ「おう、ありがとな!この戦いが終わったら俺は、セラと………結婚するんだッ!(アオに) 」 コールズ「どう見ても死亡フラグね・・・(スノウを見て)始まるわ…!(戦いを見ている) 」 モララー「うおおおおおぉぉぉぉぉおおおーーーーッ!!!! 」 アオ「おおおおおおぉぉぉぉぉぉッッ!!!! 」 AS「行くぞアオ・・・(空中に山なりにミラージュブレイドを投げながら、アオの後ろに付くように進む) 」 レイジェ「よっしゃああああああああああああ!!!!! 」 ジョージ「はあああああああああああああああああ!!!!! 」 フレイミス「行くぞォォォォォッ!!!(合図と共に力を放出する) 」 レグィ「あああああぁぁぁぁぁぁあああッッ!!!! 」 ルキナ「はっ..(今…!)はあああああああああっ!!(皆と共に、ロバートに走り向かう) 」 クレッペ 「・・・・・・あ、有難う、ございます(手を取り、立ち上がる) 」 ロバート「でぃやあああああああああああああああああああ!!!(サーベルを一振り――) 」 スノウ「うおおおおおおおおおおおおッ!!!(拳を構えて同じく走っていく) 」 ナナ「おー♪じゃ、がんばってね。ササッ(木蔭に隠れる) 」 アオ「りょーかいッ、即興だからASさんも合わせてねッ――!!(ミラージュブレイドを追うようにロバートに接近する) 」 リオ「休憩は終わりだ……この祭りに参加しない手は無い!!(再び足に火を灯し太刀を構え皆と駆け出す) 」 シャル「やああああああぁぁぁぁッ!!! 」 クレッペ 「食ら・・・えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!(盾を槍に変え、ロバートに投げつける) 」 ピカチュウの中の人「うぉぉぉ!!!(日本刀を構えながら皆と駆け出す)」
ザンッ!!!(全員の攻撃がロバートの一閃に打ち勝ち……)
夜空には満天の星・・・。
ロバート「……(眼を大きく見開き、自身の体の傷を手にとる)俺を殺すか……(サーベルを落とし、ここで初めて”片膝をつく)」
ロバートの真上の空ではこれ以上とないくらいの星達が瞬いていた。
ロバート「くくく…最期は自身に跳ね返ってくる死が……(そして上半身が倒れ込み)ここまで屈辱的なものとは……(夜空を見上げ)……あの世でも、あのように輝く弱者を殺せれば――――――――― 」
ルキナ「…!(ようやく追い詰めた…!)…スッ(片膝ついたロバートの首筋に裏剣ファルシオンの刃をあて)」 アオ「………(ロバートの言葉を聞く) 」
しかし、奇妙なことに今日の夜空は少し曇り気味であり星空は見えないはずであった・・・。
ルキナ「…! ………。(ロバートの倒れ込む様子を見て、剣を腰におさめる) 」
クレッペ 「終わった・・・・・・のか・・・・・・? 」 フレイミス「…(ロバートを見据え、ただ立ち止まるのみ) 」 AS「(ミラージュブレイドを受け取る)・・・(ただ、ロバートの言葉を聞いている) 」 シャル「……パシュ(ソードを消滅させ背後へ振り返る) 」 ロバート「―――(微かに口を動かし続けるが、小さく笑って胸元からハウンドを取り出し、自身の顳かみに当てる)最後は自身の死をもって―― 」 ピカチュウの中の人「(日本刀をしまう) 」 モララー「………。(目を瞑り、ザックス、影丸の最期と目の前のそれを重ね合わせる)………マイテイ人、か。 」
バン!!!!!(一発の孤独な銃声が鳴り響く………ただ殺戮に快楽を求め続けた男の終幕のベルだった)
ルキナ「…なっ──!(惨状を目にして) 」
レインド「……逝きな……自分の家にな…(ロバートの死に際、ボソっと呟く) 」 アオ「………これが、彼の最後の鐘…(引き金を絞るロバートが追跡者の影と重なり(絶望へのカウントダウン編)、複雑そうな表情をする) 」 リオ「これが……『殺戮の日々』に身を投じた人間の末路か 」 レイジェ「………(ロバートの死体を見据えて、やれやれと額に手を当てる)せめてあの世ではいい奴になれよ 」 フレイミス「(ロバートの亡骸に歩み寄り、そっと触れる)…せめて、埋葬してやろう 」 ピカチュウの中の人「な、自ら・・・・!(ロバートを見て) 」 AS「・・・最後の最後まで、奴は・・・。(最後は何も言わない) 」 クレッペ 「自害・・・・・・か・・・・・・(立ちすくむ) 」 モララー「全て……終わったんだな…。(天を仰ぐ) 」 カンナギ「・・・・・・・。(宙で酒を飲んでいた。)ふふふ、これでまた天秤が傾いてしまったな・・・。 」 ルキナ「っ……(あまりの惨たらしさに、目を瞑り顔を背ける)」 レインド「……さぁ、帰ろう…俺は8ヶ月ぶりの自分の家に帰りたい(小さく笑って無の世界をトントンと歩く) 」 梓「(木の陰で見ていた)・・・巨星堕つ・・とはまさにこのことでしょうか。 」 フレイミス「(ロバートの最期から決して目を逸らさず直向きに向き合っている) 」 クレッペ 「国を・・・・・・こんなにして・・・最期は、こんなものだと・・・言うのか・・・ 」 レイジェ「お、おいおい、帰るたって、お前国はもう! 」 ナナ「あ、レインド君まってよー!…ぁ、アオ君…またね。(アオに軽く手を振りながら微笑み、急いでレインドの跡を追った) 」 リオ「……せめて、墓だけでも作ってやれないかな……彼もまた…生きていたのだから(亡骸の前で屈み) 」 シャル「さてっと……(レインドの背後を見送る)…バイバイ、レインド。(反対方向へと歩いていく) 」 レインド「バーカ、俺は自立してんだよ!(レイジェにからかうように)……フレイミス、そんな男でも一応マイテイ人だ、マスターと共に戦った戦士だ…弔ってやってくれ… 」 スノウ「ゼェ、ハァ、ゼェ、ハァ…っだりー…(大の字でぶっ倒れてた) 」 梓「でもまぁ・・・これで少しは静かになりそうですね。さすがに厄介な人だったし・・・。 」 ピカチュウの中の人「・・・俺も帰るか、自分の家に…(歩いて行く) 」 ウィノ「はぁ……。(ナナに続いて歩いていく) 」 アオ「(しばらくぼーっとロバートの亡骸を見ていた)……あっ、ああ…。うん…またね、ナナちゃん(にっと笑って手を振り返す) 」 モララー「ぐかー… ぐかー… (いつの間にかその場で大の字になった爆睡していた) 」 フレイミス「…分かった。親父も、きっとそうする(静かに目を閉じ立ち上がる)…誰か、スコップ持って来てくんねぇかな 」 レイジェ「え………自立してんの、未来の俺……(ポカーンとした表情) ……アオ(小さく声をかけ) 」 レイジェ「手で掘れ手で! 」 AS「さて・・・俺ももう行くか・・・。(空間を砕き、そこへ入っていった)」 クレッペ 「・・・・・・そうだ、この男が死んで・・・終わり、なのか・・・終わった、のか・・・?(ロバートの遺体に歩み寄る)」 梓「これ・・・明日の朝には大スクープに・・・なってるのかなぁ・・・。(去っていく)」 アオ「…あ、うん…どうしたの?レイジェさん(応答する)」 カンナギ「・・・天秤が傾いている今・・・、もはや革命者に術はなし・・・か。 」 立華奏「…………(いつの間にか無空間にいて、なにか…なにかを、悟っていた)」 カンナギ「まぁ、暇つぶしにはなったか・・・。(しかし、本当に危ない奴らばかりだな・・・・)(消える)」 フレイミス「手!?なに!?甘えんなってこと!?」 レイジェ「………いや、なんでもない(ニヒヒと笑い、レモンを取り出す)大会、楽しみにしてるぜ、またな(レモンを投げ渡し、走って行く) 」 アオ「おっ、とと(レモンをパシッとキャッチ)…俺も、すごく楽しみにしてる。じゃあね(穏やかな笑顔でレイジェを見送る)……カプッ、ぁあっすっぱっ!………ははっ(レモンをかじり、笑う) 」 フレイミス「…(頭をポリポリ掻く)…仕方ねぇな……(手で懸命に土を掘り始める) 」 リオ「れ、れもん……?(そういえば生で食べたことないなぁ)ジュルッ… ……歴史を語り継ぐ象徴には…丁度いい…かな(太刀で墓穴を掘る)」 フレイミス「オイ、せっかくだからお前も手で掘れよ(穴を掘りながらリオに)」 リオ「うぇぇ!?僕もその流れに乗じるの!? んー、ま、まあせっかく…なんだし(手作業に移る)」 クレッペ 「・・・お手伝い致します(穴を掘る)」 アオ「レモンは…すごく酸っぱい(汗笑 よだれをたらすリオに) …どれくらい掘るのかな?俺も手伝うよ(苦笑して手作業に加わる)」
世界を震撼させた一つの事件は、今、ここで幕を閉じた――――――――
―――――――――……しかし、それは一瞬の安堵に過ぎなかったことを、人々は知る由もなかったのだ
ーマイテイ国だった場所ー
レインド「……(傷ついた体を松葉杖一本で支えながら、消え去った無の世界をただ眺める)……一人一人に礼を言わなきゃ、俺の気がすまない……今、俺は生きている……あの絶望な環境の中で…生き延びた(額から左目にかけて、包帯はぐるぐる巻き)……ただ、テレビで流された俺の偽情報、アレはどうにもならないよなぁ… 」 レイジェ「何しけた面してんだよ、んでもってんな独り言、誰かに聞いて下さいって言ってるようなもんじゃねーか(レインドの後ろで背を会わせながら青空を見上げ、タバコを一本口にくわえている) 」 レインド「ははは、そうかもな。聞いて欲しいだけなのかもしれない。だが弱音を聞いて欲しい訳じゃない。またあのカオスな日々を過ごせればいいなってな…(フッと笑って振り返らずに) 」 レイジェ「あの嘘報道に関しちゃ、心配いらねぇよ。お前は何もしてねぇんだ……被害者だろ(タバコを一本取り出し、レインドの方を向いてレインドの肩に手をおき、タバコを差し出す) 」 レインド「タバコはやめたんだ(タバコを指でとんとんとして返す)…まぁ、理不尽な言い分で捕らえられ、この8ヶ月拘束されてたんだ…被害者だろうけど――(何かを言おうと口を開くが、小さく笑って首を横に振る)…そうだな、俺は胸張っていつも通りにすればいいかもな 」 レイジェ「まぁ、まずは助けてくれや奴らに礼を言えよ?でないと胸くそ悪いだろ? 」 レインド「あぁ、そうだな……(小さく笑い続け、振り返ってレイジェに笑みを見せる)”ありがとよ、レイジェ” 」 レイジェ「………(まさか自分に礼をされるとは思わず、唖然とするが)あぁ、どういたしまして!(ニカッと笑って白い歯を見せる) 」
ーそしてその頃ー
???「……(ロバートの行って来た事や戦闘の情0報が描かれたビデオをあるビルの一室で見ている)……(暗い部屋の中、たったひとり) 」
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闇の異次元世界にて―――――
ダークネス「×××××様、何故あの方、ロバート様と同盟を結ばれたのですか?」
赤コートの人物「(浮遊している椅子に腰を掛けており、肘掛けに肘を置き、ワインの入ったグラスをゆらゆらと揺らしている)…私はただ見物したかったのです、世界の行く末に潜む、破壊、殺戮、慟哭、憂鬱、断罪、憤慨、驚愕……総てひっくるめて、『混沌』を。最強の戦闘種族と称されたマイテイ人が、至高の種族と謳われたあのマイテイ人が、何を選択するのか――――――その行く末の答を知りたかったのです。」 ダークネス「……。(黙然)」 赤コートの人物「だから私は、その答が早く知りたくて…彼らに唆せる様に、例の四人を贈呈したんです。あの四人を彼、ロバートさんはどう使ったのか、彼の最期の時までじっくりと見物させていただきましたが……」 ダークネス「……(僅かな沈黙が生じ、しばらくして口を開く)故に、あの初対面時後に作戦内容の詳細を送らなかったのですね。」 赤コートの人物「いいえ、端から送るつもりはありませんでした。全ては、彼らが何を選択するのか知りたかっただけですから。」 ダークネス「そうですか…。」 赤コートの人物「(ワインをぐいと飲み干し、グラスを闇へ落とす)さて次は…あの「ロング一家」は何を選択するんでしょうかね…フフフフ…(邪悪な笑みを引き攣らせる)」 ダークネス「(恐怖心により思わず息を飲み込む)それと…その古代のマイテイ人たちのことなのですが…。」 赤コートの人物「おや、まだ生きていたんですか?てっきり全滅したと思いましたが。」 ダークネス「はっ、生き残りの者の手により全員蘇生した様ですが―――――――――ある七神衆との激突の際、完全に全滅したと、先程ヴィクターから連絡が入り――――」 赤コートの人物「構いません、代わりの駒は幾らでもあります故。(そのまま前進して闇の中へと消える)」
レインド「ガチャ…ガチャガチャ(満身創痍の体で、自宅の小屋の中で何かを作成している)終わった訳じゃない…今度は俺が行動する番だ… 」
黒「何に対してだ……目標が定まった訳でもないのにどうして動く…(小屋に飾られている釣り竿などの用具を弄っている) 」 レインド「これだというものは確かにない。だけど予感だ…俺の中で複数の何かが動いてんだ(作成途中の物に布を被せ) 」 黒「 極論だな…(釣り竿を飾り、小屋を無言で出て行く) 」 レインド「…(立ち上がって黒が出て行ったのを確認し、布の膨らみに視線を持って行く)…今の俺にはピッタリだ(小屋をゆっくりと出て、空を見上げる)………使う日は来なけりゃいいが…(ボソっと呟き、松葉杖に支えられ歩く) 」
モララー「(身体の至る所に包帯が巻かれた状態で、夜の草原を歩いている)…レインドも無事救出され、犯人も懲らしめてやったし…一先ず、安心だな。ボフッ…(芝生の上に寝転がる)ふぅー……(そのまま天を仰ぎ、白い吐息が出る)」
ザッ……(突然、モララーの傍に何者かの影が現れる) 」
モララー「…あ”?(上半身だけ起き上がり、振り返る) 」
赤いローブの男「ズア…ッ!!(モララーが振り返った時には剣を振り下ろそうとしていた) 」 モララー「―――――ッ!!ダッ!!(咄嗟に右へと転がり込んで回避し、立ち上がる)んだよ、アンタ。物騒な野郎だな…。(身構える) 」
赤いローブの男→リュウギン「(そこに立っていたのは、片手に血濡れの剣を握りしめ、全身に無数の切り傷を負ったあの男の姿が…)……早いな。だが、次は確実に仕留めてやろう。(殺気を漂わせ剣先をモララーに向ける) 」
モララー「……!(こいつの気……まさか、マイテイ人…!!)(一定の距離を置く為退け、掌をリュウギンに向けて構える)おいおい…事態は終わったんじゃねえのかよ。(汗) 」 リュウギン「シュル…シュルル……(袖から大量の黒鞭(先端にはナイフや剣に槍など斬撃性のある武器を装着)が出現する)……“オクトパス”。(黒鞭がモララーに向かって襲いかかる) 」 モララー「(あまり無茶は出来ねえが…)“TURBO”!ドゥンッ!!(全身から蒸気が溢れ出る)ぐッ…くっそ…!!(発動させたことにより全身に少しの負荷がかかるも、高速移動で鞭をかいくぐって回避していく) 」 リュウギン「(片方の袖から今度は醜悪な鉤爪が出現)“トリニティブレード×3(トロワ)”。(地を這う剣圧を三連続でモララーに飛ばす) 」 モララー「一つの安堵が訪れた矢先に…テメェら何が目的で無意味な事してらぁ!!!(剣夏を跳躍で回避)“TURBOブレット”ッ!!(空中から高速パンチを一発見舞う) 」 リュウギン「……!!!(高速パンチを直に受け後方へ吹き飛ばされる)……我らマイテイ人の、絶対的な力の見せしめ……貴様は、その礎となる。(目が血液の様の真っ赤に充血している) 」 モララー「はぁ!?訳分かんねえこと言いやがって…!テメェ等、頭がイカレてやがる…!(身構え)」 リュウギン「あの男(ロバート)が逝ったとして…ここに我いる限り、マイテイ人は滅びん。 ………。(怪しげな呪文らしきものを小声で唱え始める)――――――― パキィーン…ッ!!!(両手を合わせる)」
――――メキメキメキメキィ…ッ!!ボゴォンッ、ボゴォンッ、ボゴォンッ!!!!!!!(地面から漆黒色に光る棺桶が三つ出現し、それらがゆっくりと音を立てて開いていく)
モララー「……!?(棺桶を警戒する)」
エドメア「(飄々とした足取りで棺桶から出現する)アッハ、アッハ♪アハハハハッ♪アンコールに応えてやってきたヨー♪ 」 06「(棺桶の中からゆっくりと出現する)88(やっぱ)…37564(皆殺し)。888(ハハハ)…889(早く)、86(殺ろ)。 」 ザックス「だらあぁーッ!!!ドッカアアァァーーンッ!!(棺桶を突き破って吹き飛ばす)ギッヒヒヒヒ…!!また会ったな猫野郎…!(中指を立てる) 」 リュウギン「マイテイ――――此処に帰還也。(三人に並ぶ) 」 モララー「な―――――!!!(エドメアと06はともかく、ザックスの姿を見て仰天)な、なんだってテメェがこんなところに…。あん時ぶっ飛ばしたはずなのに…(大汗) 」 ザックス「貧弱共に敗れる俺ではないわ、舐めてくれやがって猫が……たっぷり落とし前付けてやるぞ。バキッ、ボキッ 」 06「3470(さようなら)…4274(死になよ)…。(二丁拳銃『ドレッド』の銃口をモララーに向ける) 」 エドメア「ンー…♪最高のパレードにしようネ♪アハハハハッ♪(両の手中に闇のエネルギーが集束する) 」 リュウギン「――――――死ね(袖から無数の刃が出現する) 」
その時、夜空から雪が降り注いだ…
モララー「くッ…(四人相手……しかも深手を負ってるっつーこんな悪状況… めーったな…ガチでヤバいぞ…。)………!この雪……!!(天を仰ぎ、咄嗟に当たりを見渡す) 」
キセル「ザク……ザク……(白い絨毯を弛み、その場に現れる)…………。(冷たい眼光がモララーを除いた四人を突き刺す) 」 エドメア「んンー?ユーはWho?(振り返る) 」 06「……??(キセルではなく、降り積もる雪を見て傾げる) 」 ザックス「んだその面ァ…?くっそ気に入らねえな。ついでに殺しとくか?w(キセルを指して鼻で笑い、近寄っていく) 」 ジョージ「ズサァ!(雪が振った為過剰反応したのか、急いでやってくる)あの野郎、居やがったか――ん?猫公もいるじゃねぇか、それに……誰だ…(その場にいる全員を見渡し、グラサンを降ろす) 」 リュウギン「構わぬ、生者は全て生贄だ。 」 モララー「(な、何だ…何が起ころうってんだ…?)…おっ、あんたは…!(ジョージを見て) 」 キセル「――――――――――――ス……(刹那の瞬間 四人をすり抜け、いつの間にか手に握っていた黒刀を背に帯びる) 」
―――――――『ザンッッ』!!!! (古代のマイテイ人四人から血飛沫が上がり、白の絨毯が真っ赤に染め上がっていく)
エドメア「……What?パリィーン ブシャアァァーーッ!!!(仮面が真っ二つに割れると同時に体内から血飛沫があがり、雪の上に倒れ込む) 」
06「――――!!!……3…34… 7……トサ…(うつ伏せに倒れ込む) 」 ザックス「テメ、いつの間に―――――――――!!? がッ……!!ご……の俺に、あらゆる攻撃… ……つう、よ…ぅ…し……ドサァ…!(全身が真っ二つに切断される)」 リュウギン「ぐッ――――――!!!?…ぉ… ほろ… び……ぬ…ッ…… アアアアァァァァァ……(断末魔を上げ仰向けに倒れ込む)」 ジョージ「……本当、どうしようもねー強さだな(グラサンをかけなおし、帽子を被り直す)」 モララー「―――――ッ!!??(一体何が起こったのか、とにかく目の前の状況が飲み込めずにいる)……そ…ぅそ…だろ、おい…。」 モララー「(あんだけ手こずった相手が……瞬く間に…。こいつ、何なんだよ、本当に。)……ジョージ、お前まさか…。」 ジョージ「フフフ…俺ぁ諦めの悪い男でな。些かヘビーな相手でも、やっぱり何度でも当たっちまうもんなんだよ(モララーに小さく返答)掃除は終わったかキセルの旦那ぁ」 キセル「……。(今度はモララーとジョージの二人に視線が突き刺される)…無知なのは俺の方だった。不可能を、可能に返るなど…馬鹿のやることは俺には理解できない。」 モララー「けッ、やっぱりな。アンタ流石だよ。 んな…馬鹿とは何だ馬鹿たぁー!(汗)」 ジョージ「…(刀をぶら下げ、グラサン越しにキセルを睨み続ける)」 キセル「(ジョージを見てやれやれと言わんばかりのため息をつき、目を瞑る)懲りない男だ。 単細胞なんだよ、お前ら。」 モララー「ちッ…(舌うち)お、やり合うのか…?俺も今だからリベンジしてぇが……ちょっち休むぜ。(その場で胡坐をかく)」 ジョージ「男に左右を見る資格なんざありゃしねぇんだよ(単細胞と言われクククと笑いながら)」 キセル「……。(背に帯びた黒刀の柄に手をやる)」
VS 混沌神下七神衆【キセル】
ジョージ「(この勝負で勝つつもりはねぇが……前の戦いの失態は絶対にとらねぇ…)(ゆらりと態勢を崩し、刀に手を添える)朱鷺殺し!(回転しながら斬り上げ攻撃)」
モララー「(一瞬の油断が敗因となる…アイツとの戦いではそれが尚更強調されるってのが分かる。嫌なほどにな…。)(包帯の巻かれた部位を押さえながら観戦)」 キセル「ス――――…ガキィンッ!!(珍しく刀(抜刀はしていない)で応戦し、斬り上げを防ぎ、軽く薙ぎ払う)」 ジョージ「おっとぉ!(薙ぎ払われて軽く距離をあけるが)間合いに入ってるぜ(刀身上、届かない距離からの居合い斬りを行うと、刀身がのび、キセルを襲う)」 キセル「…“瞬間移動(ムーヴメント)・ロワン”。シュインッ!(瞬時に姿が消えて攻撃を回避)……ガシッ(突然頭上に現れ、ジョージの頭を軽く鷲掴み、そして1秒もしない内に離して退ける)」 ジョージ「……(離されて帽子を直す)何がしたいんだぁテメェ… 」 モララー「……。(相手のいかなる攻撃も防ぎ、受け止め、そして転換を繰り出してなど全てを回避する…。攻防共に厄介だな。何の能力者なんだ…。)」 キセル「……。(こちらから動く気配は見られず、黒刀を背に帯びる) 」 ジョージ「(試してみるか…)もういっちょいくぞ!(先ほどと同じ、居合い斬りを繰り出す) 」
なんと、居合い斬りを繰り出そうとしたジョージの行動が反対し、キセルに攻撃するつもりが背後のモララーに繰り出すことになる
モララー「ゑ?ちょwおまwwww(焦(間一髪上半身を倒し避ける) 」
ジョージ「…ね、猫公!(振り切った瞬間に眼が大きくなる) 」 キセル「…さっきお前に触れた時、脳内を軽く弄った。“脳内操作(セルヴォー)”を使ってな。シュドンッ!!(目に見えない速さで飛び蹴りを浴びせる)」 ジョージ「どういうこった――ふぼっ!(飛び蹴りをもろに暗い、地面に叩き付けられながら転がり回る) 」 キセル「どうした、今までの失態を覆すんだろう?(見下しているつもりはないが、少なくともジョージにはそう見えている)」 ジョージ「おいおいおい、ジョークになってねーぞこんなん(立ち上がって服の汚れを祓う)……ふんっ!(切手を取り出し、キセル目がけて一直線に投げつける)」 モララー「……ハッ!ジョージ!!おめ…キセルの能力にハマったんじゃねえか!!?無暗に動くんじゃねえッ!!」 キセル「パシ… ……。(切手を受け取り、目だけを動かし確認する) 」 ジョージ「喰らいやがれ!(切手を受け取った矢先、一定距離まで詰めており、そこから下段斬りをくりだす)」 キセル「……!ザンッ!!(下段斬りにより両足が切断され、雪の上に仰向けに倒れ込む)」 ジョージ「…!?(待て、こいつが早々切断を許すはずがねぇ!何か裏がある、裏があるはずだ)(警戒は解かず、構えたまま倒れ込んだキセルと距離をジリジリと縮める)」 キセル「ぜぇ……はぁ… ぜぇ……はぁ……(しかし両足から鮮血が流れ出て、雪の地面を赤く染め上げていくのが分かる)」 ジョージ「…(赤く染まった雪を踏み、水分を吸っているのを確認する)…おい、大丈夫か?おい!(血液が流れていることが分かると刀を捨てキセルの横に駆け寄り、屈む)」 モララー「ジョージ!!!離れろぉッ!!そいつは―――――――――」
キセル「まんまと幻術に嵌ったな(だが、ジョージの真後ろにもう一人のキセルが立っていた)」
ジョージ「――ハッ!(頬を伝わる汗が落ち、雪に染みる)」 キセル「“エーテル”…それが俺の支配下となる空間。この空間に入った時点でお前は、俺の幻術からは逃れられないのだ。雪も、今お前の目の前に映る俺の死体も、全て幻だ。次いで、お前たちは“アーエール”に翻弄されてきた。」 ジョージ「……(視線は幻影であるキセルの方を見続け、グラサンの間から悔しがっている瞳が移っている)……くっ…でやああ!(だが、その空間でも尚真後ろに居合い斬り)」 モララー「エーテル…アーエール……何なんだよ、それ。」 キセル「そう、現実も幻想も、俺にとっては紙一重だ。(攻撃される寸前に目を瞑る)」
―――――ザンッ!! (ジョージが居合い斬りを繰り出した途端、ジョージ自身が大きく吹き飛ばされ、岩盤に叩きつけられた)
ジョージ「かはっ!?(岩盤に叩き付けられ、帽子やグラサンが外れて倒れる)」
キセル「アーエールの一つ…“循環逆送(コントワール)”。さっき俺に触れられた時から既にお前は俺に攻撃できない事が定められた。何故ならお前の体内に潜む気の循環を逆回転させることで、次に攻撃を繰り出す際、自分に返って来るのだからな。安心しろ、今回の敗因は自滅だ。」 モララー「ま…マジかよ…(汗)お、おい、アンタ…!大丈夫か?」 ジョージ「つっつっつ…(背中から多量の血液が出ている)この野郎……能力使うなんてふてぇ野郎だ…(歯を食いしばりながら体を起こそうとする)」 キセル「加減をしてやっているんだ。実戦では力があり余って手加減が効かない。あれがその始末だ。(血の池に倒れ込んだ四人を見る)」 ジョージ「…これで加減か…マジでふざけた野郎だぜ…(刀を杖代わりに立ち上がり、猫背)」 キセル「分かったら次の相手を選び直せ。お前たちに構っているほど、暇人ではない。ザク……ザク……(降りゆく雪と共に何処かへ歩いて行く)」 モララー「完敗だな。(けらけら笑ってる)」 ジョージ「…(帽子をひょいとあげ、グラサンを駆け直す)……失態を失態で塗りつぶすようじゃ…気がすまねぇんだよ、俺ぁ……何度でも、何度でもやってやらぁ…(去るキセルの背中に)」 ジョージ「負けた事自体には悔しかねぇさ…だがな、あの余裕面は一度潰してやりたいもんだな(けらけら笑うモララーの頭を刀の柄で叩く)」 モララー「ぃでぇッ!(目が☆になる)ま、まあな…俺も一本取りてぇさ。…だがよ、一つ、奴の能力が分かったんじゃねえか?≪幻影を操る能力≫。」 ジョージ「あぁ……何の能力もねぇ俺にゃ、かなり厳しいのは分かったぜ……(完全に居合い攻撃主体)」 モララー「それにあいつは…必ず後攻で攻撃を繰り出す。つまり相手の行動と、更にその裏をも嗅いでいやがるってのが、今日の戦いを観戦してなんとなくだが分かったぜ。しかし、アイツの言っていたエーテルとかアーエールってのがよく分かんねえな。(後頭部を掻く)何にしろ、いずれ敵対するんだ。今からでも対策練っておかねえとな。」 ジョージ「対策か…また師匠の所でも戻ってみるか… 」 モララー「……?(「師匠」という言葉に反応するが、あえて聞かない事にした)じゃ、お前も無理するなよ。にしし…またな。(ゆっくりとした動作で去っていく)」 ジョージ「あぁ、またな……(死体4つを眺め、刀を降ろす)…全て一閃か…(くぎぎと歯を鳴らしながら去る)」
ヴィクター「(高台から一部始終を見物していた)ほう……なかなかの器だ。(テレポートで消え失せる)」
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