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しんぱいゴム用「次回の助演はお任せください! 」
関羽「そんなものはない。 」
ちゃちゃまる「ぴえん 」
ペニーワイズ「ちゃちゃまるの三雷(ちゃちゃまる宅に向けて雷が3つ落ちる) 」
ヒロ「次回は俺が主役! 」
ガヴリール「 次回もなにもお前いつも主役ヅラしてるじゃん… 」
ヒロ「……………確かに 」
ヒロ「……次も俺が主役!どうだい、こたつでのんびりしないか(こたつに入る) 」
ガヴリール「 なんかあったらお前それ出るんだぞ。 」
ピカマン「 主役(ヒロ)の越えられない敵、ピッカマン参上!!!(ドーーーーーンッ!!!)(ヒロの前に!!立ち塞がるは!!!魑魅魍魎の!!!!イエローエネミー!!!!!!)その名はピッカ☆マーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!(ヒロのコタツをちゃぶ台返しのようにひっくり返す) 」
ヒロ「ぴ え ん 」
ピカマン「 どうした…笑えよ、ヒロータ王子。笑えないか…それも仕方ねえか。所詮ヒロは冬の寒さに負けた敗北者じゃけえ!!!!!!!!! 」
ヒロ「取り消せねえよ……今の言葉…誰か一緒にぬくぬくしない? 」
ピカマン「 ガラララッラララ \ セ フ ィ ロ ス !!! / ラッラシュワキマッセリィィィィ(富士山を真っ二つにして現れ山手線のコースを逆走し2990年に旅立ってから再び現代へ駈けもどり地面をクロールしながら進行方向反対側へぶぅぅぅぅんバックしトランセルへトランスフォームし黄金の光熊の看板に注意!!の立て札をかかげてピカマンへ進化し全たまご技をコンプした状態でピカマンの前へ普通に来訪なされました) パンッ (ピカマンにビンタ) 判断が遅い。 (特別意訳:オ"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"!!!!!!!!!!!!!!!!!!!) 」
ピカマン「 オ"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(ビンタされたピカマン(別個体)はエージェントスミスさながらの豹変ぶりを遂げ、ピカマン(新個体)となる) 」
ヒロ「………………………………………………ミカン食べよ 」
メガライチュウ(ミッキーマウス)(シンオウのすがた)「(特性:しめりけ)タブンネエエエエェェェエ工エエエエエェェェ————————ッッッッ!!!!!!!( ゆ び を ふ る ) 」
飛電或人「は~…今日も仕事疲れた疲れたぁ…(公園のベンチでテイクアウトした天津飯を貪っている) 」
イズ「或人様、本日の晩御飯は天津飯ですか? 」
飛電或人「今日はなん"ちゅーか" 中華の気分でさ~…モッシャモッシャ 」
イズ「ところで、天津飯を一文字変えると 天津「垓」になりますよね。 」
飛電或人「ちょっと…こんな時まで思いださせないでよ…モッシャモッシャ(汗) 」
イズ「 天 津 飯( ア マ ツ メ シ ) 」
飛電或人「やめて!!!!食べづらい!!!! 」
イズ「腹が減ったら天津飯!悪意も一緒に入ってて滅亡迅雷もビックリ!作り方簡単!データ盗んで\JACk RISE !/ したら1000%完成!(\©ZAIAエンタープライズ/)簡単アマツメシ!やったーーーー!!気分アゲアゲ\トビアガライズ ! ライジングホッパー ! !/ 」
飛電或人「イズーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 」
飛電或人「あぁ…俺はきっと疲れすぎているんだ…疲労のヒーロー……はい…アルトじゃ~~~~~ないと^~~~~~~m9( ゚ ρ ゚ ) 」
はらぺこあおむし「(ハロウィンのアルバイトの残業をしている) 」
天王寺璃奈(ボードなし)………………(或人のギャグを真顔で聞いている) 」
イズ「笑いは一件も感知されませんでした。 」
飛電或人「なんでだよ!!!! 俺はこれでも令和(れいわ)ライダーだぜ?中に「わらい」が入っている!笑いを取りたい俺にぴったりな称号なのにいいいいいいモシャモシャモシャモシャ(天津飯を掻きこんでいく) 」
イズ「すべて変換いたしますと「0(れい)笑いだー」となりますが。 」
飛電ちゃちゃると「変換しないで(ぴえん) 」
ディズニーの王「ハハッ☆ みんな不思議の国へおいでよ♪ (路上で風船を配っている) 」
天王寺璃奈(ボードなし)「………別に、面白くないわけじゃない。(表情を変えずに或人に) 」
飛電或人「おおっ!あそこにいるのは…不思議な国、ワンダーなワールドから来た某有名人!!そういう俺はゼロ"ワンだー"ッ!!ワンダーハイテンション!!はいっ!アルトじゃーーーーーないと!!! 」
ディズニーの王「ハハッ★ つまらないこと言ってると細切れにしてやるZO★ 」
不破諌「っ゛っ゛っ゛っ゛(偶然通りかかったところを或人のギャグを超必死に耐えている) 」
飛電或人「んんんんんんんんwwwww(涙目) そ、そうなの…?て、てっきりスベったのかな~と…(無表情の璃奈を前に頬をポリポリ) 」
ヒューヒュー♪ キャー♪ (公園にある広場のステージで大勢の人たちの歓声が聞こえる) 」
飛電或人「ふぅ…ごちそうさまでした……ん?なんだか向こうが賑わっているな…イズ、行ってみよう。(容器をゴミ箱へ捨て、気になるステージの方へ向かっていく) 」
優木せつ菜「 ♪~ (大勢のオーディエンスを前に、一人の少女がステージ上に立って踊っている。マイクは握られていないが、明るく大きな声がそれを必要としないほどのボリュームを放ち、彼らを魅了していた) 」
優木せつ菜「未来(さき)のこと 誰にだって未知な世界なんだ 不安いっぱい でも大事だよ 本当の気持ちだから 」
優木せつ菜「向き合う勇気をいま 手に入れたいんだほら ちゃんと言葉にしてぶつけてみよう 心繋いで歌うよ! 」
飛電或人「すごい盛り上がりだ…一体何のパフォーマンスが――――!(ステージに立つ一人の少女を発見する)……アイドル…? 」
優木せつ菜「溢れ出した笑顔は 頬を染めてまっかっか 痛みは 飛んでった つらい出来事だって また前を向ける 私らしく強くなれる気がして 」
優木せつ菜「大好きなこと ぎゅっと握りしめていこう 離さないように 強く願い込めた歌を あの空まで ほら届け! 」
天王寺璃奈「…私、感情を出すのが苦手。だから…(スケッチブックを取り出し、ペンで表情を描く)こんな感じで、今の感情を表現してる…(アイコンのような表情の絵を顔に被せる) 」
リズベット「きゃーっ♡ せっつ~~~!!(せつ菜を目の前に大はしゃぎ) 」
米国の王「全米が泣いた…(日の丸バンダナを巻いて観客に紛れて観ている) 」
しぃ「はぁ……尊い……♡ 」
優木せつ菜「 「なんで私のことわかってくれないんだろう?」 言葉にして初めて分かり合える 」
優木せつ菜「抱きしめてた想いが ここにずっとあったんだ 空に弾けてった まっすぐ伝えることも もう怖くないよ これからはなんでも話せる気がして 」
ニャンちゅう「お゛お゛ぉ゛ん゛っ゛!!せつなちゃ゛あ゛あ゛ぁ゛ん゛っ゛!!! 」
優木せつ菜「光が差し込んだ これから先もずっと ステージを照らすように 」
優木せつ菜「強く願い込めた歌を あの空まで ほら届け! ………!!(音楽が鳴り終わり、オーディエンスを前に大きな一礼) 」
ヒュ~~~~~♪ パチパチパチパチ♪ (大きな歓声と拍手が広場に響き渡っていく)
ヒロ「…………ブラボー!!!(拍手) 」
飛電或人「えっ…?あ……!(璃奈の一連の行動を唖然と見つめていたが、「そういうことか」と理解したように小さく頷いた)……なるほどな…!まるでイズやヒューマギアみたいだな♪ それに、感情の表現が苦手な人なんて少なくないからな…いい表現方法だと思う。(そう言って璃奈に微笑む)……すっげぇ…すげえ熱気だった…本物のアイドルを生で見たのは初めてだが、ライブってのはきっとこれ以上にすごい白熱したものになるんだろうなぁ~…!(せつ菜のストリートライブに思わず拍手を送る) 」
優木せつ菜「はぁ、はぁ……みんなー!聴いてくれてありがとう~! 私は、「優木せつ菜」ですっ!自分や、みんなの「大好き」を輝かせたくて活動しているスクールアイドルです!!アイドル活動を通じて、その夢を叶えるためにこれからも頑張っていきます!!応援よろしくお願いします!! 」
ウォォォーーーー!!! セッツ~~~♪ ガンバッテー!!
飛電或人「おー…!(彼女の熱意に思わず拍手を続ける) こんな暗い世の中でも、ああして輝こうと頑張っているのは流石だよな~。俺も疲労なんかに負けていられな……ん??スクールアイドル…?……なんかどっかで聞いたことあるような…?(う~んと首を傾げる) 」
イズ「彼女は、虹ヶ咲学園に在籍する高校二年生であり、「スクールアイドル同好会」メンバーの一人だそうです。「優木せつ菜」というのはいわば芸名であり、本名は――――或人様? 」
優木せつ菜「……!!!!!(舞台から降りようとしたその瞬間、偶然目にした或人に目がカッと見開き、咄嗟にステージから飛び降りて彼のもとへ駆け寄っていく)………あの…っ……もしかして、あなたは………ゼロワンの飛電或人さん…!!? 」
飛電或人「ん~~~~~~~~……(逆U字になるくらい腰を曲げて何かを思いだそうと頭を捻り続けている)…………んっ??? んっ゛!!? どはああぁ!!(突然問い詰められてビックリしたのか、そのまま横転する)~~~~っ……! な、な…なんだ急に…っ…? …そ、そうだけど…?ていうか、俺ってこの世界じゃそんな有名だったっけ…?( ゚д゚)(ぽかーんとしている) 」
ヒロ「………ん?(ステージから飛び降りたせつ菜を見て) 」
ラフィエル「あ、飛電インテリジェンスさんの事は私が〝エンジェリーク〟(?)しておきました。 」
天王寺璃奈「……ありがとう。そう言ってくれると、嬉しい…!(或人に)せつ菜さん、やっぱりすごいな… 」
優木せつ菜「はぅわわわっ……!!(まじまじと或人の隅々を見つめている)み、見た目も声も本物…!!間違いないです!!すごい…!「仮面ライダーゼロワン」の飛電或人さんだ!!こんなところでお会いできるなんて嬉しい!! じ、実は私……特撮が大好きで…仮面ライダーも全作品欠かさず観ているんです!!率直に言って大ファンです!!あ、あのあのっ……握手をしていただいてもいいですか…!?✨(キラキラと目を輝かせる) 」
ヒロ「…………意外な人脈だな(或人の方へ歩く) 」
飛電或人「天使の拡散力ハンパねぇ~~~~~!!!!!! びっくりし過ぎて横"転し"かけた!!はいっ、アルトじゃ~~~~~ないt……( 'ω')ふぁっ!? ラ、ライダーファン……!?あ、あぁ……うん…どうも…(……あ、あぁ……あれだ…きっとこの娘は、"そっちの世界線"から来たんだろうな…)(驚きながらも半ば照れ臭そうに握手を交わす)いいんだよ。……?知り合い?(璃奈とせつ菜を交互に見つめる)) 」
イズ「ヒロさん、こんばんは。(ヒロに深くお辞儀する) きっと、あちらの優木せつ菜さんは、「仮面ライダー」というものがあくまで"テレビの中の存在"である世界からやってきたんでしょうね。(ヒロに解説する) 」
ヒロ「……………そういうことか。じゃあもしかしたら俺と同じような世界から来たかも知れんな…(せつ菜を見てイズに) 」
天王寺璃奈「私もせつ菜さんも、同じ同好会で活動してる。(或人の視線を見て) 」
優木せつ菜「ふわわわぁ~……こ、光栄です…!まさか、この世界で本物の仮面ライダーの人に出会えるなんて……あっ…!!り、りなさん…!?(至近距離に後輩がいて仰天し、思わず或人の手を放してしまう)ちちちちっ、違うんですこれは!スキャンダルとかそんな変なことでは……いえ!そんなことより!!見てください!あの「ゼロワン」の或人さんですよ!すごいです!こんなところでご本人を拝めるなんて!!ゼロワンといえば、令和始まって以来の初の令和仮面ライダーであり、人工知能をテーマとした世界観の中で暴走するAIと戦い…(オタク面が爆発しマシンガントークになっていく) 」
飛電或人「えっ!!?( ゚д゚) じ、じゃあ君も…アイドル…なの…?(呆然とした顔で指差しながら璃奈に)な、なんでそこまで詳しく知っているんだ…!!ファンの域を越えてるッ…!!(迫真)…でもなぁ…俺はアイドルというものには無縁だったから、今ここで君のライブを見て、改めて認識が変わったよ。飛電の造るヒューマギアもそうであるように、アイドルも誰かのために頑張っているんだなって。そんなすごい人たちなら、俺だって素直に応援したくなる。(せつ菜と璃奈に)ヒロが常日頃から「星空凛」ちゃんにエールを送っているのも、なんだかよくわかる気がするぜ(笑いながら) 」
ラフィエル「天界の情報網は伊達じゃありません(えっへん)ちなみに〝エンジェリーク〟というのは「天使の漏洩」という意味です。 仮面ライダー、かっこいいですよね~………エデン!(← 」
ミラーリン「佐賀県代表アイドル!!!!「ミラーリン」も忘れるんじゃあないぜ!!!!!!にゃ。 ご当地アイドルやゆるキャラの追随もゆ゛る゛ざん゛ッ゛!!!!にゃ。(戦国武将みたいな鎧や兜を着込んで旗を振り回している) 」
天王寺璃奈「せ、せつ菜さん落ち着いて………(マシンガントークを炸裂させるせつ菜に対し)……あ、愛さんみたいにダジャレ好きな人だと思ったらそんなすごい人だったんだ…(せつ菜の話を聞いて)…(或人の問いに対してコクリとうなずく) 」
イズ「『劇場版仮面ライダーゼロワン REAL×TIME』絶賛公開中です♡(ラフィエルに便乗してちゃっかり宣伝) 」
優木せつ菜「特に!!第24話!!天津垓の策略で暴走してしまったメタルクラスタホッパーを、ヒューマギアの社員みんなのデータをかき集めて作ったプログライズホッパーブレードをイズちゃんが彼に届けるシーン!それを手に取ったゼロワンが意識を取り戻すところ!!!社員みんなの気持ちでアークの呪縛から逃れられたところは涙必見です!!そこから、超必殺技のアルティメットストラッシュでにっくきサウザーをぼこぼこにするところも超快感で超かっこいいんです!!!そしてゼロワンはメタルクラスタという悪の力を正義の力に変えて今後の戦いに活かし……はっ!!わ、私としたことが…!!(赤面して取り乱す) 」
優木せつ菜「……!!お、応援……あ、あの或人さんにそう言っていただけるなんて…恐縮過ぎて…ひ、ひぇぇぇぇ><(恥ずかしさの余り璃奈の背に隠れる) 」
飛電或人「愛さん……?……あーーーーーーーーッ!!!もやもやの原因が分かったーーー!!愛!あいつだーーー!!!確か、彼女も「スクールアイドル」って言ってたんだよこの前さ!! そう!何を隠そうこの俺が「飛電或人」!社長でライダーで芸人なのはただ一人、俺だッ!!(自分に親指を向ける)そうだったのか~…!君は、えっと…璃奈ちゃん?だったか?愛の奴にはいつも笑わされているよ。彼女は俺の友達で良きダジャレ仲間でライバルでもあるんだが…うわあああああ気持ちは嬉しいけど今やられると世界観がごちゃつくからやめてくれえええええええええ(←(イズの宣伝を取り下げる) 」
ヒロ「…………見る人に元気を与えてくれるからな(或人の言葉を聞き)…俺はただのしがないアイドルオタクさ(或人に) 」
飛電或人「ところであれもアイドルなのか?(ミラーリン) 」
ラフィエル「…おや?飛電(ヒデン)に、エデン………なんだかものすご~く似てますね! 」
飛電或人「解釈違いです!!!!!(大汗) 」
イズ「あちらはアイドルの域を超えたGODでございます(ミラーリン) 」
天王寺璃奈「…… (|ー △ ー ;|の絵を顔にかぶせながらせつ菜の方を向く)そうなんだ…愛さん、いろんな人と友達なんだな… 」
ヒロ「…………アイドルのようでアイドルではない。アイドルだがアイドルではない(混乱したように或人に) 」
優木せつ菜「憧れの人に応援される……嬉しすぎて、言葉が、もう…っ……/// ひゃーーーーーっ(悶絶の余り璃奈の肩をブンブン揺らす) 」
ミラーリン「"ご"から始まって"い"に終わる言葉を言ってごらん。自分の胸に問いかければ自ずと答えは出るはずにゃん。 正解は生まれてきてごめんなさいだね!!!!SHINE!!!!にゃ。 ドゴッドゴッ(壁殴り代行アイドル始めました) 」
飛電或人「アイドルも極めれば神になるのか…(恐縮) よぉ~~~しっ…こうして出会ったのも何かの縁!ここはいっちょ!初対面の印象を色濃いものにするために、俺の"超"爆笑ギャグをかましてやるぜぇ!!(ステージへ飛び上がる) 」
電話猫「どうして壁殴り代行の電話をしてくるんですか…どうして…(電話がひっきりなしににかかってくる) 」
今日のボス:マイクスタンドになってました。
飛電或人「だはははははは!!!ぶうううううううん!!!バックします!!!! 爆笑しながら"バックしよう"!! はいっ!!アルトじゃ~~~~~~~~~~~ないとおおおおおおおお!!!m9( ・`ω・´) 」
シーーーーーーーン……(しらけたオーディエンスたちが一斉に帰っていく)
飛電ちゃちゃると「…………爆笑せずに、半"ば苦笑"…(ぴえん) 」
イズ「苦笑すら検知されませんでした 」
不破諌「(笑いの沸点が赤ちゃん以下の不破さんは離れたところで腹筋崩壊した末に気絶してしまう) 」
真島吾朗「ひぃ~~~~~ひひひゃ~~~!!今年もバックするでぇ~~~~~!!(爆笑しながら大型トラックを或人に向かってバックさせてくるギラギラした運ちゃん) 」
優木せつ菜「 ( ・ワ・ )??? えっと……あっ!ギャグもいいんですが、せっかくですから「変身」を見てみたいです!✨ 」
ヌマクロー「………………………………。(笑ってあげたいが許されない。設定という乾いた泥沼に埋まった私にその資格はなく、無慈悲な沈黙を西風が攫って行くのであった) 」
飛電或人「しないでええええええええええええ!!!!(大型トラックからガッシュみたいな走り方で超全速力で逃走する) うぐっ……!俺はどっちかというとギャグの方を見てほしかったんだけど……ははは… カ シ ャ ン ッ \ゼロワンドライバー !/ (苦笑しながら渋々と飛電ゼロワンドライバーを装着する) 」
天王寺璃奈「ちょっ、せつ菜さん…そんなにゆさゆさしないで…(せつ菜に揺らされうずまき目のボードを顔に被せる) 侑さんなら大爆笑しそう… 」
ヒロ「ポカーンとした表情) 」
ヤ無茶「(或人のギャグで撃沈している) 」
小太りの少年「(ポカーン) 」
鱗滝さん「 パァン (オーディエンスにビンタ) パァン (ヌマクローにビンタ) パァン (ヒロにビンタ) パァン (小太りの少年にビンタ) パァン (ちゃちゃまるにビンタ) 判断が遅い。 」
真島吾朗「どこいくんや桐生ちゃん!桐生チャァ~~~~~ン!!!(トラックのバック走で或人を追い回す) 」
ポプ子「(寒いギャグのお詫びとしてステージ上でエイサイハラマスコイ踊りをしている) 」
とばっちりを受けたちゃちゃまる「 ぴ え ん 」
ペニーワイズ「ぴえん(なぜかちゃちゃまるにビンタ) 」
桐生戦兎「えっ、「天才」?(※呼んでいない) (全くお呼び出ない桐生という部外者がのこのこ現れてバックするトラックに踏みつぶされる) 」
バンジョー龍我「オイセントォッ!!!! ニゲルォッ!!!! ツブレルッ!!!! オレノマグマガッ!!!! ツブサレルッ!!!!!(戦兎と共にトラックにぺっちゃんこにされる) 」
猿渡カズーミン「馬鹿かあいつら。 」
リアルムック「せつ菜ちゃんと仲良くする方法を教えてください(鱗滝さんにビンタされる) 」
鱗滝さん「 パァン (ワドルディのスマホの10連ガチャボタンをビンタ) 判断が遅い。 」
関羽「そんなものはない。現実は非常である…せつ菜い。(隙あらばダジャレをぶっこむ関羽) 」
飛電或人「ゼェ……ハァ……!!(なんとか公園を一周して逃げ切り再びステージへ戻ってくる) \ジャンプ !/ (取り出したプログライズキーのボタンを押す) …………………?(ドライバーにキーをオーソライズ(スキャン)しようとするが、何故か起動音が鳴らず「んっ?」と困惑する) おーーーーい…どうしたーーーー? カチャ、カチャ、カチャ… ! ! (何度オーソライズを試みてもドライバーからの反応がない) 」
優木せつ菜「んふっwww (或人のギャグには無反応だったが関羽のギャグには普通に噴き出す) あわわわっ…見てください璃奈さん!仮面ライダーの生変身ですよ!!これは目が離せません!!(ドライバーを装着した或人を指さしながらきゃーきゃーはしゃいでいる) 」
―――――― ジジッ……バジンッ…―――――― (その瞬間、せつ菜の目に映る或人の身体に僅かなノイズが走ったのを、彼女は見逃さなかった)
飛電或人「…ええいっ!もういいやそのまま入れちゃえ!(オーソライズせずにそのままキーをドライバーへ装填するが…) \エラーライズ !/ …… …… ……。 (案の定エラーが発生し、バッタ型のライダーモデルも出現せず変身できない)………イズー…故障かなー…?(´・ω・`) 」
ラフィエル「……おや?おかしいですね…これは〝変、「し~~~ん…」〟としてしまいました。 」
イズ「ピコピコピコ…(耳に装着されているヒューマギアモジュールで衛星ゼアと交信し、情報更新を行う)……衛星ゼアに異常はありません。ゼロワンドライバーの方も同様に正常反応が出ております。 」
ヒロ「殴ったね………?親父にも………打たれたことあったな ……ん?どうした或人?(或人の様子を見て) 」
優木せつ菜「……?なんだか様子が可笑しいですね…?どうしたんでしょうか―――――!(一瞬、或人の全身に迸ったノイズに散瞳する)……っ…?(今のは…なに……?)(目が乾燥しているのか、あるいは疲れているのかと思いこんで何度も目をぱちくりさせる) 」
ペニーワイズ「殴ってなぜ悪いか!(ヒロに対してなぜかブライトさんのポーズ)貴様はいい!そうやってわめいていれば気分も晴れるんだからな!!!(なぜかちゃちゃまるにドロップキック) 」
ラフィエル「…ほ、ほんとにおかしい…!?💦(アセアセ) 」
飛電或人「うまいッ!!!!(ラフィエルに脱帽)え~~~~…?ほんとぉ~~?(´・ω・`) っかしぃなぁ……じゃあなんでだあ?電池切れかぁ?そんなわけないかぁ、これ電池で動いてるわけないし… あ、いや…なんかいつも使ってるドライバーの調子がおかしいみたいでさ…変身できないんだ。 あ、君…ごめんね?せっかくお願いされたのに、こんな時に限って不調みたいでさ…(心底申し訳なさそうにせつ菜に告げる) 」
天王寺璃奈「あれが、生仮面ライダー…何となくは見たことあったけど本当に生で見るのは初めてかも………ってあれ、変身しない…(或人の様子を見て)……ちょっと見せて………(ドライバーを見る) 」
イズ「……通常業務に支障を来す為、一度会社へ戻って緊急メンテナンスを行ってみましょう。 」
ヒロ「………なんか心当たりはないの?こう…水飲んでる時にこぼしたとかさ(或人に) 」
ラフィエル「あらら…或人さん、ここのところ戦い詰めみたいでしたからね… 」
優木せつ菜「……!い、いえ…!こちらこそ、急なお願いをしてしまいごめんなさい。そうですよね、なんたって仮面ライダーですもの…本当の危機に直面しないと変身できないことだってヒーローのお約束ですから…!(或人たちの様子を見て「きっとそういうことじゃない」と内面では判断しつつも、そうやって場を濁すことしか今は言えないと思いそう応える) 」
ヒロ「僕が、そんな安っぽい人間に見えますか!(ペニーワイズにそう言いながらなぜかちゃちゃまるに森伊蔵を飲ませる) 」
飛電或人「ああ、そうしよう……ん?いいけど…(イズとの会話中、璃奈にお願いされてそっとドライバーを彼女に渡してみる)…もしかして、"そういう"の詳しい感じだったり?(ドライバーを見つめる璃奈に)へー!いわれてみれば…そうかもしれないな…(せつ菜の言葉になぜか普通に納得して頷く)おいおい!こいつは"水"中戦にも耐えうるスペックだぜ?そんなやっ"すい"造りじゃ…はいっ!アルトじゃないとーーー!!!(ヒロに)ああ、うん…それもそうだったな…(ふぅと肩と落としながらラフィエルに) 」
優木せつ菜「ふっふっふ…何を隠そう、この「天王寺璃奈」さんは!!機械にと~~~~~ってもお詳しいんです!!スクールアイドルの公式サイトやアプリ、ヘッドフォンにスピーカー…果ては高性能スーツからブースターまで造れちゃうんですよ!ヤバイですね!!! それで、璃奈さん、どうでしょう……? 」
飛電或人「なんだってェ゛ーィッ!?!?!?(璃奈に迫真の仰天)う、ウチ(の会社)に欲しい人材だ…っ……(声を震わせる)「A.I.M.S.」で技術顧問をしていた唯阿さんを思いだすよ……あ、そういえばイズ。不破さんって今どうしているの? 」
イズ「(彼は)無職です。 」
不破諌「 チーーーーーーーーン (その頃、無職のゴリラは茂みの中で気絶していた) 」
天王寺璃奈「…私、情報処理学科だから。(コクリとうなずき)…………(隅々まで見る)もしかしたら中で断線が起こってる可能性もあるけど…少なくとも外面的に異常はないように見える。(せつ菜に) 」
飛電或人「ZAIAと離反してA.I.M.S.を辞めて…役職がふわふわしてんな…不破さんだけに……ぶっふぉwwwww(自分のギャクに自爆する)行く宛てないなら今度ウチに誘ってみるか~。 しっかし今どきのアイドルってすげえな…ただ歌って踊れるだけじゃなくなんでもできるのか。せつ菜は、何か特技はあるのかい? 」
優木せつ菜「はいっ!スクールアイドル同好会には、いろんな個性を持った人たちがたくさんいますよ! ……私ですか?料理ができます!!!!(※上手いとは言っていない)璃奈さんありがとうございます…!お礼に今度私の手料理をご馳走しますね!✨ 」
ヒロ「………今のは水中戦のすいとやっすいのすいをかけたな(解説)じゃあ何さ。どっかに強くぶつけたりしたか?(或人に) 」
天王寺璃奈「ま、まだ現状が打破できたわけじゃないから…その後にでも…(なんとか手料理を避けようとする) 」
飛電或人「いやいや…!学生にしては手先器用過ぎるしそもそもそういうものまで造れる技術や知識を持ってるだけでやべーよ!!アイドルすげぇーな…ますます興味が湧いてきた… そ、そうか…!ありがとう…君の意見が聞けただけでもうれしいよ(返却されたドライバーを受け取り、璃奈に「ありがとう」と微笑む)料理だって!?俺もその手の学校を卒業しているんだ!(※中の人ネタ)よしっ、だったら機会のある時に料理会だ!三角巾を頭に巻いて"参加ク"ッキング…!はいっ!アルトじゃないとおおおおおお!!! 」
ヒロ「……料理、料理…?(せつ菜の言葉を聞き) 」
ヒロ「………… 」
ヒロ「(不安しかない)(料理会と聞き) 」
飛電或人「どうだかなぁ…ラフィエルの言う通り、ここ最近の戦い続きでいろんな衝撃を受け過ぎた影響があるかもしれないな。とにかく、帰って調べれば一目瞭然さ。なんたってウチは最先端のAI技術の宝庫だからね。(ヒロに) うしっ、そうと決まれば…イズ、会社へ戻るか。 みんな心配してくれてありがとな。それから…俺、スクールアイドル同好会、だったか?ファンになっちまいそうだよ。(二人のアイドルににししと笑いながら、イズと共に歩き去っていった) 」
イズ「それでは、失礼いたします。(全員に深くお辞儀し、或人と共に去っていく) 」
飛電或人「…………(それにしても、せつ菜が料理できると聞いた時に璃奈とヒロの様子が可笑しかったな……もしかして…――――)―――― 震えるほど美味しいのかもしれないな!! んんんっ、次に会うのが楽しみになってきたな~~~(帰り道にそう呟きながら、ついにその姿を消す) 」
ヒロ「………そ、そうそう。現状を打破してからパーっと食べようや!(璃奈に付け加えるようにせつ菜に)………(あっ、余計なこと言っちゃったかも)(或人の“一目瞭然"という言葉を聞いて) 」
天王寺璃奈「あ、ありがとう…(去っていく2人にペコリと頭を下げる)……(一目瞭然…思ったより早く料理を食べることになるかも………)(無表情だがヒヤヒヤしている) 」
優木せつ菜「……!!(或人の言葉に感極まる)こ、こちらこそ…!ありがとうございました…!!(立ち去っていく或人とイズに深く深く頭を下げて見送りだす)…………はぁぁぁぁ……生きててよかった…(両手を胸に当て放心している)…璃奈さん…私は…この世界にやってきて、最初は皆さんと同じように不安を抱えていました。でも、ここにはいろんな人の「大好き」で溢れている…!私の「大好き」も、確かにこの星にある…!そんな素敵な場所で、大好きなアイドル活動ができて、私はとっても嬉しい気持ちでいっぱいです!これからももっともっと精進していきましょうね!!✨ 」
天王寺璃奈「…………うん……!璃奈ちゃんボード、むん!(せつ菜の言葉を聞き、むんっとした表情の絵を顔に被せる) 」
ヒロ「…頑張れ…(2人を見て呟く) 」
優木せつ菜「璃奈さんも気合ばっちりですね!それじゃあ、時間も時間ですし…私たちも帰りましょう………!!あ、あーーーっ!!!そ、そういえば……もうすぐ『伐刀戦隊 ブレイジャー』の放送時間じゃないですか!!こうしてはいられません!!急いで帰宅しなければ!!(オタクとしての使命感がメラメラと燃え上がる)それでは私はお先に!!おやすみなさい!!!(すごい勢いで走り去っていった) 」
天王寺璃奈「う、うん…おやすみ…(ポカーンとした表情を描いた絵を顔に被せる)……(歩き去っていく) 」
キ ィ ―――― 時 間 停 止 ―――― ィ ン
その時、風が凪ぎ、カラスが鳴き止み、点滅する信号の光が消え…世界が停まった。
誰もいなくなった公園…そして、停止した時間の中…柱から三つの人影が一人ずつ現れ出でる――――
××××「――――――……『ゼロワン』のブランク化を確認。"ジャック"は成功ね。 」
×××「あとは新たな「依り代」を探さないといけない。次の目星はついたか? 」
××「適合者は既にマークしている。いつでも接触できるよ。 」
××××「………いよいよ始まるのね、新たな時代が… 」
×××「そのために、旧い時代には消えてもらう。俺たちの"王権"を復活させるため…! 」
××「フィククク…ッ…!なんだか楽しいことが起こりそうな気がする…♪ さあ、行こうか……『彼』が癇癪を起して、この星を破壊しちゃう前に…――――― 」
ン ィ ―――― 開 再 間 時 ―――― ィ キ
停止した時間が元に戻っていく。風が吹き付け、カラスが鳴き、信号は点滅を繰り返し……あの人影は消えた――――
ヒロ「……(果たして或人のやつ…問題は解決したのだろうか…?(ベンチで腕を組んで唸っている) 」
優木せつ菜「ほっ、ほっ、ほっ……(ランニングウェアを着込み走っていた)………? ふぅ……(走行中に昨日出会ったヒロを見つけ、彼の傍で立ち止まる)あなたは、昨日の…えっと、確か…(ヒロの前で首を傾げる) 」
ヒロ「……んっ(せつ菜を見て)君はせつ菜ちゃんか!あ、そういえば名前言ってなかったっけか。俺はヒロってんだ。 」
優木せつ菜「覚えていてくれたんですね!ありがとうございます! ヒロさん、というのですね。男らしくていい名前ですね!まさしく「ヒーロー」って感じです!私はアニメや漫画のヒーローやヒロインが大好きで憧れておりまして、その言葉の響きだけでこう…興奮しちゃうんですよね!あ、ヒーローといえば!あなたは見ましたか!?昨夜の『伐刀戦隊 ブレイジャー』!伐刀者という不思議な力を宿した五人の剣士で結成された戦隊ヒーローです!ちょっとおちゃめなところも多くて面白いのですがバトルシーンは白熱してギャグとシリアスのギャップがすごいことで定評のある作品なんですよー!そして昨夜放映された話ではついにレッドの過去g(ry 」
ヒロ「そう言ってくれると嬉しいね!なんか、ヒーローになったような気分だよ……え、あ、ごめん見てな…!?!?(あ、スイッチ入った……… 」
ヒロ「ヒロ「そう言ってくれると嬉しいね!なんか、ヒーローになったような気分だよ……え、あ、ごめん見てな…!?!?(あ、スイッチ入った………)あ、あの…せつ菜ちゃん…!? 」
優木せつ菜「 強いぞ~♪ ヤバいぞ~♪ 吠えちゃうぞ~♪ 伐刀戦隊・ブレイジャー♪ 奮い立たせろ 魂(デバイス)を~♪ 正義の刃 みせてや~れ~♪(いつの間にか主題歌を歌っている始末)……はっ!私としたことが…ごめんなさい!いつもの悪い癖が出てしまいました!「大好き」なことを喋り始めると歯止めが利かなくなって…(おどおど) 」
ヒロ「い、いいってことよ…それだけ好きなものに熱くなれるって良いことだと思うよ。君の魅力だから、そんなにおどおどしなくてもいいよ(ニコッ 」
優木せつ菜「 ……!ヒロさんも、優しいですね。 地球とは似て非なるこの世界に来た時に、不安だったんですよね。自分の「好き」なことを発信して、馬鹿にされたり否定されたりするんじゃないかって…(静かにヒロの隣に座り込む)…でも、ここにはそんな悲しいことを言う人はいませんでした。まるで、同好会のみんなのように、温かい言葉をかけてくれるんですよね。そこで気づいたんです。ああ、きっとここは…「いろんな人の大好きで溢れた世界」なんだなって。それって、なんだかとっても素敵なことですよね! 」
ガヴリール「言いたいやつには言わせときゃよくね…(コタツでうつ伏せに寝そべってノーパソでネトゲ三昧) 」
ヒロ「………そうだな…人によって大好きなものは違う。人がいるだけ、いろんな"大好き"があるけど…この世界はそれを全て受け入れてくれる。確かに、素敵だな。………ん、地球?(せつ菜の言葉を聞き)まさか、君も… 」
優木せつ菜「わぁ…好きなことを全面的に体現している!ちょっとうらやましいです…✨(ぇ(ガヴリールを見て)……??その様子ですと、もしかして、ヒロさんもですか?(きょとん) 」
はらぺこあおむし「(大好きなハロウィンのアルバイトをしている) 」
ミヤコ「ミヤコは、プリンがとっても大好きなの~♪ はむぅ~♪(プッチンプリンを食べている) 」
ココア「私はねぇ…えへへへ…チノちゃんが大好きだよぉ…♡ 」
チノ「(身の危険を察し喫茶店を急遽閉店する) 」
ヒロ「………ゲームが大好きな人にとっちゃ素晴らしい環境だな(ガヴリールを見て)まぁな。ここには他にも地球から来た人はたくさんいるから。君も気づいたらここにいた感じかな? 」
ガヴリール「…あ、ちょうどいいや。蜜柑もってきて。(せつ菜をパシらせる) 」
優木せつ菜「そうです!!気が付いたら同好会メンバー全員と部室ごとこの世界に…今では私も含め皆さんすっかり馴染んでしまいましたけどね(苦笑)でもでも!昨日の件もそうでしたが!私は大変気に入ってますよ!なんたって、私の大好きなキャラクターが現実のものとして目の前に実在して、そしてお話しできるのですから!まるで夢みたいです…♡今でも夢なんじゃないかと疑ってしまうくらいです~♡(恍惚そうに蕩けている)あっ!!!あそこにいるのは…!!『 プリンセスコネクト!Re:Dive』のミヤコちゃんでは!?プリンが好きな幽霊の女の子…可愛いですよねぇ~…♪ 」
優木せつ菜「み゛っ、蜜柑ですか…!?えっ…と~……でもこの辺コンビニやスーパーとか見かけないですし…オレンジジュースでよければそこの自販機でも買ってきましょうか? 」
ミヤコ「ん~…?おまえ、誰なの~?ミヤコにプリンくれるの~?なんでもいいからプリンよこせなの~! 」
ガヴリール「いやだめに決まってんじゃん…だってほらお前、コタツだぞ?コ・タ・ツ。…お前、コタツに自販機のジュースって、聞いたことある?(せつ菜に) 」
ヒロ「め、メンバーごと!?集団で誘致されるケースもあるんだ………(驚いた顔で)…まぁな。アニメとかで見てたキャラクターが目の前にいたらそりゃ驚くな……(うんうんとうなずき)あぁ、可愛いな…ああやってふわふわ浮かんでるとことか…(スッとミヤコにプリンを差し出す) 」
ヒロ「蜜柑はみっかんなかった(寒(ガヴリールに) 」
ガヴリール「アルミ缶の上にあるだろ(返(ヒロに) 」
優木せつ菜「なんだか私いろんな人にパシられてる気がする!!💦 ひぇぇ…そ、それはそうですけど……💦(ミヤコとガヴリールの二人を前にたじたじ)な、なんでピンポイントでプリン持っているんですか!?すごいです…!もしかして、蜜柑持ってたりしませんか…?(ダメもとでヒロに耳打ちしながら) 」
ヒロ「ん?蜜柑か…?(せつ菜の耳打ちを聞いて)………上手い(アルミ缶の上に乗った蜜柑を出す) 」
優木せつ菜「返ってきたのは寒いギャグだった! アルミ缶の上にある蜜柑……はいっ♪せつ菜じゃ~~~~ないとっ♪m9(* ^ᗜ^ *) ペカー✨ 」
ミヤコ「うむうむ、ヒロはよくわかってるの~。それでこそミヤコの奴隷なの~。あむっ♪(貰ったプリンを食べ始める) 」
ガヴリール「いいから早く(キメポーズしながら「せつ菜じゃないと」してるせつ菜を無慈悲にも急かす) 」
ヒロ「…………お願いだからギャグを取らないでー…って声が聞こえてきそうだな(せつ菜の決めポーズを見て)奴隷認定されてる!? 」
優木せつ菜「あわわっお、お、お待たせしました~!💦(そう言って彼女に蜜柑を差し出す)ひぃ…助かりました…!それにしても、いったいヒロさんのポケットはどうなっているんですか…プリンとか蜜柑とか、それもタイムリーに欲しいものがすぐ出てくるなんて……はっ!もしかしてヒロさんは……ド〇えもんですか!?未来人ですか!? 」
優木せつ菜「今のギャグは愛さん譲りです!あの人のダジャレにはいつも困っ…コホンッ いつも笑わされちゃいます💦 」
ガヴリール「……あいつ(或人)呑気にギャグなんか構えてる場合じゃないだろ…(ヒロに) 」
ヒロ「んー、そうだな…一言で言えばブラックホール…かな?(何 ちなみに多分ドラ○もんもこの世界じゃどっかにいるぞ(ぉ 」
ヒロ「まぁ、或人のライバルだからなぁ…(ある意味いい勝負ともいうけど…) それは‥そうか(ガヴリール言葉を聞き) 」
ガヴリール「お、これこれ。やっぱコタツには蜜柑に尽きる… モグモグ(蜜柑の皮を向いて一欠片ほど口に放る) 」
優木せつ菜「それじゃあ逆に吸い込んじゃいますよー!星のカー〇ィですか!ホワイトホールです!「白い明日が待ってるぜ」の!……(ガヴリールの発言に、昨夜の或人の様子を思いだす)……ヒロさん。あの…昨日の件ですけど…実は私、気のせいかもしれませんが…なにか変なものを目にしてしまったような気がしたんです。 」
ヒロ「……その発想はなかった(ぇ ……変なもの?あの時に?……なんかの鍵になるかもしれない。どんなものを見たの? 」
優木せつ菜「それがですね…えと…或人さんの身体です… 私の見間違いかもしれませんが…ほんの一瞬だけ、ビリビリって…なんだか、ノイズのようなものが或人さんの身体に発生したような感じがしたんです。最初は、変身ベルトが故障して電流が流れたのかな?って安直な思い込みをしちゃいましたが…思い返すと、そんな感じじゃ無いような気が……なんだったんでしょうか…あれ……(うーんと考え込む) 」
アナログ放送ヌマクロー「・・・・・・・・。(全身にノイズが走っている) 」
地デジヌマクロー「…………………。(可もなく不可もなく普通に映っている) 」
ブルーレイ版ヌマクロー「.。:*+゜゜+*:.。.*:+☆.。:*+゜゜+*:.。.*:+☆.。:*+゜゜+*:.。.*:+☆。(青が綺麗) 」
不破諌「違いが全然分からねえええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!(単細胞故の弊害) 」
ヒロ「…変身のあたりにってこと?故障じゃないならもしかしたら…誰かが或人を狙って電流を流した可能性もあるかもしれないな… 」
仮面ライダーウォズ(クイズ)「ではここで問題!飛電或人に電流を流した犯人は次のうち誰か? 」
ピカマン「(ヒロの言葉を聞きピカマンの頭に天翔龍の閃きが迸った)やったのお前だろ、お前だ、いいね?(デデンネをカツアゲする。ピッピ人形(メロン限定販売)手に入れた) 」
ゴロゴロの実を食べてしまったスモーカー中将「悪ぃ…オレのズボンがゴロゴロの実食っちまった。次ァパラミシアになるといい… 」
エレクトリックメカチャージマン=ケン「きっとジュラル星人の仕業に違いない!今度という今度は許さないぞ! 」
デデンネ(ペルシアンの姿)「(じめんタイプ)ち、違うのだ!ジャガーさんはただ故意にスタンガンを使っただけなのだ!ジャガーさんは何もしていないのだ!(と、エンジェウーモン(ジバニャン)は告発文を偽装し裁判所に提出、その上で法廷で真実を証言しました) 」
ペニーワイズにぬれぎぬを着せられたちゃちゃまる「 ぴ え ん 」
痺れるようなうまさ!みんな大好きたくあん「んまああああああああああああああい! 」
米国の村人「こいつが人狼!絶対こいつが人狼!!(手当たり次第自分を犯人だと思ってそう(妄想)な人に指差し生贄にしようとする) 」
占い師ワイト「うーーーーんワイトもそう思います(占い忘れた) 」
奴隷共『(犯人は)あいつだー!(通りかかったベジータを指す)』 」
ベジータ「 !? 」
ちょっと男子!系の女子「ちょっとみんな静かに!大事な話が聞こえない! 」
Coffin dance「デデデデデ デデデデ デデデデデデデデデ……(人狼(犯人)で棺桶ダンスできる時を心待ちにしております) 」
優木せつ菜「これが今巷で有名な『Among Us』ですか……いやなんか違う気がします!!💦 」
米国の村人「こいつ!!!絶対こいつが人狼!!!!(アイコンで示している方向に指差す) 」
夜神月「うわああああああああああああああああああ!!!!!!!(指される) 」
夜神月「・・・・・・・・・ふっ、ふふっ・・・・・そうだ・・・僕が犯人(キラ)だ・・・・・!!! 」
ピーポ君「逮捕します(夜神月を連行) 」
夜神月「やめろあああああああああああああああああああ!!!!!(#この夜神月は連行されました#) 」
ツクヨミ「だーめだごりゃ…(諦観) 」
ヒロ「…………犯人候補多くね!? 」
仮面ライダーウォズ(クイズ)「――――――"正解(エサクタ)"!! 」
優木せつ菜「ん~……でももし電流を流されたら普通気絶しちゃいますよね… だから流されたわけじゃないと思うんですよね…(ド正論) 」
ベジータ「あの野郎は天才だ!!!(せつ菜に脱帽) 」
ツクヨミ「でも、電気じゃないんだとしたら………まさか、誰かにハッキングされたってこと? 」
優木せつ菜「ハッキングですと!?なんだか興に乗る考察ですね…!ラノベ作品にありそうな展開……って、あれーーーーー!!?✨ あ、あなたは…ツクヨミさんでは!?ほわわっ…『仮面ライダージオウ』のツクヨミさん!かわいい!!美人!!好きです!!!(ぇ 」
ツクヨミ「えっ?え、ええ…そうだけど。か、かわ……そ、そんな…あ、ありがとう。 …圧すご(汗) 」
ヒロ「………確かに。ベルトに流された可能性も…………(せつ菜の意見を聞き)‥ハッキング!…あれってコンピューターで動いてたの?(ぇ(ツクヨミの言葉を聞き) 」
肉「オタクなら俺を知らないはずがない。そう……我が名は肉!!名はまだない!! 」
優木せつ菜「すごいですすごいです!本物のツクヨミちゃんです!!(いつのまにかちゃっかり彼女の手を取っているわ、「ちゃん」付けで呼んでいるわで興奮している)ふふふ…解説しましょう!或人さんが使っていたあのベルトは「飛電ゼロワンドライバー」です!人間の手でヒューマギアをコントロールするための「新時代セキュリティシステム」が組み込まれておりまして装着するとその人の脳が衛星ゼアに無線接続されて人工知能に匹敵する演算速度を持つヒューマンマシンインタフェースが構築され人工知能と同等の圧倒的な思考速度が得られるんですがこれがまた(ry 」
優木せつ菜「まあつまるところ変身ベルトには夢と希望がたくさん詰まっているのです!ヤバイですね!!!(聞いてない) 」
ツクヨミ「え、知らなかった?私はまあ、一応交流もあるし、知らないこともないけど。(ヒロに) わっ…すっごい強引…。ツクヨミ「ちゃん」って…あれ、私達って初対面…だよね? うわぁ、めっちゃ詳しい……何この人。 」
ヒロ「………………脳みそが衛星に接続?人工知能並みの知識?…確かに、ハッキング余地は十分にあるな。それか…無線をなんらかの方法で妨害したか… 」
ヒロ「あ、交流がある…………あ、よくわかった。彼女の反応でよーくわかった(せつ菜の反応を見てツクヨミに) 」
優木せつ菜「そうですよ!なんたってツクヨミちゃんは、劇場版『 仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』で、平成×令和という決して交わってはいけない時間軸同士の中でゼロワンの或人さんと共闘関係にありましたからね!あの映画は胸アツだった…DVD借りないと…(オタク故の使命感が燃え上がる)はいっ!私は優木せつ菜と申します!スクールアイドルをしています!よろしくお願いします!(握手を交わす)あぅわわ…っ…感無量…っ……!✨ 」
ツクヨミ「よ、よろしく…(苦笑)ほんとによく知ってるわね……その上マシンガン並みのトーク力〔りょく〕。アイドルってみんなこんな感じなのかしら…。 」
優木せつ菜「ツ、ツクヨミちゃんとお友達(※勝手にそう思い込んでいる)になっちゃいました…!!ぅうううううっ嬉しい…(´;ω;`)……はっ!いけないいけない!大事なお話の真っ最中でしたね!……ただ、或人さんの件はあくまで「気のせい」であってほしいです。私はただそう祈るばかりです… 」
ヒロ「…俺も、そう祈るばかりだよ。まぁ、大丈夫さ。きっと今頃或人が色々調べて…特に異常はなかったって出るさ!(内心不安に思っているが、せつ菜を元気付けるように気丈に言う) 」
ツクヨミ「いやいや、お友達ってそんな…。 (本題へ戻り)うーん………あっ 💡 (少し考え、何かを思いつく) 」
優木せつ菜「ベルトに異常はありませんでした…以上ッ!!はいっ♪せつ菜じゃ~~~~ないとっ♪m9(* ^ᗜ^ *) ペカー✨ ツクヨミちゃんが何か閃いたようです!どうかしましたか…? 」
ツクヨミ「…ねえ、せつ菜。あなたが見たっていうのは、あなた自身の中でも確証が得られないのよね?だったら………もう一度、確認しにいきましょう。そのほうが手っ取り早いし。 \ ターイムマジーン!! / あなたが実際にそれを見たかもしれないっていう日時に遡れば、何が起きていたか、今度は客観的な目で見られるかもしれない。 」
優木せつ菜「―――――!!(突如現れた巨大なマシン「タイムマジーン」に目を奪われ呆然と立ち尽くす)こ……これは……ッ…!!!たたた…タイムマジーン…!!?✨(っ'ヮ'c) …す、すごい…すごいですっ!!!もしかして、乗せてもらえるんですか!?(大興奮)ヒロさん見てくださいよこれ!!「タイムマジーン」ですよタイムマジーン!!「時空転移システム」によってあらゆる時間に跳躍することができる…いわば、タイムマシンです!!!ヒロさんの言っていたドラ〇もんですよ!!実物を見たのは初めてです!!ヤバイですね!!! 」
ヒロ「……………こ、これタイムマシン!?(タイムマジーンを見て)…いるとは思ってたが…実物を見るのは俺も初めてだ……!!(驚いた表情で) 」
ツクヨミ「コホンッ… もし本当に何かが起きていたのだとしたら、見に行ってみるだけ価値はあると思うの。逆に何もなかったのだとしても、「何もなかった」という事をこの目で確認しない限り、せつ菜の抱えるモヤモヤは晴れないだろうし。そうして突き詰めていくとね、「百聞は一見に如かず」ってことになったの。 」
優木せつ菜「これはもう…確かめに行くしかないですよ!!『仮面ライダージオウ』の主人公、常盤ソウゴさんの口癖を借りて言うなら…「なんかすごいことが起こりそうな気がする」!✨ ヒロさんも行きますよね!?タイムスリップなんて普通じゃ絶対体験できないですから!!ね!!? 」
ヒロ「(ガチで或人なら言いそうだな)(せつ菜のギャグに対し)…あぁ、行こう! 」
ツクヨミ「決まりね。(なおキマリは通さない) えーっと、時間は……(タイムマジーンに乗り込み、設定中)…あ、ねえ、あなた達が居合わせた正確な時間、憶えてる? 」
優木せつ菜「(えっと…この場合だと…) 2021年1月15日20時30分頃…だった気がします! 」
ヒロ「………よ、よーく覚えてるなー…俺日付しか覚えてないよ(せつ菜に) 」
優木せつ菜「ふふんっ♪これでも記憶力は良い方ですよ~!(ふんすっ) 」
ツクヨミ「『2021年 1月15日 20時30分』ね…… ヨシ( 設 定 完 了 )できたわ。ふたりとも、しっかり掴まって。 」
優木せつ菜「きゃーっ♡ わくわくっ、どきどきっ!です! いざ!過去の世界へレッツゴー!ですよ!! 」
ヒロ「よっしー!!いくぞー!!! 」
現場猫「続きの展開が気になるところですが、尺の都合でここでいったんカットです 」
優木せつ菜まる「 ぴ え ん 🥺 」
電話猫「どうして……(次回予告でギャン泣き) 」
ちゃちゃまる「うおー!そりゃないぞー!(ぴえん) 」
ヒロまる「ぴえん 」
ペペペーペ・ペーペペニーワイズ「黙ってテレビにかじりつけー!!!(ちゃちゃまるを掴む) 」
ちゃちゃちゃーちゃ・ちゃーちゃちゃまる「うおー!!おろしてくれ~~~~!!!!(ジタバタ) 」
ボボボーボ・ボーボボ「うるせー!!!!(ちゃーちゃちゃまるとペーペペニーワイズを蹴っ飛ばす) 」
ポポポーポ・ポーポッポ「知らねええええー!!!!!!(ちゃーちゃちゃまるとペーペペニーワイズとボーボボにブレイブバードで突き飛ばす) 」
ヒロ「(お茶を飲む) 」
優木せつ菜「ひゃぁぁぁぁあああーーーーっ♡ 見てくださいヒロさん!この近未来的内部構造!!これが未来のタイムマシンですよ~~!!(お茶を飲んでるヒロの背中をバシバシ叩きながら興奮している) 」
ヒロ「あだっ、こぼれる、こぼれる…!(お茶を飲み干す)…テレビで見ていただけだったけど、こう見ると…時の流れの速さが半端ないな(外の光景を見ながら) 」
優木せつ菜「今私たちがこうしている間にも、実は目まぐるしいスピードであらゆる時間を超えていると思うと…なんだかファンタスティック♪ですよね…!!ま、まあ冷静に考えたら一日前に戻るだけですけど……いつかはもっと遥か昔の時代にさかのぼってみたいですねー!!!(興奮しすぎて密閉空間の中でうるさい声がギャンギャン響いている) 」
はらぺこあおむし「(タイムマシンが走る異空間の中でハロウィンのアルバイトをしている) 」
ヒロ「…そうか、これでも1日戻ってるだけなんだよなぁ(外を見ながら)この世界の最古とかな、地球みたいに長年の時を経てできたわけだし、気になるよな!(…め、めっちゃこだましてる…) 」
優木せつ菜「地球には古来からの歴史が書物に表れて現代にも残っていたりしますが、この世界にはどのような歴史があるのでしょう? 」
ヒロ「…俺も詳しいことははっきりわかってないが、戦争とかがかなり多かったみたいだな。(広辞苑並みの分厚さの書物を取り出し、ペラペラめくる)………すっげえな、10年前から現代だけでこの一冊だぜ、相当の歴史があるな… 」
優木せつ菜「どっから出てきたんですかそれ!!!!さも当たり前のように出しましたよね今!!!? ふむふむ、なるほど…まさに「一冊の本などにはまとめられないほどに、混沌世界の歴史は豊潤だ!」(CV:黒ウォズ)って奴ですね!!(彼の隣で書物を覗き見る)……ん?ちょっと待ってください!…「2020年6月11日 全宇宙のヒロたちが星空凛を巡って戦う」……何ですかこの歴史は???? 」
ヒデンのアルト君「ふっふっふっ…わっかんねえだろ?俺もわかんない。(吹き出しから出てきてすぐに帰っていく) 」
ジャガーさん「ぜんぜんわからん!!! 」
ジュラル星人「知らんな 」
武藤遊戯「まるで意味がわからんぞ! 」
惑星ヒロから連れてこられた奴隷「そんなこと知るか。 」
ヒロ「…あぁ(せつ菜の様子を見て)…全宇宙のパラレルワールドの俺が集められて戦いが繰り広げられた。よくわからないだろ。俺もついていけなくてそれしか説明のしようがないんだ(眉間を指でグリグリしながら) 」
蝶の先生「一 切 の こ と は 分 か り ま せ ん 」
関羽さん「そんなことは知らん。 」
ポプ子「あーそういうことね、完全に理解した(わかってない) 」
優木せつ菜「いろんなヒロさんたちが集まって戦わなければ生き残れない熾烈なバトルファイトがあったんですね。よくわかりました!(※わかってない) 」
ヒロ「………そう言うことだ!(思考の放棄)この世界はたまに真面目に考えたら負けな歴史もあるからな(糸目) 」
優木せつ菜「へぇ~…ヒロさんにとって思い出のある出来事ってなんですか?(ふと改まった質問を投げる) 」
ヒロ「えっ?(せつ菜の唐突な質問に目を見開き)そうだな~、色々あって一つは選べないけど…カオスマッシュピード………かな("2019年12月15日 混沌史上最大規模の大乱闘『カオスマッシュピード』が開催される"と言う項目を指でなぞりながら)一言では言い表せないくらい、熱い戦いで…いろんなことがあったよ。 」
優木せつ菜「 あっ! それ、私も知ってます!当時は同好会の皆さんと一緒に観戦していました!ライブのようなものすごく熱くて盛り上るバトルロワイヤルでしたよね!!一応これでも、大会が始まる前のライブパフォーマンスで他校のスクールアイドルの方々やボーカロイドのみなさんと一緒に歌を披露したんですよ?あの時は、なんだか…方向性は違っても、みんなが一つになれた瞬間って感じがしましたね…!ここにきて日が浅い私にとっても、思い出深いです!! 」
ヒロ「そういえば!それなら話が早い。…改めて、人の輪の強さを感じたよ。最初は闘いあってた人たちが最後は力を合わせて敵に打ち勝つ…この"人の繋がり"は決して切れることはない。そんな気がしたよ。 」
優木せつ菜「……!な、なんて感動的なフレーズ…!!✨まるで私の大好きな漫画やアニメにありそうな展開!そうですね、そうですね!最初は争っていたライバル同士が、最後には互いに共闘し強大な敵に立ち向かう…!人と人の絆を描く物語…!!くぅ~~~~~~~っ……!!!まさにヒーロー!ですね!!!素晴らしい武勇伝です!! 」
ヒロ「俺もその場で戦えた事を誇りに思ってるよ。まさに、みんながヒーロー…って感じだったな。 」
☢ ー E R R O R ー ☢ (突如、けたたましい警報が鳴りだす)
優木せつ菜「"ヒロ"さんだけに!ですね!はっ♪せつ菜じゃ~~~~ないtひゃあ!?なななななにが起こりました!!?(警報に飛び上がる) 」
ツクヨミ「……! な、何…!? 」
ヒロ「ヒロだけに…か、上手いな…!?な、何だ!?(警報を聞き) 」
ブーーーーーーーーーッ!! ――――――――――――――― ガ シ ャ ン ッ ! ! ! (そして直後、転移先の進路が突然シャットアウトされてしまう)
優木せつ菜「きゃーーーっ!!今度は何ですかぁっ!? はっ!これはもしや…先程のヒロさん(のお茶)のせいじゃないですか!?ここは責任を持ってヒロさんに償ってもらいましょう!(何)(ヒロの両肩を掴んでブンブン揺らす) 」
ツクヨミ「―――――――――!あっ……うそ……!なんで…… 」
優木せつ菜「ツクヨミちゃん!どうかしましたか!?(ヒロをブンブン揺らしながら) 」
ヒロ「お、俺のせい!?償うっつっても何をすれば…!?(されるがままにぶんぶん揺らされながら) 」
優木せつ菜「きっと燃料切れですよ!!なのでここは燃料の代わりにヒロさんの血で贖いましょう!!(悪魔) 」
ツクヨミ「…わからない。でも……どうやら、進路が遮断されてしまったみたいなの。 」
ヒロ「あ、悪魔か!?(困惑した顔で)遮断されたって、燃料切れじゃないみたいだよ!(アセアセ 」
優木せつ菜「ど、どうして…!?過去や未来を自由に行き来できるはずのタイムマシンなんですよね!?大きな時間遡行をしているわけでもないのに…たった一日前でも戻ることが許されないのでしょうか…むむむ… 」
ヒロ「…………………何やら、嫌な予感がするな…(つぶやく) 」
―――――― フフフ…♪ 当り前よ。 「時」というものは戻らないもの。前に進むしかない。それは歴史が証明している事でしょう?(ツクヨミでもせつ菜でもない、第三の女性の声がどこからともなく囁くように聞こえる)
ヒロ「!(声を聞き)だ、誰だ! 」
優木せつ菜「ハッ…!だ、誰ですか…!?(謎の声を聞き、辺りをぐるぐる見渡す) 」
ツクヨミ「…! 誰…っ!? 」
××××「――――――(その時、タイムマジーン機内のモニターが自動展開され、そこに一人の女性が映し出されている。女性はタイムマジーンの目の前、即ち…い空間にふわりと浮かび上がり、機体に向けて妖しい笑みを浮かべていた。白一色に染まる近未来的な衣装に身を包み、薄いベールのような非常に長いマントが背より伸びていた) 残念だけど、ここから先の過去にはどう足掻いても進めはしない。大人しく引き返すことね。優しい「お姉さん」からの忠告よ?(蠱惑的な笑みを浮かべた口元…しかし、そこから上半分は前髪に覆われ素顔は見えない) 」
ヒロ「…………あんな空間に堂々と…ただものじゃないな!(××××を見て) 」
優木せつ菜「…私たちに、語り掛けている…?ツクヨミちゃん、あの人は一体誰ですか!? …ハッ!あの特徴的な衣装……ツクヨミちゃん!もしかして、あの人は――――― 」
ツクヨミ「…いや、私に訊かれても。あんなの知らない………えっ…?(せつ菜に) 」
××××「…そんなことより、今はこんなところにいていいのかしらね。「飛電或人」の身を心配した方がいいんじゃないかしら?(なぜか、ここにはいない彼の名を挙げてはその反応を窺うようにくすくす嗤う) 」
優木せつ菜「……!(やっぱり、そうだったんだ……私の気のせいだと思っていましたが…)……い、急いで元の時代へ帰りましょう!!或人さんが…ッ…!(突然血相を変えてツクヨミに引き返すよう懇願する) 」
ヒロ「……!(せつ菜の様子を見て察する)…やっぱり、お前が…お前らが!(××××に) 」
ツクヨミ「飛電或人…!?どうして彼の名を…… あっ…え、ええ…!(再びタイムマジーンを操縦し、元の時間へ引き返そうと機体をUターンさせる) 」
××××「……ふふっ。まあ、いずれにしても…運命は変わらないけどね――――――(大人しく引き下がっていくタイムマジーンを見据え、口角を上げた) 」
その頃、飛電インテリジェンス本社では…
イズ「――――……或人社長。やはり、徹底に徹底してメンテナンスを行いましたが、外内部共にゼロワンドライバーに異常は検知されませんでした。 」
飛電或人「んえ~~~~~~~?????(不安に駆られて眠れていないのか、目の下にくまができている)どお゛じでだよ゛お゛お゛お゛ぉ゛ッ゛!!(藤原竜也並みの叫びを上げながらドライバーにしがみつく)どうして……(挙句の果てに電話猫のようにドライバーを受話器のように持ち始める) 」
イズ「衛星ゼアからも、ドライバーに異変感知はないとの返答が来ています。いかがいたしましょう… 」
腹筋崩壊太郎「腹筋パワーーーーーーーッ!!!!!(腹筋諸共ドアを破裂させながら社長室へなだれ込む)或人社長!お困りのようですねー!!ここはこの私!腹筋崩壊太郎にお任せください!! ニカッ☆ 」
背筋再生次郎「背筋エナジーーーーーーー!!!(背筋諸共ドアを破裂させながら社長室へなだれ込む)或人社長!及ばずながら助太刀いたします、お任せください! ハハ★ 」
ただのヌマクロー「なんでわて呼ばれたん……(ダミ声) 」
飛電或人「どおしてええええええええええええええええぇぇぇぇぇぇええええええいえええええええええええええ!!!! アイデンティティーがない…(ゼロワンが)生まれなあああい…ララララーーーーーイ!!!(※自暴自棄) ……なあイズ。ラーメンでも食いに行かねえか?(※白目を向いている) そうだ!きっとドライバーも腹を空かせているに違いない!そうに違いない!!うんっ!!よし、行きつけのラーメン屋dどひぇええええええ!!?(顔面に腹筋パーツが張り付く)ふ、腹筋崩壊太郎!?あ、ああ…でも、君に直せるのか…? 」
飛電或人「誰だお前ええええええええ!!!こんなヒューマギア造った覚えはない!!!!(背筋再生次郎に腹筋パーツを投げつける) 」
腹筋崩壊太郎「はぁい★ ゼロワンになれなくなってしまった我らが或人社長…!しかし、ご安心ください!もうそんなことに悩む必要はございません!何故なら…―――――― "あなたはもうゼロワンになる必要がないからです★" 」
イズ「ピコピコピコ…(ヒューマギアモジュールを起動し腹筋崩壊太郎のデータを瞬時に閲読する)――――! 或人社長!!「危険」です!彼は――――― 」
アイちゃん(AI)「 \ ヤバイですね! Σあっ / 」
腹筋崩壊太郎「 腹 筋 パ ワ ー ー ー ー ー ー ー ッ ! ! ! ! (腹筋を破裂させようとする予備動作の中で、腹筋が赤熱し高エネルギーが集まる。そして…) 」
飛電或人「 は? 」
――――― ボッガアアアアアアアアアアアアアァァァァァァァァーーーーーーンッ ! ! ! ! ! (社長室に突如大炎上が広がり、窓と共に外壁が外へ弾け飛んだ)
飛電或人「――――― ぅぉぉぉおおおおおおっ!?!?(爆発の中、咄嗟に抱きかかえたイズと共に爆風に乗って吹き飛ばされ、外へと身を投げ出される)がはっ……!……はっ、はっ……!だ、大丈夫か、イズ…!?(イズに衝撃を与えまいと自分を下敷きに落下。その後、痛みを感じながらも自分の身よりイズを優先する) 」
イズ「……! はい、問題ございません。或人社長も、お怪我は… 」
飛電或人「だ、大丈夫だ…ちょっとだけ、ね…?(へへっと弱い笑みを作ってみせる)…いきなり、何が…(炎が上がる社長室跡を外から呆然と見上げている) 」
腹筋崩壊太郎「―――――とぉ~~~~~ッ!! ス タ ン ッ … !(炎上する社長室から身を乗り出し彼らのもとへ華麗に着地する) ニカッ★ (いつものスマイルを浮かべるも、背後で燃え上がる炎の逆光を浴びた筋肉質のヒューマギアのその表情にはどこか狂気が孕んでいた) 」
イズ「……或人社長、一大事です。腹筋崩壊太郎が、外部からのハッキングを受けております。さらには衛星ゼアからの制御プラグラムの受信を拒否している模様です。これは、衛星アークからのハッキングとは異なる、別経路からの妨害によるものと思われます。 」
飛電或人「なんだって…ッ…!?(咄嗟に起き上がる)アークの仕業じゃないなら、いったいどうして…… おい、腹筋崩壊太郎!しっかりするんだ!!いったいどうしちまったんだよ!? 」
腹筋崩壊太郎「えー、ただいまをもって、我が会社はヒューマギアのものとしまーす!! カ チ リ … ―――― \ ゼ ロ ワ ン / (懐から取り出した謎の黒い小型時計「ライドウォッチ」を取り出す。その表面には、仮面ライダーゼロワンを踏襲したような不気味な怪物の顔面の絵が施されていた) 」
飛電或人「……「ゼロワン」…っ…?(黒い時計と腹筋崩壊太郎を交互に見比べる) 」
腹筋崩壊太郎「…そう、私が「ゼロワン」だ―――― ギ ュ オ ン ッ ! ! (そのライドウォッチを自らの胸部に埋め込む) 」
腹筋崩壊太郎→アナザーゼロワン「 ズ グ グ グ ッ … ―――― バ ァ ン ッ ! ! ! (その後黒い靄のようなものが全身から溢れ身を包み込むと、中から変わり果てた姿を顕現する) ハァー……ッ……! (その姿は、「仮面ライダーゼロワン」……いや、それに似せられた姿を持つ不気味な怪人。名づけるなら、「アナザーゼロワン」) 」
飛電或人「どはっ…!(腹筋崩壊太郎の変身の衝撃に吹き飛ばされる)…っ……何がどうなってんだよ……!?(状況判断に苦しみながらも立ち上がる)\ジャンプ !/(プログライズキーのボタンを押し、装着されたドライバーへ装填するが…)……っ…!?くっ…くそっ!やっぱり反応しない…!!動け、このッ…!!カチャ、ガチャッ ! ! (何度も無理矢理オーソライズを試みるがドライバーは無反応を貫く) 」
アナザーゼロワン「―――― 人間は皆殺しでぇーーーーすッ!!!!(禍々しい邪気を放ちながら、無防備の或人とイズにゆっくり迫る) 」
優木せつ菜「はっ、はっ、はっ…―――――!? 或人さんッ!! (ヒロたちと一緒に現場へ駆けつける) 」
ヒロ「…!(せつ菜の横で或人たちの様子を見て)……さっきの奴の、仲間か!(アナザーゼロワンを見て) 」
飛電或人「なんっでだよッ!!こういう時に変身できないなんて…!(迫るアナザーゼロワンからイズを匿う様に彼女へ腕を伸ばす) ……! せつ菜、ヒロ…!? 」
アナザーゼロワン「 腹筋パワーーーーッ!!! (大きく跳び上がり、ヒロに向かってボディータックルをしかけ吹き飛ばす) 」
――― Vs. アナザーゼロワン ―――
イズ「あれは…!ゼロワン…なのでしょうか…? 」
ヒロ「なっ…!!(アナザーゼロワンのボディータックルに吹っ飛ばされる) 」
アナザーゼロワン「人間を三名補足…へし折りまーーーーーすッ!!!(そう言うとせつ菜に襲い掛かる) 」
優木せつ菜「大丈夫ですか或人さん!? ……ひっ゛!! (襲い掛かってくるアナザーゼロワンに身が竦む) 」
ヒロ「…危ない!(とっさに立ち上がり、せつ菜の前に立つ) 」
ヒロ「でやぁ!!!(襲いかかってきたゼロワン目掛けて土刀を振るう) 」
―――――――――― キュ ォ (アナザーゼロワンが攻撃対象へ襲い掛かり身を乗り出そうとした刹那であった。死に際発生する『時の流れ遅く感じる』という錯覚の最中においても尚、それは『赤い残像』を残し、直線の閃光を描いて或人の横を駆け抜け) ┣¨ ッッッ (アナザーゼロワンの腹筋を穿った)
アナザーゼロワン「ガキャァンッ ! ! (ヒロが振るう土刀に斬られ、全身から火花を散らしながら退く)んんっ゛…私の強靭な腹筋に比べれば!なんということはありませーーーーんッ!!(バッと両腕を広げて身構える) 」
アナザーゼロワン「腹筋パワ―――――――――ズシャアアアアアアアァァンッ ! ! ! (何者かによるすさまじい紫電一閃の攻撃に、会社の壁に大激突しその体が土煙に覆われる) 」
優木せつ菜「…………!(咄嗟に身を屈めて目を瞑るも、しばらくして恐る恐る目を開け、ヒロに守られたことに気が付く)ヒロさん……!! あ、ありがとうございます………!(大きく吹き飛んでいく敵の激突による衝撃で舞う強風に両腕を前へ)……あの怪人……ゼロワンに似ていた…もしかして…… 」
飛電或人「くそ……変身さえ、できれば……うおっ!?(真横を駆け抜ける一陣の風に吹き飛びかける) 」
謎の存在"2"「ゴゴゴ ゴ ゴゴゴ ゴ ニフ" ニフ" ニフ" ニフ" ニフ" ニフ" (通常、自然界では起こり得ない運動エネルギーを行使したが故か、そいつが駆け抜けた床は火のレールが刻まれていた。炎の向こうにあるが為或人の目では頭部らしき黒いシルエットが視認できるだけだったが、伝説のソルジャーのようにそれはゆっくりと振り向き、背越しに一瞥をやった)やれやれ……セキュリティがザル過ぎますよ社長。これを機に前時代的ファイアウォールなんぞ捨てて電子生命体でも雇い入れてはどうです 」
ヒロ「危ない、ところだった…君がやられたら、多くの人が悲しむからな。助けられてよかった…(せつ菜に)……!(敵が勢いよく吹き飛んだことによる強風でズズッと後ろへ下がる)なんだ…!? 」
アナザーゼロワン「 ふ が あ ぁ ッ ! ! (雄叫びのみで土煙が晴れていく) フゥー…ッ…!コキッ、コキッ… ! (首の骨を鳴らしながら復帰する)ちょーーーーーーっと、痛かったですねーーー。これは腹筋パワーの本気を見せつけなければなりませんねーーー!!!(謎の存在2に右アッパー→左フック→右ニーキック→左右上段キックの連続攻撃を仕掛ける)はいいいいいいいッ!!!(その後ヒロの方へ振り返ると同時に裏拳を見舞う) 」
優木せつ菜「………(或人さんが変身できなかった理由…それはきっと、あの怪人に…)―――!お気持ちは嬉しいですが、余所見は禁物です!(復帰した敵を指しながらヒロに) 」
ヒロ「……っと!(せつ菜が指したことによって攻撃に気づき、裏拳に向けて回し蹴り) 」
謎の存在"2"「 ド. ゴ ォ. … ッ ベ ゴ グギ メメタァァァ—————(格闘ゲーム上級者さながらの華麗なコンボは全て謎の存在"2"へ『入った』。肉をすり潰し骨を砕く生々しい轟音が轟き、火の光で黒く染まったシルエットが宙を舞い、吹っ飛ばされ、壁と衝突し土煙が膨張する)————— フッ 確かに強いな……もう一人のゼロワン……アナザーを名乗るだけのことはある。 だがな、それは"返せる"強さだ。エンパイアステートビルを優に超える高さを誇る巨獣の豪腕を受けて尚、戦場に佇んだ俺の前であればなおさらのこと(それはゆらりと立ち上がった。ダメージは入っている、ノーガード、だがそいつには) 」
アナザーゼロワン「おほーーーッ!!(回し蹴りで裏拳を弾かれてしまい、その片腕が大きく上がったまま僅かに硬直するという隙が生まれる) 」
謎の存在"2"「 セッカッコー!! ハァァァーンッッ!! (—————膨大に過ぎる"体力<ライフゲージ>"があった 再びあの、通過した道筋を焼き尽くす光速による"頭突き"がアナザーゼロワンへ、ジッパーのように直角に何度も曲がるという複雑怪奇な軌道を描き穿つ!) 」
ツクヨミ「止まりなさいっ!!(ファイズフォンXを構え、アナザーゼロワンに) 」
ヒロ「…うおおおおお!!!!!(硬直の隙を逃さず、アナザーゼロワンに向けて拳を振るう。彼に近づくにつれ、周りの土が自身の腕に集結し、大きくなっていく) 」
アナザーゼロワン「―――――― ッ゛ ! ! ? (大地を穿ち焼き尽くさんほどの火力を誇る頭突きによる一撃、そしてヒロの追撃の拳が共に強靭な腹筋にめり込み――――)―――― あっはあああああぁぁぁーーーッ!!!!(ズシャアアアアアアアアアアアンッ ! ! ! ! (駐車場に停車していた車へと大激突する)…ぐぅぬぬぬ…ッ………!!(銃を構えるツクヨミに硬直する) 」
優木せつ菜「…押してる…!ヒロさんすごいです!それに、あの人も…(ヒロに続いて謎の存在2の方へ視線を向ける)あ、ツクヨミちゃん…! 」
謎の存在"2"「 イノチハナゲステルモノデハナイ…… (逆光でシルエット同然なのは変わらず、シャフ度の三白眼を見せつけアナザーゼロワンを見下ろす)素直に敗北を認め投降し、デバックを受け入れなさい。敵性プログラムを除去さえすればあなたに火がなかったことは明白、社長も喜んで迎え入れるでしょう。ねっ社長(馴れ馴れしい) 」
ヒロ「…………(あいつ、味方…なのか)(謎の存在2を見てとどめを刺そうとした手を止める) 」
アナザーゼロワン「 グ ワ ッ ―――― ド ォ ン ッ ! ! (背面の羽を大きく広げて空へと飛び出した) …うぐぅ…ゼロから出直し、イチから腹筋パワーを鍛え直しましょう!なので、みなさんとはここでおさらばでーーーーーす!!!ふっきぃぃいいいいいいん!!!!(上空から滑空し襲い掛かると思いきや、彼らの目の前で勢い付けて旋回し、どこかへと飛び去ってしまった) 」
ツクヨミ「あっ、待ちなさい!! ……逃げられた……。 」
謎の存在"2"「確定先制を持ってしても追いつけないとは……やばいですね(飛び去るアナザーゼロワンの姿が見えなくなるまで、その存在を注視し続けた)……。まあ仕留め損ねたという点においてのみ残念でなりませんが、皆さんがご無事でよかった。吹っ飛んだ社長室にあったPCのデータは私がインストールしましたのでご安心ください。いやーしかし十年振りに会って早々この有様とは……社長の多忙ときたら相変わらずですね(なぜか燃え盛るKURUMAをバッグに) 」
飛電或人「あ、ああ…もちろんだ…!ヒューマギアは悪くない…!彼の暴走を止められなかったのは、社長である俺の責任だ………!?(飛び去っていくアナザーゼロワンに手を伸ばしかけるが、虚しそうに空を掴みながらその手を下ろした)……は、ははは……バッタもんにやられてばったりしちまうぜ……はい、アルトじゃ~~~~~…ない…と…ぉ………(その後、気を失い本当にばったりと倒れ込んでしまった) 」
優木せつ菜「 あっ…! (飛んでいくアナザーゼロワンの背を呆然と眺めることしかできなかった)………!或人さんッ!?(倒れ込んだ或人に駆け寄っていく)しっかりしてください!或人さん、或人さんっ!!!(彼の身体を揺さぶる) 」
ヒロ「…あっ!(飛び去ったアナザーゼロワンを見て)ま、待て!…くそっ! 」
謎の存在"2"「私に医学的知識はないです、やばいですね(震え声) 」
ヒロ「…医者を呼ぼう。(電話をする) 」
イズ「 或人社長! (気絶し倒れ込んだ或人の身をそっと起こし、脈を図る)……気を失ってしまったみたいです。先程の爆発で、ご自身の身体よりも私を庇ってしまったがために…… ………ピコピコピコ…(モジュールを起動し、付近にある医療施設を探知する)ここから徒歩5分圏内で辿り着ける病院を一件見つけました。そちらへ急いで向かいましょう。 」
ツクヨミ「或人!?(倒れ込んだ或人に駆け寄り) 待ってて、今……(タブレットを取り出し、操作する) 」
Dr.マリオ「身体は闘争を求めています(電話して駆けつけてきたヤブ医者。乱闘知識は豊富でも医学的知識は皆無) 」
ガオガエン「 >> ガオガエン << (電話して駆けつけてきたポケモン。医者の恥さらし) 」
ヒロ「ならあいつを追え(Dr.マリオを見てアナザーゼロワンが逃げた方向を指差す。無慈悲) 」
ヌマクロー「・・・・・・。(なにもない) 」
優木せつ菜「……どうして、こんな…っ…… 」
ツクヨミ「(未来式タブレット端末によって或人の傷を治療)……とりあえず、応急処置はしておいた。傷のほうならもう大丈夫。 」
イズ「応急処置感謝いたします。(ツクヨミに深くお辞儀し、気絶中の或人をお姫様抱っこのように持ち上げ目的地へと向かっていく) 」
ヒロ「…………(道中、アナザーゼロワンを取り逃したことを悔やむかのように終始拳を握りしめていた………) 」
突然勃発した戦いが鎮まった後、彼らは病院へ向かっていくのだった…
~某病院~
飛電或人「…はぁ~……軽傷で済んだけどまだ一日入院してないとダメなのかぁ…病院からビョイーンと帰りたい…!はいっ!アルトじゃ~~~~…ないとー!!(ベッドの上) 」
イズ「或人様、院内では静粛にお願いいたします。 」
はらぺこあおむし「(病院の売店でハロウィンのアルバイトをしている) 」
飛電或人「……すんません。(´・ω・`) 」
イズ「……ですが、ご無事で何よりです。 」
飛電或人「ありがとな。(にししと笑う)あの猫医者の言うことにゃあんまり信憑性が感じられなかったけど…ひと眠りすれば十分回復するって。 」
医者猫「多分大丈夫だと思います。(建前)念の為お薬を出しておきますね。(その辺のコンビニで買ってきたであろうパブロンを差し出す) 」
ヒロ「………(病院の待合室、グッと拳を握り締めながら座っている)…あの時、奴を仕留めてれば……… 」
優木せつ菜「或人さん!!!!(バーーーーンッ!!!)(扉を豪快に開けてコンビニ袋片手になだれ込む)だだだっ、大丈夫ですか!?!?!?あっ!目が覚めたんですね…よかったです…!!!私、心配してお見舞いの品を買ってきました!!!(めちゃくちゃ心配しているのだが元々のドうるさい声のせいで更なる悪化を齎している) 」
飛電或人「パブロンを万能薬か何かと勘違いしてるだろあの医者ギャーーーーーーーーーーーーうるさあああああああああああああああああい(せつ菜の声に両耳を塞ぐ) 」
イズ「せつ菜さん、院内では静粛にお願いいたします。 」
優木せつ菜「……ごめんなさい。(´・ω・`) 」
今日のボス:入院中で安静にしていたところせつ菜の声で心肺停止する
ゴゴゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ニフ" ニフ" ニフ" (————圧倒的"圧"、空間を捻じ曲げ時空の法則を歪めんばかりの強者のプレッシャーが病室に迫る)
飛電或人「ははは、まあ…見舞いありがとな。おっ、こいつぁ旨そうだ♪(コンビニ袋からプリンを取り出して「サンキュー」と告げる)……かっこ悪いところ、見せちまったな。変身もできず、バッタモンにやられてさ…せっかく俺のことを応援してくれる人に出会えたってのに、これじゃあ格好つかないよな。(乾いた声で苦笑する)……それに、守れるものも守れなくなってしまう。変身ができなきゃ、所詮は俺も唯の人間なんだなって… 」
ヒロ「…………?(強者のプレッシャーを感じ)このプレッシャー…病室に向かってくる…!(立ち上がり、或人の病室へ向かう) 」
医者猫「う゛っ゛! ドサッ! (圧倒的"圧"!まさに覇王色の覇気とも呼ぶべきその圧に気絶してしまった!) 」
ヒロ「…或人!!無事か!(ガラッ!!(病室に勢いよく入ってくる) 」
入院中のウルージさん「おーおー好き勝手放ちなさる!(説明しよう!彼の名は元海賊王(現在隠居中)のウルージ!覇王色の覇気を極めた超人で、シルバーズ・レ〇リーやゴール〇・ロジャーなどの大物を輩出した偉大な先輩海賊王であった!!)(ドドドンッ!!!) 」
オルガ・イツカ「騒ぐな!気ぃ失ってるだけだからよ……(病室で死にそうになっている) 」
カイロス「(レジエレキ以下の)半端な素早さじゃあ、あの男の前で意識を保つことさえできない。相変わらずすげぇ"トリックルーム"だ……(病室にいる) 」
優木せつ菜「……或人さん… ………そんなこと…!ないです!イズさんからお話を伺いました!或人さんは、身を挺して大切な秘書イズさんを庇った…!ヒューマギアも人間も守ろうとこれまで戦い続けてきた或人さんだからこそ、あのような状況でもためらいなく危険に飛び込んだ…… 部外者の言い分で大変恐れ多いですけど…やっぱり、かっこいいと思います…! 」
謎の存在"2"「—————失礼、敵船(かもしれない)なので少々威嚇(トリル)させてもらった。ひとまずは無事で何よりだ社長……(覇王色のトリルを放つ謎の存在" 2 "。最強の遺伝子ポケモンと同じ数字を持つその男が今、ベールを脱ぐ) 」
謎の存在"2"→ ポ リ ゴ ン 2 「———恥じることはないよ、僕ほどのポケモンでもなければ道具を"はたき落とされる"だけで大概は無力化してしまう。無情だけど戦いとはそういうものなんだ。小学生以上に対してこの世界はあまりにも残酷なのだから…… >> ┣¨ ン !! << (ポリゴン2……参戦!!!!!) 」
飛電或人「ヒロか!ああ、この通りな!ぴんぴんだぜ。(にしし)………そうか…。そう言ってもらえるだけで、励みになるよ。(せつ菜の励ましの言葉で照れくさそうに笑う)……カチャ…(今は起動する気配のない飛電ゼロワンドライバーを取り出し、そっと視線を落とす)……幼い時だ。両親が早くに亡くなっちまってな。そんなに俺の支えになってくれたのが、ヒューマギアの父だった。(ドライバーに視線を落としたまま語り続ける) 」
ポリゴン2「念押ししとこ。 >>>>> ┣ ¨ ン ッ !!!!!!! <<<<< ( ポ リ ゴ ン 2 参 戦 !!!!!!) 」
飛電或人「いや誰だアンタ!!?正体すっげー気になってたけど予想斜め上を行く素顔に度肝抜かれたわ!!!!(ポリゴン2に絶叫する) 」
ヒロ「そうか、それはよかった………(安心したように)」
イズ「ポリゴン2、バーチャルポケモン。人間が科学の力でつくりだした。人工知能を持たせたので新しい仕草や感情をひとりで覚えていく。自力で様々なことを学んでいくが余計なことまで覚えだす。…だそうです。(ポケモン図鑑並みの説明) 」
ポリゴン2「。:*+゜゜+*:.。.*:+☆ 気 に な っ て た 素 顔 は 思 っ た よ り 2 0 代 の 小 栗 旬 寄 り の イ ケ メ ン だ っ た で し ょ 。 よ か っ た ね ☆.。.:*・゜ ゚+。:.゚ 」
優木せつ菜「かわいいです!!!✨(正体を現したポリゴン2に目を輝かせる)……!…「飛電其雄」さん、ですね…?(或人の語りに耳を傾ける) 」
ヒロ「………………あんたかい!!!(ポリゴン2を見て)敵かと思ったじゃねーかよ(焦った顔でポリゴン2に) 」
ポリゴン2「いやちょっとまってもろて?そこはかっこEでしょ?ねえちょっと、かっこEでしょ???(足が扇風機よろしく回転する) 逆に僕以外の助っ人だったらどうするつもりだったんだい。あれだぞ、君らより素早いエネミー来たら全滅するからね、僕いないと必ずそうなるからね??? 」
ヒロ「いや、そういうことではなくてだな…紛らわしいオーラを出さんでくれと言うことだ。勢いよく現れちまったじゃねーか(苦笑)………そこまで詳しいのか(せつ菜を見て) 」
飛電或人「(せつ菜から告げられた父親の名前に頷く)……父さんは、家族を失った俺にとって唯一の居場所だった。優しくて、頼もしくて……でも、ヒューマギアだから、どんなに俺が笑わそうとしても、笑えなかった。いつか父さんを笑顔にしたい…その想いで俺はお笑い芸人を目指すようになったんだ。…まあ、未だに俺のギャグセンスを理解してくる奴はいないけどな!(クワッ!) 」
飛電或人「……でも、仮面ライダーになって…悪い奴から人々を守ることで、誰かを笑顔にすることはできる。そんなやり方もあるんだなって気が付いて…俺は今の会社に就いた。一企業の社長として、仮面ライダーとして…人間やヒューマギアが共に笑える世界を創る…それが俺の夢だ。 」
飛電或人「…せつ菜、ヒロ、あと…そこのおまるも…みんなそれぞれ「夢」があるはずだ。俺はみんなの笑顔と、その夢を守っていきたい。それは、たとえ仮面ライダーになれなくたって、きっとできる。…だから、心配するな。何があったって、俺は俺だよ。(にかっと明るい笑顔を見せつける) 」
イズ「私の夢は、或人社長…あなたの夢を見届けることです。仮に、ゼロワンの権限が剥奪されるようなことがあっても、私の行動理念に変わりはございません。 」
ポリゴン2「今おまるって言ったよねどさくさに紛れておまるって言ったよね。君のひ孫の代まで覚えてるからな。君が君でなくなっても僕は覚えてるからな 」
優木せつ菜「…或人さん…っ……(彼の笑顔を前に、込み上げてくる感情に胸がぎゅうと締め付けられる)……「夢」…ですか…… (私の夢は……『大好き』を世界中に溢れさせること………でも……―――――)(少しずつ顔が俯き始め、前髪に目元が陰る) 」
飛電或人「っ…っ…♪(ポリゴン2に茶化され思わず噴き出す)……さ、しんみりするのはここまでだ!もう日も暮れちまうし、そろそろ帰りな?風邪ひくんじゃねーぞ。 」
或人に唆され、彼らは病室を後にする…
ヒロ「……(病室を出る直前のせつ菜の表情を見て)……… 」
優木せつ菜「コツ……コツ……コツ……(茜色に染まる夕日が差し込み、その色に染まっていく病院の白い廊下をゆっくりと、どこか覚束ない様子で歩いていた)………(そこにいつもの明るい表情はなく、重苦しそうに歪みを帯びていた) 」
ヒロ「………せつ菜ちゃん(彼女の様子を見て、小さな声で声をかける) 」
優木せつ菜「……ヒロさん――――(語り掛けてきた彼の方へ振り返ることなく、その場で制止する)……私………なんだか…―――― "こわくなってきました"…。(彼女の唇が、震えだす) 」
優木せつ菜「…子どもの頃から、アニメや漫画が大好きで…もしも願いが叶うのなら、そんな大好きな世界へ飛び込んで…私も物語の登場人物として、現実とは違う人生を堪能してみたいと思っていました。 」
優木せつ菜「…そして、この世界に来て初めて、その夢が叶って…物凄くときめきが止まりませんでした。目の前に、憧れのキャラクターがいる…!目の前で、今も当たり前のように息をして存在している…!そんな彼らと、自分は言葉を交わしている…それだけで、胸が張り裂けそうなくらい、嬉しくて…嬉しくて…っ… 」
優木せつ菜「……でも、さっきの事件で、大事なことに気づいたんです。どんな世界であろうと、どんな人であろうと、そこには必ず「現実」(リアル)があるということを…私がテレビで観てきたヒーローは…街や人々、世界の平和を守るために、それを脅かす敵と戦ってきました。どんなにピンチに陥っても、諦めずに立ち向かう…その姿が、とてもかっこいい。そんな活劇を観て興奮する…それが、視聴者(わたし)の日常でした。 」
優木せつ菜「…ですが、或人さんが事件に巻き込まれた…その光景を直接この目で見た時、彼らにも「現実」があるということに気づきました。物語の中のヒーローは、死んでしまうかもしれない緊張状態の中で戦っていたんですよね…本当は、或人さんだって…誰よりもつらくて、苦しくて、痛い思いをしながら戦っていたはず…それでも笑顔を絶やさなかった。 」
優木せつ菜「あの時(大乱闘カオスマッシュピード)だって、ただ見ているだけでした…。自分の夢を叶えるために戦い続けるみなさんを、私はただ蚊帳の外から面白がって観ていただけ… 誰かの為に自分の身を犠牲にして戦うことの強さと怖さの間で…あの人たちは必死に戦っていた……私が「理想」だと思い描いていた世界に住む人たちにとって、その世界が「現実」…彼らも私たちも、同じく"今を生きている人間"だった…っ… それなのに、私は…っ…… 」
(回想)優木せつ菜「間違いないです!!すごい…!「仮面ライダーゼロワン」の飛電或人さんだ!!こんなところでお会いできるなんて憂いしい!! じ、実は私……特撮が大好きで…仮面ライダーも全作品欠かさず観ているんです!!率直に言って大ファンです!!あ、あのあのっ……握手をしていただいてもいいですか…!? 」
(回想)優木せつ菜「「あわわわっ…見てください璃奈さん!仮面ライダーの生変身ですよ!!これは目が離せません!! 」
ヒロ「「理想していた世界」と「現実の世界」の違い……それは、純粋に何かに憧れを持つ者なら誰だって直面するものだ。今、君が言うように戦っているヒーロー達も…かつてはそういう憧れを抱いていた者もいるかもしれない。ただ… 」
優木せつ菜「………――――――― 」
菜々、あなたは優秀な学生になるのよ。良い成績を取って、良い大学へ進学して、良い職業について、良い人生を歩みなさい。
中川菜々(優木せつ菜)「………はい、お母さま。」
学校の生徒会長になって、校内で一番の成績を飾って、誰からも認められる良い学生になった。でも、決して満たされることの無い学生生活…そんな私に光を齎してくれたのは、『大好き』なものだった。
アイドル、アニメ、漫画…たくさんあった、『大好き』なもの。陰に隠れてひそかに堪能していた…でも、それがあるだけで、私の人生は豊かになった。
自分の『大好き』を貫いて、他人(ひと)の『大好き』と衝突したこともあった。でも、誰にだってみんな、譲れない大切なものがあった。そういうものを、私はこれからもずっと大切にしていきたい。それはみんなにもあってほしかった。
だから私は決めたんだ。みんなの『大好き』を肯定できる世界にするため、アイドルになろうって――――――
ヒロ「おい…!!(せつ菜の様子を見てアーロンに)その中で、君のように彼らの「現実」を知ってなお…"彼ら"のようにヒーローとして、みんなの笑顔と夢を守るために戦える人なんて…そうそういないよ。でも、その人の中には…自分がやれる事で、誰かの助けになろうとしてる人もいる。 」
優木せつ菜「……今の私があるのは、みんなのおかげ…私が『大好き』だったものたちの…おかげ…………だから……っ…――――― 」
優木せつ菜「―――― 「見なかったこと」になんかできません…っ…!!『大好き』だったものの全部を否定したら…私はもう、"「優木せつ菜」じゃいられなくなる"…っ…!私を受け入れてくれたスクールアイドルのみんなも!応援してくれるファンの皆さんも!この世界で出会った人たちも!!みんなからもらったものを…手放すことなんて…できない…っ……!(アーロンの方へ振り返り、その瞳で強く訴えかける。ため込んだ涙がぼろぼろと溢れ出していく、その瞳で) 」
アーロン「……そこまで答えが出ているなら……もはや、言うことは何もない。(そう言ってその場をあとにする) 」
ヒロ「せつ菜、ちゃん…!(アーロンに対するせつ菜の瞳を見て) 」
優木せつ菜「……!(「待ってください!」、そう言いかけた時にはアーロンの姿はなく、突き出した手をそっと下した)…自分がやれる事で、誰かの助けに…(ヒロの言葉を呟くように復唱する) 」
私は、「中川菜々」。「優木せつ菜」という憧れの"仮面"を被った弱い人間… だから…貫くことも、手放すことも、どっちも怖くてできない臆病者。
そんな私が出した「答え」……――――――――
優木せつ菜「…… …… …… …… …… 」
優木せつ菜「………っ…ごめんなさい。少し、頭を冷やしてきます……(口元を片手で押さえながらヒロの真横を通り過ぎ、静かに病院を後にした) 」
ヒロ「………!(真横を通り過ぎるせつ菜を、見送ることしか出来なかった)… 」
ヒロ「…………(近くのベンチに座りこむ)自分がやれる事で誰かの助けに…か。(先程自身がせつ菜に向けて言った言葉を呟き)…俺は、誰かの助けになれてるのか…?(項垂れつつ) 」
ヒロ「…………せつ菜ちゃん…………(彼女の様子を見て、身を案じるように呟く) 」
ツクヨミ「(せつ菜と入れ違いで病院に入ってくる)……? …ねえ、今、せつ菜がなにか思いつめたような顔して出ていったけど……何かあったの? 」
ヒロ「……………?(ツクヨミの姿に気付く)……憧れの現実を知った中で、苦しんでいる…そうとしか言えない。(いつもからは想像できないほどの消え入るような声で) 」
ツクヨミ「…憧れ…? …現実…? ん…まあよくわからないけど、とりあえず何となくはわかった。……それで、あなたは?まるで人生の終わりみたいな顔してるけど。 」
ヒロ「そんな顔、してたか?…そんな大袈裟な事でもないが…ただ、あの子に対して何もできなかった…そう思ってるだけ… 」
ツクヨミ「そう……そうなんだ。……本当に何もできなかったのかな、私達。 」
ヒロ「あの時、奴を逃して…さっきは悩んでいた彼女の力になれたかはわからない。……この現実の中で、誰の助けになれているかもわからない俺が…"自分のできることで誰かの助けに"なんて…説得力ないのかなって不安になっちまう…君はどう思うかはわからないが…俺は………何もできなかった。そう思ってる……… 」
ツクヨミ「……そうかな。そりゃあ私だって、あのアナザーライダーに逃げられて悔しい。だけど……考えてもみて。あの子、初めて私達を見た時、すっごくキラキラした目をしてたじゃない。もし私達と出会っていなかったら………あんな顔、してないと思う。ほんの少しも力になれなかったなんて、そんなことない。少なくとも私達は、一緒にいることができる。 」
ツクヨミ「…〝一緒にいた時間〟がある。 」
ヒロ「…………一緒にいた時間、か……(ツクヨミの言葉を聞き)(…あの時の輝いたせつ菜ちゃんを取り戻すには……) 」
ヒロ「…一緒にいたこの時間で、俺たちも同じようにあの子に元気をもらった…それを教えてあげれば………… 」
ツクヨミ「結論が遅い!(ヒロに唐突な理不尽ビンタ) 」
ヒロ「な、なんで!?(ビンタを喰らい) 」
ツクヨミ「Σ あっ、ごめんなさい!大丈夫…?なんでかわからないけど、何かに突き動かされるような感じがして…。 」
ヒロ「だ、大丈夫…(頬をさすりながら)一体どんなやつに突き動かされたってんだ…?まぁ、いいか。やるべきことはわかった………あとはそれをどう伝えるか…だな 」
ツクヨミ「えっと、なんか変な仮面被ったやつに…(← うーん……変に意識しすぎても、かえって逆に気を遣わせかねないだろうし。…やっぱりここは、自然体が一番よ。 」
ヒロ「うーん……何気なく行けってことか…まぁ、俺なんて今日の事もあったし…その方がいいな。…もうこんな時間か。(時計を見て)今日のところは、これで…(病院を後にする) 」
ツクヨミ「…あ、ほんとだ。…ええ、気をつけて。(ヒロを見送る) あ、お見舞い…… ……まあ、また今度でいっか。(病院をあとにする) 」
~ 某所 ~
ツクヨミ「………。 ……まだ、使えるかな…(自分の手を見据えながら) 」
その夜、飛電インテリジェンス本社…
――― 衛星ゼアからの命令を受信。構築を開始します。―――
ジ ジ ジ ジ ジ ジ ッ … ! ! (秘密ラボ室内にある多次元プリンターがひとりでに起動し、土台の上にある物体を構築し始める)
イズ「ピロピロピロ…(その頃、病院にいたイズのヒューマギアモジュールに、ラボで何かが構築されている現状をデータ上で察知していた)……或人社長。衛星ゼアからのデータを受信いたしました。」
飛電或人「………?(ベッドの上で漫画を読んでいたところ、話しかけてきたイズの方を見やり不思議そうに眉を上げる)」
イズ「ゼロワンの権限を持つ或人社長が何故ゼロワンに変身できなかったのか。そして、あの偽物のゼロワンに対抗できる存在を。」
飛電或人「…やっぱり、ゼアはすべて理解していたんだな。……教えてくれ、イズ。」
イズ「はい。…それは……――――――――」
* * * *
優木せつ菜「……(橋の手すりの上で突っ伏し、池の水面に写る自分の顔を虚ろ気に見つめていた)」
――――――――――――なら、すべて見なかった事にするか。
―――― 「見なかったこと」になんかできません…っ…!!『大好き』だったものの全部を否定したら…私はもう、"「優木せつ菜」じゃいられなくなる"…っ…!
優木せつ菜「…………私が、私であることの意味って……―――――」
――― 忘れちゃったんですか? ―――
ポ ツ ン … ―――― (水面に写るせつ菜の顔が、もう一人の自分になっていく…)
中川菜々「……(景色が一転し、蒼く染まる世界で彼女の目の前に現れる)」
優木せつ菜「……!(いつの間にか立っていた蒼く染まる空間の中で、もう一人の自分と対面し驚くように見つめていた)」
中川菜々「…あなたは、「私が憧れた"私"」ですよ。」
優木せつ菜「…あこがれ……?」
中川菜々「ええ。 ……小さい頃から、私には『大好き』なものがたくさんあった。でも、家族や学校、周りの人に蔑まれたり否定されたりしたらどうしようって、不安になった。」
中川菜々「非現実的な作品は、リアルの人たちにとって何の利益にもならないし、むしろ悪影響を与える。そう言われ続けてきましたよね。…でも、本当はそんなことなかった。」
中川菜々「漫画の中で恋するヒロインも、アニメの中で戦うヒーローも、テレビの中で歌うアイドルだって、それを目にした私にこんなにも感動を与えてくれた!彼・彼女たちは…たくさんのことを教えてくれました。友情、努力、勝利…現実の世界だけでは決して学べないことを。」
五代雄介「これ以上誰かの涙は見たくない!皆に笑顔でいて欲しいんです!…だから見ててください!俺の…――――― 変 身 ! ! 」
中川菜々(小学生)「……!(テレビに映るヒーローの雄姿をその目に焼き付けていた)」
ノンフィクションとフィクションの区別がつかない子供の頃は、いつだってテレビの中のキャラクターがかっこよくて…ずっと本当にいるんだって思って観ていました。歳を重ねて大きくなるにつれて、ようやくその区別がつくようになり、現実と理想は違うということも知りました。
でも…たとえ、「現実」と「理想」は違っても…どんな形であろうとも… 私の『大好き』から貰ったものは、確かにこの胸の中にあったんです。何年経っても、この先に何があっても…その想いが永遠に色褪せることはない。
中川菜々「そんな大切で素敵な想いを…もっといろんな人に知ってもらいたい。同じように感動してもらいたい。そして、何かを好きになることの素晴らしさに気づいてほしいって。だから…「優木せつ菜」が生まれたんです。みんなの『大好き』を世界中に溢れさせちゃうアイドルに…!」
優木せつ菜「……!(その言葉に、はっと気づかされる)………でも、私は……まだ、怖いです……っ…」
優木せつ菜「私が彼らを好きになればなるほど…私の中で、「理想」は「現実」になっていく…!憧れの人たちが傷ついて、苦しんで……そんな姿を、目の前で見たくない…っ…私の『大好き』なものが壊れてしまう…これはきっと、悪い夢……「理想」と「現実」は、合わさっちゃいけないんです…(唇を震わせながら、その言葉は次第に尻すぼみになっていく)」
中川菜々「……そうでしょうか?」
優木せつ菜「……ぇ……?」
中川菜々「だって、今までそうだったじゃないですか。離れていても、近くにいても、私たちの憧れた人たちはいつだって何かと戦い、その中で傷つきながら苦しんできました。そうして必死にもがきながら、彼らはなんとか「答え」を見つけ出してきた…!それは、現実(いま)を生きる自分たちと、何ら変わりありません。」
優木せつ菜「…………!!」
中川菜々「…「理想」と「現実」が一緒になろうと…それぞれの世界に生きる人たちの人生が変わることなんてありません。私たちはいつだって、自分という物語を突き進んで生きていく「主人公」ですから!そのことを、『大好き』なあの人から教えてもらったんでしょう…?」
優木せつ菜「……「主人公」…!……とっても、良い響きですね。(潤んだ瞳の中で小さく笑った)」
中川菜々「……そうでしょう?(ふふっと笑う) …たった一度きりの人生(ものがたり)。好きなものはとことん好きになって、やりたいことはとことんやらないと損です!私、「中川菜々」は、そんな自分になりたかった。だから私は、あなた《優木せつ菜》になったんです!…「優木せつ菜」さん。あなたはどんな自分になりたいですか?」
優木せつ菜「……私は………」
中川菜々「……もう、なりたい自分を我慢しないでいいですよ。」
優木せつ菜「…………――――――」
怖くても、傷ついても…それでもいい。
良いも悪いも全て受け止めて、まるごと愛してあげられる…そうしてやっと、どんなものも『大好き』になれるんだ。
そして…
優木せつ菜「……なれるものなら…なってみたいです……」
優木せつ菜「…始めたい……「なりたい自分」を!!!」
――― " 『大好き』なものを愛する自分のことも『大好き』でありたい " ―――
中川菜々「―――――――― 始まったのなら、貫くのみです!(せつ菜に拳を突き出す)」
優木せつ菜「 ……貫いてみせます。今から…ここから… ――――――――――(一歩踏み出し、彼女と同じように拳を突き出す。そして…)」
―――――― 『 優木せつ菜 』 を! ――――――
ト ン … ッ … ――――――(二つの拳が合わさった)
優木せつ菜「―――――――…………(目を開けた時、そこに広がるはいつもの景色だった)………(握ったままの右拳を見つめるその笑顔にはもう、迷いは拭われていた)」
イズ「 コツ、コツ、コツ……――――― こんばんは、優木せつ菜様。(ほどなくして、せつ菜のもとへ歩み寄ってくる)」
優木せつ菜「……!あなたは、イズさん……!」
イズ「或人社長より、ご指令を受けて参りました。優木せつ菜様…あなたに、「こちら」をお渡しするようにと。(そう言って彼女に差し出したのは、赤いラバーバンドのような腕輪だった)」
優木せつ菜「…或人さんが?……これは…(差し出されたラバーバンドを受け取る)」
イズ「衛星ゼアが、一つの結論を導き出しました。今の或人社長をお救い出来るのはただ一人…―――――― 優木せつ菜様、あなたです。」
優木せつ菜「……!……(イズの発言から手元の腕輪へ一度視線を落とし、再び彼女と向き合う)………教えてください。私にできることを。」
~某製造工場前~
作業員『うわあああぁぁーー!! 避難しろー!!(工場内で勤務していた作業員たちが何かを目撃して逃げ出していく)』
バトルマギア『 ザッ ザッ ザッ … ! ! (大群の武装ヒューマギアが工場を制圧するかのごとく進撃していた)』
アナザーゼロワン「ハァー……(バトルマギア部隊の先頭に立って歩いていた)いよいよここも陥落でーーーす。この地を拠点に、ヒューマギアの製造ラインを確保するでーーーす!そして…我々ヒューマギアが人類を滅ぼし、世界を掌握するのでーーーーす!! 」
ジャン「ぐっ…完全に包囲されてしまったジャン…(工場敷地内のコンテナの陰に隠れていた)こうなりゃあ援軍を呼ぶしかねえジャン!?お前ら援護ォ!(ジャンはトランシーバーで仲間を呼んだ!▽) 」
タブンネ「タブンネ゛エ゛エ゛エ゛エ゛エ゛エ゛エ゛エ゛!!!!(仲間にタブンネは逃げ出した!▽) 」
ジャン「援護ォ!! 」
ヒロ「…………また現れたか!(アナザーゼロワンを見てサッと現れる)貴様の悪事もここまでだ! 」
迷子になった黒崎一護「ジャンの霊圧が……消えた……!?(現在地:渋谷) 」
ジャン「援護ォ!!! 」
アカネちゃん「 せ や な (だが手伝わない) 」
ジャン「ふジャンけんなッ 」
アナザーゼロワン「人間を補足。人間は一人残らず抹殺するでーーーーす!!(片手を上げ、バトルマギアへ攻撃指示を下した) 」
バトルマギア『 カ チ ャ ン ッ ―――― ズ ダ ダ ダ ダ ッ ! ! ! (武装兵が一斉に短機関銃を構え、ヒロをはじめ視界に表示された標的へ容赦なく発砲を繰り出した)』
ツクヨミ「……! アナザーライダー…! ……って、こんなに…!?(駆けつけてくる) 」
ジャン「ジャアアアアアアアアアアアアン(銃撃に驚いて発狂する)ガタガタガタガタガタガタ(逃げちゃ駄目ジャン逃げちゃ駄目ジャン逃げちゃ駄目ジャン逃げちゃ駄目ジャン逃げちゃ駄目ジャン逃げちゃ駄目ジャン逃げちゃ駄目ジャン逃げちゃ駄目ジャン逃げちゃ駄目ジャン逃げちゃ駄目ジャン逃げちゃ駄目ジャン逃げちゃ駄目ジャン逃げちゃ駄目ジャン逃げちゃ駄目j(ry 」
現場猫「何が安全第一だ!テロリスト対策が全然ヨシじゃない!!(コンテナの中へ避難する) 」
ヒロ「くそっ!!(発砲を見て、マシンガンを取り出し応戦する) 」
電話猫「どうしてテロリスト対策が完備されていないのですか?どうして…(現場猫で隣で受話器片手に涙目) 」
アンゴル「申し上げます!工場にアナザーライダーが現れましタァ!(ヒロにいらない報告を申し上げに来る) 」
飛電或人「――― ブォン、ブォン、ブォォォオオンッ!!!(専用バイク「ライズホッパー」の後部座席にイズを乗せたままバトルマギアの大群を蹴散らしながら颯爽と出現し、ヒロたちのもとへ滑り込むように参上する) 大丈夫か…!?(急いでヘルメットを脱ぎ捨てる)暴走ヒューマギアの大群がこのエリアへ向かったって不破さんから連絡があったから来てみたら……この前のあいつの仕業だったのか…!(遠目からアナザーゼロワンを見据える) 」
ツクヨミ「あっ… っ!―――――――――――――――ダキュンッ!! ダキュンッ!!(咄嗟にバトルマギアにファイズフォンで応戦) 」
イズ「或人様。(バイクから降りる)敵の狙いは、この工場が持つ製造ライン。ここを制圧した後、飛電の管轄外でヒューマギアを大量製造し、勢力拡大を図っているそうです。現在の敵勢力はおよそ100体規模。対するこちらの戦力は10にも満たない少数。このままでは… 」
バトルマギア『ダキュンッ、ダキュンッ ! ! ……ニニ、ニンゲン ハ ゼツ、メツ…!(ツクヨミより放たれるエネルギー弾が被弾するも、すぐに再起して進撃を再開していく)』
アナザーゼロワン「―――――フハァ!!(勢いよく飛び出して瞬く間にヒロとの距離を詰めたと思えば、彼の顔面に強烈なニーキックを繰り出した) 」
ツクヨミ「…! そんな…まったく歯が立たない…… 」
ヒロ「わかってる!(アンゴルに応え)或人!また奴だ…!また狙われるぞ…ぐあっ!!!!(ニーキックを喰らい、吹っ飛ぶ) 」
飛電或人「……!ヒロッ!!(吹っ飛ばされたヒロのもとへ駆け出して彼の上体を起こす)……っ…(「変身」さえできれば……)……四面楚歌って奴だな…けど…俺はまだ諦めちゃいない…!(ヒロの腕を肩へと回し一緒に立ち上がる)俺の「夢」はまだはじまったばかりだ…こんなところで、潰えるようなものじゃない。 」
ツクヨミ「…っ……こんな時に………(自分の手を見据え) 」
ヒロ「あ、或人………すまん…!(或人に肩を支えられ)…やろう、これ以上は…! 」
アナザーゼロワン「……人類が夢を見る時代は永遠に来ないでーす。あなたがたには、ここで死んでいただきまーーーす。(大群と共にヒロたちを追い詰めていく) 」
――――――― 人の「夢」は、終わらないですッ!!!!(刹那、工場区域一体に少女の甲高い声が木霊する。その声に、ヒロたちは聴き覚えがあった。人並み以上にうるさく耳を劈く声でありながら、同時に明るさに満ちた声は、決して人を不快にはさせなかった、あの――――)
優木せつ菜「―――― はぁ……はぁ……っ…!(私服でもジャージ服でもない、ステージの上で見られるアイドル衣装に身を包んだ少女が、或人たちの遥か向かい側に立っていた。戦場には似つかわしくない格好をした彼女は、今までにないくらい大声を叫んだのだろう。息を切らして、ただまっすぐに彼らを見つめていた) 」
ヒロ「…………せつ菜ちゃん!!!! 」
飛電或人「……!?(せつ菜……!)(ヒロと同じく、現れた彼女に目を見張った)…………(だが、彼女に対して「逃げろ」とは言わなかった。まるで、彼女がここに来ることを予見していたかのように、ただ黙して彼女の様子を静かに伺う) 」
ツクヨミ「……!――――――――――――――せつ菜!? あなた、どうしてこんなところに……危険だから、早く逃げてっ! 」
ヒロ「…………(君の答え…見せてもらおうか)(或人と同じく、せつ菜を無言で見据える) 」
優木せつ菜「…はぁ…はぁ……―――― こくんっ…(意を決したかのように息を呑んだ)……ヒロさん。ご心配を、おかけいたしました。あなたのおかげで、私にも…見つけることができました。 」
(回想)ヒロ「君のように彼らの「現実」を知ってなお…"彼ら"のようにヒーローとして、みんなの笑顔と夢を守るために戦える人なんて…そうそういないよ。でも、その人の中には…自分がやれる事で、誰かの助けになろうとしてる人もいる。」
優木せつ菜「自分にできることで誰かの為になれるのなら……自分の「好き」なことで、誰かの「好き」を受け止めることができるのなら………もう迷わない。貫いてみせます…「なりたい自分」を…―――――― 『大好きな気持ち』を!! バ ッ (右腕を斜めに構えると、そこに嵌められた赤いラバーバンドが太陽の光に反射して輝きを帯びる) 」
ジ ジ ジ ジ ジ ッ … ! ! (その時、せつ菜の赤いラバーバンドから極細い光線が放たれ、虚空で屈折し彼女の腰元に何かを描き始める。刻み描かれる光が実体化し、変身ベルトのようなものが形成され、彼女の腰に巻きつくように装着された)
優木せつ菜「………(腰に装着された変身ベルト「アークル」へ静かに一瞥を与え、その瞳に「覚悟」の火を灯す)……だから…戦います!私がやれることで…!! もうこれ以上、自分や誰かが絶望する顔なんて見たくない……みんなに笑顔でいて欲しいんです! 」
ヒロ「……!そうか……どうやら、君の力になれたようだな。(せつ菜を見据え) 」
優木せつ菜「 見てて下さい!私の…――――― 「 変 身 」!! バ ッ ! (右腕を勢いよく左斜め上に突き出した。それは、誰もが見たことのあるヒーローの変身ポーズ。誰もが憧れたヒーローになるための構えだった――――) 」
ヒロ「………(あのベルトは…!! 」
飛電或人&イズ『――――!!』
アナザーゼロワン「……一体何ごとデース…?(踵を返しせつ菜を見据える) 」
――― 夢はいつか ほら輝きだすんだ ―――
優木せつ菜「――――― 変 身 ――――― 」
優木せつ菜 → 仮面ライダークウガ「 ギ ュ イ ン ギ ュ イ ン ギ ュ イ ン ―――――― キ ュ ピ ー ン ッ ! ! ! (そして少女は、仮面ライダー「クウガ」になる。しかし、その姿は従来の仮面ライダークウガではなかった。それは宛ら「クウガを思わせる装飾品を身に着けた少女」であり、その顔も仮面を被らず素顔が曝け出されている。だがそれこそが、"仮面"を被り自らを偽っていた弱さから、ようやく「なりたい自分」になれた彼女自身の強さの表れのようでもあった――――) 」
仮面ライダークウガ「……"邪悪なる者あらば 希望の霊石を身に付け 炎の如く邪悪を倒す戦士あり"――― 今の私は、「仮面ライダークウガ」です!! (本物と比較し姿形は違えど、憧れの存在に変身した少女は大胆不敵に笑っていた) 」
飛電或人「……衛星ゼア…俺も最初は驚きを隠せなかったよ。でも、これが…彼女が導き出した答えなんだろう?(驚愕こそはすれど、その事実を受け止めるかのように不敵に笑いながら、仮面ライダーとなった彼女を見つめだした) 」
アナザーゼロワン「………ぐぬぅあああっ!!(目前に現れた新たな戦士に怪人は発狂し、再び大群へ攻撃指令を下した) 」
バトルマギア『標的ヲ確認!直チニ排除スル!!(クウガに変身したせつ菜をはじめ、再びヒロたちに武器を構えて襲い掛かる)』
ヒロ「君の答え、受け取ったよ……加勢するぞ(クウガ(せつ菜)の横に立ち、土刀を構える) 」
仮面ライダークウガ「はぁ……ふぅ…… 優木せつ菜…―――― 行きます!!(深呼吸を一つし、押し寄せる大群へ果敢にも飛び出し―――)はっ―――ふぅんっ――― やぁッ!!!(常人を逸脱したかのような体術でバトルマギアの一体一体を殴り、蹴り倒し、退けていく) 」
ダイマックスポリゴン2「 >> ズ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ン ン << (巨大なモンスターボールから直径40mを超える巨体の出現し襲いかかるバトルマギアの大群の前に立ちふさがる)雑魚はこのイケメンポケモンに任せな!! 」
イズ「…………せつ菜様は衛星ゼアの導きにより、仮面ライダーとなりました。戦闘経歴が皆無なせつ菜をチュートリアルモードで高速ラーニングを叩き込ませ、仮面ライダーに不可欠な基礎体術を短時間で会得しました。或人社長がゼロワンになった時と同じように…彼女もまた、ライダーシステムに適応する人材と成り得たのです。 」
バトルマギア『 ! ! ? (バトルマギアたちはポリゴン2にビビっている!!▽)(※バーチャル体であるポリゴン2を、敵か味方か判別することができず識別判断による遅延で身動きが一時的に停止している)』
アナザーゼロワン「ふーーーーーむ……邪魔する人間は皆殺しでーす!!!ふんッ!! ブブブブブブッ… ! ! ! (背面の両羽を震わせると、そこから大群の黒いバッタがぶわっと飛び出す。一匹でも触れれば爆発を引き起こすバッタたちが、ヒロたちに襲い掛かる) 」
仮面ライダークウガ「戦える…私も、誰かの為に戦うことができる…――――!はいっ、ヒロさん!(ヒロと肩を並べ、アナザーゼロワンへ立ち向かう)はっ…!!(前方から飛び出してくるバッタをスライディングで掻い潜る) ――――っはああぁ!!(その後昇竜拳が如くアナザーゼロワンの顎元目掛けアッパーを繰り出す) 」
ツクヨミ「えっ……せつ菜……? ……!…クウガ……!? あっ…!(迫る攻撃をかわしながら再びファイズフォンによる銃撃で応戦) 」
ヒロ「…………!!!(土を浮き上げさせ、バッタを包む)……行くぞ!(せつ菜に続くようにアナザーゼロワンに土刀を突き上げる) 」
ダイマックスポリゴン2「 イ ケ メ ン ビ ー ム (ただのダイアタックです) 」
アナザーゼロワン「――――!? グファアアアッ!!(バッタの大群を二人に容易く潜られて驚愕したのも束の間、クウガとヒロの上段への攻撃へ宙へ浮かされるように吹き飛び、地面へ転がり倒れる)…ングゥ…ッ…!!ングアアアアァッ!!(雄叫びを上げながら立ち上がり、ヒロへ殴りかかろうとする) 」
バトルマギア『 チ ュ ボ オ オ オ オ オ オ オ オ オ ォ ォ ォ オ オ ン ッ ! ! ! (ポリゴン2より天から放たれた星型の閃光“ダイアタック”の光に呑まれ、跡形もなく爆散した)』
飛電或人「―――― せつ菜!!!(彼女へ叫ぶと、プログライズキーとアタッシュカリバーを立て続けに投げ渡した) 」
仮面ライダークウガ「(――――!) パ シ ン ッ ―――――― パ シ ッ ! ! (プログライズキーを右手で受け取ると同時に鮮やかに回転し、左手で後のアタッシュカリバーの持ち手を握るように受け取った) …ガ シ ャ ン ッ ! \ Progrisekey confirmed. Ready to utilize. / (水平に構えたキーをアタッシュカリバーへ装填し、エネルギー充填)―――― っはあぁ!!!(そして、稲妻の如きエネルギーを纏う刃を突き立て、アナザーゼロワンの胸部へアタッシュカリバーを突き刺した) 」
ヒロ「…………負けるかぁ!!(殴りかかるアナザーゼロワンの拳を潜り抜け、一発顔面にパンチを喰らわせる) 」
アナザーゼロワン「ングゥ…!?(互いの拳がすれ違う中、ヒロのカウンターパンチがその醜悪な顔面にめり込みよろめく) …ガハ…ァッ……!!! (その間隙を突かれるように胸部へアタッシュカリバーの刃がぐっさりと深く突き刺さり、緩慢な足取りで退き始める) 」
仮面ライダークウガ「 あなたを止められるのはただ一人…――――― 私ですッ!!!(自らに親指を突き立てた後、両腕を開いて腰を落とした構えを取り、全力で助走を付けて走り出す) ダ ン ッ ――― ダ ン ッ ――― ダ ン ッ … ! ! (一歩一歩、大地を蹴り上げながら走る中、足裏から炎が巻き起こる) 」
仮面ライダークウガ「 タ ン ッ ――――(そして火炎を纏いながら回転して飛び上がり)――――― “せつ菜☆スカーレットストーム”ッ!!!!! (上空から跳び蹴りを叩き込むライダーキック“マイティキック”を、アナザーゼロワンの胸部に突き刺さったままのアタッシュカリバーに目掛け、その武器と共に貫通する勢いで炸裂させた) 」
アナザーゼロワン「 う ぐ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ ぁ゛ ぁ゛ ぁ゛ ぁ゛ ぁ゛ ッ゛ ! ! ! ! ! (胸に突き立てられたアタッシュカリバーごとクウガのライダーキックに全身を貫通され、盛大に爆発した) 」
アナザーゼロワン→腹筋崩壊太郎「……ふふっ、ふっきん…ほうかい…かいkai……ギ ュ ゥ ゥ ン…――――(爆風の中から倒れ込むように飛び出た後、暴走するヒューマギアはその機能を完全に停止した) 」
カ ラ ン、 カ ラ ラ ン … ッ … ――――― パ キ ャ ア ン ッ ! ! (腹筋崩壊太郎の体内から飛び出した黒い時計のような物体が地面へ転がり落ち、跡形もなく砕け散った)
仮面ライダークウガ→優木せつ菜「 シュゥゥ……(全身を纏っていた装甲や変身ベルトが光となって霧散し、元の姿へ戻った)………はぁ……はぁ……ふぅ……――――「今日もまた、世界を救ってしまいました」!!(いつかのステージで発した決めゼリフを再び口にする。垂れゆく汗が煌めいて、彼女の笑顔をより眩しく照らしていた) 」
ツクヨミ「あっ……た、倒した……! ――――――――――――――― ! ? …え……………(腹筋崩壊太郎から飛び出したものを、砕け散るに至るまで決して見逃さなかった) 」
ポリゴン2「ロリではないけれどもいいステージでしたね、イケメンポリ2の僕はその辺褒めるとこはきっちり褒めるよ拍手できないけど、あとロリじゃないけど。>>ロリじゃないけど<< シュン シュン シュン……(大マックスが解除され元のサイズ……からさらに小さく手乗りサイズまで縮む)いやこうはならんやろ。 」
ヒロ「……やった、か…(倒された腹筋崩壊太郎を見て)……素晴らしかったよ、せつ菜ちゃん(せつ菜に歩み寄り、拳をゆっくりと突き出す) 」
ツクヨミ「……………………(黒い時計のような物体を目撃した後から、深刻な顔でしばらく黙り込んでいた) 」
飛電或人「……!(アナザーゼロワンの消滅後、手にしていた飛電ゼロワンドライバーから発せられた起動音に嬉々たる笑みを浮かべた)……ありがとう…みんな。おかげでバッタモンはいなくなったし、俺のドライバーも元通りになったようだ。本当に感謝する……恩に、着るよ!!(パーカーのフードを強調するかのように着込む)はいっ!アルトじゃ~~~~~~ないとっ!!!m9(゚Д゚) 」
イズ「今のは、感謝を意味する「恩に着る」という言葉と、洋服を上に着るという意味の「着る」をかけた、小粋なギャグでございm 」
飛電或人「うわああああああああああ!!!お願いだからギャグを説明しないでえええええええ!!!!! 」
優木せつ菜「……!やりましたね、ヒロさん!!(ヒロと拳をとんっと突き合わせる)あぁ~…っ、やっぱり可愛いです!!(小さくなっていくポリゴン2を屈んで見つめる)……?ツクヨミちゃん……?(彼女の浮かない顔に気が付いて、下からのぞき込む)……或人さん、イズさん。この度は…本当にありがとうございました。(右腕のラバーバンドを見せつけた後、二人に深くお辞儀する) 」
ツクヨミ「………………終わってないかも……(しばらく沈黙を貫いた末、その重い口を開いた) 」
ポリゴン2「この世で可愛いと言っていいのは小学生以下のロリとロリポケモンだけだよ。悲しいなぁ(手乗りサイズだがそこはポリ2、浮遊し目線だけでもせつ菜の上を行こうとする) そう、終わりなどない。もっと上を目指そうぜマスターボールクラスのトップとかその辺 」
ブロリー「 カ ワ イ イ 」
ヒロ「憧れていた人の力になれて良かったな…(或人を見ながらせつ菜に)………終わって、ない? 」
飛電或人「…「なりたい自分」って奴に出会えてよかったな。(せつ菜へにししと笑う)……(ツクヨミの心情を彼女の表情から読み取ったのか、コホンと咳払いして馴れ馴れしくツクヨミの肩に腕を回した)よーし!ここで立ち話もなんだし、マックリアでも行くか!もちろん、俺のおごりだ!ほらっ、行くぞ行くぞ~! 」
ツクヨミ「……そうよ……そうだわ。あの時、私達の時空転移を邪魔してきたあれといい……そして、見計らったようなアナザーライダーの出現………今思えば、何もかも、おかしかった…(独り言のように述べていく) 」
ポリゴン2「そこはフランス料理店じゃないの。マックリアぐらいよく行ってますよ(ポケモンの屑) 」
優木せつ菜「…はいっ!(ヒロと或人に)あっ♪いいですねぇ~!行きましょう!!私、ハッピーセットについてくる「宙返りポリゴンZ君」が欲しいです!!(聞いてない) 」
ポリゴン2「(ていうか最近ポリZくん頭バグってから(いつものことです)見かけなかったけどハッピーセットになってたかー……天職見つけたんだなぁ……) 」
ツクヨミ「―――――――――――――――はっ…! あっ…え、えぇ…そうね。(或人の咳払いで周りに気がつき) 」
ヒロ「…お、まじ?俺遠慮なく食っちゃうからな!(ぉ 」
こうして、飛電を巡る一連の騒動は鎮まり、彼らの間にまた穏やかな時間が戻ったのだった… 」
××××「……(工場を離れていく一同を鉄塔の上から静かに俯瞰していた)………どういうことかしら。"あのような歴史"は存在しないはずよ。 」
××「…「未来は変えられる」…だから、先のことは俺たちにも予測できない。これは必然だよ。(手中で「黒い時計」を何度も弾ませながら、鉄屑の山に腰かけていた) 」
×××「だが、「依り代」を失ったのは紛れもない事実だ。次の対象は決まっているんだろうな?(金属板を踏み鳴らしながら頭上の××××を睨み上げる) 」
××××「…………ええ… ただ…… 」
××「……そうだね…彼らのせいで想定外にも時間を食い過ぎた。このままだと『彼』が動き出しかねない。急がないと……なんだかヤバいことが起こりそうな気がする… フィ、フィククク……――――― 」
ちゃちゃまる「 うおー!今回のせっつ―かっこよかったぞー!オイラも仮面ライダーになりたいぞー!ふんふん! 」
源 さくら「 えっ、これってあの、つまり………も、もももしかして……だ、誰でも変身できるってこと…!? 」
関羽「 そんなことはな……いやあるかもしれない() 」
赤ちゃん「 ばあぶ!(赤ちゃんも変身したがっている) 」
はらぺこあおむし「 (仮面ライダーに変身してハロウィンのアルバイトをしている) 」
ふなっしー「 ふなっしーも仮面ナッシーになりたいなっしいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!! 」
鳴滝「 おのれ、ディケイドォーッ!!!美少女が仮面ライダーになってしまった!!けしからん!もっとやれ!!!! 」
ペニーワイズ「 ライダーキック!(ちゃちゃまるの背後から現れライダーキック) 」
ちゃちゃまる「 ぐわーーーーーーーーッ!!!!(盛大に爆発) 」
ルフィ「 仮面ライダーに、俺はなる! 」
ウルージ「 おーおー、好き勝手変身(願望)しなさる! 」
鱗滝左近次「 流行が遅い!(なぜか鳴滝にビンタ) 」
鳴滝「 私も美少女ライダーになりたいぞ!おのれええええええええええええええ(ビンタされる) 」
ヒロ「……美少女ライダーは見てるからこそ楽しいんだ(賢者モード) 」
~マックリア~
優木せつ菜「 あんむっ♪ もくもく……美味しいです♪ (* ^ᗜ^ *) ペカー✨(ツナマヨバーガーを頬張って満面の笑みを浮かべる) 」
ヒロ「……これは美味しいな(かんさいバーガーを食べている)…いい笑顔だな(せつ菜に) 」
飛電或人「んめぇー!(せつ菜の向かい席でテリヤキバーガーに被りつく)はー…こういうジャンクフードひっさんびさに食べるな~…!この味の良さはヒューマギアにもわからねえだろうなぁ~… 」
はらぺこあおむし「(マックリアでハロウィンのアルバイトをしている) 」
ピザ屋猫「ご注文のマルゲリータピッツァをお持ちしました(マックリアへ突入しヒロたちにピザを配達する) 」
優木せつ菜「はいっ!あまりにもおいしくって、顔がにやけちゃいますねぇ~!(* ^ᗜ^ *) ペカー✨ 私も久しぶりに食べました!同好会の皆さんと放課後に食べに行った日を思い出します! ちょ、誰ですか!?ハンバーガー屋でピザを注文した人!!!タダならいただきます!が!! 」
ツクヨミ「…………(各々が美味しそうに食べている中、様子が曇っていたのだった…) 」
天啓猫「セットで注文するならサラダも頼むといいよ。(説明しよう!ハンバーガーショップに居座っているこの猫の名は「天啓猫」!人間に天啓を与えるのだ!) 」
ハゲラティ「(どこぞのチートバグにより店の中を頻回に動き回る)」 」
たれぞう「たれぞうからの注文です!(離れたテーブル席でバナナを食べている) 」
スペースキャット「(阿部さんバーガーを食べてしまった猫は一足先に新時代へと突入したのだった) 」
刑事猫「んだよ~!食いてえメニューがねえじゃねえか!ったく…すいませーん!牛丼とパン!(無茶な注文) 」
ヒロ「だな!…その笑顔を見てると俺もにやけてきちゃうな(せつ菜に)…ピザ!?よし、ピザで一言!(或人に無茶振り) 」
アルバイト猫「ヨシきた!(ヨシの家の牛丼(320円)とパン(2円)を提供) 」
ポリゴン2「(ハゲラティをトリックルームに閉じ込める) なんでマックなのに家族連れ少ないんですかね…… 」
飛電或人「俺も学生の時はしょっちゅう食ってたもんだ……ピザか?よーーーし、おほんっ!(任せろと言わんばりに咳き込む)この熱々のピザ!なんとチーズが落ちーず…! 」
イズ「今のは、「チーズ」と「落ちーず」をかけた、こってりとしたギャグでございます。 ……ツクヨミ様?(ツクヨミの表情を窺い不思議そうに傾げている) 」
ハゲラティ「むわぁああああ!(ー再起不能ー) 」
アンゴル「申し上げます!マックリアのクーポン券をゲットしましタァ!ああああああああ(歓喜)(ヒロにクーポン券をおすそ分け) 」
ツクヨミ「………え…? あ……何…?(イズに) 」
モララー「全人類騙されたと思ってハンバーガにマヨネーズだけ挟んでみろ。くっそうめーぞ。 」
ギコ「おめえだけで食ってろ(モララーの目にマヨネーズボトルをぶち込む) 」
ヒロ「………なんで俺だけに?(アンゴルに)いたまきました! 」
ヒロ「…噛んだ 」
イズ「ピコピコ? ツクヨミ様、如何なさいましたか? 」
ポリゴン2「は????なんて????幼女?????ガタガタガタガタガタ 」
ツクヨミ「え……あ…う、ううん…なんでも。 …あ、これおいしい… 」
優木せつ菜「……??ツクヨミちゃん……ひょっとして…―――― マックリアは初めてですか!?(ガタッ)そうですねぇ…マックリアといえばこの豊富なメニュー!初めてだとどれから食べたらいいか迷いますよね…そこで私のオススメはこれ!「チーズバーガー」です!!!なんてことのないよく見るチーズバーガーですが、なんとこのマックリアのは一味も二味も違います!!バンズは工場ではなく店内で生地からつくられているからもちもちふわふわで、そうしてできたバンズでオージービーフ顔負けのカオスビーフ100%、しかも肉汁たっぷりで、それにシャキシャキサラダにお目玉のとろけるお手製チーズの怒涛のコンボが食欲をそそr(ry 」
モルペコ「は????肉?????マ????? 」
ヒロ「(ま、またスイッチが…)(せつ菜を見て) 」
ツクヨミ「………(―――――――!) ………はっ!?え、いや、あの……は、はぁ。(せつ菜のおさまる気配のない大量の説明を渋々聞いてる) 」
飛電或人「せ、せつ菜は食レポでもキレっキレだな…!ハンバーガーといえば…そういえばこの前街で偶然、璃奈に会ったんだ。マックリアの紙袋を抱えててな…それを見てから俺もマックリアのバーガー食いたくなったんだよなぁ~。 」
優木せつ菜「おっとハンバーガーだけじゃありませんよ!この「ポテツ」のセットも欠かせません!抜群の塩気が聞いたこの揚げたてポテトはかの堅あげポテトに勝るとも劣らない歯ごたえがあって一度手を出すとやめられないとまらないんですよねー! えっ、璃奈さん?ああ、璃奈さん、ハンバーガーがとっても大好きなんですよ!よくお忍びでこっそり食べに行っていたらしいですが、ファンの人たちとよく出くわして恥ずかしいからってテイクアウトに切り替えたみたいですが… 」
ヨクバリス「(大量のハンバーガーを前に幸せそうに頬張っている。ついでに気づかずモルペコも平らげてしまう) 」
サシャ「一切れのパァンッ!!!!!!!!(金欠なのでパン(2円)で空腹を満たしている) 」
飛電或人「はー…そうだったのかあ…アイドルも大変だな。今度、彼女も誘ってみんなで食べに行きたいよな。ズコココー…(オラ・コーラを喉へ流す) 」
オラ・コーラ「押忍っ!オラ、コーラ! しゅわしゅわしてオラ、ワクワクすっぞ! 」
ヒロ「…璃奈ちゃんも?あの子も意外なものを好むんだな…(2人の話を聞いて)…(せつ菜の解説を聞いて拍手を贈る) 」
ツクヨミ「……はぁ…… ……ちょっと、トイレ。(そう言って立ち上がり、トイレへ向かっていく) 」
モルペコ『うらら♪(遺言)』
優木せつ菜「あ、いってらっしゃいです!(トイレへ行くツクヨミへ)そうですねぇ…私も、立場上身分を隠してアイドル活動をしているので璃奈さんの気持ちもわかりますけどね…(ソーダノダーを飲みながら)それは名案です!きっと璃奈さんも喜びます! 」
うちはイタチ(ナレーション役)「モルペコは犠牲になったのだ。古くから続く犠牲の犠牲、その犠牲にな… 」
神龍店長「さあ、注文を言え。どんなメニューにも一つだけピクルスを入れてやろう…! 」
アオイチャン「ピクルスをピクルス抜きでお願いします。 」
スペースキャット「?????????????????????????????????????????? 」
ハンネス「?????????????????????????????????????????? 」
うちはイタチ「?????????????????????????????????????????? 」
ムッコロ「?????????????????????????????????????????? 」
ヌマクロー「?????????????????????? 」
遊城十代「まるで意味が分からんぞ!! 」
Party Parrot「 O P P A I 」
優木せつ菜「謎が謎を呼びました!!!!!(大汗) 」
ブン「ねーちゃん!!!なんでハンバーガーショップなのにチャーハンがねーんだよおかしいだろねーちゃんねえチャーハン!!? 」
フーム「でも「ちゅうごくバーガー」にチャーハンが入ってるみたいよブン… 」
ブン「じゃあちゅうごくバーガーをチャーハンだけちょうだい!! 」
優木せつ菜「チャーハン……今度は中華料理も食べてみたいですね…(じゅるり…) 」
ヌマクロー「(ヌマクローのきあいだま!) 」
きあいだま「(←頭上で輝いている) 」
ツクヨミ「(そして、洗面台の前で鏡に向かい)……きっとまた……私達の前に、現れる。 ………(独り言を呟いている) 」
飛電或人「中華にまだ夢中か!はいっ!アルトじゃ~~~~~ないとおおおおおお!!m9( ・`ー・´) 」
飛電或人「ふぅ……それはそうと…せつ菜。あの時は助けに来てくれてほんとにありがとな。(改まった表情で彼女と向き合いながら) 」
ヒロ「お、それはいいな!また来よう!(或人に)…………呼びすぎだよお! 」
優木せつ菜「……!いえ…!イズさんが届けてくれた「これ」のおかげです!(右腕に嵌められた赤いラバーバンドを見せつけながら)……説明を受けた時は正直驚きました。でも、これのおかげで…なんだか、とっても強くなれたような気がします。 」
飛電或人「……そういや「それ」、いったい何なの?実は俺もよくわかってないんだが……イズ? 」
キルケーおばあちゃん「キュケオーンをおたべピグレット!なに?ここはまっくりアなのでそんな義務はなィ?そしたらこのキュケオーンバーをおたべピグレット!ほらおいしい!すごくおいしい!!もぐもぐ!ぐちゃぐちゃ!どうだいぴぐれっとおいしいだろう?ウンオイシイ!キュケオーンバーガーダイスキサ!そうだろう?ふふふううふふふうふどうだいぴぐれっとおいしいだろう?キュケ!キュケケケきゅけしいだろう?おいしい、おいしいだろ!おたべ??おたべったら?食べないと泣くぞ?ほら泣くぞ……え~~んえ~~~ん……キュケオンン!!!!!!!キュケ!!!オン!!!!キュケットモンスター!!!赤!!キュケオン!オン!!オオオン! 」
イズ「はい。(或人の声に反応して一礼)私から説明いたします。…せつ菜様に授けたその腕輪は、「アイドリング」です。自動車のアイドリングではございません。それは、"装着車の思い描く理想の姿に変身できる力"が秘められた腕輪でございます。 」
モルペコ「盛るペコ(復活!モルペコ復活!!) 」
夜神月「(キルケーおばさんにキュケオーンを無理やり食わされ新世界という名の地獄へ逝きかけている) 」
飛電或人「…ってことは…?何にだって変身できるってことか…すげえ…! そうか…あの時せつ菜が仮面ライダーに変身できたのも頷ける……けど、なんか仮面ライダーというよりは少し違ったようにも見えたけどな?ほら、肝心の仮面は被ってなかったし。完全に再現することはできない、ということなんだろうな…? 」
ヒロ「……(以前せつ菜と交わした会話を思い返しつつ、話を聞いている)思い描く理想の姿…正義のヒーロー…というわけか。 」
優木せつ菜「私も、まさか憧れの仮面ライダーになれちゃうなんてびっくりして…夢のようで…でも現実に叶ったんですよね…。今でも正直ぽわぽわしてて、実感が湧きませんけど… 」
イズ「アイドリングは、衛星ゼアが何らかの情報を受信をして造られたものです。そのためか、ゼアと同じ成型機能も搭載されていて、変身ベルトや武器、その他様々な物質を高速生成することが可能です。もっとも、アイドリングのスペックに追いつくためにはせつ菜様自身がそれに適応する能力を付けなければ意味がありません。そのため、彼女には私からラーニングを実施いたしました。幸い、せつ菜様自身の身体能力が一般の女子高生の水準レベルを凌駕していたこともあり、基礎的な能力は申し分ない、というところですが。 」
飛電或人「…ラーニング…俺が初めてゼロワンになった日のことを思い出すなぁ…(腕を組みしみじみと過去を思い出す)せつ菜は、同好会メンバーの中でも結構過激なトレーニングを日々行っているって言っていたもんな。だからあんな機敏な動きができたってわけだ。……でも……一つ気がかりがあるな… 」
優木せつ菜「えへへ…(ヒロたちの言葉で照れくさそうに頬を掻く)それに、ずっと特撮やアニメなどでバトルアクションシーンを見続けていましたから、憧れのヒーローになり切って、見よう見まねでなんとなくそれらしい動きをしたら…何か、頭で考えるよりも先に身体が動いてしまって…! ……どうしたんですか?(或人に首を傾げ) 」
飛電或人「…「今回の一件」のことさ。結局あのバッタモンはなんだったのか…あいつが出現したことで何故か俺がゼロワンに変身できなかったか…あの偽物を倒す鍵「アイドリング」のこととか…そして、何故それをせつ菜へ託したのか… 」
飛電或人「…そもそも、衛星ゼアがそのすべてを予測していたこと自体も、謎だ。ゼアは…どこまで知っていたんだ…? 」
つらそうな客(ネイマール)「うあ゛ぁ゛ぁ゛……も、漏れるぅ゛~~~!!(しばらくして、何やらトイレに入っている人が一向に出てこなくて困っている様子) 」
優木せつ菜「…それは……あ!(何かを言おうとしたその時、ツクヨミのことを思い出す)ツクヨミちゃん…!……は、まだお手洗いから戻りませんね…もしかして、お腹を…… 」
BIG BOSS「ドンドンッ ドンドンッ ドンドンッ ドンドンッ ドンドンッ ドンドンッ ドンドンッ (トイレのドアに背をつけしきりにノックしている) 」
飛電或人「ん?そういや全然戻ってこないな…悪いけど、ヒロ。ちょっと様子を見に行ってきてくれない? 」
ヒロ「…君らしいな(せつ菜の話を聞いて)あの時の君はまさしく…ヒーローだったよ…… そのゼアとやらが仕組んだ可能性はないのか? 」
ジョニー「入ってるぞ 入ってるぞぉ! 入っている!入ってるって言っているだろ!!(隣のトイレからノックに返答) 」
LIQUID SNAKE「 お 静 か に ! 」
SOLID SNAKE「リイイイイイィィィキキイイィィッッッッ┣¨オオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォ————————————————— ッッッッッ!!!!!!!!!!!!!! 」
ヒロ「…わかった(トイレへ向かう) 」
飛電或人「(ヒロが席を外し見ていない隙に彼のポテツをこっそり盗って食べ始める) 」
イズ「或人様、おやめください。 」
トイレの様子を見てみると、個室のひとつは内側から鍵もかけられているが、そこからは人の気配がしなかった…。
ヌマクロー「あ、すみません……(うっかり故意にヒロのポテツを両手で抱え自分の口に放り込んでしまった) 」
優木せつ菜「……(ヒロさん…早く戻ってこないとえらいことが…)(汗) 」
飛電或人「こいつ(ヌマクロー)が俺の濡れ衣となってくれるからへーきへーき。(こら) 」
ヌマクロー「あ、すみません……(テーブルの軸に足を引っ掛けうつ伏せに倒れる。ケチャップの着いた手で床に『アルト』と書いた) 」
優木せつ菜「……(そんな様子を見てほくそ笑んでいたが、せつ菜自身もまた、ツクヨミと同じように思うところがあり、その表情に少なからず陰りがあった)……あの或人さん…… 」
飛電或人「んっ?うわああああああああああああお願いだからやめてくれええええええええええ(ヌマクローの両足を掴んでモップの様にその顔で床上のケチャップをぐちゃぐちゃにする←) ど、どうした…!?(ヌマクローが余計なことをしたせいで動揺しているため、せつ菜の顔をよく見られていない) 」
優木せつ菜「…… …… ………ごちそうさまでした!!おいしくいただけました!(何か言いたいことがあったのだろうが、今はそれをあえてぐっとこらえることにし、取り繕った満面の笑みで感謝を表現した) 」
飛電或人「…おうっ!(掃除道具(ヌマクロー)を両手に慌ただしく微笑み返した) 」
結局、ツクヨミと合流することなくマックリアを後にした彼らは、それぞれの帰路へ着いたのだった…
優木せつ菜「………(自宅の私室。部屋の中で静かに佇んで右腕のラバーバンドに視線を落とし続けている) 」
優木せつ菜「………きっとこれが…この世界で私がやるべきこと…やりたいことなんだ。 」
たとえこれからどんなことが起ころうとも、「大好き」なみんなを、この世界を、守るために戦うんだ…
人として、アイドルとして、ヒロインとして…
―――― 私が"大好き"な『優木せつ菜』として ――――
―――――― 「大好き」な想い ―――――
―――――― f i n . ―――――
……And ―――――
×××「――――――――――― ニ ヤ ァ 」
New Generation ―――― Coming Soon
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