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アスラン・ザラ「バレンタイン中止に失敗したから許さん!(しわしわピカチュウにジャスティスをぶつけ、自爆させる) 」
しわしわピカチュウ「やっぱりバレンタインは嫌いだ…(爆発で星になった) 」
モルカー「もしゃもしゃ(捨てチョコを貪っている) 」
はらぺこあおむし「(バレンタインが終わったのでハロウィンのアルバイトをしている) 」
ちゃちゃまる「うおおおおお!昨日のチョコケーキは最高に美味かったぞー!美味しくって、ついつい食べ過ぎちゃったぞー!これは筋トレしないとヤバいなー!ふんふんー! 」
ペニーワイズ「よく言った!!!!(ちゃちゃまるの体に合計130tの重りをつけたロープをくくりつける) 」
ちゃちゃまる「うおわあああああ(重すぎて床を突き抜けた) 」
ヒロ「俺はバレンタインの負け犬じゃない。 」
ハクア「…おん?なんじゃヒロ、こんなところにおって。はよ家(ウチ)へ戻れ。風邪引くぞ。(お手製の手提げ袋を手にやってくる) 」
町長「今は外はダメだ!家であったかくしてろ! 」
ハクア「ほれ、町長殿もそう言うとる。 」
町長「ちなみに人体でいらない腸は? 」
水兵ワドルディ「艦長(※誤字)ですね! 」
バル艦長「しゃらくせぇい!!(ワドルディのスマホを戦艦ハルバードに括り付けて海へ墜落させる) 」
メタナイト卿「部下の誤字脱字が目立ってしまうのはすべて私の責任だ。だが私は謝らない。(ハルバードと共に沈む) 」
ヒロ「……ん、ハクアちゃんじゃないか。(ハクアを見て)戻る前に聞くが…その袋はなんだい? 」
本田圭佑「なんで(バレンタインに)負けたか来年(のバレンタイン)までに考えといてください 」
ハクア「これかの?そうじゃお主にはまだじゃったの~。(袋の結び目を解いて中から和柄の折り紙で作られた小箱を一個取り出す)ほれ、ヒロ。主にもやろう。わしお手製の「ちよこれいと」じゃ。(幼女のような天真爛漫な笑みを浮かべながらその箱を差し出す) 」
ヒロ「……!俺に、か…!(ハクアから箱を受け取る)ありがとう、美味しくいただくよ!(そう言った瞬間に箱を開ける) 」
ハクア「わしは流行…?今どきの若いもんが如何様な甘味を好むか分からぬのでな、宇治抹茶風味にしてみたのじゃ。口に合うかどうか… 」
ヒロ「へぇ、宇治抹茶…(一口入れる)………ん、美味しいよ!手作りだっけか。素晴らしいよ! 」
ハクア「そ、そうか…!そうかそうか…♪ それはよかったぞ!(嬉しそうに微笑む)実はの、こうして近所の者たちに振舞っていたのじゃ。ヴォイドも稔もみな喜んでくれて嬉しかったのじゃ。 残りは家で食べるとよい。温かい茶と併せて味わうとよいぞ。 」
ヒロ「それは良かったね!みんな、君の真心に心が暖まっただろうね。 …そうだな。あったかい家であったかいお茶…とことんあったまりそうだ。(ニコッ 」
ハクア「……?ぬっ!これは…!(咄嗟にヒロの右手を小さな両手で掴み取る)赤く腫れとる…しもやけじゃ!これはいかん!じっとしておけい!(ポケットからハンドクリームを取り出して少量をその右手に塗って揉み解していく) 」
ヒロ「…!?(ハクアに手を掴まれ)寒さで痛いなって思ったら、やっぱり…!(手を揉み解されながら) 」
ハクア「(もみもみ)まったく(もみもみ)こんなに乾燥して(まみもみ)仕方のない奴じゃ(もみもみ)たまにはこうして(もみもみ)潤いを(もいもみ)保たねば(もみもみ)大事な手も(もみもみ)泣いとるぞ(もみもみ)……うむ、こんなもんでよかろう。ほれ、これも持ってゆけ。昔は植物を擦り合わせて薬を作ったものじゃが、今は便利な世よの。(そう言ってハンドクリームをその手に握らせる) 」
ヒロ「んっ……(揉み解され)…ん、ありがとう!(ハクアから渡され、握ったハンドクリームを見て)まいっちまうな、世話かけられっぱなしだ…(たはは 」
ハクア「わしからすればお主らはみな幼子同然よ。故に世話もかけとうなる。(まさにその幼子のような顔をした少女が言うには説得力に欠けるが)わしはもう帰るが、お主もそう遠出するでないぞ。じゃあの。(フッと不敵な笑みを残して歩き去った) 」
ヒロ「…確かに…ん、またな(ハクアを見送り)…手袋でも取ってくるか(歩いていく) 」
ペニーワイズ「ヒロまで勝ち組となってしまった… 」
関羽「そんなもの(があっていいはず)はない 」
ルシフェル「 ふっへっへ。あるわけないだろう 」
徳川家康「 どうも、徳川家康です。 」
ヒロ「俺はヒロです。 」
Hiro「I'm Hiro. (米国のヒロが現れた!) 」
弘「我是弘(中華なヒロも現れた) 」
히로「나는 히로입니다.(ハングルなヒロも現れたぞ) 」
हीरो「 म हीरो हुँ(ネパールっぽいヒロもやってきた) 」
Χίρο「Είμαι Χίρο(ギリシャのヒロが乱入) 」
Хиро「Би Хиро(モンゴルのヒロ、参戦!) 」
ฮิโระ「 ฉันคือฮิโระ(タイよりヒロがやってくる) 」
ヒロ「…………グローバルだな! 」
ナレーション「 『CHAOS TIME ヒロウvsディケヒロ』 」
ヒロシ「お前らヒロじゃねえ!!!! 」
水嶋ヒロ「おばあちゃんは何も言わなかった… ☝ 」
ピンクのおばあちゃん(ピーチ)「ピンクが足りないねえ!出直してき!(ヒロを島送りにする) 」
ヒロ「し あ わ せ(島送り) 」
ナレーション「 一か月後、ヒロは帰ってきた。桃色の乙女になって… 」
セーラーヒロメール「うっふうううううううううううううううううううううううううううううううん!!!!!!!!!!!!!! 」
神父「全世界のヒロは島送りにされた。これで私と善子ちゃんの間に立つものはなくなった。 」
ベジータ「ふおぉおっ!?!?!?!? 」
神父「私と善子ちゃんの恋路を邪魔するか!!!(覚醒)(ベジータを掴みセーラーヒロメールに特攻) 」
神父「ベジータさん、ベジータさん、行きますよ!!!! 」
サークライ「「「「「「「どうも、天空のサークライマサヒロです(八翼の神が降臨し平行直列した惑星を貫通するビームを放つ)」」」」」」 」
― とある忍里の離れ ―
下忍『ザッ―――ザッ―――(巻物を手に木から木へと飛び移りながら、何かから逃げるように駆け抜けていく)』
春野サクラ「ナルト!そっちへ向かったわ!(下忍たちを追跡するように木間を移動していた) 」
うずまきナルト「逃がさねーぞこの野郎!奪った巻物を返しやがれ!(サクラよりも早く、下忍たちへ掴みかかろうと手を伸ばして迫ろうとしていたが――――) 」
―――― ジジッ、バジバジッ…バジンッ…!! (突如、ナルトの身体にノイズが走った)
うずまきナルト「うぐっ…!?(…何だ、今のは…一瞬、体に…電気が走ったような――――) 」
キ ィ ―――― 時 間 停 止 ―――― ィ ン
×××「――――― ザ ッ (制止した時間の中、ナルトの傍に人影がゆらりと現れ出でる)…お前の「力」を貰うぞ。 ギ ュ オ ン ッ ! ! (懐から取り出した黒い小型時計を、青年の体の中へ突っ込んだ。そして…) バ ッ (彼の体内から時計を引っこ抜いた) …フン…―――― パ チ ン ッ ☆ (ナルトから一歩引いた後、指を鳴らした) 」
ン ィ ―――― 開 再 間 時 ―――― ィ キ
うずまきナルト「――――!!?(刹那、全身が力抜けたように運動機能の一切が停止し、枝の上から地上へ落下してしまった) 」
春野サクラ「 !? ナルト!!(下忍の追跡を中断し、急いでナルトのもとへ駆け寄っていく)どうしたのナルト…っ…!?しっかりして…!! 」
うずまきナルト「はぁ……はぁ……さ、サクラちゃん… な、なんか俺…急に、変になったってばよ……(過呼吸のように息を乱し始める) 」
春野サクラ「変…?まさか、さっきの敵(下忍)から何か変な術を受けたんじゃ…!?(倒れ伏したナルトの体を起こしながら) 」
うずまきナルト「わかんねえ…けど……体のチャクラが、急に全部吸い取られたような……力が、全然でねえってばよ………――――― 」
― 大乱闘会場・控室 ―
Miiファイター(剣士)「うぅ…今日も大乱闘に勝てなかった…所詮、おいらなんて最弱のファイターなんだ…(控室で一人項垂れている)……明日には新ファイターが発表されるかもしれない…もっと強い人たちがどんどん現れる…おいらが日の目を見ることはもうないんだ……嗚呼…… 」
×××「コツ…コツ…コツ…――――(Miiファイター以外誰もいないはずの控室に、何者かの足音が鳴り響いた) …すべてを退ける「力」が欲しいか?ならばお前にその「力」をやろう…! カ チ リ … ―――― \ ナ ル ト / (黒い小型時計を取り出し) フ ン ッ ―――― ギ ュ オ ン ッ ! ! (その時計を彼に埋め込んだ) 」
Miiファイター(剣術)→アナザーナルト「んぐっ!? がっ、はっ……う、うおおおおおおおお (振り返る間もなく時計を埋め込まれ、その身体が黒い靄に包まれていく) ズ グ グ グ ッ … ―――― バ ァ ン ッ ! ! ! (靄に包まれた身体が砕け、中から変わり果てた姿「アナザーナルト」となって現れた) 」
×××「歴史は変わった。今よりお前は―――― 「うずまきナルト」だ。 」
アナザーナルト「……ク、ククククク……!!力が、溢れる…!!俺なら……今の俺なら…ッ……!!! クッ…クククッ……クァハハハハハハッ―――――― 」
― スクールアイドル同好会・部室 ―
優木せつ菜「ほっ…!ほっ、はっ…!(部室で一人、ダンスの練習を行っていた) 」
桜坂しずく「ガチャ…(部室へ入ってくる)…あれ、せつ菜さん?まだこんな時間まで練習を…? 」
優木せつ菜「あっ、しずくさん!(入室してきた彼女に気づいて練習の手を止める)はいっ!私はいつでも全力ですので、練習も時間いっぱいやりたくて!ふぅ…!(首に巻いたタオルで煌めく汗を拭う) 」
桜坂しずく「本当にすごいですね…! (料理以外は)なんでもこなすなんて…(ボソッ) 」
優木せつ菜「…??何か言いましたか?(ほえ?) しずくさんも、この時間まで演劇の練習を? 」
桜坂しずく「あ、いえ!なにも!💦 …はい、そうです。今度の役はなかなか難しくて、こちら(スクールアイドル)の方に余裕が持てなくなるくらいで… 」
優木せつ菜「大変ですね…でも、そうした苦難を乗り越えて出来上がった演劇、楽しみで仕方ありません!公演の日が待ち遠しいですね! 」
桜坂しずく「ありがとうございます。 ………あの、せつ菜さん…(改まった表情で言い淀むが)……先日の、ことなんですけど…「あれ」は、いったい……(その言葉と共にせつ菜の右腕のラバーバンドに視線を落とす) 」
優木せつ菜「……?……ぁ…(何の事だろうと一瞬首を傾げるも、しずくの視線から察して自分もラバーバンドへ視線を落とした)…ああ、これですね。みなさんには、お話ししようかどうか悩みましたけど……私、正義のヒーロー、いや、ヒロインになっちゃいました…!(えへへと照れくさそうに笑う)ずっと憧れていた存在に、なりきりとかじゃなく、本物として…変身できたんです。 」
優木せつ菜「 私《優木せつ菜》が「中川菜々」の隠れた姿であるように、この正義のヒロイン《仮面ライダーアイドル》が「優木せつ菜」の隠れた新たな姿となったんですよ。時に生徒会長として、時にスクールアイドルとして、そして…時に正義のヒロインとして、みんなの『大好き』を守るんです!私は、そのための力を、手に入れたんです! 」
桜坂しずく「………(意気揚々と語るせつ菜に反し、どこか不安げな表情で彼女の語りに耳を傾けていた) 」
優木せつ菜「……しずくさん……? 」
桜坂しずく「……せつ菜さんは、本当にすごいですね…。「なりたい自分」になれて、そんな自分らしさをさらけ出せるなんて、本当に、すごいです…。 」
ポツ……ポツ……ポツ、ポツ、ポツポツ…――――― ザ ァ ーーーーー ッ … (窓の外。陽も落ちた暗い空から、雨粒が次々と滴り落ちていく)
桜坂しずく「……私は、私自身の「自分らしさ」が未だによくわかりません。演劇役者として、いろんな登場人物をたくさん演じてきました。…そうして思ったんです…「自分ではない誰か」を演じることに安心感があったこと…本当の自分が分からない…だから、時々分からなくなるんですよね… ――――「自分」って、本当は何なんだろうって。 」
優木せつ菜「…………(しずくの語りに、表情が曇りだす) 」
桜坂しずく「…せつ菜さんも、憧れの存在(ひと)になりきって楽しんでいましたよね。そんなせつ菜さんに、どことなく親近感を密かに沸かせている自分がいました……でも、ほんとは違う。 」
桜坂しずく「私には、せつ菜さんのような行動力も、何かを成そうとする決意も、何かを乗り越えられる強さも、ない。そんな自分に、「本当の自分」を見つけ出せるはずが…ありませんよね…(自嘲気味に目を細め、自分の身体を痛めつけるようにぎゅうと自らを抱きしめる) 」
優木せつ菜「しずくさん…… 」
桜坂しずく「………ぁ…ご、ごめんなさい。ちょっと疲れちゃって、変なこと言っちゃいました…っ…。 ………今日はもう帰りますね。(やや慌てたように「それでは」と一礼して部室を後にした) 」
優木せつ菜「あっ…… ……… 」
優木せつ菜「………(…今のしずくさんに、私は…何か言えたのでしょうか……)(悲哀の目を浮かべ、ラバーバンドにそっと指を触れた) 」
桜坂しずく「ピチャ……ピチャ……ピチャ……(雨降りしきる暗い夜道を、少女は一人傘もささず歩き出す。偽りの笑みを無理やり作ってみせるが、ぎこちない。雨に濡れた顔。彼女の瞳から、「しずく」が滴り落ちたようにも見えた―――――) 」
翌日……某町の公園――――
優木せつ菜「……はぁ……(ジャージ姿でランニングしていたのか、公園のベンチで休憩していた)………(ふと、曇天の空を見上げては、物思いにふける様に呆然とその空を眺めていた) 」
はらぺこあおむし「(町の自販機の中でハロウィンのアルバイトをしている) 」
ヒロ「ハロウィンください。 」
波浪院関羽「そんなものはない。 」
ヌマークロー「(口からヘドロウェーブを流す噴水) 」
優木せつ菜「……?んあれ、ヒロさん?(聞き覚えのある声の方へ振り返り、ヒロを発見する) 」
モルカー「ピクピク…(噴水の毒水を飲んでしまったかわいそうなモルカー) 」
ふなっしー「梨汁好きなだけ飲ませてあげるからここから出してくれなっしいいいいいいいいいいいい(自販機の中に囚われている) 」
電話猫「どうして当たりはおろか買ったジュースすら出てこないんですか?どうして…(自販機の前で涙する) 」
ヒロ「ないのかぁ…(ガックシ …ん、せつ菜ちゃん?(せつ菜と目が合い)バレンタイン以来かな?その格好を見るに…ランニングしてたのかな? 」
優木せつ菜「そうですね! はい、自主トレです!今日も気合ばっちりです!……(だが、その顔はどことなく憂いを帯びているようにも見えた) 」
ヒロ「そうか!今日も元気そうで何より………?(ニコニコするが、すぐに彼女の表情の異変に気づく)…にしては、なんか悲しそうだな…何かあったの? 」
ツクヨミ「(偶然、公園の近くを通りかかっていた。そんな最中…)――――――――――!(どこからとも判別できない何かを薄っすらと感じたかのように、はっとする)………なんだろう……… ………(そして、何やら深刻そうな表情で自分の手を見つめる) 」
優木せつ菜「……あははは…バレちゃいましたか……ダメですね、すぐ顔に出てしまうなんて…(自嘲するように苦笑)……バレンタインの時、お世話になったしずくさんを覚えていますか?昨日、部活帰りに偶然出会ったんですが……何か、こう、思い詰めているような節があって……でも……私は、しずくさんに何も言えなかったんです。 あ、ツクヨミちゃん… 」
ポリゴン2「(公園中心に設置されたメリーゴーランドに紛れ混み幼女を乗せている) 」
カイロス「 >>ブチギレ<< 」
ヨッシー「(メリーゴーランドの乗り物と化してる) 」
ツクヨミ「…あ……2人とも。…どうかしたの? 」
ヒロ「しずくちゃん…演劇の子か。……力になれなかったってことか…確かに、辛いな…(心配するような表情でせつ菜に) 」
優木せつ菜「…バレンタインの時はいろいろ助けられたのに……私、大したことは何も言えなくて…それに、今でも、どう答えてあげたらいいのかわからなくて…迷走しています…… あ、実はですね――――(ツクヨミへそう言いかけた、次の瞬間…) 」
キャアアアアアアアアアアアア(町の商店街の方から、人々の悲鳴が鳴り響いた)
ヒロ「ツクヨミちゃん?(同じくツクヨミを見る)……俺も、何か助けになれないか?その迷走している君に助言を送るだけでも…?(悲鳴を聞き)なんだ!? 」
優木せつ菜「――――!?(住民の叫びに反応して勢い良く立ち上がった)…行ってみましょう…!(商店街へと走り出した) 」
ヒロ「よし、俺も行こう!(せつ菜についていく) 」
ツクヨミ「――――――――――!? …え、ええ…!(せつ菜と共に商店街のほうへ) 」
ヌマークロー「よ"し"ほ"く"も"い"こ"う"(ダミ声) 」
アナザーナルト「――――(既に虫の息の一般人の胸倉を掴み、ぱっと突き放した)……ポタ……ポタ……(その手には先端が赤く染まるクナイ、そして足元には、無残にも惨殺された人々の遺体が複数転がっていた) 」
ザドジ「乗るなヌマークロー!!戻れ!! 」
優木せつ菜「―――ッ!!?(目の前に広がる悲惨な光景に思わずく声を失った)……だ、大丈夫ですか…!?…っ……!(重傷者に寄り添うも、溢れ出す血に狼狽える) 」
ヒロ「…!…ひでぇ…(目の前の光景にグッと拳を握る)気を確かに持って。(せつ菜の横に立ち、重傷者の止血を行う) 」
ツクヨミ「……! この感じ……またアナザーライ……ううん、最早そんな次元じゃない。ライダーだとか関係なく、誰かから力を奪ってきてるんだ…… 」
優木せつ菜「っ……は、はい…!(ヒロに鼓舞され深呼吸する)……!(重傷者を安全な場所へ避難させる最中、路の中心に立ち異様な気を放つ黒い忍に視線を向けた)………あなたが…こんなひどいことを…っ…… 」
ツクヨミ「でも……そんなことが………。 」
アナザーナルト「……俺を目の前に、逃げようとしないのか。なるほど…お前たちには抗うだけの「力」があるみてえだな。……ならば、俺と戦え…!俺は今、更なる「力」を求めるために、強い者と戦うことに意味がある。さァ、どうする…?(不気味な笑みを浮かべた忍は、懐から取り出した仮面にその顔を覆った) 」
ヒロ「…………お前か。(アナザーナルトを見て)何故こんなことを…多くの人を! 」
優木せつ菜「……たとえどんな理由があろうと、誰かを傷つけていい理由なんかありません! 私たちがここで、止めます!! バ ッ ! ! (右腕に嵌められたアイドリングを掲げる。リングから照射される多次元プリンターから「変身音叉 音角」を作り出し、形作られたそれを手に握りしめた) 」
優木せつ菜→仮面ライダー響鬼「 キ ィ ィ イ ―――― ン … ♪ (音叉を指で弾き鳴らし、額部まで持ち上げていく) ぅ ぅ ぅ ぅ ~ … ―――― っ た あ ! ! (全身から燃え上がる紫色の焔。それを右手で振り払うと、鬼を想起させる仮面ライダー「響鬼」の装甲を纏った少女が誕生する) 」
ツクヨミ「…せつ菜………ここは任せた。(そう言って避難誘導を引き継ぐ) 」
ヒロ「………(土の刀を発現させる)…やるぞ。 」
仮面ライダー響鬼「任せてください!(ツクヨミの声を背に敵と対峙し、睨み合う) 」
アナザーナルト「 さて…殺るか――――――――― 」
――――― 待 ち な よ 。
カ ツ ン ―――― カ ツ ン ―――― カ ツ ン ――――(殺伐とした商店街。そこに、一際響き渡る足音があった。その主は、黒い忍の背後から、徐に現れる――――)
常盤ソウゴ「――― カ ツ ン … ―――(一同の前に姿を現した声の主…それはツクヨミにとって見間違えようのない青年であった) 」
ツクヨミ「――――――――――! あっ、ソウゴ…!ちょうどよかった…アナザーライダーが現れたの!(目の前に現れたソウゴに) 」
仮面ライダー響鬼「この声は…――――!!(突如現れた青年「常盤ソウゴ」に目を見張った)…うそ…あれは、もしかして……『仮面ライダージオウ』の「常盤ソウゴ」君じゃ…!!?こ、こんなところで…またレジェンドに出会えるなんて…!!✨(呑気に感激している) 」
ヒロ「……やっぱり知ってた!?(せつ菜響鬼を見て) 」
常盤ソウゴ?「………アナザーライダー…?(ツクヨミの発言を耳に、目の前の忍に視線を落とす)……ああ、『アナザーキャラクター』のことね。(だが、街々を襲い、人々を無残にも斬り殺したその忍を目にしても、表情一つ変えるどころか、不自然なまでに落ち着いた様子を保っていた。そう、青年は目の前の惨劇を止めようとする気配が全く見えないのだ) 」
仮面ライダー響鬼「ここでとんでもない助っ人の参戦ですね!ソウゴ君がいれば、もう………? ……?? (だが、憧れの存在であるソウゴの様子に、流石の少女も訝しんだ) 」
ツクヨミ「……『アナザーキャラクター』… ………ソウゴ…?ねえ…何してるの…?早くとめないと…! 」
常盤ソウゴ?「まさか…「君」が『僕ら』の計画を妨げていたなんてね。…でも、僕は感謝しているよ?だって「君」のおかげで――――― 僕たちの『王権』が復活する気がするからね。(口元を握り拳を当てながら、青年はツクヨミに対して失笑する) 」
仮面ライダー響鬼「…………ツクヨミちゃん、下がってください。 ……なんか、違う気がします。あれは、私たちの知っている「常盤ソウゴ」君じゃありません……っ…(やがて感づいたのか、先程まで憧憬以外の何物でもなかったはずの青年に、明らかな敵意を含んだ睨みを利かせた) 」
常盤ソウゴ? → ソゥ「……そうさ、僕は「常盤ソウゴ」じゃない。覚えておいて?僕の名は――――『 ソゥ 』―――― 新たなる【タイムジャッカー】 "遡業" の 「ソゥ」。(紫色の未来服を顕現した青年が不気味に嗤った。その目は血のように赤く染まり、今もなお鮮血の如く歪な光を放つ) 」
ヒロ「………お前が…………あの忍を操ってたのか!? 」
ツクヨミ「……ソウゴ……?何言ってるの、ソウゴ………ソウ…ゴ……? ―――――――――――――――!!(ソウゴではないことが判ると咄嗟に距離を取り)あなた………誰…… 」
仮面ライダー響鬼「…タイムジャッカー……!!もしかして、今まで私たちが戦ってきた敵も……全部、あなたたちの仕業……!?(驚愕の事実に動揺する) 」
ソゥ「イエス~♪(ヒロにゲッツのポーズ)僕たちは、『僕たち』の「王権」を現世に蘇らせるために…新たなる『 王 』を誕生させなければならない。「依り代」となる器を探し、歴史に名を残したキャラクターたちから奪った力をその依り代へと移すことで…この世界を統治する唯一無二の『 王 』を作り出す!!(右腕を高らかに掲げ虚空を鷲掴む)だが君たちはこれまで僕たちの計画を二度も邪魔した。だから今度は、この僕が!君たちの邪魔をさせてもらうよ? 」
ツクヨミ「――――――――――【タイムジャッカー】!! ……ずっと、そんな気がしてはいたけど…………でも………〝違った〟んだ……(なにか少しだけ、安堵のような様子を見せた) 」
仮面ライダー響鬼「……私の知っているタイムジャッカーと、やろうとしていることはほとんど似てる…(…でも…あんな人…ソウゴ君にそっくりな人なんて、知らない…っ……)(まるで別人のように歪んだかつての憧れに、形容しがたい顔を浮かべて思わず目をそらした)或人さんを襲って、みんなが楽しみにしていたバレンタインを壊そうとして…そして、今度は……町や人を襲って……許せません………絶対に…ッ…!!! 」
ソゥ「なんだか愉しいことが起こる気がするんだ。その邪魔はさせないよ? \ ゲネシスドライバー ! / (果物ジューサーのような変身ベルト「ゲネシスドライバー」を装着) \ レモンエナジー ! / \ ロック オン ! ソーダァ… ! / (取り出したレモンエナジーロックシードをドライバーへ装填し、右側レバーを押し込んだ) 」
ソゥ→仮面ライダーデューク「 \ レモンエナジーアームズ ! / \ ファイトパワー ! ファイトパワー ! ファイファイファファファファイト ! ! / (彼の全身からレモンの果汁が飛び散り、その中から、仮面(アーマード)ライダー「デューク」が顕れた)…さァ、遊んであげるよ。愉しい時間の始まりさ♪ 」
――― Vs. 仮面ライダーデューク&アナザーナルト ―――
ツクヨミ「あっ…(自衛のため後方へ下がる) 」
仮面ライダー響鬼「…変身した…!? ッ……!(腰に備え付けられている2本の赤いバチ「音撃棒:烈火」を引き抜く) はっ!! (バチ先端に発火した炎を振るい、火炎弾として次々と撃ち放つ) 」
アナザーナルト「 クルクルクルッ ――― パ シ ッ ! (クナイを手中で回しながら逆さに構え直す)タタタタッ――‐ ザ キ ィ イ ン ッ ! ! (クナイを振るい、ヒロへ斬りかかる) 」
ヒロ「………ちぃっ…!(土の手を地面から召喚し、クナイを持ったアナザーナルトの腕を掴みにかからせる) 」
仮面ライダーデューク「はははっ♪ シ ャ キ ィ ン ッ (両端に鋭刃を備えた弓武器「ソニックアロー」を手にする)ふん、は、ほいっ♪(あしらう様に火炎弾を斬り降ろしながら悠然とした足取りで響鬼へと迫る) 」
アナザーナルト「 ガッ―――― グ ル ン ッ ――― ド シ ャ ア ッ ! ! (だが、土の手をクナイで斬り裂き、ヒロの腕を掴み上げて、頭上へ持ち上げて背後へと叩きつけた) 」
仮面ライダー響鬼「うぅ、それなら…はあぁッ!!(両腕を薙ぎ払うと周囲にいくつか鬼火が発生し、順番にデュークへと放たれていく) 」
仮面ライダーデューク「あっははは、効かない効かない♪(防弾・防刃機能を持つマント「ゲネシスケープ」を手繰り翻して鬼火を退けていく)さあ、次の手はどうする?もうここまで来てしまったよ?(響鬼の目と鼻の先まで接近する) 」
仮面ライダー響鬼「そんな…!(炎がまるで効きません…!でも…!)っはあああぁーー!!(デュークへ殴りかかる。それが防御あるいは回避されるのを見越し、もう片方の手で薙ぎ払うような裏拳からのワンツーパンチ、そして上段刈り蹴りと連撃を叩きこもうとする) 」
ヒロ「うぉっ…あっさりと…!!(アナザーナルトに叩きつけられ)…!せつ菜ちゃん! 」
仮面ライダーデューク「うんうんっ(初手のパンチをひらりと掻い潜り)いよっ(体を仰向けに反って裏拳を受け流し)はい、はいっ(左右交互に繰り出される拳に合わせて体を反ってそれすらも受け流し)ふふんっ(身を屈めるように響鬼の脚の内側を潜り抜け、背後へ回る) 」
アナザーナルト「―――他人の心配をする余裕があるのか。(地面に倒れ伏すヒロを思いっきり蹴り上げる)…良い「力」だ。どんどん体の内から溢れ出してくる…!(何度も拳を握っては、その力を実感する) 」
仮面ライダー響鬼「 ッ!? (攻撃がまるで当たらない…!?完全に読まれている…っ…!)でしたら、今度はリーチの長さで攻めるだけです! ボ ォ ア ア ッ ! ! (音撃棒・烈火を発火させ、ライトセイバーのような炎剣へと変形させる) はっ、やあぁッ!!(燃え盛る剣を何度も振るって攻め続ける) 」
仮面ライダーデューク「ははは、おもしろね。ギィンッ、ガギャアンッ ! ! ギャンッ、ギィンッ、ガァンッ ! ! ! (響鬼の斬撃に合わせるようにソニックアローを軽々と振るい、悉く弾き返していく)君は所詮戦いとは無縁な、ただの小娘でしょ?そんな君じゃあ、僕には勝てないよ。(嘲るように彼女の斬撃を何度もいなし続ける) 」
仮面ライダー響鬼「私だって…私だって…ッ…!! ギャギィンッ、ガギィインッ ! ! 誰かを守るために強くなったんです!女の子だからって、舐めてもらっては困ります…! はっ!! (一歩退き、勢いを付けた刺突を繰り出した) 」
ヒロ「くっ……!(蹴り上げられ、地面に伏せる)………負けるものか……!!せつ菜ちゃんが戦ってるってのによ………!!!(土でショットガンを生成させる) 」
仮面ライダーデューク「(斬撃を弾き返した隙を突かれるように、腹部へと迫るその炎剣を―――――突き刺さる寸前に素手で受け止めだ) 守るためにこうして戦うなんて、矛盾しているんだよ。「力」で示せるのは"破壊"だけだもの!違うか――――なぁ!?(そのまま響鬼に水平蹴りを食らわせる) 」
アナザーナルト「 バッ――― カラン、カララン… ! (掌から見えざる波動を放ち、ショットガンから発射された散弾の速度を緩め、被弾する寸前で地面へと落とした) “影分身の術”――― ボ ボ ボ ン ッ ! ! (片手で印を結ぶと三体の影分身が出現)ガッ―――ゴッ―――ドゴォッ―――バギンッ ! ! ! ! (分身を含めた四人がヒロの四方を囲み、袋叩きにする) 」
仮面ライダー響鬼「きゃふん…ッ……!!(蹴り飛ばされる)…そんな、ことは……ありません…っ……!私にとって、強さとは、力とは……――――(刹那、先日のしずくの表情が脳裏を過る。憂う彼女の顔を再び垣間見、紡ごうとした言葉を失う)……ぅぅぁあああああッ!!(自棄になったように叫ぶと跳躍し) はああああぁぁぁーーーッ!!(音撃棒・烈火で発生させた紫色の炎を足に纏い、ライダーキック“猛士式 鬼蹴”を放つ) 」
仮面ライダーデューク「フッ――――― グ ニ ォ ョ ン … (仮面の内側で不敵に笑むと、その姿は光学迷彩のように背景と同化し、彼女の視界から消えた) 」
ヒロ「…!?(なぜ弾の速度が…!?ぐ、ぐあっ…!!(袋叩きにされる)く、くそおおお!!(アナザーナルトに向けて刀を振り回す) 」
仮面ライダー響鬼「――――!!?(忽然と姿を消したデュークに狼狽し、渾身のライダーキックが不発に終わった)……ッ……?…ッ……!?(周囲を何度も見渡そうとするが…) 」
仮面ライダーデューク「 グ ニ ォ ョ ン … ――――(そして、彼女の死角となる背後に出現し…) まったく、実におめでたい娘だよ。君って奴は――――さァッ!!! \ロック オン ! レモンエナジー ! / バ シ ュ ゥ ウ ウ ウ ン ッ ! ! ! (ソニックアローにドライバーから取り外したエナジーロックシードをセット。弓を引くと矢先にエネルギーが纏い、強力なエネルギーアロー“ソニックボレー”を解き放った) 」
アナザーナルト「俺とテメェとでは、その「力」に雲泥の差があるんだよ…ッ!!(クナイを強く振るい、ヒロの刀、その刀身を真っ二つに裂き―――)―――失せろ、もうテメェとやりあう意味すらねえ!(ヒロの胸部に強烈なミドルキックを炸裂させ、大きく蹴り飛ばした) 」
仮面ライダー響鬼→優木せつ菜「―――― き ゃ あ あ あ ぁ ぁ ッ ! ! (強烈な矢に射抜かれて装甲が光となって弾け飛び、強制的に変身を解除されてしまった)はぁ…はぁ…はぁ……っ…!んっ…く………ぁっ……(地に伏すように倒され、息も絶え絶えな状態で尚も起き上がろうと腕に力を込めるが、力尽きてしまう) 」
ツクヨミ「あっ…!せつ菜っ!!(咄嗟に駆け寄る) 」
ヒロ「ぐぉっ!!!(アナザーナルトに蹴っ飛ばされ、地面に叩きつけられる)き、きさま…!! 」
仮面ライダーデューク「ああっと…いやあごめんごめん。戦いにはあまり慣れて無くてね。力の加減ができなかったよ。…だけど、これでわかったでしょ?そっ、君たちじゃあ『僕たち』は止められない。やがて来(きた)る王政復古の未来は止められない。『 王 』は必ず誕生(うま)れる。 」
仮面ライダーデューク「君たちは…――――― そのための"礎"となっちゃえ。(指を鳴らすと、まるでその空間だけが切り取られたように、一瞬にして姿を消した) 」
アナザーナルト「…んじゃあ、終わりにしようか。(デュークが消えた後、ふわりと宙へ浮かび上がっていく) ギ ュ ル ル ル ル ッ … ! ! (突き出した掌の内側に生み出したチャクラを乱回転ながら球状に圧縮し、邪悪な球体を作り出す)―――“大螺旋輪虞”―――(その後、球体をぽとり、と町へ落とした) 」
ド グ ァ ァ ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ン ッ ! ! ! ! (空より落ちた小さな黒い球体が大地に落ちた次の瞬間、空間に凄まじい衝撃波が迸る。爆発のように広がるそれは大地を穿ち、みるみると建物を吞み込んで無に帰そうとゆっくり襲い掛かった)
ヒロ「な、なんの…球を…! 」
優木せつ菜「……っ……ま、って……たし、は……こ、ここで……ま…だ……――――― 」
ツクヨミ「――――――――――!! あっ…!そ……そんな………(邪悪な球体を見て) 」
ヒロ「………せつ菜…ちゃん……!!(ボロボロになりながらもせつ菜の方へ向かい、彼女を守ろうとする) 」
ツクヨミ「……!せつ菜……… …………私も……もう……逃げてなんて、いられない。(せつ菜の傍らで、戦士のような志を見せる) 」
マッシブーン「 ┣¨ ォ ン (マンホールを吹っ飛ばしスーパーヒーロー着地。せつ菜、ヒロの前に立ちボディビルダーさながらのポーズを取って彼らの壁となる)もう大丈夫だ、何故なら……———私が来た。 」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ… ! ! ! ! (衝撃波は次々とコンクリートを抉るように消滅させ、やがて彼女たちの目前まで迫る―――――)
優木せつ菜「……ツク、ヨミちゃ……(満身創痍の中、朧げに移る視界の中で彼女の麗しい横顔を目にした) 」
ヒロ「………!ツクヨミ、ちゃん…!…お、俺だって…!(フラフラになりながらもせつ菜の前に立ち、衝撃波と対峙する)…!あ、あんたは…(マッシブーンを見て) 」
ツクヨミ「…………………(再び自分の手を見つめ、目を閉じ)――――――――――――――――――――はあぁっ!!(開眼と同時に衝撃のほうへ手を強く突き出し、〝時間停止〟の力を放った) 」
アナザーナルト「ふん、消えゆく者たちにもはや用はねえ。(衝撃波が街の半分を呑み込んだところまで見届けると、その体は霞んでいくように消え去った) 」
キ ィ ―――― 時 間 停 止 ―――― ィ ン
優木せつ菜「―――――――!!!(ツクヨミ自身の意識と繋がっているためか、停止した時間の中で仰天の顔色を窺わせた)…ツクヨミちゃん…これ、って……!(いつかテレビで見たことあるその光景を現実に目の当たりにし、唖然と口を開けて驚嘆する) 」
マッシブーン「俺の肉体美に見惚れるのは後だ。ヒロ少年、君の土を操るとくせいを存分に活かすんだ。常に『最強の己』をイメージしろ、己を、そして後ろにある護るべき者達を傷つけさせない無敵の肉体を構築するんだ。俺の筋肉をもってしても『一人分の筋肉』では時間稼ぎがせいぜいだからな(マッスルポーズを取り全身の筋肉を膨張させ鉄壁の壁となり衝撃波を真っ向から受け止める) ハ"ァ"ァ"ァ"ッァ"ァ"ァ"ァ"——————!!!!!!!(しかしそれも時間稼ぎ。徐々に押されていくが負けじと踏ん張り続ける) ピキィッッ (そしてツクヨミの時間停止によってマッスルポーズのまま静止した) 」
ヒロ「……!おう……!!(自身の体に土を纏わせ、無敵の肉体を作る)!(…ところで静止した) 」
ツクヨミ「………! …あっ……… ……!(衝撃波を止めるつもりであり、せつ菜達まで止めてしまったのは彼女自身の予想に反した事であったためか、器用にもせつ菜達のみ時間停止を解除する) 」
優木せつ菜「はぁ……はぁ……ありがとう、ございま…す……――――(ひとまず仲間たちが無事なことに安堵すると、その笑みは意識と共にふっと消え、気を失ってしまった) 」
ヒロ「……っ!(時間停止が解除され、無敵の肉体が完成する)…………止まった?(ツクヨミに) 」
ツクヨミ「せつ菜…! ………お疲れ様…。(気を失ったせつ菜に) …! ……それは……………(ヒロに言い淀む) 」
ヒロ「………!せつ菜ちゃん……!(気を失ったせつ菜を見て)君は…! 」
ヒロ「……?ど、どうした……? 」
ツクヨミ「……い、いえ…… それより………準備はいい?(ヒロに) 」
黒ウォズ「(場面が暗くなり、僅かな明かりとともに現れる)――――――――――かくして、ツクヨミに宿っていた時間停止の力は再び日の目を見ることとなったのである。そして…「彼らは見事、迫り来る危機を打ち負かし」……おっと、これはまだ先の話でした…(本を閉じ、その場から消える) 」
Fall Guys「FOOOOOOOOOOOOoooooooooooooooooooooooooooooOOOOOOOOOOO!!!!!!!!( F a l l G u y s 参 戦 ! ) 」
関羽「そんなものはない。 」
ニーサン「いい参戦だ、感動的だな。だが無意味だ (^U^) 」
シュルク「ホムラ、ヒカリ…参戦おめでとう!! 」
Miiファイター(格闘)「Miitopiaもやったね! 」
Miiファイター(射撃)「(昨日うちの同胞(剣術)が闇落ちしましたがそんなことは知りません) 」
ちゃちゃまる「うおー!スーパーマリオ35周年おめでとうだぞー!コラボ家具が楽しみだぞー!ふんふんー! 」
インクリング『 >> ス プ ラ ト ゥ ー ン 3 発 売 決 定 << 』
マリオ「35周年記念にマリオゴルフ新作来るぞ!!イヤッフゥーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!! 」
ペニーワイズ「おめえの家具、ねえから!!(ちゃちゃまるの家具をちゃちゃまる宅の窓から投棄) 」
Dr.マリオ「しばらくぶりのニンダイが発表される→冒頭からホムラとヒカリがスマブラに参戦する→身体は闘争を求める→スクエニが完全新作戦略ゲーを発売→身体は闘争を求める→ApexがSwitchに参戦する→身体は闘争を求める→GuysもSwitchに参戦する→身体は闘争を求める→〆にスプラ3が到来→身体は闘争を求める→ここでゼル伝は… 」
ハイラルの勇者・ニコリン「俺以外スマブラもゼル伝無双もするな(グライダーに乗ってやってくる) 」
デージー「グラッツェ!!!(壁を突き破りエントリー)ピザ屋の大群です!!!(┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨)あ……ありのまま今起こったことを話すぜ!『私はピザを作っていたと思ったらいつの間にか完食していた』。な……何を言ってるのか分からないと思うけどピザ屋もちょっと何言ってるかわかんないですね(達観)ピザを信じよ!!!ディアボラ!!!!宅配ピザ屋です!!!サルモーネ!オルトラーナ!マルゲリータ!!オマケにポテト!!!ボーーノ(裏声)!! (※マリオゴルフ新作にいつもよりややテンション高めでお送りしております) 」
ちゃちゃまる「 ぴ え ん 」
はらぺこあおむし「(スマブラ参戦したいなぁ…と思いながらハロウィンのアルバイトをしている) 」
ヨクバリス先輩「ダイパリメイク?あるわけねーだろ!!!!!剣盾して寝ろ!!!!!!(ダイパキッズどもにジャイロボール)( ま さ に 外 道 ) 」
葱騎士「ポケモンに関する情報は皆無、しかして心は不動。 」
ダイパキッズのケンジャキ「 ウゾダドンドコドーン! (うそだそんなことー!)(リスに踏みつぶされる) 」
ダイパ出身(ヒードラン)「(ヨクバリス先輩をマグマストームの中に閉じ込める) 」
ダース・ベイダー「(Star Wars: Huntersもお忘れなく…) 」
9S「スクエニから新作やリマスターの作品が続々出ていますね…あ、ちなみに今日はNieRシリーズ最新作『 NieR Re[in]carnation』の配信日でもありますよ。楽しみですね、2B! 」
2B「私もスマブラ参戦したい…(欲望駄々洩れ) 」
ギラヒム「フンフフンフフンフ~~ン♪ フンフフンフフンフ~~~ン♪(ギラヒムダンスを始める) 」
メタナイト卿「星のカービィシリーズから新作が出なかったのはすべて私の責任だ。だが私は謝らない!!!!(任天〇本社へ戦艦ハルバードごと墜落する) 」
趙雲「戦国無双も「5」だと…!? 」
織田信長「…是非もない。 」
ニッキー「はぁいみんな!ニッキーだよ~♪ 久しぶりのニンテンドーダイレクト!とってもすごかったねー!ワクワクする情報がてんこ盛りだったよ♪ 」
ジャン「ジャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン・キルシュタインです! 次回は俺がスマブラ参戦ジャン!? 」
ひこにゃん「(ジャンに無言のメテオバースト) 」
リヴァイ「そんなものは(一生)ない。 」
全てのやみの王「お前の馬ねーから!!(盗んだ馬で走り出す) 」
ゲーマー猫「事前予約、ヨシ! 」
電話猫「どうして空き容量も考えずDLばかりするんですか?どうして… 」
モンスターハンター「モンハンライズ最新映像ktkr 」
勇者(DQ11)「ドラクエの新情報は………なかった。また1からやり直すか… 」
りゅうおう「 もし わしの みかたになれば こんとんせかいの はんぶんを ○○○○に やろう。 」
ナレーション「 へんじがない・・・ただのしかばねのようだ。 」
武田信玄「(こんとんせかいの はんぶんを もらおうとして うちじに) 」
ヒロ「明日はネコの日か!(ペンギンの着ぐるみを着ている) 」
猫「チャオチュールよこせ 」
ヒロ「ほれよ(なぜか持ってたチャオチュールを投げる) 」
猫「うんっまwwwwwwww 」
ヒロ「おかわりもあるぞ! 」
アスラン・ザラ「ネコの日だろうがやることは変わらないんだ!!!(ヒロと猫の前にジャスティスを置き、自爆させる) 」
ヒロ「…………そんなに自爆がしたいのかよ!あんたは!!(猫を抱き寄せ、自爆から庇う) 」
マルマイン「自爆しか取り柄がねえんだ…(自爆) 」
三船栞子「このまま放置しておいてはいけません、消火します!(シャワーを放つ) 」
武田信玄「(栞子のシャワーで討死する) 」
ひで「溺れる!溺れる!(栞子のシャワーを浴びている) 」
しめりけヌマクロー「あの………… 」
三船栞子「あ、はい。何か…………?(しめりけヌマクローを見て) 」
しめりけヌマクロー「ぁ……………ぁ…………ぁ………。…………………はい……………………………………。(ジャスティスとマルマインに触れてからどこかへ帰る) 」
アスラン・ザラ「なんだったんだ…?(しめりけヌマクローにジャスティスを触られたことも気にせず、自爆しようとする)…あれ?(自爆しない) 」
首領パッチ「ギャハハ!!!自爆装置のないアスランなど敵ではない!行くぜええ!!!(首領パッチソードをアスランに振りかざす) 」
アスラン・ザラ「自爆がなんだ!!!(首領パッチを殴り飛ばす) 」
首領パッチ「ごはああああああ!!!!!!(殴り飛ばされる)…………普通に強いじゃねーか!!!!!!(ちゃちゃまるの頭を網ではたく) 」
パラガス「 腐☆腐 」
アスラン・ザラ「(パラガスにファトゥム00を飛ばす) 」
ペニーワイズ「ハーイヒロ?飯を奢ってやったぜ 」
関羽「そんなものはない。 」
~きょうは忍者の日です。忍者の日ですが、ニンジャの日ではないので、ニンジャ的パワはかんじられない。わかりますね?わかったか。~
うちはイタチ「ということで今日お前らには忍者になってもらうぞお前らェ!!!お前らがニンジャなってニンジャ!!!! 」
猿飛佐助「あらよっと!忍といえばこの俺様「猿飛佐助」参上っと。 」
真庭鳳凰「忍は生きて死ぬだけだ。 」
ドロロ「拙者も忍者の身でござるよ。にんにん。 」
サイボーグ忍者「オレニイキルジッカンヲクレェ!!!! 」
はらぺこあおむし「(忍者屋敷でハロウィンのアルバイトをしている) 」
ちゃちゃまる「ニンジャかっこいいぞー!オイラもニンジャになるぞー! 」
仮面ライダーウォズ(シノビ)「祝え!2月22日、忍者の記念日を!忍者キャラクターが再認識された瞬間である! 」
ブロリー「ニンジャいいなぁ… 」
アンゴル「申し上げます!トトカマ星に伝説の超忍者が現れましタァ! 」
はたけカカシ「やはり、うちはマダラか?やはりか… 」
ニンジャスレイヤー「ドーモ、イタチ=サン。ニンジャスレイヤーです 」
黒ウォズ「そして2月22日は何より……『ニャンニャンデー』! …つまり、猫に与えられた祝福されし日である。 」
黒ウォズ「そして、我々にとって何より忘れてはならない事がひとつ……… 」
ペニーワイズ「曲者だ!であえであえー!!(ちゃちゃまる宅に大量の煙玉を投げ込む、 」
黒ウォズ「…仮面ライダーWこと左翔太郎、彼と瓜二つの顔を持つ男が存在するという「青きヴァンパイアの世界」…今宵そこに、ツクヨミ氏が誘われるらしい。 」
ヒロ「!? 」
しめりけヌマクロー「(ジャスティスに騎乗している) 」
ドナルド・トランプ「ニンジャ王に俺はなる!! 」
ちなつの絵「 (ちゃちゃまる宅に送られてくる) 」
ヒロ「ニンニン!(ハットリくんの格好) 」
~???~
オーマジオウ「………よもや、これほどまで及んでいようとは。(黒一面の空間の中、目の前にモニターが表示されており、とある映像が映し出されている) 」
オーマジオウ「……もはや、手段を選んでなどいられぬということか。ならば…………… 」
――――――――――――――――――――是非もない。
ツクヨミの時間停止により、衝撃波から逃れることに成功したせつ菜たち。しかし、彼女たちの命と引き換えに、町は跡形もなく消滅した。
かつて町だったそこには大きなクレーターだけを残し、かつて栄えていた面影は無に消えた。
数日後、戦いで負った傷も癒えた頃……
ポツ ポツ ポツ (雨雲から雫が落ちていく。それは焼け焦げた大地を冷ますように、あるいは…無念の内に命を絶たれた者たちの涙を表すように…)
優木せつ菜「……ピチャ……ピチャ……(かつて町であった焼野原へ静かに赴き、枯れ果てた木の前でしゃがみ込んで、その根元へそっと花を手向けた)……(絆創膏や包帯が施されたその全身を雨粒が濡らし続けていた) 」
優木せつ菜「………… 」
誰かを守れると、本気でそう信じていた。今までにない「力」を手にしたから。
優木せつ菜「………… 」
なのに、なにも守れなかった。戦える「力」があるのに。救えたかもしれない命を…
優木せつ菜「………… 」
――― 守るためにこうして戦うなんて、矛盾しているんだよ。「力」で示せるのは"破壊"だけだもの! ―――
「争いからは何も生まれない」と、大好きな作品を通じて何度もその言葉を耳にしてきました。本当にその通りだった。たとえ生まれるものがあったとしても、それは、虚無。少し前まで確かにそこにあったものが、消えていく虚しさ。
優木せつ菜「……… 」
戦うことで傷ついて、失ってしまうのならば…いっそのこと戦わなければよかったのでしょうか。 」
優木せつ菜「………っ…(唇を噛み締める) 」
ニシキノ「―――― いやぁ、噂は本当だったみたいだねえ。(黒傘を手に悠然とした足取りで赴く青年。風のようにせつ菜の傍に現れては、殺風景なその大地に目を向けていた)これは酷い有様だ。まだボクの知らない土地がここにあったと思うと、それを目にする前にこの世から消え失せてしまって実に残念。とはいえ、この事実を世界に知らしめるのもまたボクの仕事。誰にも知られることなく消えていくのは、死んでしまった彼らも腑に落ちないだろうからねえ。 」
優木せつ菜「……!(突然の声にぴくりと跳ね上がる) 」
ニシキノ「おや、こんなところに可憐な少女が。(そう言うと、しゃがみ込む彼女の傍へ近寄り、そっと傘の内側へ彼女を入れた)おおっと!よく見ると君は確か…今巷で噂のスクールアイドル!確か、そう!「優木せつ菜」じゃあないか!こ~んな被災地で大好きなアイドルに出会えるとは、どうしたものか……うん?(せつ菜の手向けの花に気が付く)……訳ありかな? 」
優木せつ菜「……助けられたかもしれない命を、私は助けることができませんでした…(ラバーバンドを嵌めた右手首を左手で掴み握りしめる) 」
ニシキノ「……ある街で面白い話を聞いたことがある。ある時は誰かに笑顔を齎すアイドルとして、ある時はその笑顔を守るために戦うヒロインとして活動している少女がいると。……君のことは知っていたよ、「優木せつ菜」君。そう、ボクは君の追っかけだ。本来ならばいろいろ事情をお聞きしたいところなんだけども……今"は"きっと、その時じゃない。でも一つだけ聞きたいことがある。 」
ニシキノ「君にとって…強さとは何だと思う? 」
優木せつ菜「……私は…『大好きなもの』の為に、それを否定しようとするものと…ずっと戦ってきました。スクールアイドルとして…みんなの居場所を守って……新たに手にした力で、変身ヒーローとして…今度は町の人たちの居場所も守ろうとして…それが自分の「強さ」だと、思っていました… ……でも…所詮、自分はただの人間… 戦士にはなれなかった… 」
ニシキノ「……(目の前の荒野を呆然と眺めながら彼女の話に耳を傾けていた) 」
優木せつ菜「… 私には…「力」なんてない… 私は…無力なんです……っ…… 」
ニシキノ「いやあ、実に悲壮感!今君は、己の無力さに打ちひしがれている!そう、「人とは無力な生き物」さ!古今東西、嫌というほど何度もそう言われてきた!嗚呼、無常だね。……だがしかし、しかしだが!ここで疑問なのが「力」だ。「力」とは何か? 」
ニシキノ「辞書によれば、「力」とは!人や動物にもともと備わっている、自ら動き、または他の物を動かす働き…とある。そう!つまりは?君やボク、そして誰もが!何かを成そうとした瞬間から!「力」は確かにそこに存在するものなのだ!私がライターとして真実を追い求めようとする意志も!君が、誰かの為に戦う道を選んだ決意も!それ自体が「力」! 」
ニシキノ「…何故「人は無力な生き物」なのか?…それは、何かを変えられるものを持ちながら、それを自分や他者のために使おうとしない、そんな「力」を「無」にする弱い心を持っているが故だ! 」
ニシキノ「そして現代の人々は、そんな「力」の在り方を曲解している。彼らの掲示する「力」とは即ち暴力のことだろう。我々人間は、長年「力」の意味を履き違えてきた。それは歴史が証明している。その長い長い因果の中に、本当の「力」を、強さを持ち…世界を変えた者を―――― 人は、"英雄"と呼んだんだ。 」
優木せつ菜「…………"英雄"…(繰り返すようにぽつりと呟く) 」
ニシキノ「ボクは見てきた!古い歴史、幾千から続くこの混沌とした世界で、"彼ら"の雄姿を!その「力」を!彼らもまた、世間でいうところの「無力な人間」だっただろうが、彼らが成してきたは「力」「無」くして成せるものではなかった!……ああ、なるほど…だから、「人は無力な生き物」なのか…!ははは、なるほど、なるほどね!また一つ、ボクは新たな真理に辿り着いてしまったようだ!実に興味深いよ。 」
優木せつ菜「…………(静かに項垂れる中で、ニシキノの言葉を心の中で噛み締める) 」
ニシキノ「…もはやこの際「無力」でもいい。大事なのは、その「力」は何のためにあるのか、気づくことだ。 」
ニシキノ「…優木せつ菜君、もう一度君に問いかけるよ。君にとって…――――― "強さとは何だと思う"? 」
優木せつ菜「……わたし…は……――――――(目の前の水たまりをぼんやりを見つめる) 」
ポチャン…――――(水たまりの水面に滴り落ちたひとつの「しずく」に、波紋が広がっていく)
――― 私には、せつ菜さんのような行動力も、何かを成そうとする決意も、何かを乗り越えられる強さも、ない。そんな自分に、「本当の自分」を見つけ出せるはずが…ありませんよね… ―――
優木せつ菜「……――――――― 」
………ああ、そっか…そうでしたね…
手を伸ばせば届きそうな…そんな身近な人を救うこともできないのに、広げた手以上のものを救うことなんて…初めからできるわけがなかったんです。
大きな「力」に呑まれて見失っていた…大切なこと… 本当の「強さ」は…―――――
桜坂しずく「………(自宅の自室―――窓の外の雨模様を虚ろ気に見つめていた) 」
ピンポーン♪(しずく宅のインターホンが鳴り響く)
桜坂しずく「……?(こんな雨天時に誰だろうと、不思議そうな顔をして玄関へと向かい…) ガ チ ャ … (その戸を開けた) 」
優木せつ菜「………(玄関の前に立っていたのは、見知った少女だった) 」
桜坂しずく「 !! せつ菜さん…!?どうしたんですかその怪我…―――――(戸を開け、現れたせつ菜に驚きながらも慌てて玄関から身を乗り出そうとするが…) 」
優木せつ菜「 ギ ュ ッ (しずくが玄関を飛び出そうとしたその時、彼女を受け止めるように強く抱きしめた) 」
桜坂しずく「―――――!!(抱きしめられ、何も言えず狼狽える) 」
優木せつ菜「………ごめんなさい……っ… …あの時、何も言えなくて…… 」
桜坂しずく「……!……(突然の出来事に困惑しながらも、彼女の口から出た「あの時」のことを思い出す) 」
優木せつ菜「……しずくさん……私、本当は…あなたが思うよりも…そんなに強くはないですよ…… 」
桜坂しずく「…ぇ……? 」
優木せつ菜「……『大好き』なものを否定されるのが怖くて…ずっと自分を偽り続けてきた… 思い描く「なりたい自分」になろうとして、本当の自分を閉じ込めていました…でも…そんなことで…「なりたい自分」になれるはずがない……そう教えてくれたのが、同好会の皆さんだったから……! 」
桜坂しずく「……! 」
優木せつ菜「…私一人では何も行動できなくて、だから何かを成そうすることもできないし、乗り越えられることだってできません。でもそれができたのは…しずくさんをはじめ、みなさんが…私を…「優木せつ菜」を、受け止めてくれたから……!…だから私も、みなさんのことを受け止めたいんです… 」
桜坂しずく「……せつ菜さん… 」
優木せつ菜「……しずくさん…言いましたよね…?「本当の自分が分からない」って。 …私は…演劇もスクールアイドルも、『大好き』なもののすべてに全力で、時にワンちゃんや小説の話で盛り上がったり…同好会の皆さんと楽しそうにしている、「ありのままのしずくさん」が…『大好き』ですよ…? 」
桜坂しずく「―――― ! ―――― 」
優木せつ菜「(そっとしずくから離れる)……こんなことを言って、しずくさんのお気持ちを理解したつもりでいるわけじゃありません。しずくさんも、きっと…私が思っている以上に抱えているものがあるはずです。でも…!私は……それでも、しずくさんのことを…『大好き』なあなたを受け止めたいから…っ…!(雨粒ではない、本物の「雫」を流しながら、目の前の少女へ強く訴えかける) 」
桜坂しずく「……っ……せつ菜さん……(雫色の瞳をした少女もまた、その瞳が潤みだす) 」
優木せつ菜「…だから、私は決めました。『大好き』なものを守るために戦うと。それはアイドルとしてでも正義のヒロインとしてでもなく、みなさんが受け止めれくてた「優木せつ菜」として…! 」
桜坂しずく「………―――― せつ菜さんらしいですね…♪ (一度瞳を閉ざし、そして、偽りのない笑顔を浮かべてみせた)……ありがとうございます。おかげで…なんだか、吹っ切れちゃいました。 」
優木せつ菜「ふぇ……? 」
桜坂しずく「私は…今でも迷うことばかりです。「本当の自分」ってなんだろう、て…それを見つけ出そうと必死になっていた。…でも、そんな私を…同好会の皆さんはおかしそうに笑ったりせず、ただ一緒にいてくれた…せつ菜さん…あなたのように。 」
優木せつ菜「しずくさん……――――― これからも、ずっと傍にいていいですか…?私の『大好き』なあなたの…お傍に… 」
桜坂しずく「――――― はい ♪ 」
優木せつ菜「……!(傷だらけの顔で少女は朗らかに笑った) 」
はじめからそうだった…「強さ」なんてものは…
誰かに寄り添って、何も言わずとも抱きしめてあげるような…きっと、そんなものでよかったんだって。
ニシキノ「…………(依然、雨が降りしきる灰色の大地の上で傘を広げ、一人佇んでいた) 」
ニシキノ「…「力」とは何か、そして「強さ」とはなにか。 」
ニシキノ「不確かなものに正解を見出すことは難しい。されど… 」
ニシキノ「心の底から誰かを思いやる気持ちのある人が、無力で弱いわけがないよな。 」
ニシキノ「…………あーしたてんきになーれー♪(踵を返し、陽気に歌を口ずさみながらその場を後にした) 」
ポツ…ポツ…ポツ……ピチャン…――――(少女に手向けられた花…その花弁に溜まった雨粒が撫でるように落ちていく――――)
鳴滝「あ…あぁっ……町が……世界が……何もかも、破壊されてしまった…………おのれ……おのれ、ディケヒロォーーーッ!!! 」
メタナイト「ヒロが寝落ちしてしまったのもそれにより消滅ルートに入ってしまったのもディケイド館や7人のソウゴが大コケしてしまったのもコンプ21で1枚遅刻したのもオーマジオウが格下に敗けてしまったのもすべて、すべて私の責任だ…………だが私は謝らないッ!!!!絶対にだッ!!!!(ヒロを東映に墜落させる) 」
ヒロガ博士「うおおおお!!!(メタナイトに落とされて大爆発) 」
チャージマン研「可哀そうなヒロガ博士。お許しください!(ゆ~とぴ~あ~♪) 」
ドガーーーン!!(東映…ではなくフレアチューバー株式会社、爆破)
吉阪博士「きっと空の向こうから見てくださってるよ 」
ナレーション「可哀想なミロメール… 」
関羽「そんなことはない(無慈悲だが妥当) 」
ポリゴン2「どうも、ポリゴン2です。今回は時空切断を覚えたので実際にこのカオスドラマの時の流れを両断してみたいと思います。はいっ 」
ピーポ君「(罫線罪でポリゴン2を逮捕。非常にも退場ああ無情) 」
ポリゴン2「かなしいなぁ…… 」
星くん「アスラン君、たなびたいことがあるんだ。君のジャスティス棒♂を見せてくれないか。一回きり見せてくれれば、それで僕は満足するンだ。お願いだから、ねねっ?いいだろう? 」
関羽「そんなモノ♂はない。 」
星くん「そ・・・そんなぁ。一度くらいいいじゃないか! 」
ビリー「(しかた)ないね♂(ジャスティス棒♂を晒す) 」
星くん「…馬鹿にしないでくれ。アスラン君のはもっと格が良いやつだ! 」
チャージマン研「星くん?ジャスティス棒は見世物でもないしそんな無闇に使うことは許されないんDA☆じゃ、自爆させるから(ジャスティスの自爆装置を操作する) 」
星くん「 エ゛ エ ー イ ! ? (ジャスティスの爆発に巻き込まれて例のポーズで星になった) 」
キラーン☆(星くんは星になった ▽)
アスラン・ザラ「 └U┘ 」
神父(チャージマン研)「やめなされ! 」
革命野郎「大人しくする!(幼女を人質にもとる) 」
泉キャロル「なまこワンワン!(ママ怖いわー!) 」
神父(チャージマン研)「やめなされ、そんな無益な殺生はやめなされ! 」
革命野郎「来るな!近寄るな!坊主!!(ちゃちゃまる宅やジャスティスなどいろんなところに銃撃) 」
ちゃちゃまる→ハゲまる「ぴえん(銃弾が頭上を掠りハゲになる) 」
ファウスト「 皆さん!例の感染症には手洗いうがいがなんやかんやで一番効くそうです!! 」
ファウスト「 公式で普通に医師キャラファウストがお送りしました。今更?全くですね…… 」
Dr.マリオ「 (ファウストのつま先を狙って車椅子を押してくる) 」
鱗滝左近次「 情報が遅い!(ファウストに理不尽ビンタ) 」
【関羽のドキドキ★そんなものはNight!!】
関羽「 どうも関羽です。本日もリスナーの皆様からお寄せいただいたお悩み・相談事・聞いてみたいことエトセトラにお答えしたいと思います。どしどし送ってきてくださいぃィィ……ねッ 」
関羽「 えー……はいっ ではまず最初のお便り行ってみましょう。ロシアヘルシンキ……ヘルシンキ?それフィンランドじゃね? えー……ヘルシンキにお住いの『戦争大好き少佐』さんから。これヘルシングじゃね? 『こんばんは。』はいこんばんはー『初めてお便りお送りさせていただきました、とっても緊張してます。僕は今あることに悩んでいまs』 」
関羽「 (お前に)そんな(重要な悩みなんて)ものはない。 」
関羽「 続いてのお便りです。 どうぶつの島にお住いのちゃちゃまるさんからでーす。わーいぱちぱちぱち………………。 ……………………………。 」
関羽「 そんなものはない。 」
ちゃちゃまる「 ぴえん 」
関羽「 えーでははい二通目お便り行ってみましょう。えっなに?時間推してる?次の番組始まっちゃう? 」
関羽「 そんなものはNight 」
ヒロ「セコム、してますか? 」
ファウスト「(ボコボコにされて地面に埋められている) 」
アクセル=ロウ「うっわ悲しいなぁ……(どうしたものかと考えあぐねるが、とりあえずファウストの足を掴んで引っ張り出して置いた) 」
シロネキ「してねーわ!(ヒロをショットガンで殴る) 」
ヒロ「セコムしてないと、このように忍び込まれるので気をつけよう! 」
岸辺露伴「ヘブンズ・ドアー!(※ただの解錠) 」
― 某住宅街 ―
アナザーナルト「バサバサ……(住宅街の電柱の上につま先立ち、そこから街を俯瞰していた)…さて、はじめるか…―――― 」
ソゥ「フィククク…(黒い忍の護衛人は電柱に背もたれ、これから起こるであろう歴史改変に期待するように、不気味に嗤っている) 」
アナザーナルト「 九面薩婆訶―― パ キ ィ ン ッ (両手で印を結ぶ) 青・白・朱・玄・空・南・北・三・玉 ―― “九面獣”!(9つの魔方陣が展開され、それぞれより面を被った9匹の獣が出現する) 」
な、なんだあれは…!? うわあああぁぁ!! きゃあああぁーーーっ!! ンニキティィイイイイ 逃げるんだよおおお!! オワ、オワアアアアアア (街の上空に現れた9体の魔獣を目にした住民たちが恐れをなして逃げ惑う) 」
北斗仙人&南斗仙人(九面獣)『 コ ォ ォ …!! (狐顔の杖を所持した仙人姿の魔獣が念仏を唱え、杖先端部より魔法弾を放ち建物や人々を襲撃する)』
アナザーナルト「……そうだ、弱い奴は強大な「力」に淘汰される運命(さだめ)にある。この世の弱者を一人残らず始末し、俺だけが…唯一無二の強者となる…ッ!!(胸元で虚空を鷲掴む) 」
カ ツ ン ――― カ ツ ン ――― カ ツ ン ――― (喧騒する世界が静寂に包まれ、そこに彼らとは逆方向へと進む足音が強かに響いた―――)
優木せつ菜「――――― カ ツ ン … ! (魔獣たちの目の前に現れたのはアイドル衣装に身を包んだ一人の少女…そして、彼女に続くようにその仲間たちが現れた)――――― そこまでです!(強い第一声を放ち、忍たちと対立する) 」
ファウスト「(身の丈(282cm)程もある槍の様なメスを振り回し、魔法弾を何もない方向へと逸らし、或いは弾きながら謎のドアから現れる)こんにちは……という様な悠長な状況ではありませんね。やれやれ……突然殴られ埋められ引っ張られたと思えば、まさか早速騒々しい目に遭うとは…… 」
飛電或人「また、あの時のような敵との戦いに巻き込まれていたんだな…(せつ菜へ続くように馳せ参じる)今度は俺もいるぜ、覚悟しな?(飛電ゼロワンドライバーを装着する) 」
ニシキノ「(さて、心配になって様子を見に来たが……君たちの実力、お手並み拝見と行こう。)(誰もいなくなった喫茶店内に身を潜め、ガラス窓から事の一部始終を捉えようとカメラを構える) 」
ソゥ「(せつ菜をはじめ、参戦する者たちを睥睨し電柱から離れていく)……ふぅん…生きてたんだ。せっかく拾った命をまた無駄にする気かい?滑稽滑稽。……言っただろう?君たちじゃあ『僕たち』は止められないって。 」
ソゥ→仮面ライダーデューク「 \ レモンエナジー ! / \ ロック オン ! ソーダァ… ! / (取り出したレモンエナジーロックシードをゲネシスドライバーへ装填し、右側レバーを押し込む) \ レモンエナジーアームズ ! / \ ファイトパワー ! ファイトパワー ! ファイファイファイファイファファファファファイイト ! ! / (仮面ライダー「デューク」へ変身し、創世弓「ソニックアロー」を手に取った)二度と立ち上がれないように完膚なきまで叩きのめしてあげる。圧倒的な「力」でね。 」
傷痕だらけのチンピラ「オルゥゥラァアアア!てめぇえええらぁああああ!!(突如近くのパチンコ屋から出てきて全員を一瞥)…この俺のシマで勝手に派手な乱闘しようなんざいい度胸してんじゃねぇえか、オォォオン!!? どこ中だどこのシマのもんだオラァアア!! 」
アナザーナルト「 そう、「力」だ…!(電柱から飛び降り地面へと着地する) 俺にはもっと「力」がいる…!あらゆるものを屈服させる絶対的な「力」が…!!それこそが、俺だけの強さとなる…!!…お前らにはその糧となってもらうか。 」
ヒロ「………叩きのめされるのは、どっちかな?(せつ菜の横に立ち) 」
イズ「またもや、前回と同様のエネルギーを放つ個体が現れましたね。(アナザーナルトをスキャンしそのデータを解析する) 」
ファウスト「私はこれでも一人のしがない医師の身。なれども"力"という病に侵され、悪意を以て誰かを傷つけるものがあるのなら、それらを治療するのもまた私の定め……糧?いいえ、貴方に必要なのはもっと別の物ですよ(紙袋の目の部分を発光させ、アナザーナルトに強く言い放ち) 」
優木せつ菜「……私も、"そう"だと思っていました。…だけど、たとえどれだけ強くなったつもりでいても、いつか必ず乗り越えられない壁にぶつかってしまう。自分独りでは決して乗り越えられない。でも…私には、背中を支えてくれる友達が、仲間がいてくれました。本当の「力」とは…「強さ」とは……独りで得られるものじゃない。心の底から思いやる気持ちで繋がった「絆」が、私たちに本当の強さをもたらしてくれるんです! 」
優木せつ菜「だからもう…私は自分の「力」を過信したりしない!その在り方も…戦う理由も……これは、私だけの「強さ」ではないから!! バ ッ ! (右腕のアイドリングをかざす) 」
ジ ジ ジ ジ ジ ッ … ! ! (せつ菜のアイドリングから以前と同じような光が照射され、彼女の腰元に何かを描き始める。刻み描かれる光が実体化し、変身ベルト「戦極ドライバー」の彼女の腰に形成され、装着された。そして彼女の手元にも「オレンジロックシード」が出現する)
優木せつ菜「………!(戦極ドライバーに軽く触れ、そっと瞳を閉ざす。そして…) \ オレンジ ! / (オレンジロックシードのロックを解除する)――――― 変 身 ! ! 」
ジィー…ッ…!(オレンジロックシードが装填された直後、せつ菜の頭上空間に線ファスナー状の裂け目「クラック」が出現し、円を描くように空間を裂いてそこからオレンジ型の大きなロックシードが姿を現した)
優木せつ菜「 バ ッ ! (豪快に体を捻り回してロックシードをドライバーへと装填する) カ シ ャ ン ッ ! \ ロック オン ! / ザ キ ィ ン ッ ! ! (バックル右側の刀剣型スイッチ「カッティングブレード」を倒して装填されたロックシードを展開する) \ ソイヤッ ! / (頭上のロックシードがせつ菜と合体し、その体に装甲が纏われていく) 」
優木せつ菜→仮面ライダー鎧武「 \ オレンジアームズ ! 花道・オンステージ ! / (オレンジの鎧を纏う戦国ライダー・仮面ライダー「鎧武」へ変身を果たす) チ ャ キ ン ッ … ! ! (オレンジを模した片刃刀「大橙丸」、そして刀銃武器「無双セイバー」を両手に、二刀流の構えを取った) 」
カイロス「ピギィ————!!(頼もしい仲間、カイロスが駆けつけたよ!やったね!) 」
アナザーナルト「…ごちゃごちゃと五月蠅いハエ共が…! 今度こそテメェらを、消し去ってやる…! 殺れッ!! (片手を上げ、9体の魔獣へ攻撃指示を下した) 」
――― Vs. 仮面ライダーデューク&アナザーナルト ―――
天女(九面獣)「ヒュルルル…ビュワッ ! ! (どこまでも伸びる羽衣を振るわせ、傷痕だらけのチンピラを拘束しようと襲い掛かる) 」
カイロス「(ハエ扱いされショック死) 」
北斗仙人&南斗仙人(九面獣)『 ボォンッ、ボォンッ ! ! (再び魔法弾を、今度はファウスト目掛け放っていく)』 」
金蛇(九面獣)「シャァーーーッ ! ! (長い身体を持つ大蛇が牙を剥きだし、或人へ襲い掛かる) 」
死神(九面獣)「 グ ォ ン ッ ! ! (大鎌を両手に振りかぶり、ヒロを惨殺しようと勢いよく武器を振り下ろした) 」
白虎&玄武&朱雀&青龍(九面獣)『ギュオアアアアァッ!!(虎、亀、鳥、龍の姿をした四匹の魔獣が四方から鎧武へ飛び掛かる)』 」
キ ュ ィ ィ ィ ィ ィ ィ ン ・ ・ ・ ! ! (突如、タイムゲートが出現)―――――――――――――果たして、それはどうかな。(ゲートの奥からの声がソゥに) 」
サシャ・ブラウス「ガララッ(近隣の民家から現れる)蒸したDEATH!!(天女に熱々の蒸した芋を投げつける)パァン!!(他の九面獣にも爆発するパンを投げる) 」
飛電或人→仮面ライダーゼロワン(フリージングベアー)「(せつ菜…良い顔になったな――――) \ Blizzard ! / \ オーソライズ ! /(フリージングベアープログライズキーをドライバーへオーソライズし、装填する) \プログライズ !/ \ Attention freeze ! フリージングベアー ! / \ Fierce breath as cold as arctic winds. / (氷の力を司るフォームへと変身し、熊手の両手を広げて身構える) おりゃああああぁ!!(両の熊手から触れるものを瞬く間に凍結させてしまう冷気を放ち、金蛇を迎え撃つ) 」
デッドプール「ドラマのIQを下げる男、俺参上!(現れるや空から熱々の味噌汁を不思議な力でアナザーナルトの肩甲骨にぶちまける) 」
仮面ライダーデューク「……!この声は…――――(開かれたタイムゲートを仮面の内側より睨みつける) 」
傷痕だかけのチンピラ「な、なんだぁこの仮面ライダー共はぁ!! いつからショッカー軍団復活しやがったチクショー! ふざけやがって舐めやがって、クソがーーーー!! 全員ブッ飛ばしてや……うぉおお!?(天女の羽衣を超人染みた跳躍で回避)……力だの、強さだの、絆だの……俺のシマでいかにもなヒーローバトルをするんじゃあねぇえええッ!!(怒りで煮えくり返った表情で、天女に肉薄していく) 」
クロム「残念だったな!!ウオアーーーーー!!(アナザーナルトに向かって落下しながら剣を振り下ろしそのまま奈落の底まで逝く) 」
ファウスト「向こうのお方は……あっアレは傷跡ですね、今ついた傷じゃ無いならとりあえず大丈夫でしょう。 彼方の少女は……法力か何かで装甲を召喚……いや生成……?興味はありますが、まあ、後回しですね……(傷だらけのチンピラと鎧武を交互に見ながら) おや、先ほどの二人組ですか!?質量のある気弾というなら……(高速回転して野球少年ルックな姿に一瞬で早着替えし、いつの間にか手にしていた金属バットで北斗仙人&南斗仙人に強烈なピッチャー返しの要領で気弾を打ち返す!) 」
アナザーナルト「クルルルッ―――パシッ(手中でクナイを回し取り) ッハァ!! (虚空を薙ぎ払い、爆発するパンだの味噌汁だのを吹き飛ばす)テメェの相手は俺だ…骨も残さず砕いてやる!!(クナイを突き出しヒロへ襲撃する) 」
ピカマン「日本の夜明けぜよ!! ┣¨ 【 東城会八代目会長 ピカマン参戦! 】 ン 休憩入りまーす(スーパーでソイジョイを買ってから帰る) 」
仮面ライダー鎧武「はっ…!!(四方八方から迫る四獣を二刀流を振り回して薙ぎ払う)私はもう、乗り越えた…本当の強さの意味を知ったから…!(そのままデュークへと突撃する) 」
常盤ソウゴ「――――――――――――――――――(なんと、タイムゲートから現れたのは………〝常盤ソウゴの姿〟であった。) 」
北斗仙人&南斗仙人(九面獣)『――――!?(ドゴォンッ ! !)(跳ね返された魔法弾が直撃したと思われたが…) オ ゥ ン ッ … ! (硝煙の中から、魔法防御壁を展開した姿を現す。咄嗟に魔法弾を無効化していたことが理解できる)』
タブンネ「タブンネエエエエエエエエエ(白虎&玄武&朱雀&青龍に向かってビルからタブンネが飛び出し超光速すてみタックルを繰り出す。相手(ではなく自分)は死ぬ) 」
ンョ゛ハー゛「まいど、ありがとうございましたー!(ピカマンに) 」
ヒロ「くっ!(大鎌を土刀でなぎ払う)…次は、負けねえ!(土の手でクナイを受け止める) 」
仮面ライダーデューク「…ッ…!?お前は――――!(自分と瓜二つの顔をした青年・常盤ソウゴに目を奪われかけたその時、鎧武の攻撃に遅れて反応するもソニックアローで間一髪防ぎきる)小癪な…君はただの人間だろう…!?(鎧武を蹴飛ばし、追撃の袈裟斬りを繰り出そうとする) 」
アナザーナルト「ハアアアァッ!!(クナイにチャクラを纏うことでリーチの短いクナイから透明の刃のようなものが伸び、ヒロに何度も斬りかかる) 」
天女(九面獣)「ブワッ―――― ヒ ュ バ ァ ッ ! ! (羽衣を手繰り、付近に転がっていた瓦礫を持ち上げてチンピラへと投げつけた) 」
常盤ソウゴ「………ふっ……(しかし、常盤ソウゴにしては何やら様子が違っていた…) 」
白虎&玄武&朱雀&青龍(九面獣)『ホグァアッ!!(タブンネの超光速すてみタックルが青龍に激突し、そのまま壁を突き抜けていった)ゴギャアアァァアアァッ!!(残りの三匹が標的を変え、デッドプールへと襲い掛かる)』
デッドプール「…………………ええ!?(デッドプールはやられてしまった) 」
ヒロ「……(せつ菜ちゃんがこんなにも闘ってるんだ、俺だって…!)…………そんなものに、負けるわけにはいかないんだよ!!!(肩や肘から土の腕が出てきて、4、5刀流もの刀で刃に応戦する) 」
ファウスト「反応が速い……自らの攻撃への耐性は確保してある、という訳ですね……ならばッ!私の"答え"はッ!(どこからともなく現れたドアを開いて中に入り、ドアと共に消え……) あっ、こんにちは(北斗仙人&南斗仙人の背後からドアと共に現れ、ドアを思いきり開けた衝撃で二体に打撃を与えようとする) 」
フ ッ ————————ヒュババババババババァァァ(一瞬周囲が暗転し、無数の光線が如き斬撃がチンピラと退治した仙女の羽衣の一部を切断しにかかる)
傷痕だらけのチンピラ「ぬ!? うぉおおお!!(急ブレーキ、そして『右前腕部』で瓦礫を防御)ゴッ! ブシャアアアアアアアアッ!!(当然のことながら血は噴き出る。だがチンピラは更に怒るどころかにやりと笑っていた)傷をつけ、血を出させたな? それが命取りだぜ!!(次の瞬間、噴き出た血が綺麗に整うように凝固し、鋭い赤色のサーベルへと変化する)――――――これが俺のスタンド【イギー・ポップ】の能力!! 鋼鉄よりも硬く、爆走する重機関車なんぞ重さすら感じずにスパッと真っ二つに出来ちまうほどの切れ味を発揮するッ!! 覚悟しやがれオラァアア!!(連続切りによる赤い剣閃が夜闇に映える) 」
仮面ライダー鎧武「あぐっ…!……! ギャギィンッ ! !(蹴り飛ばされても尚怯みを見せることなく、追撃の刃を交差した二刀で受け止める)確かに私は無力です…肉体的にも、精神的にも…!でもッ!! ギャインッ ! ! (持ち上げるように刃を振り払う) こんな私でも「好きだ」といってくれる人がいるから!!どんなことだって諦めたくありません!!(反撃の刺突を繰り出した) 」
チンピラ→ランディオ「なにッ!?」 」
アナザーナルト「なにッ…?(武器を増やしたヒロの反撃にたじろぎ、一歩退いてしまう) 」
チンピラ→ランディオ「なにッ!?(斬撃を見て)このランディオ様に斬撃勝負を挑むとは良い度胸だオラァア!!(無数の斬撃を斬り裂いていく) 」
北斗仙人&南斗仙人(九面獣)『……? !!? (突如姿を消したファウストの行方を目で追っていたが、まさかの不意打ちに吹き飛び建物へと盛大に激突した)』 」
死神(九面獣)「スッ――――ブワッ ! ! (ファウストが仙人たちを退けた後、大鎌を振りかぶった状態で彼の死角に出現し、今にもその凶刃を振り下ろそうと迫った) 」
天女(九面獣)「 !!? (羽衣は斬撃に滅法に弱い。斬り裂かれた武器に狼狽えていたが――――) ザキィイイインッ ! ! (幾重の赤い剣閃に全身を深く刻まれていき、その体は細切れなって朽ち果てた) 」
ヒロ「うおあああああ!!!!!!(退いた隙を逃さず、全ての腕の刀をアナザーナルトに叩きつける) 」
ガガガガガッガ なかなか良い斬撃だな。けれど僕は君と張り合うつもりはないよ(声の主は直線上の残光を残し、仙女をランディオに任せ一直線にファウストに斬りかかる『死神』へ飛び)
白虎&玄武&朱雀(九面獣)『ゴアアァァアアァッ!!(ランディオが天女を切り捨てたのを視認した獣たちは、彼に敵意を剥きだしたかのように連携を組みながら連続攻撃を仕掛け始める) 」
常盤ソウゴ→常盤ソウゴ(?)「――――――――――――――――〝お前達の動きは、この目で確〔しか〕と捉えさせてもらった〟。 」
斬撃の主 → 日食イベルアンオーガインフィニティ2「 き ょ じ ゅ う ざ ん (口にくわえた聖剣による、一太刀に見える無数の斬撃で死神の攻撃を受け止めファウストを護る) 」
仮面ライダーデューク「んぐ…!?(刺突に退けられ、被弾部位を片手で撫で回す)ほぅ…それなら…―――― グ ニ ォ ョ ン … (光学迷彩機能を発動。以前と同様に背景と同化し、鎧武の視界から姿を消す)―――― ッシェイ!!!(死角から姿を現すや否や鎧武に刃を振り下ろす) 」
アナザーナルト「 パ キ ャ ア ァ ン ッ ! ! (力を振るったヒロの一撃が仮面に炸裂し、そのまま全身ごと吹き飛ばされる。仮面の破片がボロボロと屑えれ、その素顔が露わとなる)……許さねぇッ……テメェだけは、許さねええええッ!!!(掌に、かつて町を滅ぼしたあの螺旋エネルギーを収束し始める) 」
ファウスト「転移という奴ですね、不意討ちと治療にとても便利でして……ホイッ!!(懐から爆弾を取り出し、吹き飛んだ北斗仙人&南斗仙人に向けて投げつける) 」
ランディオ「なん…だとぉおぉぉおおおお……(#^ω^)ピキピキ(自分にまで斬撃を浴びせてきた声の主に青筋を)信じられない日だ。俺のシマでよぉぉぉおお……勝手に殺し合いが始まったと思ったらよぉぉお。……なぁんでこんな目に俺様が合うんだぁ? イラつくぜぇえええ、根掘り葉掘りとかヴェニスとヴェネツィアのこと以上にイラつくぜぇぇえええええぇぇえええッ!!(目が血走り始める)チクショオオオオオ、こうなったら全員ぶった切ってやるぁあああああッ!! 」
仮面ライダー鎧武「―――――(消え失せたデュークに動揺するそぶりもなく、仮面の内で静かに目を閉ざし、意識を研ぎ澄ます)――――― そこですッ!!(背後から感じる殺意を察し、デュークへカウンターの斬撃を見舞う) 」
死神(九面獣)「――――! スラリ…ジャキィンッ ! ! (ポリゴ…日食イベルアンオーガインフィニティ2に一瞬動揺するも、再び身構えた大鎌を振るい斬殺を試みる) 」
常盤ソウゴ(?)「――――――――――ふっ!(仮面ライダーデュークのほうに手を向けると、激しい爆発を生じさせる) 」
ランディオ「んでよぉおおおお!!!(グルンと白虎&玄武&朱雀の方を向く)俺に対して牙を向こうなんざいい度胸してるじゃあねぇか!! 俺のイギー・ポップに、神獣も魔獣も関係ねぇえ!! 斬り刻んでやらぁあああッ!!(最早光線染みた剣閃を宙に走らせながらの連続切り) 」
仮面ライダーデューク「なんだとッ―――― ん゛ん゛ッ…!!(咄嗟の反撃――鎧武の斬撃とソウゴの爆発に愕然する間もなく吹き飛ばされる )…は、ははは……そう、僕たちの行動はやはり予見されていたか……だけどねぇ!そう簡単にいくか、なぁ? ―――― \ ドラゴンフルーツエナジー ! / \ ロック オン ! ソーダァ ! / (レモンエナジーロックシードを取り外し、新たに手にしたドラゴンフルーツエナジーロックシードをドライバーへ装填する) 」
仮面ライダーデューク(ドラゴンエナジーアームズ)(※以下「DE」)「 \ ドラゴンエナジーアームズ ! / (レモンの装甲が消失。代わりにドラゴンフルーツを模した怪物然としたアーマーを装着し、「ドラゴンエナジーアームズ」に変形する)さっきとは段違いのスペックだよ。そう、お遊びはお終いってこと。今度はその命を確実に刈り取る。(飄々とした口調が一転、冷徹非道を思わせる低い声音を発する) ヒ ュ ン ッ (赤い粒子を纏う残像を描きながら高速移動し)――――っはぁ!!(鎧武に重い斬撃を叩き込んだ) 」
ヒロ「…………させねええええ!!!!(刀を一本ずつ放りながらアナザーナルトに迫る) 」
日食イベルアンオーガインフィニティ2「(見事死神の斬撃はポリ……日食イベルアン(以下略)の首を両断した。しかし刹那的に切断された箇所が修復され、結果的に斬撃は日食イベ以下略の首をすり抜けた形になる) 10秒あたり400ってとこか。それがあんたが俺に与えるダメージの総量だ。 ぼくのレベルは78。HPは14500。バトルヒーリング(じこさいせい)スキルによる自動回復が10秒で600ポイントある。 何時間攻撃しても僕は倒せないよ。 (死神へゼロ距離のきょじゅうざんを放つ) 」
白虎&玄武&朱雀(九面獣)『ギャギィイインッ!!(ランディオの連続斬りに、朱雀の両翼が切り落とされ、一体が戦闘不能になる)ゴアアアァアアッ!!(その後、白虎による爪の斬り裂き、玄武による突進が襲い掛かる) 」
アナザーナルト「テメェに止められるものかあああッ!!(螺旋エネルギーを突き出したまま飛び出し、投擲されていく刀をそのエネルギーで削り葬り去っていく)―――― くたばりやがれェッ!!!(エネルギーを一点に凝縮し、破壊力を殺傷力に変換させた螺旋エネルギーをヒロに炸裂させる) 」
ランディオ「チィイッ! しつこい奴め、だがこのランディオを舐めるんじゃあねぇぜ! これでも裏社会じゃ名の知れたヒットマンなんだからよぉお!(突如左手の人差し指、中指、薬指の先っちょを噛み千切り、血を出す。そして)―――『血の弾丸』ッ!!(ズドンという音と共に、らせん状に回転し音速で撃ち放たれる血液の弾。それをそれぞれの頭部目掛けて。) 」
仮面ライダー鎧武「―――!?(進化した…んですか…っ…?) ひきゃんっ…!!(高速移動に翻弄され成す術なく斬り払われる)は、早すぎて……対処が、できない……はぁ、はぁ……!どうすれば……っ… 」
ヒロ「ふざけるな…そんなもの、俺の腕で押し返してやる!!!(土を集中させ、巨大化させた腕を螺旋エネルギーに向けて突き出す) 」
死神(九面獣)「ヒギャァアアアアアアアアアア――――――(悪魔のような断末魔を上げながら、その神々しい斬撃に塵となっていく) 」
白虎&玄武(九面獣)『 ド ゴ ォ ン ッ ! ! (血液の弾丸が脳天に炸裂し、二体の魔獣は地に伏すように倒れ込んだ)』
日食イベルアンオーガインフィニティ2「近所のさとこちゃん(7さい)を泣かせた罪はレジギガスより重いよ。あの世で焼き土下座しな(全ギレ) 」
仮面ライダーゼロワン(フリージングベアー)「おりゃあああぁッ!!(凍結させた金蛇を殴り抜ける) 」
金蛇(九面獣)「ピキ、パキ――――パリィイイインッ ! ! !(氷漬けにされえた挙句ゼロワンの拳によって粉砕されてしまった) 」
イズ「コツ、コツ、コツ…――――せつ菜様。(その時、彼女のもとへ耳打ちするように歩み寄る) 」
ファウスト「かなり大きく啖呵を切ったとはいえ、まさかここまで優勢に運ぶとは…… 」
常盤ソウゴ(?)「…ほう…… (『お遊びはお終い』)――――――――――――そのようだな。ならば…………… キ イ イ イ イ イ イ イ イ イ ン ッ ! ! (ソウゴ(?)であったその姿が突如、黄金の輝きに包まれていく) 」
ランディオ「っしゃああああ!どうだコノヤロー! ……さて、フフフ、アイツが親玉だな?(仮面ライダーデュークを見て)ついでに、あの女もすっぱりと切っておくかぁ……俺のシマでよぉ、好き勝手やったんだからよぉ。覚悟しやがれおんどりゃあああ!!(仮面ライダーデュークと鎧武に向かって突進していく) 」
アナザーナルト「なん、だと…ッ…――――― う ぐ ぇ あ あ あ ぁ ッ ! ! (螺旋エネルギーをも跳ね返さん勢いで迫る巨大な腕に圧倒され、そのまま殴り飛ばされ――――)―――― ド ゴ ォ ン ッ ! ! (建物の壁へと盛大に激突した)パラパラ…ッ…――――ゼェ…ゼェ…!!…ゆる、さねぇ……テメェら…全員…――――― 皆 殺 し だ ァ ッ ! ! ! ! (衝撃波を放つような凄まじい雄叫びを上げる)バッ、バッ、バッ―――― 口寄せの術!! ボ フ ン ッ ! ! ! (両手で印を結び、地面へ掌を突きつけると自信を中心に白い煙が舞い上がる) 」
黒い九尾「シャガアアアァァァアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!(白煙の中から黒い巨大な影―――アナザーナルトによって召喚された大きな化け狐が姿を現したのだ)ゴァァァアアアアアアアアアアッ!!!(化け狐はその雄叫びだけで街の建物を、アスファルトを抉り吹き飛ばしていく) 」
アナザーナルト「ハァ……ハァ……こいつで終わりにしてやるよッ!!(一方、自身は黒い九尾の頭上に立ち、そこからヒロたちを鳥瞰し嘲笑っていた) 」
仮面ライダーゼロワン(フリージングベアー)「おわっ…!?で、でっけえ狐だなぁ、おいッ!!(衝撃波のような雄叫びに浮き飛ばされまいと両足に力を込めて踏ん張る) 」
常盤ソウゴ(?)→オーマジオウ「―――――――――――――――是非もない。(常盤ソウゴ(?)であった姿は、オーマジオウと化した―――――――――――――否。 オーマジオウであった) 」
仮面ライダー鎧武「……! イズさん…?(歩み寄るイズに目を丸くする) 」
イズ「衛星ゼアから、アイドリングに関するデータの更新がありましたので使用者のせつ菜様にお伝えいたします。……アイドリングは、使用者の「理想」を具現化する超次元システムです。せつ菜様…あなたが好きなものを「推す」という想いの力が、"推進力"となってあなた自身に更なる力を齎してくれます。そして、その"推進力"を高めるために行うべきことはただひとつ…――――― 「歌ってください」。 」
日食イベルアンオーガインフィニティ2「でかくなったってことは敗北の前振りでいいんだな。僕のきょじゅうざんはその名の通り『巨獣特攻』が乗っている。その図体は君の墓石を派手にするだけだぜ(矢の如く空中へ飛び出し急尾へ接近を試みる)あばばばばばばばば(雄叫びによる衝撃波は凄まじく接近するだけで体表がえぐられてしまうが、なんとか間合いまで肉薄し) き ょ じ ゅ う ざ ん (一太刀にして無限、光線が如き斬撃を振るう) 」
仮面ライダーデューク(DE)「…「オーマジオウ」…―――(その名を知っているかのように、彼に激しい敵意を剥きだす)…ああ、そうだ。『僕たち』はお前を「王」とは認めない。お前ではない、この世界を牛耳る新たな「王」の選定…それこそが『僕たち』の使命だからねぇ…! 」
仮面ライダー鎧武「う、歌う…!?(あまりにも予想外なことに仰天する) 」
マッシブーン「よしフェローチェ、お前マイクスタンドになれ 」
フェローチェ「なんで??????(頭にマイクをくくりつけられた状態で、鎧武の前に立たされる)いやあの…… 」
黒い九尾「 ダ ァ ン ッ ! ! (見かけによらず、軽々と宙へ跳躍した巨狐は“きょじゅうざん”の一太刀を受け流すように回避した) キ ュ ィ ィ イ イ イ ン ッ ―――― ボ ア ァ ッ ! ! ! (滞空したまま口内に赤いエネルギーが集い、それを一度口へ含むと―――山をいとも容易く消し飛ばすほどの破壊力を誇るエネルギー弾として地上に向けて吐き放つ) 」
イズ「はい。せつ菜様が戦いに身を捧げる一方で、あなた様の心の中で歌うこと…即ち"心歌"(しんか)を行うことで能力を飛躍的に高めることができます。私はヒューマギア。故に、心は知り得ないですし、歌というものがどれほどの力を人間に与えるものかは存じません。ですが、衛星ゼアはその為にアイドリングをあなた様に授けたのです。優木せつ菜様。人類とヒューマギアを変える、歌の力を私にもラーニングさせてください。 」
ファウスト「歌……!成程、かつて歌姫達の歌にはフォニックゲインが宿り、星をも穿つ程のエネルギーを産み出したと聞く……!!確かに"歌"の力ならば、あの攻撃をも……! 」
はらぺこあおむし「(演奏に向けてドラムの準備をしながらハロウィンのアルバイトをしている) 」
現場猫「ヨシ、そうと決まれば演奏だ!(ギターをチューニングするも見事に弦が絡まる) 」
ヌマクロー「・・・・・・・。(ノリが悪い観客の役) 」
電話猫「どうしてアンプも用意せずエレキギターを弾くんですか?どうして…(泣く泣くアンプを転がしてくる) 」
オーマジオウ「………フッ…… フ ッ フ ッ フ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ハ ッ ハ ッ ハ ッ ハ ッ ハ ・ ・ ・ !(両腕を広げ、高らかに笑いだす)………面白い。ならば、見せてもらおう。――――――――――――お前達の『意志』を!『力』を! 」
仮面ライダー鎧武「……(赤いラバーバンド「アイドリング」に視線を落とし、そっと目を閉じた後に、強かに頷いた)…そうです…私がそうだったように、歌や踊りで心が救われた。きっとこれが、私にしかできないこと……! 」
ファウスト「(何故か妙にグロいデザインのアンプとギターを用意し、そっと現場猫に手渡す) 」
現場猫「準備ヨシ!(可愛い猫には似つかわしいデザインのギターセットを貰って大歓喜) 」
ヒロ「…………!…せつ菜ちゃん…見せてくれ…! 」
日食イベルアンオーガインフィニティ2「 テレレ♪ テレレ♪ テレレ♪ テレレ♪ テレレ♪ テレレ♪ テレレ♪ テレレ♪ テレレ♪ (諦めずきょじゅうざんを振るうも全て回避されドラクエの空振り音を何度も鳴らす) せつなちゃん、ロリじゃないのがメタクソ残念だけどここは僕が時間稼ぎしている間になんとか歌うんだ!ロリじゃないのがメタクソ残念だけど!!!!! 」
仮面ライダー鎧武「―――――…やってみせます!!(意を決したように見開いて、アイドリングを嵌めた右腕を高らかに掲げた) 」
カッ! カッ! カァッ! (せつ菜の精神世界――真っ暗な空間に迸る色鮮やかなスポットライトの閃光。それらが次々と光放ち、隠れていたステージを、その上に立つ一人の少女を照らした)
アナザーナルト&仮面ライダーデューク(DE)『―――――?(訝しむように鎧武―――せつ菜を睨みだす)』 」
優木せつ菜「 バッ ―――――(明かり照らされたステージの中心に立つアイドルは、高らかに右手を上げた) 」
ランディオ「(誰もがせつ菜の歌に希望を寄せる中、この男ただ一人は青筋を走らせていた)…(な、なんだと?歌を歌うだと?正気か?この血生臭ぇ戦場で、アイドルみてぇにお歌を歌いましょうってか?)………――――――ピキピキピキピキィッ! この戦場で、俺のシマでそういう夢や希望を与えましょーみてぇなことするたぁ、いい度胸じゃねぇえか!!(方向転換、鎧武改めせつ菜に突進、刃を掲げる)そんなに歌が歌いたきゃ、地獄でたっぷり謳わせてやらァアア!! 」
仮面ライダー鎧武 / 優木せつ菜『――――― ここからは私たちのステージです!! ―――――』 」
ダークライ「(三つ巴の戦いに巻き込まれランディオに刺されてしまう)キボウノハナー 」
ヒロ「…させない!(ランディオの前に立ち、刀を突き立てる) 」
優木せつ菜「―― 世界を変える準備はいいか? かじった果実 酸(す)いか甘いか ―― 」
仮面ライダー鎧武「 ス ッ ―――― ギ ュ ン ッ (目を閉じ、肩の力を落とし脱力したように前傾したと思えば、瞬間的にデュークの眼前まで迫り)―――― はっ!! ザ キ ィ イ ン ッ ! ! ! (見開くと共に斬撃を振り下ろした) 」
仮面ライダーデューク(DE)「――――!?(いつの間に―――)―――がはぁッ…!!?(鎧武の高速移動を認識する間もなく斬り払われる)早い…ッ…!?僕の目でも負えないなんて…そんなバカなことか…!!(ソニックアローを振るって反撃に回る) 」
優木せつ菜「―― 運命を(Hey!) 切りひらく鍵 それは君だ(Hey!) いざ進め EXA(イクサ)へ! ―― 」
仮面ライダー鎧武「……!! ギ ュ ン ッ ―――― ぃやッ!! (一度の踏み込みだけでデュークの斬撃を掻い潜って懐へ潜り込み、肘打を相手の腹部へ繰り出した) 」
仮面ライダーデューク(DE)「ウグゥッ…!!?(通だ箇所に電流のような痛覚が走り、後方へ軽く吹き飛ばされる) ……っ…!?(なんだ…ッ……急に巻き返された…だって……?こんなことは…ッ…)…ぐ…ッ…まやかしだ!!(片手を払い、再び全身に赤い粒子を纏って高速移動し始める) 」
仮面ライダー鎧武「……!(デュークの高速移動に合わせるようにこちらも等速の早さを発揮し追いかける) 」
ランディオ「な、テメェッ!!(ヒロに行く手を阻まれ刀をガード)なにしやがるテメェ、カタギか? お? 邪魔ぁするんじゃあねぇよ。俺はなぁ、あのお花畑をバッサリやらなくちゃあならね――――――(そう言いかけた時、せつ菜の歌が耳介に響いてくる)ま。なんだ………この歌は。 」
優木せつ菜「―― Look on ソイヤソイヤ!! EXAソイヤ!! ―― 」
せつ菜の心から鳴り渡る歌声とメロディーが、現実の空間に干渉し、その盛大な「 歌 」が轟き始める。悪しき心を浄化するような美しくも力強いその「 歌 」は、せつ菜自身だけじゃなく、彼女とともに戦いに身を乗り出す者たちにも、勇気と力を与えた――――
ファウスト「ストォォーップ!!(ランディオと優木せつ菜の間に割り込み、メスでランディオの刃を止めに掛かる)行けません!今はいわば彼女のライブ・オン・ステェェェェジ!!我々は観客として、アレがアレするのです!! 」
仮面ライダーゼロワン(フリージングベアー)「――――!(歌…これは……――――)――――せつ菜の…ッ…!?……!(なんだ、これ……力が、湧いてくる…っ……?)……ッ…!! どりゃあああぁッ!!(九尾の放つエネルギー弾を無謀にも両手で受け止めようと構え)――――んぐぅッ!!! ぐ、ぐぐっ…うぐううううッ…―――――はああああぁぁあああーーーーッ!!!(なんと、そのままひっくり返すように頭上へと投げ返した) 」
日食イベルアンオーガインフィニティ2「ドゥン↓ドゥン↓ドゥン↓ドゥン↓ドゥン↓ドゥン↓ドゥン↓ドゥン↓ドゥン↓(ロリのものではない歌声というだけで大幅に能力値が下がってしまう邪悪な伝説のポケモンがここにいる!!!!!!) 」
仮面ライダーデューク(DE)「 ヒ ュ ッ ―――― オ ゥ ン ッ ―― ブ ワ ァ ッ ! ! ! バシュン、バシュン、バシュゥウンッ ! ! ! (加速した世界で鎧武と熾烈なチェイスを行う中、マントを翻しながらその内側から三本の矢を放つ) 」
仮面ライダー鎧武「 ガ ッ チ ャ ン ッ ! ! (高速で空間を駆け抜ける最中、大橙丸と無双セイバー、それぞれの柄頭を連結させて「ナギナタモード」に変形)はああああぁぁあああーーーっ!!! ギャルンギャルンギャルギンギャルンッ ! ! ! ! (薙刀を豪快に且つ器用に振り回しながら三本の矢を弾き、斬り落としていく) 」
優木せつ菜「―― 一触 即発 バチバチ来てる 陣取り 表向き また危険なゲーム ―― 」
仮面ライダーデューク(DE)「 ―――― ギ ュ オ ン ッ ! (三本の矢は囮―――鎧武が矢をいなしている一方で、自らは彼女の背後へ旋回していた)―――貰ったッ!!(背後から斬り付けようとソニックアローの両刃を振り下ろした) 」
アナザーナルト&黒い九尾『 ッ!!? 馬鹿な…ッ…!?素手で…いなしただと…ッ…それに…ぐッ…!?なんだ、この…耳障りな…こえ、は…ッ……くそッ!!好きにさせるかァッ!! ゴギャアアアアアアアッ!!!(着地した黒い九尾がヒロたちに突撃していく)』
仮面ライダー鎧武「――――!(リーチのある薙刀ではすぐに振り返って反撃に出ることは難しい。故に彼女は―――) ガ シ ョ ン ッ ――― ザ キ ィ ン ッ ! ! (薙刀を元の二刀流へ戻し、すぐに片手に握られた剣を振り返ることなく背中へ預けて斬撃を受け止める行動に出た) っはあああ!! (そして振り返るや否や袈裟斬りで反撃に打って出た) 」
優木せつ菜「―― 誰の意のままに 操られてる? ほら鍵が開けば 止まらない Time to fight! ―― 」
仮面ライダーデューク(DE)「なッ―――― グァ…ッ…!!(呆気取られてる間に斬り下ろされ、被弾部位から火花を散らしながら吹き飛ばされた)ズザザァー…ッ…――――バシュンバシュンバシュゥウンッ ! ! ! (地に踏み込んで態勢を整え直すとともに再び矢を数発放っていく) 」
仮面ライダー鎧武「はっ―――― タ ン ッ ! ! (矢が放たれると共にフィギュアスケートのようなトリプルアクセルで美しく回転しながら跳躍回避し背後へと降り立つ) 」
優木せつ菜「―― 「気をつけて 君は今 運命を選ぼうとしている」 忠告? 意味なんて 分からず 飛び込んだバトルフィールド (Hey!) ―― 」
仮面ライダーデューク(DE)「くそッ!!(着地の隙を狙おうとそのまま瞬間移動で一直線に駆け抜けていく)――― そぉいッ!!(そして、狙いを定めたポイントに向けて刺突を繰り出そうとする) 」
仮面ライダー鎧武「 ト ン …――――(地面へ着地…するわけではなく、デュークが付きだしたソニックアローの刃部分へと着地した) はっ!! (その体勢からサマーソルトキックを行ってデュークの顎を蹴り上げ、そのまま華麗に地へ降り立つ) 」
優木せつ菜「―― 君が選んだ(Hey!) 道の先には(Hey!) 何があって(Don't stop!) 誰と会って?(Carry on!) まだ見えないけど(天を目指せ!) ―― 」
オーマジオウ「――――――――――――――――〝クロックアップ〟(不可視的高速移動を始め、オーマジオウの破壊的な拳が仮面ライダーデュークを何度も通過する) 」
仮面ライダーデューク(DE)「うぐッ…!?(武器を両足で抑えつけられてい為、無防備なまま蹴り上げられ怯みを見せる) 」
仮面ライダー鎧武「 ガ シ ャ ン ッ (再び二刀を合体させ薙刀へと変形し) ス … カシャンッ(無双セイバーにドライバーから取り外したオレンジロックシードを装填)――― やあああぁぁッ!!(エネルギーを充填して放つ回転切り“ナギナタ無双スライサー”を繰り出す) 」
優木せつ菜「―― Exciting×Attitude(Hey!) ちゃんと表せ(Hey!) 立ち向かう姿勢を いざ進め don't get back EXA(イクサ)! ―― 」
仮面ライダーデューク(DE)「ぐあああぁぁッ!!(鎧武とオーマジオウの連携攻撃大きく吹き飛び、路上に停車してある車のフロントガラスへ背中から打ち付けられてしまう) 」
仮面ライダー鎧武「…力がみなぎる…嘘みたいに体が軽い…!(自分の掌を一度見つめると、すぐに眼前の敵に集中。右手を突き出しアイドリングの生成機能を発動) パ シ ッ (アイドリングから新たに生成された「カチドキロックシード」を手に取り――) \ カチドキ !/ \ ロック オン ! / \ ソイヤッ ! / (そのロックシードをオレンジロックシードと入れ替えるようにドライバーへ装填) 」
現場猫&電話猫(※バックコーラス)『―― Look on ソイヤソイヤ!! EXAソイヤ!! ――』
ガ シ ャ ア ァ ン ッ ! ! (頭上に開かれたクラックより硬派な橙色のロックシードが出現。展開され、鎧武の身体へ鎧のように装着される)
仮面ライダー鎧武(カチドキ)「 \ カチドキアームズ ! いざ、出陣! / \ エイ・エイ・オー ! ! / (橙色に輝く重装甲の鎧を纏い、勝ち名乗りをあげる戦国武将の如き相貌のライダー「鎧武・カチドキアームズ」へ昇進する) 」
優木せつ菜「―― 乗り込んでいくか 乗っ取られるか 攻めて 攻め続け 底なしパワーゲーム ―― 」
仮面ライダー鎧武(カチドキ)「変身したい…もっと強くて何でもできる自分に…そう願った!でも、そんな自分を勇気づけてくれたのは、応援してくれた皆さんのおかげだから!!…貴方を倒し証明してみせる…ただの「力」だけじゃない、本当の『強さ』を!!!(徐(しず)かなること林の如く―――火縄銃型武器「火縄大橙DJ銃」を手に、悠然と待ち構える) 」
仮面ライダーデューク(DE)「ゼェ…ゼェ……!面白くなりそうな気がするじゃない――――かァッ!!(全身に紅の粒子を纏い、圧倒的な速さで鎧武へと迫る) 」
優木せつ菜「―― 未知の力という 魅惑の引力 飲み込まれて行く 世界中 Time to fight! ―― 」
仮面ライダー鎧武(カチドキ)「ズンチャ、ズンチャ♪(動かざること山の如し―――デュークが高速で迫る中でもその速さに翻弄されることなく、銃身のターンテーブルである「DJテーブル」をスクラッチして起動準備に入る。出力調整スイッチの摘まみを回すことで、マシンガンモードへ切り替える)はああああぁぁッ!!! ズダダダダダダッ ! ! ! ! (疾きこと風の如く―――凄まじい速さで連射されるマシンガンで高速移動するデュークを撃ち落とさん勢いで射撃を行い続ける) 」
仮面ライダーデューク(DE)「くッ――ううッ―――――グゥ―――― ズアアアアァァッ!!!(何度も直角に曲がりながら銃撃を回避しつつ移動を試みたが、数弾が肩に被弾した直後動きを止められ、やがてその銃撃に動きを止められる) 」
ヒロ「…………力が漲ってくる…お前らには負けない気がしてきた…!!(黒い九尾達を薙ぎ払っていく) 」
優木せつ菜「―― 鎧とは それぞれの 命より大事な 譲れない プライド ルーツのシンボル 刻まれた バトルスーツ (Hey!) ―― 」
仮面ライダー鎧武(カチドキ)「ズンチャ、ズンチャ…♪(摘まみを反対へと回して大砲モードへ切り替え、再びDJテーブルをスクラッチして銃弾をリロードする) まだですッ!! ボォンッ、ボォンッ ! ! (侵掠(しんりゃく)すること火の如く―――燃え盛る砲弾をデュークの至近距離で放った) 」
仮面ライダーデューク(DE)「なに―――ングェアッ!!!(腹が大きく凹むような凄まじい一撃に「く」の字に吹き飛ばされる) 」
ランディオ「うぐ…(ファウストにも止められ一瞬たじろく)俺は……俺は認めねぇ。歌で勇気だのなんだの、と(優木せつ菜の歌声は確かに心に響いている。だが、それ以上に性格が拒否をし続ける)このオレを、歌なんぞでまどわしたつもりかぁ女ぁッ! どっちが正義か悪かなんざ関係ねぇ!! 俺は俺の、嫌いな奴を、ぶった切るだけだぁあああああッ!!(凄まじい跳躍の元、鬼のような形相でせつ菜に斬りかかろうとする)(この歌さえ……この歌さえなけりゃッ! こんなわけわかんねぇ気持ちは吹っ飛ぶんだからよぉお!) 」
アナザーナルト&黒い九尾『舐めるんじゃね――――!!?(ヒロと巨狐――体躯の差は歴然、にもかかわらず、ヒロの薙ぎ払いに狐は容易くあしらわれ、前のめりに転倒してしまう)ぐぁッ…!!(転倒の衝撃で九尾から落下してしまう)……ごの…野郎おおおおぉッ!!!(血走った赤い目でヒロを睨みつけ、クナイを持った影分身たちと共に一斉に襲撃する)』
優木せつ菜「―― 出会いの度に(Hey!) 運命変わる(Hey!) 逃げないで(Don't stop!) 突破して(Carry on!) のぼり続けよう( 天 下 統 一 ! ) ―― 」
仮面ライダー鎧武(カチドキ)「 ブ ワ ァ ッ … !! (背中に備え付けられている一対の旗指物「カチドキ旗」を引き抜いた) はっ、いやっ―――― はあああああぁッ!!(旗を豪快に振り回しながら薙ぎ払い、刺突、そして強力な熱波を飛ばして間髪入れない連撃を叩き込む) 」
優木せつ菜「―― Exciting×Attitude(Hey!) 熱くなってく(Hey!) 心を冷まさずに いざ進め don't get back EXA(イクサ)! ―― 」
仮面ライダーデューク(DE)「(今までとは桁違いだ……!所詮ただの非力な娘だと思っていたのに…こいつのどこにこんな潜在的な力が……)――― 舐めるなァッ!!ギィンッ、ガギャァンッ ! ! (次々と繰り出される攻撃に合わせて弓の刃を振るって応戦していくが…) ぐううううぅッ!!?(迸る熱波には耐えきれず咄嗟に弓を盾にして防御する) 」
仮面ライダー鎧武(カチドキ)「 シ ャ キ ン ッ ! ! (旗を背に戻し、今度は腰の無双セイバーを引き抜いた)はっ、やっ、はあああぁっ!!(縦横無尽に斬り拓くように進撃する) 」
優木せつ菜「―― カギが開く 幕が開く 君だけを待ってる 火花散るステージは EXA(イクサ)! ―― 」
仮面ライダーデューク(DE)「ッフハァ!! ギャギィンッ、ギャンッ、ギィンッ、ガァンッ ! ! ! (鎧武との剣劇に乗り出し、火花を散らして金属音を掻き鳴らしていく) おらァッ!! (地面すれすれまで屈んでから勢いよく斬り上げ、鎧武の無双セイバーを弾き飛ばした) 」
優木せつ菜「―― 風が舞う 血が騒ぐ 戦いが始まる いつだって正念場 EXA(イクサ)! ―― 」
仮面ライダー鎧武(カチドキ)「( ガ キ ィ ン ッ ! ! ) !? (無双セイバーが頭上へと弾き飛ばされるが…) ぃやッ!! (上空へ弾かれたそれが眼前まで落ちてきた瞬間を狙い、その柄頭を狙って水平に蹴り飛ばした) 」
仮面ライダーデューク(DE)「なっ―――グァ…ッ…!(蹴り飛ばされた無双セイバーが胸部へ追突し数歩退く) 」
優木せつ菜「―― 知らぬ間に 戻れない 合戦の渦中に Stand up! 逃げないで 向かい合うEXA(イクサ)! ―― 」
仮面ライダー鎧武(カチドキ)「 パ シ ッ ――― ドドドドゥッ ! ! (デュークを突き飛ばした無双セイバーをキャッチし、トリガーを引いて射撃を行う) 」
仮面ライダーデューク(DE)「んぐゥゥウウ…!! このおおぉッ!! (銃撃によろけながら銃弾をウザったく弓で薙ぎ払った直後、先程とは比べ物にならない速度で残像を残しながら高速移動。生まれ出でた数体の残像が実体化したように武器を振るって次々と鎧武へ襲い掛かる) 」
優木せつ菜「―― 止めどない 終わりなき 葛藤振り払い いざ進め don't get back EXA(イクサ)! ―― 」
ヒロ「………数には数!!(土弾を影分身に向けて放つ) 」
はらぺこあおむし「(ハロウィンのアルバイトをしながらプロ顔負けのドラミングを奏でる) 」
仮面ライダーゼロワン(フリージングベアー)「――――!(ランディオに冷気を放って威嚇する)まあ見てなって。俺も歌の力って奴がどんなもんか気になるし…なッ!!(そう言うとランディオ、ではなく九尾の方へと振りかえってその前両足を冷気で凍結させ、身動きを封じる) 」
ファウスト「うごごごご……!!なんという膂力!殺意!!憎しみ!!しかし、しかし一人の医師として、貴方の行いは看過出来ませんッ!!あがはァ!!(ランディオの勢いに圧され、なおもせつ菜を守ろうとするがせつ菜を庇う形でランディオの斬撃を受ける) 」
ランディオ「つべっ……!?(冷気に当てられ思わず怯む)俺の邪魔をしようってかぁぁぁああ~~~? どうしても路上ライブがしてぇんなら、ショバ代払えやコラァアア!!(とりあえず止まった) 」
仮面ライダー鎧武(カチドキ)「 くっ ( ギィンッ ! ) やあぁっ! ( ギャギィンッ ! ) はあぁッ!! ( ギィインッ ! )(重装甲を纏っているとは思えないほど軽いステップを踏み、まるで舞うような剣裁きで順番に向かってくる残像と本体の斬撃を無双セイバーを振るっていなしていく)――― そこですッ!!(高速で動くデュークを見切り、一文字に薙ぎ払った) 」
日食イベルアンオーガインフィニティ → ポリゴン2「シュンシュンシュンシュンシュンシュンシュン(あっという間に歌の力で弱体化しその場に横たわってしまう)いいかね……歌は素晴らしい。だが万人に受ける歌はこの世にないと知るべきだ……。そう、ロリの歌なら……例外……… ガクッ 」
優木せつ菜「―― 花が咲き 散って 果実が実るように 夢を見て 傷つき その痛み育み いつの日か 手に入れよう! (Hey!) ―― 」
仮面ライダーデューク(DE)「グアアアァッ!!(強烈な横薙ぎに鮮血のような赤い火花を盛大に散らす)ゼェ、ハァ…ッ…いいさ…終わりにしてやるよ! \ ロック オン ! ドラゴンフルーツエナジー ! /(ロックシードをソニックアローへ装填し、エネルギーを充填) 朽ち果てなァッ!! ゴ ア ア ア ァ ァ ア ア ア ッ ! ! ! (赤黒い巨大なドラゴンを模したエネルギーの矢の奔流を放出し、次々と分散する無数の矢が鎧武へと襲い掛かる) 」
仮面ライダー鎧武(カチドキ)「 ガ ッ シ ャ ン ッ ! ! (火縄大橙DJ銃と無双セイバーと合体させることで一本の巨大な大剣モードへ変形させた)はああぁッ!!!(迫り来る矢ではなく、足元の大地へ目掛け盛大に大剣を振り下ろす) 」
―――― ボ ッ ゴ オ オ ォ ン ッ ! ! ! (鎧武が繰り出した一撃に大地が隆起し、突き出た岩石がデュークの矢を受け止めた)
優木せつ菜「―― 君が選んだ(Hey!) 道の先には(Hey!) 何があって(Don't stop!) 誰と会って?(Carry on!) まだ見えないけど(天を目指せ!) ―― 」
仮面ライダーデューク(DE)「なんだとッ――――!!? 」
仮面ライダーゼロワン(フリージングベアー)「お前たちを止められるのはただ一人…―――― 俺 だ ! キュピーン ! (装填されたキーを再び押し込む) \ フリージングインパクト ! ! / はああああああぁぁぁーーーーッ!!!( ザ ッ キ ィ ィ ィ イ イ イ イ イ イ イ ン ッ ! ! ! )(凍結していく九尾に目掛け、氷をも砕く熊手の手刀で両断した) 」
仮面ライダー鎧武(カチドキ)「はああああぁぁーーーッ!! \ ロック オン ! / \ イチ ! ジュウ ! ヒャク ! セン ! マン ! オク ! チョウ ! 無量大数!! / (突き出た岩石を駆け上がる最中、カチドキロックシードを武器へ装填。刃を業火が包み込み、激しい高熱エネルギーが顕現される) 」
優木せつ菜「―― Exciting×Attitude(Hey!) ちゃんと表せ(Hey!) 立ち向かう姿勢を いざ進め don't get back EXA(イクサ)! ―― 」
仮面ライダー鎧武(カチドキ)「 ダ ン ッ (盛り上った岩石から大剣を振りかぶったまま身を投げ出し…)―――― “せつ菜☆スカーレットストーム”ッ!!!!!(強大な火炎衝撃波“火縄大橙無双斬”を繰り出し、落下と共にデュークへと勢いよく振り下ろして一刀両断) 」
優木せつ菜「―― 怖いもの知らずの正面突破!! ―― 」
仮面ライダーデューク(DE)→ソゥ「しまっ――― グ゛ア゛ ア゛ ア゛ ア゛ ア゛ ァ゛ ァ゛ ァ゛ ッ゛ ! ! ! (劫火の一太刀に一閃を刻まれ、灰燼と帰すように装甲が光となって消滅し、変身を解除されて地面へと転がり倒された) 」
黒い九尾「 ヒ ュ ガ ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ッ ! ! ! (凍てつく一閃に巨大な体を両断され、再び白い煙を蒸かしながら消滅した) 」
優木せつ菜「―― Look on ソイヤソイヤ!! EXAソイヤ!! ―― 」
ランディオ「(斬撃を自ら進んで受けたファウストを見ながらも、この状況にゾっとする)(な、なんなんだぁ~~~? なんなんだよコイツらはよぉおおおお……)) 」
ポリゴン2「こっちが聞きたいね……なぜようぢょ以外の歌声でそんなに頑張れるのか……(ランディの足元にポンコツが転がっていた) 」
アナザーナルト「(土弾によって分身をかき消される中、最後に残った本体がついにヒロへと迫り、その眼球目掛けクナイで突き刺そうとするが――――)―――― ウ グ ァ ア゛ ア゛ ア゛ ア゛ ア゛ ア゛ ァ゛ ァ゛ ァ゛ ッ゛ ! ! ! (尚も放たれる土弾が至近距離で全弾命中し、白目をむきながら吹き飛ばされていく――――) 」
優木せつ菜「―― いざ進め don't get back EXA(イクサ)!!! ―― 」
鳴りやむ歌は凱旋歌のように静かにフェードアウトしていくと共に、激しい戦いも鎮まりかえる―――――
アナザーナルト→Miiファイター(剣術)「 うぐぅぅ……(全身から黒い靄が飛び出し、元の姿に戻ったころには既に気絶していた) 」
カ ラ ラ ン … ッ … ――――― パ キ ィ ン ッ ! ! (Miiファイターの体内から飛び出した黒い時計が転がり落ち、跡形もなく砕け散った)
ソゥ「ぜぇ…ぜぇ……――――!!? あ……あぁ…っ……!!(偽りの王が敗れ、黒い時計が破裂していく様を青ざめた顔で見つめていた)……ッ……ッ……!!僕としたことが…ッ…!!くッ…そ…!!………この借りはいつか返すよ。 パ チ ン ッ ――――(指を鳴らすとその姿は完全に消え失せた) 」
黒い時計が砕けたその時、戦いで破損した街が黄金の色の光に包まれていく。温かなその光は街を文字通り癒し、まるで、事件が起こる前の状態に巻き戻されたかのようにすべてが元通り修復されていったのだ――――
オーマジオウ「…………〝待っている〟ぞ。(消滅を見届けると、誰に向けたものともわからぬ言葉を残し、その場から消えていく) 」
仮面ライダー鎧武(カチドキ)→優木せつ菜「――――……はぁ……はぁ……(装甲が淡い光となって空へ消えていく中、浅い呼吸を繰り返す)……!これって……!(光に包まれ、元に戻っていく街。迸る黄金の光に手を伸ばし、嬉々たる笑みを浮かべる)……なにもかも、戻ったんですね……! 」
ファウスト「いやー若干ピンチでした(平然と現れる)……はて、街の被害がまるで無かったかのように…… 」
ヒロ「……元に戻ったか(アナザーナルトから戻ったMiiファイターを見て)………いい歌だったよ(せつ菜の横に行く) 」
仮面ライダーゼロワン(フリージングベアー)→飛電或人「っしゃぁーッ!!大勝利だな!(ヒロの肩に腕を伸ばす)……すげぇ…街が……なにごともなかったみてえに…(謎の光に包まれ元に戻っていく街並みに感嘆する) 」
ランディオ「(こいつ確かオレに斬撃飛ばした奴、だよな? 幼女? なんだぁ!?)(汗ダラ) ……ハッ! チクショー! 終わりやがった! 終わりまで歌わせちまった!! しかも何人か逃げ出すしよぉ。こうなったら、ここにいる全員を…… 」
ランディオ「(こいつ確かオレに斬撃飛ばした奴、だよな? 幼女? なんだぁ!?)(汗ダラ) ……ハッ! チクショー! 終わりやがった! 終わりまで歌わせちまった!! しかも何人か逃げ出すしよぉ。こうなったら、ここにいる全員を…… (ぐぬぬ) 」
イズ「ピコピコピコ…―――― どうやら、先程の敵に滅ばされた街も復活し、殺害された人々も生き返ったようですね。衛生ゼアのカメラが捉えておりますよ。(タブレット端末からホログラム映像が出現。かつてアナザーナルトたちによって壊滅したはずの町の活気良い映像が、そこに映し出されていた) 」
ポリゴン2「ようじょじょじょじょじょじょじょじょじょじょじょじょじょじょジョジョジョジョジョ(ガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタ) 」
ニシキノ「……へぇ…これはこれは…(陰で一部始終をカメラに収めていた青年は満足したように口角を上げる)実に興味深いことを知った。これは極秘として慎重に取り扱う必要があるかもだね。(独り言を残し、静かに喫茶店を後にする) 」
ロリバリス「ばあぶ!(生後2日のリスがポリゴン2に跨る) 」
優木せつ菜「ふぅ……(両手を胸に添え一呼吸する)……!ありがとうございます…!(* ^ᗜ^ *) (ヒロに満面の笑顔を浮かべる)よかった…本当に、よかった……!(イズのタブレットに映る町、そして眼前に広がる光り輝く街を見て、心の底から嬉しそうに微笑んだ) 」
ヒロ「……よかった…なんとか、全ては収まったようだな(或人に肩に手を乗せられ) 」
桜坂しずく「………!……♪(何処かの町。雨上がりのように澄み渡る青い空を見上げた少女もまた、静かに微笑んでいた) 」
ランディオ「……ってオイ! 路上ライブしたんだからせめてショバ代くらい払えや! 聞いてんのか!? オイコラァ!! なぁに全員でハッピーエンドみたいな面してやがんだオイコラァ!!(ギャグマンガみたいに飛びながら) 」
ポリゴン2「トゥルルルン♪(ポリゴン2は言語野を失った) 」
イズ「では或人社長。今の喜びをギャグで表してください。( い つ も の ) 」
飛電或人「またこの流れかよッ?! しゃーねーなーもー……(頭を掻きむしる)…ライブショー演じるのが、辛い武将!はいっ!アルトじゃ~~~~~ないとおおおおおおお!!!m9( ・`ω・´) 」
イズ「……では帰りましょうか。(まるで何も聞かなかったかのようにしれっと踵を返す) 」
飛電或人「うわああああああああ!!!お願いだから無視だけはやめてくれえええええええ!!(´;ω;`)ブワッ 」
――― 『優しい雨を抱きしめて』 f i n . ―――
And……
― 某国・某街・時計塔 PM22:00 ―
謎の怪盗「 バ サ バ サ ァ … ッ … … ! (三日月をバックに時計塔の天辺に立つ真っ黒な人影。シルクハットのような被り物とはためくマントのシルエットが特徴的なその影は、強い風が吹き付ける塔の先端へ立ち、眼下の街灯りを俯瞰していた) 」
謎の怪盗「……ではでハ、頂きに参ろうカ…次なる「お宝」ヲ―――― 」
謎の怪盗「さぁ!今宵も心躍るようなひと時ヲ!!(人影は声高らかに叫ぶ)――― 体感せヨ!(右手を広げ) ――― 堪能せヨ!(左手を広げる) 」
――――― ア ・ ミ ュ ー ズ メ ン ツ ! ―――――
To be continued for "Pietra?"―――
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