彼らは一体どれだけ歩いてきただろう
僕らは一体どれほど見守ってきただろう
たくさんの人と出会ってきた たくさんの言葉を交わしてきた
たくさんの景色を渉ってきた たくさんの思い出を作ってきた
そうやってどれだけの時間が過ぎただろう
振り返るのは一瞬でも
そこには永遠に刻まれた足跡が残っている
踏みしめてきた軌跡はやがて道となり
そしてまた違う誰かが歩いてくる
けれど同じ轍を踏む者はいない
誰もがみんな、ひとつひとつの名もない道を進み続ける
遥か地平線の彼方にある「 夢 」を追いかけるように
これは、夢想する者が描く軌跡の数え歌―――
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最終更新:2021年07月18日 01:04