そこは聖地にして楽園に在らず
概要
明確な実態を持たず、
カオス界の住民からすれば天体のように見える
常に軌道を変え方向する天体
全体を七色の雲に覆われているため、衛星写真ですらその内部は知り得ない謎の天体
火の国?の国王、
アドニス?が提示した情報によりその実が明らかになる
『並行世界』という概念に対する見解は人によって異なるが、この場合の並行世界は、
『時限』『次元』『事象』『空間』『概念』『精神と肉体』、あらゆる原因から分岐する全てを指す
これらの並行世界全てにおいて『一つ』しかエデンは存在せず、裏を返せばあらゆる並行世界に共通して存在し、
そしてあらゆる世界へ繋がる要とされる『多次元単一事象』である
これが『天体』として認識されるのは、
カオス界の『概念』に適合させた結果であり、
別の世界からすればそれは雲の上の都であったり、天動説の具現であるかのような世界であったりする
現在
世界の意志に対する解釈の食い違い、そしてメタトロンの納める第二階級の天使達の覇権争が勃発
これをかき回した
サタナエルの策謀によりエデンは崩壊する
形状(本編)
ケイオスに対し『天体』という形で人類には認識されている
エデンは上記の通り『多次元単一事象』であるため、どこにでも存在しどこにも存在しない
距離、重力、空間といった概念全てを捨ててその存在へ到達する『道導』を手繰らなければならない
ケイオスを管理する専属のシステムである
カオスルームをオペレーションシステムに例えるなれば、
それに対しエデンは
ケイオスを含む多次元に外部干渉可能なデバックシステム、
カオスルームである
この存在を認知した人類は、エデンに到達した者こそが即ち『世界』を統べる『最初のナプキンを取る者』であると定義し、
長きにわたる歴史の中で、ただそれだけを求め歴史を血に染めてきた
現在もこうして世界がただ一つの意志によって統一されていないということは、誰一人として、
エデンの天使でさえ、その中心に到達をなし得ていないということであるのだが、
少なくともその中心、『神』に該当する存在には『言葉』を介してエデンの天使に情報伝達する術、
対人インターフェイスが備わっていたと推測される
形状(JOK)
曰く、それは『根元』であり『聖杯』であり『中心』であり、『原点』である
この世界にはエデンの天使達は存在せず、恐らくはエデンに何一つとして固有意志を有する存在がなかった時代のエデンであると思われる
形状は『門』であり、本編とは異なり人類は既にこのエデンに干渉する手段を保有していると推測される
エデンにおける天使
この天使という呼称もまた、
カオス界の概念に適合させた、あるいは理解しやすいよう当てつけられた識別名称に過ぎない
他には『超次元生命体』『ナユグ』『使徒』、果ては『観測者』など様々な名称で呼ばれる
『天使』は一般的には『神に仕えるもの』であるのだが、彼らにおける『神』とは、一般的に人間の理解の範囲(宗教的認識)、
とは大きく隔たりがある。恐らくは彼らのいうところの『神』『主君』とは、人々がいうところの『世界』であり、
当然人の形を持たず、人のような倫理観を持たず、人のような意志を持たず、その働きは『機械』に近い
手足を持たず、人々とコネクトするすべを持たない世界の意志を代行し、人に理解しやすい形でそれを実行するのがエデンにおける天使である
天使の出生は様々で、エデンより生まれた者も存在すれば地上から召し抱えられた者もいる
サンダルフォンはこれに該当する
階級
人格を持たない世界は当然、天使達を組織立て管理する術を持たない。なぜなら世界は、神はシステムでしかない
ともすれば言葉を持たず、その意を汲み取りこれを最も理解できるものが最上位に存在する
その弟子達、そのまた弟子達といったように、キリストと12人の弟子を彷彿とさせるような構造で天使達は組織的行動を取る
第一階級
メタトロン
- 最高位の大天使の中での最高位、早い話が天使を統括する存在
第二階級
第三階級
最終更新:2019年05月07日 14:44