カオスルーム

カオスルーム()/Chaos Room》

ケイオスの地中心にある不思議な空間。世界の核を担う聖域とも呼ばれている。
世界地図にも載っていない場所に存在する古代遺跡の最深部にある扉を通じてのみ踏み入れることができる。
踏み込んだその先は文字通り真っ白な空間であり、先へ進むことで様々な空間へと繋がる扉が見える仕組みになっている。
【記憶の間】と〖思考の間〗の二つの空間が存在する。
『記憶喪失編』及び『永久に眠れ 古き混沌編』に登場したものは記憶の間であり、それもほんの一部に過ぎなかった。

記憶の間(ムニン)
灰色の扉を潜り抜けた先にある、ケイオスの記憶を司る絶対聖域。
以下に挙げる幾つかの空間が存在する。
+ ...
  • 記憶の塔
世界の記憶を司る塔のある空間。『記憶喪失編』及び『永久に眠れ 古き混沌編』に登場。
記憶の鎖を巻いた塔があり、真中の鍵穴に鍵を差せばそこで世界の記憶は閉ざされると言われている。
この塔は強い衝撃を感知すると中に施された警報装置が作動し空間が瓦礫に埋もれる仕組みになっている。
とある二人の激闘により、装置が作動して瓦礫に埋もれてしまったようだが…

  • 回顧の架
蓄積された記憶を保管する棚のある空間。
幾つもの本棚が並列している真っ白な空間であり、その最深部には両開きの扉が存在する。
本棚にある本はすべてケイオスで起きた出来事が "世界によって記録された" ものであり、これは創造神ですら閲覧することを禁じられている。
『歴史』と呼称するこれらの本には、ありえただろう未来や塗り潰されるべき過去、
即ちあらゆる可能性により誕生する分岐世界の全てが内包されている
そしてその『歴史』を改竄することで、未来や過去などあらゆる時間軸に発生するすべての事象を塗り替えることも可能であり、
劇中ではこのことが原因ですべての『歴史』が一本軸に束ねられてしまう。

  • 罪過の繭
回顧の架最深部にある扉の先に在る、際限ない空白の空から吊るされた無数の繭が存在する空間。
繭の中にはあらゆる人物が眠っているといわれるが…
+ ...
その正体は、歴史改竄によって消滅した『可能性の存在』
回顧の架にある本(『歴史』)に登場する人物たちが『見えざる何か』により改竄され、
その理想に近しい姿として誕生したのが現在する人物である。
繭の中に潜む人物は、理想体として形成される過程で消滅した可能性の存在そのものであり、
『歴史』を歩んだことで生まれた軌跡そのものでもある。
余談だが、劇中に登場した残像の殻に施された番号は各キャラクターの編集履歴の日付より引用されている。
しかしこの繭には、更に恐るべき真実が潜んでいる。
+ ...


思考の間(フギン)
白い扉を潜り抜けた先にあるという謎の聖域だが詳細は不明。
今だ一切語られていない謎の空間。


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最終更新:2022年01月20日 02:20