~新世界・巨大な亜空間~
解析者「只今、戻りました…。」
アーク「(王座に座って少量のワインが入ったグラスを掲げ、くらくらと揺らしながら見上げている)奴らの動向はどうだ…?」
解析者「バイキンマン軍団、L.N.R団、秋永軍、D.K.X.、そして西軍を退け、新世界を渡り合っているようです。」
アーク「その報告は簡潔に聞いている。これでケイオスは手を出しにくくなってしまったというのもな。(ぐいと残りのワインを口に注ぐ)」
解析者「では…如何に来訪者に伝えれば?」
アーク「しばらくケイオスは捨て置くぞ。後に来訪者を呼び戻して俺から伝えてやろう。……その後の奴らの動きはどうだ?」
解析者「これと言った動きはありません。エンド・ウォーの終戦以来…各地で起こっていた紛争も沈静し、名を掲げる輩も出没することはないでしょう。政府も動く見込みはございませんし…。」
アーク「そうか。奴等(ルーキー)もどう手を打てば良いか、決めかねているな。」
解析者「では我々は…」
アーク「捨て置け。軍の強化を徹底する。気にとめるほどはない、奴らなど――――殺すのはいつでもできる。(紅い眼光が光る) 」
解析者「御意。(その場から消え去る) 」
扉の中へ入りこむと、そこは豊かな草原が広がる丘だった。とても、亜空間の中にあるとは思えないほどよく出来た景色である
レインド「こりゃ…見た目がこうだからってトラップしかけてあんじゃねぇのか?(歩き出す) 」
追跡者似の生命体2「……ようこそ、大迷宮へ。(レインドの向かい側に佇み、不敵に笑んでいる) 」
レインド「随分と面白い世界築いてんだな?外とは真反対だ…(生命体に徐々に近づいていく) 」
追跡者似の生命体2「でしょー?“アーク様”っていう僕等のキングが亜空間爆弾を使い、新世界のあらゆる世界観を切り取ってここへ納めているからね。とーぜん、綺麗なわけなんだよ。 」
レインド「…ジュカ…もしかしてもう既に巻き込まれてんのか…?(呟)…お前達のその『綺麗』の感覚が、俺にはわからねぇ…(ぶらりと腕を下げる) 」
追跡者似の生命体2→監視者「フフッ…(ほくそ笑む)申し遅れたね、僕の名は監視者。最も、君の監視は僕が勤めるはずだったんだけど…来訪者の奴に何故か横取りされちゃってね。まあ仕事は面倒だし、好きなようにさせてあげたけどね。…僕はここの守備を任されている。さあ、僕を討って…先へ行ってみせなよ。 」
レインド「そんじゃその護り、見せてもらおうかい…(下げた腕に力が入り始める)俺の矛に勝るってんだったらな!(駆け出す) 」
ラクト「何処かで奮発する戦……それに巻き込まれる戦士達…実に哀しい運命だ…(ベンチに座った状態で空を見つめる)…恐らく貴方は今も戦っているのでしょう、レインド 」
監視者「フフフフ……いいさ。カオスソード、アドライト。(茶色の剣型のカオスソードを取り出す)……フン!(斬りかかる) 」
レインド「スタッ(監視者の剣に華麗に乗り移り、剣を土台にしながら顔面目がけ回し蹴り) 」
監視者「ムグッ…!?(顔面に脚がめり込み、吹っ飛ぶが態勢を整え直す)フュ~♪やるねぇ…来訪者からのデータ以上の威力かも。 」
レインド「無駄口叩いてんじゃねぇぞ!(整え直した矢先に、既に監視者の目の前までたどり着いては大振りの右ストレート) 」
監視者「そいつは失敬――――ドボンッ!!(なんと素早く地面に潜り込み、ストレートを回避)ンッフッフッフッ~♪さあ、僕の攻撃…見切られるかなぁ~? ドッ、ドッ、ドッ!!!(地面を泳ぐように移動しながら、黒い星型弾を放っていく) 」
レインド「おっと!(大きく空振り、前転)随分と奇妙な攻撃じゃーねぇか…!(草原に隠れ込み、攻撃を避ける) 」
監視者「この陣の構造は既に知りつくしている。何処に隠れようと――ドボンッ(レインドの背後に出現)――無駄な事さぁ!!!ガッ ドボンッ!!(飛び蹴りを食らわし、すぐに地面に潜り込む) 」
レインド「あがっ!?(背中にくらった箇所を抑えながら走り出す)こんな丘に草原…明らかにおかしいと思ったがコイツのトリッキーな戦法にはうってつけな訳だ…さて、どう反撃するか…! 」
ドッ、ドッ、ドッ、ドッ!!!!(四方八方から黒い星型弾が飛んでくる)
レインド「賭けるか…!(再度しゃがんで草原に隠れこみ、攻撃を避ける) 」
監視者「―――――ドボンッ いただきだねー!!(またも背後から現れてソードで突き刺そうとする) 」
レインド「後ろをとって攻撃なんざ…古ぃんだよ。(自身を抱え込むような態勢でしゃがみ、後ろに手のひらを向けていた態勢になっていた)もうちょっとマシな戦法考えな!バシュ(両手から気弾発射) 」
監視者「ゴフ……ッ…!!?(吐血)(大きく吹き飛び、近くにソードが突き刺さってよろめいている) 」
レインド「お前等本当に俺のデータ搾り取ったのか?(立ち上がって吹き飛んだ監視者に歩み寄っていく)シュッー…(軽く片手に気を集中) 」
監視者「どうやら…彼も真面目に勤めていた訳ではなさそうだ。どうしてこうも上手くいかないかと思えば…あいつめ、少ないデータだけ摂取していたな…。許せねぇ……ガッ(ソードを手に取る)あいつのせいで僕が負けるなんて絶対に許せねえええぇぇえええーーーっ!!!(地面に潜り込み、猛スピードでレインドに向かって突撃していく) 」
レインド「そりゃ、お前……『テメェ』が勉強不足なだけだろうがああああぁぁぁぁぁ!!(力の限り地面を踏みつけ、地震を起こす) 」
監視者「―――――――ッ!!?(自身の揺れで大きく宙へ飛ばされ、無防備に) 」
レインド「テメェは本当、アイツによく似てるからな……一緒の死因の方が寂しくねぇだろ?オラァ!(隠し持ってたナイフを空中に監視者に投げつける) 」
監視者「ず…っ?!アアァァァアアアッッ!!!何故だぁあ!!おのれ来訪者ぁっ!!うわあああぁぁぁあーーーー…………シューーーー… ポト(ナイフが喉に突き刺さり、そのまま宙で小さな「フィギュア」と化す) 」
レインド「学びな、自分の手でな(ナイフを回収し、フィギュアになった監視者を跨いで歩いていく)…どこいけばいいんだ 」
~大迷宮・何処かの地下水道~
ゼクタール「……気になる事があった…。貴様の…本当の名は、何だ?(向かい側に佇む) 」
メタナイト「 ……過去に捨てた。今ここにあるのは…「メタナイト」という、名前だけだ。(平行に構える) 」
ゼクタール「(鎧の奥でほくそ笑むのが聞こえた)…これは奇遇だな。俺も……己の本当の名を知らん。(ダガーナイフを取り出し、それを自身の鎧の天辺に突き刺し、一閃する) 」
メタナイト「 むっ……!な、何を…?(唖然) 」
ゼクタール→ジルウェル「(真っ二つに割れた鎧が崩れ落ち、中から姿をあらわにしたのは…眼帯をした紫色の、あの男だった)名無し同士……共に殺し合うのも悪くない。そうだろ、伝説の剣士よ。(ナイフを二丁構える) 」
メタナイト「 やはり貴様だったか……。ああ、共に楽しもう…この戦いを…っ!!チャキ うおおぉぉっ!!!(駆け出す) 」
ジルウェル「セイヤアァァアアッ!!!(同時に駆け出し、斬りかかる) 」
メタナイト「 うおおぉぉっ!!!(こちらも斬りかかる) 」
ドオォゥン……ッッッ!!!!!!(互いに相打ちとなり、水飛沫が大きく跳ねる) 」
ジルウェル「……こうして死に直面するというのは、良い物だな。俺は、宝よりも素晴らしき物、それを見つけた。純粋に、死ぬまで戦ってやろうという気持ちしか湧かん。(眼帯を外す) 」
メタナイト「 ……。(無言で聞いている) 」
ジルウェル「何もいらねえ…何者にも縛られず、誰の為にも無く唯…生きる。なんて心地いい事か……フフッ、俺は…やっと見つけた。これこそ、俺の“求める物”…。(眼帯を付けていた左の眼は赤く輝いており、やがて次第に…より輝きを増していく)……コツ、コツ、コツ、コツ…(二丁ナイフを構え、ゆっくりと歩み寄っていく) 」
メタナイト「 良い宝に出逢えたな。私も……全力で行かせていただく。(こちらも歩み寄っていく) 」
ジルウェル「コツ…コツ…コツ、コツ、コツ、コツ、タッタッタッタッ フンッ!!(大きく跳躍し、頭上から斬りかかる) 」
メタナイト「 クッ…!(横ステップで回避し、剣から斬撃波を飛ばす) 」
ジルウェル「カキン、カンッ、キンッ!!(ナイフを交互に構えて防ぎ、目に留まらぬ早さで彼の眼と鼻の先に移動し、連続突きを繰り出す) 」
メタナイト「 ――――ッ!(素早い動きで回避していき、剣でナイフを抑え込む) 」
ジルウェル「(押さえ込まれても尚、強力な頭突きを繰り出す)どうした…!?これが貴様の全力詠唱か!?足りねえ…!!全く持って足りねえぞぉッ!!!(大きく平行に蹴とばす) 」
メタナイト「 ぐわっ…!!(踏み込みで耐える) 」
ジルウェル「俺を壊してみるがいい……名もなき伝説の剣士よ…ッ!!(挑発するようにナイフを構える) 」
メタナイト「 くぅ…っ…むんっ!でやああぁぁぁぁああっ!!!(光を纏った剣を大きく振りかぶり、相手の右腕に振り下ろす) 」
ジルウェル「グハァ…アッ!?―――――チィ、フンッ!!(縦に一閃する) 」
メタナイト「 むおおおぉぉっ!!(斬られても尚、怯まず斬りかかっていく) 」
ジルウェル「甘いんだよ…ッ!!!(回避し、その隙を利用して懐に潜り込み、×状に切り裂く) 」
メタナイト「 ぐうぅ……ッ!!?(切り口から大出血) 」
ジルウェル「貰った―――――ガ…ハァ…ッ!?(踏み込んで切り裂こうとするが、先程のダメージが大き過ぎたのが吐血する) 」
メタナイト「 (今だ…っ!!)ふん、はぁっ!!(切り札発動) 」
ジルウェル「ヌグッ…アアァァッ…!!?(衝撃でナイフが破壊されるが…)―――――ガッ ムアアアァァァアアアアーーーッッ!!!!(なんとその破壊された刃を素手で掴み、左肩に思いっきり突き刺す) 」
メタナイト「 ぐわあああぁぁ…ッ!!(刺されたことで倒れ込む) 」
ジルウェル「ウヌゥ……ッ!!終わりだぁぁあっ!!!(血走った眼の横にナイフを構え、思いっきり突き刺そうとする) 」
メタナイト「 そうはさせん…っ!!させるものかぁあっ!!!(マントをナイフに絡ませて間一髪回避し、天井に目がけて蹴り上げる) 」
ジルウェル「グホアァ…ッ!?(蹴り上げられ、地に落下する)やりおるな……だがよ、こっからだろ…お互い。(立ち上がる)……ムアアアァァァッ!!(駆け出して一閃する) 」
メタナイト「 くっ…!!(バックステップで回避し、それと同じに斬撃波を無数に放つ) 」
ジルウェル「神を殺し、悪魔をも殺し、それによって得た物など…皆無だった。何故なら全て、元から持っていた物なんだからなああぁっ!!!!(連続で斬りかかっていく) 」
メタナイト「シューーー……ドゥンッ!!!!!(体から蒸気が発生する)うわあああぁぁぁぁああああーーーーっ!!!!!(強力な光を纏った剣を大きく振りかぶり、素早く振り下ろす) 」
ジルウェル「―――――――――!!??(両腕が斬り落とされ、左目をも切り裂かれる。更には、最期の一丁のナイフですらも破壊される)――――ムアアァァッ!!(今度は何と破壊されたナイフを刃を口に銜え、それで思いっきり突き刺す) 」
メタナイト「 ――――――!!!ぐはぁ・・・ああ…あっ…!!(吐血) 」
ジルウェル「グゥ……フゥ…… ……カランカランカラン ドサァ(倒れる) 」
メタナイト「 くあぁ…っ…!(同時に倒れ込む) 」
ジルウェル「ゼェ…ハァ……所詮俺は…用意されたレールの上を…ただ歩くだけの人生であった…。だが…お前等、多種多様の生物共のお陰で………まあ、多少、暇つぶしにはなれる…良い人生だった……………(地の池の上にて、死亡) 」
シューーーーー………(ジルウェルはフィギュアと化した)
メタナイト「 あちらでも……ぜぇ……良い人生を、送るとい…。………ジルバ・ノール・バンド……。(そのまま深い眠りにつく) 」
その頃……
レインド「やっと見つけたぜこの扉…(草原の扉の前に立っている) 」
扉の奥からは、海のさざ波が心地よく聞こえてくる
レインド「ギィィ…(扉を開け、中に入る) 」
扉の先は、豪華客船の甲板であり、そこから見渡せる景色は青く広がる海だけだった
追跡者似の生命体「ん……もう来たのかぁ…。(甲板のプール付近にあるハンモックに寝そべりながらレインドを確認する) 」
レインド「……ヴィナミス、アンタと船に乗った時の事…思い出すな……(呟)…次の相手はテメェか? 」
追跡者似の生命体→密告者「あー、さてはおめえ…監視者の野郎を討ってきたんだな。上等!(飛び上がって彼の前に降り立つ)俺の名は密告者。悪ぃが、あんたはここでゲームオーバーだ。(親指を下に突きつけ) 」
レインド「大した自信だ…アイツより自分の方が強いってことか? 」
密告者「あいつはまだまだ餓鬼んちょさ、弱えのは当然さ。さ、始めようか。………かかってきな。(不敵な笑みを浮かべる) 」
レインド「ほんじゃ、その強さ…見せてもらおうかな?(潮風に打たれてジャケットの襟が靡く中、構える)…ダンッ!(瞬発的に溝に蹴りを入れる) 」
密告者「ニィ…ビギャンッ…ズグググ…(巨大且つ高度な硬さを誇る腕で自身を覆い尽くし、楕円状の防御形態する)ガギィンッ!!(彼の蹴りを難なくガードし、後ろに跳ねる) 」
レインド「アイツツツ!(脚をかかえ、ピョンピョンしだす)なんだコイツ、堅すぎんだろ! 」
密告者「(奴の蹴りの攻撃によるダメージは…2300%だったはず。今のは恐らく予想以上だ、まともに受ける訳にはいかないな…。)(スカウターらしき物を装着しており、先程のダメージを測っていた)これはな、俺だけの持つ能力「ヘビーモンマレット」さ。この絶対的な硬さの前に、平伏すがいい!!(スーパーボールのように大きく跳ねながら甲板を移動し、大きく跳ねたところでレインドに目がけ急降下してくる) 」
レインド「――ッ!!(大きく横ローリングで急降下してきた密告者を避ける)やばい、あんなの喰らったら一たまりもねぇぞ!(懐から気弾を取り出し、走りながら密告者めがけ投げる) 」
密告者「バリィッ!!(避けられたのでそのまま甲板を貫通し、船内へ落下する)――――――そこかぁっ!!(真下から長い腕が出現し、レインドの足を掴むと同時に姿を現し、遠くへ投げ飛ばす) 」
レインド「ぬあっ!?(投げ出され、船外まで吹き飛ぶ) 」
密告者「ダハハハハ!!溺れちまえ! 」
レインド「バンッ!(吹き飛ばされながらも真後ろに強力な気弾を放ち、甲板に身を放り投げる)水に溺れるより、勝利に溺れたいんでな、俺…(見事に着地し、密告者に指を指す) 」
密告者「抜かせぇっ!!“クラッシュボンバー”!!!!(強烈な腕で殴りつける) 」
レインド「(腕をクロスし、強烈な攻撃を防御)ガッ、ズサァァァァ(その態勢のまま後ろに吹き飛ぶ) 」
密告者「ダハハ…だが、こいつは防げまい。カオスソード、「アンチモ」!!(灰色の鎌型カオスソードを取り出すと同時に即座にレインドに目がけて投げ飛ばす) 」
レインド「ドスッ!(前側にクロスしていた右腕にカオスソードが突き刺さる)――ッ! 」
密告者「ダハハハハッ!!!馬鹿め、これでいただきだぁぁあー!!(クラッシュボンバーを繰り出そうとする) 」
レインド「ズシュ!(鎌型のカオスソードを抜き出し、軽く上に上げる)お前、攻撃繰り出す時は堅くなれるのか?(自らも軽く跳躍し、鎌を回転蹴りで密告者向けて飛ばす) 」
密告者「ダァ……ギィィヤアアアァァァァアア~~~ッ!!!!(胸に突き刺さり、のた打ち回る)グアァ…ッ!!アアァッ…!!ズブシャッ(ソードを抜き捨てる)いでえぇ……いでぇよぉ…っ! 」
レインド「自分の能力の弱点ぐらい分かってないと自滅するだけだぜ?これだったらまださっき戦ったアンタの兄弟の方が強かったぜ…(ナイフを取り出し、ペン回しのように回し始める)逝きな!(密告者向け、ナイフを投げる) 」
密告者「んだと―――――ッ…!?ァァ………ドサァ(ナイフが脳天に突き刺さり、ぐらりと倒れ込む) 」
シューーーーー………(密告者はフィギュアと化した)
レインド「黄泉へ(ナイフを回収し、甲板を見渡す)…さて、扉を探さないと 」
プール付近にあるパラソルの横に、扉が出現した ▼
レインド「あったあった!(扉が出現するなり、すぐに前まで移動) 」
タッタラタラタラタッタラタラタラタッタラタラタラ♪(今度は扉の奥から、愉快(?)な歌声が聞こえる
レインド「バンッ!(扉を勢い良くあけ、中に入る) 」
スカーフィ(擬人化)「かぅかぅ~♪なんだか面白いよ♪(扉の先にて 座って何かを見ている)ぁ、誰か来た。…て、さっきのおじさんだ♪(レインドを指し) 」
マリオ(?)「熱い闘い~♪ハンバーガーショッ~プ♪ 」
存在の濃いルイージ「タッタラタラタラタッタラタラタラタッタラタラタラ♪(何やら奇妙な唄を歌っている) 」
黄土色のルイージ「更新せよ~♪間違った、行進せよ~♪ 」
レインド「スカーフィ…まさか最初にお前と合流するとは… …なんだアイツ… 」
スカーフィ「かぅー…?おじさん、何で僕の名前知ってるのー?(不思議そうに首を傾げる)おもしろいおもしろい♪(三人を見てきゃっきゃとはしゃいでいる) 」
黄土色のルイージ「(なあ、今思ったらこいつ等…アーク様の言っていた敵じゃないの?)(小声でマリオ(?)に) 」
マリオ(?)「(そうだろう…っ!もうさっきから震え止まらないよぉ!!)(小声) 」
レインド「ジュカっつーおっさんから聞いたのさ、アンタの話しをな。 ……アレは敵か見方か/ 」
存在の濃いルイージ「(じゃあの女の子もそうなの!?何か僕等を気に入っているみたいだけど…。) 」
スカーフィ「ジュカおじさんから?ほえー……そうなんだ。ううん、あれは敵じゃないと思うよ♪だって見ていて面白いし。(笑) 」
黄土色のルイージ「(止むを得ん、一気にかかるぞ…!)てめえ等覚悟しやがれ!!チャキ(拳銃を構えて戦闘態勢に入る) 」
存在の濃いルイージ「(そうね…!)ここは父さん像!!ガバッ(構える) 」
レインド「覚えてもらってたみたいだな、おっさん…。 …見た目で判断するなって言うだろ?もしかしたらも有り得んだ 」
レインド「ほーら、この通りだ…(頭を掻く) 」
マリオ(?)「(え、えぇぇ~っ!)(汗)や…やいっ!お、大人しくしやが…って下さい…。 」
スカーフィ「え、ええぇ~…!そんなぁ…(テンションダウン)かぅ~!よくも騙したね、許さないんだから!(ぇ 」
存在の濃いルイージ→Mama Luigi(ママ ルイージ)「手加減はしないからね。 」
黄土色のルイージ→GREAT LUIGI(グレート ルイージ)「別に騙す気はないんだけどなぁ…。暇を弄ぶ為に歌ってたわけだし(汗) 」
マリオ(?)→Youtube poop mario(ようつべマリオ)「あわわ…! 」
レインド「スカーフィ、お前の獲物はどいつだ? 」
スカーフィ「じゃああの子にする~。(グレートルイージを指す) 」
相手(ようつべマリオ)は腰を抜かしている(ビビりだ!) ▼
グレートルイージ「結構だ、子娘相手…いくらでも恋やぁッ!!間違った、いくらでも来いやぁッ!!(駆け出す) 」
ママルイージ「おほほ…!ならば僕はこちらの相手を…。(レインドの方に向く) 」
ようつべマリオ「ぼ、僕痛いのは嫌だよ?(ママルイージの背後に隠れる) 」
レインド「俺に鉛玉が通用すると思ったら大間違いだぞ?配管工さんよ(腕を鳴らし、構える) 」
スカーフィ「えいっ…!(急所に強烈な蹴りを入れる) 」
ママルイージ「喰らえー!“極殺奥義・簿粉簿粉パンチ”!!(ゆるい動きでポコポコパンチを繰り出す) 」
グレートルイージ「はうぅっ!!!!!??んなバナナ…間違った、んな馬鹿な…チーン(倒れ、フィギュアと化す) 」
スカーフィ「かぅー……(あまりの呆気無さに物も言えず) 」
レインド「ドスッ!(ぽこぽこパンチを隙をついて横蹴り) 」
ママルイージ「おおおおぉぉのおおおおぉぉぉぉおおお~~~!!!!(大きく吹き飛び、壁に激突して倒れ、フィギュアと化す) 」
ようつべマリオ「ひでぶっ!!(ママルイージの巻き添えを喰らい、共に壁に激突して倒れ、フィギュアと化す) 」
レインド「…アークって奴は…ユニークなんだな、きっと 」
スカーフィ「かぅー……なんか、やったね♪(気を取り直して)じゃあおじさんとはここでまた別れるね。何処かで合流しようね♪ばいば~い。(先に扉に入って去る) 」
レインド「あぁ、またな……次は何処かな 」
今度の扉の先は…大きな噴水の目立つ何処かの公園だった
レインド「まだあんのか…随分とのほほんとした構図が多いな 」
追跡者似の生命体3「―――――バシャァッ!(突如噴水の中から出現し、レインドに目がけてカオスソードらしき物で突き刺そうとする) 」
レインド「ッ!(スライディングで回避) 」
追跡者似の生命体3「あら…失敗ね。流石勘が鋭い。(カオスソードを片手に横に向いたまま) 」
レインド「何の前触れもなしに襲ってくる、懐かしいやろうがいたもんだぜ…(構え)お前を倒せばまた先に…だろ? 」
追跡者似の生命体3「そうよ、けど……私は今までのとは、一緒にしないでね。――――貴方は私に勝てない。 」
レインド「…名は? 」
追跡者似の生命体3→解析者「申し遅れました。私(わたくし)、I.I.総帥のアーク様の秘書、解析者と申します。(カオスソードをゆっくりと構える)さあ、どうぞ…おいでください。 」
レインド「じゃあ…その秘書さんにはちょいと眠ってもらうかい?いくぞ!(駆け出す) 」
解析者「(くすくすとほくそ笑み、向かってくるレインドを伺っている) 」
レインド「おらぁ!(右ストレート、左フック、ミドルキックの順で攻撃) 」
解析者「フッ、フッ、フワッ(それ等を華麗なステップで回避していき、レインドの背後にジャンプして回り込む)(耳元で笑んでいる) 」
レインド「(黙して戦っているのか、掛け声なしで裏拳 」
解析者「スッ…(腰を曲げけて避ける)手応えの無い事……ではこちらから行きますね。(カオスソードで無数の突きを繰り出す) 」
レインド「チッ……!(スウェイで巧みに突きを避けていくが、少し苦い表情) 」
解析者「こちらですのよ?(レインドの前方で突きを繰り出していた解析者がいつの間にか背後に移動しており、蹴りによるラッシュを叩きこんでいく) 」
レインド「うがっ!?(ラッシュを数発喰らい、前に転びかけながらも走り出す)速い…! 」
解析者「クスクス…当然ですわ、何故なら私には…貴方の行動全てを見通せるのですから。 」
レインド「ズサァ!(噴水の前で立ち止まり、解析者の方をむく)来いよ…(片手で挑発) 」
解析者「ではお言葉に甘えて―――――――シュッ!!(駆け出して蹴りと突きのラッシュを繰り出す) 」
レインド「(その場でスウェイしつつ、突きなどをギリギリのラインで避けていく。中には擦り傷が出来て血が噴水にとけ込む)ガッ!(カオスソードを片手でつかみ、動きを封じる) 」
解析者「――――ッ!(そう来ましたか…ですが…。)シュバン(カオスソードを消滅させ、離れる)…カオスソードというのは、持ち主の意思でいつでも出し入れが可能なのでございます。ですので…こんな感じに、カオスソード「スクォーツ」。(両手を合わせ、そこから黒のレイピア型のカオスソードを出現させる)…ね。 」
レインド「クロリアーと同じ原理か……(噴水の傍から離れようとはしない) 」
解析者「怖気ついたのかしら…?なら、今すぐにでも楽にしてあげる。“アレニムの眼”を使うまでも無かったわね。(先程まで光っていた眼が次第に元に戻っていく)―――――ダッ はあぁぁあー!!(思いっきり踏み込んで突きを繰り出す) 」
レインド「お前、解析者だから俺の行動を読めるんだよな?(突きを繰り出して来た解析者の攻撃をかなりギリギリのラインで回避し、懐から解析者の体を抱え込む)だけどよ――オラぁ!(抱え上げた後、かなり高く後ろに投げ飛ばす) 」
解析者「な――――――ッ?!(高く投げ飛ばされ、空中で無防備になる) 」
レインド「噴水の動きは分からなかったろ? 」
解析者「これは…なぁ…っ!?(汗) 」
レインド「お前は油断しすぎたんだよ……人は解析出来ない部分がちゃーんとあるんだ…調べな!(噴水に揉まれる解析者目がけ、ナイフを投げる) 」
解析者「きゃあぁぁあああ…ッ!!!う…そんな………シューーーー…(背中にナイフが突き刺さり、フィギュアと化す) 」
レインド「物理換算をな(空中を舞って戻って来たナイフをキャッチ) 」
~大迷宮・とある暗黒遺跡~
氷冬「なんだか薄気味悪いところね…。(恐る恐ると進んでいる)
氷冬が進んでいる廊下を抜けると、得体の知れない瘴気を漂わせる薄暗い広間に出る。その中央に黒い幅広の剣が突き刺さっていた。剣の周囲には杭が打たれ、そこから伸びた紐が剣を縛り付けている。剣を縛り付ける紐にはボロボロになった札が多く吊るされており……まるで目の前の剣を封じ込めているかのようだった。
氷冬「……!!(目を大きく見開き、心底驚いたような表情となる)これは………見たことのない剣。“あの人”が使用していたと言われる世界最強の黒刀に似て、そして…混沌世界で恐れられていたあの罪剣にも似ているような…。(剣士故に恐怖から好奇心に変わって自然に歩み寄る)
黒剣はピクリとも動かず、然れど何処かで蠢いているような様子である
氷冬「……ちょっとだけ…ちょっとだけ、直にこの手で拝見しても…いいよね?うん、いいよね。(汗)シャキンッ…(好奇心が圧倒的に勝ち、刀を一本抜き、一本の紐を斬る)
―――――シャランッ…!!(彼女が紐を斬った瞬間、黒剣から赤い模様が浮かび上がり、ひとりでに小刻みに揺れる
氷冬「え…っ…!?な、なに…!?(汗)(一歩退けて)
ォォォォォォォオオオオオオオオオ…………メラメラメラァァア…ッ!!!!!!(次第に大きく揺れ始め、途端に黒剣から炎が迸り、結ばれていた紐が燃えて消滅する
氷冬「もしかして私……とんでもない事、しちゃったのかな…?(大汗)
ズゴッ……ズゴゴゴ…ッ…!!ズゴゴゴゴ……ッ!!!!ファン、ファン、ファンッ!!!(黒剣が何かに抜かれていき、回転しながら空中に舞う)―――――ドシャァアアンッッ!!!!!!!!(そして大きく振りかぶり、彼女の目の前地面に叩きつける)
氷冬「きゃ…っ!!(あまりにも驚いて尻もちをつく)な、なんなの…あれ…?
?????「ファギャオオオォォッ!!……遂に…遂に我の封印が解かれたぁッ!!フィギャハハハハ!!フィギァーーーハッハッハッハッハァッ!!!!(その時、何処からともなく図体のでかくボロボロの黒服を着た幽霊が姿をあらわにする。そして奴の手には、あの黒剣が握られていた)
氷冬「……!!貴方…だ、誰よ!?(立ち上がる)
?????→ベリアント「おお…これはこれは、封印を解いてくれた人間界の女。真にありがたき幸せ…汝の好奇心という行為で、我は忌まわしき呪いから救われたのだ。心から礼を申し上げよう…!我が名はベリアント、そしてこ奴は全ての光を葬り去る黒剣『ゴベラの剣』だ。
氷冬「ゴベラの…剣。(唾を飲み込み、彼の握っている剣を見つめる)
ベリアント「汝の素晴らしい行為に評し、我から礼を授けよう。受け取るがよい、取って置きの絶望をな!!!ブォンッ!!!(再び大きく振りかぶって氷冬を上から切り裂こうとする)
氷冬「やっぱり悪い人だ―――――ッ!?(間一髪回避し、瞬時に刀4本を抜き出す)強そうな剣だけど…そんな醜悪な物じゃ、私のには勝てないよ。(構える)
ベリアント「我に刃を向けたこと、そしてこのゴベラの剣を侮辱したこと、万死に値する!(浮遊しながら何度も高速回転していき、氷冬の背後に移動して再び振りかぶって切り裂こうとする)
氷冬「―――見えた。(振りかぶる瞬間に大きく跳躍し、ベリアントの顔面に斬撃を一斉に叩きこむ)
ベリアント「フィギャァァアアオォォォオオオッ!!!??(顔面を抑えつけ堪えている)おのれぇ……人間風情めがぁ!!よくも…よくも我に傷を負わせたな?許せぬ、簡単には死なせはせんぞ。フィギャオオオオオォォォォォオオオオオッ!!!!!(再び高速回転していき、今度は彼女の真横に移動して剣を振りかぶる)
氷冬「それに貴方…(大きく跳躍)…腕に力が入っていないからよれよれの攻撃になってるし、何よりも攻撃がワンパターンで読めやすいの。――――四刀流奥義・“集慧薙”!!(空中で強烈な横薙ぎを連発する)
ベリアント「なにを――――グギャオッ?!オオォッ!?ヌギィッ!!?フィギャァァアッ!!?(大ダメージを負ったのか、ゴベラの剣を地に手放してしまう)
氷冬「そんな太刀じゃ……どんな剣だって、泣いちゃうよ。(最後に思いっきり振りかぶって真下に目がけて一閃する)
ベリアント「(一閃され、地に挫折する)我が敗れるなどと…!?こんなことがぁ……こんなことがぁ…!!フィギャァァァァァァアアアアアァァァァアアアアァァーーーーーッッッッ!!!!!!!(無数のコウモリとなって消滅する)
ボッカァーンッ……(ゴベラの剣が爆発し、跡形もなく消滅した)
氷冬「貴方には酷いことを言っちゃったけど……でも本当はね…あの剣、凄い物だと感じちゃったんだよ。(上空を飛んでいくコウモリたち見つめ)でも私には、ちょっと大きすぎて扱いにくいかも。(苦笑)(その部屋を後にし、次の部屋へと向かう)
レインド「中々見つからねぇなー…扉(噴水の前で腰を下ろし、ナイフを磨いている)日日製なのか…?
ハブ「シャー…!(レインドに気づかれぬように忍び寄り、右の脹脛に噛みつく) 」
レインド「イッ……(脚を上げて噛み付かれた部分を見る)蛇?ハブ?……どっちにしろなんでこんな奴が(とろうとハブに手を伸ばす) 」
ハブ「(咄嗟にはなれ、素早い動きで公園の公衆トイレ裏側に逃げ込む。そこには次のフロアへ繋がる扉があり、その中に入り込む) 」
レインド「ったくよ…(ハブに噛まれた部分を軽く擦り、逃げていくハブを追い掛ける)……ん?(扉がある事を視認)…何でこんな所にあんだよ。ま、いっか(入りこみ) 」
レインドが入りこんだ先は……巨大な扉がそびえ立つ亜空間だった
レインド「(さっきまでの景色とは一辺しやがって……どうなってんだ…)(紫に染まる亜空間を見上げる) 」
ハブ→来訪者「この先になぁー…ググググ(突如先程のハブが姿を現し、人の形にへと変化していく)……俺たちのキングがいるんだよぉ。よ、また会ったな。 」
レインド「…てめぇ…(ハブから変化した来訪者に視線を合わす)何故俺をわざわざ誘い入れた 」
来訪者「……こいつを見な。(突然親指を背後に立てる) 」
よく目を凝らして見ると…巨大な扉の周辺には、これまでレインドが倒してきた者たちのフィギュア、そしてその他のファイターや英雄たちが倒したであろう敵たちのフィギュアが塵尻に浮遊していた 」
レインド「―-ッ!?(動揺しつつも周囲を見渡し、焦りが感じられる表情) 」
来訪者「初めにも話したと思うが……キングの元へ行く、つまりこの扉を開くには…俺たちI.I.の戦闘員、そして大迷宮内にいる全てのエネミー共をフィギュアにする必要がある。そして、後生き残っているのが―――――この俺っつーわけよ。(自分を指し) 」
レインド「…成る程な…RPGでは良くある、ラスボス一歩手前の厄介な敵キャラって奴か… 」
来訪者「そういうこった。さて、他の連中共がここへ集う前に…アンタを叩き潰さねえとな。兵力差で潰されちまう。カオスソード、「ローズラー」。(紅色の薙刀型のカオスソードを取り出し、構える) 」
レインド「なーに、連中がくるなんて心配いらねぇよ(ナイフを手中で回し、刃先を来訪者に向けた所で握りしめる)アンタも同胞(フィギュア)の仲間入りだ 」
来訪者「言ってくれるぜ、兄ちゃん。イィーーヤッハァーッ!!!(カオスソードを地面に突き刺し、レインドと格闘によるラッシュになる) 」
ドゴン!ドゴン!ドゴン!(ラッシュがぶつかりあっては鈍い音と衝撃波が周囲の地面を削っていく) 」
レインド「ガシッ!(ラッシュの最中、隙を見つけて来訪者の両腕を掴む) 」
来訪者「ぬわにぃ!?(掴まれ) 」
レインド「おぅら!(そのまま持ち上げ、地面に力の限り叩き付ける)そーれ!(横になった来訪者に両足ストンプ) 」
来訪者「ゲフッ!おげぇ…っ!?ゲホゲホ…やりやがったなぁ~?……ん…?何だ…あれ……?(突然険しい表情でレインドの頭上を指す) 」
レインド「(来訪者から脚をどかし、真上を見る) 」
来訪者「―――――――馬鹿かお前ー!(隙を見て直ぐに飛びあがってレインドの腹に裏剣を喰らわす) 」
レインド「(ドスッ!)ウッ…!(腹を片手で抱えながら後ろによろける) 」
来訪者「ざまぁwww m9(^Д^)プギャー 」
その時レインドの体に異変が起こる。先程ハブに噛まれ…体中に毒による痛みが迸っている
レインド「テメェ…随分とせこい野郎だな…(体が重くなってきやがった…)(片膝つき、呼吸が乱れる) 」
来訪者「勝つためには手段なんて選ばねえ…それが俺のモットーつーモンよ。( ´,_ゝ`)クックック・・・( ´∀`)フハハハハ・・・( ゚∀゚)ハァーハッハッハッハ!! ガッ(カオスソードを手に取り、レインドに斬りかかる) 」
レインド「ハァ…ハァ…フン!(片方の手で至近距離まできた来訪者に気弾をぶっ放す) 」
来訪者「フン、フン、フンッ!(全弾叩き落とす)終わったなぁ!ひゃはははは!!!(突き刺そうとする) 」
ビュオワァ……ッ!!!(突如何処からともなく風刃が出現し、来訪者に襲い掛かる) 」
来訪者「ん、何だ――――ゲフッ…!?(吹き飛ぶ) 」
レインド「…この風は…(息混じりの声で) 」
フーナ「(風刃を放った張本人)ここが親玉の部屋に繋がる扉ね。…あら、貴方は…。(レインドを見て) 」
来訪者「何だってんだよぉ~…おいっ!!(立ち上がり、フーナを睨む) 」
レインド「……邪魔すんじゃねぇ!フーナ!(声を張り上げ、立ち上がる) 」
氷冬「ごめんあそばせ…てね。(背後から突然現れ、来訪者を斬り伏せる) 」
フーナ「ビクッ ど、どうしたの急に…?(汗) 」
氷冬「あら…水を差すのはアレだったみたいね。 」
来訪者「次から次へとまぁー…厄介な連中がやってくる。(斬られたところを押さえつけ) 」
レインド「氷冬、お前も後一発でもそいつに手出したら許さねぇ…(瞳がエメラルドグリーンに変化している)悪ィな…連れが挨拶しにきたみたいだな…(ナイフをしまい、手元に白い気が集まりだす) 」
来訪者「全くだ、まあいい…さっさと終わらせてやるぜ。―――――キェイハアアァァアアーーーッ!!!!(連続突きを繰り出しながら接近する) 」
アルティメットレインド「……ヒヒ!(ニッと不適な笑みを浮かべ、爆発的な脚力で地面を蹴り突きを繰り出している来訪者の隣に既に移動)オラァ!(片手に溜めていた白い気弾を来訪者の顔面にぶつける) 」
来訪者「んだよあれ、早過ぎんだろ―――――――ッ!!?…ゲフ(顔面真っ黒になり、口から煙を吐く) 」
フーナ「うわぁ……早い…。 」
アルティメットレインド「おっさん、どうやら俺が死にかけた時は解放出来る様セットしてたみてぇだな…ヒ、ヒヒ……(来訪者の前まで歩み寄り、煙を吐く来訪者の顔を踏んづける)そういう意味では感謝感激だぁ…さっさとフィギュアにしてやろうか?(ナイフを取り出す) 」
来訪者「(もがいている)もげえあぶしにびらべ!!(訳:てめえ調子になるなぁ!!) 」
アルティメットレインド「恥じれ、その余裕を(ダーツのような手つきで来訪者の胸元にナイフをつきつける) 」
来訪者「―――――ッ!?シューーーー・・……(胸にナイフが突き刺さり、フィギュア化する) 」
ポワン……(扉の周辺に来訪者のフィギュアが浮かび上がり、ゆっくりと開いていく) 」
レインド「毒も抜けて来たか…(フィギュア化と同時に身が戻り、脚をどかす) 」
モララー「やれやれ、あいつ容赦ねえな。(汗(遠くからレインドを見て、扉に向かって歩み寄る) 」
氷冬「ふーん……流石英雄と呼ばれただけあるね。あ……(扉を見て) 」
レインド「…顔ぶれは揃って来ているようだな…(周囲を見渡し、扉の前に立つ) 」
モララー「よお、いよいよ親玉と対面できるんだな。(レインドの隣に立つ) 」
フーナ「……。(大型手裏剣を取り出し、そびえ立つ扉を見据える) 」
レインド「さぁ…な。どんな奴かは知らねぇけど………世界救えるってんなら…対面するっきゃないな 」
スカーフィ「かぅ~…やっとみんなに会えたよぉ…。(バテバテになって扉の元へ寄っていく) 」
モララー「んじゃ、行きますか。(不敵な笑みを浮かべ、扉に入っていく) 」
レインド「……壊させやしねぇ…俺達の世界を…(扉に入る) 」
フーナ「……(小さく頷き、扉に入る) 」
氷冬「腕が鳴るわね……。(扉に入っていく 」
スカーフィ「あ、置いていかないで~。(急いで入っていく) 」
~亜空間・王の間~
???「来たか…混沌の訪問者共。(王の間の奥 王座に座ってレインドを絶ちを見据える 」
レインド「…(???に視線を向けているだけ) 」
???→アーク「初対面…という訳か。俺はアーク、I.I.総帥にして……全世界を総べる王となる者だ。ここまでたどり着いたことは評価しよう、だが…貴様等……何処までも俺の邪魔をしてくれるな。許さんぞ。(怒りを込めて唸る) 」
モララー「どうやら、風向きは俺たちにあったようだな。 」
アーク「そんな訳の分からぬ理由で…俺の計画が潰されてたまるか…!(モララーを赤い眼で睨みつけ) 」
フーナ「いよいよ最後ね…覚悟しなさい、黒人。 」
氷冬「貴方を倒せば…全てが終わるのね。チャキ…(二刀流に構える) 」
レインド「アンタの築く世界なんざ、御免被りたいな… 」
アーク「いつもいつも笑わせてくれるなよ?俺も随分と舐められたものだな。…倒せるのか?大した自身だな、俺は貴様らになど負けん。(立ち上がる) 」
スカーフィ「こんなことは止めてよ。誰の為にもならないんだよぉ~! 」
氷冬「言ったわね…?じゃ、余力を考えず…初めから本気出すから。チャキ(二刀流から四刀流に変える) 」
アーク「フン、揃いも揃って吹きやがる。二度と立ち上がれぬよう絶望を与えてくれるッ!!!ドゥンッ!!!!(体を纏っている激しいオーラが増していき、凄まじい気を放出する) 」
フーナ「きゃ…っ!?(足を踏み込んで耐える) 」
レインド「10割だ…己の10割を全て出し切れ…(気が飛び交う中、態勢を崩さず) 」
モララー「(アークを見て何か違和感を感じている)……まあいいか、さっさと終わらせてやる。(アロンダイトを構える) 」
アーク「ドゥッ!! ドゥッ!!(爆発的な脚力でレインドの眼と鼻の先に接近し、顎を蹴る)フン、“ボルケーノキャノン”!(それと同時に巨大な闇の熱波を氷冬、スカーフィに放つ) 」
レインド「うぉ!?(顎を蹴られる寸前、手のひらで防御してダメージを緩和しつつ後ろにバク転)そらよ!(バク転中に気弾を発射) 」 スカーフィ「かう…!(しゃがみ込んで回避) 」
氷冬「熱いのは苦手なのよ…!(四本の刀を高速で振り回し、熱風を跳ね返す) 」
アーク「“メルシア”…(気弾を回避し、再びレインドに接近して回転蹴りを浴びせる) 」
レインド「早ッ!(腕をクロスし、回転蹴りを無理にでも防ぎ、押し返す)おらぁ!(大降りにパンチ) 」
モララー「そおいっ!(跳躍して斬り込む) 」
フーナ「天澪花雲!!(大型手裏剣を二つ平行に構え、交差するように思いっきり切り裂く) 」
アーク「グッ…ヌッ…!?(二人の攻撃を受け、退く) 」
レインド「この人数相手に接戦たぁ…やっぱりやり手か… 」
アーク「ガアアァッ!!(腹を抑え込み、よろめく)味な真似を…!“ダークトルネイド”…!(自身を高速回転させて闇の竜巻を発生させる) 」
氷冬「くぅ…っ…!(刀を地面に刺し、耐え凌ぐ) 」
モララー「チィっ…!(壁にしがみ付く) 」
レインド「この攻撃は不味いかもな…!スカーフィ!フーナ!お前等も壁かなんかに掴まれ!(地面に伏せて) 」
フーナ「やば……あっ!(吹き飛ぶ) 」
スカーフィ「きゃうぅ…!(転がり吹き飛ぶ) 」
レインド「遅かったか…!(気を固める) 」
モララー「レインド、先陣切って討ってきな!(連携技“きもいんだよ”を発動 レインドをアークに目がけて投げ飛ばす) 」
レインド「おーよ!(吹き飛ばされても尚態勢を整える)おーらぁぁぁぁ!(『きもいんだよ』ならぬ『きもいんだよ・改』で、アーク目がけ勢いに任せたハンマーフック) 」
アーク「馬鹿な――――グ…アッ…!?(ハンマーフックが脳天に直撃し、アークトルネイドが解除される)ぐっ…(目、目眩が…) 」
レインド「おーら!(怯んだアークを掴み、モララー目がけ投げつける) 」
アーク「ヌオッ…!?な、何を…(投げ飛ばされる) 」
モララー(TURBO)「おうよ…ドウンッ!!(TURBO発動)“TURBOバズーカ”!!!(両手を後ろに伸ばした後、勢いを利用した掌底を高速で打ち込む) 」
アーク「グワアアア!!!(大きく吹き飛ぶ) 」
レインド「氷冬、もう一発かませ! 」
氷冬「四刀流…刄刀羅!(アークを8つに斬りさく) 」
アーク「ヅ…アアァァ…っ!!?貴様等…止せ、止めろぉッ!!(違う方向へと吹き飛ぶ) 」
レインド「スカーフィ!フーナァ!(吹き飛んだアークを見て更に声を上げる) 」
フーナ「(風分身を2体生み出す)開花凛蘭!!!(風分身と一緒に高速回転しながら大型手裏剣で吹き飛ばす 」
アーク「ズアアアァァアアーーッ!!!(まるでピンボールの如く大きく吹き飛ぶ) 」
スカーフィ(殺戮眼)「殺戮眼(スラフター・テュー)…(額に第三の眼が出現)オーリンジキッコン…!(アーク上空へ蹴り上げ、追撃で空中での連続蹴りを繰り出す) 」
アーク「止せ――――――グワアアアァァァァァアアアアァァァアアアーーーーッ!!!!!(天上にめり込み、ぐらりと落ちる) 」
レインド「……ふう…勝ったか? 」
モララー「……(様子を伺う) 」
謎の黒い物体「グ・・・オオオオォォオオオッ…!(倒れ込んだアークの背中から何かが湧きでていく) 」
スカーフィ「わぁ~、なんか出てきたよ?何だろう。(殺戮眼解除) 」
レインド「…? 」
氷冬「もしかすると…あれが本体なのかも…ね。 」
謎の黒い物体「貴様ら、よくも我の分身を駄目にしてくれたな。(やがて黒い物体は人間の脳みそのような形に変化していき、その中央に血走った眼が出現する) 」
レインド「……(どうくるか…) 」
フーナ「貴方は…誰なの? 」
謎の黒い物体→コスモ・ブレイン「我は秩序の神…コスモ・ブレイン。貴様等混沌人風情に我が長年の計画が壊されるなど…絶対に許されん。 」
レインド「……秩序…か……混沌の反対ってことか 」
モララー「そういえば…テメェ等の目的って…何だったけ? 」
コスモ・ブレイン「ウム。我の目的か…それは、ケイオスを切り取って亜空間に引きずり込み、秩序に縛られた完全なる世界を創造することだ。 」
氷冬「秩序…ね。縛られて生きていくなんて、私はごめんよ。いえ、きっとみんな…同じ事を思うわ。 」
フーナ「じゃあ…このアークって言う奴は一体…。(足元で倒れているあ―クを見つめ) 」
コスモ・ブレイン「こ奴は我の影武者だ。我の体は酷く脆く、アークという人形でカバーすることで、部外者からの攻撃を遮ることができる。 」
モララー「………はぁ…駄目だこいつ。(呆れ顔)レインド、聞いたか?止めはお前に譲るぜ。 」
レインド「……ならさっさと片付けるのが賢明か 」
フーナ&氷冬&スカーフィ「……(゜ロ゜)(唖然) 」
コスモ・ブレイン「ん………なっ…!?す、我とした事が……。(その場から逃亡を図ろうとする) 」
レインド「あぁ…(コスモ・ブレインに近づき、拳を後ろに引っ張る)言い残す事は? 」
コスモ・ブレイン「待て…っ!我はここで朽ち果てるわけにはいかん…!止せ、止めろ…ぉッ!! 」
レインド「…(何も言わず、コスモに右ストレート) 」
コスモ・ブレイン「ウグオオオオオオオオオオオオォォォォォォオオオオオオ……ッッッ!!!!!アアアアアァァァァァァアアアアアアアァァァァァアアアーーーーーーーーッッッ!!!!!!(眼に直撃し、呆気無く消滅) 」
ズゴゴゴゴゴゴゴゴ……(コスモ・ブレインが消滅してしばらく経った後、亜空間全体が激しく揺れ始める)
レインド「終ったか… 」
モララー「これで…終わったんだよな――――!?(揺れを感じる) 」
レインド「おっと……崩れるか? 」
メタナイト「 バッ(すぐに王の間に入ってくる)やはりここにいたか…。お前たち、ついにやったのだな…! 」
スカーフィ「あ~♪メタナイトだー!やっほ~♪ 」
メタナイト「 喜ぶのは後にしろ。もうこの亜空間は消滅を迎えようとしている、急いで脱出するぞ。私に続け…!(急いで部屋を出ていく) 」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ………ッッッッ!!!!(揺れは大きく増していく) 」
氷冬「そんな…っ!(急いで後を追う) 」
モララー「やれやれ…(一息つき、急いで出ていく) 」
そしてメタナイト一行は階段を降りて行き、初めの入り口付近に戻る
レインド「よしよし…!(メタナイトについていく) 」
メタナイト「 こんなこともあろうかと…予備で戦艦ハルバードを用意しておいた。急げ、すぐに乗り込むんだ!(入り込む) 」
コツ……コツ……(その時、レインドの背後から謎の足音が忍び寄る)
フーナ「ギリギリ…セーフ!(戦艦に入り込む) 」
マリオ「 あいつら戻ってきたか…!(戦艦内からモララー達を見る) 」
氷冬「お先に…!(選管に入り込む) 」
レインド「ん…?(背後をみて) 」
スカーフィ「待って~…あう…!(こける) 」
モララー「チィ…!しっかりしな。(こけたスカーフィを担ぎ、入り込む) 」
来訪者「コツ……コツ……よお。(その正体は、フィギュアとなったはずの彼であった) 」
レインド「てめぇ…まだ! 」
来訪者「聞いたところによるとアンタ、“あの男”と戦ったらしいんだな。(右手にカオスソード「ローズラー」を握り、ゆっくりと歩み寄っていく) 」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…………ッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(揺れは止まるどころかより激しさを増していく)
レインド「……あの男?誰の事だ 」
来訪者「コードネームは、「追跡者」と言う。……俺もな、過去に殺り合った事があんだよ。 」
レインド「……あの忌々しい野郎か……… 」
来訪者「俺とお前は同じ男と戦った。…決着を着けるか?マイテイ人。―――――カオスソード「オブディン」…!!(掌から黒色の剣型カオスソードを取り出し、二刀流となってレインドに斬りかかる) 」
メタナイト「 (戦艦内の階段を降りてきて亜空間を見渡す)何をしているレインド!早く乗れ―――――ッ!?(来訪者を見て) 」
レインド「……やれやれ…!(小さく笑って向かって来た来訪者とナイフで刃交える) 俺は構わない。早くいけ!」
来訪者「ムンッ!!!(連続斬りと蹴りを交互に繰り出し、吹き飛ばす) 」
レインド「ウッ!(後ろに吹き飛び、防御態勢) 」
メタナイト「 ……武運を祈る。(出入り口のハッチを閉める) 」
来訪者「あの程度でくたばるとでも思ったか、馬鹿め!!(回し蹴りをレインドの顔面に浴びせる)
ワドルディ「メタナイト様!あの人置いて行っちゃっていいんですか!!?(汗) 」
レインド「ぐぁっ!(横に倒れるが、すぐに膝立ちして脚払い) 」
メタナイト「 奴はやる時は絶対にやる男だ。もはや今の奴は止められん。心配するな、奴は生きて帰ってくる。……戦艦ハルバード、発進せよッ!!!! 」
来訪者「おっと、おらぁっ!!(軽く跳躍してまた顔面に蹴りを入れる) 」
ワドルディ「 ぐ……ら、ラジャー!! 」
レインド「うぐっ!(顔を抑えながら後ろに逃げる) 」
ズゴオオオオォォオオオオーーーンッッ!!!!!(戦艦ハルバードが発進し、ゆっくりと浮上していく) 」
来訪者「てめえだけは生きて帰さねえ、俺と共にここで朽ちなぁ!!!フンッ、ブアアアッ!!!(二刀流カオスソードから斬撃波を放つ) 」
モララー「……必ず帰ってこいよ。(呟く) 」
ナナ「レインド君……。(黒い玉を握りしめ、ただ祈っている) 」
ハルシオン「………。(窓ガラスから黙って見下ろしている) 」
レインド「タッタッタッタ!バッ(斬撃波が背後から迫ったと同時に前方の壁をダッシュでのぼり、ある程度の高さまで上がったら蹴り上げて来訪者目がけ飛ぶ)喰らいやがれ!(両拳を前に突き出す) 」
来訪者「グッ…(吹き飛ぶ)ザザーッ……(間合いを取って耐え凌ぎ、高く跳躍する)何が世界を壊させねえだ、馬鹿馬鹿しい。てめえ等の世界などどうだっていい、とっと滅んじまえばよかったのによぉ!!!(頭上から突き刺そうとする) 」
レインド「…滅ぼす滅ぼさないしか考えられないキングに従ってるお前に…俺の気持ちは分かりやしないさ…!(バットを取り出し、カオスソードと鍔迫り合い) 」
来訪者「ほざけええええぇぇぇっっ!!!!(鍔迫り合い中に蹴とばす)キングはあの世界を我が物にしようとした、つまりケイオスの崩壊だ。俺はあの世界が気に入らねえんだよぉ…大嫌いなんだよぉ…!!あんなちんけな世界、存在価値などねえんだよぉッ!!!!(爆発的な脚力を駆使し、×状に切り裂く) 」
レインド「……存在価値?へっ………!(切り裂かれる中、重い蹴りを来訪者に喰らわす) 」
来訪者「グウッ……!?(腹に直撃) 」
レインド「そんなもんに囚われちゃ、てめぇ等の世界だって同じだろう…俺達からすればお前達の世界の存在価値はないどころか、-だ 」
来訪者「んだと………んだとゴラアァッ!!ああああぁぁあああ!!??(二刀流のカオスソードを合わせ、大剣に変化する)アアァァァァアアアアァァァアアアアーーーッッッ!!!!(大きく振りかぶり、思いっきり降り下ろそうとする) 」
レインド「テメェは視野が狭すぎたんだよ…『来訪者』(自身の姿が揺らぎ、その場から消え、足跡の痕跡が残る) 」
少しずつ、亜空間が消滅していく… 」
来訪者「ドッゴオオオーーーンッ!!!(大剣が空振りする)アアァァ!!?何処だぁ、何処へ消えたぁッ!!!? 」
レインド「世界を存在価値だけじゃなく、別の面で見るべきだ…(白い気を纏った状態で来訪者の後ろで立ち尽くしている) 」
来訪者「―――――!テメェは…誰なんだよ、誰なんだよぉッ!!!! 」
レインド「ご存知の通り、ただのマイテイ人…もとい、地球人さ……(ニッと笑う) 」
そして亜空間は、完全に消滅した
来訪者「―――――――――ッ!!?グアァァァアアアアァァァアア~~~~ッッ!!(落下していく) 」
レインド「――ッ!(来訪者と共に落下)……さて、どうしよう 」
来訪者「まだ終わんねえよぉ…!先ずはてめえから逝きなぁ!!!(カオスソードを一本投げつける) 」
レインド「ッ!(ソードが腹部を貫通)て、てめぇ…!(来訪者につかみかかろうと試みる) 」
来訪者「な…っ!?(掴まれる) 」
レインド「いいか、その視野を…あの世で広めて来い…俺も元々死んでるが、付き合ってやるからよ…!(来訪者を掴んだまま回転しつつ、急降下) 」
来訪者「―――――ッ!?てめえ…ふざけんなぁーーーーッ!!!! 」
レインド「もしくは追跡者ん所行って、もっと強くなってからその余裕を俺にぶつけなぁ!―――――うおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!(地面が近づくと同時に声をあげる) 」
来訪者「ひぃっ!!よせ、やめろ!!やめろおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおぉぉぉおおおおおーーーーーーーっっ!!!!!!!!!!!!!! 」
スォォォォォォォォォ………ドンッ(鈍い音が二つ、地面で鳴り響く)
来訪者「カ……ハ…ッ…!(白目を向き、死亡する) 」
レインド「………(倒れた所から血潮が広がる)か、はぁ…! 」
亜空間で黒く覆われた新世界の空は…今日も青々しく広がっていた
シュシュシュ…(ナナの持っているレインドの気が小さくなり始める)
ナナ「(その頃戦艦内…)……!レインド…君……。(小さくなっていくのを確認し、口元を手で覆う)
レインド「…また死んだら、魂ごと消えるんだっけ…?(うつ伏せになり、体を引きずっていく) 」
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