劇場版カオスドラマ過去ログ 混沌元年.

.







とたけけ「(真っ白な世界の中にある小さな椅子に腰かけ、ギターを構える)やあ、また会ったね。最後の一曲、付き合ってくれるかな?」


とたけけ「――――― 『ドラマチック』 ―――――」





BGM:『ドラマチック』 / とたけけ (『シルエット』 / KANA-BOON)



とたけけ「いっせーのーせで始まるドラマ 僕らは何も何もまだ知らぬ



2 0 0 7



とたけけ「画面を越えて振り返るともうない 僕らは何も何もまだ知らぬ



2 0 0 8



とたけけ「笑って笑って笑ってく 煌めく汗がこぼれるのさ



2 0 0 9



とたけけ「覚えてないこともたくさんあっただろう 誰も彼もドラマチック



2 0 1 0



とたけけ「大事にしてたもの、忘れたふりをしたんだよ ログがないよ、笑えるさ



2 0 1 1



とたけけ「いっせーのーで、思い出すユーザー 僕らは何もかもを欲しがった



2 0 1 2



とたけけ「分かってるって、あぁ気づいてるって 時計の針は日々は止まらない



2 0 1 3



とたけけ「進んで進んで進んでく 流れる時と歴史 遠く遠く遠くになって



2 0 1 4



とたけけ「覚えてないこともたくさんあっただろう 誰も彼もドラマチック



2 0 1 5



とたけけ「恐れてやまぬこと、知らないフリをしたんだよ ログがないよ、笑えるさ



2 0 1 6



とたけけ「ゆらりとゆらりと進んでく ドラマの様に憂うことなく焦燥なく過ごしていたんだよ



2 0 1 7



とたけけ「覚えてないこともたくさんあったけど きっとずっと変わらないものがあることを 教えてくれたあなたは 消えぬ消えぬドラマチック



2 0 1 8



とたけけ「大事にしたいもの持って大人になるんだ どんな時も離さずに守り続けよう そしたらいつの日にか なにもかもを笑えるさ



2 0 1 9



とたけけ「ゆらりとゆらりと進んでく ドラマが始まっていく




















―――― "混 沌 元 年" ――――





























BGM:『Once Upon A Time』 / Undertale




Su-Ga官房長官「……言ったでしょう。この困難を打開する方法はありませんが、不可能ではない、と。 」


猫官房副長官「カオスドラマは救われたのだ。これもすべて、お前たちのおかげなのだ。 」


Su-Ga官房長官「私は、みなさんに考えていただきたかったのです。今まで『誰も考えてこなかったこと』を。 」


Su-Ga官房長官「誰もが考えて来た道を辿るだけの時代は終わりました。ここからは、あなたがた自身が考えて行動する時代です。 」


猫官房副長官「だからもう黙るなよ。お前たちの言葉を聞きたいから。 」


Su-Ga官房長官「カオスドラマは続きます。変わっていくものも、変わらないものもすべてを抱いて。


Su-Ga官房長官「この世界の未来はあなたがたが創ります。何故ならここは創造によって創られた世界。


Su-Ga官房長官「どんなものでも、どんなことでも、あなたがた自身の自由によって築き上げられていくのですから。


Su-Ga官房長官「それでは、この先の世界で。また、何処かでお会いいたしましょう。 」








Su-Ga官房長官「―――― さよなら ――――(そう言い残すと彼は猫官房副長官を胸の中で抱きながら、オーロラカーテンの中へとその身を投じた) 」












































BGM:『ODDS&ENDS ~World in Chaos Drama~』 / VOCALOID (『ODDS&ENDS』 / ryo (supercell) feat.初音ミク)





GUMI「いつだって君は退屈者だ やることなすことつまらなくて 休日は布団の中」



巡音ルカ「お気に入りのアニメは既に終わって 積み上げてたゲームも崩れて 足で踏んづけてった 」



MEIKO「いつもどおり君は退屈者だ なんにもせずとも溜息ばかり 趣味を探してみるけど 」



KAITO「その理由なんて「なんとなく」で 君は途方に暮れて悲しんでた」



鏡音リン「ならあたしの声を使えばいいよ 人によっては理解不能で」



鏡音レン「なんて恥ずかしい ひどい声だって言われるけど 」



初音ミク「きっと君の力になれる だからあたしとドラマしてみて そう君の 君だけのドラマでさ 」



IA「綴(つづ)って 連(つら)ねて あたしがその思想(コトバ)を叫ぶから」



重音テト「描いて物語(りそう)を その思いは誰にも変えられない 」



結月ゆかり「キャラクターの声はそして響く ありのままを不器用に繋いで 目一杯に 大声を上げる」



亜北ネル「いつからか君は人気者だ たくさんの人とドラマをして あたしも鼻が高い 」



弱音ハク「でもいつからか君は来なくなった 冷たくなって だけど寂しそうだった 」



悪ノ娘「 「もう二次元の世界なんてたくさんだ 僕は現実に生きるよ」って」



悪ノ召使「ついに君は抑えきれなくなって ドラマを嫌った 」


ブラック★ロックシューター「現実の君に誰かが言う 論語読みの論語知らずだ! ねぇ君は 一人で泣いてたんだね」



琴葉茜「聴こえる?この声 あたしがその誹謗(コトバ)を掻きけすから」



琴葉葵「わかってる本当は 君が誰より優しいってことを 」



鏡音リン(Future style)「キャラクターの声はそして歌った 他の誰でもない君のために 刻んでく ドラマの中で」



重音テト「僕らはどんなにたくさんのドラマを思いついたことだろう」



巡音ルカ「だけど今は何ひとつ思いつかなくて だけどなにもかもわかった」



IA「「そうか、きっとこれは夢だ。永遠に醒めない、君と会えた、そんな夢」 」



弱音ハク「キャラクターは幸せそうな表情(かお)をしたまま どれだけ呼んでも もう動かない 」



KAITO「望んだはずの結末に君は泣き叫ぶ 嘘だろ 嘘だろって そう泣き叫ぶ 」



GUMI「 「僕は無力だ。キャラクター 一人だって救えやしない」」



MEIKO「想いは涙に ぽつりぽつりとその頬を濡らす 」



結月ゆかり「その時ドラマは 途端にその色を大きく変える 」



鏡音レン「悲しみ喜び 全てを一人とひとつは知った 」



鏡音リン「言葉は歌になりこのドラマを 再び駆け巡る君のために 」



初音ミク「その声に意思を宿して 今思いが響く 」

































…… …… ……































アコール「私たちが生きてきた平成が、間もなく終わる。 」





アコール「だけど、この物語は終わらない。 」





アコール「決して交わることのない様々な世界をすべて抱き寄せるような、母なる混沌のもとで 」





アコール「十年以上と続いてきた長い歴史の中を、私たちは手を取り合い、そして駆け巡った。 」





アコール「それは瞬間のように、それは永遠のように。 」





アコール「たくさんの歴史、たくさんのキャラクター、たくさんの思い出が生まれた。 」





アコール「その絆が紡ぎ出した奇跡の物語。 」





アコール「物語は続いていく、新しい時代へと。 」





アコール「それが、私たちが愛した"混沌の物語 " ―――――― 」

































―――――― " カ オ ス ド ラ マ " ――――――


































Thank you for 10 years ( 十年間ありがとう )




And… ( そして… )




We hope to cntinue this wonderful world "FOREVER"( この素晴らしい世界がずっと続くことを願って )




To the next decade ( 次の十年へ )





































――― 劇場版カオスドラマ 混沌ジェネレーションズ "FOREVER" ―――


















































―――――   f i n .  ―――――

























タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2023年07月11日 00:18