Rainy Day In The Noise Act2 Day1

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←ーーーTo be continued……

ルーシー?「御陰様で元通りですよ…なんとか、ですけど…あはは(青ざめた顔で苦笑いを向け) く、口を閉じたまま……まさかこれはテレパシー…ッ! ただ見ただけなんですけどね、デイヴィッド?さんが連れて来て…だから話をした事もないんですけど、雰囲気とかとても似てた…(気になるのは彼、だけじゃない…寧ろ彼女、マヤは……) …………帰りましょう、来た道を辿れば元に戻れる筈…ですから……『この前』もそうだったから…きっと帰れます…きっと…… 」

パスクワラ「メタルクウラがバス型に変形したみたいな呼び方しないでよ…(ジト目で)はぁ(――随分訳アリのようね…なんでこんなめんどくさいのしか居ないのかしら。さっきのボウヤはどこに行ったの?アレなんかチョーなにもなさそうだった)(ヒロのことであるッ!) 」

瀬那「いや―――(学園襲撃事件の日、政府に連れて行かれたことを思い出す)―悪い、知ってて当然だよナ。………。 」

ジュリアン「Oh what!!? A-HA---!!(ニコッ) やったぜ!見ろパスクワラ、彼女元通りだ!(知ってる) 何があったか知らない――から!俺何も言わないッ!お口チャック。ヴヴィィィーンヌ(腹話術でクッソそっくりなジッパーの音出して口閉じる) 」

瀬那「そか、大丈夫なら良かった……えっ、お、お前も知ってんの?Alvisのこと…(背中を支え補助する) う、うるせーやい!こういうの慣れてねーんだ、しゃーねーじゃん!(汗 バスクワラに) 」

パスクワラ「狼狽えるな、カッコわるいわね。ただ動揺してるだけよその子。\ 生 ま れ ま せ ん ッ ! /―――Uhhh…つーことよ。 まったく…構ってちゃんかしら大声出して…(毒を吐く) 」

ルージー「 生 ま れ ま せ ん ッ ! (涙目で声を荒上げる)ゲホッ…ゴホッ…な、なんてこと言うんですかまったく……ゼー…ゼー… …………セナさん……似てましたね…彼…(ただ俯いたまま首を横に振り、瀬那の服の袖を掴んでよろめきながら立ち上がる) ……大丈夫…です…大丈夫……(自分に言い聞かせせるように呟き続ける) 」

ジュリアン「――OMG!!(なんてことだ!) 過呼吸か?(ルーシーに駆け寄る)心臓か…!?(小さく強くつぶやく)キョロキョロ…(AED!ってDamn it!!5年前ってAED整備されてないか!!) 」

瀬那「ぼ、暴力なんかしねーよ、ちょっと聞きたいことがあっただけでよ…(ジュリアンに) ………(歩いて行く冬記とマヤの背中を呆然と見送る)……やっぱり、似てる…つか、似過ぎ――――お、おい?ルシりんどうしたんだ……ちょい、ルーシー、ルーシー!?大丈夫かよ!?(ルーシーの様子を見て) 」

パスクワラ「時間旅行者確定なのね、迷い込んでしまったことは事実みたいよ?(ジュリアンに)―――って…何かしら(ルーシーを見て)ハッ…子どもでも産まれるのかしら(冷徹)助からないわねこれはもう~(適当) 」

ルーシー「………(目の前を横切りその姿を目だけで追い)––––……ッ…!……!?!!?(口元を手で押さえ膝を付く、呼吸も荒く冷や汗が止まらない)(マヤ……マヤ…!あの人が言ってた、私の姉…ッ!) 」

マヤ「えーちょっとまっ……まだこの時間旅行者とお話をあーもう引っ張るな!!(強引に引っ張られぎこちない足取りで渋々ついて行く) 」

ジュリアン「HAHAHA!! お前そっくりだ!!――待てぇい!暴力はいけない。俺は俳優だ、今のは本心から言ったことじゃあないさ?俺のスキルが見せた迫真の――\ドッ/いてっ…(笑) (お、どっか行くのか) 」

冬記「……(手帳を財布に戻し再び瀬那を横目でまじましと見つめる)……よくある事だ(視線を迷わせ伏見がちに)俺の方こそ悪かった、暑さで気が立ってた(そう言い残し背を向けマヤの腕を掴んで歩き出す)いい加減行くぞマヤ、『ギル』待たせると後が面倒だ 」

マヤ「あーへいきへいき、あの子いつもああだから(けらけら)お陰で毎日が飽きないよー、プロレス観戦してるみたいで♪ 」

パスクワラ「誰がペネロペよ…。 そうねぇ、ボーイ二人が今にも喧嘩おっぱじめそうでなければ、まだ楽しめたかもね。(人違い…だったのかしら?シラを切ってるのかしら?食い違いがあるようね、あの二人。めんどくさい。) 」

瀬那「っ…ま、まあ初対面、だけどよ…(明に言われ目が泳ぐ) ……んっ(Unknownに腕を払われ、手を離す)(ただのミト――――…いや、言い間違えか。聞き流そう――)(冬記に押し付けられた手帳を見、納得して瞼が僅かに降り目を細める)…………わ、悪かったよ。……ちょっと、その、知り合いに似てたから……つい。…ほらよ(学生手帳を少々乱暴に突っ返す) 」

ジュリアン「IGAAAAA!!(涙)俳優の身体は、もっと大切に扱うもんだよペネロペ・クルスちゃん…! Oh――・・・(喧嘩に発展しそうな瀬那・冬記の雰囲気を見て口を噤む)…あ~、それよりお嬢ちゃん?君の友達いいのかな…?なにやら雲行きがアヤシイのだが?(冬記のことをマヤに問うている) 」

マヤ「うっわー予想より凄い反応ー(デフォ白目上目遣い)ふーん、超常現象って奴ね、素敵じゃない♪(手を合わせ微笑む)そういう体験をしたら楽しむ物だよ、少なくともそれが私に取っての普通の反応だねっ 」


Unknown「瀬那……––––知らん(腕を軽く払いワイシャツの襟を治す)誰って………ただのミト……(口を抑え出懸かった言葉を飲み込む)……ただの学生だよ。月岡 冬記(ツキオカトウキ)、ほら学生手帳にも書いてあるだろ(財布から取り出した手帳を瀬那に押し付ける) 」

パスクワラ「男同士―――…!?(目を丸くする)ゔぬ゙ん゙ぐ゙っ゙!! バキキキ(赤面しジュリアンの手首を捻る)タイムトラベラー…?そうね、そうかもしれないわね そうなのねそうなのね、この時代の男はきっとみんな女みたいな見た目してたのね… ケッ 情けない時代だわ…パッ――(男同士と言われ混乱中。ジュリアンの手首を離す)――ああごめんなさい…そんなこと(タイムトラベラー云々)訊かれてもわからないの。任意で来たわけではないわ、それだけよわかるのは。(マヤに改めて) 」

明「おいおい落ち着けよ、お前ら“初対面”じゃなかったのか?(瀬那の肩に手を置き、真顔で彼に) 」

ジュリアン「 ブ ハ ッ !!(噴き出す)”男同士”だってさパスクワラ!!HAHAHAHA!!(涙) 」

瀬那「オレは瀬那、けどンなもん今はどうでも良いっつの…!お前………"誰だ"…!?(知らず知らずに腕を掴む手に力がこもり、Unknownとは正反対に緊迫した表情で問う) 」

マヤ「男同士の秘密会議ー……みたいな?(ヒョコーっとパスクワラとジュリアンの間に割って入り後ろ手を組んでクスクスと笑う)友情って美しいね、やいちゃうじゃない !(明の視線にも気付き無邪気に笑みを浮かべながら手を振る)やっほー、珍しい服着てるね!あなたもタイムトラベラー? 」

Unknown「(腕を掴まれ足を止め、涼しげな表情のまま横目を瀬那に向ける)……、………同じ高校…という訳でもないな、なんだアンタは 」

ジュリアン「俺ではないよ。俺はただ場所と時間を確認しただけだ。(声を潜め、瀬那とUnknownの成り行きを静かに観察する) 」

パスクワラ「バギッ(ジュリアンの足の親指を踏みつける)五月蠅いやつでしょう、同意してくれるかしら。 ………なにか、やらかしたようねあんた。(ため息交じりにジュリアンをジト目で)―――!(子どもがもう一人居たのね)(マヤを無表情のまま見る) 」

瀬那「あっ………お、おい!!(思わず声を荒らげ、Unknownの腕を掴んで引き止める) 」

明「…ん、どうした?(ルーシーの様子を不審に思い、マヤとUnknownを見る) 」

マヤ「(Unknownの腕に抱きつき身を寄せながら等面々を見据え目を細めて笑む)……(ふとベーゼ?とジュリアン、ルーシーが視界に入ると無邪気に笑んだまま手を振った) 」

Unknown「口を開かせたら死の呪文でも唱えるのかアンタ、それはおっかないな ……(パスクワラを視界に入れ、名乗ろうと口を開きかけるがすぐに口を噤みアイス棒をゴミ箱に捨てマヤの手を掴む)行こう、ギルの奴の事だからいつもの場所でまちぼうけてる ……? なんだアンタ、胃の調子でも悪いみたいな顔してるな(出て行こうとしたところ瀬那と向き合い顔をしかめ紫色の瞳で彼の姿を視界に入れ、直に目を逸らす) 」

瀬那「……!(ルーシーの反応を見、やはりただ事ではないと察する)ルーシー、お前知ってんのか、アルのこと…つーか、お前―――(そして、困惑と不安が支配する表情でUnknownへと向き合う)―――アル………?  やっぱ言いたいだけかっ!!(汗汗 ジュリアンに) 」

ベーゼ「――――。(マヤとUnknownを見る。彼の中で不思議な感情が巡っている) 」

ジュリアン「ちなみにこいつはあば○れ!そしておいらはナイス“ガイ!――黒人”!!(ニコッ) 」

パスクワラ「(キャップを被りTシャツ姿の褐色美女がジュリアンを遮る)その通りだ、話しかけないほうがいいぜこういうの。ハズレもハズレおーはずれ。 壊れたスピーカーより酷い。 私はパスクワラ・フェルレル、見ての通り外国人だ。 」

ルーシー「 ……え?(明の問いに思わず目を丸くし石のように固まる)……あの、言ってる事がよく……(ジュリアンのかけ声に反応し駄菓子屋の方向を見る) ……だ、大丈夫ですよ!きっとおかしくなってるのはこの町だけですって!ね?(瀬那の肩に手を添えつつ彼が視線を向けた先を見る)……?……!?(Unknowun、マヤの姿を見や否や冷水をかけられたように血の気が引いて行く) 」

瀬那「ソレ言いたいだけかっ!(汗白目 ジュリアンに) 」

ジュリアン「超丸投げ?それじゃ困るだけ!(←わかってんのかよオイ!)バチッ!(右眼をバチッ!っと閉じて振り返りUnknownに)ああその通りだぜBoy…?俺に口を開かせたら最期―――!! 」

瀬那「超丸投げですかァーッ!?(汗 ジュリアンの丸投げに驚く) 」

瀬那「けっ!ノロケやがってよーちくしょー!!(白目おこ ヒロに) や、ビビったぜマジ…こりゃ口答えできねーナ(後頭部を掻きながらルーシーに)で、できねーと困るっつの!はぁ、もどうすりゃいいんだよぉ……脱出っつったって手掛かりナンもねーし…(テンション↓↓ ルーシーに) み、見たけどあれただ死んだフリしてただけじゃねーの!?(汗 明に) はあ、とりあえず聞き込―――――――………あ、あ……っ…?!!(Unknownを見て、思わず言葉を失う) 」

黒髪の少女?「(マヤと呼ばれたその少女は頬を膨らませアイス帽を口から話表面を見る)君ってばこういう人苦手だもんねー…つまんない、またハズレー…チェッ 」

ジュリアン「おっとっとォ なんと。(目を丸くする、アンド唇引き攣って変な顔をする)おばあちゃんでなく、女の子だ!(って言ってみんなに紹介する感じに振り向きながら言う)それが俺たちにもわからない、もしかしたらそうかもしれないな! HEY!!(みんなを呼ぶ)―――俺じゃなく後はこいつらに頼むぜ!(問答をすべてみんなに丸投げする) 」

Unknown「(店内にてAlvisと酷似した黒髪の少年が対になるように座りジト目でジュリアンを見つめる)……『マヤ』、話しかけない方がいいぞこういうの 」

明「えっへん!どうだ!見たかっ!(瀬那に) …ひ、人の下着を見ておいて反省ナシ!?どーゆー神経してんのよッ …まぁあんなんで死んじゃうほど私は弱くないけどね(小声で誇らしげにつぶやき) …話を戻すけど、もし“君自身”がこの場を作り上げているとしたら――――……(ルーシーを見据え) 」

黒髪の少女「(黒い頭髪の少女がアイスをくわえ足をぶらぶらジュリアンを赤い目で見据える)……オニーさんタイムトラベラー?バックトゥーザフーチャー?クスクス…面白い人だね、2008年から来たってこと? 」

ルーシー「すげえ死者蘇生だ!しかもそれ禁止カードですよお嬢さん!!後寿命縮みました不謹慎ですやめてください!!(涙目)  (ルーシーりん…!)(何故かキュンと来た)えへへ、見かけに寄らないものでしょー白井さん?……って笑ってる場合じゃありませんでしたね。どうしましょうこの状況、脱出ってできるんでしょうか… 」

ルーシー「(どっちに向かって話してるんだろうこの人…けど)丁度10年前に戻っている……そう考えると合点が行きますね、行きます…けど…… (ベーゼの問いに対し戸惑うが首を縦に振る)……私、少し訳があって一枚の写真に写ってるお屋敷に行った事があるんです。そこも、ここと似たような事が…って何いしてるんですかクリケットさああああん!!? 」

ヒロ「…ほほぅ、俺の彼女に勝てるくらいの可愛い女の子と歩いてるところ見れるの期待してるぜー、まぁそんなことはないと思うけどなHAHAHA!(ノロケノロケアンドノロケ)(瀬那に)…生きてたか、よかったー、俺が殺したと劣思った(明に))…ん?5年以上ま………あっ………(何か昔を思い出したかのように天を仰ぎながら硬直する) 」


瀬那「へっ、見てろよ!とびっきりカワイーコ連れて歩いてやるかんな!(ヒロに) わり、ちょっと見せてくれ(背後からルーシーのスマホ画面を覗きこむ)……嘘だろ、なんだよこれ…(反転世界…いや、違う。時間を遡るなんて聞いたことねーし…知らない間に異世界へ迷い込んだ…?)……もしお前の言うことが本当だとしたらサ。……ここ、少なくとも5年以上は前の時間が流れてる、ってことになるぜ。………………嘘だろぉぉぉぉぉぉおおおおおおっっ!!!(汗汗 頭を抱えて絶叫) あ、オレっちは白井瀬那。19歳少年野球コーチやってんぜって軍人さんっ!?よろしくなールシりん(なんか、あの学園襲撃の事件思い出すナ…) うぉぉお生き返ったぁぁぁぁぁぁ!!(明に) ダイレクトアタァァァァァック!!?(白目 ジュリアンを見て) 」


ジュリアン「ルーシー・ヒルダガルデ!あったことない こんな綺麗な娘 いまだかつて!(韻を踏む) 何の話だい お困りかい?なら俺にまかせてよ とにかく確認! 状況? 向上? 良好? そうこう!してる間に時間過ぎるぜ だから俺はここで動きたい 謎解き明かしたい 期待 応える自分次第。(そういって駄菓子屋に凸)すいませえええええええん!!HEY!!ばっちゃん!!ここって…5年前ー!?(とんでもないことをダイレクトに聞く) 」

明「本当に死んだとでも思ったかぁああああああああああああああああ!!!\テッテレー!/(復活!) 」

ベーゼ「こんな経験は初めてだ。・・・・一体何が起きている。――心当たりは?(ルーシーに) 」

ヒロ「……間違いない……ここは町並みだけ…10年以上前まで遡っている!!!!!(カメラ目線)あ、西口さんナイスピッチ(テレビを見ながら) 」

ルーシー「あ!丁度良い所に自己紹介という機会をくださった親切なナイスガイがいらっしゃる!!(集中線)ルーシー・ヒルダカルデ16歳軍人ですッ!!よろしくお願いしますくりk……コルケットさん! え?ええ…!?いやだってこの人若くなってないですか!?おかしくないですかこれ! 」

ルーシー「えっ……嘘やだこれ、TOTUZENNOSHI!!?なんて恐ろしい子…!(明の着地失敗を見てガラスの仮面作画) ……(ベーゼの言葉を聞き沈黙、首を横に振って頭を抑え混乱しているような動作) ”ポストに付随しているY字路角のお店”…条件はあってるんですよ。それにここ、今調べましたけどこの駄菓子屋5年前にはもう…… 」

ヒロ「……なんてことだ…ああっ、高木浩之選手もいる…俺の名前の由来の人だ……(テレビに張り付きながら)…わかる、それめっちゃわかる!!(誰かのためにって願いが~に賛同)(ルーシーに)……泣くな瀬那……お前にもいつか彼女できるって、この俺でさえできたんだぞ(瀬那に)そろそろ手首が粉々になりそう……死んだ!?(明を見て) 」

秋山 駿「はぁ……帰るか。(声‐山寺宏一) 」

スーツ黒人「サラっと人が死んどるやんけ!!(明みて驚愕)…(紙幣を取り出す)ってこれは新ドルやんけー!! 俺の名前は、ジュリアン、ジュリアン・コルケット。 クリケットじゃないよ。(ドヤ顔で登場しかも誰も聞いてないのに自己紹介!なんなんだこいつは!) 」

瀬那「うわわわわっ(慌てるルーシーを見て慌て、スマホをキャッチし安堵の溜息)あ、そうそう!そんな感じの名前でさー……へ?な、なに…いやいやいや、ちょっと冗談ヤメロって~。ちっとバグってるだけだろ、な?(汗笑のままルーシーに) お、おう!お兄様な!!(汗汗) 」

ベーゼ「あぁ・・・・・時空がおかしいのか、はたまた何らかの怪異か・・・・。 」

明「えーやだメロンパンきらーい(エミリー?を見て) えっあ…すすすすみません(汗(秋山に) 訂正!!老人じゃなくてお兄様ね!!!(瀬那に向かって) へ……?(ヒロに想定外のことを指摘され、着地に失敗し―――“死亡”。) 」

ルーシー「え、ええ!?カブレラに和田!?エース石井貴に赤田まで…なんで!?団長がファンだった選手がなんで!!?(白目) はい!じゃあさっそく場所確認してっt…うわわっと!(楽しみでしかたないのか慌ててスマホを落しそうになり何度が弾ませてキャッチし画面を見る)あった、ベーカリーBRANKET……ってあれ……”ここ”がそう……なの…?(現在地を確認し前を見るが、そこはただの駄菓子屋だった) ええっ…それが今年に配信されたってつまり……まさかこの時代そのものが……? 」

ベーゼ「俺も少ししかやってないからな・・・あまりわからないが・・・。MGS3のトレーラーは2003年に最古の物が配信された。かなり古いぞ。 」

ルーシー「そうでしょうっ、誰かのためにって願いが間違いの筈がないんだから!(某正義の味方感) あっほらあそこ……は違うパン屋さんですね、多分お店の名前が違うと思う(けど売り子さんかわいいな…) え、えーーっと……つまりどういうことですかっ!(MGSを知らない故の迫真) 」

瀬那「ちょっと待ってブーメランンンンンン!!その言葉ぶん投げても綺麗に自分に帰ってきてぶっ刺さっちゃってるからァ!!(汗汗 明に) う、うるせー!オレはまだ育ち盛りなんだよ!(汗 明に) あー、だよなー!そろそろ夜市も始まんだっけ?……あーあ、お前は彼女いていいよな。オレっちはムサいお祭りを楽しみますヨ…(ほろりと泣きながらヒロに) あ、そーなの!?マジで!?つかなんそのマシンガントーク!!(汗 ルーシーにまくし立てられ驚く)その全部乗せ混ぜ込みパンはチョー不安だけど…まーたぶんそこだナ!んじゃさっさと行こうぜ!(ニシシと歯を見せる) 手のひらクルックルやなお前!?(汗 ヒロに) 」

ヒロ「……(道端のテレビを見る)あれは……カブレラ!?和田!?それにエース石井貴に赤田まで!?……おかしい、約10年前の光景がなぜここに……!? 」

ベーゼ「(段ボールから出てくる)聞いた話によるとだ、MGS3が今年発売(?)されるらしい。・・・これはおかしい、だろう?(ルーシーに) 」

秋山 駿「ちょっと、老人って…酷くなってない?(汗)(声‐山寺宏一) 」

エミリー「フランスパンにロールパン!メロンパンはいかがデスカーー!?(店の前で叫んでいる) 」

ヒロ「……おっ、そうだな(納得)(ルーシーに)瀬那、大げさすぎるゾ(瀬那に) 」

ルーシー「いやー…だって体型って深刻なもんだいじゃゲフンゲフン…あっ!そうそすそれそれ!(ぽんと手を叩き表情が今日一番明るくなる)私もそのベーカリー探しにきたんですよー!ネットで見た情報なんですけどイチゴ?クリームとチョコビスケットにアイス(淡々と甘いものの組み合わせが続く)を混ぜ込んだパンがあるらしくてですね!まああもう待ちきれない早く生きましょう! …っとあれー、どうしました?(心配そうに明の顔を除き込む)ひょっとして……何か気付いた事ありますか…? 」

ヒロ「……あっ、回避された!(飛んだ明を見て)…(そうた、ここは心理的な攻撃で…)…おい下から見えてるぞ(ジャンプした明に)……アイスかー…俺も食べたいな、夏祭りで(瀬那に) 」

ルーシー「(ゴキブリ並の速度で戻って来た!正直思っても悪い事なんだろうけどゴキブリみたいでフツーにこわい!!)え、えーっと…どうだったスネーク?。紅茶でも飲むか?(ダミ声) えー……(今一ピンと来ない様子)別に渡された物だし何もまずいことは無いんじゃないかなって思うんですけど私だけですかね。だって困ってる人見かけたら何か持っている物でなんとかするでしょ?( 天 然 )  」

明「なるほどなるほどー、分かりました!(メガホンをどこからともなく取出し)おい貴様ら!!老人が疲れてるんだぞ!!静かにしないか!!!!(※近所迷惑)(ヒロと瀬那へ向けて) ―――甘いッ!!はッ!!(華麗なコンドルジャンプで水鉄砲攻撃を回避) ……食べ物の話ばっかやね、君の未来を予言しよう…体重114514㌔だ!(ビシィッと瀬那を指差し) ……(ルーシーの発言でこの場そのものを疑い始める)(――――そもそもここは“本物の町”なのか……?) 」

瀬那「ま、それも淡い青春の1ページですヨ。騒ぎながら掃除したプールサイドに腰掛けていただくアイス…あー、ダメだ。思い出しただけでアイス食いたくなってきた。(ヒロに) 」

瀬那「いったいどこがステータスだってんだ…いや、そりゃこっちのセリフだぜ!騒ぎを聞いてちょこっと覗きに来たんだ、オレ(明に) ぶばっ!(汗 ルーシーに解放される)アナタのやる気スイッチちっと気合い入りすぎじゃあありません!?(汗)ったく、ベーカリー探しにきてたのに散々だぜ、マジ……つか、ここの人?ちょっと良いパン屋とか知らねー?用事とかなくてヒマだったらでいーんだけど(ルーシーに) 」


ヒロ「可愛い女の子ならいいんだけどなぁ、そうじゃなかったらちっとムッとするよなぁ~(瀬那に)…Yシャツに撃ったら需要ありそうだって言いました(水鉄砲を撃つ)……真面目に言うとね、女の子の上着を借りるのは男としてまずいだろうということ、だと思いますよ(水鉄砲を下ろし急に紳士顔になりながらルーシーに) 」

ベーゼ「(MGS3・・・?かなり古いな、しかも"今年"だと?今年はファントムペインだった・・・はず。)――――カサカサカサカサカサ(戻ってきた) 」

「おいなんだありゃ、スネークか?」「そういや今年のE3見たかよ、MGS3のグラかなりイカしてたぜ、流石こじプロだな」(MGS3のトレーラーは2003年に最古の物が配信された、かなり古い情報である) 」

秋山 駿「見てると何だかはしゃぎたくなる気持ちは、わからないでもないんだ、けど……おじさん、疲れちゃった。(苦笑(明に)(声‐山寺宏一) 」

ベーゼ「――――カサカサカサカサ、サッ!(段ボールに潜みながら町の様子や町の人々の会話に耳を傾けてみる) 」

ルーシー「らーめんはくぶt……(あ、いけないよだれ出そう)ううん、それはさておき…確かにそういうテーマに沿って行動してるって訳じゃなさそう、ですよね……(ふと街道が続く先に見える港と水平線を見つめる)……地図だとあそこ、とっくに埋立て地になっている筈じゃ…ってスニーキングミッション!?なんで!?(頭上に【99*99*99】が表示される) ハッ……え、えーと、あははごめんなさい、うんその…ほら、女の子ってコンプレックスあるとスイッチはいり易くなる物でそのー…スイマセンデシタ(苦笑しながら硬直) 」

明「ダンボールは水に弱い、や…(ベーゼを指差しヒロを見る) ……はい?―――今、なんと?(^^)(再び水鉄砲を向けられているということに気づき) あっ…(察し(ヒロと瀬那を見て秋山に) まぁステータスみたいなもんだし問題ない問題ない!…ところで俺達ここで何してたんだっけ?(すっとぼけー。瀬那に) 」

瀬那「え!? あぃ!!?(汗)(ベーゼのダンボールを見て驚愕) ちっげぇぇぇぇぇ!!誤解ぃぃぃぃ!!なんだこのアウェー感!誰かマトモに話ができるヤツを寄こせぇぇぇぇっ!!(汗 ヒロに水鉄砲を向けられ両手を上げる) 」

秋山 駿「え?あぁ……そう。(明をみて、苦笑)正直なところ、元気が有り余ってると思ったのは、そっちの男達のほうなんだけどね。(声‐山寺宏一) 」

瀬那「は、はい!?ハイィ?!お嬢サンちょっと待っ、首っ、がくがく揺れぇっ!ンなこと一言も言ってませんけどぉぉぉっ!!はなひてぇぇぇぇぇっ!(汗涙目 がっくんがっくん) だろ、だろぉ?やっぱ1人は居んだよプール掃除の鬼がさぁ~。ま、オレっちは水かけられる側だったけどナ!! なンだとォ!?お前今なんつった!よく聞こえなかったけど物凄く失礼なこと言いませんでした!?(汗 明に) 」

ヒロ「ワイシャツに水鉄砲かけたら面白いことになりそうだね、独り身の方にとって(明に水鉄砲を向ける)……なんて失礼なことを!(ルーシーの勘違いを真に受け、瀬那に水鉄砲を向ける) 」

ベーゼ「・・・・。(ルーシーの目の前で唐突に段ボールを取り出し、被る)―――――カサカサカサカサカサ。(街の人々にばれない様に諜報活動) 」

明「えーなんか変な匂いするー、つーか【自主規制】?(ルーシーにカーディガンを返した様子を見て瀬那に) まぁな!!とびきり元気★スーパースマイルが売りな大人気売れっ子JKアイドル明ちゃんとは私のことよ!(秋山にウィンクを飛ばし) 何言っとんじゃい!(汗(ルーシーにノリツッコミ) …ラーメ〇博物館(地球基準)やディ〇ニーランド的なわざとそういう風に構造を練ってあるとは思えないしなぁ…うん(髪をかき上げ、辺りを見回す) 」

ヒロ「……そういや昔プール掃除サボってるやつによくこんな感じにやってたなー…いやー懐かしい…(瀬那に) 」

ルーシー「ヒューッ!ハラショー!!(って女の人が脱いだら言うんだってアヤメ?が言ってたよなぁ)濡れちゃいましたねー、まあ梅雨で蒸し暑いですし丁度いいかも(苦笑)ってうわお容易良い!?あ、これはあなたが使ってください私はいいですからー(明にヒロから譲ってもらったタオルを渡しにこり) えっ……ひょっとして私なんかみたいなおでぶの上着は汗臭そうで嫌って事ですか!?そうなんですか!!?(天然故に勘違いし瀬那の襟を掴んでゆっさゆっさ) (ベーゼ同様辺りを見渡し)……何か、違和感感じません?私がズレてるだけですかね……ううん、やっぱりおかしい……何もかもが昔基準過ぎる… 」

ベーゼ「・・・。(妙な街だ・・・レトロ、というのか?今の時代にはまるで合わない服装だ。ここのファッションか?) 」

秋山 駿「ふぅー……(一服している) 元気だねぇ…… (声‐山寺宏一) 」

瀬那「―ばばばばばばばべっ!!(白目 気合いでヒロの放水から脱出)わ、ワザト向けてんじゃねーよお前ーっ!鬼か!校内プール掃除の鬼かっマジ!(汗 ヒロに) あー悪ィ、タオルなんて借りちゃってゴメンナサイネー…って、あれ、お嬢サン?(汗汗 カーディガンを受け取り、小首を傾げる)いや使ってくださいな~(スマイル)じゃねーって!これアレだろ、お嬢サンの上着!こんなんでお顔拭いちったら俺ッチの社会的地位が危ぶまれるっつーの!(汗 慌ててカーディガンを返す) えぇえっ!?初対面早々変なやつ認定デスカーッ!?(汗 明に) 」


ベーゼが辺りを見渡すもsub Phariという町の風景はごく普通のアメリカの田舎のような市街地だった。しかしよくよく注視すると家電店の前に展示されている商品は一昔前の物であっったり、道行く人のファッションは共通して何処か古めかしい事が伺える


ヒロ「……あー、悪い…君にも当たっちゃったか(ルーシーにタオルを差し出す)これでも使ってください… 第二射目(水鉄砲を向ける) 」

明「まぁ嘘でもなんでも都市伝説とかだとよく聞く話だしさ、別になんとも思わないよ(けろっとした様子でルーシーに) よっしゃあ捕まらない俺は勝ち組ぃいいいいいいいいいいっておまクラッカー向けんな!!!(汗)(ヒロを見て) 」 


ベーゼ「――――!?!?(ルーシーが涙目になったのを見て酷く狼狽している) 」 


ヒロ「銃刀法はこの世界にはないぞ、地球ならあったけど……この世界で銃刀法なんてあったら大半の人捕まるから(ルーシーに) 」 


ルーシー「(お、お怒りでいらっしゃる、もうダメなんだ、何か触れてはいけない何かに触れてしまったんだ…!やられる…ッ!)(デフォ涙目) うーん…どう、なんでしょうね……私もこの事調べ始めたばっかりだし…って信じてくれるんですか? そうじゃなくって…えーと、銃刀法ってあったっけこの国!!(今更感) 」 


ヒロ「……そうじゃなくて?(ルーシーに)……お、明じゃないか!……頭おかしいとはなんだよ!!(クラッカーを明に向ける) 」 


明「…それってさ、まさかだとは思うけどその時代の人が生きてたってことに繋がんのかな(顔を上げ、横目でヘーゼを見る) うっわぁショットガン持ってるやっべ!!俺んとこは銃とかダメな国だったから新鮮だぜ!フリーズとか言われちゃったらどうしよ あたまおかC(白目)(ヒロを見て) 」 


ベーゼ「―――?(くるんとルーシーの方を向く。顔が顔だけに怒ってるようにしか見えない。) 」 


ルーシー「ビクッ(ショショショショショットガンンン!?町中でなんていうものを持って歩くんだこの人!いや落ち着けこの世界じゃよくあることだよそうだよ落ち着こうよ)は、ハァイ!(裏返った声でベーゼに挨拶してしまう) あ、ご友人のお誕生日ですか?おめでとうございま……じゃなくって!そうじゃなくってっ!! あはは…いやぁあくまで例えでしょ。どう考えても”昔”にしか存在しなかった筈のものがあるだなんておかしいでしょ? 」 


明「……―――“潰れた筈のお店が営業している”?(腕組みし長考) そんなお店あったっけ……ちなみにその店の名前は知ってたりすんの? うっわぁークラッカー通り魔とか初めて見たわ―怖いわーっておま…ヒロ!?!?(久しぶりの再会に驚愕) 」 


ヒロ「ハッピーバースデートゥーユーーーー!!!!!(意味不明)(パンパン鳴らしている) 」 


ベーゼ「ブォォオオオン・・・・キィィ。―――プスプス。(バイクを止め空間にしまう。)――――スチャ。(そして用心のためかショットガン片手に街道を徒歩で進む。前方にはルーシーや明がいる) 」 


ルーシー「(ニヤけてる…口元が超ニヤけてるぞこの人、何か良い事あったんだきっとそうだ)んーと、何とはハッキリとは言い辛いんですけど……(ペンを頬に当て苦笑いをし考え込む)『最近昔の新聞が投函される』とか、『潰れた筈のお店が営業している』ってコトありませんでした? クラッカー!?クラッカーなんで!?ていうかここ市街地ですよねちょっとおまわりさん!おまわりさん私だったやべえ!! 」 


ヒロ「(クラッカー型花火を打ち上げながら歩いている) 」 


明「おっ…マジ?何調べてんのー?(うっひゃーこの子ちょーかわええ、天使やわ~)(ルーシーを見てにやけ) 」 


ルーシー「どうしよう、地図とまるで町の様子が違っている上に何もかもスローに見えて来た。これはテケテケとかそういう都市伝説溢れる魔境なのかもしれない(白目) はえっ!?(背筋がピンと張り一歩後ずさる)ミ……ミステ…?え、ええっと記者の方ですかね……あはは……実は私もそのおかしなコトについて調べものしてるんですけどえーと……き、奇遇ですね!(汗笑) 」 


明「ぐぬぬ……(あぁもう駄目だ、ぜってー追いつかね。死んだン……おっ)(ルーシーがこちらに笑みを向けたことに気づき)(よっしゃ今がチャァーーーンス!!ダッダダダッダダダッ)(徐々に速度が早くなり彼女の目の前まで来て) ミステリー同好会NO.1の明ですッ!!最近おかしなことありませんでしたかッ!!(どこからともなくボールペンとメモ用紙を取出し) 」 


ベーゼ「(街道をいつになくゆっくりとバイクを駆けていく) 」 


ルーシー「地図の様子とも大分違ってるし…あれーでもここ番地合ってるよね、困っ… ビックゥッ…え、えぇーっと…私に言ってるのかな……はいお呼びでしょうか!(両手を重ねにっこりと気前の良い笑みを向ける)(私が言えた事じゃないけど競歩会しているのかな、凄くスローだぞこの女の子) 」 


明「ドドドドッ ドドッ ドドドドドッ おぉーい!!(なめくじ並みのスピードで走りつつ、ルーシーの方へ声をかけ)(あれ、なんでだろ……走っているはずなのに遠くなっているような気がするぜ…)←足が遅すぎるが故に 」 


ルーシー「(私服姿でメモとペンを持って後ろ手を組み街道を歩く)(当分謹慎って言われてもなぁ……アヤメったらいつまで子供扱いする気なんだろ)スン……塩の匂いがする…(おかしいな…ここって海に近かったっけ) 」












アヤメ「ハハッ…さあなんの事やら、ルーシーとだけの秘密が多過ぎてどれのことを言っているのか検討もつきませんな  ……悪い『夢』だよ、いつかは覚めて終わるただの怖い夢だ……(乾いた笑いを零しクレメンティーネを担いだまま階段を上って行った) 」

クレメンティーネ「・・・(あの、一人寂しく、眠り続ける少年、あれは一体、でも、あの少年を、考えると、それだけで・・・それだけで、私の全てが、否定されるようで、怖かった・・・これ以上、もう、何も考えたくない・・・。)怖かった・・・。(肩を貸されて、それに甘んじながら、零す一言はとても彼女らしくない弱音だった) 」

セコンダ?「……隠し事か後処理か知らんが、程々に頼むよ  気の利いた言葉………ケーキとコーヒーが待っているぞ、それで少し落ち着こう 」

アヤメ「………(返答はせず目を逸らし無言でクレメンティーネに歩み寄り肩を貸す)申し訳在りませんがセコンダ先輩、この娘に落ち着かせるよう声をかけ続けてくれまうsか、今の私じゃ気の利いた言葉をかけてやれそうにない 」

レトヴィザン?「私は『お前に』『ここから』連れ出してやれと言ったのだが、何か不都合があるのか 」

アヤメ「(声をかけられ螺旋階段にもたれかかりながら敬礼)……グレムリンの遺体は有毒性です、私が始末をしますので准将がクレメンティーネに付いてやっては如何かと 」

レトヴィザン「無理はしなくていい、安静にしていろ 済まないな、彼女を頼めるかセコンダ そうだ、付添人があと一人ぐらい必要だな––––アヤメ 」

セコンダ「了解した、追う相手の情報が少しでも手に入るのは有難いからな……ケーキ…よし、貰おう  (トラウマをモロに刺激されたのが相当堪えたのか……)まだ落ち着けなさそうだな、私も手を貸そうか 」

クレメンティーネ「(レトヴィザンの問いにこくり、と頷き、壁に手をかけながら、よろよろと立ち上がる)ぅ、う・・・フーッ、フーッ・・・。(そして、深呼吸) 」

レトヴィザン「ガウェイン?、後始末は任した(クレメンティーネの両肩に手を添え)大丈夫か、立てるな 今後我々はこの遺体の解明と『殺人鬼の討伐』を最優先に行動する、この件に堕天使の介入が始まる前に片を付けなければならない。今日は以上だ、ここに居ない作戦参加メンバーには追って詳細を伝えるとしよう……気分直しと言ってはアレだが上でコーヒーとケーキでもごちそうしよう 」

セコンダ「そう……だったな……駄目だ、まだ思考が纏まらん……だが、此処に呼ばれた意味は…理解できた。月見浜の殺人鬼についても 」

クレメンティーネ「(赤くなった目を薄く開いてコクコク、と頷く、ちゃんと話は聞いているという意思表示らしい) 」

レトヴィザン「(クレメンティーネの前に片膝を突いて頭を軽く撫でる)済まない事をした、必要事項ではあったが この場にいる人間のみならここを埋め立ててこの件は終了だ。だが先程も言った通り、月見浜町?に潜む殺人鬼は遺体から採取した破片を所有している。この遺体の性質も我々より熟知している以上、凶行は単なる殺戮だけ留まらないだろう。このまま事が進めばヘンリーワグナーのような犠牲者の増加、今保護している双葉麗奈の身柄等どうでもよくなる事態に発展する危険性が高い 」

セコンダ「分かった、極力そいつには近寄らないとしよう…… いっそ入り口を完全に塞いでも良い位の代物だな、何かの拍子にこの一帯が消し飛ぶなんてことも有得てしまうという事か……この事を知っているのは、この場に居る人間だけか 」

クレメンティーネ「スン、グスッ・・・、た、ただでは、す、済まないのね・・・ヒック・・・。(一瞬、触れたときの事を思い出してしまい、また目が潤んでくる) 」

レトヴィザン「死ぬな。ハッキリとこの際言っておくが『破片』に触れれば即死では無いにせよタダでは済まない ああ、処理所かここで厳重に放置するしかないと考えている。月見浜町の急速な発展もこの遺体による加護だと考えればこいつはかなり昔から相当な量の災害を溜め込んでいる筈だ。それを破壊し万が一全て解き放ってみろ……君達が想像を遥かに上回る事態に発展する事は言うまでもない 」

セコンダ「全貌は分からなくとも、元凶と分かっていてこんな所に置いているのは……対処の仕様がないからか、それとも……別の使い方を考えているのか……そいつにもう一度触れたら、私は死ぬと考えていいんだな……(かつて派手な傷跡があった額に手を当て) 」

レトヴィザン「全貌は把握しきれてこそいないが、確定している事実だけ答えよう(越に当てたナイフを遺体を覆う水晶に突き刺し、破片が床に落ちる)この破片は双葉麗奈やヘンリーワグナー、こ事件の犠牲者や被害者に付き纏う物質であり黒い雨の『元凶』ソロモンの『根源』……そして、触れた者から『幸運』だけを残しあらゆる『不幸』を吸い出し『身代わり』になり続ける不滅の遺体。二度触れた者にはその倍の『不幸を返す』殺戮兵器であると 」

クレメンティーネ「フーッ、フーッ、フーッ・・・、ヒッ、・・・。(涙を抑えながら、荒い呼吸だがレトヴィザンの説明を聞いている、頭に入ってきているかはおいておくとして。) 」

ルーシー「……––––!?…ッ!!?(口元を抑え膝を突き壁に手を付け目を逸らしてしまう) 」

セコンダ「……(恐怖に怯えるクレメンティーネの手を掴み)…落ち着け、私も冷静にはなれないが、大丈夫だ……多分、な  おい、待て、これ以上何……を…(グレムリンが遺体に触れ、絶命する様が目に入り)……答えろ、あの『遺体』は何だ 」

レトヴィザン「……これが、こいつの危険性を熟知した私がこの事件に着手し執着した理由。セコンダ、お前では耐えられた傷でもこのグレムリンにはそれができなかったようだな。ご覧の通り、月見浜町の殺人鬼が必ず使う手段はこの遺体の力を要いたものだ 」

クシャリという音を立ててグレムリンの中指に切り傷、そして顎に深く抉られた後のような傷が出血も無く刻まれ、音も無くして絶命した 」

レトヴィザン「(恐怖、動揺する二人の様子を暫く視界に入れるが何も反応を示さずすぐに踵を返し、予め地下室に配置しておいた麻酔漬けのグレムリンを持ち上げる)体験して初めて理解できるだろう、言葉で伝えるよりも直接的にな。そうだ、これは異常にして存在そのものが忌まわしい産物、そして––––(そのままグレムリンの体を水晶に押し当てる) 」

セコンダ「……なあっ!?(どうなってる……?あの時も、あの時も……避けられなかった傷、だった…状況その物を、変え……)……ッ!!(慌てて手を離しつつ『遺体』から距離を取り、先程まで『遺体』に触れていた手で傷があった額に触れる)……無い、ナイフを止めた時の傷が……無い… 」

クレメンティーネ「―――!!!!(脳裏を過る過去、自分の存在というもの、血を恐怖する理由が、頭の中を突っ切って行き―――)ぁ、ぅぁ・・・あ、いや、嫌・・・嫌だ・・・や、やだ・・・わ、わた、私は・・・わ、私は・・・(涙目になり、地面にへたり込み、パンドラの遺体に向って両手を突き出して視界に映らぬようにしながら、恐怖で後ずさりする) 」

唐 突 な 耳 鳴 り 脳裏を過る過去、その傷を受ける直前のフラッシュバック。あたかも歴史が改竄されるかのように記憶の中の映像では傷を受ける原因が回避され–––––今現在に意識が戻ると、二人の受けた傷は何も無かったかのように消失していた 」 

クレメンティーネ「並大抵の人間・・・ね。(ああ、血がまた出てこなければいいんだけれど・・・血を見ていると何だか、嫌な事を思い出しそうになる・・・)それじゃあ、お言葉に・・・。(右手の中指と人差し指で、恐る恐るだが、そっと触れる) 」

セコンダ「高尚な人間でも無ければ凡人でも無いよ、私はただの飛行機好きの変人……(触れてみろとの台詞にやや顔を顰め)……触れる機会があるだけ、幸福だと思わないとな(握り拳で軽く遺体に触れる) 」

レトヴィザン「代償を幸福と言えるなら君もまた、一歩並大抵の人間から離れた事になる、君達のような人間には”これ”は必要ないだろうが……一度触れて体感してみるといい 」

クレメンティーネ「(前に出て、右手の僅かに切れた人差し指を出す)この前、試薬を作っている途中で割れたフラスコで、指を切ってしまって・・・苦難はあっても、薬を作れて、それが誰かの役に立つならば私は幸福よ。 」

レトヴィザン「『今』はな……君程の究竟な精神の持ち主ならともかく凡人はそうは行くまい…… 触れてみろ。何心配はいらない、遺体に手を添えるだけだ、触れてみろ 」

セコンダ「(前髪を軽く払い、額の傷跡を見せ、歩を進める)……こんな仕事をしているんだ、古傷は一箇所や二箇所ではない、が……私はそれでも幸福だよ、一応は未来が見通せている……からな、アレを見て少し怪しくなったが 」

レトヴィザン「……(カンテラを手にし照らされた無表情を一同に向け)……そうだな、それを説明する前に諸君は”幸福”というものについてどう考えるか。価値観によって様々だとは思うが私が思うに共通した幸福とは肉体が『健康』であるコト、そして予定もしていない『不幸』に見舞われない事だと思う……誰か負傷した者はいないか、感知していない怪我でも古傷でも構わない、該当する者は前に出ろ 」

クレメンティーネ「・・・パンドラの・・・遺体、これはまた大層なお名前で・・・。(遺体、といっても、何かしら・・・人の形の、何かが・・・いや、人じゃない可能性も・・・) 」

セコンダ「………(パンドラの遺体、と呼ばれたものを呆然と眺め)…態々地下室まで拵える訳だ……で、”コレ”は……一体、何なんだ…?どうも頭が理解をしてくれないんだが 」

光を宛てると虹色の光沢を放つ黒い水晶。双葉麗奈の髪に付着していた水晶や、血染めの封筒に包装された水晶、それらが巨大な十字架のような形を成し、鎖で縛られて聖堂の中央に固定されていた。水晶の中には微かに『人の形をした何か』の影が微かに見える 」 

レトヴィザン「これを諸君の前に晒すのには2年という歳月をかけて上層部を黙らせる必要があった……我々は畏怖の念を込めて『コレ』をこう呼んでいる–––––– パ ン ド ラ の 遺 体 、 と 」

水滴のしたたり落ちる音が響く地下室、レトヴィザンがカンテラを翳すと”ソレ”はただ沈黙して彼等を見据える 」 


レトヴィザン「正直私もこの仕掛けに気付いた時は同じ感想を抱いたよ、あれは私が大佐…そうだな、君がクレメンティーネが入隊するよりも更に前だったか、あの頃はまだ増税もされていなくて生活に余裕があったな……最も、コイツをここに隠した輩は当時から、よっぽど切羽詰まっていたのだろうが––– 」

クレメンティーネ「ああ、成る程、そういう―――うっ、カビ臭・・・(お肌に優しく無さそうだわ・・・) 」

セコンダ「(……サイクルディーゼル…?何だそれは……いかん、落ち着いて仕事に集中……)……らしくないな、随分と感情的……隠し通路か、此処まで厳重だとは 」

レトヴィザン「(鉄仮面を被ったような機械的な無表情のまま首をクイと捻り)––––––入りたまえ 」

本棚に施された『仕掛け』が作動し、本棚の隣にある螺旋階段が回転しながら競り上がって床から離れ、隠されていた地下への隠し通路が姿を現す。円形状の入り口から下へ向かう螺旋階段は暗がりの奥底まで続いていた 

レトヴィザン「そう言ってくれるな、少なくとも”ここにいる我々”にとっては”吉良”となる事には違いない…–––今の所はだが(手に持った書籍を本棚に納めてある全く同じ寸法の本を押し込むように納め、重厚な金属音が鳴る) 」

ガウェイン「正直ゾッ……とする体験だよ、化け物と四六時中ドンパチランデブーやらかしているが向こうはココ(頭を軽く突き)がお留守な分可愛げがある。”ああいうもの”を存在させてしまう思考の持ち主が居るってだけで俺は当分飯が喉を通らん(レトヴィザンの隣で身振り手振り彼らしくなく感情的な口ぶりで) 」

クレメンティーネ「・・・体感、ねぇ・・・。(あまり荒事じゃなければいいのだけれど・・・) 」

セコンダ「(そういえば古いサイクルディーゼルエンジンの本を探すのを忘れていたな……早めに確保しておくべきか…いかん、仕事中だ…)……避けて、か…まあ間違いなく碌な物でもないんだろう、体感が気になるが 」

レトヴィザン「(広辞苑程の負熱さのある古ぼけた書籍を片手に一同を出迎える)よく集まってくれた、ご苦労だったな。埃の絶えない場所だがハウスダストアレルギーは居ないな、結構……聞いてはいるだろうが本部を『避けて』の会議だ、これが何を意味するかは……話すより『見て』『体感して』貰った方が早いだろう 」

–––––【大図書館】  bgm.  'Lullaby' - Triangle OST

ルーシー「………(じっと離れて行くクリス?の背を見つめクレメンティーネへの反応が送れる)えっ……あ、ああはい!そうだ行かなきゃ、置いてけぼりくらっちゃう!やーこの学校迷路だから見失ったら迷子になっちゃいますもんね!あははは…はは……–––– 」

クレメンティーネ「感知できるレーダー・・・ねぇ、私薬には詳しくても機械とか結構ダメなのよね・・・。(うーむ、と頭をひねる)・・・そろそろ行きましょう、ルーシー。(セコンダについて行く) 」

セコンダ「趣味の悪い奇策、なぁ……全うかどうかには最早期待はしていないよ、墓穴さえ掘らないで居てくれれば良いさ ……私も先に行くとしようか(クリスの後ろに着いて行く) 」

ルーシー「あはは…まあ私でも機動力を削げる程度ですいねー、クレポンさんにとっては歯応えが無いのも当然かも。そだ、ソロモンを感知できるレーダーでも作ればいいんじゃないですか……(指を立て微笑むがクリスが肩を透かして歩いて行き表情が陰る) 」

クレメンティーネ「あまり試験体が弱すぎると効果を実感できない、っていうのもあるけれど、危険と表裏一体なのが悩ましい所ね・・・私、正直弱いし。(自覚はあるようだ)・・・あまり頻繁にケガしないでもらえると嬉しいのだけれど・・・。(ぶっ倒れたイアン?を見て、ため息混じりに心配する) 」

クリス「ボスの考えはどうにも読みにくい、また趣味の悪い奇策を考えてなければいいがな……それはさてき10分後大図書館、歴史文献書庫の前に集合だ、俺は先に行っている 」

セコンダ「……あれ?イアン?ああ、ぶつかったのか……すまん、大丈夫か  本部はともかく、傭兵連中ともなると……まあ、状況が動くなら良いか… 」

ルーシー「サッ(風切り音を鳴らす速度で振り向きイアンだったものを見て、すぐにクレメンティーネに向き直り張り付いた笑み)しらみつぶしに弱いネフィリムを討伐するぐらいの任務ばかりであまり素材回収できませんでしたしねー…ネフィリムを瞬殺する程度の毒は既にあるしー、いっそのことロノヴェ級でも出てくればいいサンプル取れそうなのに……あっ(セコンダ、クリスの姿が視界に入り手を振る) 」

クレメンティーネ「クレメンポン・・・ッ、ッ・・・ッ、。(妙な呼び名がツボに嵌ったらしく、口を手で抑えて声を押し殺しながら笑っている)そ、それは何よりね・・・ああ、研究はぼちぼちって所かしら、ちょっと材料不足と試行回数が足りないのは否めないけれど・・・。 」

クリス「(その隣のドアを開け暗がりから姿を現す)一部の政府軍本部兵や傭兵も召集されるらしい。俺は”ここ”でブリーフィングする事に意味があるのではないかと考えてるんだがどう思う 」 


イアン「タッタッタタラリラーイッツミーマリsゆっぐりじでいっでね!!(セコンダの開けたドアの辺りを丁度歩いていたためドアがクリーンヒットしぶッ倒れる) 」 


ルーシー「ひゅい!(弛んでいたためか板で固定したように背筋が張り慌てて振り向く)ク…クレメンポンさ…くれぽんさん… ええ、御陰様で日常生活を不自由無く送れる程度にはなんとか(苦笑し肩を竦める)くれぽんさんの方はどうです?研究、捗っていますか 」 


セコンダ「(バァン!と力加減を間違えたかの様に扉を開け、ゆっくりと廊下に出てくる)本格的に行動に移るんだろうが……他に場所を用意しても良かったろうに 」 


クレメンティーネ「(ガチャ、と理科室の扉を開けて、その中から廊下に出てくる)・・・あら、ルーシーじゃない、体、大丈夫? 」 


ルーシー「(石畳の廊下、炭を水面に浸したような雨空を見上げる)……雨、かぁ…う~病み上がりには応えるなぁ、間接痛いし……(本部の兵士を召集しての会議だなんて、長引かないといいんだけどな) 」 





–––––月見浜町旧校舎––––––– 



ep1.––浸食する理想––
♪. op






「 ……一人ぼっちね   ––––––平気よきっとまた家族が出来るわ、あなたは愛される為に生まれて来たんだもの、この温かい世界に…そう、きっと… 」

「 うぇ…やだー、お姉ちゃんと一緒に寝るもん、返っても…またひとりぼっちだもん 」

「 はいはい、もー心配性なんだから…あら、もう消灯なのね。ごめんねマチルダ…また明日会えるから今日は寝よう?ね? 」

「 ほんと?ほんとだよね?お姉ちゃんいなくなったら私泣いちゃうよ?ずっとずっと泣いちゃうんだから、お姉ちゃんが天国に行ってもいっぱい困らせちゃうよ? 」

「 んー、少し長引いてるみたいねー、でも平気よ、大丈夫。マチルダちゃんとあの人を置いてなんて行けないからね 」

「 ねえ、お姉ちゃん。いつになったら隊員できるの?ひどい病気なの? ねぇ…いなくならないよね? 」


ザザ…––––––ッ 




ルーシー「姉…?ちょ…まって!そのマヤって人…––––っ!?(突然膝を突き唐突な耳鳴りと頭痛に絶えきれず頭を抱えて倒れこむ) 」

EvAd「君のお姉さん…――いや、“マヤ”は素敵なお嬢さんだったよ(一瞬だけ、右の紅眼が黒く光ったかのように反射し) ――おっと、これ以上は私の口からは言えそうにないな…(申し訳なさそうに) ――すまないがルーシー…時間だ、また会おう――――……(それだけ言い直すと帽子を深く“被り直し”、踵を返してその場から歩き去っていく) 」

火愚病「(う~ん、気になることはあるものの・・・。)・・・あの人たちはなぁにを話してるんだ?(聞き耳) 」

ルーシー「ふ、負傷!?そんな…!す、すみませんそんな事も知らずに…!(はわわわ) …何一つ…?何か、あなたは知っているという事ですか…私以外の誰かが知ってて隠しているようなことを、あなたは知っているのですか 」

EvAd「…… ――その様子だと…君は何一つ、知らされていなかったみたいだな。あぁ――すまないね、少し右肩を負傷しているもので…いや、気にしないでくれたまえ(腕組みをし、慈悲深い目でルーシーを見つめる) 」

ルーシー「(手を離し申し訳無さそうに眼を伏せながら首を横に振る)残念ながら…。ただ、私が持ってるこの高校の卒業アルバムに写っている場所で『こういったこと』が起きている事を知って、ただ転々としているだけなんです…だから、本当にここに来るのは初めてで… 」

EvAd「――ッ…!…いっ―――(手を掴まれ右肩が痛んだ模様。そしてわざと目を逸らすかのように) ――いや、それは違うだろう。恐らく“ここ”は何かしらの事態で発生してしまった“空間的矛盾”のようなものだ……ところで本当に君には――…“ここ”についての心当たりがないのか?(手をそっと離すようにしてルーシーに問う。彼女をどうやら“疑って”いる様子) 」

ルーシー「(この人は……この時代の人?それとも––––)パシッ(咄嗟にEvAdの手を掴み真剣な眼差しで瞳を見つめる)…一つだけ答えてください、バカバカしいとは思うけど……今日は、『2003年の八月一日』…ですか 」

火愚病「(おいおいおいおいおい・・・どういうこった・・・アイツ何モンだ!!?)(しばらくしてから、呼吸は整い少しずつではあるが動けるようになる)・・・この館、なんかあるな。(あと、マヤって誰だ・・・・?気になる・・・・。あの少年のこともだ。調べて、見るか。) 」

EvAd「――――!(嫌な予感が命中してしまい、少しの間口を噤む) …やはり、そう…か、そうだったのか……―――ここは…(重苦しい雰囲気を漂わせ、腰に左手を当て右沿いの景色を眺める) (――それにしても、この前の“傷”が中々癒えないな…) 」

火愚病「――――――ッ!!!!!?(彼が通り過ぎた瞬間、感じ取った気配によりドッといっきに冷や汗が噴き出る。しばらく硬直して動けなかったほどに) 」

Unknown「……ああ、そうだ…。”マヤ”は…美術室にいるんだっけ……ああ、暑い、うんざりだ…「(火愚病が目の前に居るというのに見えていないのか肩すかしに彼とすれ違う)––––––ザワッ…(その際に微かに放っている気配はかつて対峙した『英神』と酷似していた) 」

火愚病「(レインコートか・・・レインコート着てるやつにいい思い出はない。むしろ特A級レベルでヤバいのばっかだからなぁ) 」

ルーシー「(私の…記憶?)…確かに普通ではない場所…のようですけど私はここには初めて来ますし……それに… 」

ルーシー「(狐に摘まれたような顔をし立ちすくむ)…何故、それを…? あなたはいったい…(どうして…私だって私の事をちゃんと知らないのにこの人は…全部見透かしたみたいに…!) 」

EvAd「…――おや、これは君の“記憶”かい?(Unknownを見てルーシーに問う) …ともかく、“ここ”が幻想に近い存在であることに変わりはなさそうだね。 」

火愚病「(ん・・・?レインコート?こんないい天気に・・・) 」

EvAd「―――ああ、驚かせてしまって申し訳なかったね。ところで――…単刀直入に聞くが、私の記憶違いでなければ君は…“ルーシー”という名のお嬢さんに間違いないはずなのだが―――……(――違うと言ってくれ、頼む…)(それは彼女自身が“ルーシー”でないことを願っている風にも聞こえる) 」

Unknown「(Alvis…もっとも黒髪に黒装束、紫色の瞳であるなど相違点は多いが一度見かけた事のある『レインコート』に類似した服装少の年が虚ろな眼付きで館の周辺を見渡す)……鬱陶しい日差しだな…ああ、もう『八月』か 」

火愚病「・・・、・・・ア~ハァン?(ネイティヴな発音と共にその人物をよく見てみる) 」

カ タ ァ ン ・ ・ ・ …(火愚病が身を秘める位地に近い館の裏口、Evadやルーシーの死角の扉から火愚病の知る人物が暗がりから姿を現す) 

ルーシー「(首を左右に振って集団ではなくEvAdが個人である事を確認する)……私に何か…(こっちに来て初めて私を認識した…今まで会って来た『人のような何か』とは違う…) 」

EvAd「……(成程、そういうことか―――…)(手帳をぱたんと閉じ、ルーシーの方へ向かっていき) ―――ちょっといいかね、君。(後退りする彼女に躊躇なく話しかける) 」

ルーシー「……(アヤメは私を突き放した…けど、あの人は私を見捨てたりなんかしない、けど…教えてアヤメ、あなたは私から何を隠そうと…)…っ!(気配を感じ取りEvAdに視線を向け後ずさる) 」

EvAd「(…――このままでは、存在そのもの…いや、まさか―――…) ――ん(ルーシーに気づき、視線を彼女の方へ) ―――――……?(何を感じ取ったのか、目を凝らして彼女を見据えており) 」

火愚病「(あ~・・・俺、どうしよう。関わった方がいいかな。・・・だが、なんだこの館は?この感じ・・・冥界の泥の中に近い・・・そんな感じが・・・) 」

ルーシー「(無彩色の空間、じっと館を見上げ、手に持った写真と実体を幾度も見比べる)やっぱり…この日付の写真に写った全ては何も変わっていない… 」

EvAd「―――(某国、館の周辺を見回している) (ああ、ここが例の―――…)(何やら手帳に書き込んでいる模様) 」

その館は塵も埃も受け付けない、ここでは照りつける太陽などモノクロフィルムにおけるただの『白』でしかない。そう、不死とは変化を拒む事を指すのだろう、ここがまさにそうだ









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最終更新:2025年01月21日 03:14