侵攻編:限りなく近くて、限りなく違う

《隙間録 侵攻編:限りなく近くて、限りなく違う》


今まで、まったく感じなかった気配。

90層を攻略してから、急に感じるようになった気配。

警告にも近い、異常な胸騒ぎ。

霞「これは、一体・・・何なの・・・?」



今まで捜し求めてきたに、近い。

限りなく、近い。

近いようで、違う。

限りなく近いようで、限りなく、違う。



霞「幻の気配は感じる、だけど・・・違う、これは・・・」



何も、わからない。

何かが。



今まで感じた気配の中で。



決定的に、何かが違った。



しかしここまで来たのだから、歩を止める訳にはいかない。



この限りなく近くて、違う何かを突き止める為にも。




背筋を、今まで感じた事も無い悪寒が走り抜けていった。

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最終更新:2019年05月12日 20:35