Judgement Of Kings 第一戦 過去ログ

李劉冥「(ただ月を見る・・・何をするでもない、ただ月を見て時の流れを感じている) 」

謎の報道【──カオス界の住民ども、よく聞け。──…我々は今日、諸君ら──── 即ち、『青』組織と『赤』組織がともに争い、お互いを破滅させることをこれをもって命じさせて頂く────】

謎の報道【──よって、我等の命令に背く組織はいかなる報復をも受け入れるということへの証明となるだろう──】


───  第一戦 : 【蒼秤総裁機構】 vs 【Phoenixes】  ───


───  戦闘舞台 : 【寄宿舎裏道公園広場前】  ───


李劉冥「(両軍の争い、そして破滅か。命令に背く組織はいかなる報復も・・。めちゃくちゃだな・・・だが、国同士を混乱させるには上等な手段だ) 」

キュウカ「……───こんな夜遅くに抜刀命令だなんて、何の報道かは未だに分かっていないけれど厄介なものに変わりはないわね…いえ、それだけじゃない……このような公の場所で争い事など、彼らは私達『蒼秤総裁機構』を何だと思っているのかしら…───(戦闘フィールドにて、青組織の仲間達とともに赤の組織を待機している) 」

エリン「あの・・・キュウカさん、本当に戦うんですか?あんなの・・・た、ただの悪戯ですよ!それか罠!だから・・・お互い・・・傷つけあうなんて・・・。(キュウカの後ろを歩きながら) 」

キュウカ「…エリン、あなたはあの報道をそういう風に見ているのね…(苦笑し) ────それとも、赤の組織とは分かり合えるかもしれない、そういう希望を持っているのかしら…────?(顔を振り返らせ、エリンに) 」

アオ「―――――だとするなら、それは無理な話だよ。(アスファルトの地面を踏みしめ、視線を上げてキュウカとエリンの会話に口を挟む) …癪だが、あの報道の正体が分からない以上は指示に従っておくのが無難だ。相手が『赤』となれば、まさに一石二鳥。 」

アルヴィン「なあ、水を差して悪いんだけど……"報復しにきたところを叩く"ってほうが合理的じゃないか?(さらっと青の中に混じってる)(声‐杉田智和) 」

エリン「―――!!(振り返ったキュウカの雰囲気にビクつき顔を俯かせながらも)――――同じ、人じゃないですか。(ポツリとその一言だけ) 」

AS「例え何が起ころうと、俺は誓いを果たす、・・・赤が相手とあらば、遠慮など要るまい。(アオの隣に立って、警戒を強めている) 」

エリン「・・・・・そんな。(アオの言葉に再度俯く) 」

柴原「……様子を見に来て正解、ってとこですか(「影」に潜み、小型カメラを構え) 」

ピーター「(ウィスキー入りのボトルを紐で腕に括り付け戦地の近隣の岩の上にあぐらをかき待機)あーあーあー…昨日の報道訊いたかあれ。きな臭いわそもそも何の権限を持ってして命じているのかわかたもんじゃーない。よくウチのボスも乗り気になれたよなーこれ 」

ヒロ「……(赤が相手…おもしれぇ…男の華を咲かす時がきたぜ‼︎) 」

伊勢柳「…――遅くなってすまなかったね、君達…――いやぁ、それにしても…“蒼秤総裁機構”の規律の正しさには困ったものだよ、だって集合時間をちゃんと守ってくれるんだもの。ってことで“Phoenixes”のご登場、でーす(赤の組織一同とともに、戦闘フィールドまで歩いてくる。口調は穏やかだが青組織を煽っているようにも聞こえる) 」

ブルーノ「……全く、ついてねーや……久々に酒でも煽ろうと思ったってのに 」

李劉冥「・・・・。(戦闘フィールドまで歩いてくる、その顔はどこか浮かない) 」

ヴォルグ「よっとっと…(ローラースケートで滑りやってくる)キキィー…ウン、だいぶ乗れるようになってきたヨ! 」

キュウカ「そうね、王の言う通り…ここは素直に従った方が身のためだわ――相手は同じ人間よ、でもだからこそ、対等であるからには相反するしてしまう限り、相手を打ち負かすことでしか私達にはどうすることもできない…諦めて運命(さだめ)を受け入れましょう(アオの言葉を聞き、頷きエリンに悟る) ええそうね、あなたの言っていることは正しいわ。…それにしても、なぜ無色のあなたがここに?(首をかしげアルヴィンに) …遅い、これだからあなた達は――――(赤が遅れてきたのを見て、軽蔑の眼差しを彼等に対し向ける) 」

エリン「は、はい・・・・。(キュウカやアオの言葉を受け入れ、哀しい顔で赤と向き合う) 」

アルヴィン「もちろん…退屈しなさそうだから。(くくっと笑いながらキュウカに)(声‐杉田智和) 」

李劉冥「(懐中時計を手に取り)・・・さて、そろそろ武を交えるときか? 」

ヒロ「…あんたらの規律が乱れてるだけっしょ?…さすが、赤だな(赤の方を見てつぶやく) 」

ヴォルグ「…今回の集まりはどういうことなのでしょうカ、事情の方聞いていないですから、今目の前にいる組織が何故居るのかわかりません(ローラースケートのタイヤを擦り、収納後、対峙する面々に冷たい瞳を送る) 」

アオ「……AS。今日も"頼む"よ。(何気ない一言であるが、深みや強い絆を伴ってASに伝える) (キュウカ、エリン、AS、ヒロと一人ひとりの顔を見て頷く)…心配ない。我々は一人ひとりが一騎当千の気高き騎士。各々、確固たる意志を刻みつけて望むように(皆へ言い、赤へと向き直る) ………随分なご登場だね。覚悟はできているんだろうな(蔑むように冷徹な目を向ける) 」

李劉冥「(このわけわからん情勢・・・今ここで立ち合うは・・・・うむ、"奴"じゃな)(キュウカの方をも見る) 」

ピーター「おいおい、ここに来て煽りに徹しちゃうか。俺等みたいなゴロツキならまだしも規律を重んじると名高い蒼秤総裁機構の名が泣いちゃうね(両手を広げ肩を竦める)ましてや、それが『遺言』とあっちゃな 」

伊勢柳「まぁまぁそう言わないでよ、僕達に悪気はないんだから(にっこりとキュウカに) ―――今現在、こっちは“王”が不在だけど、その間はとりあえず僕が王の代わりと責任を務めさせて頂くよ。ということなので……―――“やれ、赤き混沌を纏いし不死鳥の野郎共”―――(声を低くしそう総員に声をかけ、戦闘モードに切り替える) 」

ブルーノ「どうでもいいからさっさと片付けちまおう、こんな所で長々とお喋りなんざ鬱陶しくてたまらねぇ 」

AS「その命、確かに・・・『心得た』。(その一言に、こちらもまた深い信頼の籠った一言を返す)しかし全く、因果なものだな赤共よ・・・(それぞれの位置を確認、把握して氷のように冷えきった視線で一瞥していく) 」

アルヴィン「……やっぱ、こうなるのな。 …ま、ゆっくり見学させてもらうとしますか…(両国軍の辺りから少し離れ)(声‐杉田智和) 」

エリン「・・・(剣を抜いて・・・でも、こんなの・・・・・!)(微かに手が震える) 」

ピーター「(ウィスキーのフタを外しボトルを右腕に括り付けて左腕を差し伸べる)ハンデだ。棒振り共相手に全力は大人げないんでなァ。5分、こいつを一滴でも零してはならないというルールで戦り合ってやらぁ 」

柴原「(「影」に潜み)っと始まった始まった、さーてお仕事始めないと 」

キュウカ「…―――(気のせいかしら、今一瞬『緑』の混沌を感じ取ったような……)(顔をしかめ) ―――はい、王の意のままに。(アオに一礼し、赤の方へ向きかえる) …?(李の視線に気づくが、冷静を保ち続けている様子) …そう、下手な真似はくれぐれもしないことだわ(冷たくアルヴィンにそう言い放ち、戦闘態勢に移る) 」

ヒロ「……了解(アオの方を見て)……なめた真似してくれるぜ、赤がよぉ…零すどころかそのボトル叩き割ってやらぁ!!(ピーターに) 」

アオ「………代わりで王が務まるか、俺が確かめてやる。さあ…―――――"我が刃の御心のままに"――――(抜刀時の定型句を号令として言い放ち、薙ぐように手を払う) 」

伊勢柳「ちょっとちょっと、こんなときまで規律を重んじるつもりかい?―――生憎だけど、僕達戦闘になると歯止めが効かなくなっちゃうんだよね……ッ!よっと…――『焔の因果、発動』―――……!(エリン、AS、次いでアオに対し、勢いを任せて赤の混沌を纏った右手で殴りかかる) 」

アルヴィン(ジョーカー)「…わかってるさ。"上手く"やりゃいいんだろ?(声‐杉田智和) 」

ルジェナ「…野郎とは失礼ですね、女性だっているんですよ(近くの木から飛び降り、伊勢柳に) ―――ヒロさん、私は今日をもって、あなた達の存在を“抹殺”させて頂きますね―――ッ(ヒロにそう言い、突然彼に飛び蹴りを仕掛ける) 」

ヒロ「……我が刃の御心のままに!!(日本刀を抜く) 」

ピーター「吠え猛るぐらいで獅子には及ばねえんだよ、犬っころ同然の喚きは聞き飽きた(左手に赤の混沌を纏わせ右手で手招き)––––来いや 」

エリン「――――我が、刃の・・・御心のままにっ!!(抜刀し、伊勢柳の拳を防ぐ) 」

李劉冥「呵呵、若いもんは血の気が多いのぉ・・・お、そうであった、お主も若かったな小娘。呵呵呵呵呵呵!(キュウカと相対する) 」

アオ「―――――――っ…!!(伊勢柳の拳を紙一重で回避する)(一瞬でも目を逸らせない…さすがは赤、突破力は段違いだッ…!)(目を細め、伊勢柳の動向を注視する) 」

ヒロ「…っ!(ルジェナの飛び蹴りを腕で防ぐ)…やぁっ!!(防いだままもう片方の腕に持った刀をルジェナの足に突き刺す) 」

AS「我が、刃の御心のままに!(無銘刀『現』を抜刀、からの伊勢の拳の指の間をピンポイントで貫く一撃を放つ) 」

ヴォルグ「伊勢柳…単独で闘おうと思わないで!(伊勢柳に続き、攻撃をエリン目がけ上空から跳び蹴りをくだす) 」

エリン「(え、奇襲!!?)きゃぁぁああああああ!!(跳び蹴りがあたり数メートル吹っ飛ぶ)・・・っぁ・・・・く!(剣を正眼に構える) 」

キュウカ「――…私達を挑発しているんだろうけど、それには乗らないわ、ごめんなさいね。その前に片付けさせて頂く――それが私達の、唯一無二の『やり方』よ(ピーターに視線を送り) …もしかして怖いのかしら、でもね、エリン…“こちらが動かなければ、相手にやられるだけ”よ(厳しい口調でエリンに) そうね、ならお望みどおりにしてあげる(ブルーノに) …あなたは青組織の一員ではないから、私からのアドバイスは控えておく(アルヴィンに) あら、あなたは報道のことを知らないの?…困ったものだわ(ヴォルグを見て溜息) ―――"我が刃の御心のままに"(そう言い、抜刀させ十字型に薙ぎ払いアオから伊勢柳を遠ざけるように) 」

ブルーノ「おっと……(ASの抜刀に合わせ、右の側刀蹴りを刀の峰に叩き込む)折角テンションあがってるんだから、邪魔してやるなよ 」

ヴォルグ「総大将が真っ先に突っ込むなんて、なんというか、「ヤマトダマシイ」っていう奴かな?(伊勢柳の盾となる形でエリンと対峙)僕はルーヴィム・ヴォルグ・ケレンスキー。対戦よろしくお願いしまス(エリンに口頭による挨拶と、軽く拳を見せて挨拶) 」

李劉冥「(一路冲捶による大きな踏み込みからの左拳打をキュウカに。しかし、あまり威力や気をのせていない) 」

伊勢柳「(緑かな、見られている気がする―――)…――ッと、さすがは青の王、『目つき』だけはいいんだから――(アオが拳技を回避したのを見て、左に身体をずらし、アオの前に再び立ちはだかる) うわっ!?あ、危ないじゃないか―――なんてね(ASの剣術をバックステップでぎりぎり回避し、体勢を整える) ――ありがとうヴォルグ、信頼してるぜ…ッ!(エリンから離れ、攻撃をヴォルグに任せる) …――ッ…!(キュウカの波動が直撃し、青組織から数メートル吹っ飛ぶ)くッ…… 」

エリン「へ!?あ、あ、あの!!エリンといいます!よろしくお願いします!!(ヴォルグに対しペコリと行儀よくお辞儀) 」

ピーター「他のシマの連中と比べて釣れないねェもやしっ子共は(頭をかき伏見がちになってキュウカを一睨み)しゃーねぇ、意地でもえぐり出すぜ、お前等の闘争本能(爪先で床を思い切り抉り、『コンクリートの塊』を彫り上げて放り)うるァァァァァァァッ!!(それを蹴り飛ばして巨大な破片にし、キュウカ、アオ、ヒロ、ASへそれぞれ砲撃のように飛ばす) 」

AS「我が道を妨げるか・・・!(蹴りを放った足に鋭い蹴りあげを打ち込む)・・・目障りだ、その力、破棄せよ。(伊勢を視界に据え、右手で掴み、捨てるような動作を行う) 」


ギギギギ・・・ピシッ、グググ・・・ガシャアアアン!!!(伊勢の中で何かが弾け、能力が『破棄』される)


ルジェナ「ッ…!(剣による攻撃をぎりぎり回避するが、勢いの衝動で右腕に掠り傷を負う)……私だって負けませんよ、絶対に―― ― っ … … !(そう言い、ヒロに対し威圧を込めた咆哮を上げる) 」

AS「五月蝿いぞ下賎な者共・・・!(アオに飛来するコンクリートの塊を細切れにし、ついでで自らに向かうものも蹴り返す) 」

ブルーノ「(蹴り上げられ、回転しながら宙に浮くが空中で体制を立て直し、構えながら着地する)楽しくなってきたじゃないか、ええ? 」

ヴォルグ「……(いい子だなぁ…)スゥ…(緩いノーガードの構えでエリンへとジリジリと距離を縮めて行く)(射程距離に入れば、真っ先に左で距離を測ろう……)ジリジリ… 」

ヒロ「……コンクリート…っ!?(コンクリートを飛び退いて避ける)……俺だって負けらんねぇんだ!…あいつに会うまでは…負けらんねぇんだぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!(ルジェナに対抗するかのように咆哮をあげる) 」

アオ「なっ―――エリンッ!!(吹き飛んだエリンを見て)無理はするな、少しでも危ないと思ったらすぐに退くんだ!(エリンへ声を投げかける) ―――すまない、AS、キュウカ!(伊勢柳を遠ざけてくれたことに対し) ……良いのは目つきだけじゃない。こう見えて、『腕も』いいんだ(吹き飛んだ伊勢柳を見てナイフの柄を握り、佇む) (コンクリートの破片が降り注いでも悠然と佇み、ASの助けによって飛来するコンクリートが細切れになる)―――ありがとう、AS。頼りになるよ。…・まさか、驚いたな…無茶をするヤカラもいるものだね……(ピーターを見て) 」

エリン「うぅ・・・・あんまり近づかないで下さい~><、(正眼のままヴォルグに) 」

ヴォルグ「シュッ!(近距離での発射される左のジャブをエリンの右頬へと向け)ヴォンッ!(空を斬る音がよく聞こえる程の速度で右の大砲(ストレート)を顔面目がけ発射) 」

アルヴィン(ジョーカー)「さて、と……… カチャッ... ……どうしてやろうか。(銃に弾を詰めている)(声‐杉田智和) 」

キュウカ「…―――!心構え良しとする、だが本気でぶつかってこない限り、こちらも本気を出すつもりはないわ(李の攻撃をかわし、剣を縦に構え厳格な口調で李に) ふん―――…せやぁッッ!!(コンクリートの破片を剣による波動でピーターに打ち返す)悪いわね、それが私達だから。どんなときでも『誠実さ』を第一に、『妥協』を惜しまず素直に現実に立ち向かっていかねばならないのよ―――(彼を睨み返す) 」

エリン「ひっ!!?――――ガキン!!(左のジャブを剣で防ぎ、その衝撃を利用し後方へごろごろと転がるように退避し右ストレートを回避)うう・・・・やっぱりやる気なんですね・・・・! 」

李劉冥「――――デアルカ(ヌヒヒと赤の組織では名物の李の悪巧み笑いを浮かべながらキュウカを見据える) 」

ピーター「バラしたのは不正解だったな(瓦礫が降り注ぐ土煙に紛れASとお互い打ち合える距離まで接近しており、五指を立てた掌を振りかぶって、打ち返された瓦礫を貫通させてASへ放つ) 」

AS「理解しかねるな、その思考…(非常に速い五段斬りをブルーノに放つ、全てがほぼ同時かつ別方向から襲いかかる)王に仇名す者は、誰一人として、容赦はしない。(呼応するように、言う) 」

ヴォルグ「転がってちゃ(後方へと転がっている最中、焦点が定まっていない最中にエリンの背中を蹴り跳ばしより後退させる)ダメですヨ、隙だらけでス 」

アルヴィン(ジョーカー)「────────(弾を詰め終えその銃口は、密かにアオへと向けられていた)(声‐杉田智和) 」

AS「…この程度の気配を(ピーターの放つ一撃を、回避、自らの横をぎりぎり掠めていく)察知できないとでも思ったのか、愚かな…(そして間近にいるピーターの腕に対して切り払いをしつつ、足に鋭いローキック) 」

伊勢柳「な…なんだ、これは―――っ…!?(自分の能力が破棄されたことに気づき、赤き混沌“焔”を発動することができず)…チッ……なるほど、そういうことかい(閉じた目を開けたと同時にASを睨みつけ、ベストの裏側に装備されていた銃を手にし、弾を入れる)やられたよ、噂通りの実力だね、君―――(彼にそう言い)そっちがナイフなら、僕はこれでいこうかと思ってね(にっこりと笑み、アオへ向けて銃を撃つ) 」

エリン「あいだぁ!!?><、 (すっと立ち上がる)・・・うぅ・・・・このままじゃ・・・陛下!―――――"宝剣"の開放を許可してください!!(キッと真剣な表情でヴォルグと相対しアオに) 」

ルジェナ「き―――きさまぁッ…!!!!(咆哮で返されたことに憤りを感じたのか、彼女の顔つきが一気に豹変し)はぁああああああああああああああああああああああッッッ!!!!!!!!!!(ヒロに赤き混沌を惑わせた拳を顔面目掛けて連続で殴りかかる) 」

ブルーノ「人生楽しまないと損って事さ、振り回されるのも……闘うのも!(一瞬でASに密着するほどの距離を詰め、被撃を最小限に抑えながら「気」を纏った肘打ちをASのこめかみに放つ) 」

ピーター「その割には(直様左腕の拳を横に振り払い、裏券を剣とぶつけ金属音が鳴り響いて火花を散らし)牽制するので手一杯なんじゃないのか(膝打ちで蹴りを相殺、尋常ではない破壊力同士のぶつかりあいでお互い衝撃に煽られ距離が開く)…っと、危ない。まだ、なんとか一滴も零せてねーな(依然としてボトルが無傷のまま) 」

アオ「――――――。(アルヴィンに銃口を向けられているとも知らず、佇んでいる) 我が刃の御心のままに―――――キィンッ!!(目にも留まらぬ疾さでナイフを抜き、放たれた銃弾を叩き斬る)…必ずしも剣より銃が優れているとは限らないよ。(伊勢柳の笑みに応え、冷たい目で口元が笑む)……行くぞッ!!(伊勢柳へと正面から接近していく) ――――"宝剣"を…?!正気かエリンッ!!?(珍しく気を動転させ、エリンに問い返す) 」

キュウカ「―――この際だからはっきりと言わせていただくけれど、その表情……――『気持ち悪いわ』(李に対し容赦なくそう告げる) …!アオ室長……ッ!!(伊勢柳の銃弾に反応し、特殊能力『剣水晶の城壁』でシールドを張ろうと試みる) 」

エリン「・・・・これ以上、みんなに迷惑かけたくないから・・・!!みんなに・・・傷付いてほしくないからぁ!!だから・・・お願いしますっ・・・・!(アオに、そして、青の組織のみんなに対しての懇願にも似た叫びをあげる) 」

ヒロ「………くっ……!うっ……!?(殴られながらも踏ん張り、刀を持った手に力を込める)……ぐっ……うあぁぁあっ……!(殴られ視界が遮られた状態のまま、ルジェナの身体めがけて力任せに突き刺す) 」

アルヴィン(ジョーカー)「………(ほらどうした、早く逃げないとやられちまうぜ?ま、こっちとしては非常にヤりやすくて助かることこの上ないが…) (内心煽っている)(声‐杉田智和) 」

マーク「 ドゴァアァーンッ!! ………よ、っと(いきなりコンクリの地面を突き破って出現 地上に立つ) マーク・テニスン…"余裕を持って遅刻致しました"(その姿は全身に赤い『気』が漂っており、マーク近辺の空気が震えているかに見える) 」

李劉冥「呵呵、これは痛いところをつく!だが、今のこの情勢にしてこの戦況・・・話し合いが通じるのならお主しかおらぬ思うてな?―――わかるだろう?緑が・・・ここにきておることは。(キュウカに対し) 」

伊勢柳「そうかそうか、さすがは『冷酷な騎士団』様だ。じゃあ、今度は―――どう、かな?(皮肉めいた声色で銃弾を斬ったアオに、こちらも接近すると同時に、数発彼に銃弾を放っていく)(しかし青組織…毎回ことを交わす度に思っていたが、『王』が彼らを尊敬する気持ちも分からなくはない…) 」

AS「そう思うのは…楽天的だな、典型的なまでに…!(相殺の衝撃と同時に放たれたブルーノの一撃を、回避しきれず左手の平で受け止める)くっ…鬱陶しい…!(舌打ちをよそに、無銘の剣をもう一本取り出す)その台詞はこちらのものだ…!(空いた距離は無にも等しく、既にピーターの眼前、今まさに降り下ろす直前までに達している) 」

ヴォルグ「……(仮に解放させたとして、彼女の本気と対峙出来るということ…ここは待つべきかな…) 」

アオ「っ!!すまないキュウカ!(シールドによる護衛を見て) ――――――……ッッ!!(エリンの悲痛な叫びを聞き、硬く歯を食いしばり葛藤する)(―――どうする…アレを使わせるのが正解なのか…?このままエリンに宝剣を使わせなければ、きっとただではすまない…いや、最悪の場合――――………………エリン。君に許可を出した俺を…許してくれ―――)―――許可するッ!エリン、宝剣を使って目に物を見せてやれッ!! ……――――――。(そして、ふとアルヴィンと目が合いそうになる) ……!?新手…ッ!(マークを見て) 言ってくれるじゃないか。言ってくれるじゃないか。その不死鳥の羽根、叩き斬ってくれる―――キンッキィンッ!チッ…!(伊勢柳が放つ銃弾を斬り伏せるが、さすがに万能ではなく一発頬を掠め宙を血液が舞う)――――はァッ!(ナイフの有効圏内に踏み込み、伊勢柳の横腹を狙いナイフを振るう) 」

ルジェナ「―――ッ私を、嘗めないでください、私は―――ッ…!(身体に突き刺さるのを防ぐため、左腕で剣先を守るように体勢を整えるが、それによって腕に剣が刺さってしまう)ぐ、く、ぅ…ぅぁ、あ、あぁああぁああッ!!!(痛みを堪え、ヒロが剣を握っている間に彼の腹部目掛けて『焔の鉄拳』を喰らわせる) 」

アルヴィン(ジョーカー)「──────! ドゥンッ!! (アオと目が合いそうになった瞬間、咄嗟的に一発発砲)(声‐杉田智和) 」

ブルーノ「思ったより貰っちまったが、このまま押し込んでやるッ!(肘打ちの勢いそのままに、ASの脇腹目掛け膝蹴りを放つ) 」

ピーター「ッ…!(初めて焦りの表情を見せ、酒便を括り付けた右腕と左腕を交差させ、更には赤の混沌の気を纏い剣激を防いでガラス片が舞い散る)…ッ。7分か、結構保たせられたじゃねーの、ええ? 」

ヒロ「……致命傷を避けた…!?……くそっ……(抜き取り、剣を握り直そうとした時…)……むっ……!(ルジェナのの焔の鉄拳に気が付き、腕を掴み、止めようと試みる) 」

アオ「なっ――――ギィインッ!(アルヴィンの銃弾を並々ならぬ反射神経と動体視力で叩き斬る)……貴様は…ッ!?(アルヴィンを見て目を見開く) 」

キュウカ「―――さぁ、知らない。そんなことは今どうだっていいわ…尤も。『彼らが手を出すというのならば、王も私も容赦はしないけれど』(李に剣を向け、バックステップで構える) …新人か――…!?(マークを見て周囲への警戒心をより一層高める) アオ殿!あまり無理をなさらないで下さい。私達は、あなたのためならどんなことでもします。あなたが終わってしまったら、私達の居場所、正義…いえ、それ以上に、我々の存在意義さえも彼らに否定されてしまうこととなってしまいます、ですからどうか、ご無事で―――…ッ(伊勢柳に向かっていくアオを見て、とても心配している模様) 」

マーク「まずはそこの者よ!(その言葉が聴こえた時にはASの隣へと移動していた)お前の力,如何なるものか拝見させて頂こうッ!!(右手に『気』を集中させ、ASの首の横へと手刀を打つ) 」

エリン「―――――ありがとうございます、陛下。(突如、彼女の愛刀である"選定の剣"が夜の闇を掻き消すほどにまでの光を放つ。スゥウと剣を上に掲げると光は巨大な渦となって天高く上る) 」

李劉冥「呵呵、いかんのういかんのう。王の右腕が・・・そんな渋い顔しとったらいかんよ?笑えよ、ホラ。こうすんだよ。(ニカっと不愉快な笑みを浮かべ再び八極拳独特の構えを見せる) 」

……仕方ないだろ。こうでもしてなきゃ、食っていけないんだからな。(アオに)(声‐杉田智和) 」
アルヴィン(ジョーカー)「(ちっ…)……驚いたって顔だな。おたくの国に訪問したはずの俺が今こうしてあんたを狙ってる。当然っちゃ当然か。

な事を…ただ、楯突くからには、殺すだけだ(ピーターの出方を軽く待つ)新手か…(意識も逸れていない為に、手刀を軽く回避する) 」
AS「図に…乗るな、下郎が!(膝蹴りを軽く回避、すると同時に突き出された膝を見て足を両サイドから挟み込むように斬り、足の切断にかかる)無駄

待してるで!でもあまり無茶はするなよ!(マークにエールを送る) 」
伊勢柳「まずは一発命中か―――っ…!?(掠ったのを確認し、銃を回転させ銃口を握り、手動部分とナイフの刃先を交わせる) ――おいマーク!期

ナレーション「フッ、と伊勢の中に何かが戻ってくる感覚が沸いてくる、と同時に『能力破棄』の効果が途切れる 」

マーク「BINGO! 手刀はFAKEさッ! 俺の目的は(手にあった『気』は瞬時に脚へと移動)蹴りを入れる事にあるッ!!(ASの避けた所に先回り、そして腹へ強めの蹴りを入れる) 」

キュウカ「『王の右腕』か―――…いい響きね。 ―――行くぞ(勇ましい顔つきで微笑み、彼に正面から走り向かっていく) 」

ルジェナ「私の拳は…ッ…そう簡単に……ッ!!止められない…ッッ!!!!(ヒロを突き放すと同時に、腕に刺さっていた剣を抜き取る)んぐっ…(こんなとき、華乃愛がいてくれたら…ッ) 」

李劉冥「いざまいれ!(気を下丹田に集中させ、キュウカを迎え入れる) 」

ブルーノ「その体制からカウンターかよ…!(膝蹴りから蹴り上げに強引に軌道を変え、背後に反る事で一応の回避に成功するが、腿を深々と切り裂かれる) 」

アオ「――――――――。(ふと肩越しに振り向き、キュウカに口元で笑って応える) ………っ!(エリンの選定の剣を見て表情が緊迫していく) ………(アルヴィンを見て、一瞬哀しそうな表情をするがすぐに険し表情に戻る)…我が国では、王に逆らうものは処罰するルールだ。……悪いが、君は"敵"だ。 ………ッ!!(銃とナイフで鍔迫り合いになる)…なるほど、咄嗟の機転は利くみたいだね…正直驚いたよ…!(伊勢柳に) 」

アルヴィン(ジョーカー)「…"敵"…か。上等だな。敵じゃなきゃ……危うく容赦するところだったが。しかし俺があんたらにとっての"敵"なら、あんたらはそれ以上………"世間の敵"ってわけだ。…住民の脅威を取り除き、住民からは手頃な額の報酬をいただく。…これが今の仕事だよ。(アオに) (声‐杉田智和) 」

ピーター「(マーク、ブルーノに横目をやり拳を下ろす)…やめだ、三対一は俺の性分には合わねえんでな(首をコキコキと鳴らしながら) 」

ヒロ「……(突き放され、尻餅をつく)…あいつも、敵か…(今すぐぶっ潰してえとこだが…それより、彼女の方が、先だ……我が刃の御心のままに!(ナイフを大量に取り出す) 」

アオ「……っ…我々は正義に生き、正義に死ぬ騎士。時には民に理解されない正義もあるだろう。…しかし、我々は決してそれを曲げることはない。きっとわかってくれる、そう信じてるんだ。真に正しい道を歩む者に、民はついてくる。(アルヴィンに) 」

キュウカ「…――青き混沌の力、この身に発動せよ―――…てぁッッ――!!(そう言い、李に勢いと同時に溜めていた剣による衝撃波を放つ) アオ室長……ッ(笑顔で返答するが、少しどことなく不安な様子が伺える) 」

ヴォルグ「…(規模が違うケド……僕は赤の組織)そう簡単には、ヤラレないよ(拳を鳴らし、その光の渦を見ても眉一つ動かさない) 」

伊勢柳「――この位のこと、僕達『不死鳥』にとっては容易いことなんやで(関西弁混じりの言葉を使用し、アオに対抗する) 」

李劉冥「呵呵、未熟未熟!功夫がたりんよ!(衝撃波を受け流すように回避し、献肘による気と重力、そして点・線・面の流れの織り成す型の破壊力を持ってキュウカにそれを繰り出す) 」

AS「戻ってきたな…(能力破棄のリキャストを感じ取る)随分と…賭博思考のようだな(腹部への、見え見えな一撃に剣を降り下ろし、足を斬りにかかる)我は王の剣、舐めるでない…(ブルーノに追い討ちをかけるが如く、二本の剣で個別に別々の部分に斬りかかっていく、まるで斬撃の雨) 」

アルヴィン(ジョーカー)「……言葉だけじゃ、な。あんたの言う誠意を、形にして、示してくれないか。弱い奴らにも……ちゃんと救われる道があるんだ、って。(再び銃口を向けながら、アオに)(声‐杉田智和) 」

エリン「エクス・・・カリバァァァァアアアアアアアア!!!(所有者の魔力を光に変換、集束・加速させることで運動量を増大させ、光の断層による「究極の斬撃」として放つ。広範囲にわたって光はあらゆるものを焼き尽くす) 」

ルジェナ「…私は『不死鳥』、私の心と体は『王の翼』によって形成されているんだ―――っ…!(そうヒロに言い放ち、右の手首に掘られている赤組織のシンボルであるタトゥを彼に見せつける) ―――ダンッ(足踏みし、地響きを起こす) 」

アオ「は、はっ……これは楽しめそうだ―――(刃を滑らせ、鍔迫り合いを脱出する)よッ!!(伊勢柳の足元を救うようにナイフを振るう) ――――っ。(アルヴィンに言われ、ばつの悪い表情をする)……今は、無理…だ。けれど、いつかきっと―――。 」

マーク「おうよ、ありがとさん…こっちも『不死鳥』として負けられないな 脚を斬ると言うならば…ッ(脚には『気』が纏われているため斬り落とされはしなかったが斬り傷を負い、バランスを崩す)また脚で応戦するッ!(崩れたバランスを手で立て直すと、そこで回転しカポエィラを繰り出す) 」

ヴォルグ「ギャイイイイ!(ローラースケートのタイヤは変形し、機械的速度でエリンの魔力攻撃から逃れる)危ない……凄い範囲だ、これが僕の知る格闘技だったら…(汗) 」

ピーター「コツコツコツ…(赤の組織の面々に向かって来る衝撃波へ真っ先に靴を慣らして歩み向かって行き、割れた酒便から微量の液体を口に含んでそれをかなぐり捨て)くだらんな、眩しいだけの技か(両腕を前に突き出し、それがなんと『回転し光すらも巻き込む程の渦』を発生させぶつかりあう) 」

エリン「(く・・・避けられましたか。やっぱり・・・私じゃ力不足・・・・。) 」

ヒロ「…その刺青がシンボルか…!……っ!?(地響きに一瞬ぐらつく) 」

ブルーノ「正面からやり合うにゃ分が悪いか…(左足一本で飛び退き、両手に「気」を纏わせて防御する、が防ぎきれず…仰向けに倒れる) 」

エリン「―――――!!!(あの人・・・!いくら私が未熟だからって・・・この選定の剣の光と・・・)(ピーターの技を見て絶望の表情を見せる) 」

アルヴィン(ジョーカー)「──────いつかじゃねえっ! ドゥンッッッ!!(銃を上に向けて感情的な発砲)「いつかきっと」……俺達は今まで、そうして願ってきた。けど……俺達は根拠のない「いつか」を待っている間に………───────破滅する(声‐杉田智和) 」

キュウカ「―――見てなかったのかしら、それとも知らない?…私の特技は『自身を守り抜くこと』―――(そう言い放ち、再び特殊能力を発揮させ、シールドを張り攻撃を回避する) 」

伊勢柳「―――くッ……!!(ナイフをによる攻撃を避けきれず、回避しようとするがタイミングを遅らせてしまいジーンズの袖に切れ込みが入る) 」

AS「くっ、こいつ…!(予想外のカポエラーに、剣で防ぎ、俄に怯む)…死せよ不死鳥、翼よ散るがいい。(倒れたブルーノの首に素早く剣二本のを突き立て、『能力破棄』を行い能力も封じ退路を完全に絶つ) 」

ルジェナ「―――ええそうです、あなた達の『絆』なんかよりもずっと、私達の絆は強いんですよ―――…ッ!!(ヒロがふらついたのを見計らい、その瞬間に飛び蹴りを喰らわせる)今度こそ、今度こそは……ッ!!!喰らえぇえええええッッ!! 」

李劉冥「―――ほう!!(バッと間合いを取り再度構える)呵呵呵呵呵呵!!こいつは参ったわい。なるほどな、であるならば、その特殊能力ごと破壊するのが我が八極の流儀、ではあるのだが・・・。ふふふふふ。(不敵な笑みを浮かべる、この男の笑みは勝敗といったものではなく、どこか別の方向の、違う確信に満ちた表情であると読み取れた) 」

ピーター「絶技・螺旋角鬼車(右腕を左回転、左腕を右回転、間接を本来の人間ならあり得ない程に捻り回転させ発生させ鵜技は物理的な嵐、『魔法』ですらなかった)––––…ほう、あの風圧を貫通し俺を炙る程の威力だったか…大したタマだ 」

ヒロ「……うぐっ……!!(飛び蹴りをくらい、倒れそうになるが、直前に受け身を取る) 」

伊勢柳「…あれ、能力が戻ってる……?(腕に気を込めると、再び焔を纏うことが出来た模様) 」

マーク「(カポエィラ後はそのまま後ろに回転して立つ) (CHANCE!)このまま鳩尾に喰らわせて… WHAT!?(エリンの光の斬撃を前に身を退く)…お前の強さは実感できたが、今はここまでにしておこう そしてッ!(腕に『気』を最大限に溜め込んでガードを試みる…が)……ッガハ(腕にやや深めの傷を負い、地面と平行にそのまま吹っ飛んでいく) 」

エリン「・・・そ、そん、な・・・・あの剣を・・・私が・・・・頑張って・・・頑張って、やっとできるようになった・・・技・・・を・・・・。(ピーターに技を掻き消され、戦意が著しく低下) 」

キュウカ「…――ッエリン……!!(エリンの戦意が低下したのを見て、李が動かないことを見計らい彼女の前に立ちヴォルグやピーター達の前に立ちはだかる) これ以上、彼女を傷つけたら許しませんよ――…!(特殊能力を発動させたまま、彼らに刃を向ける) 」

エリン「あ、キュウカさ ――――バシュン(キュウカの背後に立つ状況になった瞬間、何者かによって担がれ、木の上に)―――――。(気を失っている) 」

ルジェナ「――ッッ(このままだと埒が明かない……ッここはなんとかして、彼を窮地に追い込ませるような術を使わないと――…っ)(ヒロが受け身をとったのを認識し、一旦『焔』を解除する) 」

ヒロ「……(立ち上がる)……(あいつを倒すには…どうしたらいいんだ…?…俺に、力をくれ…カズミ……!)(ナイフを数本取り出し、気をそこに注ぐ) 」


―― すると、突如として何者かによるアナウンスが流れだした ――


マーク「(吹っ飛んだのは偶然や手抜きという理由ではない…) この技を使う為にッ吹っ飛んだのだッ!(吹っ飛び先にあったコンクリの柱を利用して『気』を持った脚で蹴り返すと) 『反射する』!!このまま肩を喰らわせ骨を折ってくれるわッ!(そのままの角度で反射し、キュウカへと『気』を纏ったショルダータックルの体勢で突撃する) 」

キュウカ「――――くッ……(防ぎ切れるか……ッ!?)(こちらも対抗するために意志を高め、守りの力が倍増する、お互いの力がぶつかり合い、『相反』せし力によって大爆発が起きる)うぁっ――… …… !!(その衝撃で遠くに吹っ飛んでしまい、体勢を整えた頃にアナウンスが耳に入る)これは一体……? 」

李劉冥「・・・ククク(ここでアナウンス・・・・?グッドタイミング・・・なのかのぉ?) 」

アナウンス【――それまでだ。…―――双方とも戦闘を中断せよ―――… … 】 」

李劉冥「(――――もしも、このアナウンスが引き分けとして双方退くことを命ずるのなら。・・・・・此度の戦、ワシ等の勝ち、ぞ)(謎の含み笑いを浮かべる) 」

ルジェナ「……っ(身構えようとするが、アナウンスによって中断する) ――こ、これ…は… 」

アルヴィン(ジョーカー)「……今度は何だ。 …停戦だと?────────なるほどな…(考察) (声‐杉田智和) 」

マーク「うおっ(脚の『気』で一瞬にして遠方へ移動、爆発のダメージは軽微で済んだ)すげぇ力だったぜ…中々に侮れない、と再認識させて頂いた っと、なんだなんだ? 」

マーク「(停戦命令、これは…) …お開きの時間らしいな、この勝負は此方が優勢だ 」

柴原「第三者の丸儲け……って奴ですかねーッ!(ビデオカメラ片手に) いやぁ、公私共に大満足です! 」

ヒロ「……中断?(ナイフをしまう) 」

アナウンス【――これ以上の争いは“無意味”とする……我々はこれにより、諸君らの“意志”と“絆”の強さを拝見させて頂いた――…。今はまだ、お互いの“決着”を着けるべき時ではない――】 」

李劉冥「いやいや違うぞマーク、此度はワシ等の大勝利、じゃよ。 」

伊勢柳「…ふぅ、まぁそういうことなら今回は……うん。(体力的にも限界に近かった、まだまだこんなんじゃあ青どころか緑にさえ――…) 」

マーク「ええ、この勝負は勝利に終わりましたよ だが油断はならないですよ…これからの事は 」

ピーター「(ASに貰ったダメージの影響か血を吐いて捨てポケットに手を突っ込む)(この阿呆が…この数の差で攻めて仕留められちゃいないってのに…ッ)ペッ 」

アルヴィン(ジョーカー)「……一番反発しそうな二組をぶつけて、お互い最大限の能力(ちから)を発揮させ、それぞれの戦力の下調べ。大方そんなところなんだろ。(声‐杉田智和) 」

李劉冥「呵呵、そうだな・・・油断はならんな。――――だが・・・実質、"青の組織は一人・・・失った"(最後のほうだけ聞こえないようにポツリ、と) 」

柴原「お互い損害は……ま、少ないと言って良いかもしれませんね!油断してられませんね… 」

アナウンス【――『不死鳥』の者達よ、見事であった。一方で『秩序の騎士団』も中々なものだったぞ、しかし諸君らは―――別の組織とも戦わねばならない運命(さだめ)を避けて通りぬけることは出来ない。我々は願っている、諸君らが無事に『裁判』を迎え、この世界を統一していけることを――】

黒笠の男「(木の上にて、エリンを担いでいる夜の闇と笠で顔はよく見えない)――――すべては予測されていたこと通り、か。本当ならば滅んでくれてよかったが・・・まぁいい。―――成功だ。 」

キュウカ「…次は一体どの組織と……(剣を納め、腕組みをし) ――そういうことなら、私達はもうあなた達に『本日中の限り』においては手を出さない、これはそもそもの我々のルールの元、『王』によって定められていることだからである。…あなた達も、良いわね(赤組織一同にそう告げる) 」

キュウカ「――――…(そういえば、“あの時”からエリンの姿が見当たらない…)(辺りを見回し) 」

李劉冥「―――――。(チラリと黒笠の方を見ている、そして・・・含み笑い) 」

アナウンス【―――なお、これからも我々による監視は続行する。…最後に、健闘を祈る――…―… …… …… 。】


―― そう言い残し、アナウンスは途絶えた ――


伊勢柳「ってことでみんな帰ろうか、これでまた少し『王』に近づけたらいいんだけど…(やれやれと言った様子で赤組織一同に) …?(李を見て、訝しげな表情に) はは、健闘を祈る、だってさ…もうちっとマシなこと言えへんのか…(そう言い、去っていく) 」

ルジェナ「―――それでは、またの機会に…きっとまた、このような形でお会いすることになるのでしょうけど…これにて失礼いたします(ヒロに一礼し、伊勢柳とともに去っていく) 」

マーク「さて、脚の傷でも治しに行くか…(歩き去っていく) 」

ルナール「(そして、一方では…)───────グゴゴ、モガガガガガ、ガッ…ン゛ン゛ン゛ッ…ン゛ーッ!ン゛ーッ!(手枷や足枷、猿轡というめちゃくちゃな状態で木々に縛りつけられながらも激しくじたばたしている)(声-子安武人) 」

キュウカ「…――総員、剣を鞘に納めよ…――撤退だ(青組織一同に指揮を取り、その場を去っていく) 」

李劉冥「(青の組織が完全に去っていったのを確認し、黒笠が"いた"木の下に移動)――――ジャラ。(木の幹にあった金銭の入った袋をだれにも見つからないように取り、懐に入れる。)・・・・赤の組織は真っ直ぐな奴が多すぎる。そんな輩が、こんな汚れ仕事やっちゃだめだ。―――儂の手はとうの昔に、真っ黒よ。(圏境の域に入り姿を消し、そのまま去っていく) 」

ヒロ「…はっ…(歩いていく) 」


ゴゴゴゴゴゴ…ゴォォォォォォォォッ)ピシッ…メキメキッ…メキメキメキメキッ───────バキャアアアアアアアアンッッッ!!(ルナールに妖しく禍々しい気が沸々と現れ、枷や轡、木々すらも諸々粉砕される)


ルナール「────────ペッ!……ハァ゛……ハァ゛……俺をこんな目に遭わせやがった人間共めぇ………本当の恐ろしさを知らないようだな。いいだろう……教えてやる。この俺に歯向かったことが………どういう結果を招くのかなあッ!!カァァァァァァァァァァァッカッカッカ────────(全身が蒼く妖しい気に満ち溢れながらフェードアウト)(声-子安武人) 」


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最終更新:2019年06月26日 19:39