《サカキと記憶喪失の青年編/Chapter of Sakaki and young person with memory loss》 |
それはある日の昼時。この時期はハロウィンだった。
青年(アオ)と少年(ユウ)が遊んでいる時、見知らない青年が現れた。
彼は「自分の名はない」と言う。アオはそれを聞いて驚いた。
その時、突如現れた黒服の男。男は、謎の青年に「見つけたぞ、ライ。」と言った。
謎の青年はそれを聞いた途端に、頭を抱えうずくまった。
状況が把握できない二人。その時、時が止まった。
時を止めたのは時間をつかさどるポケモン、ディアルガであった。ディアルガは二人を3年前のポケモンの世界に飛ばした。
そこで二人が見たものはなんと、あの謎の青年と黒服の男がもめ事をしていたところだった。
黒服の男「負けを認めなければ、先へは進めない。私はより強い組織をつくるため、今は一人になる。」
謎の青年「強いって何だよ!大勢で集まったって、結局子供一人に負けたんじゃないかよ!!」
黒服の男「大勢の力を組み合わせることで、大きな力を生み出す。それが組織というもの・・・・。組織の強さなのだ!
私は部下の力をいかしきれなかった・・・!私はいつの日か必ず、「ロケット団」を復活させる!!」
それを聞いた二人は驚きを隠しきれなかった。それもそうだ、何故ならあの黒服の男は
ロケット団のボス「
サカキ」なのだから。
ディアルガが言うには、この後謎の青年は事故にあい、記憶喪失になるという。アオはそれを食い止めようとしたが、ディアルガに止められた。
「過去を変えることはできないのだ。」ディアルガはアオにそう言うと、二人を現在に戻した。
戻ってきた時、謎の青年は何故か全てを思い出した。青年の名は「ライ」、サカキの息子らしい。二人はさらに驚いた。
そして、物語は「
ロケット団時代」へと続く・・・・・。
主な登場人物
苺とバイオハザードが大好きな青年。
今回はあまり活躍してないが、ライと
サカキの関係を知ってしまった。
その後、ライと友達になった。
ポケモンチャンピオンを目指す青年。
外見はポケモンHG.SSのライバルと同じ姿で鋭い目つきと、赤い長髪が特徴的。
性格はクールと言うよりも「情熱的で少し不器用」な感じ。
カオス界に誘われ、記憶を失っていたところアオと初めて会い、彼と友好関係を築き上げる。
ロケット団を嫌悪する発言をしているが、実は正体は
ロケット団のボスだった
サカキの実子であることが判明。
ライ本人は父親である
サカキの事が勿論嫌い。しかしその
サカキが死亡したことはまだ知らない様子。
ロケット団時代ではレッド、ユウと一緒に
ロケット団と戦っていた。当時は3VS3のポケモン勝負だった。
当時の手持ちポケモンは『オーダイル』、『マニューラ』、『ドンカラス』。他に『バクフーン』と『ハッサム』を持っていたが、二匹ともアオに託した。
今は最強のポケモンマスターとなる為、一人何処かへ修行の旅に出かけている。
ロケット団のボス。ライの父親でもある。
ポケモンを使って世界征服をたくらむ。
今回はライとポケモンバトルをして負けた後、何処かへ去ってしまった。
その後、「
ロケット団時代」で3度目の復活宣言をする。
状況が把握できなかったアオとユウを過去へ飛ばした伝説のポケモン。
何故過去へ飛ばしたかは不明である。
最終更新:2021年01月31日 23:00