ウェリタス

ウェリタス(Veritas)アルトゥス(Altus)=アエーテルニタス(Aeternitas)

アイコン ゲスト黄
年齢 人智の及ばぬ域
性別 男性
出身 不詳
種族 始祖吸血鬼
身長/体重 178/不詳
誕生日/血液型 意味を持たない
特技 強いて言うなら全て
趣味 世界の傍観/観察
容姿 淡黄色の髪と琥珀色の瞳をした、ローブを纏う穏やかな青年
性格 冷淡/冷静/超然/気紛れ
世界を相手に弄ぶ
好きな人 面白い者/想定を超える者/自由な者
好きな物 面白い事/紅茶/世界
嫌いな人 つまらない者/造物主/神
嫌いな物 過干渉
武器 『魔法』/剣術/魔眼/『理』
能力 不要
二つ名 永劫の始祖(アルターナル)/『時間の理』を握りし者/『空間の理』を手繰りし者/『命の理』を識りたる者/『盲目の理』を望みし者
近頃の悩み なし
象徴花(イメージフラワー) 沈丁花(Daphne odora)
アライメント(属性傾向) 混沌・中庸
本質 久遠

Profile


森林の奥地、誰も知らぬ未踏の場所?から繋がる異空間に居を構える青年風の男。
淡黄色の髪と琥珀色に輝く瞳を携え、緑のローブを身に纏い、杖のような剣のような不思議な武器を持っている。
常に平静を崩さず、どのような相手であろうと飄々とした態度。時折、底知れぬ感情をその瞳から伺わせる事もある。
普段は決して己の領域から出ないものの、並行世界を含むあらゆる場所を見通せるため退屈はしていない。面白い事があれば、ふらりとどこからでも現れる。
人間という個体を嫌ってはいるが、人間という総体の事は好んでいる。

超然とした価値観を持ち、善悪の括りを一切歯牙にもかけず、己が面白いと思ったものを好む。一方で退屈を強く嫌い、臆する者も好まない。
結果の良し悪しに関わらず、事態が一転する事も良しとしており、そういった事柄が絶えないこの世界を気に入っている。
よほどヒマだったり面白くなりそうであれば、表に出てきては茶会を開いてみたり、面白そうな相手をからかってみたり、焚き付けたりすることもある。
また、常に従魔を連れており、これに対する強い執着が伺える。彼女は彼の力によって生み出されており、いくら死んでも彼が生きていれば容易く蘇る。*1

種族上は吸血鬼であるものの、始祖かつ『理』の持ち主であるためか、或いはもっと別の何かが理由か彼には吸血鬼としての弱点は一切ない
とはいえ吸血行為は最早不要、またいたずらに使徒や使い魔を増やす事も好まない。そんな性格のためか危険性は皆無。
そもそも、害する意思があるのであれば、世界を片手間で終わらせる事さえ可能。

「久遠の時も、並び立つ線も、広がり続ける世界さえも。
全てがこの手にあるとすれば、それはどれほどの全能感と……どれほどの虚無を齎すのでしょうね?
理解など不要です、叶わないものに手を伸ばすというのは実に愚かなものですから。それに―――
理解が及ばない可能性というのは、実に実に愛おしい。いつか何もかもが、私の手から離れてゆけばよいのです。」

+ ...
世にも珍しい、どころではない『』の多重掌握者であり、神すら遥かに凌駕する力を持つ。
以前、実際に異世界の神々と一対多の状況で圧倒し虐殺を繰り広げた事があり、彼の用いる杖は神々からの強奪品(ドロップアイテム)である。
元々はこの世界の住人ではなく、自分で世界を渡航してこの世界を訪れた珍しい存在。
また、世界線という理解してはならない概念の完全理解をしており、あらゆる世界線に一人しか存在し得ない収束者(コンヴァージ)でもある。
超越者(オーバード)と言ってもよいほどに、数多の力をその手に収めており、それ故か自らによる干渉を強く嫌う
理由は単純、結果は既に経験済み(見終わった)で、自分がやってしまえば文字通り終わってしまうから。
傍観を好むのはこのためであり、本当の本当によほどの事が無い限りは絶対に直接的武力介入はしない。
収束者(コンヴァージ)であるが故に、ありとあらゆる世界線において彼はこの世界にしか存在しない。平行世界の物語(IFストーリー)においては気が向いたら徒歩で遊びに来る。

また、現在は何かを待ち受けているようで―――?

BattleStyle&Physical


戦闘において*2紛れもなく最強
肉体面はさほどでもないように思えるが、外見などに囚われているような領域では既にない。
そもそもが始祖吸血鬼という恵まれすぎた種族のため、『理』や『魔法』を抜きにしても単純に滅する事が困難。
身体能力においても、魔術能力―――『魔法』技術、ひいては『理』でさえ掌握し、比類なき力を持つ。
とくに魔術……もとい『魔法』については筆舌に尽くし難いほどの技量を誇る大魔法使いであり、理解不能なほどの魔力量を持つ。事実上の底なしである。
また、数多くの魔眼を持ち、視界に入れるだけで様々な効果を発揮する。生半可な相手であれば動かずして対処可能。
剣術をはじめとした戦闘術も並々ならぬ腕前であるが、流石にそれらを極めた『理』持ち相手には及ばない。逆に言えば、『理』に至るほどの実力者でないのならば匹敵してしまう。
そのような、いっそアホみたいなスペックを誇っているものの、本人の性格が相まって戦闘を行う事は極めて少ない。
万が一戦闘になったとしても、彼は無意識で相手の強さに合わせて戦うため、撃退や渡り合うだけならば苦労しない。これは彼の数ある悪癖の一つである。
思ったよりはずっと見掛け倒しである。本気を出してなければ

  • 習得技術一覧
+ ...
  • 灼き薙ぐ炎剣(フレイムソード)
炎熱魔法、火炎の理の権能。
剣のように束ねた炎で一帯を薙ぎ払い、塵にする。
高度な事はさほどしていないが、魔法に変わりはないので魔術とは桁違いの破壊力を誇る。

  • 灼熱焦土(ムスペルヘイム)
炎熱魔法、火炎の理の権能。
一瞬のうちに周囲を灼熱で包み、あらゆるものを焼き尽くす。
煮え滾る煉獄が常に大地を駆け巡り、踏み入る生命を尽く死滅させる。
調節すればただの山火事の焼け野原程度にもできる。できてしまう。

  • 原子星(プロトスター)
炎熱魔法、火炎の理の権能。
触れるもの全てを灰燼と帰す無限大の熱量を持つ、巨大な火球を発生させる。
本来ならば、熟練の魔術師が数十人規模でなければ到底詠唱できない。
当然、彼は容易く放ってのける。熱量は操作可能であり、規模の小さなものであれば魔術と大差ない。

  • 凍て刺す氷剣(フロストソード)
氷結魔法、凍結の理の権能。
剣のように束ねた冷気を振り抜き、全てを凍らせる。
比喩でもなく全てが凍ってしまうため、死と同義。

  • 永久氷土(ニヴルヘイム)
氷結魔法、凍結の理の権能。
命芽生えぬ絶対零度の領域を生み出し、全てを凍り付かせる。
時間さえも例外ではなく、何もかもが動くことを許されない。
冷蔵庫みたいに細やかな規模にも調整できる、涼しい。

  • 氷獄(コキュートス)
氷結魔法、凍結の理の権能。
命、心、魂、あらゆる全てから熱を奪う絶対零度を生み出す。
熱を奪うとは比喩ではなく、生きる気力さえも喪うほどに何もかもが冷え切ってしまう。

  • 死に至る棘剣(ミストルティン)
大地魔法、毒の理の権能。
掠る程度で死を齎す致命毒を持つ棘をばら撒く。
さながら、光の神を葬ったヤドリギの如く。

  • 死毒庭園(ニダヴェリール)
大地魔法、毒の理の権能。
周囲を忽ち緑化し、死を齎す即効毒を撒き散らす植物で満たす。
美しい紫に染め上げられ、踏み入る命が死の赤で彩る。
毒の即効性や効能は調整可能なので、彼の機嫌が悪いと死ぬような苦しみを死なずに一生味わわせられる。

  • 重獄(グラヴィタイズ)
大地魔法、重力の理の権能。
魂すらも縛り付ける、極限の重力を発生させ全てを押し潰す。
ツキシマの用いるものと大差がない。それもそのはず、彼も同じ『理』使いである。
ただしウェリタスの方が魔法使いとして何億倍も上手のため、『魔法』でありながら『理』の彼に打ち勝てる。
当然ウェリタスは彼に手出ししない、見てるほうが楽しいので。

  • 疾り落つ雷剣(サンダーソード)
電撃魔法、雷の理の権能。
劈くような轟きと共に、空を走り全てを焼き切る灼熱の雷剣を振り抜く。
振り下ろされた鉄槌の如き一撃は、死の具現にも等しい威力を誇る。

  • 雷皇招雷(アースガルズ)
電撃魔法、雷の理の権能。
空を巨大な雷雲で覆い尽くし、轟音と共に周囲を蹂躙する落雷を止めどなく降り注がせる。
肉体は一瞬で蒸発し、魂まで溶け落ちるような雷撃は怒りの具現が如く、敵が滅びるまで止まることはない。

  • 神鳴(ケラウノス)
電撃魔法、雷の理の権能。
瞬く間すらなく周囲一帯を走り抜け、触れるもの全てを破壊する神の雷撃の具現。
ほんの一瞬でも触れれば、微粒子になるまで存在を分解される。

  • 荒れ裂く嵐剣(ウィンドソード)
疾風魔法、風の理の権能。
風を束ね、嵐の如き荒々しさで周囲を薙ぎ払う。
囚わばその身を引き裂かれ、逃げ場はない。

  • 風霊舞踏(アルヴヘイム)
疾風魔法、風の理の権能。
自由の具現である風の群れが、悪戯な妖精のように周囲を駆け回り、敵を無残に引き摺り斬る。
周囲には決して何も見えず、ただ"風による斬撃だけ"が無数に現れるため、極めて回避が困難。

  • 颶風(テンペスト)
疾風魔法、風の理の権能。
どこまでも駆け抜け、縛られぬ自由の具現。
触れるもの全てを微塵に切り刻む、『魔法』による『剣の理』に近い力。

  • 閃き断つ光剣(ライトソード)
光魔法、光の理の権能。
純粋な光エネルギーを剣のように束ね、振り抜く。
光で創られているために剣速は光速、触れたものを無差別に焼き切ってしまう。

  • 光輝滅尽(ヴァナヘイム)
光魔法、治癒の理の権能。
暖かな光が降り注ぐ領域を作り出し、立ち入る者全てを癒やし尽くして過剰再生(オーバーヒール)で死に至らしめる
過剰な癒やしの力は、忽ち身体を生命体としての再生限界(細胞の死期)に到達させてしまう。其処から先の再生とは即ち死に向かって歩むことである。
一応ながら極めて高い回復効果があるものの、ほんの一瞬で過剰再生(オーバーヒール)になるほど回復が早いので回復目当てでこれを食らうのはよしたほうがいい。

  • 極光(ノヴァフレア)
光魔法、光の理の権能。
純粋な光によるエネルギーで、辺り全てを焼き尽くす。
輝きは一瞬で走り抜け、瞬く間すら無く敵を滅ぼす。光とは即ち光速故に。

  • 満ち果つ闇剣(ダークソード)
暗黒魔法、闇の理の権能。
光差さぬ漆黒を剣のように束ね、振り払う。
斬ったものから光を奪い取ることで存在を曖昧にし、影へ踏み込んだ瞬間に存在を喪失して死に至る
また、その特性上か光系統の魔術や魔法には圧倒的有利。魔術ではなく『魔法』のために神聖属性に一方的に撃ち負ける事もない。

  • 冥府現界(ヘルヘイム)
暗黒魔法、闇の理の権能。
あらゆる生命を憎み、摘み取り潰してゆく暗黒の領域を創り出す。
暗黒は術者以外の全てを無差別に掴み、底知れない闇の底へと引きずり込んでゆく。
その先で待ち受けるのは脱出不可能の暗闇、世界と隔絶された狭間。そこで正気を削られながらただ死を待つだけとなる。

  • 絶死(デッドエンド)
暗黒魔法、死の理の権能。
対象を闇の帳で包み込み、握りつぶすようにして即死させる
極めつけに悪質な魔法であり、抵抗するには同じ『魔法』クラスか『理』、それに相当するだけの能力でなければ不可能。
また、『理』由来の魔法であるために不死者の不死性を貫通し死に至らしめる。生半可な対抗手段は意味を成さない。
ウェリタス曰く『使ってて面白くない』とのこと。ついでに『対価』も発生するから進んで使いたくもない。
これに至っては調整もクソもない、死には以上も以下もないが故に。

  • 大いなる災禍(マグナ・メルム)
分類なし、強いて言うならば暴力
冗談みたいな魔力量に物を言わせ、銀河系を飲み込むほどの魔力の塊を形成して全て押し潰す。
何一つ残らない、最終的にはやっぱりこういうのが一番手っ取り早い。お前以外にできるわけないだろ


上記の『魔法』たちは一部例外を除いて調整が可能であり、その殆どが即死レベルではないように手を加えられている。
その上で、彼の悪癖によって更に弱体化されるため、使われてもたぶん一撃で死ぬことはないだろう。
また、大魔法使いである彼は息をするようにオリジナルの魔術創造も可能。気分は達人のあやとりとかおりがみみたいなもの。
+ ...
補足するが、『魔法』を魔術規模に弱体化するのは極めて難しい。
元から出力が高いものをわざわざ絞るというのは、例えるならば蛇口を無理やりに破裂させかねない行為と言える。
この辺りからも、彼の常軌を逸した技術力が伺える。


  • 恐慌の魔眼
視界に存在する対象に、強い恐怖を与える魔眼。
精神力による影響を強く受け、心の強い者であればあるほど受ける影響は小さく済む。
これで追い払おうとしてる内は完全に舐めプ、しかもわざわざそれなりの精神力で耐えられるように調整してる。悪趣味。

  • 枯渇の魔眼
視界に存在する魔力を無差別に食いつぶす魔眼。
対魔術師兵器と言っても過言ではなく、一瞬で役立たずにしてしまう。
対策は視界に入らないようにすること、十分な魔力量を確保することぐらい。
魔術に頼り切りの相手から魔術を取り上げて楽しむのに使われる、とても悪趣味。
また、魔力により生命を維持する存在に対してはその性質から即死に等しい効力を発揮する。

  • 暗闇の魔眼
視界に存在する全てを底知れぬ暗黒で包み込む魔眼。
物理一辺倒の相手や、視覚に頼り切った相手はこれだけで詰むレベル。
てんで使わないが、ここから『盲目の理』で視覚以外の感覚を奪うことで簡単に相手を封殺できる。
物理以外に攻撃手段のない相手を弄ぶのに使われる、悪趣味。

  • 幻惑の魔眼
視界に存在する対象に、心の底で望んでいる幻を見せる魔眼。
愛しい人との再会、殺したい相手を殺せた瞬間、全てを手にした夢、それはその人によるだろう。
精神力による影響を強く受け、そもそも迷いがない相手は容易く振り切れる。効く相手と効かない相手がはっきりするタイプ。
効くととても楽しい、ものすごく悪趣味。

  • 呪縛の魔眼
視界に存在する対象に、金縛りを発生させる魔眼。
効いてしまえばほとんど詰み、今までのものと比べて殺意が高いもの。
強靭な肉体があれば高い確率で抵抗(レジスト)できる。身体能力の素地が試される。
一息に殺すのは好きじゃないから、あまり使わない。というより自分で殺すのは面白くない

  • 魂食の魔眼
視界に存在する対象の命を奪う魔眼。
直接的な即死効果ザラキ
生きようとする意思の薄い者ほど効き目が強く、逆に死を嫌う者ほど効果が薄い。
また、既に死者である存在(アンデット)必ず死に至らしめる。ちゃんと成仏しろ。
これも一息に殺してしまうのであまり使わない。
たまにつっかかってきた原生生物を弄ぶぐらい。

  • 閉眼(アンゲイズ)
『盲目の理』の権能、既知を嫌ったが故に己を縛るためのもの。
『視る』というあらゆる行為を規制する。また、感覚機能に対してもこれは有効である。
これにより、彼は己の未来視過去視を封じ、現在のみを見通している。誰かにではなく、わざわざ自分を不自由にするために使っている。
性質上、未来視能力者の天敵とも言える権能。これ自体が『理』であるために『理』による未来演算すら封じる。
また、視覚に頼り切った相手、魔眼や邪眼持ち、視覚を持たずに感覚だけで『視て』いる相手に対しても最悪の相性を発揮する。これらに対してはもはや詰み相性
応用的な使用方法だが、『盲目』を司る権能のため見えなくなった目を治療することもできる。えらく贅沢な使い方。
そこまで無茶苦茶はしていないので、『干渉負荷』が発生することは稀。
―――『理』に至るほど、己の全能を嫌い既知を嫌った感情は、如何程なものか。

  • 創造(ジェネシス)
『命の理』の権能、神に近い力の顕現。
無からの生命を持つ者の創造、そして生命を持つ者を終わらせる
不老や不死といった状態変化を与える事が可能であり、既にそうである者から剥奪することも可能。そういった存在の天敵と言ってもいい『理』。
また、完全なる死からの蘇生を可能とする数少ない『理』。ただし死によって肉体を離れてしまった、その者をその者たらしめる『魂』は別の手段で呼び戻さねばならない。
その手段があるのであれば、己の複製すらも容易い。このような『理』を持つ者にとっては、最早禁忌でも何でもないだろう。
この『理』を持つ者は限りなく死から遠ざかり、殺すことは不可能に等しい。そもそもが強すぎて倒せるか怪しいけど
無からの創造は極めて『世界』への負荷が強く、『干渉負荷』は確実に受けてしまう。とくに『完全蘇生』などしようものならば即座に上限に達するだろう。
この『理』を用いて、彼は従魔を何度でも、どのような死因でも完全に蘇らせることができる。

  • 領域支配(アザールーラー)
『空間の理』の権能、神に近い力の顕現。
平行世界線を含めた全世界の『空間』を思うままにできる。また、副次効果として世界のあらゆる場所を見通せる
一歩踏み出した先を宇宙空間にしたり、はたまた重力を何十倍にしたり、酸素を消失させたり。
望みのままに世界を書き換える力と言える。
デタラメなことをしたら当然だが『干渉負荷』を受ける。
また、対象を他の世界線へ放逐することも可能。その先で待ち受けるものは『世界』による存在抹消である。
彼はこの力を使い、世界を渡航してケイオスへ訪れ、森林己の居場所?を生み出した。
突如として現れるのも、世界中を好きなように見渡せるのもこの力を使ってのもの。
極端な事を言えば、全く新しい世界を創造する事も可能である。というより、己の居場所?がそれに近い。

  • 無限観測の魔(ラプラス)
『空間の理』の権能―――の応用、神さえも凌駕する力の顕現。
過去・現在・未来という"空間"を、平行世界も含めて(・・・・・・・・)知覚する。
即ち、ありとあらゆる可能性の全てを掌握し、思うままにそれらへ干渉可能となる。
故に、可能性が砂粒ほどでも僅かに存在するならば、彼に覆せない状況は何一つ存在し得ない。
皮肉にも、この権能こそが彼に最上の虚無を齎してしまう原因となった。
よって彼は自らの手でこの力を封じ込め、"わからなくなった未来"を楽しんでいる。
なお、常人であろうがなかろうが、この権能を使った時に得られる情報量に普通は耐えられない。見ようとした瞬間に*3無量大数の情報量で脳が沸騰し炸裂してしまうだろう。
こんなものを当然のように使ってのける彼がおかしいだけである。
最悪な応用だが、この力で得られる情報量を他人の頭に押し付ける酷い即死攻撃もできる。使わない。

  • 輪廻(ウロヴォロス)
『時間の理』の権能、神に近い力の顕現。
対象の時間を歪め、巻き戻し、最初から存在しなかったことにする
それは、ただの死よりも恐ろしい。
『干渉負荷』による死を擬似的に再現したものと言えるため、当然ながら『干渉負荷』を受ける。
また、時間を進めて強制的な寿命による死を与えることもできる。こっちは存在しているだけまだマシ。
細微な時間干渉も可能であり、戦闘においては相手や自分の行動速度を操作し、圧倒的有利を作り出せる。

  • 開闢の刻(エンデ・リターナトゥス)
『時間の理』の権能と『空間の理』の権能、神に最も近い2つをかけ合わせた最大の技。
端的に言えば『輪廻(ウロヴォロス)』の強化版、望む世界線の世界全体を巻き戻す
ただし尋常ではない『負荷』が『世界』にかかるため、ほんの僅かでも巻き戻すだけで『干渉負荷』を受けることになる。『世界』が禁断視する、直接的な『世界の破壊』と言える。
望むのならば、全てを無に還す事さえも。

  • 双形(フタツガタチ)
『空間の理』の権能、その極地の技。
この世界丸ごと完全に複製し、同じ座標に同じものを当てはめる事によって事象の矛盾による『世界』の修正力で全ての存在を対消滅させる
『世界』が一つの世界線における完全なる同一存在を認めず、負荷を取り除くために対象の抹消を行うことを利用したバグ技みたいなもの。
やってることは世界線一つを自分の手は汚さずに完全になかったことにするという最悪の世界破壊。ただし半端ない無茶苦茶をやっているので『干渉負荷』は当然ながら最大級のものを受ける。
かつて彼が全力を出した時、これを発動したが、未だ尚その時の『干渉負荷』が彼に科せられている。


  • 所有物
+ ...
異世界の神を殺戮して得た強奪品(ドロップアイテム)のほか、途方も無い生涯の中で得た道具を上げるときりがないので特に使うことの多いものを記載する。

言い方は悪いが、所有物の類いには違いない。
かつて生きていた人間を元とした使い魔であり、『命の理』を使い完全蘇生を試みたことがある。
しかし元々の人格に二度目の生を否定され、その身体だけを用いて未練がましく使い魔としての生命を与えられた。
極めて高度な技術によって従魔契約が成されており、干渉する余地がない。その道の魔術師にとっては完全回答とも言えるもので垂涎の品、一目見ただけで興奮のあまり発狂しかねないだろう。
さほど気にしてはいないが、何度殺されたとしても『命の理』によって創造された使い魔のため、容易く蘇る。
先述の通り、どのような死因であっても無から再生可能。やりすぎると『世界』から目をつけられるので一応痛手ではある。

森林に生み出した己の居城、物は言いようだが所有物。
『空間の理』によって生み出された、世界中を切り貼りしたような何もかもがデタラメな世界。
ほんの一歩踏み出しただけで全く別の場所にいると思えば、次の瞬間には天井を歩いていたり、海中だったり。
この領域では、何もかもが彼の掌の上。或いは、彼そのもの。
『世界』にとっては正に異物であり、自分という居場所に発生したバグのような場所。ものすごく目障り。

  • 水銀の杖(ケーリュケイオン)
異世界の神を殺して得たもの、マーキュリーと呼ばれる神の杖。
杖というものの、その姿は槍とも剣ともとれる不思議なものである。よって杖でありながら近接武器としても用いることができる。
極めて良質の魔術詠唱触媒となり、これそのものに膨大な量の魔力を蓄積させることができる。つまり、単一で二重の触媒をこなせる。
正直なことを言うと、彼に杖なんてものはそもそも不要なのだが、お気に入りらしくよく使っている。
使っている、といっても添える程度に持っているだけで"ちゃんと使っている所"は誰も見たことがない。
―――或いは、それを見た者が即ち死を意味するからか。

  • 神聖なる三連星(トリスアギオン)
異世界の熾天使と呼ばれる存在を殺して得たもの、宙に浮く消えぬ3つの輝き。
持ち主に追従し、様々な形をとって守ったり、攻撃を自動で行ったりする。
待機状態では持ち主の周囲を旋回し続ける、何となく威厳が出そうなので常用。

  • 三重秘神宝玉(トリスメギストス)
異世界の神を殺して得たもの、ヘルメスと呼ばれる神の宝玉。
錬金術、占星術を行うための装置と、賢者の石と呼ばれる万能の錬金触媒を兼ね備えた優秀な魔道具。
それらを生業とする者からすれば、喉から手が出るほどに欲するだろう。
なお、彼はこれを遠見の水晶玉か何か程度にしか使っていない。贅沢。


Skill


  • 身体能力『???~C』
異次元とも言える身体能力。
一息で音速の壁を破り、光さえも容易く追い越す。
一度拳を振り抜けば、世界さえ揺るがすほどの破壊を齎す。
これらを容易くやってのけてなお、本気には至らないほど余力がある。化け物と言う他ない。
とはいえ、彼の悪癖によってランクは大抵の場合で著しく低下する。本来の性能が発揮されることはほぼないだろう。

  • 魔法『???~C』
魔術の極地、目指すべき場所、その完成形とも言える圧倒的な御業。
世界を根底から引っくり返すほどの大魔道を、まるで呼吸するかのように連発してしまう。
存在そのものが厄災、或いは世界の理にさえ錯覚する。
しかし、やはりと言うべきかその御業は大抵の場合発揮されない。曰く、『こんなものを使っては面白くない』らしい。

  • 魔力量『∞』
本当は有限なのだが、『魔法』や『理』クラスの魔法行使を数百年の間連発してようやく底が見えてくるレベル。
要するに事実上の無限である。ほとんどギャグみたいな魔力量。
彼は気を使って何重にも自身の魔力量隠蔽をしているのだが、うっかりこの隠蔽を破って魔力可視化なんてしようものならば大抵はあまりの魔力量にあてられて吐き気を催す。胆力のない者であれば心停止してしまうだろう。
剥き出しの太陽光みたいなもの。見るだけで目が焼ける。

  • 戦闘術『SS~C』
剣術、格闘術、槍術……これらをはじめとした、あらゆる武器による戦闘技術。
そのどれもが、その道を突き詰めた達人にさえ匹敵するほどの技量を誇る。
魔法使い相手に距離を詰めれば問題はない、などと侮った相手はこれで逆に打ちのめされる。
気分屋であるため、どのような武器を用いるかはその時による。どれを使わせても強いが、手加減する癖は相変わらず。

  • 吸血種『EX』
吸血鬼としての強さやその権能を示すもの。EXともなれば始祖クラスとなる。
再生能力や使徒生成の強度、使徒への精神干渉力、保有できる数……様々な能力を持ち、その全てが天井知らず。
吸血鬼にありがちな弱点も克服可能。彼の場合は当然ながら全て克服済み。

  • 理使い『EX』
多くの『理』をその手に収めし者、超越者(オーバード)
そもそも『理』とは天賦の才を持つ者がその一生を賭してようやく掴めるかどうか、という境地。
そんなものを多数持っている、計り知れない存在である。最早、何をすれば殺せるのか。

  • 神格『-』
『理』を手にした事により得られる神の権能―――なのだが、彼はこれを唾棄している。
多重『理』掌握者であれば尚更神格を得て、それこそとっくに神になっていてもおかしくはない。
神を毛嫌いし、神をその手で屠るほどに嫌悪する彼にとっては、自分が神になるなんて死んでも嫌らしい。

  • 干渉負荷『EX』
『理』の行使による世界からのペナルティ。
そもそも、『理』というものは世界さえ脅かすほどの力を持ち得る技術。
それ故に、保持者は須らく『世界』からの監視を受け、過干渉によって『負荷』を受ける。
これが限度を超えると『世界』から異物と見做され、存在を捩じ切られ抹消される
彼の場合はとっくのとうに『世界』から消されてもおかしくないのだが、何をどうやっているのか『世界』を欺いて丸め込んでいる。
『世界』からしてみれば、最低最悪のペテン師である。

  • 俯瞰弱体『A+++』
己と対峙した者との力量差に応じ、無意識に行われる手加減。
ランクA+++では、極めて高い精度で相手との実力をすり合わせ、互角程度まで落とし込む。
これは彼の悪癖そのものであり、非常に強く意識しなければ抑えることができない。


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最終更新:2020年05月20日 04:06

*1 これは魂の破壊や存在の消失を含めた、あらゆる殺傷行為からも蘇生を可能とし、滅ぼす事は不可能である

*2 当ユーザー製キャラ比で

*3 誇張した比喩ではなく