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20-309

20-309 名前:マロン名無しさん[] 投稿日:2005/11/25(金) 19:05:25 ID:0W5Dv3hN
エヴァ ゆうえんち

茶々丸 「どうしたのですか、マスター?」
エヴァ 「い、いや、なんでもない」
茶々丸 「なにを隠されたのですか?まさかエッチな本では・・」
エヴァ 「違う!あ、コラやめろ!」
茶々丸 「遊園地の・・パンフレット?」
エヴァ 「あう・・」
茶々丸 「行きたいのですか?」
エヴァ 「そ、そんなわけ・・」
茶々丸 「残念ですが、マスターは呪いにより学園から出ることはできません」
エヴァ 「そんなことは・・わかっている・・」
茶々丸 「マスター・・」
エヴァ 「ええい!抱きしめるな!」
茶々丸 「ナギ様を見つけ出して呪いを解いてもらいましょう。そして遊園地へ行きましょうね」
エヴァ 「そんなことはわかっている!だからやめむぐぐ・・」
茶々丸 「マスター・・」

それとも葉加瀬たちに頼んで遊園地を作ってもらったほうが早いのでしょうか?

20-314

20-314 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2005/11/25(金) 20:03:12 ID:???
フミカ「2学期期末テスト、全科目終了ですー!」
フーカ「遊びタイガーッ!」
セツナ「むぅ・・・お、お嬢様はいかがでした?」
コノカ「んーせやなぁ。数学で、三平方の定理を証明する問題があったやんかぁ。あれがよーでけへんかってんw」
クー「ホホゥ、サンヘイホーノテーリヲショーメイ・・・?あまり聞かない中国語アルネ」
シイナ「何言ってるのよ、くーふぇ。それは、中国語じゃなくて韓国語だよ。きっと!イ・ビョンホン様萌え〜」
ミサ「えー、それより今は亀梨くんでしょ。それに、WATもいいよね〜」
アキラ「WATかー。私、ウェンツくんが好きだな」
一同「「「えーw」」」

ザジ「(´・ω・`)・・・」
チウ「ん、どうした?ザジ」
ザジ「テストだめだったのもあるけど、みんなの会話が楽しそうで・・・」
チウ「・・・。行ってこいよ、ザジ」
ザジ「(・ω・`)?」
チウ「私は自分からアイツらとの交信・・・っつーか接触を拒んでる。けど、お前は違うだろ?仲良く話に入って来いよ」
ザジ「でも・・・ちうが独りぼっちになっちゃうよ」
チウ「ははっ。何言ってるんだ。もともと私は一匹狼、孤高の女だよ。さっ、みんなの輪に入っておいで」
ザジ「分かった・・・」

クギミ「私はねぇ、高等部の杉内先輩とかがいいかなぁ。あとは横山先輩もカッコイイよねー」
ユーナ「あっはっはっは。なにその面食いメンバーはw」
ザジ「私は・・・」
アスナ「珍しいね、ザジちゃんから入ってくるなんて」
アサクラ「誰だれ?ザジちゃんの好きな子!(゚∀゚ )」
ザジ「私が・・・///・・・私が一番大好きなのはねぇ・・・ちう!」
チウ「Σ(゚Д゚ )」
ミサ「ちう・・・って誰?」
コノカ「ほら・・・あの子ちゃうん?ネットアイドルの」
アスナ「あー、あのときの子か、ザジちゃん女の子が好きなのかー。かあいい〜♪」
ザジ「(´・ω・`*)」
チウ「・・・///(ザジ・・・)」

20-325

20-325 名前:まとめ/17/02より[sage] 投稿日:2005/11/25(金) 21:53:26 ID:???
>>17-158
                   哀れな神と、宵の頃に?
投獄されてから2週間が過ぎたが、今だに脱獄の良い案は浮かばない。
あまりに頑丈な結界が張ってあるうえ、この家の中は、魔力封じの呪まで施してあるようだ。
孤児院に預けられた子供達の身が案じられる。ちゃんとやってるだろうか。
しかし、子供達を思うが故に、反省、という言葉は千草の頭の中にはなかった。反省した所で、借金が減る
訳ではない。愚痴る前に考えるべくは、脱獄という名の解決策。

暫く過ごして気付いたのは、どうやらこの魔力封じには、“生物”を媒介に使っているらしい事が分かった。
それならば、符の何倍もの強力な力がこの家に宿るのにも頷ける。しかし、一向にその気配が掴めない。
とはいっても、おおよその見当はついている。この家に一つだけ存在する、開かずの間。
勿論、扉が開かない原因は分かりきっているため、恐怖心の対象にはなり得ないが。
「まずはこの扉、開けな、な」
ガッチリと固められた符には、ここら一帯に張ってある結界と同じく、何重にも印が結んであり、そのまま
解読しようとすれば、千草の抱える刑期よりも時間が掛かってしまう。その答えに至るまでですら、5時間を
要した。千草は一度引き上げ、開かずの間のある部屋の襖を閉めた。

20-326 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2005/11/25(金) 21:54:02 ID:???
キッチンに戻ると、相変わらず自分の家の間取りよりも広いこのリビングに不快感を覚えた。
自分で言うのもなんだが、なぜ悪い事をした人間が、純粋無垢な子供達よりも良い暮らしができるのか。
一体どこから出た金でこの家を建てたのかが、不思議でならない。孤児院に子供達を預けているため、
今までよりは幾分ましな暮らしになっているだろうが、大人が悪い事をしたお陰で子供達が良い暮らしが
できる、という社会構図にはやはり納得がいかない。
募る不快感を頭の隅に押しやり、夕飯の用意を始めた。全く、食事までもが今までよりも豪華になっている。
確かに、自分にとっては反省が促される暮らしかもしれなかった。改心するまでには至らずとも。

釜の中でかき混ぜたビーフシチューの薫りがリビングを満たしていく。その薫りは、疲れていたためか、
薄く開いてしまっていた開かずの間への襖を通り抜けて、僅かにその扉の中に染み込んでいった。

ゴトリ、という音に千草が肩をビクつかせ、後ろを振り返った。
20-974 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2005/12/05(月) 23:48:00 ID:???
                          哀れな神と、宵の頃に?
「このか……お嬢様……?」
年の頃は5、6歳といったところか。薄汚れた着物に身を包んだ、このかに瓜二つの子供が、眠たそうな顔で
襖の奥からふらふらと姿を現した。慌てて開かずの間へと戻って確認をとると、やはり扉が開いている。
「ククク……フフフフ……アッハハハハ!!なんちゅう甘い管理や。これならどないなアホでも逃げ出せて
しまいますえ」
千草の高笑いに驚いて、このかそっくりの子供がぐずり始めた。しかし、千草はそんな事は気にも留めず、
台所に戻って料理に手を着け始める。自分の子供は大切だが、他人の子には興味はない。
しかし、向こうも残酷な事をする。たかが犯罪者のために、あんな所に子供を閉じ込めておくとは。これでは
どちらが犯罪者だか分かったものではない。やはり、裏の世界にはこういうえげつない汚さがある。
人の事を言えた義理ではないが、魔法関係者にはどこか、基本的な倫理観が欠けている者が多い。人智を超えた
力を得たために起きた代償なのか。
ともかくまぁ、これで魔力封じは解除できたも同然、問題の半分以上が解決したことになる。
そこでふと、千草の頭の中に疑問が浮かんだ。もし、自分が来た当日にこの子供を閉じ込めておいたのだと
したら、少なくともここ2週間、この子供は食事をとっていないことになる。もちろん、只の人間では有り得ない。
それに何故、このかに似ているのか。これはもう、双子と言っても差し支えない。

できあがった料理を食卓へと並べた千草は、側で泣いている子供を尻目に、ビーフシチューを頬ばり始めた。
潤んだ瞳で見つめ返してくる子供に尋ねてみる。
「食べたいのかえ?このかお嬢様」
こくり、とその子供が小さく頷いた。恐らく人外であろうが、腹を空かせて出てきたのには間違いあるまい。
しかし、千草は笑ってその期待を裏切る。
「お前なんかにやる食べ物はあらへん。ここにいたのが運の尽きや。黙ってそこに座っとりなはれ」

千草は子供に逃げられないように、開かずの間への襖をガムテープで堅く塞いだ。

20-330

20-330 名前:マロン名無しさん[] 投稿日:2005/11/25(金) 22:15:51 ID:s3qxQ2Mu
ガターン
ネギ「わ!大丈夫ですか長瀬さん!」
楓「あ・・まあ・・」
ネギ「寝てただけですか・・・どこかぶつけてませんか?」
楓「陸奥でぶつけて肥前で死んだでござる」
ネギ「帰ってきてください長瀬さん」

20-331

20-331 名前:ネギぽに[sage] 投稿日:2005/11/25(金) 22:37:48 ID:???
まき絵「カニ食べたーい!」
千雨「じゃあ食えよ」
まき絵「いやそーゆーことじゃなくてー・・やっぱこの季節はカニだよカニ!やっぱカニって言ったらタラバだよタラバ!」
千雨「早乙女ー、借りてた本面白かったよ」
ハルナ「でしょー、面白いよねー」
まき絵「あの口の中でとろけるような食感・・・うーんたまんなーい」
あやか「そういえば来月のキャンプ教室ってどうなってるんですの?」
ネギ「参加自由なので特に言いませんでしたが2泊3日のちょっとした旅行です」
千雨「私はめんどくさいし(HPの更新もあるし)行かないよ」
ネギ「行く人はあまりいないようですね。まき絵さんは?」
まき絵「その身をタレにつけて・・こうちゅるっと・・・おいしーい!」
ネギ「問題外ですね」
千雨「ああ・・問題外だ」

20-335

20-335 名前:愛と欲望の日々[sage] 投稿日:2005/11/25(金) 23:10:15 ID:???
ザジ「千雨 話がある」
千雨「なに〜?」
ザジ「生理がとまったんだ」





千雨「マジで!? はぁぁああ!? なんで!? なんで!?」
ザジ「そりゃあいろいろ原因はあるよ 最近の千雨は強引だったし…」
千雨「いやいやいや 騙されないから!! あたしら女同士じゃん!?
例えザー〇ン出せても染色体同じじゃん!?
だったらできねぇよ〜 できるわけねぇよ〜」
ザジ「まあ とりあえず明日産婦人科いってくるから」
千雨「聞いてた!? 人の話! 女同士だからできるわけないんだって!」
ザジ「千雨は−ほしくないの?」
千雨「え?」
ザジ「私たちの子供」
千雨「……………」
ザジ「私は…欲しい」千雨「…でもな、そんな甘いことじゃないんだよ 子供の親になるってことは
あたしらは中学生だ 親の金で生きてる ようなあたしらが子供なんか養えると思うか?
ましてやてまだ人間的に未熟だってのに
ガキを育てることなんざできるわけねーだろ? 一時の快楽で生まれたガキを
幸せにするなんて簡単にはできないんだ だから私は生むのは反対だ」
一時沈黙が流れた
ザジ「うぅっ」
千雨「おい何処いくんだザジ!」
ザジは泣きながら部屋を飛び出した
千雨「あのばか」
20-348 名前:愛と欲望の日々[sage] 投稿日:2005/11/26(土) 00:22:31 ID:???
ザジと千雨の部屋の前

朝倉「(どうしよう… 今すごいこと聞いちゃった
まさかザジさんが妊娠しただなんて しかも相手はちうちゃん!?
そんなバカな! 女同士の性交が成功するなんて!
ってなにダジャレてんだ私は!)」
すると後ろからさよがきた
さよ「朝倉さーん 今ザジさんが泣きながらすごい勢いで通りませんでした?
あちらは悲しいことに私の存在に気付いてませんでしたが」
朝倉「(私が廊下から確実に聞こえたフレーズは
[私は生むのは反対だ]
たったのこれのみ 他にも[快楽]だとか[子供]という連想させる単語は聞こえたが…ダメだ
やはり確信的な確固たる証拠がなければ……)」
さよ「朝倉さーん きいてます? どうかしました?」
朝倉和美の急に顔がにやける
朝倉「(ククク… そうだ 私にはこの子がいるんだ
証拠なんかいくらでも手に入る)」
さよ「あーさーくー!!もがっ」
朝倉はいきなりさよの唇に吸い付いた
さよ「んふ んんっ ぷはっ ふうっふうっ 朝倉さん…!
こんな人が通る所で… 恥ずかしいです」
朝倉「さよちゃん… 頼みがあるんだけどきいてくれる?」
さよ「私にできることならなんでも」
さよは朝倉にメロメロちなっている
朝倉「実はね…(この子は可愛がっておけばなんだってする
馬鹿な子… でも頼むわよ さよちゃん…)」
20-353 名前:愛と欲望の日々[sage] 投稿日:2005/11/26(土) 01:05:21 ID:???
ザジ「うう…ぅっうヒック」 ザジは外のベンチで泣いていた
新田「おい そこにいるのは誰だ」 ザジはパトロール中の新田に見つかった
ザジ「!! うぇっうぅっうっ」
新田「お前は3ーAのザジなんとかじゃないか …おい泣いているのか?」
ザジ「ヒック …大丈夫ヒック」

新田はザジに缶コーヒーを買ってあげた 自身はおしるこのようだ
カポシュッ
新田「のみなさい 落ち着くから」
ザジ「……ありがとうございます」
ザジは少しコーヒーを飲んだ 温かくておいしい
新田「なにがあったかは知らん 別に詮索はしないが…
うん そうだな… 恋人とケンカでもしたんだろう」
ザジ「!! えっ なんでわかったの?」
新田「フッ ラブ臭がしたからさ 甘く切ない香りがね…」 ザジ「………」
ザジは反応しなかった
新田「まあ よくある話さ 女房とよくケンカする
学園長とせるぴこくんと高畑くんとで合コンするんだよ時々
まあこの前は他校の女教師が相手でね………………………」
新田はそれから1時間ぐらいその話をした
ザジ「(うざい)」
新田「まあとにかくだ 相手と話してみないことには何もはじまらない
何が原因かは知らんがお前は人の痛みがわかる人間だ
今すぐじゃなくてもいつかは仲直りできるさ じゃあな」
キュンッ 彼がザジの初恋男性だった
「ありがとう 新田」

20-344

20-344 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2005/11/26(土) 00:13:06 ID:???
※BGM:ハンバーガーショップ/嘉門達夫(古っ

お客様編
その1
店員「いらっしゃいませー! ご注文はお決まりですかぁ?」
千雨「チーズバーガーひとつ」
店員「チーズバーガーがおひとつですね。ごいっしょにポテトはいかがですかぁ?」
千雨「チーズバーガーひとつ」
店員「…お、お飲み物などはいかがで…」
千雨「 チ ー ズ バ ー ガ ー ひ と つ 。 」
店員「…セ、セットですと、お安くなります…よ…」
千雨「…………………………。」
店員「ち、チーズバーガーおひとつですね、少々お待ちください…」
千雨「…ちっ、だからこういう店はキライなんだよ…」
店員「ううっ…」



その2
店員「いらっしゃいませー! ご注文はお決まりですかぁ?」
ザジ「…うーんと」
店員「ポテトとドリンクのセットですと、お安くなっておりますよ」
ザジ「…チサメは、何が好きだと思う?」
店員「……はい?」
ザジ「…チサメが好きなのがいい」
店員「ちさ……えと、どなたのことでしょう…?」
ザジ「…そうだ、チサメに聞いてこよう」
店員「え…あ、ちょ、ちょっとお客様ー!?」
20-346 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2005/11/26(土) 00:14:42 ID:???
その3
店員「いらっしゃいませー! ご注文はお決まりですかぁ?」
夕映「チーズバーガーをひとつ、くださいです」
店員「チーズバーガーがおひとつですね。ごいっしょにポテトかドリンクはいかがですかぁ?」
夕映「では抹茶コーラを」
店員「かしこまりましたぁ、まっ……えーあの、もう一度お聞きしてもよろしいでしょうか?」
夕映「抹茶コーラです。あ、サイズはSを」
店員「Sサイズですね、かしこま……じゃなくてですねお客様。な、何をおっしゃっているのかよくわからないのですが…」
夕映「…まさか、抹茶コーラを置いてないと言うですか」
店員「は、はい……当店では取り扱っておりません……というか聞いたこともありませんというか」
夕映「何ということでしょう……この麻帆良に店を構えておきながら抹茶コーラを知らぬとは……」
店員「はぁ…すみません…?」
夕映「いいです。こうなったら抹茶コーラの何たるかをみっちり教えてあげましょう。ちょっとそこに座るです」
店員「え、いえあの、お客様?」
夕映「座るデス!」
店員「は、はいっ!」
夕映「ふふふ、今日からあなたも、抹茶コーラ無しでは生きられぬ体にして差し上げますです…」
店員「ひ、ひぃぃぃ!」





曲聴いてたら浮かんできた(´・ω・`)

20-345

20-345 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2005/11/26(土) 00:13:17 ID:???
夕映 玄人の業

夕映 「・・・」
真名 「ん、どうした?綾瀬?」
夕映 「おいしそうです・・」
真名 「?」
夕映 「龍宮さん、それを譲ってほしいのですが」
真名 「このペットボトルか?それはかまわんが・・」
夕映 「ほ、本当ですか?ありがとうございます」
真名 「ああ、しかしどうするんだ?おまえは・・うわ!」
夕映 (ごくごく)
真名 「おい、大丈夫か!?それは」
夕映 「ぷはあ〜!この粘りとまろみ、たまりません。臭みも玄人好みですね・・」
真名 「・・・」
夕映 「有り難うございました。また、譲ってくださいね、このジュース」
真名 「あ、ああ・・」


真名 「あれはメンテナンス用のオイルだったんだが・・おいしいのか?」
*決して真似しないでください。素人にはお勧めできません*

20-357

20-357 名前:エヴァ おやすみ[sage] 投稿日:2005/11/26(土) 02:03:04 ID:???
>>20-332より
エヴァ おやすみ

1/2
エヴァ 「ぼーや、いいかげんにしないか」
ネギ 「う〜」
エヴァ 「まったく、まさかぼーやがこんなことになるとはな・・」

いつもの修行のあと、私たちはログハウスに戻ってきた
ログハウス内は私の作り上げたリゾートとは違いずいぶんと寒い
それもそのはずだ、外を見れば雪が降っている。凍えるほどとは言わないがその寒さは身にしみる
そんな時、ぼーやが私に尋ねてきた
ネギ 「マスターのところにはコタツがないんですか?」
そういえば昔はそんなものも使っていた記憶がある。いまは囲炉裏を使っているので、ここしばらくは出した覚えはない
エヴァ 「茶々丸、コタツはどこにしまったかな?あるなら出してくれ、ぼーやが使いたいそうだ」
茶々丸 「わかりましたマスター」
それを聞いたぼーやの顔がぱっと明るくなった
ネギ 「あるんですか!茶々丸さん、ぜひ出してください。僕、コタツ大好きなんです!」
ぼーやにせがまれ、一瞬、茶々丸の顔が赤くなったように見えた
茶々丸 「わ、わかりましたネギ先生。しばらくお待ちください」

私のログハウスの居間の中央に大きな絨毯がひかれる。そしてその上に少し古くなったコタツが設置された
どこから持ってきたのかはわからないが、茶々丸が籠に入ったみかんをコタツの上に置く
このあたりは茶々丸のこだわりであろうか・・
おそらくは”コタツにみかん”というフレーズをどこかに記憶しているのだろう
ネギ 「うわぁ、コタツだぁ・・」
ぼーやの目が輝いている。まるで宝物を見つけた冒険家のような目である
そしてぼーやはいそいそとコタツに入り込んでいった。うつ伏せになり、首までもぐりこんだその姿は亀のようだ
しかしながらその顔はネコのようである。目を細め、今にも”うにゃ〜ん”と言いそうな顔だ
私はその無邪気なぼーやの姿を見てくすりと笑う。やはり、まだぼーやはぼーやなんだなと思う
20-358 名前:エヴァ おやすみ[sage] 投稿日:2005/11/26(土) 02:04:48 ID:???
2/2
ぼーやはいつになってもコタツから出てこない
もうすでに大人も寝るような時間だ。このままここで寝られたら風邪をひくかもしれない
エヴァ 「ぼーや、いいかげんにしないか」
ネギ 「う〜」
まったく困ったものだ。普段わがままを言わないだけにどう対処していいわからない。だがそんなとき・・
茶々丸 「マスター、コタツ布団というのはどうでしょうか?」
コタツ布団、布団の上にコタツを設置して最高の暖房効果を得るというアレ
その保温効果、および睡眠効果は絶大ではあるが、他人に見られたらダメ人間の烙印を押されてしまうという諸刃の剣
ネギ 「え、なんですかコタツ布団って!?」
茶々丸 「それはですね・・」

ネギ 「ぜひお願いします。そうか、そんな眠り方もあったんだ。うれしいなぁ〜」
今ここでぼーやからコタツを取り上げたら二度と立ち上がれないかもしれない
それも面白いかとも思ったが、そんな大人気ないことをする気にはなれなかった
私も丸くなったものだ。ゼロがそう言うのもわかる気がする

いよいよコタツ布団が設置された。上半身は布団、下半身はコタツ。まったくもって見苦しい、堕落の極みだ
ぼーやがその布団の中に入り、ゴロゴロし始める。とてもうれしそうだ。ナギの情報を得たときもこんな顔をしていたな
そうか、ナギとコタツは同じなのか・・

ネギ 「マスターも一緒に寝ませんか?暖かいですよ?」
エヴァ 「な!私もだと?」
茶々丸 「・・・私はお邪魔なようなので失礼させていただきます」
そういって茶々丸は今の電気を消して出ていった。茶々丸のやつ、余計な気を使いおって・・
ニコニコの顔で布団をめくり上げ、私を誘うぼーやの姿を見て私は誘いを断ることはできなかった

雪の降り積もる音が聞こえるような気がする。そのくらい居間は静寂に包まれた
やがてその静寂の中にぼーやの寝息が小さく響く
さて、その寝息を聞きながら私も闇に沈むとしようか

20-361

20-361 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2005/11/26(土) 02:38:03 ID:???
星空の下1

「風呂上がりに夜風を浴びると、風邪を引くでござるよ」
五右衛門風呂の火をテント近くの薪に移し終わって、楓は木の幹に寄りかかっている刹那に注意をする。
注意をされてしまった刹那は、楓を見てふっと微笑んでから空を見上げる。

「いいじゃないか、今日くらいは。こんな星空なら、風邪を引いたって見ていたい」
「ほう…確かに見事な星空ではあるが… そこまで感動するものでござろうか?」
楓はいつの間にか刹那の隣に座り、同じ様に幹に背を預ける。
問われたことにそうだな、と頷いてから刹那はまた空を見上げる。
そんな彼女を数秒見つめ、再び同じ様に楓も空を見上げる。

「なんで感動するのか、か」
「そんなに深い意味の質問ではない、悩むことはないでござるよ」
感動するものに、理由は要らない。
楓自身、今まで感動してきたことは沢山あった。
しかしそれは、〜だから感動した、と答えられるような理由の無いものばかりだった。
見上げすぎて疲れたのか首をマッサージしながら、刹那はそうだな…、と呟いた。
20-362 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2005/11/26(土) 02:43:37 ID:???
星空の下2

「星空だけじゃないのかもしれない」
「…む?」
刹那の伝えたい真意がいまいちよく分からない楓は、気の抜けるような返事をする。

上に向けていた顔を顔をこちらに向け、困ったように笑う刹那を見つめる。

「楓と一緒に見る星空に、感動しているのかもしれないな」
「ふむ、拙者と一緒に見るからか…確かに普段のお主は、
 疲れているのか空など見ずにすぐに寝てしまうでござるな」
「はは…ここは修行に適しているからな。つい無理をしてしまって」
それではどちらを選んでも最後には体を壊してしまう、楓はそう思った。
小さな子供のように星空に夢中になっている刹那の手を掴み、半ば無理矢理立ち上がらせる。

「それにしても、ここは少々寒い。テントから顔を出して見るのも、中々乙なものでござろう」
「しかし、焚き火の光があっては小さな星が見えなくなってしまうぞ」
残念そうに楓を見上げる刹那。楓はその頭を一撫でして、微笑む。

「消せばいいではござらんか。寒くなったなら、二人でくっつけば暖かい」
「…そうだな。それも中々乙なものだな」
互いに顔を見合わせ、また微笑む。
焚き火を消して、テントの中へ。

「寒くはないか」
「平気でござるよ」
二人で見上げた星空の下。
囁きあっては、身体を寄せた。


20-363

20-363 名前:ちう万歳[sage] 投稿日:2005/11/26(土) 03:45:21 ID:???
ちうxネギ

「はぁ・・・・。」
ため息をつきながらキーボードにだらしなく寝そべる千雨。
先月から自分が立ち上げたネットアイドルサイト「ちうのページ」のアクセス数が
減少しているのが今の彼女の悩みの種らしい。
「・・・なんでだぁ〜! 常連のアクセスも最近減ってる・・・」
無造作に頭をかきむしりながらボヤく千雨。
日曜日の朝(というか半分昼)、彼女はパジャマ姿で頭ぼさぼさのまま、
いつものように独り言を部屋に響かせる。

 「コンコン・・・」

部屋に小さな音が響いた。誰かが来たらしい。
千雨はめんどくさがりながらも立ち上がり部屋の入り口まで行き扉を開ける。
「なんだよ、せっかくの休みに・・・・」
また独り言だ。

「ガチャ!」
「・・・なんですかー?」

扉の向こうには、いつものスーツ姿と違い年相応の服を着たネギが立っていた。
「な・・・、何のご用ですか? ネギ先生。」
ぼさぼさの髪とパジャマが恥ずかしいのか、扉に体と顔を半分かくして問いかける千雨。
そんな彼女に構わずネギは問いに答えた。
「えーっと・・・。最近千雨さんが元気なさそうなので、ちょっと心配になって・・・。」
「ボクでよければ相談にのりますけど・・・?」

「・・・なっ!?」
ホームページのアクセス数が減っていることが、悩みの原因とは言えない千雨は
困ってしまう。ぼさぼさのパジャマ姿の恥ずかしさにあわせ、さらに顔が紅潮する。
「と・・・・とりあえず、ちょっと待て! 着替えてくるからな。な?」
20-364 名前:ちう万歳[sage] 投稿日:2005/11/26(土) 03:47:49 ID:???
「バタムッ!!」
「・・・・。」
勢いよく扉を閉め、パジャマを脱ぎながらまたいつもの独り言を始める。

「ぉぃぉぃぉぃ・・・。なんでアイツは首つっこみたがるんだ〜?」
「ホームページのアクセス数が減ったのが悩みなんて言えるわけねーだろうがよー」
「てきとーに嘘ついて追い返すとするか」 「ペラペラペラ・・・・」
彼女にとって独り言は自分を落ち着かせるための手段。
普段、無口な彼女は他人に積極的に話しかけることが少ない。
自分の意見がない訳ではない。それを表に出すのが嫌い・苦手なのだ。
いつも表に出さない分、一人のときは発散し自分を落ち着かせる。
しかし今回はそれが裏目に出た。

「・・・・・・。」
「・・・・・・。」

パジャマを脱いで上半身裸になった千雨の後ろにぽつーんとネギが立っている。

「・・・・・・。」
「あのー、千雨さん。ホームページのことで悩んでいたんですか?」

千雨はまだ状況が飲み込めていないようで固まっている。
状況を整理しようと彼女の頭は今フル回転だ。
「て、てめーーーー!!! なにしてやがるーーーッ!!!」
「い、いいいい、いいい、今の聞いたのかーーー?!」
20-365 名前:ちう万歳[sage] 投稿日:2005/11/26(土) 03:48:20 ID:???
普段はネギに対して敬語を使う千雨だがタメ口で叫ぶ。
上半身裸なのも忘れて、相当あわてているようだ。
「・・・っていうか、いつの間に部屋に入ってるんだよ!コラ!」
「きゃあ〜! む、胸!?」
徐々に状況が飲み込み始め千雨は胸を隠しながらしゃがみ込んだ。
平均に比べ背の高い千雨だが10歳のネギよりも目線が低くなる。
しゃがんだ拍子にメガネが床にカタンと落ちた。

(あ〜聞かれた〜聞かれちまった〜 こいつはなんで人の部屋に勝手に入り込むんだよ・・・)
(そういえば、この前もいつのまにか部屋に入ってやがったし・・・・)
(きゃあ!とか言っちまった・・・相手は10歳だぞ・・・・別に恥ずかしがることないだろ・・・)

自分を落ち着かせるように頭の中で自分に語りかける。
瞳はうっすらと涙が浮かんでいる。恥ずかしさと驚きで涙腺がゆるんだようだ。
「ご、ごめんなさい!千雨さん〜!」
子供のネギは、千雨が何故泣いているのかわからず謝る。
「・・・ボク、"ちうのページ"いつも見てますけど千雨さんはスゴイと思いますよ」
「写真も可愛いし、日記やコラムも幅広いジャンルかいてあって読んでいて飽きません。」
「ホームページのアクセス数が減ったのも今だけですよ。」
「そのうちまたたくさんの人が来てくれますよ。」
「あ、あと○○とかXXXとかとても・・・・・」
20-366 名前:ちう万歳[sage] 投稿日:2005/11/26(土) 03:48:52 ID:???
パニック状態になり不意をつかれたのか涙腺がゆるむ。
涙とともに感情の波が関を切って溢れ出し、千雨はそのまま数十分ネギに抱かれながら泣いた。

「落ち着きましたか・・・・? 千雨さん?」
ようやく泣きやんだ彼女にネギは優しく話しかける。
千雨はうつむいたまま小さな声でつぶやく。

「・・・・・・・なよ。」
「え? なんです?」
「・・・・誰にも言うなよ!・・・・私が泣いたってこと!」
赤くした目でネギを見つめながら千雨は言った。

「はい。大丈夫ですよ。」
そう言った笑顔には本当の優しさがあった。
その笑みに千雨の頬も赤く染まる。それに吊られてネギの頬も赤くなる。

「じゃ、じゃあボクは帰りますね!」
「千雨さん!頑張ってください!何かあったらまた相談してください!」
妙にカクカクした動きで落ちたメガネを拾い千雨へ手渡し、出口へ向かうネギ。
扉を開けた時、千雨が言った。
「先生、ありがと・・・・」
千雨はメガネをハズした素顔でネギに向かって笑顔で礼を言った。
いつもはメガネをしないで人前に出ると緊張してしまう千雨だが、自然に笑うことができた。
20-367 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2005/11/26(土) 03:50:18 ID:???

『少しの勇気が本当の魔法』

ネギ・スプリングフィールド。サウザンド・マスターの息子。
彼の本当の力は周りの人々に笑顔(勇気)を与える、その優しさなのかもしれない。


END

・・・・その後、千雨が恥ずかしさで悶え死んだのは言うまでもない。

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最終更新:2007年09月30日 18:09