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23-611 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/01/20(金) 19:57:55 ID:???
パル同人の中の人です
長編のネタの前半ができたので投下したいんですが・・18レスあります、無駄に長いです
SS内容はパル同人です
下記のSSの続きになります
14-258
23-612 名前:のどか 銃と狂気とエプロンと[sage] 投稿日:2006/01/20(金) 20:02:26 ID:???
のどか 銃と狂気とエプロンと


1/18
獲物の手入れは重要だ。小さな埃を取り、細部まで汚れを落とし妨錆油を塗る
ちょっとでもサボったらすぐにこいつらはへそを曲げてしまう
なかなかにじゃじゃ馬な奴らだ・・が

真名 「足りない・・」
気が付けば一丁の銃(ガスガン)が消えていた
厳重に管理しているはずなのに・・何故

そう、かつてのどかが豹変した時に持っていた銃
それが私のギターケースから消えていた・・


図書館島の地下深く、そこにのどかはいた
薄暗く誰もいない本の牢獄で、彼女は不気味な笑い声を響かせる
のどか 「ククク・・逢いたかったぜぇ・・相棒」
両手で銃を優しく撫でながら、少女はその銃身にキスをした
それは優しい司書に再び狂気の炎が灯された瞬間であった


真名 「大変だ!!ネギ先生、もしかしたら宮崎のやつが・・」
だが大変だったのはのどかでも、真名でもなかった
それはこの部屋の惨状が、誰に不幸が襲い掛かったかを知らせていた

部屋の中心、そこにネギは倒れていた。あたりは散らかされ、ほとんどの家具が破壊されていた
上半身はしっかりとスーツとネクタイを締めていたが、下半身は裸であった。靴下はあるが・・
真名 「しっかりしろ!!何があったんだ!!まさか宮崎か!?」
真名は倒れているネギを抱き起こす
しかし、ネギの目はうつろで、ネギはぶつぶつと何か訳のわからないことをつぶやくだけで何があったかわからない
23-613 名前:のどか 銃と狂気とエプロンと[sage] 投稿日:2006/01/20(金) 20:03:00 ID:???
2/18
ネギの部屋 30分前・・

コンコン
ドアをノックする音に、ネギは自分の机の上で行っていたテストの採点の手を止めた
ネギ 「はーい!どなたですか?ちょっと待っててくださいね」
ネギはすぐにドアを開けることはできなかった
テストの山を片付けて、それからロフトの梯子を降りる

ガキィィィン!!

大きな金属音が響くと、破壊されたドアノブがゴロゴロと廊下に転がってきた
何が起こったのかと思い、ネギは急いで梯子を降りるとドアの前に立った

ギギィィィ

鍵という存在が消え、止め具を失ったドアはゆっくりときしむ音を立てながら内側に開いてくる
やがてその外に立つ人物を隠すものは消え、訪問者の姿をはっきりとさせた

ネギ 「の、のどかさん!?」
最もこういった修羅場から縁遠い人物がドアの外に立っていることにネギは驚いた
のどか 「ねーぎーくん。あーそーぼー」
手を後ろに組み頭を少し傾け、おどけた様子でのどかはネギに声をかけた
だが、明らかにいつもとは違う雰囲気。何かによって操られているようにネギは感じた
ネギ 「な、何をしたんですか!?いや、何があったんですか!?」
驚いてネギはその場の状況を確認しようとする。しかしそれはすぐにのどかによって妨げられることとなる
のどか 「せんせ。あーそーぼー」
そう言ってのどかは手にもった銃をネギに向けた
23-614 名前:のどか 銃と狂気とエプロンと[sage] 投稿日:2006/01/20(金) 20:03:49 ID:???
3/18
ネギ 「そ、それは・・・」
ネギの脳裏にあの悪夢が蘇ってきた
銃を持ったのどかがどうなって・・何をしたか
古、史加、真名を襲い、その姿は鬼神のようであったことを
あの時は、真名との戦いの最中に持っていた銃のガスが切れ、何とかのどかが元に戻ったのではあるが・・

ネギ 「の、のどかさん・・その銃は・・まさか・・」
ネギは今までに無い危機に襲われていることを感じていた。狂ったのどかにはあの真名ですら勝つ事はできなかったのだ
あのときののどかは、遊びながら真名を戦っていたのだ。つまりちょっとやる気を出せばいつでも真名を倒せたであろう
つまり、今の自分の力ではおそらく足元にすら及んでいない

のどか 「せんせ、私、興奮しているんです。下着はもうぐしょぐしょなんですよ!だから・・」
そう言ってのどかは恥ずかしそうにスカートをめくり上げた
いつものネギなら、手で目を隠して慌てるところであるが、ネギは動けずに固唾を飲んでのどかの次の言葉を待った
のどか 「ぶっ・・殺してもいいですよね?」
ネギは向けられた銃身が一回り大きくなったように見えた。額に当てられた部分がひんやりとして気持ちいいようにも感じた
ネギ 「宮崎・・さん・・」
のどか 「ファックって本当にいいものですね!!」
一つのガス音と、誰かが倒れるような音がした


真名 「くそう・・こんないたいけな子供に・・なんてことを・・」
ネギのお尻からは一筋の紅い糸がたれていた
何をされたかは想像に難くない

真名 「宮崎ィィィ!!」
23-615 名前:のどか 銃と狂気とエプロンと[sage] 投稿日:2006/01/20(金) 20:04:48 ID:???
4/18
世界樹の根元、その小さな広場にのどかは古といた
のどか 「全然成長してねえなぁ・・少しは期待したのになあ」
のどかの目の前には傷だらけの古が肩で息をしている
すでに左腕は使い物にならなくっているらしく、だらんと力なく垂れ下がっていた
古 「ま・・だ・・アル・・」
古は強がってはいるが、残念ながら誰が見ても勝負はついている
しかしのどかはそんな古に止めを刺すことなく、まるで猫が獲物をいたぶるように弄んでいた

古 「ハッ!!」
残った右手で古はのどかに攻撃を仕掛ける
すでに今の体力では何かしらの技を仕掛けることもできなくなっていた
当然、そんな攻撃ではのどかに触れることすらできない
しかし、のどかはその攻撃を自分の顔で受けてしまったのだ
のどか 「こんなもんか・・失望したぜ・・なあ!!!」
渾身の一撃ですらのどかには通用しなかった。その上攻撃をあえて受けるという屈辱に古は身を振るわせる
古 「きさま・・さっさと殺すアル!!これ以上なぶり者なんてごめんアル!!」
そう叫んだ直後、のどかが消えた
のどかに拳を押し付けていた古はバランスを崩し、その場にどっ、と倒れた


のどか 「殺す・・価値も無いな・・でも、せっかくだから・・」
四発の銃声が響いた
古の両手足の付け根に気の込められた弾が打ち込まれる
古 「うぐぅ!」
のどか 「教えてやる。これが、人を殺すっていうことだ」
23-616 名前:のどか 銃と狂気とエプロンと[sage] 投稿日:2006/01/20(金) 20:05:48 ID:???
5/18
古には最悪の屈辱が与えられていた
両手足を使い物にならないようにされ、服はほとんど破られていた
またネギ同様に、お尻から紅い糸を流していた
そして・・敗者の証として、額に”中”の文字が刻まれていたのだ

真名は来ていたコートを古にかけ、そっと手を合わせた
真名 「仇は取ってやる。成仏してくれ」
古 「かってに・・ころさないでほしいアル・・」
コートの下で古はそうつぶやいた


のどか 「おーはーよー」
左手をひらひらさせながら、のどかは亜子に声をかけた
亜子 「おはようってもう夕方やで?おかしいなあ」
少しはにかみながら、亜子は声をかけてきたクラスメートににっこりと笑顔を返す
のどか 「あの・・和泉さん」
亜子 「なんや?」
いつ現れたのかわからないほど、瞬時に銃を亜子の乳首に突きつける
のどか 「貧乳だから、死んでよ・・ね?」

パシュパシュ

一発ずつ、左右の乳首にのどかは弾を打ち込んだ
残念ながら亜子の薄い胸では、それはある意味致命傷であったろう
しかし・・
23-617 名前:のどか 銃と狂気とエプロンと[sage] 投稿日:2006/01/20(金) 20:07:25 ID:???
6/18
亜子 「た・・たゆんたあぁぁぁぁ!!!」
のどかは単純に驚いた。ここまでのポテンシャルを亜子が持っているとは思わなかったのである
のどか 「へぇ!!いいな、お前・・すげえよ!」
嬉しそうな顔をしながら、のどかは銃を手に持ちながら手を叩いて亜子に拍手する
亜子 「乳を揉むまでは死ぬわけにはいかんのや!!たゆんたゆんの力を舐めたらアカンで!!」
のどか 「そんなこと言ってすぐに死ぬなよ!さっき喰い足りなかったからなぁ!!」
再び銃を構え、のどかはにやりと笑った

それは激しい戦闘であった
戦闘は一方的ではあったが、亜子の執念というものをのどかは楽しんでいた
亜子の乳首に打ち込まれる弾、のどかの乳をたゆんたゆんしようと伸ばされる亜子の手
それを避け、姿が消えたかと思うと現れるのどか。のどかを追い、目と乳を真っ赤にしながら人鬼と化し襲い掛かる亜子
まさに修羅場であった

しかし結果はわかりきっていた
亜子の攻撃・・たゆんたゆんは一回ものどかには加えられていないのだ
亜子 「(;´Д`)ハァハァ・・」
そんな亜子の姿を見てのどかは少しあきれ返ったようにため息をつく
のどか 「その執念・・OK!OK!わかったよ。一回だけだぜ?揉んでくれよ」
そう言うとのどかは自分の制服の前をはだけさせ、少し膨らんだブラウスの胸の部分を亜子に見せた
亜子 「た・・たゆんたああぁぁぁ!!」
最後の力を振り絞り、亜子はその手をのどかの胸に伸ばした。わきわきと指を動かして亜子は前に突き進む
そして後、乳まで1cmのところでのどかの胸は消えた
亜子 「!?」

亜子の背後から冷たい声が聞こえた。それは非情そのものの言葉であった
のどか 「う、そ。うっそぴょ〜ん!!」
亜子の後頭部に打ち込まれた弾はその意識を消し去るのに十分なものであった
23-618 名前:のどか 銃と狂気とエプロンと[sage] 投稿日:2006/01/20(金) 20:07:57 ID:???
7/18
真名 「和泉!いずみぃぃぃ!!!」
駆けつけたときはすでに遅すぎた
胸を真っ赤に晴らし、亜子は草むらに倒れていた
だが、真名の叫びが通じたのであろうか、亜子は意識を取り戻し震える手を真名に向けた
真名 「だ、大丈夫か!!何があった!!宮崎か!?」
亜子の振るえる手は真名の胸に添えられ、軽く動いた
亜子 「たゆん・・たゆん・・」
その言葉を言い終えた亜子は力尽き、真名の乳を揉んでいた手がぱたりと地面に落ちる

亜子もほかの者同様、お尻は剥き出しであった
そして無残にもお尻から紅い糸を流している
ここで真名はふと疑問に思うことがあった
何故尻を?
力無き者を襲い、いたぶるのはまだわかる
しかし、尻はどういう意味だ?
だが真名がそう思っている間にも犠牲者は増えつづけていた


楓 「のどか殿・・何をするでござるか!!」
膝を地面につき、左肩を右手で抑えながら苦しそうに楓は答えた
のどか 「なにって・・人殺し?」
あまりの発言に楓の目はいつもの細目ではなく、大きく見開かれている
楓 「人殺し・・何の理由で!!」
ケラケラ笑いながら、のどかはまるで頭の悪い女子高生のように楓に答えた
のどか 「たのしいからでーす!!人が死ぬとエクスタシーなんですってば!え・く・す・た・し・い!」
楓 「馬鹿な・・」
のどか 「人殺しはオレチャマを中心にまわッてんの!地球みたいに!」
楓 「ぐっ!狂ったか!」
その言葉のとおりであった。武術の修行を積んだ者なら相手の発する気配でどのような心理状態か読めることもあるという
だが、今目の前にいる狂人から発せられる雰囲気とでも言うのであろうか?それは誰にでも心理状態がわかるものであった
つまり、頭がおかしくなったこと
23-619 名前:のどか 銃と狂気とエプロンと[sage] 投稿日:2006/01/20(金) 20:09:33 ID:???
8/18
楓 「御免!!」
傷ついた体で影分身を3つ放ち、四つ身分身で楓はのどかを四方から攻めた
のどかは肩のあたりに銃を置くようにして、正面に立つ楓を見つめている
楓 「朧十字!!」
前後左右からの同時攻撃、全力を持って楓はのどかに攻撃を仕掛けた
しかしどの方位からの攻撃も、のどかにはあたらなかった
楓たちの攻撃はのどかの姿をすり抜け、虚空を切って不発に終わったのである
楓 「ぬ!幻術か?」
その答えは楓の背後から返ってきた

のどか 「避けただけだぜ?」
動けなかった。手足は拘束されてはいない、それなのにわずかたりとも動かすことができなかった
のどか 「お前こそコレ幻術?やっぱ忍者はすげえな!ニンニンってやつ?」
危急の事態に脳は動かない体に命令を伝え、楓は振り返りざまに手刀の攻撃をくわえた。だが、それも虚空を切る
のどか 「偽者はいらない。本物はお前・・だろ?」
また、背後から声が聞こえた
楓は姿の見えぬ敵への攻撃法を必死に思い出していた
そして厳しい修行で身に付けたその技術を繰り出そうとするが、間に合わなかった
のどか 「神様には祈ったか?それだけの時間は与えたぜ?カエデちゃん」
カチャリと撃鉄を引く音が聞こえた
恐怖を克服する修行はしたが、死を克服する修行はしていなかった
それが悔やまれるな・・楓はそう思った
23-620 名前:のどか 銃と狂気とエプロンと[sage] 投稿日:2006/01/20(金) 20:10:22 ID:???
9/18
楓 「あ・・あ・・」
のどかは楓の髪の毛を掴み、胸の高さぐらいまで持ち上げていた
楓のまぶたは晴れ上がり、口の端には血がにじんでいる
すでに楓に動く力はなく、のどかのなすがままにされていた
のどか 「楓サン!身長低くなったんじゃない!!双子ぐらいの大きさになったね!!」
だが、楓は何も答えない
のどか 「もうオネンネか?だらしねえなあ、チンポついてるんだろ?チンポ」
そんな楓にあきたのか、のどかは掴んでいる手を離し楓を開放した
楓は力なく地面に倒れこむ。あたりには彼女の絶え絶えな呼吸の音だけが響いた
のどか 「もう少し頑張ってくれよ!亜子ちゃんはもっと頑張ったぜ!!何もできなかったけどな!」
のどかは足でこつんと楓の頭を蹴った。やはり楓からは何の反応も無い
のどか 「つまんねえなあ、体でっけぇんだから三人分ぐらい死んでくれよ!」
しばらく反応の無くなった楓を弄っていたのどかであったが、つまらなさそうにその場を後にした
のどか 「次は・・だれにしちゃおうかな?パーフェクトジオングみたいな珍妙な生き物がいいな」


真名 「楓ほどの者が・・」
真名は戦慄を覚えた。自分でも楓をここまで追いこくことができるのであろうか?そんな不安が頭をよぎった
無残にも切り裂かれた楓の忍び衣装から紅い糸が見えた。やはりお尻を襲われている


のどかは次の獲物を探すべく、公園通りまで歩いてきた
そこで格好の獲物を見つけたのである
のどか 「あのでっかいおっぱい、いっぺん打ち抜いてみたかったんだよな。要塞だよ要塞」
だが、これが更なる狂気の戦いになるとは、のどか自身も思っていなかった
23-621 名前:のどか 銃と狂気とエプロンと[sage] 投稿日:2006/01/20(金) 20:11:22 ID:???
0/18
獲物の姿は非常に家庭的であった。台所からそのまま出てきたような格好である
エプロンに買い物篭、これでスリッパを履いていれば完璧だったろう
のどか 「一発で打ち抜けるかな?跳ね返ったりしてな」
愛銃を顔の高さまであげにやりと笑うと、のどかは狂気の一歩を踏み出そうとした
そのときである
千鶴から放たれる異様な雰囲気を察し、のどかは足を踏み出せなかった
千鶴 「・・あら?来ないんですか?」
こちらを見ないまま、千鶴は誰かに声をかけた
のどか 「てめえ・・」
のどかはゆっくりと姿を現し、10mほど離れて二人は対峙する

のどか 「オレ様に気がついていたっていうのか?なぁ?」
口元に手を当てて千鶴は優雅に笑った
千鶴 「食べ残しはいけませんねぇ・・あんなに可愛い人たちを・・」
のどか 「何のことだ?」
そのときである


真名 「見つけたぞ、宮崎!!」
逃亡者を追い詰めた捜査官のごとく、真名は銃を構え、のどかを威嚇した
のどか 「お!やっと到着かい?今日は遅かったじゃねえか!?クソでもしてたのか?」
だが、のどかは千鶴のほうを向くのをやめなかった
おそらくは真名よりも千鶴のほうを強敵と感じているのだろう
23-622 名前:のどか 銃と狂気とエプロンと[sage] 投稿日:2006/01/20(金) 20:12:26 ID:???
11/18
真名 「ここは危険だ!すぐに離れるんだ那波!!」
のどかを警戒しつつも、真名は千鶴に声をかけた
しかし千鶴はその場から動くことは無く、いつもどおりのにこやかな笑みをたたえている
真名 「宮崎!!何人襲えば気が済むんだ!!」
それを聞いてのどかはあごに指を当てて考える仕草をした
のどか 「んー皆殺し・・かな?とりあえず」
真名 「人の命をなんだと思っている!!」
のどか 「ハンバーグだろ?ハンバーグ。あれ好きなんだオレ、850円くらいか?」
のどかのおどけた態度に、真名の怒りは沸点を超えた

バシュバシュ

二発の銃声が響いた
放たれた二発の弾丸はのどかの頭と胸を正確に捉える
しかしその弾丸はするりとのどかの体を通り過ぎた
真名 「な!?」
のどかはにやりと笑うと。驚く真名にふざけてこう言った
のどか 「なんだ?鳩が豆鉄砲食らったような顔して・・軽く避けただけだぜ?」
真名の目にはのどかの移動が見えなかった。残像としてしか写らなかったのだ
のどか 「オレチャマを撃とうってんなら、きっちり弾に殺意を込めておけよ。でなけりゃ美味くねぇゾ?」
真名 「貴様ぁ!!」
のどか 「あと、人を撃ったら殺さなきゃな。それがロマンってもんだろ?」
真名 「クソッ!!」
苦虫を噛み潰したような顔をして真名は悔しがる
のどか 「千鶴お姉さまをファックしたら次はてめえだ!!男日照りなんだろう?アソコをよく洗っときな!」
真名 「・・・狂ってるよ、お前」
のどか 「一体どこの誰に話しかけているか判ってんのか?宮崎サマだぞ?いまさら狂ってるなんて失礼ではアリマセンカ?」
真名 「貴様・・」
のどか 「後でぶっ殺してやるって言っているだろう!せめて格好良く死んでくれよ?オレチャマの為にな!」
23-623 名前:のどか 銃と狂気とエプロンと[sage] 投稿日:2006/01/20(金) 20:13:11 ID:???
12/18
真名 「一つ聞かせろ、皆を襲ったのはわかる。だが何故全員の尻をいたぶった?」
その言葉で初めてのどかは真名の方を見た
のどか 「ケツなんか襲ってねえぞ!?ケツってアナルのことか?そういやそこはファックすんの忘れててたな!」
のどかの意外な返答に真名は戸惑う
千鶴 「うふふ・・」
笑顔に闇を含み、千鶴は無気味な笑いをしはじめた
のどか 「まさか・・手前ぇ・・最初っから」
千鶴 「言ったでしょう?食べ残しはいけないって・・」
手にもった買い物篭から千鶴は長ネギを取り出した
千鶴 「これでプスッと・・いただきましたわ」
それを聞いたのどかは大笑いし始めた
のどか 「あははははは!!ケツはこのオバサンが襲ったんだとよ!!聞こえたかマヌケ!!」


ゆらりとその場の空間が揺らいだ
千鶴から発せられる気の質が変わったのだ
千鶴 「のどかさん、銃を持つと性格が変わるのね。私がネギを持つと変わるのと同じように・・」
のどかの笑いが止まった
そして今までに無い真剣な表情で千鶴を見つめる
のどか 「奇遇だな・・やっぱり殺してえのか?」
千鶴 「お尻があれば十分ですわ」
のどか 「アナルが趣味か・・結構な趣味だ、オバサン」
さらに千鶴から発せられる気が大きくなった
千鶴 「ネギを持った私にその言葉を言って、ネギを刺されて死ななかった者はいないわよ・・」
のどかは銃を構えると嬉しそうに千鶴に向かって叫んだ
長ネギを二本抜くと、手にもっていた買い物篭を捨て、千鶴もネギを両手に持ち構える

のどか 「ネギか銃か?撃ち殺されるか刺し殺されるか!最高ォォォ!!!」
千鶴 「もう我慢できないのね・・いいわ!いらっしゃい!!」
23-624 名前:のどか 銃と狂気とエプロンと[sage] 投稿日:2006/01/20(金) 20:13:54 ID:???
13/18
二人は動かなかった。そう真名には見えた
しかしながらすさまじい衝撃波が真名を襲う
真名には二人がその場から動いていないようにしか見えていないのだ

真名 「ぐっ!!」
とても嫌な気分であった。真名には自信があった、戦いの自信があった。誰にも負けないという自信が
しかし今、それが崩れ去った。明らかに目の前の二人は自分の遥か上の技量を持っていることを思い知らされた
そう!まるで悟●とべ●ータの戦いを見ているヤムチャのような気分になっていた


のどか 「やるねぇ!!屑どもとはちがうな!!」
片手で建物の壁に指を突き立てて垂直に張り付き、のどかは敵に向かって叫んだ
千鶴 「困ったさんねぇ・・」
5mはある街頭の上に立ち、言葉とは反対にまったく困ってないように千鶴は答える
二人とも力の5分の一も出していないだろう。しかし、其の力の燐片を見せただけであたりの地形は変わってしまっていた

千鶴がネギを振れば、その剣線上は衝撃波で地面が裂け地層が現れた
のどかが銃を撃てばぶ厚いコンクリートの壁がこなごなに吹っ飛んだ
二人が移動するときに出る衝撃波で大気が揺れた
それはもはや人外の戦いであった

のどか 「やっぱすげえな!!そのでっけえ腐りかけのオッパイ!!変な汁でてんだろ?」
千鶴 「うふふ、おっぱいの無い人がおっぱいのある人にそんなこといっちゃダメ。それだけで罪よ?」
のどか 「じゃあ、罰を与えてみな!最高にハッピーでクソなやつを頼むぜ!?」
千鶴 「狂気って不治の病なのね・・死なないと治らないから。その上排泄物だなんて・・」
のどか 「そのとおり!!世の中はクソだ!!オレチャマもクソだ!!つまり・・100点満点だ!!」
千鶴 「早くあなたをお仕置きして、お夕飯作らなきゃならないの。あなた鍋にならない?」
のどか 「ツミレ用のひき肉はオレが用意してやる。脂肪分が多そうだけどな!」
千鶴 「・・頭、いい具合に腐っているのね」
のどか 「へへ!地獄を見せろよこのオレに!!」
23-625 名前:のどか 銃と狂気とエプロンと[sage] 投稿日:2006/01/20(金) 20:14:39 ID:???
14/18
言葉だけが聞こえてきた。もう二人の姿は見えない。起こるのは破壊と衝撃だけだ
その光景を見た真名は思った
ここに居ても自分にできることは無いと
一人ではこの二人を止めることはできないと
だから・・
真名はその場を後にした。小さな希望を求めてある人物の元へと向かった


超 「事情はわかってるネ・・正直なところ解決策がないというというのが本音ネ」
ここは超の秘密研究所。その一室である

超 「実は・・身内にも被害者が出ているネ」
背もたれのある椅子に深々と腰掛け、超は少し疲れたように言った
真名 「古のことか?」
超 「古だけでは無いネ・・・サツキも襲われたネ」
真名 「さっちゃんが!!」
目を伏せた超の言葉には少しばかり怒りが含まれていた
超 「ぼろぼろになるまでいたぶられた後、額に”肉”って書かれていて打ち捨てられていたネ。尻も襲われていたヨ・・」
真名 「あいつら・・」
真名の拳は硬く握られ、そこからは強い怒りがにじみ出ていた

真名 「何とかならんのか!!いつもの発明品は!?邪悪な姦計はどうした!?」
超 「なんだか失礼ネ・・まぁ、まずは戦力分析ネ」
真名 「・・・」
23-626 名前:のどか 銃と狂気とエプロンと[sage] 投稿日:2006/01/20(金) 20:15:29 ID:???
15/18
空中に現れたビジョンには現在の戦いの様子が映しだされていた
あたりの建物は破壊され、数秒ごとにカメラが大きく揺れるのがわかる
異様な光景であった。誰も居ないのにコンクリートでできた建物が崩れ、吹き飛ぶのである
超 「これほどとは・・」
超はこめかみに指を当てて顔を横に振った
真名 「どうする?」
超 「ここに割ってはいるのは死を意味するネ。隔離して、どちらかが倒れて残ったほうに総攻撃が有効だと思うネ」
真名 「そうだが・・このままでは」
このときビジョンに新たな変化が現れた。破壊が止まったのである
廃墟のようになったその場所に一人の少女が映し出されていた

何も無い空間に向かって少女は啖呵を切ろうとした
高音 「あなたたち!!この高音・D・グ・・」
少女は最後まで台詞を言うことはできなかった

空中高く吹き飛ばされた高音は、そのときにもう服はすべて脱げていた
吹き飛ばされた力が重力に逆らえなくなり、落下に転じる頃にはお尻に七本のネギが突き刺さっていた
そして誰も居ない空間から声が響いた
のどか 「とりあえず脱いでろよ、お前は・・」
千鶴 「意外と一杯入りますわね?経験者かしら?」


超 「脱ぎ役もここまで行けば芸術ネ・・」
やがて高音の体はドサリと地面に落ちそのまま動かなくなった
真名 「死んだか?」
超 「確認に行っても犠牲者が増えるだけネ」
23-627 名前:のどか 銃と狂気とエプロンと[sage] 投稿日:2006/01/20(金) 20:16:07 ID:???
16/18
真名 「現在の戦力は・・私、刹那、明日菜、茶々丸、エヴァか」
だが超は首を振る
超 「残念ネ、茶々丸はメンテ中で使えないネ」
超が手元のボタンを押すとビジョンの映像が変わり、どこかの研究室のような画像に変わる
超 「ハカセどうネ、茶々丸は行けそうカ?」
電子の音を含み、葉加瀬の声がスピーカーから響く
葉加瀬 「まだ無理です。たとえ行けたとしても、もって数秒でしょう・・」
メンテナンスのため四肢をばらされた茶々丸と、白衣を来た葉加瀬がそこには写っていた
茶々丸 「正確には1.76秒です。それ以上は足止めできません」
無意味であった
普通の相手ならばその時間で致命傷を与えることはできる
だが相手はあのふたりだ。1.76秒が過ぎれば倒れるのは私たちであろう
研究室には沈黙が流れた


結局、真名は超の策を取り入れた
あたりの人間を避難させ、できるだけ強力な結界でその場を封印した
魔法先生、魔法生徒のすべてを使い物理的に封印する
ただ高音を救うことはできなかったので一緒に封印した。合掌・・
23-628 名前:のどか 銃と狂気とエプロンと[sage] 投稿日:2006/01/20(金) 20:17:14 ID:???
17/18
それから半日が過ぎた
結界の中から来る衝撃は、強烈に内側から結界を揺さぶる
そしてだんだんと結界を張る者が、疲労と消耗で倒れていった
やがて結界は弱まっていき、後少しもすれば崩壊するのがわかる

タカミチ 「この衝撃はこの結界を破ろうとして放たれているものではないな。単に攻撃と攻撃がぶつかり合って出ているものなのだろう」
皆に戦慄が走る
真名 「結界は後、どのくらい持つ!!」
重苦しい雰囲気の中、刹那は答えた。結界に集中するあまり額を流れ落ちる汗を拭くこともできない
刹那 「2時間・・だ」
真名 「超!そっちの戦力は!?」
超は電子の要塞からできるだけの戦力を引っ張ってきていた
超 「田中サンが250体、BUCHIANA−03(中ボス)が40体ネ」
真名 「素敵な王子様たちだな・・」
その言葉とは裏腹に真名の顔は明るくはならなかった
戦えるかもしれない。そんな希望が真名を苦しめている

絶望できたら、どんなにか楽だろうにな

そう考えることもあった。だがそれができないときはどうするべきか
答えは一つ
覚悟を決める、だ
23-629 名前:のどか 銃と狂気とエプロンと[sage] 投稿日:2006/01/20(金) 20:17:55 ID:???
18/18
そのときは近づいてきていた。結界の外では誰もがその緊張に耐えている
後少しで悪夢が目の前に現れるのだ

だが・・衝撃が収まった
結界の内側からの衝撃がなくなったのだ
これは何を意味するのか?
皆、希望的観測を持った
つまり、どちらかが倒れたと
光が見えた瞬間であった
そしてもしかすれば・・相打ちになったのではと


しかし現実をつかさどる神、あるいは運命は残酷であった


ハルナ 「見つかってたまるか・・」
ここは放課後の3−Aの教室、実はここで堂々と創作系同人誌のネタを作っていた
ハルナ 「これは完成させる・・いかなる邪魔が入ろうと私を止めることなどできない!!」
放課後の教室に無気味な笑い声が響いた

続く
24-95 名前:のどか 銃と狂気とエプロンと[sage] 投稿日:2006/01/27(金) 05:13:47 ID:???
のどか 銃と狂気とエプロンと 後半


1/11
ココネ 「ウソ・・」
無愛想なはずの少女が驚きの表情で震え始めた
真名 「何があった!!」
非常に感受性の強い少女、念話をキャッチするのが特技のこの少女は酷く怯えている
私はココネの両肩を掴み、激しく揺さぶった
真名 「どうした!」
だがココネは答えない。そしてうつろな表情になったまま動かなくなってしまった


ざわ・・
   ざわ・・

私が気がつけばあたりが騒がしくなった
結界内の様子がはっきりしてきたからである
先ほどまでの衝撃は無くなり、次第に中の土煙が消えはじめた
そして土煙の中から、ふたりの人影が現れたのだ
真名 「どちらも・・生きていたか・・」
そんなとき不意に少女が言葉を漏らした

ココネ 「・・おともだち」
真名 「なんだと?今、なんと言った!?」
だが、少女は答えなかった。そしてそのまま眠るように気を失ったのだ

土煙が晴れてきて二人が結界の外に向かって歩いてくるのが見える
そのまま土煙と共に風に消えてしまってくれ、と私は思った
24-96 名前:のどか 銃と狂気とエプロンと[sage] 投稿日:2006/01/27(金) 05:15:45 ID:???
2/11
突然、すさまじい衝撃があたりを襲った
結界に力を注いでいた魔法使いたちはいっせいにその衝撃で吹き飛ばされる
真名 「刹那!!」
吹き飛ばされ、地面に叩きつけられた魔法使いたちは、誰も起き上がることはできなかった
皆、力を使い果たし、その場で気を失ってしまったのだ
やがて力の供給を失った結界は、その姿を消こととなる


千鶴 「皆さんおそろいで・・何かあったのかしら?」
何事も無かったように千鶴はつぶやいた。服装に乱れは無く、埃すらついていない
のどか 「何かのパーティか?オレチャマも混ぜてくれよ!」
前髪に隠れている瞳からは、ぎらぎらとした光が漏れていた。まだ狂気は消えていないようだ


⊂●⊃ ⊂●⊃  「か、かそくそーち!!」
懐から仮契約カードを取り出し、そのシスターは靴のアーティファクトを出現させた
シャークティ 「コラ!!待ちなさい!!」
だがそんな言葉など、そのシスターには届かない
相棒であるココネを連れて行くことさえなく、その少女は一気にその場から消える・・はずであった

むにゅう
そういう表現が一番良いであろう
千鶴 「どこに行くのかしら?あれは何のアニメだったかしら?”逃げちゃダメだ”って言ってたわよ?」
そのシスターが離脱して10mも進まないうちに、何かとっても柔らかいものにぶつかって止まってしまった
⊂●⊃ ⊂●⊃  「??」
柔らかいものをまさぐりながらゆっくりと顔を上げると、優しそうなクラスメートの微笑がそこにはあった
千鶴 「逃げたから、おしおきね・・のどかさん、しばらくよろしくお願いしますね」
⊂●⊃ ⊂●⊃  「ドラえ●ん見なきゃ・・後、5分で始まるよ?」
千鶴 「じゃあ、お部屋でおしおきね。大丈夫、ドラえ●んは逃げはしないわ・・」
そしてシスターはそのまま抱きしめられると、千鶴と一緒に消えた
24-97 名前:のどか 銃と狂気とエプロンと[sage] 投稿日:2006/01/27(金) 05:16:49 ID:???
3/11
のどか 「相当好きモンだな。ありゃ」
あきれたようにのどかが言った
真名 「生きていたか・・」
震えが止まらなかった。のどかの服装にも乱れは無い。あれだけの戦闘でも彼女たちは傷一つ負っていない

真名 「殺し合いは止めたのか?」
それを聞いたのどかは口の端を吊り上げ、いやらしく笑った
のどか 「お前、じゃんぷ読んでねえのか?じゃんぷ。強敵と書いて”とも”と呼ぶってやつだよ」
真名 「?」
のどか 「鈍いやつだな。友情ってやつ?まあ、殺せない相手と戦うのに飽きたってのもあるんだけどな・・」

戦慄が走る。のどかと千鶴が手を組んだのだ。考えられる上での最悪のシナリオである
のどか 「飢えちまっててよ、とりあえず殺せる奴だ。お前らのよう弱い奴らな!」


超 「隊列を組むネ!!標的は宮崎のどか、那波千鶴。対象の死を持って作戦を終了とするネ!!」
田中サンが方陣を組み、その背後に中ボスが陣取る
遊撃隊として中ボスが10機ずつ左右に編成された
のどか 「おいおい、いくら男日照りだからってあんなに男型ダッチワイフもってたのかよ、お前」
真名 「うるさい!!超、今なら宮崎一人だ!集中攻撃で倒せ!!」
のどか 「あんなふにゃチンじゃイケねえだろ、オレチャマが愛撫してやっからよ!!」

威勢のいい言葉とは対照的に、のどかはゆっくりと私たちのほうに歩いてきた
超 「行け!!」
隊伍を組んだ田中サンの第一波が前進し、のどかを飲み込もうとしていた
24-98 名前:のどか 銃と狂気とエプロンと[sage] 投稿日:2006/01/27(金) 05:18:05 ID:???
4/11
最前列の田中さんたちが飛び上がった。そして田中さんたちはその口を開く
口の中の無気味に光るレンズが赤く光ったかと思うと、一筋の赤い光が放たれた
その光はいくつも集まり、赤い雨となってのどかに降り注いだ
光が降り注いだ場所の地面はからは蒸気が上がり、微妙に光の進路を変える
それがおよそ10秒続いた
赤い光の雨はだんだんと止み、あたりは静寂に包まれる
真名 「殺ったか?」
風がだんだんとその蒸気を晴らしてゆく。そして蒸気が消えると共に人影が現れてくるのが見えた


高音 「なんで・・」
こんがりと全身を焼かれ、全身から煙を出して高音は倒れた。尻のネギが焼け、いい匂いを放っている
真名 「生きていたのか・・、というか、あの攻撃を受けて生きているなんて・・」
超 「レーザーの出力は人を殺せるほどでは無いネ・・」
のどか 「かわいそうになあ!オレチャマと間違えられるなんてよ!!そんなトコうろうろしてると危険だぜ?」
その声がどこから聞こえるのかはわからない。だが、しっかりとその存在を主張していた


私から見て右側、そこにいた一番端の田中さんが突然吹き飛んだ
重力を無視して左側に一直線、当然その方向にいた別の田中さんたちも巻き込まれ砕け散る
真名 「そこか!?」
暴力の発生源を見るがそこには誰もいない。ただ土煙が舞っているだけであった
のどか 「こっちだぜ?」
その声はまったく別の方向から聞こえた
先ほどの私の視界から見れば反対方向、左側になる。振り向くがやはり誰もいない
ただ田中さんが、空中高く吹き飛ばされるのが見えた
24-99 名前:のどか 銃と狂気とエプロンと[sage] 投稿日:2006/01/27(金) 05:21:30 ID:???
5/11
すべて破壊されるのに数分とかからなかった
数百体はいた戦闘用兵器はあっという間にガラクタとなる
超 「ここまでとは・・しかなたいネ・・アレを・・出すネ」
嫌な予感がした
あの超が出し渋るほどのものである。当然に問題を抱えているのだろう
そしてそれを出したところで現状が良くなるとも思えなかった
とはいってもこれ以上悪くなるとも思えない
複雑な気持ちになりながらも、超のアレにすがって見たくなった

真名 「アレ!?何かあるなら出せ!!お前の兵士はすべて粉砕された!!出し渋ることもないだろう!!」
そう叫んだときには超はあごと耳につけたインカムで誰かと通信していた
超 「ハカセ!!アレを出撃させるネ!!もうアレしかないネ!!!」
インカムから聞こえてくる声は、悲痛な叫びであった
あまりに大きな声のため、それは私にも聞こえてくる

葉加瀬 「アレって・・アレですか!?まだ未完成ですよ!!それに危険すぎます」
出し渋る葉加瀬に対して、珍しく超は声を荒げて叫んだ
超 「何を言ってるネ!!!これ以上の危険なんてありえないネ!!」
葉加瀬 「わかりました・・今そっちに転送します。座標は・・」
何か・・とても嫌な予感がした
24-100 名前:のどか 銃と狂気とエプロンと[sage] 投稿日:2006/01/27(金) 05:22:24 ID:???
6/11
ヴゥゥゥゥゥゥン

超 「来るネ!!下がって!!」
言われるままに、私はその場から少し退いた
何もない空間。目の前の、本当に何もない空間に光の玉、いや、スパークする紫色の巨大な玉が現れた
やがてその玉は白い光に変化していくと、直視できないほどに光り始める
5秒ほどだろうか・・それが続いた後、その光は収まってゆく
そして、光の収まった後には・・誰かがいた

全身から白い煙を上げ、その男はそこにたたずんでいた
地面に片膝を付き、よく見れば、クラウチングスタートの体勢に似ている
やがて、男はゆっくりと立ち上がった
男は何故か全裸だった


真名 「な、何だアレは!!変態か!?」
その姿を見た私は顔を赤らめた・・しかしあの姿、どこかで・・
超 「アレは私たちの技術のすべてを組み込んだロボットね・・」
ロボット、言われれば関節とかがそんな感じだ。しかしあんなところまでリアルにするとは・
超 「名づけて、”Naked Inmoral Teach Tactical Aems(直訳→裸の わいせつな 教育 戦術 兵器)”」
異常事態に私の頭では、その意味を理解することができなかった
真名 「・・意味は?」
暫くの沈黙の後、超は苦々しくこう答えた

超 「つまりは・・最低兵器NITTAネ」

あの容姿、オールバックにふちの太いメガネ、威厳のありそうでいやらしさを含んだ顔、そして全裸
まさに新田だ・・
24-101 名前:のどか 銃と狂気とエプロンと[sage] 投稿日:2006/01/27(金) 05:23:51 ID:???
7/11
気が遠くなりそうだった
この期に及んで事態がさらに悪化するとは・・
真名 「超!!なんであんなものを呼ぶ!!明らかに場をさらに混乱させるだけのものだろう!!」
超 「呼べと言ったのは真名ネ!!それに戦闘能力が高いのはホントネ!!」

見ればNITTAはすでに敵のほうを直視していた
のどかのほうはNITTAに興味があるらしく、その姿をまじまじと眺めている
のどか 「ずいぶんとご機嫌な格好で・・金、ねえのか?それともそれが武器ってか?」
のどかの挑発に、NITTAは何の反応も示さなかった
立ち上がって、のどかを見つめた後、故障して停止したかのように動かなくなった
そして暫くにらみ合いが続く・・


タカミチ 「殺ったあ!!!」
それは突然のことであった。のどかの背後より高畑先生が奇襲をかけたのだ
だが、のどかは振り向きもせず口の端を吊り上げ、にやりと笑っっている
真名 「ダメだ!!読まれている!!」
私の叫びは届かなかった
高畑先生の一撃はその拳を捕まれて簡単に止められてしまったのだ
NITTAによって

真名、超 「な!!なんで!?」
高畑先生の拳を掴んだNITTAは、そのまま高畑先生を自分のほうに引き寄せて大声で叫び始めた
NITTA 「目標補足。指導プログラムを実行します。指導場所、指導室にて・・」
タカミチ 「な、なにを・・」
NITTA 「愛を語り合おうではないか!!青春も!!汗も!!ほとばしる汁も!!すべて私たちのものだよ!!!」
そう言ってNITTAは高畑先生を抱きしめながら、どこかへ飛んでいった
呆然とする私と超を残して・・
24-102 名前:のどか 銃と狂気とエプロンと[sage] 投稿日:2006/01/27(金) 05:25:05 ID:???
8/11
のどか 「振られちまったなぁ・・・まあ、残されたモン同士、仲良くやろうぜ?」
あたりを見れば刹那やシャークティは結界に力をつぎ込んで倒れていた。もはや戦力として望めない
そして今、最強の戦力が失われ、そして手足となる兵隊もいなくなった
私たちには、希望はもう無くなったのだ


真名 「超!!やるぞ!!こうなったら玉砕だ!!」
そう叫んだ私の背後で誰かが倒れる音がする
真名 「何!」
超が倒れていた。その傍にはのどかがしゃがみこみ、わざとらしく超を起こそうとしていた
のどか 「起きてください、超さん!こんなところで寝ていると・・襲われちゃうぞ」

真名 「貴様!!」
私はすばやく銃を構えるとのどかのこめかみに銃口を突きつけた
のどか 「人に銃を突きつけたらすぐに引き金を引けよ。出ないと死ぬぜ?」
私は何も言わなかった。そして黙って引き金を引いく

一発の銃声が響き、そして地面の一部を吹き飛ばして小さな穴をあけた
真名 「当たらないのか・・」
私には予感があった。今までのことを考えればこの距離でも当たらないのではという予感があった
のどか 「これじゃあいじめだな。二対一だしな」
24-103 名前:のどか 銃と狂気とエプロンと[sage] 投稿日:2006/01/27(金) 05:26:14 ID:???
9/11
真名 「まさか・・」
振り向いた私の視線の咲には那波がいた
倒れている魔法使いたちに、一本一本尻にネギを刺している
すでに刹那もシャークティもその洗礼を受けていた

真名 「好きにしろ・・もう私たちには何もできない」
あきらめた私はその場に座り込む
千鶴 「では・・」
一瞬の出来事であった
30mは離れていたはずの千鶴が現れる
そして・・私の目の前で超に尻ネギをしたのだ


超のチャイナドレスをめくり上げることなく、正確に尻の穴にネギを当てた
通常ならネギでは服を貫くことなんてできないはずであるが、気で強化されたネギは合金の棒と化している
超 「う・・あ・・」
まだ意識がはっきりしていないながらも、苦しいことから超がうめき声を上げた
千鶴 「うふふ・・」
菩薩の笑顔でも、やっていることは鬼畜だ
強く刺し込まれ始めたネギは、周囲の服を巻き込みながら奥へと進もうとする
そして尻の穴に吸い込まれるようにネギと服が埋まっていった。やがて那波は最後の一撃を加えるためにネギをひねる
24-104 名前:のどか 銃と狂気とエプロンと[sage] 投稿日:2006/01/27(金) 05:27:38 ID:???
10/11
超 「ひあッ!!」
頭をそらして超は逃れようとした
意識が回復して、今の自分の状況がつかめたのであろう。必死に逃れようとする
超 「やめ・・真名、助け・・うぎぃ!!」
一気につきこまれた。長さで言えば20cmぐらいは入っていったであろう
千鶴 「ぐ〜り、ぐ〜り」
差し込んだネギをゆっくりと回して楽しそうに那波は超を凌辱する
超 「うぐ・・あはあっ!」
のどか 「えぐいな。あんな事されたら痔になっちまうだろうに・・」
その光景を見ながら、のどかも楽しそうに笑った

超 「ひあああああ!!」
超は大きく声を上げると、そのまま動かなくなってしまった


次は私か・・餡蜜、食べたかったな・・

のどか 「次どうするよ?」
動かなくなった超を見下ろしてのどかは言った
千鶴 「ごめんなさい、私そろそろ朝ご飯の時間なの、小太郎くんお腹すかせてないかしら?」
千鶴は掴んでいたネギを放し、すっと立ち上がる
のどか 「そういえば腹減ったな。朝メシ食わせてくれよ」
千鶴 「いいわ。勝負はそれからってことで・・」
二人の世界から、いや、この混沌の世界から私ははじき出された。二人は私という存在を無視したのである
真名 「き、貴様ら!!私には殺す価値も無いと言うのか!!嬲るなら嬲れ!!殺すなら殺せ!!」
もはや自棄だった
なんでこいつらは私を弄ばない。こんな世界に一人残されても・・どうすればいい!!
24-105 名前:のどか 銃と狂気とエプロンと[sage] 投稿日:2006/01/27(金) 05:29:15 ID:???
11/11
のどか 「言ったろう?”千鶴お姉さまをファックしたら次はてめえだ”って。つまりお前は最後のおやつって訳だ」
何もできない自分が悔しかった
のどか 「わかったら、アソコ洗って待ってな。そのうちに殺ってやるからよ・・」
私は瓦礫の向こう、何事も無かったかのように寮に帰っていく二人を私は見送ることしかできなかった


すべてに絶望した私は、銃口を自分のこめかみに当て引き金を引いた。せめて私を殺せなかったということでのどかへの復讐になればと・・
だが、私は死ねなかった。エアガンでは・・・死ねないのだ


ハルナ 「か、かんせ〜い・・」
床に原稿を撒き散らし、コタツの机の上には飲み干したドリンクの瓶、資料としたエロ同人が山積みとなり、今にもハルナを頭上から襲おうとしている
まさしくここは修羅場であり、ハルナはその修羅場から生還したのだ
ハルナ 「時間かかったぁ・・こんなになるなんて・・思ってなかった・・」

震える手で原稿をかき集め、ハルナはそれを封筒に入れた
ハルナ 「あとは・・これを・・いんさつじょ・・に・・」
そこでハルナは力尽きた
今、どのような夢を見ているのか、それとも疲れきってその夢すら見ることができないのか
それは彼女にしかわからない・・


意識の奥深くに潜り込んでしまったハルナは、二人の侵入者に気が付かなかった
二人は闇から染み出てくるようにハルナの寝ている横に立った

のどか 「持って来たぜ、新田の全裸写真のコピー。前後半合わせて29枚だ」
真名 「どういうわけかこの原稿のページ数とあうな。せっかくだから入れ替えといてやろう」
のどか 「で、この原稿どうするよ?」
真名 「ガンターゲットでいいだろう。粉々になるまで撃ち尽くしてやる」

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最終更新:2007年07月29日 02:31