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新宿区から見るとちょうど東隣……と言っても、区の区切りを意識する都民はそう多くはないだろう。
新宿駅からはほぼ真東。江戸城の外堀を越えたすぐそば。
市ヶ谷駅にほど近い雑居ビルの一室に、その主従の姿はあった。

「ねえ……医者の私(ハリー)は、出てきてくれないの?」
「どうだかね。……うん、嫌だってさ」

深夜の美容整形のクリニック。
もちろん診療時間は過ぎているし、鍵は閉まっているし、夜間でも一流のセキュリティに守られているけれど。
そんなものは、ハリー・フーディーニたちの前には無いも同然だった。
簡単な手術くらいは可能な処置室の中で、処置台に横たわった山越風夏に、猫耳の少年は手際よく点滴を繋ぐ。

「というか、そもそもの話、第九生の私なら、それまでの全員のスキルって使えるんじゃないの?」
「それは無理だな。
 そりゃあぼくも、医者だったぼくの知識は多少は残ってるし、そこらの藪医者や研修医よりは一通りやれるけれど」

九生の果てに至ったハリー・フーディーニは溜息をつく。
どんな医療処置をするにも必要なルート確保、出血を少しでも補うための補液をしながら、首を振ってみせる。

「理由は3つ。
 ひとつ。全ての知識や技術を持ち越すには、魂の容量が足りなかった。もちろん最優先するのは手品のスキルだから猶更だ。
 ふたつ。転生のたびに体格は変わるし感覚も変わる。違う身体では完全には再現しきれない。
 みっつめ。第五生のぼくの姿を見ただろう? 持ち越すには困った性質を得てしまったぼく(ハリー)も多くてね。
 転生のついでに欠点を切り落とそうとして、ついでに零れ落ちてしまったスキルは少なくない」
「うー、だけど、これ、たぶん点滴だけじゃ私、死ぬんだけど……」
「うん、だからぼくも困っている。
 まさか『彼』がここまで頑固だとは思わなかった……って、あれ?」

そこまで言って、猫耳の少年は首を捻る。
いつの間にやら彼の背後には9つの棺。そのうち、片方の端から3つ目の棺を見る。

「気が変わったみたいだ。出てきてもいいってさ」
「やった!」

ガクン、と少年の身体が、精気が抜けたかのように脱力する。
操り人形が糸に引かれるようにして、一番端っこの棺の中に納まって……
入れ替わりに、先ほど少年が視線を向けていた棺が音を立てて開く。

のっそりと出てきたのは、身長2メートルはあろうかという巨漢。
よく見れば身体にはしっかりと筋肉がついているが、それでも背が高過ぎて、筋骨隆々というよりひょろ長く見える。
背も高ければ顔も長い。手足も長いし指も長い。
規格外の長身を白衣に包んだ怪人は、猫背で処置台の上の少女を見下ろして、口を開いた。

「……この『無能』に何の御用でしょうか。
 人を治すか、壊すかしか出来ない『無能』でありますが」
「治す方だよ。見て分からない?」
「これは失礼致しました。
 治す方で。
 承知致しました。すぐに取り掛かりましょう。
 なお、わたくし、『無能』なりに、素手の格闘術も修めております。
 死にきれずに介錯が必要であれば、是非この『無能』めをお呼び下さい。いつでも苦痛のない最期を御用意できます」
「…………」

ひたすらに自らを卑下するようなことを言いながらも、てきぱきと緊急手術の準備を進める、医師のハリー・フーディーニ。
未来の自分ってこんなのばっかりなのか、と、山越風夏は少しだけ気が遠くなる気分だった。


 ☆  ☆  ☆


小さな診療所規模のクリニックである。全身麻酔の備えなんてものはない。
それでも医師のハリーは巨体に見合わぬ繊細さで、硬膜外麻酔を施して。
山越風夏の意識を保ったまま、局所麻酔での開腹手術を開始した。

「うわ、なんか変な感じ! 痛くないのにお腹の中を弄られてるの分かる!」
「こちらも気をつけますが、下手に動かないようお願い致しますよ。
 少し手が滑っただけで簡単に半身不随くらいにはなりますので」

ありあわせのもので清潔野を確保し、設備の格に見合わない大手術が強行される。
ガウンを羽織り手袋をした巨漢医師は、まさに神速の手際の良さで怪我の具合を確認し、処置を進めていく。

「うーん。酷い怪我だ。
 これはわたくしが出てくるのが数十分遅れていたら、何をどうやっても死んでいましたね」
「だから何度も早く出てきてって言ってたのに!」
「胃の裂傷、腸管の断裂、脾臓破裂。
 うん、脾臓は摘出してしまいましょう。
 今後ある種の感染症には弱くなりますよ、とりあえず風邪をひかないよう気を付けて下さい。
 小腸は50センチほど短くなりますかね。まあ大した影響はないでしょう。
 胃の方は穴を塞いどけばいいですかね。幸いにして腹腔内にばらまかれた未消化物もごく少量ですし」
「まあ助かるならいいよ。全部任せる。
 それで、もう責める気はないんだけど……なんで出てくるのを渋ってたの?」
「…………」

手術を受けながらの少女の詰問に、巨漢は少しだけ沈黙する。
やがて彼が絞り出すように口にしたのは、少女の問いからは少しズレた疑問だった。

「……わたくしと山越風夏殿は、どこで運命が分岐したのでしょうね?」
「分岐?」
「わたくしどもは『山越風夏』という人生を通過していない。
 貴女の先に我々『英霊ハリー・フーディーニ』の九生はない。
 いえ、どちらの人生が『正しい歴史』で、どちらが『剪定されるべき歴史』か、なんてのはどうでもいいのです。
 いったい何が違っていれば我々の人生が分岐するのか。そこが知りたいのです」
「やっぱアレじゃない? 聖杯戦争に『神寂祓葉』が参加するかどうか。
 それとも、少年だった私が、聖杯戦争にちょっかいを出すと決めたから、かな?」
「いいえ、どちらでもありません。それは断言できます」
「……さっきからキミは、何を知っているというのさ」

消化器の手術を想定していない美容整形の小医院には、それらの手術で使う定番の道具は何もかも足りない。
それでも基本中の基本である糸と針とメスだけを駆使して、手術はどんどんと進む。
痛んで穴の開いた小腸の一部が摘出され、手縫いで残った腸管が繋げられる。

「そもそも、山越風夏殿。
 貴女の側の歴史でも、『二番目の人生』では、極東の魔術師の家に転生したのですよね?」
「そうだね。死の国から脱出して、さてどうするかと思って。
 あっちで『本当のオカルト』があることを知った私は、どうせならソレを知ることのできる人生を求めた」

生前はオカルトハンターとしても知られた、最初のハリー・フーディーニ。
しかし彼は社会の裏に隠れて暮らす、魔術師たちのコミュニティとはとうとう接触することができないまま生涯を終えた。
その存在を断片的にでも知ったのは、最初に行った死の国でのこと。
そして知れば追及したくなるのが、ハリーという人物の魂の在り方だ。

「でも期待外れだったんだよねー。
 うまいこと、『そういう家』に生まれることが出来たのは良かったんだけど。
 肝心の私自身には、魔術の才能が全くなかった!
 生まれ持っての魔力も乏しければ、技術の方もどれだけ頑張ってもさっぱりで。
 流石にちょっと凹んだよねー。
 それでも、聖杯戦争に首を突っ込めるくらいの立場と、触媒を入手するツテくらいはあったから、それを駆使して……」
「そこです」
「え?」

少女の腹の中から脾臓を摘出しながら、巨漢はきっぱりと言葉を遮る。
丁寧にガーゼで腹腔内を拭って、出血がないか点検しながら、巨漢は語り出す。

「わたくし共の歴史においても、『第二生』が極東の魔術師の少年だったのは変わりません。
 しかしこちらでは、そもそも2024年の東京で、聖杯戦争が行われていない」
「え」
「無理やりに参加するも何もなかったのですよ。
 さて、このふたつの時の流れ、何が切っ掛けでそうなるのか分かりませんが……」
「…………」

「なお、聖杯戦争がなくっても、魔術の家に生まれた魔術の才能のない少年の人生は波乱続きで、短いものでした。
 ゆえにわたくし、第二の人生の終わりには、こう願ったのです。

 『次があるなら、頑丈な身体がいい』
 『そしてこの先も何度でも生き延びるためには、少なくとも医学の知識と、護身のための体術が要る』

 あるいは、こんなことも考えてしまったのが悪かったのかもしれませんねえ。

 『ついでに可能ならもう一回くらい、魔術師の才能の有無を確認しておきたい』

 そして――その願いの全てが満たされてしまったのが、この哀れな『無能』の姿で御座います」

「君は……いったい……」

喋りながらも神速の手術は続く。
胃の穴を塞ぎ、腹の中にぶら下がる大網と呼ばれるシート状の脂肪組織を補強材代わりにあてがう。
あまりにも的確な手術をしながら、巨漢はよどみなく語る。

「わたくしは……山越風夏にならなかった、『第三生』の、ハリー・フーディーニ。
 貴女からの代わりに別の人生を生きたもう一人のハリー。

 ヒトとしての名は……『蛇杖堂寂尊(じゃじょうどう・じゃくそん)』」

「……ッ!?」
「かの暴君、蛇杖堂寂句の後を継いだ、二人がかりで一人前の『共同後継者』の片割れ。
 魔術が一切使えぬ『無能』。医術と体術『だけ』の後継者で御座います」


 ☆  ☆  ☆


英霊に至ったもうひとりのハリーが経験した、もうひとつの人生。
そこでは、2024年の東京で、聖杯戦争は発生しなかった。

もちろん、他の登場人物たちも聖杯戦争に巻き込まれることなく、それぞれの人生を生きている。
蛇杖堂寂句は暴君として蛇杖堂の一族の上に君臨し続けて。
そしてとうとう、彼を満足させる才能は、一族の中から現れることはなかった。

118歳の時、彼は表社会においては死を偽装して。
その際、医術の後継者と魔術の後継者をそれぞれ別個に用意した。
そこから20年、今度こそ本当に死ぬまで、その後継者たちを厳しく育て上げた。

「あー……。いや違和感はあったんだよ。
 自由と奔放が信条の私(ハリー)が、何をどうしたらこんな卑屈な人格になるんだ、って。
 でもジャック先生にみっちりイジメられてたなら納得だ。いくら私(ハリー)でも、そりゃ歪むよ」
「あれは生半可な死の国よりも辛い日々でありましたね……。地獄の方がよっぽどラクで御座いました」

その果てが、己を『無能』と断じる、しかし超越した技量を持つこの外科医だ。
死から脱出する技術を、他者の死からの脱出のために転じたこの医師は、後継者に選ばれるに足るほどの技量であり。
同時に、三度目の生を得てもなお、魔術の才能はカケラも掴めなかった。

「医術、体術、魔術を学ぼうと思ったら、なるほど、ジャック先生の所に辿り着いちゃうのかぁ……怖ぁ……」
「わたくし、英霊として召喚されてからずっと、先代当主の気配を嫌でも感知できてしまっておりましてね。
 魔術でもなければ宝具でもなく、第六感としか言いようのない感覚では御座いますが。
 なので、マスターの危機と知りつつも、棺から出てくることすらもできず、トラウマに震えていたので御座います」
「ほえ~~」

全ての処置を追えて、最後に開いた腹の傷を縫っていく。この作業もまた神速。
あっという間に腹腔側が縫い終わり、すぐに少し丁寧な手つきでお腹の皮膚の縫合に入る。急ぎはしても手間は惜しまない。

「なので……ここで山越風夏殿に、ひとつ、朗報が御座います。
 ええ、これは朗報と言ってよろしいでしょう」
「朗報?」
「この時代のこの世界に生きていた蛇杖堂寂句。
 山越風夏殿と同じ『はじまりの六人』のうちの一柱。
 このわたくしが棺から出てくる直前に……お亡くなりになりました」
「?!」
「より正確に言えば、そうと確信できたので、わたくしも棺から出る気になったので御座います」

蛇杖堂寂句が、死んだ。

あの難敵、ジャック先生が散った。

はじまりの六人の中で、もっとも死にそうにない怪物が、よりによって最初に!

思わず風夏は跳ね起きそうになって、第三生のハリーの力強い腕に無理やり押し返される。

「まだ最後の縫合中で御座います。落ち着いてください」
「ジャックが死んだ!? あのジャックが?! どうやって?! 誰が!?」
「信じられないのはわたくしも同様で御座います。
 全盛期と呼んでもいい時期の先代当主、何をどうやったら殺せるというのか。
 しかし間違っても自殺するような御方ではないでしょう。
 きれいさっぱり、先代当主の気配、消え失せて御座います。間違い御座いません」

巨星が落ちた。
とうとう、六人の一角が落ちた。
腹の傷を縫い塞がれながら、山越風夏はその意味するところを思って大きく震える。

全ての前提が変わる。
全ての均衡が過去のものとなる。
あらゆる運命がここからさらに加速する。

「はい、手術終了で御座います。とりあえずこれで死ぬことは無いでしょう」
「ありがとね……って、なんかまだ身体重いんだけど……」
「出来ればこの後、2日ほどは絶対安静で御座いますね。
 これで無理に跳んだり跳ねたりすれば、また傷が広がり、最悪、死にます。今度こそわたくしでも助られません」
「えーーっ! それは困るよー!」
「なにしろわたくし、魔術的治療は一切できない『無能』で御座いまして。これは現代医学の限界で御座います」

2日間の絶対安静。
そんなことをしていたら聖杯戦争など終わってしまう。
困り果てる山越風夏に、第三生のハリー、蛇杖堂寂尊は、その縦に長い顔でニカッと笑って見せた。

「なので……ここで『無能』なわたくしから、僭越ながらひとつ提案が御座います」
「提案?」
「今から、蛇杖堂寂句の『遺産』を、勝手に形見分けさせて頂きましょう」

蛇杖堂寂句が死んだ。
しかし彼はどう考えても、持ち歩けないほどの遺産を残している。
想定しうるあらゆる敵に対し、可能な限りの備えを積み上げていたはずの男だ。

「『偽りの霊薬(フェイク・エリクサー)は、流石に遺されてはいないと思うのですがね。
 それより数段劣る治癒の薬(ポーション)でも、手術の後に補助的に使うのであれば十分で御座います。
 2日間の絶対安静を、1時間ほどに短縮することは可能でしょう」
「使えるの?!」
「わたくし、魔術の実践はからきしで御座いますが、作られた後の道具の鑑別であれば可能で御座います。
 この目で見れば、どれがどんな効果を持つ道具かの判別はつくでしょう。
 ……ついでに、これはお節介にもなりますが、山越風夏殿。
 貴女、手品師としても、タネも仕掛けも、足りてないのでしょう? だからそんな怪我を負うハメになった」
「うっ……」
「せっかくですから、治癒の薬だけでなく、使えるものは全部頂いてしまいましょう。
 先代当主のことですから、他の主従に対する策はちゃんと立てているはずです。
 蝗害やら、葬儀屋やら、それ以外に対してもおそらくは。
 何かしら備えはしていたはずで、そして、その全てを持ち歩くこともしていないはずです。
 可能な限り、掻っ攫いましょう。
 誰が文句を言おうと、このわたくし、次代当主の片割れ、寂尊の名において許します」
「……キミひょっとして、意外とイイ性格しているね?」
「わたくし、先代のプレッシャーにも勝てない『無能』では御座いますが。
 腐っても、『ハリー・フーディーニ』で御座いますので」

おそらく、蛇杖堂寂句の死が知れ渡れば、そのことに思い至るのはハリーたちの主従だけではない。
他のはじまりの六人。
多少なりとも接点のあった主従。
もし居るなら、同盟相手の類も。

きっと、「蛇杖堂寂句の遺産」という、宝の山の存在を思い出す。
超一級の治癒魔術師が蓄えた、治療薬の山。そして他の参加者への対抗策の類。金銭の類だって使いようによっては強力だ。

だからこれから始まるのは、遺産の争奪戦だ。

奪いきれないなら、他者に奪われないように燃やしたりしてもいいかもしれない。
とにかく速度が勝負のミニゲーム。
特にノクト・サムスタンプ相手に地力の低さを示してしまった風夏にとっては、何かしらのパワーアップ手段が欲しい所でもある。

「いいね! 奪いに行こう!
 ……って、もう少し丁寧に扱ってくれない? 例えばここは、御姫様抱っことか」
「すいませんねぇ、わたくし『無能』でして、そのあたりのデリカシーってものはさっぱりでして」
「本当にいい性格してるねキミ!?」

少女の望んだ『お姫様だっこ』ではなく、まるで俵か何かを担ぐかのように、少女の胴体を肩にひっかけて。
巨漢は小さなクリニックを飛び出していく。

見れば西の夜空、新宿の方向には、もはや黙示録の赤騎士の気配はなく。
遠目にも異なる色彩の白一色に染まっていくのが見える。
あちらはどうなったのかさっぱりだが、とりあえず、山越風夏の願ったレッドライダーの排除は成ったらしい。
デュラハンの面々がどうなったのか、これは身体を治してから考えるべきだろうか。

少女を担いで、第三のハリーは駆けていく。
巨体に見合わぬ敏捷性で目指すのは、さて、蛇杖堂寂句のプライベートな屋敷か、蛇杖堂記念病院か。

さらなる次の闘争を見据えて、奇術師たちは暗躍する。


【千代田区・市ヶ谷付近 某美容整形クリニック付近/二日目・未明】

【山越風夏(ハリー・フーディーニ)】
[状態]:疲労(大)、腹部の手術後、「魔術的治療なしなら2日間絶対安静」との診断
[令呪]:残り三画
[装備]:舞台衣装(レオタード)
[道具]:マジシャン道具
[所持金]:潤沢(使い切れない程のマジシャンとしての収入)
[思考・状況]
基本方針:聖杯戦争を楽しく盛り上げた上で〈脱出〉を成功させる
0:未来の私って変人しかいないの?!
1:ジャック先生の遺産を漁ってさっさと治しちゃおう。絶対安静とかやってられない。
2:他の主従に接触して聖杯戦争を加速させる。
3:華村悠灯がいい感じに化けた! 世界に孔を穿つための有力候補だ!
4:よく分からないけどレッドライダーは排除されたようだし、〈デュラハン〉との義理はどうするかなぁ
5:レミュリンの選択と能力の芽生えに期待。

[備考]
準備の時間さえあれば、人払いの結界と同等の効果を、魔力を一切使わずに発揮できます。

〈世界の敵〉に目覚めました。この都市から人を脱出させる手段を探しています。

蛇杖堂寂句から赤坂亜切・楪依里朱について彼が知る限りの情報を受け取りました。


【ライダー(ハリー・フーディーニ)】
[状態]:第三生のハリーと入れ替わり中
 三生→健康
 五生→健康
 九生→疲労(大)
[装備]:九つの棺
[道具]:
[所持金]:潤沢(ハリーのものはハリーのもの、そうでしょう?)
[思考・状況]
基本方針:山越風夏の助手をしつつ、彼女の行先を観察する。
0:蛇杖堂寂句の遺産を漁ってマスターを治し、ついでに手品の種を補充する。
1:他の主従に接触して聖杯戦争を加速させる。
2:神寂祓葉は凄まじい。……なるほど、彼女(ぼく)がああなるわけだ。
[備考]
準備の時間さえあれば、人払いの結界と同等の効果を、魔力を一切使わずに発揮できます。

宝具『棺からの脱出』を使って第三生のハリー・フーディーニと入れ替わりました。

第三生のハリー・フーディーニ:
生前の名は「蛇杖堂寂尊(じゃじょうどう・じゃくそん)」、かの蛇杖堂寂句の2人で1人前の「共同後継者の片割れ」です。
蛇杖堂寂句の医術と体術を継いでおり、治癒魔術や治療薬の知識もありますが、治癒魔術の実践はできません。
寂句に自尊心をズタズタにされており、己の能力を過小評価する傾向がありますが、外科医としての腕と格闘術は超一級です。

第五生のハリー・フーディーニ:
神聖アーリア主義第三帝国陸軍所属。第四次世界大戦を生き延びて大往生した老人。
スラッグ弾専用のショットガンを使う。戦闘能力が高い。
ヴァルハラの神々に追われている妄想を常に抱いており話が通じない。

ライダーと山越風夏が、蛇杖堂寂句の屋敷と蛇杖堂記念病院、どちらに向かったかは後続の書き手にお任せします。


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最終更新:2025年10月19日 01:44