概要
「トリガーゾーン」をコントロールして勝利を目指す。略称「トリコン」。
ライフに直接ダメージを与えるカードや、Ver.1.2以降に登場した「あなたのフィールドにユニットが0体以下の場合」という条件を持つカードで構成される。
通常のデッキでは絶対できない戦い方をするところに魅力がある。バージョンを重ねても人気のデッキで、気軽に戦えるイベント戦ではそれなりの勢力を持っており、一度は戦うことになる。対戦する機会が少ないデッキとはいえ、普通に戦うと返り討ちに遭う可能性も高くそれなりの対策は必要である。
【
ウィルス】やトリガーゾーン全破壊効果などが追加されるたびに苦境を迎えてきたが、遂にはVer.2.3EX2で追加された
英霊ペンテシレイア1枚で簡単に詰むようになった。使うなら趣味と割り切ろう。
キーカード
このデッキのコンセプトから考えて無条件2ダメージは完璧なかみ合い方をしている。
トリガーコントロールのダメージ源その1。「デスコン」とも。
トリコンがこの形になったのも
デスティニーコントロールが「あなたのフィールドにユニットが0体以下の場合」という条件を持つカードだからである。
トリガーコントロールのダメージ源2。
被プレイヤーアタック時が条件なので早めのセットが肝心である。
通常は
戦神・毘沙門等の対策として1枚だけ入っていることが多いカード。
このデッキでは基本的に自分フィールドにユニットがいないので「進化ユニットが出た時、それを破壊して1ダメージ与える」カードになる。
相手によっては腐ってしまうが、本デッキでは3枚入ることも多い。
シナジー/コンボ
対戦相手のライフが早い段階で4まで削れた場合、相手4ターン目:
デスティニーコントロール, 自分5ターン目:ヘレティックスカーのルートで妨害されずに仕留めることができる。
ヘレティックスカーのゲージ消費は特大だが、相手の攻撃を6点被弾すればそれだけで6割貯まるので十分到達可能である。
ユニット/進化ユニットカード
これらは単純にデッキ圧縮用なので、同名カード同士のサーチを目的としている。
こちらはダメージ源補強のために使う。
世界創生、
人身御供発動後やゲーム最序盤等の出番がある。
トリガー/インターセプトカード
「あなたのフィールドにユニットが0体以下の場合」を条件に持つ防御カード。
後者2つはトリガーなので発動タイミングの調整に注意。
「あなたのフィールドにユニットが0体以下の場合」に加え、被プレイヤーアタックを条件とする防御カード。
条件付きだがノーコストでユニットを破壊できる点が優秀である。
言わずと知れたユニット除去。発動には最低1体のユニットが必要である。
相手に出された【
ウィルス】ユニットは「0体以下の時」の条件を崩すため、その対策としても優秀。
言わずと知れた汎用ユニット対策。
ただ、前者はライフを払わなければならないこと、後者は
人の業と役割が被りやすいことに注意。
トリガーコントロールの最終防衛ライン。
今では【
スピードムーブ】が数多く存在するので、このカードの効果発動で対戦相手の攻撃が止まる可能性はあまり高くない。
上記防衛策を構えた状態で敢えてライフで受けることで2段構えするのがいいだろう。
ドローソース。後者2つは自分の場にユニットなしが発動条件になる代わりにCPも補充される。
ダメージ源カードは枯渇したら勝てなくなるので、このような回収用カードを用意するのも手である。
CP補充カード。デスコンを早いターンで打ちたいならこういったカードを用いるのも一向。
デスティニーコントロールを2枚引き当てるカード。
発動タイミングは自分のユニット召喚ということもあり、採用の優先度は低い。
アタックした相手ユニットを破壊し、相手ライフを+1する。
相手のライフが満タンの時に発動すればデメリットを消せる。
前述の世界創生後に進化ユニットや【
スピードムーブ】を出されて負けるパターンを相手の手札をすべて捨てさせることによって回避できる。
今まで帰還、
人の業で補っていたが、前者はバウンスなので出し直しされるリスクがあり、後者は【
スピードムーブ】には効果が無い。
それに比べこのカードは
世界創生の弱点をほぼ完璧にカバーできる。
ジョーカー(キャラクター)
デスコンと盾だけで7点取るのは厳しいので、基本的にはこれを使う。
サブジョーカーにはこれが強い。トリコンはユニットを並べないので、デメリット無しのユニット全消滅となり強力。
ただし、こちらを打つとしばらくスカーが打てなくなるのでプレイングに注意。
デッキサンプル
サンプル1(珍獣レイア型、旧Ver.)
ニコニコ動画の投稿者であるsikani氏が使用している珍獣レイア型トリコン。
先攻1ターン目に
カパエル2体・2ターン目レイアでライフを3点取り、後はデスコンスカーで締めるというのが理想の流れ。
このデッキに対するメタの張り方、対策など
イベント戦で時矢と光平が出てきて、1ターン目にユニットを出さず無色トリガーを複数差した場合や、サーチユニットが出てきてもドロー系統のトリガーが発動しなかった場合では相手は高確率でトリガーコントロールを使用している。
トリガーゾーンからカードを発動させてなんぼのデッキなので、トリガー破壊に対して非常に弱い。
メリュジーヌや
絶望の天魔アザゼルといったトリガーを破壊してくれるユニットが有効である。またVer.1.3で登場したトリガーゾーンがない時に効果が発揮するカードを利用したデッキならトリガー破壊を意識した戦い方をするといいだろう。動きの遅いデッキなので単純な速攻も効果的。リカバリーの速いカテゴリならなお良い。
また、何らかの都合でユニットを残した状態でターンが回ってくることもある。発動条件が場にいるユニットが0体の時の可能性も考慮して行動権を消費させる等してユニットを残した状態でライフダメージを与える手段も考えよう。
このデッキは
デスティニーコントロールからのダメージを狙うデッキだと認識されているが、それと同じくらいヘレティックスカーからのダメージも重要である。序盤に調子よくペチペチしてジョーカーゲージを貯めさせてしまうと、後々流れるようにライフを削られてしまう。やるなら一気に押し込もう。
トリコンのキーカードには自分のフィールドにユニットがいると発動できない。そこをついてVer.1.4で追加された【
ウィルス】ユニットを利用すればそれらのカードを封印できる。
最終更新:2019年03月20日 02:07