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「そうですね……でも、普通の人間は必要でない時に好きでもない相手と一緒にいたりするものなんですよ」




「幽屋氷柱」

【基本データ】
年齢:十七歳
職業:高校生(淳機関付属VIP州西部淳中高一貫教育校高等部三年十三組所属)、弓道部部長
二つ名:『十三組の才媛』『熱さと冷たさの混濁』『最も狭い世界で生きる少女』
総合評価:A

【容姿】
端麗で優しげな顔立ち。
柔らかな印象を持たせる垂れ目。
同じく柔らかな声音。
半ばから緩やかにカールした肩甲骨まで届く黒い長髪。
またパッと見ただけでは分からないが相当に鍛えられている

一人称は私、二人称は「◯◯(役職名)さん」。
丁寧で穏やかな口調で話す。

【人物】
高天ヶ原檸檬とハルトシュラー=ハニャーンのクラスメイト。三年特別進学科十三組で唯一常識が通じる生徒。
容姿から中身に至るまで全てにおいてほぼ完璧な大和撫子(ちなみにナデシコの花言葉は「純粋」「思慕」など以外に「才能」もある)。

絶世の美女ではないが可憐と言っても問題のない整った容姿を持つ。
加えて作中に登場する他の美少女とは違い、変な口調や変な性格ではないので異性からは人気がある。
同性からはお淑やか系と活発系の半々程度から支持を受けている。

十三組生では例外的に話が通じ、物腰も柔らか。
作中に登場する大半の人間から家族を大切にする人格者として捉えられている。

友人も特別多いわけではないがそれなりにいるらしい(十組や十一組の生徒が多い)。
自身が長を務める弓道部の部員は元々一人か二人だったが今年は彼女目当ての新入部員が増えた。
あまり熱心に活動していないらしく、休みの日も多い。
ただ休みの日でも彼女は総合武道場で練習している。

剣道部他武道系の部活には助っ人して出向することもあり、武道の腕前は天使と悪魔でさえ完膚なきまでに叩きのめすレベル。
彼女は剣道部ではないが全剣道部員関係者(男女顧問含む)の中で最も強い。

簡単に言うならば彼女は「自分には厳しく、他人には甘く、友達には優しい」人物。
後輩にも厳しく指導することはないが目標ある友人にはいつまででも付き合ってくれる。
高天ヶ原檸檬とはちょうどこの関係。

ただ一方で「良い人ではあるが誰でも助ける善い人ではない」「愛に満ちた人間だからこそ、愛を理由にどんなことだってする」とも評されている。
ちなみに彼女自身は武道を続ける理由を「家族との絆」「愛の為」と語っている。
また恋愛には独特の美学を持ち、個人の自由であることを大切にし、それ故にどんなことになったとしても本人の責任だと考えている。
理想の日本女性のような彼女にも様々な面があるようだ。

いや彼女は一面的であり、周囲の状況や他の人間の立ち位置によって対応が変わるだけなのかもしれない。
純粋過ぎるからこそ。

……本当に、一番アレな部分を上手く隠してる辺り大人ですよね。


ちなみに美人・黒髪・お淑やか・優しい等々の理由から淳高で非公式に行われた「最もお嫁さんにしたい女子ランキング」では一位。
また同じく非公式の「ミス淳高コンテスト」でも四位を獲得している。

室内系競技を専門としている為に肌は白く、しかも身体は引き締まっており、胸もそこそこ巨乳。
家事全般をそつなくこなし、料理も上手い上に三味線はプロ級、着付けや茶道もお手の物、ついでに尋常じゃないほど強い。
無論成績も優秀という下手をすればレモナやハルトシュラー以上の完璧超人である。
ここまで来ると釣り合う男の方がいないレベル。

当然だがモテる。
面識のない相手からも告白されるくらいなので相当。

【特記】
『刻み突きからの連続攻撃(真バージョン)』
 幽屋氷柱の使う技の一つ。日ノ岡亜紗の連撃の元ネタになったもの。
 始動が左上段突きなのは同じだが、パターン化は特にされておらず状況によって様々な技に派生する。
 しいて数えると大体三十通りくらいのバリエーションがある。
 技の速度的にも精度的にも難度的にも日ノ岡亜紗のそれを遥かに凌駕している。

【人間関係】
高天ヶ原檸檬とは武道に関しては先輩後輩の関係。
弓道部では部活仲間でもある。
時間があれば勝負(弓道以外の武道で)することもあり友達と言える相手。

ハルトシュラーともクラスメイトなので仲は悪くないがレモナほど良いわけではない。
こっちは和で向こうは洋なので性質的に合わないのかもしれない。

山科狂華は弓道部の後輩で、指導し甲斐のある生徒ではあるのだがナチュラルにセクハラ染みたことを言われて少し困っている。
その後は妙に練習が厳しくなるのがお決まり。
人間性としては努力家の彼は嫌いではないようだ。

鞍馬兼とは顔見知りで、彼女と互角に渡り合えるのは彼だけとも言われている。
人がいない日には遊びに(やることは練習だが)来ることもある良好な関係。

壬生狼真希波とも波長が合うようで比較的仲が良い。
探り合いのようなことをすることもあるものの、それでもヒステリックに何かを言うことはなかった。
また妹も真面目なので気に入っている。

日ノ岡亜紗はかつての弟子。期間としては中学時代の冬~高校入学前の春休み程度の間である。
真面目で筋が良い生徒だったので気に入っていた。
しかし、色々と歪だった彼にも彼の周囲にも口を出すことはしなかった。
誰でも助ける善い人ではないのだ。

水無月ミセリとはまあ友達。
色々あるのです。
最終更新:2013年04月11日 19:49