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「思わざれば花なり、思えば花ならざりき……。僕は僕のままで、僕らしく戦います」




(  ・ω・)「鞍馬兼」

【基本データ】
年齢:十五歳
職業:高校生(淳機関付属VIP州西部淳中高一貫教育校高等部一年十一組所属)、風紀委員会幹部
二つ名:『生徒会長になれなかった男』『大佐(カーネル)』
テーマソング:「シュプレヒコール~世界が終わる前に~」「リニアブルーを聴きながら」(UNISON SQUARE GARDEN)
能力:『勇者の些細な試練』『姫君の迷惑な祝福』『魔王の醜悪な謀略』
能力体結晶の形状:キーホルダー大の携帯型ゲーム機
総合評価:B
ナビゲーター:ヌル
名前の由来:京都市鞍馬駅+「大佐(カーネル)」

【容姿】
染めたにしては奇妙な脱色の仕方の不自然な焦げ茶色の髪。
身長百八十センチ。
カラスのようにつぶらな黒い瞳。
男の子として可愛い容姿。
M-65フィールドジャケットなどサープラスファッションのことが多い。
空想空間でも容姿に変更はない。
P230SLかS&W M686を気分で使い分けている。

一人称は僕。二人称は対等以下には君、以上にはあなた。
「○○は××に値しない(値する)」が口癖で、「~~なんだから」と理由付けするような口調で話す。

【人物】
ハルトシュラーの部下、つまり風紀委員の少年。
能力値は高いのに性格が良過ぎて何かと損をするタイプの人。

一年文系進学科十一組では山科狂華と並び称される存在で、彼とは違う「普通に良い人」。
ただし良い人ではあっても普通の人ではないので一般人から見ると価値観や行動原理がよく分からなかったりする。
その一端は彼が真面目過ぎることに由来する。
また意識的に訳の分からなさを演出している(=他人に思考を読まれないようにしている)フシもある。

基本的にはとても良い人であり、理由なく人を助け、独特な上司にも文句一つ言わず従っている(理由があるとすれば「好きだから」)。
カリスマ性こそないが人望は相当にあり、入学して一ヶ月ほどで百人以上との交友関係を築き上げ、更にハルトシュラーに認められるなどの偉業を達成している。

「人の上に立つ才能」はないとしても「人の中心にいる性質」があるとされ、そこにいるだけで誰彼なく人が集まってくる。
上司とは違い生きているだけで味方が増えていくような人間。
高校からの編入組で知り合いもいない中、生徒会春選挙時にも一割以上の票を獲得した(厳密には顔見知りが二人ほどいたが……)。
要するにかなり強い主人公属性の持ち主である。

勉強は得意。入学試験では上位五人に入っており今も順位は一桁。
運動は得意。中学時代はテニス部であり良い成績を残した。武道も嗜んでおり剣道の腕前は全国クラス。
音楽は得意。実はピアノが弾けコンクールでの優勝経験もある。ついでに歌も上手い。
論説は得意。中学では英語のスピーチコンテストで賞を取っている。
家事は得意。炊事洗濯はお手の物で、今も一人暮らし。
喧嘩は得意。あまり人と揉めることはないが、警棒を用いた逮捕術を得意とする。
ていうか大抵のことは大抵の奴よりできる(驚くべきことにジョルジュが勝ってる部分は一つもなかったりする)。

担任教師の宝ヶ池曰く「別次元の人間」「理想の高校生像」である彼だが記憶力や基礎体力などが優れているわけではない。
大半の能力は努力で身に付いたもので、様々なことができるのも単に「できるまでやったから」に過ぎない。

他人に勝つ為ではなく、ただ当然のこととして鍛錬を続けられる人間で、そのモチベーションは「始めたことを投げ出したくない」というそれだけである。
何か一つのことに命を懸けているわけではないものの何に対しても一生懸命取り組んでいる。
その為、全ての能力が高レベルで纏まっており弱点らしい弱点が存在しない。
結果だけを見ると分かりにくいが、彼は天才どころかかなり不器用な部類に入り能力の全ては経験あってこそである。

女子からも男子からも人気があるが一方で何処か遠い印象も与えるらしく、告白されたことは数回しかなく、親友らしい親友もいない。
そして何故か自称好敵手は沢山いる。
リーダーとしても熱狂的に支持されるタイプではなく、人の上に立つことは向いていないと自覚している。

ちなみに中学時代に不良に絡まれたことがあり不良嫌い。
また父親が名誉大佐である関係で国政事情や警察の内部状況また銃火器格闘術関連の造詣が深い。

好きな言葉は「思わざれば花なり、思えば花ならざりき」。
世阿弥の「風姿花伝」に出てくる言葉であり、在るがままの邪気のない剣を振るうということを目指す、というような意味合い。
また同時に自分の今までの経験を信じるということでもある。

モテるが、かなりの草食系。
草食系ではないにせよ忠犬系。
狂華の言葉(性癖に関しての云々)を否定しないところを見るに尽くされるよりは尽くす方が好きなMらしい。

【能力】
空想空間での能力は現時点で三つ。
『勇者の些細な試練(random encounter)』『姫君の迷惑な祝福(ZAP)』『魔王の醜悪な謀略』。
参加者の中で唯一初期能力が空間支配型だった。

一つ目の能力『勇者の些細な試練』は「“魔王(自分)”の姿(音や匂いなども含む)を“勇者(対象)”に感知されないようにする」というもの。
半径三メートルの円に入った瞬間に「エンカウントした」とみなされ、相手に姿が見えるようになる。
しかし能力の使用中は相手を攻撃することができないので移動には向いているが戦闘には特に使えない。

二つ目の能力『姫君の迷惑な祝福』は人を生き返らせるような効果を持つらしい。
鞍馬兼自身はそれに関し「戻した」と述べているが。

主に軍用懐中電灯を用いた逮捕術を使うが、何故か実弾入りの拳銃を所持しているのでそれを使用することもある。
柔道、合気道、少林寺拳法などの技も幾つか使うことができる。
またかなり頭の回転も速い方であり、相手の意図を見抜くことにも長けている。

ただ実は技術を剣道のみに限った状態の方が遥かに強い。
加えて剣術の技能も幾つか習得しているので、それ等を組み合わせて戦っている時が一番強い。


決して一芸に秀でているわけではなくナビゲーターによる評価もB止まり。
にも関わらず、結果を残し続けられているのは彼の真骨頂が数値化できるところにないため。

鞍馬兼の強さとは、第一に「全ての能力が高レベルであること」。
どれも文句なくトップというわけではないものの、弱点らしい弱点がなく穴がない。

そして第二に「瞬時に相手の動きを予測し、それに対して負けない反応を返すことができること」。
十年間の剣道の鍛錬で培われた経験により反射的な対応が可能。
ただし、これはあくまで剣道で培われた技術であるので、それによる弊害も幾つかある。

【特記】
『無心の構え(二星の目付)』
 鞍馬兼の勝気のなさが形となった奥義。瞬時に相手の動きを無意識で予測し、それに対し負けない反応を返すことができる。
 身体中に刻み込まれた経験によってのみ可能とされる境地。しかも年月を経るごとに洗練されより強固になっていく。
 心のままに動くということで彼の好きな言葉である「思わざれば花なり、思えば花ならざりき」にも関係する。
 剣道の鍛錬で培われたものであり、この状態では剣道(若しくは剣術)の技しか使えない。
 また剣道がベースになっている為に有効打突部位(面・胴・小手・喉元)付近は過剰気味に反応する一方で足元や関節は疎かになりがち。
 ちなみに『無心の構え』という呼称は周りが勝手に言っているだけで、当の本人はなんとも思っておらず、別に凄いこととも考えていない(まさに無心)。

『形(日本剣道形・警視流撃剣形)』
 剣術家ではないはずの鞍馬兼が剣術の動きができる理由。
 居合道や抜刀術を習ったわけではないので真剣を扱えるわけではないものの、剣術の技術の一部を使うことができる。
 地稽古と形稽古の融合は剣道の基本であり目標とされることである。

『アクティブ・カウンター(返し技、リバーサル)』
 返し技とは剣道において「相手の技を返しその力を利用して打ち込む技」のこと。
 鞍馬兼は、理想的な後の先(相手に攻めさせ、その瞬間を返す)を最も得意としており大半の打突が後の先の技である。
 この『アクティブ・カウンター』とは「相手を誘導し自分の得意パターンに巻き込む」という技術の異名。
 彼が実践で剣道の技を使えるのは相手に剣道の有効打突部位を攻撃させているからに他ならない。
 これと『無心の構え』の組み合わせにより、鞍馬兼は強制的に自分(≒剣道家)が有利でそれ以外の人間が不利な状況に相手を追い込んでいるわけである。
  『アクティブ・カウンター-A』
   無意識でできるカウンターをAタイプと呼ぶ。ほぼ常時(always)発動している。
   元々あった癖や隙を突いて来る攻撃を反射的に返しているだけなので完全な攻防一体。
   端的に言うと『無心の構え』の状態で使うカウンター。
  『アクティブ・カウンター-B』
   Aタイプに対し、明確に駆け引きをし相手を騙し(bluff)カウンターを取るものをBタイプと呼ぶ。
   戦術的にはこちらの方が高度だが考えなければならないので『無心の構え』とは相性が悪い。
 兼の使うカウンターは大半がAタイプなのだが、その中にBタイプが混じっている為に余計に厄介になっている。
 ちなみにこちらも兼自身はなんとも思っておらず周囲が勝手に言っているだけ。

『出足払』
 柔道の足技。相手が踏み込む瞬間に繰り出す足払い。
 鞍馬兼はこれが恐ろしく得意であり、素人どころか下手な柔道家や軍人でさえ倒すことができる。 
 何故この技が得意だったかと言えばタイミングが剣道の出ばな技と同じだったから。

『燕返』
 少林寺拳法白蓮拳の技の一つ。内受から手刀による切り返し、右中段逆突き、左上段逆突き、左上段回し蹴りを一息で繰り出す。
 そもそも彼は少林寺拳法なんて習ったことはない。
 燕返を使えるのは某友人の練習に付き合った為である(それ故出すことはできても受けることはできない)。

『勇者の些細な試練(random encounter)』
 鞍馬兼の持つ三つの超能力の一つ。“勇者(相手)”が“魔王(自分)”を認識できないようにする能力。
 対象が半径三メートルの円に入った瞬間に「エンカウントした」と見なされ姿が見えるようになる。それまでは気配・音・匂いなど全てが認識不可能。
 こちらから見えていない相手を攻撃することはできない。
 ドラ●エが元になっており、見えていない相手を攻撃することが不可能なのはエンカウントしない限り戦闘にならない為。

『姫君の迷惑な祝福(ZAP)』
 三つの超能力の内の一つ。この能力で一度殺したジョルジュを生き返らせた。
 詳細は不明だが、ゲームに詳しい人なら名称的になんとなく分かる。
 ちなみにこちらはドル●ーガの塔が元になっている。

【人間関係】
ハルトシュラー=ハニャーンとは単なる上司部下の関係でありながら信頼し合っており単なる上司部下の関係を超える寸前。
兼はハルトシュラーのことを「好きだ」と述べており、ハルトシュラーも憎からず思っている。
しかし好きだからこそ敵対するなど関係性は一筋縄で行かないらしい。
まあ跪いて素足をマッサージする程度には仲良しである。

高天ヶ原檸檬ともそこそこ仲が良い。
良き友人として、よくハルトシュラーを話題に盛り上がっている。

参道静路に対しては、表向きは軽視しているものの、実際は彼の人柄をよく知っている為に認めていたりもする。
ジョルジュが不良でさえなかったならば友達になれていたかもしれない。
一方的にライバル視してくる相手その一。

洛西口零とは短い付き合いだが仲が良く「零さん」と下の名前で呼んでいる。
彼女を会いに保健室に来るのは兼と山科狂華くらいのものである。

山科狂華とは中学時代には剣道でよく対戦していたらしく、三十分に渡る名勝負を繰り広げたこともある。
基礎能力値では狂華の方が優っているのだが勝率は兼の方が高かった。
味方同士でない限りは敵対しているような素敵な関係。一方的にライバル視してくる相手その二。

神宮拙下とは古い知り合いで色々言いつつも一緒にいることが多い。
取り組む競技が違う為に直接対決はないが、今まで四回の私闘の経験がある。
一方的にライバル視してくる相手その三。

壬生狼真希波とは公務で顔を合わせる以外に親同士が知り合いだったということで浅からぬ関係。
別に友達ではないが、敵対しているかと訊かれるとそういうわけでもない。立ち回る場所が違うのでまず勝負にならない。
ただし真希波の方は多少意識している。一方的にライバル視してくる相手その四。

幽屋氷柱とも顔見知りで狂華やレモナがいない時を狙って弓道部に遊びに行くことも。
深い仲ではないが同郷であり、その為にお互いに剣道の大会で何度か見かけたことがあったらしい。
最終更新:2013年04月09日 23:20