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便利ツール - (2015/06/05 (金) 23:56:45) の編集履歴(バックアップ)


ここではBMSを作るときにあると便利なフリーソフトを紹介します。




音切り補助

BMHelper

BMS制作における音切り前後の補助ツールです。※このソフト自体は音切りできません。
音切り前にノートを離して配置し直したり、音切り後にBMSファイルに配置する作業をある程度自動的に行うことができます。
woslicerII・BMSEとの連携を前提としているので、あらかじめこれらのソフトを導入しておくことをお勧めします。
音切り界[何?]に革命をもたらした革命的な音切り補助ツール。キースイッチやオートメーションを多用した曲には向きませんが、オーソドックスなMIDIシーケンスを主に使った楽曲の音切りには非常に強力な助っ人です。

Mid2BMS

http://mid2bms.web.fc2.com/
音切り界[何?]に革命をもたらした革命的な音切り補助ツール。BMHelperが、使用されるトラック数ぶん手動でMIDIを読み込んだり書き出したりする必要があるのに対して、Mid2BMSではそこも全て自動で行われるようです。私は使ったことがないので詳しいことはわかりません。MIDIさえ出力できればどんなDAWにも対応できるBMHelperに比べて対応するDAWが限られるとか限られないとかいわれています。



音切り

woslicer

http://cerebralmuddystream.nekokan.dyndns.info/index.html
IIとIIIが出ているようです。前述の2つが音切りの準備を補助するのに対して、こちらは音切り本番(?)を補助するツールです。1つのWAVを読み込ませて、マーカーを自動や手動で付けていき、最終的にはそれぞれのマーカー位置でスライスされた複数のファイルに分割します。私は使っていないので詳しいことは上記サイトからリンクされているマニュアルを読むなり普段使っている人の話を聞くなりしてください。
最大の魅力はBMHelperやMid2BMSが標準で連動を想定していることで、併せて使うことで音きりの手間を大幅に省略することが可能です。

Edison

サイトなし
http://www.image-line.com/
これは本来の意味でフリーソフトではありません。FL StudioというDAWに標準で付属されているWAVスライスツールです。しかしImage-Line(上記URL)ではFL Studioのデモバージョンを無料配布しており、Edisonもそこに付属しているため、無料で使うことができます。
woslicerと同じく1本WAVにマーカーを打ち込んでいって分割できるツールですが、当然ながらBMS制作を前提としたものではないため、少々特殊な操作を必要とします。しかしながらBPMグリッド、エッジの自動検出、等間隔での自動スライスなど、音切りに必要な機能はひと通り揃っており、マウスで直感的に操作できるため、個人的にはwoslicerより使いやすいと思います。
一昔前はニコニコ動画にEdisonを使った簡単な音切り講座が上がっていたのですが、どうやら消えてしまったようなので、いずれ当wikiで改めて解説しようと思います。



エディター

BMSE

BMSEは、ゲーム・音楽フォーマットである BMS ファイル (BMS・BME・BML・PMS) を視覚的に編集するためのソフトウェアです。BMSC や GDAC2 と操作方法がそっくりなので、これらのソフトに慣れたユーザーなら簡単に使用できます。さらに、いくつかの拡張定義や変拍子に対応しているので、より柔軟な BMS 編集が行える・・・はずです。
多くのBMS作者が助けられている便利なエディターです。私も使っています。当wikiでも基本的にはBMSEを使った制作を前提とした記事を書いています。簡単な操作や設定でBMSを作ることができますが、込み入った機能を使おうとするとBMSCより少し面倒な手順が必要になる気がします。
こちらは秀逸なマニュアルが用意されているので、初めて作る方にも比較的やさしいと思われます。

iBMSC

iBMSC は、視覚的なユーザインタフェースを備えた Be-Music Source (BMS) エディタです。
現在存在する BMS ファイルのほぼすべてに対応しています。
あらゆる BMS プレイヤーに対応できる、拡張可能なテーマを備えています。
GUI型BMSエディターの決定版です。BMSEに比べて、設定項目が複雑な代わりにBMS規格で定義されているほとんどの機能を余すところなく使うことができます。
BMSプレイヤーとの連携がBMSEに比べて弱い気がしますが、こちらのほうが痒いところに手が届くという方もいます。



プレイヤー

uBMPlay

uBMplay は、ゲーム・音楽フォーマットである BMS ファイル (BMS・BME・BML・PMS) を簡易再生するソフトウェアです。プレイすることはできませんが、編集中のデータをチェックするのに適しています。BMSE で編集できる命令は全て実装してあるので、一緒に使うのがオススメです。
エディターは人によってBMSE、BMSC、あるいはnotepadなど様々なものが使われますが、そうやって作ったBMSのプレビューに使うならuBMPlay一択でしょう。
ソフトの説明には「BMSEで編集できる命令は全て実装してある」とありますが、実際のところBMSEで編集できない命令にもだいたい対応しています。uBMPlayで再生できないBMSは無い(あるとすれば他のどんなプレイヤーにも不可能)といってもよいでしょう。
ASUS社のサウンドカードを使っていると音がまともに出ないバグがあります。その場合、コントロールセンターを開いて、DSPのGXモードを切ってください。LR2では逆にGXモードでないとまともに再生できないので、uBMPを起動するたびにオン・オフを切り替える必要があります。他のオーディオIFでも似たようなことがあるかもしれません。

LunaticRave2

http://www.lr2.sakura.ne.jp/index2.html
言わずと知れたBMSプレイヤーのデファクト・スタンダード。BMSを遊ぶ人で知らない方はあまりいないと思うので、説明は割愛します。
BMSプレイヤー(いわゆる本体)は他にもいろいろありますが、当wikiでは基本的にLR2での再生を想定して記事を書きます。その他の本体に興味のある方はnazobmplayとかRuv-it!とか調べてみてはいかがでしょうか。



その他

Domino

DominoはピアノロールをメインとしたMIDI専用の音楽編集ソフト(MIDIシーケンサ)です。
私のように、音楽は素人 & キーボードはろくに弾けない & 楽譜がろくに読めない & DAWなんて高くて買えない & 昔買ったSC-8850とかを放置しておくのも勿体ない・・・そんな人がターゲットです。
最強の無料MIDIエディターです。BMS制作には直接関係ありませんが、楽曲制作の時点で使ったり、音切りの際に補助的に使ったりするので挙げておきます。

BMS2WAV

BMS から WAV を作成します。 44kHz 16bit 2ch の WAV に変換します。
BMS制作とは関係ありませんが、作ったBMSをオーディオファイルに変換できるため、プレビューを作る時などに便利です。気に入ったBMSを音源化して持ち運びたい場合にも使えるかもしれません――もっとも、最近はBMSとは別に音源版を公開する作者が多数派ですが。

SoundEngine Free

SoundEngine Free(サウンドエンジンフリー)は、Windows(2000/XP/Vista/7/8)向けの音楽編集・音声録音フリーソフトです。本サイト内で無料ダウンロード提供中です。
WAVファイル(プラグインを用意すればOGGなども可能)を編集するソフトです。単純に機能が充実しているのに加え、スクリプトを利用することで効率的に大量の音声ファイルを処理でき、多くのファイルを扱う必要のあるBMS制作と好相性です。

BMS to BGM Converter

サイトなし(そのうち作ります)
https://www.dropbox.com/s/t4cl0m3ou3gzdur/B2BC102.rar
オブジェクトレーンとBGMレーンにあるキー音をファイル名別に整理してBGMレーンに並べるツールです。
BMS制作とは関係ありませんが、既存の譜面から未配置譜面を作りたい場合にお使いください――もっとも、差分作成に配慮してはじめから未配置譜面を同梱する作者も多いですが。

ぶつ切り支援なんちゃら

サイトなし(そのうち作ります)
https://www.dropbox.com/s/t7dn0tdrjxp9eij/BTG100.rar
ぶつ切り(用語参照)された一連の音を、その長さに応じた間隔で並べるためのツールです。
声ネタやスクラッチなどMIDI化が困難なオーディオに対して効果を発揮します。B2BCに比べてイマイチ影が薄いです。