Guardner ep1 PP~OP

プリプレイ 新たなる挑戦の始まり


クルシスの冒険が完結し、幾何かの刻が流れた。冒険者たちは新たな旅立ちに向かって、再び一堂に会する。この日、新しいGMのもと、新たな冒険の火蓋が切って落とされる―――。

よしの(以下、GM):わーい(棒)
PL2:第一声それ、自分で聞く度に自分の声が入ってるんだぜ(笑)
かい:絶望(笑)
GM:絶望はしないけどさ(笑)え?何?まず最初にストーリー読めばいいよね?
PL2:いや、今回予告とハンドアウトでいいんじゃないですか?
GM:なるほど(笑)

初っ端からよくわかっていない様子のGMである。

GM:じゃあ始めさせていただきましょうかね。
一同:よっ!(拍手)



ストーリー

パリス同盟 ギルド『クルシス』と“霧の街”スピアルゾンの護人(ドルイド)達の“魔都”ベルヴェでの戦いが終わってから3年の月日が流れた。
戦いの後、魔族の侵攻の勢いは衰え、同盟国内では平和な日々がやっと戻ってきたのだと誰もがそう思っていた。
しかし、安穏とした時間は長くは続かなかった。
パリス同盟の南方に位置する神聖ヴァンスター帝国が大規模な戦の準備を開始したとの情報が同盟国内に入ってきたのである。
パリス同盟は、先の戦いにおける傷跡を未だ癒しきれてはいない。
「今、帝国に攻め込まれれば敗北は決したようなものだ」と、パリス同盟評議会では毎日のように激論が飛び交っていた。
そのような情勢の中、同盟の主要都市である遺跡の街ラインに、エルーラン王国王女を名乗る女性が現れ、王国での内乱の事実を同盟は知ることとなるのだった。

今回予告

エルーラン王女[[アンナ]]の王国奪還への助力を行う代わりに、王国奪還の暁には神聖ヴァンスター帝国に対し、パリス・エルーラン同盟として共闘するという契約を交わしたパリス同盟。
しかし、各国間の情勢が不安定な現状で、不用意に大軍を動かすことは難しいと判断した同盟評議会は、まず少数精鋭の冒険者たちを王女に貸し与え、王国の偵察を図ることにした。
エルーラン王国へ向けて旅立つことが決まった冒険者一行。しかし、そこに突如謎の男が現れて・・・。果たして冒険者たちはエルーラン王国に無事辿り着くことができるのか!?

アリアンロッド2E キャンペーン第一話「黎明」

冒険の舞台がキミを待つ!

せいろん:結局、男にしたんだ。
PL2:謎の男、性別不明なんじゃなかったっけ?(笑)
GM:男(性別不明)です!(一同笑)
kuro:どういうこっちゃ!(笑)
せいろん:乙女の子って書いて、おとこかもしれない(笑)
GM:じゃあハンドアウト読みまーす。
PL2:ハンドアウト読む。で、そのハンドアウト読まれた人が自己紹介でいいんじゃないかな?
一同:はーい。



懐刀の壁役(意味深)


PC1用ハンドアウト 推奨クラス:ウォーリア
キミはライン王国国王[[エレウォンド]]の近衛騎士だ。
キミは王の懐刀として日々研鑽を積み、「エレウォンドの傍らに彼の者あり」と噂されるほどだ。
今回、王直々の命令によって、先遣隊の一員に抜擢されたのだが…。

kuro:懐刀(意味深)
PL2:日々研鑽(意味深)
かい:はい。えっと、どこまでしゃべっていいのかな?
PL2:えっと、自分のキャラ名、クラス、ライフパスざっと言ってこんな設定ですって言った後に、スキルこんなの取ってるんでこんなこと出来ますでいいと思う。
かい:はーい。じゃあそんな感じでいきまーす。

GMが指示を出さずとも進行をかってくれるベテラン勢PL2。何て便利な男…(笑)

かい(以下、ロイ):キャラクター名「ロイ=プライヴェン」。まあロイでもヴェンでも好きな方で呼んで下さい(笑)
せいろん:ロリ?(一同笑)
GM:…そうか(棒)
PL2:おっさん好きな上にロリ(笑)
ロイ:ロイ=プライヴェン。名前を読めばわかりますが「王の盾」って意味ですね。
PL2:なるほどね。
ロイ:で、年齢25歳。男性です。
kuro:ロイさんって感じだね。
ロイ:メインクラス「ウォーリア」、サポートクラス「モンク」。種族「ドゥアン」です。決して某モン○ではありませんよ(笑)

プレイヤーであるかいがここで暗に示しているのは、おそらくクルシスの冒険時に敵役として出てきたキャラクターのことでしょう。
突っ込みどころの多いネタキャラ兄弟だった…そんな気がする。

PL2:僕的には某ひよりかと思った(一同笑)
ロイ:違いますから。有角族(セラトス)ですね。天翼族(ウイング)ではありません(笑)で、身長が250cm。
kuro:でけえ。
ロイ;でも平均身長220cmくらいだから、ドゥアンの。まあそれでも比較的大きい。
PL2:でけえよ。
せいろん:ひより◎よりだって50cmくらいでかい。
ロイ:肌の色は褐色で、髪の色は黒。まあいわゆる普通の…
PL2:サラリーマン(一同笑)
kuro:サラリーマンじゃないよ!(笑)
せいろん:エレウォンドも物好きだなー、ドゥアンだよ?角プレイとかしてるよ?(笑)
kuro:やめなさい(笑)
ロイ:で、ライフパスの出自はですね…両親は「神官」でした。ただ私は幼い頃から「傷病」だったので、まあ神官である両親に身体を鍛えろということで。
PL2:身体を鍛える(意味深)
せいろん:エレウォンドのもとで鍛える(意味深)
ロイ:神官で身体を鍛えるってことで、そこでサポートでモンクになりました。
せいろん:確かにハードだよね(笑)
PL2:ハード(笑)
kuro:おだまり(笑)
ロイ:で、目的は「強制」です。まあ何に強制されているのか…
せいろん:エレウォンドでしょ(一同笑)
ロイ:これは自分のゲッシュにも関わりますが、エレウォンドを裏切らない《義心の誓い》というゲッシュを取りました。
せいろん:裏切れない(笑)
PL2:エレウォンドの手から逃れられない(笑)
せいろん:身体が忘れられない(笑)
PL2:あの温もりを(笑)
ロイ:(あらゆるがやをスルーしながら)はい。というわけで、ロイはエレウォンドのために働く。それを強制と思っているかどうかは別ですね。ひょっとしたらこれから先、強制されるようなことが出てくるかもしれないし、別にエレウォンドに忠義を立てることは強制だとは思っていないんじゃないかな。
せいろん:何かもうエロウォンドに聞こえてきた(一同笑)
PL2:もうエレウォンドのキャラ、ボロボロだよ(笑)
ロイ:で、スキルはですね。出自が神官なので、神話や伝説には詳しいです。あとは懐刀ということもあって、エレウォンドはすごい豪快な人物で気前は良いんですけど、それの参謀役ということなので相手の嘘を見抜いたりする力には長けています。
GM:意外と知能派だった(笑)
ロイ:そう。あんまりしゃべらない。基本的にこのパーティ、しゃべりたがりばっかりになる気配がするので、基本寡黙のウォーリアを貫いていこうと思ってます。
せいろん:受け身(笑)
kuro:や~め~ろ~(笑)
ロイ:ちなみに私の戦闘スタイルは、もう多分お察しだと思いますけど「壁」です。全員を守る。エレウォンドの懐刀である以上、エレウォンドが黙ってても敵をどんどん倒しちゃうので、不測の事態に備えてエレウォンドを守ることを一意専心伸ばしてきました。
GM:なるほどね。
ロイ:という感じで、よろしくお願いします!
一同:よろしくお願いします~。



ダイソ〇製禿型ロボット


GM:では次はPC2ですね。
せいろん:誰だそれ。
GM:お前だよ?
ロイ:とりあえずハンドアウト読んであげて(笑)
PL2:まず第一声が「ロボだよっ」から始まるから(笑)
せいろん:そうだよ(一同笑)
GM:その映像はね、残念ながら入ってこないんだな(笑)

プレイヤーたちが話をしているのは、歌って踊るプリンスさまたちが出てくる某アニメに登場するロボットの話である。
当時「~だよっ」と言って振り付けまでするのがプレイヤーたちの間で鉄板のネタになっていた。

PC2用ハンドアウト 推奨クラス:メイジ
キミはアスケンブラ国の新米宮廷魔術師だ。
新米と言えど、キミの潜在的な魔力の高さは同盟国一とまで言われ、危険視されている。
今回は上司の魔術師の付添いで、ラインに訪れたのだったが…。

PL2:アスケンブラ一危険な奴なんだな。
ロイ:レベル低いな(笑)
PL2:いや、アスケンブラは結構色んな優秀な人材を配置してるはずだから。
GM:平和ボケした国でしょ、あそこ(笑)
PL2:違う、王様と軍隊がしょぼかっただけで(汗)
kuro:いや、あんなほのぼのしてるから周りにも目を付けられずに何か良い粒が揃うんだよ。
せいろん:髪の色とか決まってないんだけどいい?それは。
GM:年齢くらいは決まってると嬉しいかな。
せいろん:15歳!(即答)
GM:本当にそれでいいの?
せいろん:確かにね、15歳は幼いんだよなー。
GM:でも確かこの世界、15歳で成人じゃなかった?
PL2:そうだよ。
kuro:ヒロくんが15歳だったね。前回。
せいろん:17歳にしとこうかな!
GM:とりあえずキャラクター名を(笑)
せいろん(以下、ナギ):キャラクター名は「ナギ」さんです。
ロイ:ナギ節的なナギ?
PL2:永遠の。
ナギ:うん。それで「メイジ」「セ-ジ」「エクスマキナ」。
PL2:エクスマキナって何ですか?
ナギ:身体が機械なんです。私、機械なんです。
GM:え、そこ「ロボだよっ」て言うとこじゃなかったの!?(一同笑)
ナギ:まだまだ(笑)身長は183cmくらい。
PL2:でかい。
GM:全体的にでかいよね。
ナギ:だってロボだよっ?(一同笑)
ロイ:ここできた(笑)
ナギ:髪の色がねー。思い浮かばないんだよ、まだ。
GM:え、髪の毛あるんですか?
ナギ:あるよ(笑)
kuro:人型だからね、一応(笑)
ナギ:瞳の色はエメラルドグリーンね。
GM:あのスター○―ズに出てくる人型のロボットみたいな感じでいいのかな?イメージは。
ナギ:違う(笑)イメージはね、○風藍だから(笑)
PL2:禿げだよっ!(一同笑)
ナギ:禿げじゃないよ!(笑)ステロイド禿げの悪口言うのはやめてください!(笑)
ロイ:はい、行こう!
ナギ:出自は「前科者」です。あのー、元々は機械じゃなかったと。何かの生物だったと。もとの身体の生みの親は前科者でしたって話ね。
kuro:なるほど、親がね。
ナギ:で、訳あって生死を彷徨ってたところ、神の「天啓」を聞き…
GM:訳あって生死の境目に行ったんだね(笑)
ロイ:まあまあまあ。前科者だからそういうこともあるかもしれない。
PL2:天啓を受けて?(笑)
ナギ:天啓を受けて、ロボの身体をいただいたわけですよ(笑)
PL2:なるほどね、神様から授かったこのボディなんだね。
ナギ:そう。で、目的は「金銭」のためです。
PL2:自分のボディを維持するためには金がかかるのか(笑)
ナギ:メンテにもお金がかかるし、神様にもお金で返さなきゃいけないので。
PL2:何て俗世的な感じ(笑)
ロイ:まあでもね、お布施は重要ですよね。先立つものは金!
kuro:お布施って神様へじゃないよ?神社とか寺だよ?(笑)
ナギ:あと何話せばいいんです?
PL2:スキル的にどんなことが出来るか。
ロイ:ごめん、言わなかったよ。私(笑)主に防御ですね。本当に防御です、私。
GM:それによって今後の私のエネミーの作り方が決まるので…。
PL2:具体的に言うと火力がインフレします!
GM:そうですね(笑)
ナギ:私はインフレしないですよ?《エアリアルスラッシュ》取って、命中重視です。あとはまあ《アドバイス》とかね、その辺でね。ちょちょっと。
ロイ:【行動値】が?
ナギ:【行動値】が、13ですっ♪
一同:早っ!?
PL2:ゲッシュか何かあるんですよね?何のゲッシュなんですか?
ナギ:《大地の誓い》でーす。私は飛ぶことが出来ません。
kuro:地に足着けて。
ナギ:まあロボだしね。重いからね。
GM:体重300kgぐらいはありそうだよね(笑)
ロイ:それもはや維持出来なくない?自分が立つことを(笑)
ナギ:でもドラ○もんもそんなもんだよね?
ロイ:確かに。だけどドラ○もんは宙に1mm浮いてるけど(笑)
GM:ホバリングしてるんだよね。
ナギ:手も吸引力で寄せてるからね。
PL2:吸引力の変わらないただひとつのロボだよっ。
ロイ:メーカーはダイソ○。
GM:神様ってダイソ○か。
PL2:神様はダイソ○だったのか(笑)
ナギ:あと一般スキルか。ロイさんは何持ってたんでしたっけ?被らない方がいいと思って。
ロイ:ロイさんは一般スキル的に言うと《インサイト》っていう嘘を見抜くスキル。エレウォンドさんはすごいちょっとね、豪快な分、そういう参謀的なキャラも必要。
kuro:脳筋だからね(笑)
GM:エレウォンドをバカにしないでー!?(笑)
ロイ:でもそんな脳筋が大好きですよ、私は。あと《ミュトスノウリッジ》持ってます。
ナギ:じゃあ私は《ヒストリー》?あと《モンスターロア》も取った。
ロイ:待ってこれ、完全にカイさんと一緒だ(笑)
ナギ:後輩だからね(笑)あと《センスマジック》取って、前科者ゆえに《ビジランテ》を持ってるのか。
kuro:じゃあ結構気配に敏感な感じ?
ナギ:だってロボだもん!サーチ機能ついてるもん!
ロイ:サーチ開始。ピーッ。
ナギ:だからほら、エネミー識別も出来ちゃうわけよ。データ解析。
PL2:データバンクと照合中…ピンッ!
GM:入っていませんでした(一同笑)
PL2:失敗したらね(笑)
ナギ:大丈夫。神のサーチデータだから(笑)
GM:ダイソ○から送られてくるサーチデータだもんね(笑)
PL2:そのままだとダイソ○に仕えるよ?ダイソ○の声聞くことになるよ?(一同笑)
ナギ:まあそんな感じですよ。よろしくね。



まな板から逃れる怪盗、ハイパートランプ!


PC3用ハンドアウト 推奨クラス:シーフ
キミはパリス同盟にその名を馳せる義賊団の首領だ。
訳あって、エレウォンドにより捕縛されてしまい、今まで獄中生活をしていた。
しかしそんなキミに対し、エレウォンドはある交渉をもちかけてきて…。

PL2(以下、リーネ):はい。名前は「アレクサンドリネ」。愛称、リーネちゃんでお願いします。年齢は18歳。性別は女の子。盗賊の首領なんだけど、まあその辺の首領なのはおいおい今から話してくけど。身長169cm。髪の色は金、肌の色は白、瞳の色は琥珀。
GM:外人っぽいな(笑)
リーネ:まあね、琥珀は(意味深)だからね。えーと、ライフパスが出自が「犯罪組織」、境遇が「師匠」、目的が「逃亡」ということで、まあこれらを全て色々考えた結果、私は今所属している義賊団、義賊団というのをやめて盗賊団ということにしました。盗賊団というのは怪盗みたいな感じ。怪盗ハイパートランプとして働いてます。
ナギ:一般スキル《トランプ》でしょ?
リーネ:そうだよ(笑)
リーネ:そこでパリス同盟を中心に、すごい金持ちとかが不当な方法を使って儲けたやつらの家から宝石を盗み出しては民衆にばらまいていたので、民衆からは良い人だ良い人だと思われてるんですが、実は…
ナギ:ネズミ小娘(笑)
ロイ:この泥棒猫(笑)
リーネ:違うー違うー(笑)実はそれはただばらまいてたわけじゃなくて、実はある宝石を求めていたからで、目的の宝石じゃなかったからばらまいてたという感じです。
GM:なるほど。
リーネ:で、自分の境遇の師匠っていうのが、先代の、えーとこの、先代ハイパートランプ、スーパートランプくらいにしとくか(笑)
GM:ハイパートランプって名前なんですか?組織名かと思った。
リーネ:そう、怪盗ハイパートランプだから。実は表立っては1人でやってるんだけど、実際協力者がいっぱいいるから集まって義賊っていう感じ。
ナギ:先代のハイパートランプ誰だろうね?アコ美?(一同笑)
リーネ:やめてくれ、アコ美を汚すな(笑)で、師匠っていうのが先代で、自分は師匠の子どもじゃなくて、昔何らかの事情で物心ついた刻には師匠に拾われてて、師匠から色々とやってもらって、師匠が亡くなった時には色々と誰が次のトランプを受け継ぐかってなったんだけど、自分の実力で反対派を粛正して今の地位にいます。
一同:粛正(笑)
リーネ:で、目的は逃亡なので、とりあえず今、逃げます(一同笑)
GM:いや、逃げんな。今、牢屋の中だお前は(笑)
リーネ:いや、交渉して上手いこと逃げる(笑)
kuro:とりあえず逃げたいのね(笑)
リーネ:運命から逃げるっていうのも考えたけど、何の運命だろうって思ったからやめた(笑)
kuro:戦闘的には?
リーネ:戦闘能力的には、今回純火力シーフというのも目指しまして、前回のヒロみたいな射撃じゃなくて、近接戦闘をメインとした短剣二刀シーフです。
GM:サポートは?
リーネ:サポートは「ダンサー」。主にパッシブで素殴りする。特にまともに使えるメジャーが≪ワイドアタック≫くらいしかない。けど火力が出る。すごいぞ、短剣シーフ(笑)あと回避はあんまりない。命中は高い。
GM:種族は何でしょう?
リーネ:ヒューリンでござい…
ナギ:サハギン(笑)
リーネ:それはこっち!
kuro:違います!(笑)
ナギ:じゃあサハギン×サハギンで(笑)
GM:なるほど。
kuro:百合百合しない!(笑)
リーネ:あなたさー、メインヒロイン枠の女の子二人がいいの?それで。
kuro:そうだよ!魚だよ?魚。魚類だよ?
GM:逃げないと三枚におろされるから(笑)
リーネ:まな板の上から逃げる(笑)いや、ヒューリンだからね!で、【行動値】は12。負けた…(笑)
GM:はい(笑)じゃあ次に行きましょうね。



サハギン×エルダナーン=サハギナーンのヒロイン


PC4用ハンドアウト 推奨クラス:アコライト
キミはライン神殿の神官だ。
幼い頃から神の声を聞くことができ、大衆からは「神子」や「神使」などと呼ばれ、畏れ敬われている。
そんなキミは今日もまた神の声に導かれるままに、王城へと足を踏み入れた…。

ロイ:結構すごいね。天啓を受ける感じなんだね。
ナギ:でも何かあれでしょ?ライフパスが残念だったんじゃなかったっけ?
リーネ:魚類なんでしょ?
kuro:魚類じゃねえよ。ねえよ、そんなライフパス(笑)
GM:あぁ、ライフパス「平凡」なんだよね?どこがっていう(笑)
kuro(以下、シータ):えっと、名前は「シータ」ちゃんです。
リーネ:親方!空から女の子が!(笑)
シータ:で、名字が「エリンディーリ」。
リーネ:何かエリンディルっぽい名前やな?
シータ:そうそうそう。
リーネ:(意味深)かもしれない。
シータ:年齢は15歳じゃないですかね。
ナギ:何で?
リーネ:ロリか。
ナギ:あ、そっか。サハギンだもんね(笑)
リーネ:稚魚、稚魚(笑)
シータ:稚魚言うな。稚魚違う!(笑)
GM:痴魚って書きそうになった(笑)
シータ:性別は女性で、女の子です。身長165cm。メインクラスが「アコライト」で、サポートが「ガーデナー」。ちなみにLV1はメイジでした。諸事情ありまして(笑)
リーネ:種族は?
GM:で、種族がサハギン。
シータ:え、違う。やめて(笑)エルダナーンです。ここ間違えると本当このまま描写がサハギンになる。
ナギ:サハギナーン(一同笑)
リーネ:エルダナーンとのハーフでえらが長いの?(笑)
シータ:いや、ちょっと待って。下が魚だったらまだいいよ。下半身魚とかだったらマーメイドみたいで。
GM:じゃあ上半身だけ魚って感じで…
シータ:やめろーい!(笑)
ロイ:はい、行こう。話が進まない(笑)
シータ:身長165cmぐらいで、肌の色は色白っていうか。
リーネ:鱗の色が白いらしいよ(笑)
ナギ:特技は?(笑)
シータ:何だよ、特技って(笑)
ナギ:産卵でしょ?(笑)
シータ:それ特技じゃねえよ。生存能力だから、それ(笑)
リーネ:もう完全に鮭のイメージが頭の中に(笑)
シータ:髪の色は何だろう…金髪っていうとちょっとあれだな…
GM:三つ編みでしょ?
シータ:違うよ。
ロイ:え?三つ編みじゃないの?シータでしょ?(笑)
シータ:いや、頭の横だけちょっと編んでいるみたいな感じので。
ロイ:普通に美少女キャラだな(笑)
リーネ:一応ヒロイン枠だから。鮭だけど(笑)
シータ:髪の色は黄色に近い金色っていうか。
GM:金色多いな。
リーネ:私はイメージだとオレンジ系の金色の予定だったから。
ロイ:ちょっとこっちの方が赤系っぽい。
ナギ:赤毛のア○だって(笑)
シータ:で、瞳の色は緋色っていうか…
ナギ:レインボー(笑)
ロイ:目がすごいチカチカしそう(笑)
ナギ:こっち見んな(笑)
シータ:で、ライフパスが出自「錬金術師」、お父さんとお母さんが錬金術師で、マジェラニカ出身の錬金術師なんですけど、お父さんお母さんがこっちの方に引っ越してきまして…
ナギ:サハギンだった自分を人間にしてくれたと。錬金術で(笑)
シータ:サハギンから離れろ!(笑)で、シータちゃんはこっち生まれなんで、マジェラニカのことは全然覚えてない。
ナギ:マジェラニカ語話して?
シータ:そういうのイジメって言うんだよ…言えないも~んみたいな(笑)
リーネ:何かドジっ娘らしいよね(笑)
GM:やばい。すごいイライラする…(一同笑)
リーネ:いや、いいと思います!GMに精神ダメージを与える(笑)
シータ:で、境遇は「平凡」、神の声を聞けるからって周りからは色々特別扱いされることも多かったですが、本人としては特に気にしていない。
リーネ:本人にとっては平凡なんだね。
シータ:で、目的が「奪還」。奪還なんですが、まだ何を奪還するのかは本人も気付いていませんが、大きな流れの中で何かを…
リーネ:魚の頃の身体じゃないですかねー?(笑)
ナギ:卵を奪われたんじゃないですかねー?(笑)
GM:そうですね。渦潮に呑み込まれて大きな流れの中で何かを得るだろう。
シータ:そんな物理的な話じゃない!もうちょっとぼんやりさせてよ、そこ(笑)
リーネ:ちなみに何が出来るんです?
シータ:えーとですね。完全サポートなので…
ロイ:攻撃は本当に出来ないんだ。
シータ:本当に出来ないです。
ナギ:子孫を増やします(一同笑)
シータ:補助です、完全に。防御と補助。盾張って、皆さんの能力値を上げたり下げたり。そういう感じです。ガーデナーなのでね、錬金術でお庭を作りながら皆の力を調整していきますよ。戦いやすいように。
ナギ:ガーデニングが趣味だって。
GM:頭の中、お花畑だからね(一同笑)
シータ:どういう意味だ!(笑)

その後、プレイヤーたちはリーネシータがゲッシュを伝え忘れていたことに気が付く。
リーネは《矜持の誓い》を取り、師匠からの伝統で同等と現れ、堂々と盗んで、堂々と去るという誇り高い戦いをするという。
そしてアレクサンドリネは師匠である親父に拾われた時に、胸に立派なアレクサンドライトの首飾りを持っていたという…。
(リーネ:「(GM、設定として)拾って!」)
一方、シータは《慈悲の誓い》を取り、大地母神ダナンに誓って殺生をしないキャラに。
(リーネ:直接的な描写は描かないらしいよ。プラトニックなラヴをするらしいよ(笑))

ロイ:何か…濃いな。今回も(笑)
シータ:この人間たちで組んでて濃くないはずがない(笑)
ナギ:言っとくけど濃くないよ!ロボだけど!(笑)
GM:よーし!とっとと始めていこう!



オープニング1 茶々入れはスルーすると綺麗にまとまる(道理)

同盟評議会に参加するエレウォンド王の護衛として評議会に共に参加していたロイは、評議会のエルーラン王女の処遇に関する話し合いを終え、急ぎ足で王城に戻る。
at評議会場廊下。

GM(エレウォンド):「王女の護衛は我らライン王国で選出することとなった。さて…どうしたものか。何か良いアイデアはあるか?」
ロイ:「そうですね。遺跡の街ですから、参加者は募ればいるでしょうが。まあどちらにしても大人数で行くのは危険でしょうね。」
GM(エレウォンド):「一国の王女の護衛となれば、並大抵の戦士では役不足だしな。ましてや今回の王国奪還は、後のヴァンスターとの戦いにも大きく関わってくる重要な任務となるだろう。さて…どういう精鋭を集めたものか」
ロイ:「いずれにせよ私は王の決定に従うまで。貴方のお心のままに。」
GM(エレウォンド):「そうか。ならばお前に部隊の隊長をしてもらうのが一番信頼出来るかもしれんな。お前が行ってくれるのであれば、俺としても安心だ。」
ロイ:「私に隊長を…。申し訳ありませんが、私はあまりそういった主の隊長というものは向かないように思っていますが。」
GM(エレウォンド):「まあそう思っているのはお前だけかもしれんがな。」
ロイ:何かちょっとしてやられたという感じでエレウォンドを見る(笑)
GM(エレウォンド):「まあお前が行ってくれれば、さっきも言ったように俺としても安心だ。期待しているぞ。」
ナギ:と言ってなめ回すような目線で見る(一同笑)
ロイ:「いずれにせよ、エレウォンド王の御意のままに」
GM:と言って話が終わったところで、このシーンを切らせてもらいましょう。
リーネ:よし、茶々入れなければ綺麗なシーンになるぞ。

ロイが真面目に話をしている傍ら、ずっとエレウォンド×ロイの話で盛り上がっていたプレイヤーたち。
茶々を入れなければとはよく言ったものである(笑)



オープニング2 結局は締まらないエレウォンド王

カビの生えた地下牢の中、その一つの独房の中に冷たい鎖で繋がれた美しい少女が一人。
そこにカツン、カツンと監視の者が近寄り、少女の方を見る。
「ふん、このパリス同盟中を騒がせた例の怪盗が、こんな乳くせえガキだったとはな。」
「あんな大勢で寄ってたかって一人の少女を拘束するとはな。てめえらの底も知れたってもんだぜ。」
「生言いやがって!」
激情した兵士は力任せに少女の頬へと痛烈なビンタを浴びせる。
「お前には一度男の怖さってものをわからせなきゃいけないみたいだな?」
少女を足下からなめ回すような視線で見ていた兵士に対し、少女は唾を吐き「ゲスが」と言い捨てると、そこにライン王国国王エレウォンドが姿を現わした。

ナギ:「いい加減にしたまえ。」兵士に向かってなめ回すような目で(一同笑)
シータ:一難去ってまた一難(笑)
ナギ:兵士がなめ回されるから(笑)
GM:じゃあ一応前提の文も読んでおこうかな(笑)

同盟評議会にてエルーラン王国奪還に関する決定が下った翌日。
ライン城地下牢の最奥に捕縛されているリーネのところへエレウォンドが訪ねてくる。

GM(エレウォンド):「よう。ライン城で最も堅牢な牢屋の居心地はどんなもんだ?」と超明るい調子で来ます(笑)
リーネ:「ラインの王にこんな趣味があったとはな。ほとほと呆れたぜ。それで?俺をどうしようってんだ?」
GM(エレウォンド):「そうだなー。別に俺もお前を捕らえたくて捕らえたわけじゃないんだが、盗みは犯罪だからな。まあ名目上ここに入ってもらうしかなかったというか。俺としては、お前の盗賊としての能力の高さは元冒険者として一目置いているし、それにこれくらいの牢屋でなければお前に脱獄されかねんからな。ガッハッハ。」と高らかに笑っています。
リーネ:「ふん、そこまでお見通しってわけか。それで?ここまで王様がわざわざ来たってからには何か理由があるんだろう?早く言っちまいな。」
GM(エレウォンド):「おう、察しが良いな。」と言ったところで、エレウォンドは急に真面目な顔になっています。
リーネ:オッケー、オッケー。
GM(エレウォンド):「ところでリーネよ。俺と取引する気はないか?」
リーネ:「取引、だ?」
GM(エレウォンド):「近く、我らパリス同盟国中から実力者を集め、エルーラン王女の護衛としてエルーランに向かってもらう。そこで俺はその王女の護衛にお前をどうかと考えているわけだ。」
リーネ:「ふん、それは構わねえがお前、それを俺が受けたところで脱獄するとは考えないのか?」
GM(エレウォンド):「まあお前は誇りを持って怪盗をやっていたというのは巷でも有名だからな。さすがにそこは冒険者として信頼を置いているわ。」
リーネ:「ちっ、やりづれえ奴だ。それで?詳細を聞かせてくれ。」
GM(エレウォンド):「もちろん今回は危険が伴う任務なのでな。無料(タダ)でとは言わない。この任務に成功したら、捕縛されているお前たち盗賊団の成員全てを解放してやる。」
リーネ:「何っ!?」じゃあそれに反応する。
GM(エレウォンド):「ふっ。これは一国の王として口にしているのではない。このエレウォンド、一冒険者として我が剣に誓おう。」
一同:かっこいい(笑)
リーネ:エレウォンド強いからね。本当はかっこいいんだよ?何かすごい散々雑に扱ったけど(笑)
ロイ:お前らがな(笑)
リーネ:「ちっ、断る要素はないってことか。わかった、取引しよう。」
GM(エレウォンド):「よし、これで成立だな。ほれ、牢を出ろ。」そう言ってエレウォンドは牢をガシャンと力尽くで開ける。
リーネ:おぉ、すげえ!一番堅えんじゃねえのかよ!?一気にギャグシーンになっちまった(笑)
GM:そうしてキミを外の世界へと連れ出すのだった。というところでシーンを切らせていただきます。



オープニング3 察しの良い子は嫌いじゃないですよ?(暗黒微笑)

評議会での決定が下ってから三日後。
ナギは上司であり、キミの教育係でもある魔術師カイの付添いとして、ライン王国を訪れた。
atライン王国市場。

GM(カイ):「いやはやこの街に来るのも三年ぶりですね~。なにやら皆さんバタバタとしていて、活気があってなによりですね。」と話しかけます。
ナギ:無口(一同笑)
ロイ:無視ですか~。それは寂しい~(笑)
ナギ:「あぁ、眠い…」
GM(カイ):「さて、ライン国王直々に書状をいただいて、こうしてこの国を訪れたわけですが…王女の護衛ですかー。また長旅になりそうですねー。」
ナギ:「何で僕を連れてくるかなー…。」(一同笑)
シータ:結構生意気な感じの新人なんだね(笑)
GM(カイ):「今回あなたを連れてきたのはちょっとした息抜きにどうかと思ったのですよ。」
ナギ:「いや、絶対あんた何か企んでるでしょー。」
ロイ(カイ):「いや、そんなこと♪」素敵な笑顔(一同笑)
GM:すごい黒い(笑)
シータ:さすが本物、黒さが違う(笑)
GM(カイ):「アスケンブラの宮廷の空気はあまりあなたには好ましいものではないでしょうしねー?」
リーネ:魔法が使えない奴らがゴロゴロいるからな(笑)
ナギ:「まあロボだしねー。」
シータ:あぁ、ロボってことは皆知ってんの?
リーネ:何か恐れられてるから、多分何かあるっていうのは。
ロイ:しかも魔力は強いしね。
GM(カイ):「まあ、まだ王との謁見の時間まで少しありますから、一緒にライン観光でも致しましょうか。」と言ってふらふらと。
ナギ:「あ…ちょっと用事があるんで」(一同笑)
GM(カイ):「他国に一体何の用事ですか?」
ナギ:「いやー、折角観光に来たんだから一人で散策したいでしょー。」
GM(カイ):「あまり一人にならない方がいいと思いますがねー。」
ナギ:「…一人になりたいんだけどなー」
GM(カイ):「うーん…とは言っても、私も一応あなたの保護者的な役割ですしねー。」
ナギ:「監視役、じゃなくて?」
リーネ:お、鋭いところを。いいね(笑)
GM(カイ):「まああながち間違ってもいないですかねー。まあそれがわかっているなら同行していただきましょう。」と言ってガシッと捕まえる(笑)
ロイ:わかってるなら~…ガッつって!(笑)
GM:ではそうしてズルズルと首根っこを引っ張られて市場を練り歩くところで市場を切らせていただきます。
ロイ:腹黒さは相変わらずのようだね(笑)
シータ:3年経っても相変わらず(笑)



オープニング4 天啓を授ける神様にろくなのはいない

ある日のこと。シータがいつものように教会で神への祈りを捧げていると、神の声を耳にする。
―エルーラン王国へ向かいなさい―
キミはその声のことを神官長へ話すと、神官長はエルーラン王女の王国奪還に関する一連の話を話してくれる。
atライン神殿。

リーネ:ラインの極秘情報ガバガバじゃねえか(笑)
シータ:あれじゃないの?神殿のトップだからさ。一応冒険者が集うところのトップだし。
リーネ:確かにライン神殿のトップの人ってエレウォンドと昔冒険者仲間だったはず。それで一応神の御子の言葉だから、それなら今回の件と関係があるのでしょうといった感じで神官長は話をしているのでしょう。
GM(神官長):「そうですか…。また七大神様の天啓を受けたのですね。」
リーネ:誰がいるんだろう?ダイソ〇でしょ?(一同笑)
ロイ:パ〇ソニックもいるよ?(笑)
シータ:やめろ(笑)
GM(神官長):「それならばお前は今回の旅に同行するべきなのでしょう。わかりました。私が国王への書状を書きましょう。それを持って王城へと向かいなさい?」とシータに話し掛けます。
シータ:「わ、私で大丈夫でしょうか?」
GM(神官長):「まあ貴女には神のご加護がありますし、きっと主は貴女を助けてくれますよ。」
ロイ:丸投げや(一同笑)
シータ:「はあ…では、行ってきますが…。」
GM(神官長):「シータよ。とは言うものの、おそらく危険な旅となるでしょう。しかし必ずこの教会へまた帰ってくるのですよ?」と神官長は切なそうな表情でそう告げる。
ロイ:優しい~。
リーネ:(吹き込むように)何かアイテムくれないんですの?
ロイ:(同じく吹き込むように)報酬は?
ナギ:報酬は出るんですの?
シータ:「報酬は出る…あ、え、何今の?」(一同笑)
リーネ:これが天啓?また天啓?(笑)
シータ:「え、口が勝手に…。」
GM(神官長):「ん?何かおっしゃいましたか?シータ。」
シータ:「い、いえ…」
GM(神官長):「そうですか。ではさっさと行きなさい。」
ロイ:笑顔(笑)
GM:切なそうな笑顔でそう言うのだった(笑)
シータ:「では神官長様、行ってまいります。」
GM(神官長):「気をつけてな…。」と、そう言ったところでシーンを切らせていただきましょう。



オープニング5 ヒロインの正しい登場の仕方

ライン王城謁見の間。
魔術師カイと付添いのナギがエレウォンドと面会する場面。
王の傍らにはロイが、謁見の間の柱の影にリーネがおり、話を聞いている。

GM(エレウォンド):「まずはカイ、急な呼び出しにもかかわらず、我が城に出向いてくれたことに感謝する。」
GM(カイ):「いえ、我が国が先の戦いの後にまたこうして以前のような活気を取り戻せたのもライン国王エレウォンド殿のご支援があったからこそ。此度の件、私めの力が必要とあらば微力ながらご助力致したく思っております。」
ナギ:暗黒微笑(一同笑)
ロイ:してそー(笑)
GM(エレウォンド):「そう言ってもらえるとこちらとしても助かる。今回の一件、先の戦いの立役者であるお前が出向いてくれるとなれば百人力といったものだ。しかし、出来れば他の者たちにも共に出向いて欲しかったがな…。」
リーネ:遠い目(一同笑)
GM(カイ):「そうですね…。銃騎士であるクロは現在、別の任務で国を離れておりますし、他の二人に関しては先の戦い以後、未だ手がかりとなるようなものは何も…。」
リーネ:先ほどの天啓くらいしか…(笑)
ナギ:天啓くらいしか…概念となったひより◎(笑)
シータ:そんな高次元の存在になってしまったのか(笑)
GM(エレウォンド):「しかし、あの二人がそう簡単に死ぬとは思ってはいないのだろう?」エレウォンドは不敵な笑みを浮かべて、そう言う。
GM(カイ):「それはもちろん。あの二人に関しては殺しても死にそうにはありませんから。」カイはさも当然のように述べます。
ロイ(カイ):「必ずどこかで生きています(キリッ)」
GM(エレウォンド):「ガッハッハ…!お前らの信頼関係も大したものだ!しかし、これからの戦い、これまで以上に大きなものとなるだろう。特に宿敵ヴァンスターとの戦いにおいては、少しでも戦力が欲しいところだ。どうにかそれまでにはあの二人の消息を掴めるよう、こちらも最善を尽くそう。…さて長話はここまでにして、これからお前たちに護衛してもらうことになる王女を紹介するとしよう。…アンナ王女。出てきてもらっても構わないか?」アンナが出てきます。
リーネ:そこはキラキラキラってキラキラを纏って出てくるんでしょう?(笑)
GM:何のキラキラですかね?
ナギ:ネオンです(一同笑)
リーネ:バックにエフェクトがね(笑)
ナギ:HAYAT〇みたいな感じでしょ?
シータ:眩しっ!眩しい!
GM:そこまで光んなくていいわー(笑)
ロイ:完全に降臨ですね(笑)
ナギ:もう泣かなくていいよ~♪
GM:おい(笑)泣きたいのはむしろお前だ!
GM(アンナ):「はい。…初めまして。わたくしはエルーラン王国国王エル十三世の娘、アンナと申します。此度はパリス同盟の皆々様に、エルーラン王国奪還にご助力いただけること、国を代表して心より感謝致します。エルーランまでは長い旅になると思いますが、どうぞよろしくお願い致します。」と王女は挨拶をします。
一同:おぉ~。
シータ:ちゃんとしたお姫様だ(笑)
リーネ:あのじゃじゃ馬娘がこんなおしとやかになるとはな。
GM:知り合いだったの?
リーネ:いや、昔のサンプルシナリオに出てきた時はお転婆だったんですよ。この娘。
GM(エレウォンド):「どうだ。このような美女が警護対象なら申し分ないだろう?ガッハッハ」
ナギ:「美女ねー…」
シータ:まああまり興味なさそうだよな。女に興味を靡くタイプではないな。
ロイ:何も言わない。「…。」
リーネ:そっか。あんまり何かそういうのに興味がなさそうなのと、好きな人がもういるタイプと、あと女しかいないからなー。残念だなー(笑)
GM:すると急に警鐘が鳴り響き、一人の騎士が謁見の間に飛び込んでくる。
リーネ:ウー!カンカンッ!カンカンッ!敵襲ッ!敵襲ッ!
GM(騎士):「…申し上げます!」
ロイ:「何事だ?」
GM(騎士):「王城内に侵入者です!皆様、取り急ぎご避難を!!」
GM(エレウォンド):「侵入者だと?何者だ!?」
GM(騎士):「それが詳細は未だ…ぐはっ!」
リーネ:何っ!?(笑)
GM:騎士はその場に倒れ、そこには黒マントの人物が立っている。
ロイ(カイ):「また黒マントですか」
リーネ:あれは多分目が金色に違いない(笑)

前作「クルシスの冒険」のラスボスも、初登場時は黒マントであったことからプレイヤーたちが反応を示している。
詳しくは「クルシスの冒険」を参照のこと。

GM:おーい!(笑)その人物は禍々しい気を放ち、一瞬にしてその場の空気は凍りつく。
リーネ:じゃあその間にスススッと姫さんの隣に行ってよう。
GM:おう、さすが。と、その時…!
ロイ:うん。
GM:シータが!登場します…!
リーネ:おぉ!
GM:登場の仕方は貴方に任せます!(丸投げ)
シータ:えええええ!?そんなああああ!?(一同笑)
ナギ:上から降ってくる(笑)
リーネ:上から来るぞ!気をつけろ!
GM:ステンドガラス割って入ってくるとか、そういう何か素敵な演出もありだよ(笑)
ナギ:黒マントの男の上に乗るんでしょ?(笑)
GM:それも面白い(笑)
ナギ:「到着しました♪」パッて(一同笑)
シータ:あの、ここかなって言って入った瞬間にコケて、ガーデンステッキがポロッと落ちて錬金術が発動しちゃいます、みたいな(笑)
GM:一帯お花畑になるの?(笑)
シータ:そう。一体森林が。草がブワワワッて森みたいな、庭みたいになっちゃう(笑)
リーネ:じゃあ口元をマントで隠して「何だ?新手の魔法か!?」(一同笑)
シータ:あれでしょ?だから王様とか王女様の方に黒マントがこう何かしようとしてたところに、「あっ」て言ってその間の空間にバサッて(笑)「あっ、ご、ごめんなさい!取り込み中でしたか!?」
ナギ:「ガーデニングかー」
GM(エレウォンド):「お前は教会の。一体何をしに来た?」
シータ:「え、えーと、神官長様からお話がいってると思うんですけど…。」
GM(エレウォンド):「あぁ、そういえば先ほど書状が届いていたな。ざっと目は通したが、思ったよりも遅い到着だったな。」
シータ:「す、すみません。ちょっとお城の中で迷ってしまいまして…。」
リーネ:ドジっ娘設定きたぜ。
ナギ:あざとい(笑)
GM(エレウォンド):「とりあえずそんなことはどうでもいいか。今はちょっと…時間がなさそうだしな。」そう言ってエレウォンドは敵の方に目を向ける。「お前たち、すぐに王座の裏にある隠し通路から王女を連れて逃げろ。カイ、悪いがちょっとコイツは手こずりそうだ。ちょいと手伝ってもらえるか?」と王は愛用の大剣に手を掛け、そう告げる。
GM(カイ):「わかりました。ナギ、貴方が私の代わりに彼らに力を貸してあげてください。後を頼みましたよ。」
ナギ:「貸しだからねー。」(一同笑)
ロイ(カイ):「いいでしょう。この貸し、お国に帰ってからね。」つって素敵な笑顔。
GM(カイ):そう告げると、カイはブツブツと詠唱を始めます。「竜の王よ!彼の者を焼き払え!!」
リーネ:おぉ~!ファーヴニルを詠唱した!
ロイ(カイ):「ファーヴニル!!」
シータ:3年振りのファーヴニル!
GM:轟音と共に目の前の空間が破裂する。ドーンッ!!エレウォンドとカイが同時に「さあ!行け!!」と叫ぶ。
リーネ:じゃあ姫さんの手を取ってそのまま逃げてくよ。「お前らも早くしろ。」
ナギ:直立不動で移動する(笑)
シータ:「ちょっと待ってください!何が起こってるんですかぁ?」
リーネ:じゃあそれに対して「ちっ、手の掛かる娘だなー!」って言って手を引き上げる。
ナギ:両手に花(笑)
GM:全体的に百合百合しいんだけど(笑)
リーネ:「世話の掛かる野郎だぜ」って感じでスススッと逃げて行きます。
ロイ:「…王、ご無事で。」
GM:では隠し通路から脱出したところでシーンを切らせていただきましょう。



最終更新:2017年12月30日 19:27