選択カード
CardWrthには「選択メンバ」という概念があります。これは現在選択されているキャラクターに対して、判定分岐を行ったり、効果を与えたりする便利なものです。
「選択カード」とはその効果系カード版になります。すなわち、プレイヤーや荷物袋、エネミーが所持している不定の効果系カードを選択メンバのように記憶し、操作できるようになります。
選択カードの選択の仕方
「選択メンバ」と同じく、選択カードにする方法は複数用意されています。
1.効果系カードが使用された時、自動で「選択カード」になります。
2.キーコード所持分岐でオプションを有効にして判定成功した1番目のカードが「選択カード」になります。
3.各効果系カード所持分岐で一致した1番目のカードが「選択カード」になります。
WSN4時点で、複数の一致するカードがある場合に次の候補を選択する方法はありません。
選択カードが解除されるタイミング
イベントの切れ目: 選択メンバの挙動に倣い、選択は解除される。
カードを削除した時: 対象消去に倣い、選択は解除される。
所持者を隠蔽した時: 選択メンバが解除されない事に倣い、解除されない。
選択が解除された時、使用カードが存在していれば、選択カードは使用カードに戻ります。
選択カードに対してできること
WSN4現在、「選択カード」に対してできることは以下になります。
- 選択カードの画像をメッセージで表示する
- 選択カード名をメッセージで表示する
- 選択カードを効果系カード削除コンテントで削除する
表示系
選択カードの画像をメッセージで表示する
メッセージ編集ダイアログの話者を「選択カード」に指定して下さい。
選択カードがない場合は既存の仕様通り「使用中のカード」が表示されます。
使用中のカードもない場合は何も表示されません。
選択カード名をメッセ―ジで表示する
#cを利用して下さい。
選択カードがない場合は既存の仕様通り「使用中のカード」が表示されます。
使用中のカードもない場合は何も表示されません。
選択カードをイメージセルで表示する
WSN4現在、セルでカードを表示する方法はありません。
操作系
選択カードを削除する
各効果系カードの喪失コンテントの適用範囲を「選択カード」に指定します。
コンテントに対応する「選択カード」が存在する場合、そのカードは物理的に削除されます。
この作業では、「選択カード」がプレミアカードであっても削除されるので注意が必要です。
「選択カード」のタイプがコンテントと一致していない場合、たとえば召喚獣喪失コンテントで「選択カード」に指定されているのが特殊技能カードである場合は、削除は行われません。
選択カードを指定カードと入れ替える(交換)
各効果系カードの獲得コンテントの適用範囲を「選択カード」に指定します。
削除と同様に、コンテントに対応する「選択カード」が存在する場合、そのカードは物理的に削除され、その位置に新しい効果系カードが配布されます。
「効果系カード」のタイプがコンテントと一致していない場合は処理されません。たとえば召喚獣喪失コンテントで「選択カード」に指定されているのが特殊技能カードである場合は、削除・獲得は行われません。
コモン(WSN5以降)
選択カードの属性・情報を調べる
コモンの関数を利用して選択カードのパラメータを調べることができます。
WSN5時点では、カード名、レアリティ、価格、技能レベル、残り使用回数に対応しています。
最終更新:2021年05月08日 18:07