〈殺人鬼見習い〉梅ヶ女 6-20
プロフィール
どこかから転入してきた中等部3年生。
酒瓶の色の髪、煉瓦の色の瞳。
強力過ぎる魔人能力『暗黒街』により、地縁血縁は粗方滅びたが、同時にそのような力を持った自分の天職は殺人鬼であるという考えに至る。
累計殺害人数4ケタの師匠の下で学び、梅ヶ女自身の殺害人数はあと少しで3ケタに上ろうとしている。
既存の殺人鬼と比べても並々ならぬペースでの処理が行われていると言えるが、本人は事件数ばかりを気にかけることなく、師匠の教えに従って一つ一つの殺人を人々に楽しんでもらえるように地道に研鑽を重ねている。
愛用武器のカエディブスは機構全体が骨色の完全電力駆動で静音性の高い一品もの。基本形態では短刀の刃の広さと厚さを2,3回り大きくしたような小型のチェーンソー2機だが、パーツの組み換えで槍型、盾形等に変形する。
魔人能力『暗黒街(ト・テラトーデス)』
世のあらゆる不幸、絶望、悲惨を抽出して暗黒街の形へと表象されたもの、及びその暗黒街に接触する力。
ステータス
- 攻撃力:17 防御力:0 体力:2 精神力:0 FS(一所懸命に殺るという気持ち):11
特殊能力【草昧散らし暗黒街打っ通す】
- 効果:①味方強制移動(自由方向)②通常攻撃③精神への通常攻撃
- 効果付属:凄惨な死
- 範囲+対象:①自分自身②③同マス敵1人
- 対象付属:①空撃ち可能
- 時間:①②③一瞬
- 時間付属:なし
- 制約:DP1消費
1マス移動した先、あるいはその場で通常攻撃と精神への通常攻撃を行う。敵を倒した場合凄惨な死を引き起こす。DP1を消費する。
暗黒街をショートカットして接近した敵に攻撃する。
開けっ放しの暗黒街から漏れ出た痛み苦しみ悩みは、最も濃厚な状態で吹き溜められた最深部には及ばずとも人一人を殺すには十分である。梅ヶ女のチェーンソーだけに留まらず、暗黒街の住人、禽獣、あらゆる存在格が敵へと牙を剥き、残した死体も食い散らすことでこの街は一層暗く彩られるのだ。
この能力を使用した時、独り脱け出た暗黒街の何かが、こちらの陣営からも取り返しのつかないものを奪っていく。
いつの間にか魔人女学園に転入していましたが、これまでも様々な殺人鬼が現れた学園であると分かったのでワクワクしています。
今こそ身に付けて来た力を示しましょう。
最終更新:2019年09月09日 00:24