加古川死檻
■キャラクター名:加古川死檻
■ヨミ:かこがわしおり
■性別:男
■武器:ギロチンの刃を鎖で乱暴に固定した大斧
特殊能力『報復絶倒(ポワ・ド・ジュスティス)』
殺害対象と定義づけた個人に対する絶対的斬首権。
彼が殺害対象と定義した存在からの攻撃は瞬時に再生し、逆に彼からの斬撃は対象及びそれが触れている物質の強度を無視して切り裂く。回避や逃走は可能だが、彼自身の認識が変化しない限り認定は維持される。
現在では山之端一人を殺害対象と認定しており、彼女を抹殺するためだけに駆動する。
設定
後述の過去と湧き上がる自殺衝動から精神は崩壊気味、衝動の赴くまま後先考えない短慮かつ前傾姿勢で事を起こす。また時折娘である流加(るか)へ向けたような穏やかな口調になる。
かつては『処刑人』として裏社会で名の通った殺し屋。一度斧を引きずる音が鼓膜を震わせれば、如何なる人物も恐れ戦くと評判であった。
デキ婚を期に八年前から一層仕事に気合を入れ、一児の父として家族を養ってきた。
転機となったのは去年の冬。
偶然自宅付近で裏社会絡みの抗争が勃発し、妻子が凶弾に倒れてしまう。
自身に所縁のある、しかして一切因果関係のない不幸に発狂。抗争を引き起こした両陣営を一族ごと根絶やした所で喪失感と無力感から自殺衝動が発生。それを天国で寂しい思いをしているだろう娘への義務感で無理矢理抑え込んでいる。
以降、病気がちで友達の少なかった娘が寂しくないように鏖殺へ身を投じる。
シルクハットで顔を隠した血濡れのトレンチコートに気をつけろ。如何に痩身であろうとも、枯れ落ちた三十路であろうとも、奴は血に濡れた大斧を振るい──
万物を処刑する。
山乃端一人を殺す理由
死んだ娘の友達だったらしい山乃端一人を天国へ送る。
最終更新:2022年02月06日 21:22