※注意!! このSSにおける描写は本編SSに一切合切なんの影響も及ぼさず、時間軸とかそもそもこんな出来事が本当にあったのかとかも深く考えてはいけないし、あらゆるNPCが雑に扱われてたり描写量が偏ってたりそもそも書いてなかったりする可能性が激高いしとにかくいろいろ雑だよ☆ 深く考えずに読もうね☆ ダイヤちゃんとの約束だよ☆
 あとダイヤちゃんの出番はほぼないよ☆ ダイヤちゃんファンのみんな、ごめんね☆

【次元戦隊ユニバージャVSファイ】

「ハァ……ハァ……中々やるではないかご老人!! この次元戦隊ユニバージャの無限の軍勢を退け続けるとは!!」
「ハ、赤いだけが取り柄のコスプレ野郎がいくら出てこようと、アタシの敵じゃぁないねぇ!!」

 突如として現れた赤き次元の守護者、次元戦隊ユニバージャ!! 彼らは他次元のユニバージャを次々と呼び出し、ファイと愉快な仲間たちに猛攻を仕掛けていた!! 全ては次元のゆがみを正す為に!!
 しかし対するババアことファイもまた『悪食』の魔人能力を用いて次々と無数のゾンビを出現させては突撃させ、応戦!! 個々の戦闘能力はユニバージャに軍配が上がるが、瞬間的な数の利はゾンビが勝っていた!! しかし互いに決定打は与えられず!!
 数の利を押し付け合うこの戦いは、拮抗状態となっていたのである!!

「だが、それもここまでだ……今こそオレ達の奥の手を発動する時ッ!!」
「「「「「「何ッ!!!!」」」」」」

 驚きの声を上げるファイと愉快な仲間たち(山乃端一人を含む)!! そして次元の狭間から現れたユニバージャが、ガシャンガシャンガシャンガシャンガシャンと合体!!
 現れた全てのユニバージャが1つとなり、巨大ロボ次元合体ユニバーロになったのである!!

「ふはははははっ!! どうだこれがオレ達の奥の手!! これ以上ユニバージャを出すと次元が歪むのであれだが、この形態でオレ達は勝利を収めるッ!!」
「じゃあつまりアンタは『無限の軍勢』っていう強みを捨てたって事だね?」
「……え?」

 あとはなんかもうみんなでめっちゃ袋叩きにしてロボを破壊!! この次元からユニバージャは全て消え失せたのであるッ!!!!
 完!!!!


【羽柴結斗VSクイーン】

 俺の名前は羽柴結斗。文武両道でイケメンな高校一年生にして、『怪人億面相』として裏の世界ではちょっと名の知れた窃盗のプロだ。
 だがそんなプロである俺もある日ミスを犯してしまった。シンプルかつ致命的なミス。窃盗現場の目撃だ。
 しかしすぐさま俺は自らの情報網を駆使し、目撃者が山乃端一人とかいう女だと突き止めた。
 奴は現在何度も屋レムナントとかいう、魔人の集団のアジトに隠れ潜んでいるらしい。
 俺は更に情報を集め、あの女を消すための完璧な計画を練り上げた。あの何でも屋の魔人能力も全て把握済みだ。
 まず俺は『怪人億面相』の能力を用い、ジャックとかいう男のゾンビに変身する。奴は毎日朝早くに雑誌とコーヒーを買いに出かけるらしい。その隙を狙う。
 更にその時間帯にはダイヤとかいう女は風呂場で犬を洗っているらしいし、ファイとか言う女は飯を作っているらしい。この絶好のタイミングを逃すわけにはいかない。
 残るはクイーンという女だが、一人位はごまかせるだろう。サクっと山乃端一人を殺して脱出する。

 という訳でアジトに着いたぜ。俺は何食わぬ顔でアジトに足を踏み入れる。
 よしよし、誰もいないな。あの女は何処に……。

「あら、ジャック。丁度いい所に……というか、妙に早いわね?」

 クソ。クイーンに目撃されちまった。だが俺は焦らねえ。声色は本人そのまま。口調も普段の会話も予習済みだ。
 もののついでだ。山乃端一人の居所も聞いてしまおう。

「あぁ……ちょっと財布忘れちまってな」
「あらぁ、相変わらず頭が弱いのねぇ?」
「うっせぇ。テメェも大して変わんねぇだろうが……ところで、山乃端の嬢ちゃんは」
「まあそんな事より。ちょっと頼みたい事があるのよ」
「何処に……え?」
「ほら、なんだかんだ言って本気の命の取り合いって久しぶりじゃない? 腕を鈍らせてはいないつもりだけど試し切りしたくって」
「試し、切り……?」
「あら、何も無抵抗で斬られろって言ってるわけじゃないのよ? 要は修練よ。でもお互いどれだけ微塵切りになっても復活出来るから、遠慮は要らないわよね」
「いや、ちょ、待……」
「さ、始めるわよ」
「あ、いや、ごめんなさ」
「死ねェええええええジャックウウウウ!!」
「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」

 俺は死んだ。
【股間怪人チンコンカンVSジャック】

「コカンコカーン!! コカンコカーン!! コカンコカンコカンコカンコカーーーーーン!!(気さくなあいさつ)」
「なんか俺変態の相手ばっかさせられてね?」

 ついに現れてしまった股間怪人チンコンカン!! 股間百裂撃、股間チェーンソー、股間亜空間殺法、股間エターナルブリザードなど、様々な『珍法』の奥義を駆使する股間怪人チンコンカン相手に、ジャックは投げナイフと蹴りを駆使して激闘を繰り広げていた!!

「クソ!! あの変態の股間、投げナイフを弾きやがる!!」
「コカーンカンカンカンカンカン!!(笑い声)」

 激しく薙ぎ払ったイチモツがジャックの腹を打ち、吹き飛ばされるジャック!!

「グ……ウウ、クソ……こんなのに負けたくねぇ……つーか他の奴らどこ行ったんだよ俺に任せんなよこんなの……」

 愚痴りながらも周囲を探るジャック!! 逆転の一手を探る!!

「ハ、これは……!! よし、これならもしかして……!!」

 近くの草むらの中見つけた『ソレ』を手に、股間怪人チンコンカンに駆け出すジャック!!

「コカンコカン(力を溜める声)……コカンコカーーーーーン!!(溜めた力を一気に開放する声)」

 ジャックの頭部目掛け突き出されるイチモツ!! 紙一重で避けるジャック!!
 そのまま股間怪人チンコンカンの顔(股間じゃない方)に『ソレ』を……熟女の中の熟女を更に煮詰めた様な女性が出てくる、すごくもうすごくすごいエロ本の1番えぐいページを突き付けるジャック!! 思わず凝視するチンコンカン!!

「コ……コカ……」
「今だ死ねやぁああああああああああ!!」

 数年ぶりに勃起状態が解除される股間怪人チンコンカンの股間!! 投げナイフをグッサグサ刺しまくるジャック!! 飛び散る血しぶき!! 容赦なく放たれる蹴り!!
 股間怪人の股間は破壊された!! やったね!!

【殺る犬VSポチ】

「クッ、なんという事だ……あの馬鹿そうな犬の鳴き声を聞いたファイとクイーンとダイヤと小娘がおかしくなってしまった……何故か全員ジャックを殺そうとしてるから特に問題ないが厄介な能力だ……」
「問題あるわさっさと何とかしろやポチ!! ギャアアアアア!! 痛い痛い痛い!! 腕もげた!!」

 ジャックがぐちゃぐちゃになってるが恐らく問題ないだろう。
 バカそうな犬と対峙する吾輩。バカそうな犬の全身には赤黒い何かが纏っていた。

「ほう……我の鳴き声に屈さぬとは中々見どころがある。どうだ? 我と共に殺る気を極める気はないか?」
「わけわからん事を言うな駄犬の分際で。断る」
「そうか……ならばもう一度我の鳴き声を聞かせてやろう……果たして次も耐えられ」
「螺旋地獄落とし!! 螺旋地獄落とし!! 螺旋地獄落とし!! 螺旋地獄落とし!! 螺旋地獄落とし!! 螺旋地獄落とし!! 螺旋地獄落とし!! 螺旋地獄落とし!!」
「耐えら、耐え、痛っ。耐え……おい。ちょっと待、痛ッ!! ちょ、待、痛ッ!!」

 馬鹿そうな犬が吠える前に地獄螺旋落としを超高速かつ超連続で繰り出す吾輩。
 殺る気だか何だかしらないが吾輩の石頭に勝るものはなし。吠える隙もなくボコボコにする吾輩。
 吾輩は勝った。

「おいジャック。勝ったぞ。大丈夫か」
「うぺ」

 顔のパーツの境目も分からなくなっていたが、返事はしたので多分問題ないだろう。

【岸田ゴハンVSニワトリゾンビ】

「クッ、なんという事だ……あのチョビ髭男の奏でる音楽を聴いたクイーンとダイヤと小娘がおかしくなってしまった……恐らく音楽を聴いたモノに命令を強制する能力な気がするが、多分みんな耳クソが詰まってるかなんかではっきりと聞こえなかったのだろう。その為ジャックを殺そうとしているから特に問題ないが厄介な能力だ……」
「だから問題あるっつてんだろポチィ!! あとその理屈ならなんで俺らは平気なんだよゴラァ!!」
「分からん。もっと耳クソが詰まってるのだろうか……」

 とにかくジャックがぐっちゃぐちゃになってるが恐らく問題ないだろう。
 だがそんな吾輩達の振る舞いなどを他所に、一心不乱にヴァイオリンを奏でるチョビ髭男。

「ああ! なんたる悲劇! なんたる結末! だが大いなる意志に、災厄に、運命に!! 抗う術など在りはしない!! ならば!! ならばこの私が!! せめて山乃端一人の苦痛を少しでも……ウゥ……少しでもォッ……!!」

 チョビ髭男は嗚咽を漏らしながら泣いていた。気持ち悪いなと吾輩は思った。

「少しでも苦痛と恐怖を和らげる為、私はここにいる……ッ!! さあ、これが君の人生全てに捧げる祝福の音色……!! どうか、どうか君に、君の心にッ!! 届いてほしい、どうか……!!」
「いや、無理だねそれは」

 耳クソがより多く詰まっている側の人間だったファイが、ずんと前に進み出る。

「ああ、なぜ邪魔するのかご老人よ……!! あなたなら分かるだろう!! 運命とは……」
「耳クソが詰まってるから聞こえないよ。ほら、これが海賊流のコンサートさ。せいぜい楽しみな」
「「「「「「「「コケーーーーーーーーーーッ!! コケーーーーーーーーーーーーー!! コッケーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」」」」」」」」

 突如として出現する無数のニワトリゾンビ。ファイの操作によって一斉に鳴き出すニワトリゾンビ。うるさい。ひたすらうるさい。
 ヴァイオリンの音色など一瞬にして掻き消え、徐々に正気を取り戻す耳クソそこまで詰まってない側の人間ども。
 尚、チョビ髭本人はそこまで強くなかったので、ダイヤがビンタしまくって泣かせていた。かわいそう。
 吾輩達は勝利した。いぇい。

【山乃端二人VS山乃端一人】

「あなたを殺すわ」
「そうなの? どうして?」
「あなたを愛しているから」
「わたしを愛しているとどうしてわたしを殺す事になるの?」
「知らない。でもそうなんだから仕方ないでしょ」
「そうなんだ。でも、ちょっと嫌だな」
「どうして?」
「だって、わたしはあなたを愛していないから。愛した相手を殺せてあなたは満足。でもどこの誰かもしれない奴に殺されて私は不満足。これって不公平じゃない?」
「わたし、あなたの生き別れの双子の姉妹なんだけど」
「そうなんだ。だから?」
「え?」
「わたしとあなたが生き別れの姉妹だったとして。だからなに? 生き別れの姉妹だっていう事と愛する事に何の関係があるの?」
「それは……」
「あなたは私を愛していると言ったけど。そうじゃないんじゃない? 『生き別れの姉妹なんだからきっと互いに愛し合ってるだろう。だから向こうも自分を愛しているし、自分も向こうを愛しているんだろう』って。ただの状況証拠から推測しただけじゃない?」
「…………」
「あなたは、わたしを愛してなんかいない」
「……違う」
「あなたは誰も愛してなんかいない」
「違う」
「あなたは自分の感情すら理解していない」
「違う!!」
「あなたは孤独で、その孤独を埋める術も理解していない」
「違うって言ってるでしょう!!」

 彼女は刀を抜いた。

「わたしを殺すの? どうして?」
「わたし……は……あなたを……」
「憎いって思ったんでしょ? 不快な言葉を並び立てる私の口を殺してでも塞ぎたいって。そう思ったんでしょ?」
「わたしは……わたしは……」
「それでもまだわたしを愛しているなんていうつもり?」
「ウ……ウウ……」
「わたしはあなたを愛していないし、あなたもわたしを愛していない……それが全て。そして……」

 わたしは手を銃の形にして、彼女の額に向けた。

「あなたの負けよ」

 ブスリ、と彼女の胸をクイーンの刀が背後から貫いた。彼女は驚きに目を見開いたけど、特に抵抗する素振りも見せなかった。
 クイーンは刀を引き抜き、刀を数度振るった。その多くが何故か彼女の身体をすり抜けたけど、最後は首を刈り取った。
 転がった彼女の首と目が合った。

「中々口が達者なのね、お嬢ちゃん? よく時間を稼いだわ。流石に今回は危なかった」
「あなた達の真似をしただけ」
「……彼女、あなたの知り合いだったのかしら?」
「ううん、知らない人」
「そう」






【長岡キヨシVS大体何でも屋レムナント】

「うおおおおおおおおおおおおおお!! ヤマノハヒトリコロスヤマノハヒトリコロス!! うおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
「「「「「「「ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」」」」」」

 すごい強い成人男性をすごい頑張って倒した!!!!
 めでたしめでたし!!!!


 続きは未定だよ☆ ものすっごい疲れたからないかも☆ ごめんね☆ ダイヤちゃんのかわいさに免じて許してね☆
最終更新:2022年02月28日 12:56