潮血潮(&(怪人){灰燼}ver)
■キャラクター名:潮血潮(&(怪人){灰燼}ver)
■ヨミ:ウシオ チシオ カイジンバージョン
■性別:女性
■武器:血液
特殊能力『灰かぶり姫は狂おしく舞う』
死有機物無機物問わず、触れたモノを溶解させる特殊な血液、それを粉塵や煙の様に展開し広範囲に甚大な被害を与える能力。
元々は自然発火する血液を持っていたが、とある姉妹の人体実験で肉体を弄くられた末に王水やフッ化水素酸の様な血液へと変化し、自身の能力で己すら内側から焼き溶かす苦しみを与え続ける忌々しい能力。
設定
何時ぞやのハルマゲドン終了後、裸繰埜鵺岬姉妹に拉致監禁された潮血潮は、到底普通の魔人ですら体験する事の無い凄惨な人体実験と言う名の拷問を受けた。
姉妹は潮の能力『熱血』に興味を持っていた、自然発火する血液を操る魔人、そして、その精神力の強さに好奇心を抱いた。
精神を破壊する為に肉体を切り刻み、粉砕し、肉団子の様にすり潰されて虫の息ですら、決して潮血潮の心は死ななかった。
姉妹はこれ幸いにと自分達の肉体を嫌がる潮に分け与え、無理矢理不死の肉体へ変化させた。
不死体となった潮を待ってたのは更なる地獄だった。
どんなに刻んでも、どんなに砕かれても、どんなに潰されても元に戻る肉体は姉妹の好奇心と探究心を刺激し、人体実験は苛酷な物へ進んでいた。
実験の回数が三桁を迎える頃、姉妹は潮の血液に様々な科学薬品を流し込み彼女の反応を観察していた。
その薬品の中には劇物と呼ばれる物、金をも溶かす王水やガラスをも溶かすフッ化水素酸、水分に反応し高熱を発生させる濃硫酸など。
それらが一様に潮の胎内を駆け巡り想像を絶する痛みを与えていた、身体からは煙が発生し、彼女の燃え盛る様な赤髪は次第に灰を被った様な色に変わり、流れ出る血液は真紅色から重油の様なタール色へ変貌を遂げた。
身体から発する煙が消え始め潮は近くの姿見に映る自分を見て驚愕した。
肌は色素が無くなり真っ白く、髪も灰色となり、手足の爪は拷問によりドス黒く変化していた。
異様な風貌へと変化した自身に耐えられなくなった潮の精神は遂に壊れてしまった。
悲しい筈が涙は涸れ果て、嬉しくも無いのに声高々に笑い、怒り狂う事なく破壊行為に勤しみ、楽しみなく自傷行為に没頭した。
姉妹は壊れた玩具に飽きたのか、迷う事なく彼女を地上へ解き放つが、変貌を遂げた潮を誰も受け入れる事はなく次第に『災厄』と呼ばれる存在になっていた。
その姿形から灰かぶり姫とも蔑まされてるとも・・・・・・。
変化した血液が自身の肉体を内側から溶かすが、超回復による肉体再生で死ぬ事も出来ず、生き長らに延々と溶解と再生を無限に繰り返す潮は、まるで憂さ晴らしの如く人々を灰燼に帰すのであった。
「もっとだ、もっと多く・・・」
仮面ライダージオウで言う所のanotherと思って頂けると分かり易いかと思います。
山乃端一人を殺す理由
ハルマゲドンを引き起こした存在である山乃端一人を殺す事で、裸繰埜鵺岬姉妹と会う以前に戻ろうと考えている。それが無理だと解れば憂さ晴らしで惨たらしく殺すだけ。
最終更新:2022年03月05日 12:05