最終貞淑妻ケンジ

■キャラクター名:最終貞淑妻ケンジ
■ヨミ:Final Modesty Wife Kenji
■性別:男性
■武器:愛刀「レイプ丸」
 ケンジは悪人しかレイプしない。(結果的に悪人以外を殺すことはある)。


特殊能力『わらしべワイフ』

 寝取ったり寝取られた物がパワーアップするという能力。ケンジから寝取ったり、またはケンジが寝取った物がパワーアップする。物体だけでなく人間や生物も強くなる。

 ただし発動条件として、強化対象となる人や物の所有が、「能力者本人から他者へ移動した」と認識する必要がある。
 要は自分の妻(非実在)が他人に寝取られることで妻がパワーアップするという能力。

 重度の妄想癖を持つケンジは、妻を寝とった間男が自分より甲斐性を持ち、肉体的にはもちろん、妻(非実在)の心の奥底にある不満を見抜く眼力、的確に弱点を突くコミュニケーション力、引き際を心得る抜け目のなさでも勝っていると考え、「妻は寝取られたことで、間男によって潜在能力を解放され強化されたのだ」と思い込むようになった。

 妻(非実在)が自分には見せないような表情を間男に向けたのは、決して雄としての優劣の差ではなく、所有移転に伴い、妻(非実在)自身の潜在能力が解放されたためだ、と理屈をつけようとしたのである。

 この能力原理のため、所有の移動によって人や物がパワーアップするのは最早自然の摂理に等しくなる。所有さえ移動すれば、強化対象は妻(非実在)に限られず、武器や防具などもパワーアップする。
「所有が移動すれば強化される」現象は他者の物を逆に自分が奪った場合にも当てはまる。割と使い勝手の良い能力。

 ちなみにケンジは独身であり、生まれてこのかた異性と付き合ったこともなければ、もちろん妻もいない。
 アニメや漫画も読まないし、ゲームもしないため、二次嫁がいるとかいう訳でもない。
 というか間男も架空の存在である。


設定

説明については以下のリンクもチェックしても良いかも。
https://w.atwiki.jp/dngprofile/sp/pages/32.html


 拷問用のマスクの上に般若面を被り、全裸の上からコートを羽織った巨漢の強姦殺人鬼。
 強姦同盟(リーグ・オブ・ザ・ファック)が定める【三つのレイプ】のうち【貞淑】を司る。

 早乙女ケンジ(33)。
 都内在住の商社勤務。
 妻(非実在)とアパートで二人暮らし。
 妻(非実在)に見知らぬ男(非実在)の陰がチラつくことにささやかな疑念を抱いている。
 居合道の達人で、日課は愛刀レイプ丸の手入れ。

 妻(非実在)の名前は木曽路(31)。
 貞淑かつ凛とした性格だが、実はケンジの頭の中にしか存在しない別人格。という設定のケンジの妄想。
 どちらにせよ実在しない。
 夫との生活に何一つ不満はないものの、心の奥底に破滅願望を抱えている。
 身長は186cm。体重は125kg。体脂肪率は15%を下回る。

 間男(非実在)の名前はザ・ファック(25)。
 木曽路が抱える破滅願望を見抜き、付き纏い、神出鬼没に彼を冷酷な殺戮機械へと仕立て上げようとする鬼畜男。だが彼もまたケンジの別人格に過ぎない。という設定の、やはりケンジの妄想。
 妻(非実在)が寝取られていることも知らずに、妻(非実在)を冷酷な殺戮機械に仕立て上げられているケンジのことを嘲笑っている。
 主食はささみ。ベンチプレス220kg。

 基本的な立ち回りとしては、木曽路がザ・ファックによって無理矢理殺戮本能を掻き立てられ、悪人を私的に殺戮制裁する最悪のモンスター『最終貞淑妻』の人格に変貌させられる。そしてザ・ファックが導くままに、巷で悪行を重ねる救いのない犯罪者達を犯し、殺戮し尽くすのだ。
 という筋書きでしかケンジは興奮できない。
 握力は182kg。

 なお、この行為でもケンジの認識では充分「寝取られ」にあたるため、『わらしべワイフ』の能力により最終貞淑妻の身体能力は潜在能力を解放され、さらに跳ね上がる。
 日課は筋トレ。地道な努力に勝るものはない。

 そんな彼にも悲しい過去がある。
 実はケンジはさる非合法の研究所に幼少時から囚われていた過去があり、そこで非人道的な人格改造を受けていたのだ。その代償行為として、ケンジは己の中に別人格を作り上げていたのである…というのも彼の設定。この設定に騙される人はわりと結構いる。
 しかもケンジは大卒である。
 月二で茨城の実家に帰る孝行息子。

 実際は純然たる趣味に生きる男。悪人は殺して良いと思っている。
 趣味に散財するタイプ。

 ケンジを倒すと「わらしべワイフ」の効果が発動し、超強化されたケンジが仲間になってくれるぞ。
 被害は拡大するばかりである。


山乃端一人を殺す理由

「嫌っ……!やめて、ザ・ファック!!私はもう誰も殺したくない!!ましてやなんの罪もない山乃端一人だなんて……グヘヘ……!受け入れろよ木曽路ィ!お前の本性は殺戮を欲してる。嫌……駄目!誰か私を止めて!!フォオオオオオオオーーーーッ!!」

 ケンジは窓を破り、夜の闇の中へと飛び立っていった。
最終更新:2022年03月12日 22:13