エウロペア・オルタナティブ
■キャラクター名:エウロペア・オルタナティブ
■ヨミ:エウロペア・オルタナティブ
■性別:女性
■武器:【霊剣・悲鳴号哭/ひめいごうこく】
かつて女王が振るったと言われる炎の聖剣の影法師、
周囲の人間の不安や恐怖や悲鳴など、負の感情を吸収し、冷気として放出する。
剣に突き刺された人間は立ち所に生命力までも吸い取られ、氷像となって朽ち果てる。
ある種の神造兵器であるそれは、物理的な破壊は困難であるが、直射日光に当たっている間のみ格段に刀身が脆くなる。
それは皮肉にも、本来宿していた炎の力が反転した事による物だ。
特殊能力『【この身朽ちるまで/before my body is dry】』
誓約を条件とする『不死』の能力。
今回に限っては『山乃端一人の死体を手に入れる』という命令を遂行している間に限り、『不死』であり続ける効果を持つ。
『不死』は絶命時、何度でも自身の肉体を完全回復させる。
この能力は、自身に課せられた命令や使命の無視、誓約の不履行を自覚した時解除され、発動から解除の間に受けた傷が全て復元される。
設定
猛る炎の聖剣を用いてエスカルゴ王国を統治し、伝承の中で数々の英雄譚を遺した女王と、その臣下の騎士達の物語を綴った書物『エスカルゴ王列史』
そこで語られる伝説の女王にして英雄、エウロペア・エスカルゴ陛下———
———ではない、これは存在するはずのない何か。
2020年、京都祇園祭にて限界した女王から産み落とされた存在を許されない影法師。
彼女は狂い、全てを忘却しながら『高潔なる犠牲者/
エーデルワイス』を取り巻く狂乱の東京都へ導かれていた。
「山乃端一人の死体を手に入れろ」その見えない意思だけが闇夜の中で彼女の寄る辺となる。
何も解らない。
自身の存在が、感情が、世界が、正義が。
全ては狂い、反転している。
名も無き臣民よ、彼女を知る者よ。
哀れな女王を悼み、共に哭いておくれ。
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引用元
最終更新:2022年04月02日 18:57