未来探偵紅蠍
■キャラクター名:未来探偵紅蠍
■ヨミ:アイアイ シスタ
■性別:女性(貧乳)
■武器:紅い薔薇の花束
特殊能力『蠍座の名探偵』
「物語をミステリー化」する能力。
その定められた設定に従い、惨い殺人が次々起こって皆、バタバタさくさく死ぬ。
設定
スズハラ機関より派遣されし仮面の十三人(マスケーラ・サーティーン)のひとり。
十三の殺害属性の一つ「虐殺」を司る上級戦士。
遅れてきた名探偵であり、諸悪の根源であり、
有能な転校生たちを次々に謀殺していった「転校生連続殺人事件」の真犯人。
その仕上げとして十数人の転校生を対象とした同時多発殺人を企てるが、
いかなる手違いか自ら「山乃端一人の死体を持ち帰る転校生」の役割を
割り振られ表舞台へ登場と相なった。本作の黒幕。
「ふむ、単なる手違いではないな。明確な意図をもって私を『ハメた』存在がいる。さて、どうしたものか」
本来「正式な依頼報酬」であれば死体にしなくとも持ち帰れるが
殺人発生率を増加させるため、彼女は文脈操作で、物語上
”転校生は山乃端一人を必ず死体で持ち帰らなけれないけない”
と定義付けた。
彼女が潜伏中のワールドに「認知できる」転校生が彼女以外に
存在しなかったため、物語を存続させるため、強制的にその役割を担うことになった。
発動中の能力を破棄すれば離脱することができるが、
事実上の「敗走」になるため、離脱する行為を行えない。
なお「名探偵」という概念で括られた紅蠍は死ぬことはないが、
今回の彼女は「名探偵」ではなく「山乃端一人の死体を持ち帰る転校生」
の役を担うため、当然、殺されたら死ぬ。
仕事柄、山乃端一人は間接直接問わず結構、殺害している。
――これが最後の「貼り付け」になる。
第一回東京タワー・エピローグ「interview with suzuhara」にて行われた
読者及び執筆者への思考誘導から、彼女の目的は単純な大量殺人ではなく、
今回の特殊環境を利用した「転校生システム」自体へ攻撃が目的だと推察される。
ただ変わらず殺人事件の『殺人鬼』として対応してもらって問題ない。
設定欄にそういう設定ですと書かれてしまうと彼女はそれを否定できない
これは本人が自らいったことだ。それでは健闘を祈る。
●『UNKNOWN』
彼女が潜んでいた「世界」から転校生を一斉に引き揚げることで
裏に潜む黒幕である彼女を表の物語世界へと引きづりだした人物。
「アンノウン」ということで仮称「あんちゃん」とかどうだろう?
最終更新:2022年04月02日 19:03