アットウィキロゴ
 

第一回戦第四試合 熊野ミーコ

名前 魔人能力
熊野ミーコ 隠れクマノミーコ
池松叢雲 統一躯
小宅麗智奈 リアライズフォトグラフ

採用する幕間SS
【ツモれ!!メロス】
(メロスの参戦)

試合内容

※注意
本SSには使い捨てのキャラクター、設定が多数出てまいりますが気になさいませんようお願い申し上げます




暴虐の闘牌編 三頭龍(トリプルロン)
ざわ… ざわ…

ざわ… ざわ… ざわ…

ざわ… ざわ… ざわ…

ざわ… ざわ…
 ざわ…


(なんだ?いったい、どうしてこんな事に?)

試合開始から数時間が経過している

「ハリーアッぷだねエ、メロスさン。時間切れでも待つつもりかナ?そんなのないけどサ。」
「two malt kill(ツモると切る)常識だな」
「あらあら、さっきまでの威勢は何処へ消えてしまったのかしら。」

(安牌は… 安牌はッ!!どれだ、一体どれを切れば助かるんだ!!)

焦れば焦るほど道は見えない
目の前に居る三人の頭の上には虹色のイソギンチャクが乗っている。
そしてメロスの頭の上にもッ!!

そして卓の横では大きな虹色のイソギンチャクが奇妙な漫画を読んでテケリ・リと笑っている。

狂気すら感じる光景だ。

「chalk get key dead all one rule(直撃で終わる)」
「そうですねえ。ここで振り込んじゃうと残りの生体エネルギー直取りですから。」
「所謂ハコテンってヤツだネ。クキキ…コココ…」
「その気持ち悪い笑いは何とかなりません?」
「やだなァ。様式美ってやつじゃなイ。」

「化け物め!!ゆるせぬ!!」
メロスは激怒した。

「失礼な、私達はルールに従ってプレイしております」
「me yang break Nat ked lever it cut Sam mat day war knight(見破られなければイカサマではない)」
「魔人能力アリアリの常識だよウ!!」

メロスは愚かな男であった。
あのような誘いにのこのこと乗らなければ。
これで勝てるなどと夢想しなければ。

「南無三ッ!!これでどうだ!!」
「lawn(ロン)」「ロン!!」「龍!!」

「あら?トリプル?珍しいわね」
「こんな珍しい事があるもんだねエ」
「kid say kit (奇跡)」

「おのれ、嘘吐きめ!!」

ぐにゃあ~

ああ、視界ってホントに歪むんだな

そんな事を思いながら

メロスの意識は闇へ沈んだ

そして物語は少し過去へと遡る。

To Be Continued…



悪夢の激牌編 無限牌(リアライズフォトグラフ)

「あら?あらあら?やっぱり運がいいわね。ツモ!!」

「アイエエエ!!マンズ!!マンズナンデ?」
ダイウチ=サンの絶叫がコダマした。

「ザッケンナコラー!!」「スッゾオラー!!」「イカサマダコラー!!ケジメしろオラー!!」
ダンゲロス・ヤクザクラスタのチンピラが恫喝的キョウハクを開始する。
ヤクザクラスタ・チンピラーズのイトウ=サン、タナカ=サン、ヤマモト=サンの面々である。

某月某日
女神トーナメント開催の数週間前。
希望崎学園ヤクザクラスタ 博徒モスクにおいて。
セイリュウカイとビャッコトウがシノギを賭けて麻雀勝負を行っていた。

「イカサマ?人聞きの悪い事をいうのですね、そうでしょう?灰堂さん。」
黒のジーンズと白いTシャツの上から黒のジャンパーを羽織る、腰まで伸びた炎のように煌く赤い髪を持つ少女。
小宅麗智奈。
希望崎学園写真部副部長である。
彼女は優しく微笑んで傍らに立つ男に声をかけた。
「あ、ああ。確かにイカサマの証拠がねえ。」
灰堂四空
セイリュウカイのヨウジンボウを務める学生ヤクザ界でも名の知れた男であった。

「ザッケンナコラー!!」「スッゾオラー!!」「マンズのカズがオカシイだろコラー!!」

確かに小宅のツモ牌は五枚目の五萬牌、卓上にあってはならない牌である。

「言いがかりも大概にして欲しいです。そもそもこの卓も牌もそちらが用意したものでしょう?多めの牌が混じっていたとしてもそちらの不手際です。イカサマをしようとしていたのはそちらではないのですか?」

「ザッケンナコラー!!」「スッゾオラー!!」「イイガカリだコラー!!」

「まったく下品な声ですね。灰堂さん、ヤクザクラスタの品性が疑われますよ?」

「まあまあ、姉ちゃん。そう言いないやぁ。ワシ等かてコンナモンそのまま認めたらオージョウしまっせぇ」
対戦相手のダイウチ=サンの後ろに座るでっぷりと太った男が下卑た声で割って入ってくる。
ビャッコトウ幹事長 藪蛇真次郎。
通称ブッシュスネーク=サンである。
「五枚目の牌で、ハイ上がりー言われたら麻雀にならへんさかいなぁ。どこぞから握り込んだんちゃうかと、皆言うとるワケや。」

「ソウダコラー!!」「スッゾオラー!!」「スネーク=サン バンザーイ!!」

「つまり、どうしろと?」

「ドゥへへ。まあ身体検査をさせてもらえたら、それでエエ。ナンも出てこうへんかったら問題あらへんからなあ」
ニタリと脂っこい笑みを浮かべる藪蛇(16)。一年にしてビャッコトウの幹部に成りあがっただけの事はある迫力と女性に不快感をあたえる助平根性が彼の強みであった。
彼もまた名の知れた学生ヤクザである。

「灰堂さん、これはセクハラです。」
「だが仕方ねえ。不審な勝ちを通すには道理が必要だ。」
灰堂はオトコギに生きる紳士なヨウジンボウである。
女性を辱める事を良しとはしない。
しかしヤクザのニンキョーのセカイでは避けて通れぬ事もある。
「闇の焼きそばパン(通称ヤクソバパン 本家の焼きそばパンに比べ不純物が多く トリップ後の中毒性が高く 人体への悪影響が若干大きいとされる。)のシノギはここで止めておきたい。頼む。」
「しかたありませんね。」

「ヤッターカワイイ!!」「ハダカダ!!ヨロコンデー!!」「ヨイデワ・ナイカ!!」
チンピラーズの嬌声のなか小宅は一枚、また一枚と服を脱いだ。
脱いだ服は藪蛇がねちっこく調べ回す。
とうとう小宅は全裸になった。
「カメラと写真かいな。服にも不審なとこはおまへんな。怪しいちゅうたら、このカメラと写真やが。ふーん開始前に撮っとった写真やな。ふむ、何らかの魔人能力か。でも解らへんかったら意味はあらへんなぁ」
事実ダイウチ=サンも相当の雀力をもつ魔人である。
能力によるイカサマは魔人学園に置いては両者の暗黙の合意があると言ってもいい。

「女にこれだけの事をして、それで終わりか?藪蛇の」
自分の羽織るコートを小宅にそっとかけながら灰堂はスネーク=サンを睨みつけた。

「ドゥへへ。そう睨みないなぁ。おーこわ。今日は噂の無限牌の小宅はんの裸を拝めたんで良しとしますわ。今日はワシ等の負けちゅうことで。」

「闇焼きそばパンはどうなるんです?」
小宅にとって重要なのはそれだ。
その為に灰堂と組んだのだから。

「OKOK。ワシもニンキョーに生きるヤクザ。ニンゲンバンジ・サイオー・ホースちゅうてなニゴンはあらへんのよ。まあケジメは必要やがな」
藪蛇が腰にさした手斧を手に取る。

「手前ッ!!」
灰堂が小宅を庇うように立ちふさがる。

しかし、その瞬間フットンダのはダイウチ=サンのクビネッコであった。
「グワーッ!!サヨナラ!!」
「今度はウチのザイバツギルドも世話になりたいもんやなぁ。」
そういうとチンピラーズを引き連れて藪蛇は博徒モスクを退去した。
「ゴキゲンヨ!!」「ゴキゲンヨ!!」「ゴキゲンヨ!!」

学生ヤクザをも退ける恐るべき魔人麻雀技。
無限牌(リアライズフォトグラフ)。
どんな牌でも用意できる無敵の麻雀能力。


賢明なる読者諸君にその謎は解ったであろうか。
写真に写った麻雀牌が不自然に抜けているように見える。

To Be Continued…



破滅の剛牌編 俺の名を呼べ(to me call me)

「おい、早く手牌を切れよ。親だろ?」

「そうだな、これをなんと表現すべきか…」

「ten for(天和)」

英語検定40段の完全熟達者(オーバー・アデプト)。
全ての英語者が恐れ慄く男。
池松叢雲。

今彼が麻雀を打っているのはスカルグランドクロスと呼ばれる処刑台である。

アメリカウィスコンシン州マディソン。

俗にマディソン郡の橋として知られるスカルグランドクロスは天空800mにそびえるメタセコイヤの樹上に築かれた死の雀荘である。

「ジャパニースイングリッシュ野郎が何か言い間違えたみたいだぜ?ぐへへへへ~!!ジャップは麻雀のルールも解って居ねえらしい。」
南部訛りの流暢な東北弁でカウボーイハットの男が嘲笑した。

「テンホーだと?クイーンズイングリッシュ使いの俺様にそんなハッタリが通用するとでも思ってんのか?」
美しい文法の土佐弁で口髭にモノクルの紳士が呟いた。

「ヒャッハー!!手牌がどうなってるか一枚一枚めくって確認してやるぜー。ホンモノのテンホーと同じ作りかどうかをなー」
怪しげなチャイナ風の関西弁でカンフー男が下卑た笑いを浮かべた。

しかし三者の目論みは大きく外れてしまう。
天和、手牌の時点で役が出来上がっていると言う役満であり、そうそう見られるものではない。

「く くけー。まぐれだ。そうに決まっている。」
じゃらじゃらと洗牌をしながらカウボーイは強がりを言う。
「くけけけけ。最下位脱出だな。ビギナーズラックってやつか?」
髭の紳士の眼鏡は若干のずれが見られる。
「くっくどぅーどぅるどぅー!!ここで叩き潰してヤンよ!!」
カンフー男が威嚇する。


「俺の名前を言ってみろ」
手早い動きで牌の山を積みながら池松が吠える。

「ナンデスッテ!!」

「To me call me!!」
「cock sea muss(国士無双)」
池松の気合いが爆発する。

「グワーッ!!ナムサン!!」
髭の紳士が絶叫と共に地上へ落下した。
スカルグランドクロス、入れるのは4人、出られるのは一人。
ハコテンになった者には容赦の無い死が訪れる。

「ばっ バカなァ!!」

「To me call me!!」
「dies sun gain(大三元)」

「ショッギョ・ムッジョ!!」
カンフー男も奈落へ消える。

「ひっ ひぃぃぃぃぃい」

「To me call me!!」
「Tues rent port(九蓮宝燈)」

「アンタの名前はイケマツ・ムラクモ!!アンタもすぐに同じ穴のラグーンさ」
カウボーイハットの男の負け惜しみも消える

「親の役満48000点、あの世にツケておこう。俺が死ぬときまでしっかり覚えておくんだぞ」
拘束を解かれた叢雲は悠然とウィスコンシン州を後にした。

そう裏トーナメントが近づいているのだから。

名だたる英語使いを問答無用でねじ伏せる剛腕の打牌。
To me call me
その真実を知る者は少ない。



その戦いの様子を目撃した石田歩成は後にこう語った。
「いやー、なんて言うのかな。確かに吹っ飛んだんですよ。ええ、大の男がね。」
「私も何と言いますか将棋の心得がありますでしょう?でも違いましたね。何がですって?英会話ですよ。」
「私も将棋をやるから解るんですが、人間の発音ってそうそう伸びないんです。でもあの発音の正確さはなんというか。違うんです。」
「ええ、そうです。正しい発音じゃない正確な発音。相手の鼓膜にダイレクトに響くっていうかね。離れていた場所に居る私も体が痺れました。」
「はい、そうです。対戦相手も相当の英語者だったと思いますよ?でも私も伊達に将棋をやっていませんからね、解るんです。しかし相手が悪かったですね。」
「知ってますか?英会話って人が殺せるんですよ。」

To Be Continued…



深淵の妖牌編 作品№1432 「ヰ・ソノ麻雀する」
ちゃらららっ♪
ちゃらららっ♪
ちゃらららたったった~♪
ちゃららら♪ちゃららら♪ちゃっちゃらちゃっちゃちゃ♪(サ○エさん風BGMと思いねえ)

「ヰ・ソノ君、カ○ジの映画見タ?」
「いあー♪」
「原作も面白いけれド、フジワラタツヤってのが良いよネ」
「いあいあー」
「そうそう、なんつーかフジワラタツヤになっちゃうよネ。っと必殺テケリ・リーチ!!」

紫煙漂う場末の雀荘「九頭龍」。
裏トーナメントが始まる数日前の事である。
そこで麻雀を打つのは
オレンジ色のジャージに身を包んだ少女。
熊野ミーコであった。
その傍らには虹色の大宇宙イソギンチャクのヰ・ソノ君が某麻雀漫画を読みながらテケリ・リと笑っている。

「うがー」
黒いモヤのような謎の存在ボルネオが 勘弁してくれよー といった意味合いの雄叫びを上げる。
「え“え”-?リーチなのン・カイ?ミーコ君」
サラリーマン風のふぐたん・マスォも情けない声をだした。
ちなみにマスォさんはヰ・ソノ君の義兄である。

「しかたないなぁ。安牌はこれかな?」

「ロン!!」

「え“え”-?ロンなのン・カイ?ミーコ君。だってそれチョンボじゃあないのン・カイ?」
マスォは口からチロチロと赤い触手のような舌をのぞかせて首を傾げる。
確かにミーコの河にはマスォが切ったのと同じ東があったはずである。

「あれれれれ?おかしくないン・カイ?東牌がないぞ?」

「見間違いじゃないですカ?」
「いあーいあー」

「え“え”-?しかしヰ・ソノ君。見間違いっていってももう7回目だよ?そんなことあるのン・カイ?」
やや興奮気味のマスォさんの背広ははち切れ背中から皮膜の翼が覗いている。

「うががががー!!」
ボルネオさんも若干抗議の声をあげた。

「そんなこと言っても魔人能力アリアリじゃないですカ~。見破れない方が悪いんですよウ。」

なるほどボルネオの打牌には時折黒いモヤがかかるし(ふーふー息を吹きかければ取れるが)マスォさんの手牌には妙に緑色が集まり易い(そのせいで手が見え見えではあるが)。
何らかの魔人能力が作用しているのは明らかである。

「しょうがないのン・カイ?まあ今夜はミーコ君に一杯喰わされた感じかな。ぎょげげげげ~」
ぎょろりと目玉を回転させながらマスォ笑った。

「まあ次はそのイカサマを見破ってみせるよ」
「私に勝とうと思うなラ、麻雀漫画を沢山読む事をおススメしますよウ」
「いあいあいあ~」
熊野ミーコは笑顔で一万円を受け取った。

相手に気づかれる事なく牌を操作する
ステルスミーコの正体とはッ。




マスォです。
秋も深まりかなり涼しくなってきましたが
暑さ寒さもダゴンの前には何の意味もありませんね
深淵に住む異形達の目をも欺く。
ステルスミーコとは一体どのような麻雀技なのでしょうか。
大クトゥルフの恵みがあらん事を!!

さーて来週のヰ・ソノ君は?
「マスォ 狂気の山脈」
「ボルネオ インスマウスに潜む影」
「サザエ ダイエットする」
の三本です。

それではジャンケンポンでイアイアハスター!!

To Be Continued…



始まりの神牌編 召喚者(メンツ)

「麻雀だと?」
池松が訝しげな声を上げる。
威風堂々とした英語者である彼も聊かの警戒を解いてはいない。

「麻雀といったのは一例に過ぎません。なんならポーカーでも良いでしょうし、何か他のアイデアがあるのなら…」
小宅は更に話を続けようとする。

ここは裏トーナメント一回戦会場の繁華街。
その中にあるカジノであるようだった。

転送されてきた対戦者たちが一堂に会している。
正に即座に戦えと言わんばかりの状況に口火を切ったのは小宅麗智奈であった。
戦闘以外で決着をつけないか と。

「んんーン♪確かにサ、ここで殴り合いを始めても良い訳だけれド。まあぶっちゃけ私達負け犬じゃなイ。色々な戦い方はあるにせよ。そこまで盛り上がるカっていうと微妙な所あるしサ。その提案悪くないと思うナ。」
「いあー」
熊野ミーコは相手の意見の裏も読みつつ自分の好みを伝える。
ヰ・ソノ君もそれに続く。

「war look knight(悪くない)確かに一理あるな…」
少し逡巡したのち池松も同意する。
何よりギャンブラーとしての才覚が提案に興味を持った。

「早い理解で助かります。それで?まあそこに卓が見えたので麻雀と言いましたが、カジノですからルーレットもありますしどのようなルールでも構いませんが?」
「麻雀でいいんじゃなイ?麻雀というからにはルール解ってんでしょウ?池松さんはどウ?」
「monde  dies Knight(問題ない)ルールは理解している、だがメンツが足りんぞ」

「その辺は面白そうなら主催者が用意してくれると聞いています。そうですね?窒素さん?」
小宅の呼びかけにナレーションの様な声が応える。

「そうですね、それで皆さまが同意できるのでしたら3人目をご用意致しましょう。」

「と、言う事ですが?池松さん」

「comer one(構わん)了解した 」

「んじゃさア!!麻雀って事で決まりならもう一つ捻りを加えたいんだけド」
「あら、何か面白い趣向でもあるのでしょうか」
「面白い…」

意外にノリノリの三人であった。
勿論それぞれに自信がある事は言うまでも無い。
小宅には無限牌が
池松にはTo me call meが
熊野にはステルスミーコが
麻雀の魔技を持つ3人は内心勝利を確信しルールを追加する

追加されたルールとは

1 点数=生命力
それぞれの頭に宇宙イソギンチャクを付けることで失った点数を生命力で支払う
この支払に関して公平かつ平等に行われる事を約束し
違反があった場合にペナルティを支払う

2 武力による解決を行わない
武力による解決を図った場合、トーナメントの他の参加者や主催者の用意した転校生が強制的に鎮圧を行う。
即座に失格として扱う

3 魔人能力アリアリルール
ただし、その能力を見破り麻雀を通常行う範囲で対策を主催者に要求する事が出来る。
この要求に主催者は可能な限り答える物とする

4 4人目にも勝利条件を満たした場合の勝者の扱いを認める

「といったところでしょうか?しかしイソギンチャクを頭に載せることになるとは」
少しウンザリした顔で小宅がルールを読みあげる。

「すぐ慣れるよウ。可愛いんだかラ」
「無駄口は終わりだな、4人目の登場だ」

「しかシ、別に殺さなくてモ良かったんだねエ。私達一回戦マジで殺し合いしてたの二。」
「まったく発想が野蛮だから…あら?」
「too joe(登場)、ようやく四人目のお出ましだな…」


そして 4人目 雀士メロスが現れ

物語は動き出す

凶悪な魔人麻雀。
3人の暴虐の麻雀技によってメロスが倒れた所から

物語を再開しよう

To Be Continued…



再起の勇牌編 逆転の法則

メロスは地に伏した。

「さあ、可哀想な4人目が倒れた所で続けましょうか?」

小宅は、いや池松も熊野も4人目をかませにする事で他者の麻雀技を見破ろうとしていたのだ。
図らずも共闘の形をとり、哀れな犠牲者に集中攻撃を行う。
ただし気は抜けない。
出来うる限り自信の能力を出し惜しみたい所ではある。
しかし点差がつく事は今後の展開において致命的であり、また油断しているとこちらに攻撃の矛先が向きかねない。
その葛藤がメロスに対する容赦の無い攻撃となっていたのである。

「まあ、ちょっと可哀想だったねエ」
「いあー…」

「ふ…お互いに技の間合いを測っていたのだ」

「では再開を…」

小宅がそう言った瞬間。

倒れたはずのメロスの指がピクリと動く。

「馬鹿ナ、アレで倒れないなんテ」

がばっ

「うおおおおおおおッ!!そう簡単に倒れると思うなッ!!俺は負けないッ!!何故なら俺は常に成長しているッ!!今一瞬もだ!!さっき倒れた俺よりも今の俺は強い!!そしてお前たちの様な悪逆無道の雀鬼に負けるわけにいかないんだ!!」

どこぞのボーガーの様な台詞とともにメロスは起き上がる。

「呆れた生命力ね、ちょっと意外です。」
「悪くない展開だ、面白い」
「ひゅ~ かっこいイ!!」

三者の軽い雰囲気は立ち上がった所で自分達に勝てる訳がない、もう一度叩き伏せるか、それともライバルを倒す為の踏み台に利用するか、その程度の事にしか考えていない余裕が感じられた。

「へっ!!余裕ぶっこいてられるのも今のうちだぜ!!お前達の麻雀技は全て見切った!!」

ビシィ!!っとメロスの人差指が3人に突きつけられる。

「まずは小宅麗智奈!!お前の無限牌はただの握り込みだ!!」

握り込み!!
服の袖などに牌を隠し持ておき自分の手牌と入れ替えると言う単純にして強力なイカサマである。
確かに牌が多くなるなどの現象に説明がつく!!

「ふふ、何を証拠に?なんなら今ここで服を全部脱ぎましょうか?もしそれで何も出てこなければ…」

「その必要は無い!!今までのヤツはアンタの能力を知らなかったようだが。今回は対戦相手に能力が知られているという事を解っていなかったようだな!!自分の能力が麻雀に応用できると思って思いあがったか?」

「くうッ!!」
小宅が身じろぎし

「get ten(合点)写真に写った物を具現化できる能力。確かにそれは有効だろう。」
と池松は頷く。

「対策は簡単だ!!そのカメラはしばらく預かりだ。そして主催者さんよ!!牌の色を変えてもらうぜ!!そうだな派手に黄金にしてもらおう!!」

「承知しました。用意しましょう。」
窒素の声がそれに応える。

「何処かに写真を隠し持っていても、牌の色が違えばもう使えねえな!!」

「…ふっ。やるわね。」
小宅が歯を食いしばりながらニヤリと笑う。


「そしてぇ!!池松叢雲!!テメエ積み込んでやがるなッ!!思えば簡単な事だったぜ!!『to me call me』ってのは『積み込み』って意味じゃねえか!!」

「say kind(正解)だ」

「苦悶式で英検とっておいて良かったぜ!!3級だがこんな所で役に立つとはなぁ!!テメエの能力による正確無比なツバメ返しが本質だな!!」

ツバメ返し!!
牌の山に上がり牌を積み込み。
サイコロの目すら操作して配牌時点でアガル。
天和を生み出す脅威のイカサマ技である!!

「低英語者に足元を掬われるとはな、まだまだshow gin(精進)がたりん…初心忘れるべからず!!」
ふっ と池松は自嘲じみた笑みを浮かべる

「この対策も簡単だッ!!全自動卓を使う!!てゆーか使えよ!!
何で使わねーんだよ?イカサマアリアリなんだったら先ず積み込み防止する努力をしようぜ!!」

「全自動卓、用意致しましょう」
斎藤窒素の声が応じる。

「me God(見事)だ…」
そしてハイテンションで叫ぶメロスを池松は称賛した。

「んんーン♪とすると次は私かなア」
メロスのやりとりを楽しそうに見ていたミーコの呟きを無視しメロスは追及を続ける。

「熊野ミーコ!!手前の秘密はすり替えだなッ!!」
「わオ!!ばれちゃっタ!!」
「いあいあー」
ミーコとヰ・ソノ君はビックリした様な表情を見せた。

すり替え!!
自分の手牌やツモ牌を山や河の牌と入れ替えるというイカサマである。
ドラ表示牌の入れ替えや他者にロン牌を掴ませるなど多岐にわたり応用の幅が広いが発見されずに行うのは至難であると言われる!!

「お前の能力、姿を消せると言うが、光学迷彩であるのなら体の一部だけ消す事も出来るなッ?大げさで演技めいた仕草や発言の陰に隠れてコソコソとやっていたってワケだ!!」

「ありゃりゃ~、でもそうだったとして。対策できるの?」

「フン!!大層な自信だな!!河やドラは一々記録する事だ!!当たり前だろーが、なんで命かかった麻雀で記憶だよりなんだよ!!
あと俺達に解らないように山の牌もすり替えが起こらないように監視する事は出来るなッ!!俺達に対策はできなくても主催者ならできるだろう!!全自動卓と変わりゃしねーよ!!」

「勿論、その点の監視は可能です。カジノに置いてイカサマ対策の技術は常備しております。イカサマありのルールでしたのであえて使用いたしませんでしたが。プレイヤーからの希望があれば対策を要求できるルールに従って対策を行います。」
窒素の事務的なアナウンスが流れる。

「おっとウ!!やられちゃったねエ」
「いあー」
少し残念そうなミーコとヰ・ソノ君だがまだ笑みは消えない。
それは小宅にしても同じであるし池松の表情にも自信がうかがえる。

「イカサマを封じられたってのにまだ余裕があるじゃねえか!!」

「何、雀鬼に必要なのはイカサマではないと言う事さ、それはkey hack(気迫)!!死を恐れぬ度胸」
「この程度の逆境。私のギャンブラーとしての精神を左右するものではありません。」
「麻雀漫画的にもここからが盛り上がる所じゃなイ?」

そう、彼らはギャンブラーの中のギャンブラー!!
麻雀の鬼!!
雀鬼!!
その心はまだ折れてはいないのだッ!!

その態度に

「ならばッ!!勝負だ!!」
メロスはやっぱり激怒した!!


To Be Continued…



悪逆無牌編 普通麻雀

ここからは非常に地味な麻雀勝負が行われますので音声のみでお楽しみ下さい

「うおおおおおおおおおリィィィィチッ!!」
 「見え見えの手ですね」 「フン、発音がなっていないな」
「コレでどうかナ」
 「チッ!!通しだ!!」
 「うーん、迷いますね。コレで」
「それも通し…」 「ロン!!」 「何ィ!!」
 「クッ」 「Toy Toy (トイトイ)だ、ドラ1だな」
 「やられましたね」 「他者にも気を払う事だ、でなければ生き残れない」
 「アドバイスありがとうございます」

「ポン!!」 「何ッ この時点で泣くのか?」 「更にポンです、上がりへの早道頂きます、ツモ!!」

 「ゴミ手じゃなイ?いやこれハ」
 「ドラ4!!なるほどクソだな、面白い!!」

「この流れで行けば Ryun kick(流局)か?」
 「あ、それロン!!」
「へえダマテン?」 「へっへー、ステルスミーコは伊達じゃなイ!!チートイツ!!」

「喰らいやがれッ!!三暗刻!!」
 「ぬう、ここでこの手は厳しいな」
「やりますね」 「むむむむーン」

「ロン!!リーチのミ」 「もっと高い手は出せねーのかテメエ!!」
 「あがりはあがりだよウ!!」「いあいあいあ~」

「ロン!!イーペーコードラ3!!」
 「はいはいドラゲー乙!!」

「うがー 流局!!」 「so ZOO(ソーズ)出さないのは誰だ」
 「手前こそ三萬もってんじゃねーだろうな!!」
「テンパイは私だけですね、ほら千点分の生命力およこしなさい」

「きたきたきた~!!きたんじゃなイ?ロン!!チンイツ!!」
 「え?ちょっとマジですか?あーもう!!」
「小宅さんやばいんじゃねーの?」

「今こそ英会話を解き放つ!!dies sun gain(大三元)!!」
 「げーマジかよ!!役満とかないわー」 「酷イ!!池松さん空気読んでなーイ!!」
 「きゃああああああ!!やってらんなーい!!」

「あ、小宅さん。今のデ、アウト?」 「うん…」
 「そうか残念だな。」 「まあ楽しかったぜ!!また機会があれば打とうぜ!!」
 「そうすね、まあ今日はこの辺で~ グワーッ サヨナラ」
「お疲れ様~」「じゃあね~」「ではまた」

小宅麗智奈 生命力ハコテンにてリタイア!!

「残るは三人だな!!流石に池松さんは一発がでかいが、ミーコものらりくらりと直撃を避ける鬱陶しい打ち筋だぜ!!」
「テンパイに敏感という体質 伊達ではないようだな」
「じゃあ親は私からかナ?いくよウ」

「そりゃア!!ロン!!」
 「またダマテンかよ!!」
「Jimmie(地味)効いてくる厭らしい麻雀だな」
 「褒め言葉と受け取っておこウ!!」


「よっしゃあ!!これどーよ!!ツモ!!ホンイツドラ2!!おお!!裏ドラのってドラ4じゃん!!」
 「ぬうう、裏が載るとはな」 
 「えー ドラゲーつまんなーい」



「ルィィィィィィィィィチッ!!」「品の無い発音だなLee tic(リーチ)追っかけだ」
 「ううう、どうしヨ。こんな早くリーチされたらわかんなイ」
「はっはー悩め悩め~」
 「コレで」
「通しだ」 「to sea(通し)だ」

「チィ!!流局か?」 「so no(その)ようだな」「あ、それロンだネ」
 「え?マジ?」 「うん、、マジだよウ」
 「ハイテイもつくのか。」
 「coco Murdoch(ここまでか)」
「あ?池松さん終わりなの?」「えー残念、池松さんの麻雀面白いのになア」
 「仕方あるまい、これは勝負であり、いつか勝者は決まるのだ、今日の勝者は私ではなかった。それだけの事。」
 「また今度麻雀しましょうネ?」 「そうだなー池松さんって週末とかOKな人?小宅も誘って打つのもいいかもなー」
「その時は誘ってくれ、Boo un oh in noun(武運を祈る) グワーッ サラバ!!」

池松叢雲 生命力ハコテンにてリタイア!!

「さて、残るはテメ―だけだなッ!!楽しい時間もここまでってワケだ!!」
 「へっへー、遊びの時間はここまでだア!!」


「あ、それロン!!」 「役牌トイトイかッ!!まだまだ!!」

「リーチ!!」「うーんこの辺は避けとこうかなア!!ぷひひひヒ!!」
 「なんだその笑い方!!」


「おーし、ツモ!!リャンペーコー!!」
 「あっちゃア!!そりゃ読めないワ!!」

「ほイ、ロン!!三色ね~」

「おい?」 
 「なに?」 「その読みありえねえ」
 「ンー?人一倍テンパイに敏感なメロスさんの言うこト?」
「いや、 そうだな確かに」


「言ったでしョ?遊びは終わりだっテ」
 「本気を出したって事か」
 「まー私は何時も本気だけどサ、ロン!!」
「ずっと使ってたのか?イカサマを」
 「楽しい麻雀の時は使わないよ?でもこれアリアリだかラ」

「ツモ!!チートイツ」
 「どうやらツモあがりは防げないようだな」
 「まーネ」

「でも、もう諦めたほうがいいんじゃなイ?」
 「諦める訳にはいかねえ」 「そーカ」

「ツモ!!三暗刻!!これデ」
 「そうか終わりか」


がくりとメロスは膝をついた。

「全ての牌を見通してるって感じだな…一体どうやって」
メロスは最後の力で疑問を投げかける

「そうだネ、皆もうちょっと疑った方が良かったかナ。」
「何をだ?」
「ルールを」
そう言ってミーコはメロスの頭の上の小さなイソギンチャクを取り外した。

「生命力の支払いに関してイカサマはしない。」
「そう言うルールだな、そこをすり抜けたのか?」
「違うよウ。私 宇宙イソギンチャクとおしゃべり出来るんだよウ。」
「…!!テメエ!!」
「ところでコイツは私のイソギンチャクさッ」

「熊野ミーコ貴様見ているなッ!!グワーッ!!」
最後に当然のようにメロスは激怒した。

雀士メロス 生命力ハコテンにてリタイア!!

「もうちょっと皆漫画を読むべきだよウ。ギャンブルっていったらダー○ー兄だよねエ。」
「いあーいあー」
ミーコの背後で奇妙な冒険の漫画を読み終えたヰ・ソノ君が立ち上がる。
「さて、行こうカ。今度はイカサマなしで楽しい麻雀を打とうネ。」

        /´〉,、     | ̄|rヘ
  l、 ̄ ̄了〈_ノ<_/(^ーヵ L__」L/   ∧      /~7 /)
   二コ ,|     r三'_」    r--、 (/   /二~|/_/∠/
  /__」           _,,,ニコ〈  〈〉 / ̄ 」    /^ヽ、 /〉
  '´               (__,,,-ー''    ~~ ̄  ャー-、フ /´く//>
                                `ー-、__,|     ''

無限牌 小宅麗智奈 リタイア
to me call me 池松叢雲 リタイア
怒れる男 メロス リタイア



To Be Continued…


最終更新:2011年10月28日 10:55