- (最初に) DAZ STUDIOのアンインストール、再インストール時の注意
DAZを何らかの事情でアンインストールするときは、
C:\ProgramData/DAZ 3D
C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Roaming\DAZ 3D
これらの中身を手動で削除しないと、再インストール前の環境が再構築されて挙動がおかしくなります。
- フィギュアを設置しよう
ContentLibraryタブから、DAZStudioFormats>MyDAZ3DLibrary>People>Genesis8Femaleに移動し、Genesis8 Basic Femaleをダブルクリックします。
- 服を着せよう
① ContentLibraryタブから
People>Genesis8Female>Clothing>BasicWear
に移動します
② SceneタブでGenesis8Femaleを選択状態にします
※ ビューポートで直接Genesis8Femaleをクリックして選択状態にすることもできます
※ Sceneタブが出ていない場合、タブのところで右クリックしてAddPanesからSceneを追加します
③ BasicWear01をダブルクリックします
- 髪を装着しよう
① ContentLibraryタブから
People>Genesis8Female>Hairs>ToulouseHair
に移動します
② SceneタブでGenesis8Femaleを選択状態にします
③ ToulouseHairをダブルクリックします
- ポーズをつけよう
① ContentLibraryタブから
People>Genesis8Female>Poses>BasePoses
に移動します
② SceneタブでGenesis8Femaleを選択状態にします
③ BasePoseKneelingAをダブルクリックします
- 撮影の準備をしよう
※GeForce系のグラフィックボードを積んでいることを前提にしています。
それ以外の場合はAdvancedの設定をCPUにすることでレンダリングできるはずですが、速度は大幅に低下します。
① RenderSettingsタブに移動します
② Generalから
1) ConstrainPorportionsをOnにします
2) AspectRatioをW:10、H:16にします
3) PixelSizeのWに1000を入力します(自動でHは1600になるはずです)
4) ImagePathでレンダリングを出力するフォルダを指定します
5) AutoHeadlampをWhenNoSceneLightsにします
③ Filteringを画像のように指定します
④ Environmentを次のように設定します
⑤ Advancedに移動して次のように設定します
1) EngineをNVIDIA Irayにする
2) PhotorealDevicesにグラボのみを指定する
3) InteractiveDevicesを指定する
- プレビューを確認しよう
① ViewPortの右上のアイコンで角度を変えたり、カメラ位置を移動したりします
② 描画モードをIrayに変えて大まかなプレビューを確認します
NVDIAIray … Irayによるプレビュー。とても重いのレンダリングの確認などの時に使います
Texture … 通常のプレビュー。キャラメイクやポージングの時はこちらを使います
Cartoon … アニメ風のプレビュー。DAZはアニメ風のレンダリングもできますが、通常はあまり使いません
③ 右上のRenderボタンを押してレンダリングを開始する
※レンダリングはGPUを使用して行っていますが、DAZ本体の不具合などでGPUを使わないモードになってしまうことがあります。
タスクマネージャーなどでCPU、GPUの負荷を監視して、GPUが使われていない場合にはDAZを再起動することで不具合を回避できます。
なお、フィギュアや背景を多く置いた場合もGPUのメモリ限界を超えてしまいCPUモードになります。
この場合はフィギュアの数を減らすか、グラフィックボードの性能を上げるしかありません。
グラフィックボードではメモリがかなり重視されるので、なるべくメモリを多く積んだグラフィックボードの搭載が望まれます。
筆者は現時点では4Gのメモリを積んだGeForce960を使用していますが複数キャラに背景をつけると色々と厳しい場面があります。
また、複数キャラに背景をつけた場合はDAZの動作そのものが重くなることがあります。これはPC本体のメモリを増設することで回避できます。
メモリは最低でも8G、できれば32Gは確保したいところです。