ワールドバトルロイヤル(WBR、世界乱戦闘技大会)とは、シーズン制のバトルロイヤル大会である。
事実上の世界大会であり、バトルロイヤルの中では最もハイステータスな大会とされていた。
歴史
2009年にうまかぼう氏主催のもと、第一回大会が行われた。WBRというのは当時第二回大会が行われていたWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)を意識したものと思われる。
最初は推薦枠とwiki常連作者枠、そして事前に行われた予選で高成績を叩きだした3名が出場できたが、第二回大会からは1作者2選手までの希望制となった。
第三回大会からは石坂線の鬼神氏が主催し、大会ルールの変更もありながら、2ヶ月から6ヶ月間隔で定期的に行われてきた。
第十二回以降開催がなかったものの2016年から方式を変更した新WBRが開催され、そして2017年4月、第十四回が開催されることに至った。
歴代大会の結果
第一回WBR
大会ルール
全11シーズン制。
各シーズンの各々のランキングで、1位を20点とし、以下2位が19点、3位が18点、20位が1点というポイントの付与が行われた。
なお、1選手が重複してランクインした場合は、順位が高い方を得点した。
D-BR杯?で優勝すると一律10点が加算された。
結果
順位 |
選手 |
作者 |
総得点 |
最高連勝 |
最高勝利 |
デ杯制覇 |
優勝 |
シェゾ |
アルル |
424 |
6 |
21 |
11 |
準優勝 |
朧月夜? |
うまかぼう |
323 |
5 |
13 |
6 |
3位 |
200系とき? |
ひらお |
309 |
5 |
17 |
7 |
総括
記念すべき第一回大会であったが、シェゾが2位に101点差をつける大圧勝で優勝に輝いた。
第二回WBR
大会ルール
全11シーズン制。
各シーズンの各々のランキングで、
WBRに出場している選手中で1位を15点とし、以下順位を1つ落とすごとにデクリメントされ、15位を1点とする。
なお、1選手が重複してランクインした場合は、順位が高い方を得点した。
D-BR杯?で優勝すると一律10点が加算された。
結果
順位 |
選手 |
作者 |
総得点 |
最高連勝 |
最高勝利 |
デ杯制覇 |
優勝 |
シェゾ |
アルル |
384 |
4 |
14 |
11 |
準優勝 |
Mr.killer |
https |
349 |
4 |
16 |
14 |
3位 |
サタン |
アルル |
304 |
5 |
12 |
9 |
総括
序盤ではMr.killerがトップを走っていったが、シェゾが後半から巻き返し、大会連覇を達成した。
第三回WBR
大会ルール
第二回大会に同じ。
結果
順位 |
選手 |
作者 |
総得点 |
最高連勝 |
最高勝利 |
デ杯制覇 |
優勝 |
快傑ズバット |
快傑まふっと |
365 |
4 |
14 |
16 |
準優勝 |
十六夜 咲夜 |
魔理沙 |
315 |
4 |
12 |
16 |
3位 |
サタン |
アルル |
303 |
6 |
14 |
4 |
総括
第一回、第二回覇者のシェゾが6位と低迷、優勝争いは十六夜 咲夜、快傑ズバット、リーリィ、サタンの4名という展開だった。
中でも十六夜咲夜はデ杯6連覇を達成し、シーズンでの最高得点記録となる90点をマークしたが、
快傑ズバットが安定した戦績を残し、優勝した。
第四回WBR
大会ルール
得点方式は第三回から変更はないが、これまでの11シーズンに及ぶ通常日程のあとに、多忙で登録が少ない作者向けに5シーズンの予備日程が導入された。
予備日程では、通常日程で登録のなかったシーズンを、最大5シーズン分振替することができた。
結果
順位 |
選手 |
作者 |
総得点 |
最高連勝 |
最高勝利 |
デ杯制覇 |
優勝 |
シェゾ |
アルル |
372 |
5 |
13 |
18 |
準優勝 |
黒焔 |
jix |
352 |
6 |
10 |
10 |
3位 |
レオン |
でいり~ |
261 |
6 |
13 |
9 |
総括
黒焔優勢と見られていたものの、復活を遂げたシェゾが3回目の優勝を飾った。
第五回WBR
大会ルール
結果
順位 |
選手 |
作者 |
総得点 |
最高連勝 |
最高勝利 |
デ杯制覇 |
優勝 |
サタン |
アルル |
246 |
|
|
|
準優勝 |
シェゾ |
アルル |
218 |
|
|
|
3位 |
フランドール |
魔理沙 |
163 |
|
|
|
総括
ひらお式ポイント計算を初めて採用した今大会であったが、デ杯についての得点を「シーズンにおける最大連覇数」と定義していたため、
結果として、大会新記録となる7連覇を達成したサタンが独走するという事態となった。
この影響もあり、次回大会からは「シーズンにおける総優勝数」に変更となった。
また、大会期間中にMarinonet.でbuggerによる不正多重登録が発生したため、期間が1シーズン延長となった。
第六回WBR
大会ルール
前回に続きひらお式ポイント計算を採用。
ただし、D-BR杯についての得点方式を「シーズンにおける総制覇数」に変更した。
結果
順位 |
選手 |
作者 |
総得点 |
最高連勝 |
最高勝利 |
デ杯制覇 |
優勝 |
ミズチ |
ゴム |
211 |
|
|
|
準優勝 |
朧月夜 |
うまかぼう |
163 |
|
|
|
3位 |
シェゾ |
アルル |
150 |
|
|
|
総括
過去最大となる22名の選手が参加したが、ミズチが終始トップを守り続け、初優勝を飾った。
参加選手の増加にともない、ブックフルがほぼ毎日発生するようになり、予選制の再導入が検討され始めた。
第七回WBR
大会ルール
この大会から、3つのグループに分けた予選方式が導入された。
各グループの上位3名ないし5名、計12名が決勝に進出した。
各予選ラウンドと決勝ラウンドの期間はそれぞれ3シーズンとされた。
結果
順位 |
選手 |
作者 |
総得点 |
最高連勝 |
最高勝利 |
デ杯制覇 |
優勝 |
シェゾ |
アルル |
62 |
|
|
|
準優勝 |
ミズチ |
ゴム |
59 |
|
|
|
3位 |
SOS団 |
快傑まふっと |
56 |
|
|
|
総括
予選A組では朧月夜が1位で通過し、予選B組では
オスパー?が通常戦で24勝をマークするなどでダントツ1位で通過し、
予選C組では、シェゾ、ノエル、SOS団が3ポイント差の中でひしめく結果となった。
決勝ではオスパーが最初のシーズンで無得点を記録し、早くも優勝争いから脱落した。
ミズチが大会連覇の様相と見られていたが、最後にシェゾが逆転し、通算4回目の優勝を飾った。
第八回WBR
大会ルール
第七回から変更なし。
結果
順位 |
選手 |
作者 |
総得点 |
最高連勝 |
最高勝利 |
デ杯制覇 |
優勝 |
若き日の軍曹 |
サンダース |
77 |
|
|
|
準優勝 |
エイト |
石坂線の鬼神 |
72 |
|
|
|
3位 |
バオー |
快傑まふっと |
71 |
|
|
|
総括
若き日の軍曹が、純版権以外の選手では初の優勝を飾った。
第九回WBR
大会ルール
前回から変更なし。
結果
順位 |
選手 |
作者 |
総得点 |
最高連勝 |
最高勝利 |
デ杯制覇 |
優勝 |
岸辺露伴 |
快傑まふっと |
55 |
|
|
|
準優勝 |
シェゾ |
アルル |
51 |
|
|
|
3位 |
イカ娘 |
銀髪猫74 |
49 |
|
|
|
総括
優勝争いは予選A組1位のレナード・マクラーレン、B組1位のガラハド、そしてC組1位のエイトが優勢とみられていたが、
レナード以外は総崩れし、結果としてはC組2位の岸辺露伴が優勝となった。
第十回WBR
大会ルール
前回から変更なし。
ただし、選手数が定員に達したため、前回大会の成績による絞込が行われた。
結果
順位 |
選手 |
作者 |
総得点 |
最高連勝 |
最高勝利 |
デ杯制覇 |
優勝 |
ニセマリオ |
快斗 |
64 |
|
|
|
準優勝 |
シェゾ |
アルル |
40 |
|
|
|
準優勝 |
サタン |
アルル |
40 |
|
|
|
総括
予選では出場外の選手がシーズンでランキング1位を取る事態が続発し、
各グループの平均得点も予選制が導入されて以降では最低水準となった。
また、作者間のトラブルにより、3名もの選手が途中で棄権する事態となった。
それらのこともあり、この大会は「史上最悪の大会」とまで呼ばれている。
女性陣の成績も壊滅的で、決勝に進めたのは9名中わずか1名、
しかもその唯一の女性選手であったクロ・ニャーは決勝で無得点に終わった。
「世界一のバトロイファイターを決める大会」とされていたWBRであったが、
出場外の選手ばかりが好成績を記録することから、その存在意義が問われ、
この大会をもって、約1年の間、開催されないこととなった。
第十一回WBR
大会方式
この大会に限り銀髪猫74氏の主催。
予選方式、得点方式については変更せず。
ただし、定員を27人に拡張。(決勝進出ラインは据え置き)
結果
順位 |
選手 |
作者 |
総得点 |
最高連勝 |
最高勝利 |
デ杯制覇 |
優勝 |
アレックス |
むしろ |
69 |
|
|
|
準優勝 |
ブロリー(EDF) |
明日パラガス |
67 |
|
|
|
3位 |
ノエル |
幽胡蝶 |
57 |
|
|
|
総括
定員については、当初第十回と同じ方式で絞込を行うべきであるという案が出たが、
主催者である74氏はアルル氏を中心に削減すべきという案を出したため、議論が紛糾し、
結局27名に拡張という特別措置が取られた。
大会では、アレックスが予選決勝ともに独走を見せ、初優勝。
むしろ氏陣営としては、第六回のミズチ以来5大会ぶりの優勝となった。
第十二回WBR
大会ルール
この大会より開催場所を
スーパーバトルロイヤル?に変更。
予選方式については当初、前回と同じ3グループ予選制3シーズン方式の予定であったが、
参加選手数が少なかったため、2グループ予選制4シーズン方式へと変更となった。
結果
順位 |
選手 |
作者 |
総得点 |
最高連勝 |
最高勝利 |
デ杯制覇 |
優勝 |
スプラ |
明日パラガス |
137 |
6 |
19 |
16 |
準優勝 |
ぐみ |
くくる |
107 |
5 |
14 |
14 |
3位 |
曺同虎 |
龍徳 |
97 |
7 |
20 |
11 |
総括
初のスーパーバトルロイヤルでの開催となったが、参加者が集まらなかったので、広報について見直すべきである。
また、直前に主催者と一部作者との揉め事があったため、出場辞退が発生した。
大会では、スプラが女性初、オリキャラ初の優勝を飾った。
第十三回WBR
大会ルール
3グループ予選制3シーズン方式で開催。
1作者2選手に加えて、特別推薦制により、一部作者ではあるが最大3選手の登録枠を付与された。
結果
順位 |
選手 |
作者 |
総得点 |
最高連勝 |
最高勝利 |
デ杯制覇 |
優勝 |
十六夜咲夜 |
ウッ |
95 |
9 |
15 |
13 |
準優勝 |
鎖反火村 |
ウッ |
79 |
6 |
17 |
13 |
3位 |
スプラ |
明日パラガス |
69 |
4 |
15 |
9 |
総括
特別推薦で選ばれた十六夜咲夜が優勝を飾った。
第十四回WBR
大会ルール
2グループ予選制予選3シーズン決勝4シーズンで開催。
1作者2選手によって行われた。
最終更新:2017年07月09日 22:47