柑橘軍のWBR奮闘記 > 第十四回WBR編第二章 ~Energy Vampire Killer~

【時を操る卵産み女が吸気鬼狩りの一環としてあの吸血鬼と対決を始めるようです】
(BGM:Vampire Killer by 悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲)
稲美時代
「さてと、次は私の出番ね……ん?」
ニコラエ・ドラクレア
「フハハハハハ!!こんなところで一体何をしようとするつもりだ?まさか時間を使って若返りたいとでも?」
稲美時代
「いえ、別に私は今大会の準備をし終えただけなんだけど……」
ニコラエ・ドラクレア
「そうか……。ところでお前は確か俺が吸気鬼の一種であることも知っているよな?」
稲美時代
「うん、その通りよ。まあそもそも私が吸気鬼の実態調査を行っているのはストロンティアの歴史と深く関わりを持った存在であることも大きいけどね」
ニコラエ・ドラクレア
「なるほどな……。どうりで俺のことをよく理解している訳だ」
稲美時代
「……で、ちょっと一言聞きたいのですけど、貴方はここまで来て一体何をする気ですか?」
ニコラエ・ドラクレア
「ほう、要は俺がお前のとこに来た目的が知りたいって?そりゃ新たなる怪物の誕生を目論んでお前の卵を横取りしに来たに決まってんだろ!!
……まあ実際のところは自分だけの魔法国家を建てる為にロクサーナの命を吸い上げようとしたらイルマリに計画を邪魔されたので
仕方なくそっちの計画は諦めて、代わりに怪物誕生を目的にお前の卵を横取りする計画を再開するようにシフトしただけなんだけどな……」

稲美時代
「うむ……、まあ要約すると貴方もルシフェルとかと同じく大会の妨害係を担当しているのね……。
でもそれって大会参加者達はおろか魔理野を利用している人全員を敵に回すことにならないのかな?」

ニコラエ・ドラクレア
「ああ、勿論それも承知の上で妨害を行っているんだがな」
稲美時代
「やっぱりそうだと思ったわ……。さて、せっかく貴方も魔理野に来ていることだし、いっそ吸気鬼狩りの一環も兼ねて頑張ってみるとするか!」
ニコラエ・ドラクレア
「ふむ、やっとこの俺と戦う気になったか……。まあこっちは宇宙人が相手だろうが何だろうが、一切手加減無しでねじ伏せてやるからな!!」

 

by柑橘類の人

 

【予選B組一週目終了時点での現在の得点】

集計対象D-BR杯:第21435回~第21448回

順位 選手名 作者 連勝 勝利 D-BR杯 獲得 累計 累計
(前シーズン)
1 連装砲ちゃん 鮫擬き 3 7 2 23 23  
2 小鳥遊のぞみ 七瀬ささな 5 11   21 21  
3 稲美時代 柑橘類の人 4 7   15 15  
4 サティアナ くくる 3 7   13 13  
5 島達也 ゆうえすあい   8   8 8  
6 アレックス Initial-G   7   7 7  
7 なぐさめ しすい 3     6 6  
8 海城守 龍徳     1 5 5  
9 ピット 明日パラガス            
9 常葉 サイファー            
9 能天使カマエル 放浪の天使            
9 サーバルちゃん かばんちゃん            
※参考 ニコラエ・ドラクレア 柑橘類の人            

ニコラエ・ドラクレア
「ふむ、今のところあっちはそこそこの成績は出せているのに対し、肝心の俺はまたしても無得点で序盤を終えたか……。
まっ、とにかくこれからあの魔女さんの時と同じ要領で一気に追い上げを図ってやると……」

稲美時代
「あっ、ただ今私は二週目に入った直後に予選4連勝10勝&デ杯制覇という好成績を叩き出しましたよ?」
ニコラエ・ドラクレア
「なっ、何だと……!?」
稲美時代
「まあ、そうは言ってもまだ二週目に入ったばかりだからここから先が本番なんだけどね」
ニコラエ・ドラクレア
「フン、これ以上俺が劣勢に立たされてたまるもんか!!」

 

by柑橘類の人

 

【その後ニコラエも予選B組開始以来初のデ杯に挑戦するも……】
ネイビー
「とーぅ!」
アイリーゼ
「此処までかぁ…。もうちょっと行けたと思ったのに…。」

フィロン
「うろちょろと、目障りだな……」
ニコラエ・ドラクレア
「ぐぬぬ……」
ネイビー
「はっいけないですぅ!バイトに遅れちゃうですぅ~~!」
フィロン
トーシロ共が。雁首そろえて喚きやがって
ニコラエ・ドラクレア
ぐぅ、由緒正しい魔界の貴族であるこの俺をトーシロ呼ばわりするな!!
稲美時代
「何言い訳してるの?どんな貴族だって統治力を失ったらトーシロ同然だということも知らないのかな?」
ニコラエ・ドラクレア
しっ、それ言っちゃあおしまいだろ、この卵産みババアがッ!!」
稲美時代
「卵産みババアって……、貴族だったら上辺でもいいから
せめて気品のある態度を示した方がいいんじゃないの?」

ニコラエ・ドラクレア
「あ?さっき俺のことを思いっきりバカにしていたのに、
その後になっていきなり貴族ならではの気品ある態度を示せだと!?
フン、宇宙人の癖に随分とめんどくさい注文をしやがる……」


 

by柑橘類の人

 

【予選B組二週目終了時点での現在の得点】

集計対象D-BR杯:第21449回~第21464回

順位 選手名 作者 連勝 勝利 D-BR杯 獲得 累計 累計
(前シーズン)
1 連装砲ちゃん 鮫擬き 3 9 2 25 48 23
2 稲美時代 柑橘類の人 4 11 1 24 39 15
3 海城守 龍徳 5 9   19 24 5
4 小鳥遊のぞみ 七瀬ささな         21 21
5 サーバルちゃん かばんちゃん 5 8   18 18  
6 島達也 ゆうえすあい 4     8 16 8
7 アレックス Initial-G   8   8 15 7
7 常葉 サイファー 3 9   15 15  
9 サティアナ くくる         13 13
10 なぐさめ しすい         6 6
11 ピット 明日パラガス            
11 能天使カマエル 放浪の天使            
※参考 ニコラエ・ドラクレア 柑橘類の人            

ニコラエ・ドラクレア
ちくしょう、フィロンの奴め……。よくも挑戦者達をこぞってトーシロ呼ばわりしやがって……!!
稲美時代
「何を悔しそうに愚痴をこぼしてどうするの?それに貴方はこの前のデ杯でも同じことをされたばかりなんでしょ?」 
ニコラエ・ドラクレア
「そんな些細なこと等どうでもいい!!今は2シーズン連続で無得点という現実を見て焦っている最中なんだよ!!」
稲美時代
「ああ、そうだったね。いくら貴方が妨害者だとは言え、いい成績を残すのに必死なのは変わらないんだよね……。
まっ、どうせ今更貴方が遅れを取り返そうとしても、私が今まで残した成績の前では時間の無駄なんでしょうけど」

ニコラエ・ドラクレア
「くっ、流石は吸気鬼の実態調査を行っている異星人だけに、この前の予選で出オチに終わった
あの魔女さんよりもヴァンパイアハンターを名乗るのに相応しい実力を持っているようだな……。
だが俺は決して諦めぬ!!これからおそらくお前が参加するであろう決勝では今まで自ら隠し持っていた
切り札を使って、再びお前を脅かす存在になって見せてやる!!このこと、よく覚えておいた方がいいぞ……」
(※その後ニコラエは即座に遥か彼方へ飛び立っていった)

稲美時代
「うーん……、しかしそれにしてもあの吸血鬼さんは全く懲りもしないで色々悪事を働きたがるのね……」
 

by柑橘類の人

 

【その後予選も終盤に入って半ばヤケ気味になっていたニコラエさんでしたが……】
ニコラエ・ドラクレア
ちっ、やっとフィロンさんが王座を譲ってくれたと思って喜んだ矢先がこれかよ……
稲美時代
「あの……、いつまで貴方はフィロンさんの話を引き出るつもりですか?
そんなしょうもないことばっかりするからろくに成績も残せないでしょうに……」

ニコラエ・ドラクレア
「しっ、これ以上俺のプライドを傷付けるようなことを言うな!!」
 

by柑橘類の人

 

【とうとうニコラエが人の命を吸い上げるだけでは満足できないと感じたようです】
鈴仙・優曇華院・イナバ
「さあ、大人しくその都市伝説を手放しなさい」
連装砲ちゃん
「[>△<]」
純狐
「見せよ!命を賭した地上人の可能性を!」
鈴仙・優曇華院・イナバ
「ただこれだけは言える!純狐は狂気のままだ!」
稲美時代
ああ、要は純狐さんの純化能力は狂気の源だってことね……。まあ分かったわ
純狐
「くっ……、ひとまず私の負けを認めよう……」
ニコラエ・ドラクレア
「純狐の純化能力か……。まあどうせならその力を俺に与えて欲しいものだ……。」
稲美時代
「いや、貴方が純化したらますます吸い上げられる命が増えるだけだと思いますが……」
ニコラエ・ドラクレア
「しっ、これ以上俺の話に首を突っ込むな!!」
 

by柑橘類の人

 

予選B組最終結果】
集計対象D-BR杯第21465回~第21476回

順位 選手名 作者 連勝 勝利 D-BR杯 獲得 累計 累計
(前シーズン)
1 稲美時代 柑橘類の人 5 12 1 27 66 39
2 連装砲ちゃん 鮫擬き   7 2 17 65 48
3 小鳥遊のぞみ 七瀬ささな 3 14   20 41 21
4 島達也 ゆうえすあい 5 9   19 35 16
5 アレックス Initial-G 3 9   15 30 15
6 能天使カマエル 放浪の天使 5 8 2 28 28  
7 海城守 龍徳         24 24
8 サティアナ くくる 3     6 19 13
9 サーバルちゃん かばんちゃん         18 18
10 常葉 サイファー         15 15
11 なぐさめ しすい         6 6
12 ピット 明日パラガス            
※参考 ニコラエ・ドラクレア 柑橘類の人            

ニコラエ・ドラクレア
「くっ、結局最後まであの卵産みババアには到底太刀打ちできなかったか……。こうなったら奥の手を使ってやる!!」
(ここでニコラエが変化の杖を振りかざして悍ましい姿をしたドラゴンへと変身)

ニコラエ・ドラクレア
「フッ、卵産みババアの奴め……、必ず今までの借りを返してやる……!!」

by柑橘類の人
 

最終更新:2017年05月11日 17:46