※このエピソードはトレイラーであり、本編にこのトレイラーで使用された台詞が出てくる保障は有りません。
「ああ、あの戦いか？ソレは酷い戦いだったよ…異星人が手を差し伸べたせいでルーマニアはめちゃくちゃになった。あいつらのおかげで反政府運動が激化し、ついには反政府活動組織を吸収した異星人どもによる侵略にまで発展したからだ…おかげでEUは英国の離脱という難局を乗り切る大義名分を得たが、ソレは結果論だ…何が「｢第四のローマ｣を建国する為の大義名分」だEUは血眼になってあの異星人どもの巣穴に報復のための大規模軍事侵攻を行うための算段を整えてるんだからな…それにだ、中にはあいつらを地球から追い出すために…人知れず戦ってる奴らもいるんだ、俺達みたいにな。」
『コマンダー、緊急事態だ。「ニュールーマニア帝国」が異星人の隠れ蓑という情報を入手した。情報の真偽を確かめるべく現地へ部隊を派遣してくれ。これが我々の初めての実戦だ』
「了解、EZDPAF実働部隊、出撃せよ！」
人知れず戦う者達がいる。
「こちらストライクス戦隊旗艦、マクロス・ストライクス。艦長のアマヅキだ。これよりストライクス戦隊はルーマニア軍の支援活動を開始する。」
「了解、こっちは手が足りない。支援感謝する。」
「野郎共！EU軍が来るまでウチらでルーマニア軍を支えるんだぞ！各員作戦開始だ！」
それは大義のためか、仁義のためか
「ラパウディア艦隊はウクライナ方面より「ニュールーマニア帝国」への攻撃を開始する！各員戦闘配置！」
「司令！ウクライナより「義勇兵」がこちらに合流するそうです！」
「………ﾊｧ…」
もしくは…名誉とカネのためか
「異星人共があんなことをしなければ、こんなことにはならなかった！」
「異星人を地球から追い出せ！」
「あいつらの巣穴を叩くんだ！探せ！」
『次のニュースです。EU加盟国の世論は「ニュールーマニア帝国」及び拠点となっているルーマニア国内にある柑橘軍の拠点への報復を求める声が多数上がっており…』
「所詮、あの異星人共は身を持って知っただろうよ…「しょせん自分達は国家の、そして国家同士の共同体の団結のための、敵でしかない」と」
これはルーマニアで起きた、ニュールーマニア帝国による侵攻の…真実の記録である。
「エピソード「ルーマニアは燃えているか」」 超絶不定期更新でお送りします。
「…………大丈夫なのか？これ…」
「大丈夫じゃない、大問題だ(鈍筆的な意味で)」
最終更新：2018年11月17日 15:03
