概要
「心ノ臓、止メテクレル…!!」
「ストリートファイターZERO」シリーズから登場するリュウの隠しキャラ及びボス仕様である。後の格ゲー界のEXキャラクターの先駆けともいえる存在である。元は海外版の隠しキャラクター『Evil Ryu』として開発されたものを、原作が逆輸入する形で取り込んで誕生したキャラクター(そのため、英語表記はEvil Ryu)で、日本国内では主に殺意リュウという略称で呼ばれている。
リュウの師匠である剛拳の弟、豪鬼が会得した殺意の波動にリュウも感化され、ダークサイドに堕ちたかの様な雰囲気になり、使用する技も豪鬼に近い物になっている。
この設定が、のちのリュウのストーリーに深くかかわることとなり、それまで完璧超人扱いだったリュウの在り方を変えることにも繋がった。
元々リュウは殺意の波動を秘めていたが、第1作目にサガットを倒す際に昇龍拳を放ち、「格闘家としての死ではなく人間としての生を選んだ」ことが殺意の波動に目覚める要因となり、以降は「真の格闘家」を目指すだけでなく、その克服を模索する目的も兼ねて修行していた。
謂わば克服に至らなかったIFの姿である殺意リュウは、ゲーム内のほとんどにおいては徐々に本来の人格を失っていき、最終的に殺意の波動に完全に魅入られる結末を迎えるが、「ストリートファイターEX plus“α”」などの一部ゲーム作品では正気を取り戻す事もある。
性格・言動ともに本来のリュウとは異なり、『戦い=殺し合い』といった指向や、言葉遣い、体や道着も黒くなる、相手を倒すと背中に【滅】の字が表れるなど、豪鬼のそれとほぼ同様のものとなっている。豪鬼と同様、殺意の波動の影響からか攻撃力が大幅にアップしているが、反面防御面で弱体化している為意外と打たれ弱い点には注意。
なお、繰り返すが殺意リュウはIF設定のキャラであり、正史においてリュウが殺意の波動に目覚めたことは一度もない。
ステータス
23:42:24:11
セリフ
攻撃:この力ですべてを滅し尽くしてくれる…!(灼熱波動拳を%tekiに向けて撃つ)
回避:ぬるい…!(阿修羅閃空でかわす)
被弾:この俺を止められるものなら止めてみろ…!
会心:心ノ臓、止メテクレル…滅・殺!!(%tekiに瞬獄殺を仕掛ける)
勝利:滅殺!弱い…弱すぎる!この程度では俺の飢えを満たせん!我が名はリュウ…殺意の波動に目覚めし者!
敗北:オレハ・・・・オレハ殺人衝動ヲ望ンダノカ?
逃走:熱イゾ!殺意ガ体中ヲ這イ回ル!
バトル前:この波動が俺に力を与える…真の力を!貴様の血潮、枯らしてくれる!
作者のコメント
たかしリュウはもともと好きだったんですが、作者は闇落ちキャラが好きな人なのでいつかは出してみたかった。
通常攻撃はリュウが波動拳寄り、ケンが昇龍拳寄りとなっているため波動拳にしました。
豪鬼はいるのに何でこの人カオスバトルに居ないのか不思議です、出してよ…。
最終更新:2024年03月07日 12:26